JP2009078900A - エレベータ地震感知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本震後に発生する余震によるエレベータの各機器への影響を少なくすることができるエレベータ地震感知装置の提供。
【解決手段】地震感知器8は、X軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度を検出する三軸加速度計から成り、この三軸加速度計が検出した加速度を所定時間毎の加速度値に変換して出力する制御演算装置11Aと、エレベータに地震管制運転を行なわせる少なくともX軸、Y軸の動作加速度値に相応する設定値を記憶する記憶装置15と、制御演算装置11Aから出力される加速度値と記憶装置15に記憶された設定値との大小関係に応じて地震管制運転を選択的に指令する制御装置14とを備えるとともに、この制御装置14が、地震管制運転がX軸、Y軸が含まれる横軸の動作加速度値に応じて行なわれた後、横軸の動作加速度値に相応する設定値を下げる処理を行なう余震対応設定切替え手段を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定以上の揺れで作動する地震感知器を備えたエレベータ地震感知装置に関する。
従来のエレベータの地震感知装置に備えられる地震感知器は、地震で感知した振動を2段階に分けて検知しており、感知した振動が低設定値と高設定値の間であればエレベータを最寄階へ停止させる地震管制運転が実行され、その後、設定した時間内に高設定値を超える振動が伝播してこなければ、エレベータを自動的に平常運転に戻す制御を行なう。また、検知した振動が高設定値を超えた場合には、エレベータを休止状態に停止させ、保守員がエレベータ機器に損傷がないかどうかを点検した後、手動で地震感知器をリセットするまでエレベータの休止状態を保持するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−79595号公報
従来技術は、上述のように地震の振動が地震感知器の高設定値を超えた場合、エレベータを休止状態に保持する地震管制運転を行ない、エレベータの保守員が点検に赴いてエレベータの各機器に損傷がないことを確認した後、手動で地震感知器をリセットしてエレベータを平常運転に戻すようにしている。しかしながら、本震でエレベータの異常は発生しなかったが、本震よりも揺れの小さい余震に際して、本震の影響を受けているエレベータに異常が発生する場合があり、従来技術では地震感知器の高設定値が固定値となっているためにこのような状況に対応できず、これに伴ってエレベータの各機器に被害を受け、エレベータの復旧に時間がかかることがあった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、本震後に発生する余震によるエレベータの各機器への影響を少なくすることができるエレベータ地震感知装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、建物に設置され、所定以上の揺れで作動する地震感知器と、この地震感知器の作動によって、エレベータに所定の地震管制運転を実施させるエレベータ地震感知装置において、上記地震感知器は、X軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度を検出する三軸加速度計から成り、上記三軸加速度計が検出した加速度を所定時間毎の加速度値に変換して出力する演算装置と、上記建物の上記エレベータに上記地震管制運転を行なわせる少なくともX軸、Y軸の動作加速度値に相応する設定値を記憶する記憶装置と、上記演算装置から出力される加速度値と上記記憶装置に記憶された設定値との大小関係を比較し、比較結果に応じて地震管制運転を選択的に指令する制御装置とを備えるとともに、上記地震管制運転が上記X軸、上記Y軸が含まれる横軸の動作加速度値に応じて行なわれた後、上記横軸の動作加速度値に相応する上記記憶装置に記憶されている設定値をそれまでよりも下げる処理を行なう余震対応設定切替え手段を備えた構成にしてある。
このように構成した本発明は、本震が発生して地震管制運転が行なわれ、エレベータが休止状態となると、余震対応設定切替え手段によって横軸の動作加速度値に相応する設定値を下げる処理が行なわれるので、本震よりも揺れの小さい余震に際しても、地震管制運転を行なわせてエレベータを休止状態とすることができる。これにより、本震後に発生する余震によるエレベータの各機器への影響を少なくすることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記制御装置が、上記余震対応設定切替え手段を含むとともに、この制御装置が、上記横軸の動作加速度値による上記地震管制運転の作動から所定時間後、上記エレベータに遠隔的に接続される管制センタからの指令信号、及びエレベータ制御装置に着脱自在に接続される携帯端末装置からの指令信号の少なくとも一方の指令信号に基づいて、上記余震対応設定切替え手段で切替えられた上記設定値を元の設定値に戻す処理を行なうことを特徴としている。
本発明は、X軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度を検出する三軸加速度計から成る地震感知器と、三軸加速度計が検出した加速度を所定時間毎の加速度値に変換して出力する演算装置と、建物のエレベータに地震管制運転を行なわせる少なくともX軸、Y軸の動作加速度値に相応する設定値を記憶させる記憶装置と、演算装置から出力される加速度値と記憶装置に記憶された設定値との大小関係を比較し、比較結果に応じて地震管制運転を選択的に指令する制御装置とを備えるとともに、地震管制運転がX軸、Y軸が含まれる横軸の動作加速度値に応じて行なわれた後、横軸の動作加速度値に相応する記憶装置に記憶されている設定値をそれまでよりも下げる処理を行なう余震対応設定切替え手段を備えたことから、本震後に発生する余震によるエレベータ機器への影響を少なくすることができ、これによりエレベータ機器の受ける被害を少なくし、エレベータの復旧までの時間を従来よりも短くすることができる。
以下,本発明に係るエレベータ地震感知装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータ地震感知装置の一実施形態を示す要部ブロック図、図2は本実施形態に備えられる三軸加速度計を示すブロック図、図3は本実施形態の動作を示すフローチャートである。
エレベータ装置は図1に示すように、エレベータ制御装置1の指令によって図示しないガイドレールに沿って乗りかご2を昇降させる駆動装置3を備えている。この駆動装置3の綱車4に主ロープ5が巻き掛けられ、建物天井6に設置される主ロープ5の一端と綱車4の間の主ロープ5部分には、乗りかご2が掛けられ、主ロープ5の他端と綱車4の間の主ロープ5部分には、釣合い錘7が掛けられている。
また、例えば建物の1階付近には地震感知器8が設置されており、この地震感知器8はX軸の加速度を検知するX軸加速度計9Aと、Y軸の加速度を検知するY軸加速度計9Bと、Z軸の加速度を検知するZ軸加速度計9Cとを含む三軸加速度計から成り、X軸加速度計9A、Y軸加速度計9B、Z軸加速度計9Cで検出した加速度である電圧値をA/D変換するA/D変換器10A,10B,10Cを備えている。
また、地震感知器8に変換装置11が接続され、この変換装置11はA/D変換器10A,10B,10Cと接続される制御演算装置11Aと、この制御演算装置11Aに接続される記憶装置11Bとを有している。制御演算装置11Aは、地震感知器8のA/D変換器10A,10B,10Cから出力されるデジタル電圧値を所定の演算を行なって所定時間毎の加速度値、例えばgal値に変換する装置で、変換した結果は記憶装置11Bに記憶される。
また、変換装置11に接続される地震管制運転指令装置12は、制御演算装置11Aで求めたX軸、Y軸、Z軸のgal値を入力する信号入力部13と、この信号入力部13で入力したgal値に基づいて地震管制運転指令の可否を判断したり、X軸とY軸のgal値に基づいてベクトル計算をして地震の方向や合成したgal値を演算する制御装置14と、地震管制運転を行なわせる閾値すなわち設定値であるX軸とY軸の合成gal値、及びZ軸の設定gal値や、制御演算装置11Aで求めたX軸、Y軸、Z軸のgal値、およびX軸とY軸の合成gal値の記憶を行なう記憶装置15と、制御演算装置11Aで求めたX軸、Y軸、Z軸のgal値、及びX軸とY軸の合成gal値と、記憶装置15に記憶される対応する設定値とを制御装置14が比較した結果、エレベータ制御装置1へ地震管制運転を指令する指令信号の出力や、エレベータ制御装置1から地震管制運転の復旧信号を入力するエレベータ停止指令装置16と、通信回線17を介してエレベータ装置の異常発生が送信される管制センタ18と遠隔的に接続される通信装置19と、この通信装置19に着脱自在に接続される携帯端末装置20とを備えている。
Z軸の加速度は縦揺れを検出するもので、地震波では通常P波と言われており、図2に示すX軸とY軸すなわち横軸の合成gal値10ABである横揺れを検出するS波に比べ地震波の伝播速度が速いので、地震管制運転指令装置12は、P波を検出すると走行している乗りかご2を一旦最寄階へ所定時間、例えば1分間待機させて、後に到達するS波に備えるような地震管制運転を行なう。また、S波の合成gal値10ABが記憶装置15に記憶されている設定gal値を超えた場合は当該建物のエレベータを休止状態とする。保守員がエレベータへ復旧運転を実施したときの所定の操作が行なわれた際、あるいはP波の検出による乗りかご2の最寄階への待機時間が所定時間となると、エレベータ制御装置1から復旧信号がエレベータ停止指令装置16へ出力され、エレベータの休止状態を復旧して通常走行させるようになっている。P波による地震管制運転の指令信号は、信号線16Pを介してエレベータ停止指令装置16からエレベータ制御装置1へ送信され、S波による地震管制運転の指令信号は、エレベータ停止指令装置16からエレベータ制御装置1へ信号線16Sを介して送信され、P波及びS波の地震管制運転の復旧信号は、エレベータ制御装置1からエレベータ停止指令装置16へ信号線16Rを介して送信される。
また、携帯端末装置20の所定の操作や、通信回線17を介して接続される管制センタ18の指令によって、記憶装置15に記憶されるX軸、Y軸、Z軸のgal値、及びX軸とY軸の合成gal値に応じた地震管制運転を行なわせる設定値、すなわち設定gal値の書き換えや、記憶装置11B及び記憶装置15に記憶されたX軸、Y軸、Z軸のgal値、及びX軸とY軸の合成gal値の取得等を、通信装置19及び制御装置14を介して行なうことができる。
また、S波による地震管制運転の指令信号が信号線16Sを介してエレベータ停止指令装置16から出力されると、制御装置14は、記憶装置15に記憶されているS波による地震慣性運転の指令に対応する設定gal値を下げるように設定し直し、繰り返し発生する本震後の余震によるエレベータの各機器の被害に対処する。すなわち、制御装置14は、地震管制運転がX軸、Y軸が含まれる横軸の動作加速度値によって行なわれた後、横軸の動作加速度値に相応する設定値をそれまでよりも下げる処理を行なう余震対応設定切替え手段を含んでいる。
また、この制御装置14は、余震対策として上述のように下げられた記憶装置15の設定gal値を、管制センタ18からの指令によって、あるいは制御装置14によって検出される地震管制運転開始からの所定時間、例えば48時間の経過後に、下げる前の元の設定gal値に戻す処理も行なうようになっている。
次に、本実施形態の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、地震が発生すると、伝播速度の速い縦揺れであるP波をZ軸加速度計9CがZ軸方向の加速度として検出し、A/D変換器10Cで符号化したZ軸加速度データを変換装置11へ出力し、変換装置11の制御演算装置11Aは記憶装置11BへZ軸加速度データを記憶させる(ステップS1)とともに、gal値への変換処理を行ない、この変換したZ軸gal値を地震管制運転指令装置12へ出力する。
次に、地震管制運転指令装置12の信号入力部13を介してZ軸のgal値を入力した制御装置14は、このZ軸のgal値と記憶装置15に記憶されているZ軸加速度データの設定gal値との比較を行ない(ステップS2)、Z軸のgal値が大きい場合は、エレベータ停止指令装置16の信号線16Pを介してエレベータ制御装置1へP波の管制運転指令信号を送信し、エレベータ制御装置1は、走行中のエレベータを最寄階へ停止させて(ステップS3)、所定時間、例えば1分間をカウントしてエレベータを待機状態とし(ステップS4)、1分経過すると信号線16Rを介して復旧指令信号をエレベータ停止指令装置16へ送信する。
次に、信号線16Rを介して復旧指令信号を受信したエレベータ停止指令装置16は、P波の管制運転解除指令信号の送信を信号線16Pを介してエレベータ制御装置1へ送信し、エレベータ制御装置1は、管制運転解除指令信号を受信するとエレベータを通常走行状態へ戻す(ステップS5)。
また、Z軸方向の加速度を検出してしばらくすると、地震波の主振動、すなわち横揺れであるS波が伝播され、X軸、Y軸加速度計9A,9BがX軸、Y軸方向の加速度を検出し、A/D変換器10A,10Bで符号化したX軸、Y軸加速度データを変換装置11へ出力し、変換装置11の制御演算装置11Aは記憶装置11BへX軸、Y軸加速度データを記憶させる(ステップS1)とともに、gal値への変換処理を行ない、この変換したX軸、Y軸のgal値を地震管制運転指令装置12へ出力する。
次に、地震管制運転指令装置12の信号入力部13を介してX軸、Y軸のgal値を入力した制御装置14は、このX軸、Y軸のgal値のベクトル計算を行なって合成gal値10ABを算出し(ステップS6)、この合成gal値と、記憶装置15に記憶されている設定値、すなわち設定gal値との比較を行ない(ステップS7)、合成gal値10ABの方が設定gal値よりも小さい場合、エレベータ制御装置1は、乗りかご2の待機状態が所定時間である1分を検出するまで継続させる処理を行なう。
一方、ステップS7で合成gal値10ABが、記憶装置15に記憶されている設定gal値より大きい場合、制御装置14はエレベータ停止指令装置16から信号線16Sを介してエレベータ制御装置1へS波の管制運転指令信号の送信を行なうとともに、時間のカウントを開始する。
S波の管制運転指令信号を受信したエレベータ制御装置1は、走行中であっても乗りかご2を急停止させるとともに、休止状態とするS波の管制運転を行なう(ステップS8)。ここで、S波の管制運転は、エレベータに対して所定の復旧作業が実施されるまで休止状態を継続する。したがって、保守員が復旧作業を実施しなければエレベータを通常走行状態へ戻すことができず、保守員による復旧作業を待つことになる。
当該エレベータのS波の管制運転を復旧するために、保守員はエレベータに所定の操作を行なって、昇降路内を目視にて点検して走行させるのに危険か否かを判断し、危険な場合は電源を遮断してエレベータが走行しないような処置を行なう。危険でないと判断した場合、点検後に通常の走行状態にしておけば、エレベータ制御装置1は保守員が行なった所定の操作及び点検時の走行による信号によってエレベータ制御装置1が復旧完了であることを判断し(ステップS9)、信号線16Rを介して復旧指令信号をエレベータ停止指令装置16へ送信した後、エレベータ停止指令装置16から信号線16Sを介してS波の管制運転解除指令信号を受信するとエレベータを通常走行状態へ戻す(ステップS10)。
また、エレベータ停止指令装置16が信号線16Rを介して復旧指令信号を受信すると、制御装置14に含まれる余震対応設定切替え手段は、記憶装置15に記憶されているS波による地震管制運転の指令に対応する設定gal値を、例えば200galから180galへ下げるように設定し直し(ステップS11)、本震で受けたエレベータの影響を余震発生で増長させないため、基準より若干小さい振動であっても保守員の目視による確認を義務付ける。
このように、S波の地震管制運転指令に対するgal値の設定値を下げて、余震に備えているエレベータに対し、その設定値を元の値に戻す際には、管制センタ18から通信回線17を介して通信装置19にアクセスし、管制センタ18と通信装置19とを接続した状態において、管制センタ18から記憶装置15のgal値を変更するコマンド及びデータが制御装置14へ送信される(ステップS12)。制御装置14は、記憶装置15の設定gal値を元の設定gal値に戻す処理、あるいは管制センタ18から送信されたデータのgal値に設定する処理を行なう。
また、ステップS12で、管制センタ18から制御装置14へ記憶装置15のgal値を変更するコマンド及びデータが送信されていなくても、制御装置14は、ステップS7で開始したカウントが所定時間、例えば48時間になると(ステップS14)、記憶装置15の設定gal値を元の値に戻す処理を行なう(ステップS15)。
上述のようにステップS12〜ステップS15は、X軸、Y軸が含まれる横軸の動作加速度値の復旧処理を行なうものである。
以上のように構成した本実施形態によれば、S波の地震管制運転が動作すると、制御装置14に含まれる余震対応設定切替え手段によって、記憶装置15に記憶されている設定gal値を下げる操作を行なうので、本震よりも揺れの小さい余震に際しても、地震管制運転を行なわせてエレベータを休止状態とすることができ、本震後に発生する余震によるエレベータ機器への影響を少なくすることができる。これにより、エレベータ機器の受ける被害を少なくし、エレベータの復旧までの時間を短くすることができる。
なお、本実施形態は、余震対策で下げられた記憶装置15の設定gal値を元の設定値に戻すのに、管制センタ18の指令や、制御装置14における時間のカウント処理に基づいて行なっているが、保守員が携帯端末装置20を地震管制運転指令装置12の通信装置19に接続し、この携帯端末装置20を操作して行なうようにしてもよい。
本発明に係るエレベータ地震感知装置の一実施形態を示す要部ブロック図である。 本実施形態に備えられる三軸加速度計を示すブロック図である。 本実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エレベータ制御装置
2 乗りかご
8 地震感知器
9A X軸加速度計
9B Y軸加速度計
9C Z軸加速度計
10A〜10C A/D変換器
11 変換装置
11A 制御演算装置
12 地震管制運転指令装置
13 信号入力部
14 制御装置
15 記憶装置
16 エレベータ停止指令装置
17 通信回線
18 管制センタ
19 通信装置
20 携帯端末装置

Claims (2)

  1. 建物に設置され、所定以上の揺れで作動する地震感知器と、この地震感知器の作動によってエレベータに所定の地震管制運転を実施させるエレベータ地震感知装置において、
    上記地震感知器は、X軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度を検出する三軸加速度計から成り、
    上記三軸加速度計が検出した加速度を所定時間毎の加速度値に変換して出力する演算装置と、
    上記建物の上記エレベータに上記地震管制運転を行なわせる少なくともX軸、Y軸の動作加速度値に相応する設定値を記憶する記憶装置と、
    上記演算装置から出力される加速度値と上記記憶装置に記憶された設定値との大小関係を比較し、比較結果に応じて地震管制運転を選択的に指令する制御装置とを備えるとともに、
    上記地震管制運転が上記X軸、上記Y軸が含まれる横軸の動作加速度値に応じて行なわれた後、上記横軸の動作加速度値に相応する上記記憶装置に記憶されている設定値をそれまでよりも下げる処理を行なう余震対応設定切替え手段を備えたことを特徴とするエレベータ地震感知装置。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記制御装置が、上記余震対応設定切替え手段を含むとともに、
    この制御装置が、上記横軸の動作加速度値による上記地震管制運転の作動から所定時間後、上記エレベータに遠隔的に接続される管制センタからの指令信号、及びエレベータ制御装置に着脱自在に接続される携帯端末装置からの指令信号の少なくとも一方の指令信号に基づいて、上記余震対応設定切替え手段で切替えられた上記設定値を元の設定値に戻す処理を行なうことを特徴とするエレベータ地震感知装置。
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