JP2009077846A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高価でハード的な高周波ノイズ対策に頼ることなく、高周波ノイズの影響で画像に乱れが生じた場合でも、良好な画像が表示可能となるようにする。
【解決手段】ランプ11から出力された照明光がライトガイド14を介して先端部から出力され、被観察体の画像がCCD16及び第1画像処理回路18を用いて形成される電子内視鏡装置において、CPU25は、ランプ制御回路12からランプ11がオンされていることを検出し、かつ第1画像処理回路18から出力された画像信号が一定時間以上0レベルであることを検出したときに、高周波ノイズによる不良状態であると判定し、上記第1画像処理回路18をリセットする。即ち、この第1画像処理回路18への供給電源のリセットが行われ、クロック信号のタイミングや設定データ等のリセットが実行され、画像が復帰する。
【選択図】図1

Description

本発明は電子内視鏡装置、特に撮像素子からの出力信号に対し画像処理を施すことにより被観察体画像の表示が行われると共に、高周波ノイズを発生する高周波処置具等が同時に用いられる電子内視鏡装置のノイズ対策の構成に関する。
電子内視鏡装置は、光源装置から出力された光源光で照明された被観察体を、例えばスコープ(電子内視鏡)に搭載された固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)により撮像し、このCCDからの撮像信号をプロセッサ装置に供給し、このプロセッサ装置内の画像処理回路にて所定の信号処理を施すことにより、被観察体画像をモニタに表示することができる。この種の電子内視鏡装置では、スコープに設けられた処置具挿通チャンネルから高周波メス等の高周波処置具を先端部まで導き、この高周波処置具により、各種の処置が行われており、この高周波処置具から発生する高周波ノイズ(電磁波ノイズ)の影響をなくすために、従来のスコープ内の回路やケーブルでは、シールド対策が採られている。
図3には、従来の電子内視鏡装置のシールド構造の一例(下記特許文献1)が示されており、図3に示されるように、スコープ1内にはCCD回路部2とこのCCD回路部2を駆動するための駆動回路等を有するコネクタ内回路3が設けられる。そして、これらCCD回路部2とコネクタ内回路3との間が伝送線や電源線からなる同軸線及び単線4で接続され、このコネクタ内回路3が同様の同軸線及び単線4(ケーブル)によって、プロセッサ装置5(画像処理回路等)へ接続される。
このようなスコープ1において、上記CCD回路部2の周囲に、シールド部材7が配置されると共に、同軸線及び単線4の外周には、絶縁皮膜を介して内側シールド7aと外側シールド7bからなる二重シールドが設けられ、コネクタ内回路3の周囲にも、シールド部材8が配置される。また、スコープ1(コネクタ内回路3)とプロセッサ装置5とを接続するケーブルにおいても、同軸線及び単線4の外周に、絶縁皮膜を介して内側シールド7aと外側シールド7bからなる二重シールドが採用されており、このようなシールド構造(6,7a,7b,8)によって、被観察体画像を形成するための回路に、高周波ノイズの影響が与えられないようにしている。
特開平7−111979号公報
しかしながら、従来の電子内視鏡装置では、図3のように、高周波ノイズの影響を避けるため、同軸線及び単線4に、二重シールド(7a,7b)を設けると共に、内部回路にもシールド部材6,8を配置しており、このようなハード的な高周波ノイズ対策では、構造が複雑となり、スコープ挿入部の細径化が妨げられ、かつコストアップにつながるという問題があった。
また、図3のようなシールド構造によって、ある程度のノイズ対策をした場合でも、ノイズの影響を完全に防ぐことはできず、高周波処置具等の使用によって、モニタに表示される画像(映像)に乱れが生じ、診断に支障を来たすことがあった。これを解決するためには、電磁環境適合対策(EMC)のための部材や回路を設けなければならず、この場合もコストアップの要因となる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高価でハード的な高周波ノイズ対策に頼ることなく、高周波ノイズの影響で画像に乱れが生じた場合でも、良好な画像が表示可能となる電子内視鏡装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、被観察体を照明するための光源装置と、この光源装置により照明された被観察体を撮像する撮像素子と、この撮像素子から出力された撮像信号に対し画像処理を施す画像処理回路とが備えられた電子内視鏡装置において、上記画像処理回路から出力された画像信号を入力し、ノイズの影響により生じる画像の正常でない状態を判定する画像不良状態検出回路と、この画像不良状態検出回路によって正常でない状態が判定されたとき、上記画像処理回路をリセットするリセット回路と、を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、上記画像不良状態検出回路として、上記光源装置のランプが点灯しているか否かを検出するランプ点灯状態検出回路と、上記画像信号に基づき、画像情報がない状態を検出する画像情報検出回路とを設け、上記ランプ点灯状態検出回路にてランプの点灯が検出され、かつ上記画像情報検出回路にて画像情報がない状態が検出されたとき、上記画像処理回路をリセットするようにしたことを特徴とする。
本発明の構成によれば、例えば光源装置のランプの点灯状態(ON)が検出され、かつ画像信号において画像情報がない状態、即ち0(ゼロ)レベルが一定期間続いたことが検出されたとき、画像が正常に表示されていないと判定され、制御回路により画像処理回路のリセットが実行される。この画像処理回路のリセット(再セット)では、供給電源のリセット、クロック信号のタイミングのリセット、画像形成のための設定データのリセット等が行われ、これによって、表示画像が自動的に正常な状態に復帰する。
本発明の電子内視鏡装置によれば、正常でない状態の検出及びリセットというソフト的な処理によって、ハード的な高周波ノイズ対策に頼ることなく、高周波ノイズの影響で画像に乱れが生じた場合でも、自動的に良好な画像を表示することができるという効果がある。また、ハード的な高周波ノイズ対策に頼り過ぎないので、細径化も阻害されず、コストアップにつながることもない。
図1には、実施例に係る電子内視鏡装置の構成が示されており、図1に示されるように、電子内視鏡装置では、光源装置(光源部)として、照明用のランプ11及びランプ制御回路12が設けられ、このランプ11の出力側からスコープ(電子内視鏡)の先端部までライトガイド14が配設される。即ち、上記ランプ制御回路12によりランプ11が点灯制御され、このランプ11から出力された光が照明光として、スコープの先端部から被観察体へ照射される。
一方、上記ランプ11からの照明光で照らされた被観察体を撮像するCCD16がスコープ先端部に設けられており、このCCD16の撮像信号を入力し、所定の画像処理を施すために、第1画像処理回路(デバイス)18と第2画像処理回路19が備えられる。この第1画像処理回路18は、CDS(相関二重サンプリング)/AGC(オートゲイン制御)回路21、アナログ信号をデジタル信号へ変換するA/D変換器22、このA/D変換器22の出力信号に対しガンマ補正、色変換処理等の画像処理を施すDSP(デジタルシグナルプロセッサ)23等を有し、上記第2画像処理回路19は、ノイズリダクションや色調変更等の処理をするための回路を備えている。
そして、上記の各回路を制御すると共に、画像の正常でない状態を判定する画像不良状態検出回路として機能し、かつリセット制御を実行(リセット信号を出力)するためのCPU(又はマイコン)25が設けられている。即ち、このCPU25は、ランプ制御回路12においてランプを点灯(ON)している状態であるか否かを検出し、またDSP23から入力された画像信号において0レベル(黒レベル)の信号が一定期間継続したか否かを検出し、ランプ11が点灯状態にあり、かつ一定期間0レベルであったとき、画像が不良な状態であるとし、第1画像処理回路18をリセットする。
この第1画像処理回路18のリセットでは、CPU25により第1画像処理回路18への電源のリセット(再セット)が行われると共に、CDS/AGC回路21のCDS回路に対するクロック信号のタイミングや設定データのリセットと、AGC回路に対するゲイン設定値のリセットが行われる。また、A/D変換器22に対してはクロック信号のタイミングのリセット、DSP23については、画像処理設定データのリセットが行われる。
実施例は以上の構成からなり、この電子内視鏡装置は、ランプ11から出力された照明光がライトガイド14を介してスコープ先端部から被観察体へ照射され、これによって照明された被観察体がCCD16で撮像される。このCCD16の撮像信号は、第1画像処理回路18内で、相関二重サンプリング(CDS)とゲイン制御(AGC)が行われ、DSP23にて、ガンマ補正、色変換処理等の所定の画像処理が行われ、第2画像処理回路19では、ノイズリダクションや色調変更等が行われ、この第2画像処理回路19から出力される画像信号をモニタへ供給することにより、モニタ上に被観察体画像(動画及び静止画)が表示される。
そして、上記画像表示中に、スコープに設けられている処置具挿通チャンネルを介して高周波処置具が用いられるが、この高周波処置具から発生する高周波ノイズ等が画像処理回路に影響を与え、画像が乱れた場合には、CPU25等により図2の画像リカバリー動作が実行される。
図2において、CPU25は、ステップ101にて、ランプ制御回路12に対し状態提示を要求し、ステップ102では、ランプ11の点灯のオン(ON)/オフ(OFF)状態を検出する。ここで、ランプ11がOFFであるときは、第1画像処理回路18の出力画像を入力せず、ランプ11がONのときに、ステップ103にて、第1画像処理回路18の出力画像を入力し、ステップ104では、CPU25は第1画像処理回路18(DSP23)の出力画像信号が一定時間以上、0レベルであるか否かの検出を行い、一定時間以上0レベルとなったとき(YES)、ステップ105にて、リセット信号を出力し、第1画像処理回路18のリセットを実行する。
この第1画像処理回路18のリセットでは、上述したように、この第1画像処理回路18に対する供給電源のリセットが行われ、CDS/AGC回路21のクロック信号のタイミング及び設定データのリセット、ゲイン設定値のリセット、A/D変換器22のクロック信号のタイミングのリセット、DSP23の設定データのリセットが行われる。この結果、第1画像処理回路18の画像形成の不良状態が解消され、モニタへ表示される画像は正常な状態に復帰する。
このようにして、実施例では、高周波ノイズの影響により画像に乱れが生じて不良状態になると、CPU25による自動的なリセット動作によって、即座に表示画像を正常な状態に復帰させることができ、診断を円滑に行うことができる。
上記実施例では、ランプ11がオンで、画像信号が一定時間以上0レベルであったときに、不良状態であると判定したが、ランプ11のオン/オフの判定の代わりに、画像信号の輝度情報から照明光の下での撮影状態であるか否かを判定する手法を用い、画像信号において所定の輝度が得られている状態からその画像信号が一定時間以上0レベルとなったとき、高周波ノイズ等による不良状態であると判定してリセットを実行するようにしてもよい。
本発明の実施例に係る電子内視鏡装置の構成を示す回路ブロック図である。 実施例の電子内視鏡装置におけるCPUの動作を中心とした画像リカバリー動作を示すフローチャートである。 従来の電子内視鏡装置におけるノイズ対策のシールド構造を示す図である。
符号の説明
11…ランプ、 12…ランプ制御回路、
16…CCD、 18…第1画像処理回路、
19…第2画像処理回路、 21…CDS/AGC回路、
23…DSP回路、 25…CPU。

Claims (2)

  1. 被観察体を照明するための光源装置と、この光源装置により照明された被観察体を撮像する撮像素子と、この撮像素子から出力された撮像信号に対し画像処理を施す画像処理回路とが備えられた電子内視鏡装置において、
    上記画像処理回路から出力された画像信号を入力し、ノイズの影響により生じる画像の正常でない状態を判定する画像不良状態検出回路と、
    この画像不良状態検出回路によって正常でない状態が判定されたとき、上記画像処理回路をリセットするリセット回路と、を設けたことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 上記画像不良状態検出回路として、上記光源装置のランプが点灯しているか否かを検出するランプ点灯状態検出回路と、上記画像信号に基づき、画像情報がない状態を検出する画像情報検出回路とを設け、上記ランプ点灯状態検出回路にてランプの点灯が検出され、かつ上記画像情報検出回路にて画像情報がない状態が検出されたとき、上記画像処理回路をリセットするようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子内視鏡装置。
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