JP2009077192A - 受信装置および受信装置の出画制御方法 - Google Patents

受信装置および受信装置の出画制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像が表示されるまでの時間を長くすることなく、乱れた画像が表示されることを回避する。
【解決手段】制御部143は、HDMI受信部145における映像信号(画像データ)の受信時に、表示処理部149を制御し、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSが経過してから出画オンの状態とする。制御部143は、映像信号の受信に関連して、表示画像に影響を与えるタイミング情報、例えば、画像データの受信が開始された時点から画像データの途切れタイミングまでの時間情報等を取得する。制御部143は、そのタイミング情報に基づいて、内蔵メモリ143aの基準時間TSを調整する。例えば、制御部143は、基準時間TSを、例えば、タイミング情報として取得された各時間情報が表す時間のうち最も長い時間より一定時間だけ長い時間に更新する。制御部143は、このように更新された基準時間TSを、次回の受信時に使用する。
【選択図】図3

Description

この発明は、受信装置および受信装置の出画制御方法に関する。詳しくは、この発明は、映像信号の受信に関連して取得される画像表示に影響を与えるタイミング情報に基づいて、映像信号が受信されてから画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を調整し、この基準時間に基づいて画像表示の開始タイミングを制御することにより、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できるようにした受信装置等に係るものである。
近年、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダや、セットトップボックス、その他のAVソース(Audio Visual source)から、テレビ受信機、プロジェクタ、その他のディスプレイに対して、デジタル映像信号、すなわち、非圧縮(ベースバンド)の映像信号(以下、「画像データ」という)と、その映像信号に付随するデジタル音声信号(以下、「音声データ」という)とを、高速に伝送する通信インタフェースとして、HDMI(High Definition Multimedia Interface)が普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−319503号公報
上述のディスプレイにおいてAVソースから送られてくる映像信号を受信し、この映像信号による画像を表示する際、AVソース側の都合によるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)の認証タイミング、解像度切り換え等により、当該映像信号が途切れたり乱れたりする。この場合、ディスプレイに表示される画像は、乱れたものとなる。
そこで、従来、例えば、水平、垂直の解像度が安定し、フォーマットが確定した後に、出画(画像表示)を開始することが行われている。図16は、信号タイミングの一例を示している。
図16(b)は映像信号の受信状態を示し、映像信号が受信されている期間に斜線を付して示している。この場合、ディスプレイは、同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)が検出されるとき、映像信号が受信されていると判断する。
図16(c)は解像度の安定状態を示し、解像度が安定している期間に斜線を付している。この場合、ディスプレイは、解像度が安定した状態において、水平同期信号をカウントして水平解像度を認識し、同様に、垂直同期信号をカウントして垂直解像度を認識し、フォーマットを確定する。
図16(d)は、HDCPの認証状態を示し、認証後の期間に斜線を付して示している。この場合、ディスプレイは、DDC(Display Data Channel)を通して認証開始を認識する。図16(e)は、カラースペース(色空間)の検出状態を示し、検出されている期間に斜線を付して示している。この場合、ディスプレイは、カラースペース情報を、映像信号のブランキング期間に挿入されたAVI(Auxiliary Video Information)InfoFrameから検出する。
図16(a)はディスプレイの出画状態を示している。ディスプレイでは、時点t1でフォーマットが確定してから時点t2で映像信号の受信が途切れるまで、画像が表示される。この場合、受信映像信号はHDCP認証前のものであり、その解像度が、設定解像度とは異なる場合もある。例えば、図示のように、受信映像信号の解像度が480pであって、HDCP認証に係る設定解像度が1080iである場合等である。このように受信解像度が設定解像度と異なる場合、表示される画像は乱れたものとなる。
また、ディスプレイでは、HDCP認証後に、受信映像信号の解像度が設定解像度に切り替わり、時点t3でフォーマットが確定すると、画像が表示される。その後、時点t4でカラースペースの変化が起こると、信号切り換えが発生し、表示された画像が一時的に乱れたものとなる。
上述したように、水平、垂直の解像度が安定し、フォーマットが確定した後に、出画(画像表示)を開始するものにあっても、乱れた画像が表示されるという問題があった。
この発明の目的は、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避する、ことにある。
この発明の概念は、
伝送路を介して送られてくる映像信号を受信する信号受信部と、
上記信号受信部で受信された映像信号を処理して画像を表示する画像表示部と、
上記信号受信部における上記映像信号の受信に関連して上記画像表示部で表示される画像に影響を与えるタイミング情報を取得するタイミング情報取得部と、
上記タイミング情報取得部で取得されたタイミング情報に基づいて、上記信号受信部で映像信号が受信されてから上記画像表示部で画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を調整する基準時間調整部と、
上記基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する表示制御部と
を備えることを特徴とする受信装置にある。
この発明においては、信号受信部により、伝送路を介して送られてくる映像信号が受信される。そして、画像表示部により、受信された映像信号が処理されて画像が表示される。この発明の受信装置は、例えば、映像信号を送信する、DVDレコーダ、セットトップボックス、その他のAVソースに、HDMIの通信インタフェースを用いて接続される。すなわち、信号受信部では、AVソースから、複数チャネルで、差動信号により、伝送路を介して送られてくる映像信号が受信される。
タイミング情報取得部により、信号受信部における映像信号の受信に関連して、画像表示部で表示される画像に影響を与えるタイミング情報が取得される。例えば、タイミング情報は、映像信号の途切れタイミングの情報、フォーマット確定のタイミング情報、HDCPの認証タイミングの情報、カラースペースの変化タイミングの情報などである。
基準時間調整部により、タイミング情報取得部で取得されたタイミング情報に基づいて、信号受信部で映像信号が受信されてから画像表示部で画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間が調整される。そして、表示制御部により、基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて画像表示部における画像表示の開始タイミングが制御される。
例えば、基準時間調整部では、タイミング情報取得部で取得されたタイミング情報に基づいて新たな基準時間が生成され、この新たな基準時間を参照して記憶部に保持されている基準時間が更新される。そして、表示制御部では、記憶部に保持されている基準時間に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングが制御される。
このように、この発明においては、映像信号の受信に関連して取得される画像表示に影響を与えるタイミング情報に基づいて、映像信号が受信されてから画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間が調整され、この基準時間に基づいて画像表示の開始タイミングが制御されるため、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できる。
また、この発明において、例えば、ユーザが第1の出画モードまたは第2の出画モードを選択するためのユーザ操作部をさらに備え、表示制御部は、ユーザ操作部により第1の出画モードが選択されるとき、基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御し、ユーザ操作部により第2の出画モードが選択されるとき、固定の基準時間に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する、ようにされてもよい。
この場合、ユーザ操作部により第1の出画モードが選択されるとき、基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングが制御されるため、上述したように、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できる。一方、ユーザ操作部により第2の出画モードが選択されるとき、固定の基準時間に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングが制御されるため、例えば、固定の基準時間を短く設定することで、乱れた画像が表示されるおそれはあるが、映像信号が受信されてから画像が表示されるまでの時間を短くできる。
また、この発明において、例えば、信号受信部で受信された映像信号に含まれる解像度情報に基づいてフォーマット確定状態にあるか否かを判定するフォーマット確定判定部をさらに備え、表示制御部は、基準時間調整部で調整された基準時間およびフォーマット確定判定部の判定出力に基づいて、画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する、ようにされてもよい。この場合、基準時間調整部で調整された基準時間が経過しても、フォーマットが確定状態にない場合、フォーマットが確定するまで画像が表示されないので、乱れた画像が表示されることを抑制できる。
この発明によれば、映像信号の受信に関連して取得される画像表示に影響を与えるタイミング情報に基づいて、映像信号が受信されてから画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を調整し、この基準時間に基づいて画像表示の開始タイミングを制御するものであり、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのAV(Audio Visual)システム100の構成例を示している。
このAVシステム100は、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ120と、テレビ受信機140とを有している。DVDレコーダ120は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機140は、HDMIのシンク機器を構成している。
DVDレコーダ120およびテレビ受信機140は、HDMIケーブル210を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル210の一端はDVDレコーダ120が備えるHDMI端子121に接続され、その他端はテレビ受信機140が備えるHDMI端子141に接続されている。
図2は、DVDレコーダ120の構成例を示している。DVDレコーダ120は、HDMI端子121と、制御部122と、ユーザ操作部123と、表示部124と、コーデック125と、外部装置を接続するための端子126と、記録再生部127と、HDMI送信部(HDMIソース)129とを有している。
制御部122は、DVDレコーダ120の各部の動作を制御する。ユーザ操作部123および表示部124は、ユーザインタフェースを構成し、制御部122に接続されている。ユーザ操作部123は、DVDレコーダ120の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいは表示部124の表示面に配置されたタッチパネル等で構成される。表示部124は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。
記録再生部127は、コーデック125から供給される、画像データ(映像信号)、およびこの画像データに付随する音声データ(音声信号)を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等でエンコードして得られるエンコードデータを、DVD128に記録する。また、記録再生部127は、DVD128からエンコードデータを再生し(読み出し)、コーデック125に供給する。
コーデック125は、記録再生部127から供給されるエンコードデータを、ベースバンド(非圧縮)の画像と音声のデータにMPEG方式等でデコードし、当該ベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI送信部(HDMIソース)129に供給すると共に、端子126に出力する。また、コーデック125は、図示しない外部装置から端子126に入力されるベースバンドの画像と音声のデータを、エンコードデータにエンコードし、当該エンコードデータを、記録再生部127に供給する。ここで、外部装置は、HDレコーダ、パーソナルコンピュータ、DVDレコーダ、ビデオカメラ等である。
HDMI送信部129はHDMI端子121に接続されている。このHDMI送信部129は、HDMIに準拠した通信により、コーデック125から供給されるベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI端子121から、HDMIケーブルに210を介して、テレビ受信機140に、一方向に送信する。このHDMI送信部129の詳細については後述する。
図3は、テレビ受信機140の構成例を示している。このテレビ受信機140は、HDMI端子141と、フラッシュROM142と、制御部143と、ユーザ操作部144と、HDMI受信部(HDMIシンク)145と、チューナ146と、アンテナ端子147と、切り替え器148と、表示処理部149と、表示パネル150と、プルアップ抵抗151とを有している。
制御部143は、テレビ受信機140の各部の動作を制御する。ユーザ操作部144は、ユーザインタフェースを構成し、制御部143に接続されている。ユーザ操作部144は、テレビ受信機140の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいはリモコン等で構成される。フラッシュROM142は、EDID情報等を記憶するものであり、制御部143に接続されている。
HDMI受信部145は、HDMI端子141に接続されている。このHDMI受信部145は、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブル210を介して接続されているDVDレコーダ120のHDMI送信部129から一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータを受信する。HDMI受信部145は、受信した画像データを切り替え器148に供給する。なお、HDMI受信部145が受信した音声のデータは、音声データ用の切り替え器に供給される。このHDMI受信部145の詳細については後述する。
チューナ146は、BS放送、地上波デジタル放送等を受信する。このチューナ146には、アンテナ端子147に接続された図示しないアンテナで捕らえられた放送信号が供給される。このチューナ146は、放送信号に基づいて、所定の番組の画像データ(映像信号)および音声データを取得する。切り替え器148は、HDMI受信部145で受信された画像データまたはチューナ146で取得された画像データを選択的に取り出す。
表示処理部149は、切り替え器148で取り出された画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理を行う。表示パネル150は、表示処理部149で処理された画像データによる画像を表示する。表示パネル150は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成される。
後述するように、HDMI端子161の19ピンはHPD(Hot Plug Detect)端子になっている。このHDMI端子161の19ピンは、プルアップ抵抗151を介して+5V電源に接続されている。テレビ受信機140がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されるとき、DVDレコーダ120から電源が供給されることから、HDMI端子141の19ピンの電圧が高くなる。DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子121の19ピンの電圧を監視しており、当該19ピンの電圧が高くなることにより、テレビ受信機140の接続を確認する。
図4は、図1のAVシステム100における、DVDレコーダ120のHDMI送信部(HDMIソース)129と、テレビ受信機140のHDMI受信部(HDMIシンク)145の構成例を示している。
HDMI送信部129は、ある垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間(以下、適宜、「ビデオフィールド」という)から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間である有効画像区間(以下、適宜、「アクティブビデオ区間」という)において、ベースバンド(非圧縮)の一画面分の画像データの差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部145に一方向に送信する。また、HDMI送信部129は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間において、画像データに付随する音声データおよび制御パケット(Control Packet)、さらにその他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部145に一方向に送信する。
HDMI送信部129は、ソース信号処理部71およびHDMIトランスミッタ72を有する。ソース信号処理部71には、コーデック125(図2参照)から、ベースバンドの非圧縮の画像(Video)および音声(Audio)のデータが供給される。ソース信号処理部71は、供給される画像および音声のデータに必要な処理を施し、HDMIトランスミッタ72に供給する。また、ソース信号処理部71は、HDMIトランスミッタ72との間で、必要に応じて、制御用の情報やステータスを知らせる情報(Control/Status)等をやりとりする。
HDMIトランスミッタ72は、ソース信号処理部71から供給される画像データを、対応する差動信号に変換し、複数のチャネルである3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部145に、一方向に送信する。
さらに、トランスミッタ72は、ソース信号処理部71から供給される、非圧縮の画像データに付随する音声データや制御パケットその他の補助データ(auxiliary data)と、垂直同期信号(VSYNC)、水平同期信号(HSYNC)等の制御データ(control data)とを、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部145に、一方向に送信する。
なお、トランスミッタ72は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、送信するデータを、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection System)と呼ばれるデジタル暗号方式で暗号化して送信する。
また、トランスミッタ72は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信する画像データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャネルで、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部145に送信する。
HDMI受信部145は、アクティブビデオ区間において、複数チャネルで、HDMI送信部129から一方向に送信されてくる、画像データに対応する差動信号を受信すると共に、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間において、複数のチャネルで、HDMI送信部129から送信されてくる、補助データや制御データに対応する差動信号を受信する。
HDMI受信部145は、HDMIレシーバ81およびシンク信号処理部82を有する。HDMIレシーバ81は、TMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI送信部129から一方向に送信されてくる、画像データに対応する差動信号と、補助データや制御データに対応する差動信号を、同じくHDMI送信部129からTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。
HDMIレシーバ81は、受信された差動信号を、対応する画像データ、補助データ、制御データに変換し、必要に応じて、シンク信号処理部82に供給する。なお、上述したように、HDMI送信部129から3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信されてくるデータは暗号化されているので、HDMIレシーバ81は、受信データの復号化処理も行う。
シンク信号処理部82は、HDMIレシーバ81から供給されるデータに必要な処理を施し、切り替え器148(図3参照)に供給する。その他、シンク信号処理部82は、HDMIレシーバ81との間で、必要に応じて、制御用の情報やステータスを知らせる情報(Control/Status)等をやりとりする。
HDMIの伝送チャネルには、HDMI送信部129からHDMI受信部145に対して、画像データ、補助データ、および制御データを、ピクセルクロックに同期して、一方向にシリアル伝送するための3つのTMDSチャネル#0,#1,#2と、ピクセルクロックを伝送する伝送チャネルとしてのTMDSクロックチャネルとの他に、DDC(Display Data Channel)83、さらには、CECライン84と呼ばれる伝送チャネルがある。
DDC83は、HDMIケーブル210に含まれる図示しない2本のライン(信号線)からなり、DVDレコーダ120が、HDMIケーブル210を介して接続されたテレビ受信機140のフラッシュROM142から、EDID(Extended Display Identification)情報を読み出すために使用される。DVDレコーダ120の制御部122は、当該EDID情報に基づいて、テレビ受信機140の設定、性能を認識する。
また、DDC83は、HDCPの認証動作を行うために使用される。DDC83を介してHDCP認証に必要な情報が伝送され、DVDレコーダ120は、テレビ受信機140が不正な機器ではないことを認証した後に、暗号化伝送が可能となる。
CECライン84は、HDMIケーブル210に含まれる図示しない1本のラインからなり、DVDレコーダ120とテレビ受信機140との間で、制御用のデータの双方向通信を行うために用いられる。
また、HDMIケーブル210には、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン86が含まれている。DVDレコーダ120は、当該ライン86を利用して、テレビ受信機140の接続を検出することができる。また、HDMIケーブル210には、DVDレコーダ120からテレビ受信機140に電源を供給するために用いられるライン87が含まれている。
図5は、HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で各種の伝送データが伝送される伝送区間(期間)の例を示している。なお、図5は、TMDSチャネル#0,#1,#2において、横×縦が720×480画素のプログレッシブの画像が伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。
HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、ビデオデータ区間(VideoData period)、データアイランド区間(Data Island period)、およびコントロール区間(Control period)の3種類の区間が存在する。
ここで、ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(active edge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間であり、水平ブランキング期間(horizontal blanking)、垂直ブランキング期間(verticalblanking)、並びに、ビデオフィールド区間から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間であるアクティブビデオ区間(Active Video)に分けられる。
ビデオデータ区間は、アクティブビデオ区間に割り当てられる。このビデオデータ区間では、非圧縮の1画面分の画像データを構成する720画素×480ライン分の有効画素(Active pixel)のデータが伝送される。
データアイランド区間およびコントロール区間は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間に割り当てられる。このデータアイランド区間およびコントロール区間では、補助データ(Auxiliary data)が伝送される。
すなわち、データアイランド区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間では、補助データのうち、制御に関係しないデータである、例えば、音声データのパケット等が伝送される。
コントロール区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間では、補助データのうちの、制御に関係するデータである、例えば、垂直同期信号および水平同期信号、制御パケット等が伝送される。
ここで、現行のHDMIでは、TMDSクロックチャネルで伝送されるピクセルクロックの周波数は、例えば165MHzであり、この場合、データアイランド区間の伝送レートは約500Mbps程度である。
図6は、HDMI端子121,141,142,161のピン配列を示している。このピン配列はタイプA(type-A)と呼ばれている。
TMDSチャネル#iの差動信号であるTMDS Data#i+とTMDS Data#i-が伝送される差動線である2本のラインは、TMDS Data#i+が割り当てられているピン(ピン番号が1,4,7のピン)と、TMDSData#i-が割り当てられているピン(ピン番号が3,6,9のピン)に接続される。
また、制御用のデータであるCEC信号が伝送されるCECライン84は、ピン番号が13であるピンに接続され、ピン番号が14のピンは空き(Reserved)ピンとなっている。また、EDID情報等のSDA(SerialData)信号が伝送されるラインは、ピン番号が16であるピンに接続され、SDA信号の送受信時の同期に用いられるクロック信号であるSCL(Serial Clock)信号が伝送されるラインは、ピン番号が15であるピンに接続される。上述のDDC83は、SDA信号が伝送されるラインおよびSCL信号が伝送されるラインにより構成される。
また、上述したようにソース機器110がシンク機器120の接続を検出するためのライン86は、ピン番号が19であるピンに接続される。また、上述したように電源を供給するためのライン87は、ピン番号が18であるピンに接続される。
図1に示すAVシステム100の動作例を説明する。
まず、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続されるシステム構成時の動作例を説明する。
このとき、HDMIケーブル210のライン87(図4参照)を通じて、DVDレコーダ120からテレビ受信機140に電源が供給される。そのため、テレビ受信機140のHDMI端子141における19ピンの電圧が高くなり、DVDレコーダ120のHDMI端子121における19ピンの電圧も高くなる。
DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子121における19ピンの電圧を監視しており、当該電圧が高くなることで、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続されたことを認識する。そして、制御部122は、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機140のフラッシュROM143に記憶されているEDID情報を読み出し、テレビ受信機140の設定、性能を認識する。
次に、システム構成後の動作例を説明する。
例えば、DVDレコーダ120(図2参照)の端子126に外部装置が接続された状態で、ユーザが、外部装置からのデータを記録するようにDVDレコーダ120を操作すると、コーデック125により外部装置からの画像と音声のデータがエンコードされ、エンコードデータは記録再生部127によりDVD128に記録される。
また、ユーザが、DVD128に記録されているデータを送信するようにDVDレコーダ120を操作すると、記録再生部127により、DVD128からエンコードデータが再生され、コーデック125に供給される。コーデック125では、記録再生部127で再生されたエンコードデータが、ベースバンドの画像と音声のデータにデコードされ、そのベースバンドの画像と音声のデータは、HDMI送信部129に供給される。
HDMI送信部129では、HDMIに準拠した通信により、コーデック125から供給されるベースバンドの画像と音声データが、HDMIケーブル210を介して、テレビ受信機140に、一方向に、送信される。
テレビ受信機140(図3参照)では、HDMI受信部145で、HDMIに準拠した通信により、DVDレコーダ120のHDMI送信部129からHDMIケーブル210を介して一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータが受信される。
HDMI受信部145で受信された画像データは切り替え器148を介して表示処理部149に供給される。表示処理部149では、制御部143の制御のもと、画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理が行われる。そして、表示パネル150には、表示処理部149から供給される画像データによる画像が表示される。
また、HDMI受信部145で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器から取り出され、アナログ信号に変換された後にスピーカに供給される。そして、このスピーカから、表示パネル150に表示された画像に対応した音声が出力される。
ここで、テレビ受信機140において、DVDレコーダ120から送信されてくる画像データによる画像を表示する場合における、画像表示の開始タイミングについて説明する。
制御部143は、RAM等の内蔵メモリ143aに、画像データ(映像信号)が受信されてから画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を保持している。制御部143は、DVDレコーダ120から画像データの受信を開始する場合、画像データの受信開始時点から、上述した内蔵メモリ143aに保持されている基準時間を経過した後に、表示処理部149を制御してミュートオフとし、表示パネル150への画像表示を開始させる。この意味で、制御部143は、表示制御部を構成している。
図7は、信号タイミングの一例を示している。図7(b)は、画像データ(映像信号)の受信状態を示し、画像データが受信されている期間に斜線を付して示している。制御部143は、HDMI受信部145で同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)が受信されるとき、画像データが受信されていると判断する。
図7(c)は、解像度の安定状態を示し、解像度が安定している期間に斜線を付して示している。制御部143は、水平、垂直の解像度が安定した状態において、水平同期信号をカウントして水平解像度を認識し、同様に、垂直同期信号をカウントして垂直解像度を認識し、フォーマットを確定する。
図7(d)は、HDCPの認証状態を示し、認証後の期間に斜線を付して示している。制御部143は、DDC(Display Data Channel)を通して、DVDレコーダ120で認証されたことを知る。図7(e)は、カラースペース(色空間)の検出状態を示し、検出されている期間に斜線を付して示している。制御部143は、カラースペース情報を、映像信号のブランキング期間に挿入されたAVI(Auxiliary Video Information)InfoFrameから検出する。
図7(a)は、表示パネル150の出画状態を示し、出画オンの期間に斜線を付して示している。画像データの受信が開始された時点t11から基準時間TSだけ経過した後の時点t19でミュートオフとなり、出画オンの状態となる。この場合、時点t19は、画像データの途切れタイミング(t15)、フォーマット確定のタイミング(t13,t17)情報、HDCPの認証タイミング(t14)、カラースペースの変化タイミング(t12,t18)よりも後の時点となる。そのため、表示パネル150に表示される画像には、画像データの途切れによる画像乱れはなく、また、HDCP認証後の水平、垂直の解像度の切り換えによる画像乱れはなく、さらに、カラースペースの変化による画像乱れもない。
なお、テレビ受信機140の制御部143は、上述した画像データの受信に関連して、表示パネル150に表示される画像に影響を与えるタイミング情報を取得する。例えば、制御部143は、画像データの受信が開始された時点t11から画像データの途切れタイミングまでの時間情報、画像データの受信が開始された時点t11からフォーマット確定タイミングまでの時間情報、画像データの受信が開始された時点t11からHDCPの認証タイミングまでの時間情報、さらには、画像データの受信が開始された時点t11からカラースペースの変化タイミングまでの時間情報を取得する。この意味で、制御部143は、タイミング情報取得部を構成している。
また、制御部143は、取得したタイミング情報に基づいて、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを調整する。この場合、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSは、タイミング情報として取得された各時間情報が表す時間のうち最も長い時間より一定時間だけ長い時間に更新される。この意味で、制御部143は、基準時間調整部を構成している。内蔵メモリ143aに保持されている、調整された基準時間TSは、次の、画像データ受信時に、使用される。
図8のフローチャートは、制御部143における表示制御処理、および基準時間調整処理を示している。
まず、制御部143は、ステップST1において、処理を開始する。例えば、制御部143は、テレビ受信機140がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されたとき、処理を開始する。そして、制御部143は、ステップST2において、内蔵メモリ143aに、基準時間TSとして初期値TAを保持する。
なお、制御部143は、テレビ受信機140に接続される各電子機器の初期値TAを備え、ユーザの指示、あるいは接続された電子機器を自動的に判別し、当該接続された電子機器に対応した初期値TAを用いるようにしてもよい。この場合、上述したようにDVDレコーダ120が接続される場合には、当該DVDレコーダ120に対応した初期値が用いられる。また、制御部143は、この初期値TAを、接続された電子機器から取得して用いるようにしてもよい。
次に、制御部143は、ステップST3において、表示処理部149を制御して、ミュートオンとする。ミュートオンの状態では、表示パネル150に画像は表示されない。そして、制御部143は、ステップST4において、画像データ(映像信号)を受信したか否かを判定する。
画像データを受信したとき、制御部143は、ステップST5において、タイマをスタートし、ステップST6において、タイミング情報の取得を開始する。そして、制御部143は、ステップST7において、画像データのフォーマットを判別し、ステップST8において、その判別結果に基づいて表示処理をする。
次に、制御部143は、ステップST9において、タイマ時間TMが、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSより大きいか否かを判定する。TM>TSでないとき、制御部143は、ステップST7の処理に戻る。一方、TM>TSであるとき、制御部143は、ステップST10において、表示処理部149を制御して、ミュートオフとする。これにより、表示パネル150に画像が表示される、出画状態となる。
次に、制御部143は、ステップST11において、取得されたタイミング情報に基づいて、更新時間TBを生成する。この更新時間TBは、上述したように、タイミング情報として取得された各時間情報が表す時間のうち最も長い時間に、さらに一定時間を付加したものとされる。そして、制御部143は、ステップST11において、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、更新時間TBに更新する。
次に、制御部143は、ステップST12において、画像データの受信が停止したか否かを判定する。画像データの受信の停止は、例えば、DVDレコーダ120で、所定のコンテンツの再生が終了した場合等に発生する。画像データの受信が停止したとき、制御部143は、ステップST3に戻り、表示処理部149を制御して、ミュートオンとし、次の画像データの受信に備える。
以上説明したように、図1に示すAVシステム100において、テレビ受信機140では、DVDレコーダ120から送信されてくる画像データによる画像を表示する場合、画像データ(映像信号)の受信に関連して取得される画像表示に影響を与えるタイミング情報に基づいて、画像データが受信されてから画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間TSが調整し、この基準時間TSに基づいて表示パネル150の画像表示の開始タイミングが制御される。そのため、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できる。
なお、上述の実施の形態では、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、取得されたタイミング情報に基づいて生成された更新時間TBに更新するものであり、内蔵メモリ143aには、基準時間TSとなる1つの値だけが保持されている。そのため、各回生成の更新時間TBがばらつく場合には、乱れた画像が表示されることを回避するという効果が薄れ、精度も低下する。そこで、ばらついた更新時間TBを、ある程度の範囲で括ってグループ分けし、内蔵メモリ143aに、グループ毎に基準時間TSとすべき値を保持しておくことが考えられる。
図9は、グループ分けおよび基準時間決定のアルゴリズムを説明するための図である。ここでは、更新時間TBが、3.1秒→2.8秒→3.2秒→4.2秒→3.8秒→4.6秒→3.5秒の順序で生成(測定)された場合を例にとって説明する。
(a)最初の更新時間TBは3.1秒である。この3.1秒は1つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、この1つめのグループの上限値(3.1秒)および下限値(3.1秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは3.1秒に調整される。
(b)次の更新時間TBは2.8秒である。この2.8秒は、1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないので、1つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、この1つめのグループの上限値(3.1秒)および下限値(2.8秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは3.1秒とされる。
(c)次の更新時間TBは3.2秒である。この3.2秒は、1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないので、1つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、この1つめのグループの上限値(3.2秒)および下限値(2.8秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは3.2秒とされる。
(d)次の更新時間TBは4.2秒である。この4.2秒は、1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れているので、2つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、1つめのグループの上限値(3.2秒)および下限値(2.8秒)が保持されると共に、2つめのグループの上限値(4.2秒)および下限値(4.2秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは4.2秒とされる。
(e)次の更新時間TBは3.8秒である。この3.8秒は1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていると共に、2つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないので、2つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、1つめのグループの上限値(3.2秒)および下限値(2.8秒)が保持されると共に、2つめのグループの上限値(4.2秒)および下限値(3.8秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは4.2秒とされる。
(f)次の更新時間TBは4.6秒である。この4.6秒は1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていると共に、2つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないので、2つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、1つめのグループの上限値(3.2秒)および下限値(2.8秒)が保持されると共に、2つめのグループの上限値(4.6秒)および下限値(3.8秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは4.6秒とされる。
(g)次の更新時間TBは3.5秒である。この3.5秒は1つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないと共に、2つめのグループの範囲に対して0.5秒以上離れていないので、1つめのグループと2つめのグループを統合して、新たな1つめのグループを構成するものとする。この場合、内蔵メモリ143aには、新たな1つめのグループの上限値(4.6秒)および下限値(2.8秒)が保持され、次回に使用される基準時間TSは4.6秒とされる。
以下、新たな更新時間TBが生成される毎に、上述したアルゴリズムによりグループ分けが行われ、内蔵メモリ143aには、各グループの上限値および下限値が保持され、次回に使用される基準時間TSは新たな更新時間TBが含まれるグループの上限値とされる。
上述したようにして次回に使用する基準時間TSを調整するものにあっては、図8のフローチャートにおけるステップST11の処理だけが変更されることになる。なお、図9に示したアルゴリズムでグループ分けを行うことで、グループ分けが単純になり、計算量も少なく、保持する値も少ないというメリットがある。
また、上述の実施の形態では、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、取得されたタイミング情報に基づいて生成された更新時間TBに更新することで、基準時間TSを調整するものを示した(図8のステップST11の説明参照)。図10(a)は、その場合における基準時間TSの推移例を示している。ここで、括弧外の値は生成された更新時間TBを示し、括弧内の値は、括弧外の更新時間TBが生成された場合に、内蔵メモリ143aに保持される基準時間TSを示している。「10秒」は初期値である。このことは、後述する図10(b),(c)においても同様である。
これに対して、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、取得されたタイミング情報に基づいて生成された更新時間TBに常に更新するのではなく、生成された更新時間TBが、いままでの最大値の場合には更新し、それ以外の場合には更新しないようにすることで、基準時間TSを調整することも考えられる。図10(b)は、その場合における基準時間TSの推移例を示している。例えば、生成された更新時間TBが4.2秒のとき、当該4.2秒はいままでの最大値ではないので、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSは、4.8秒のままにおかれる。この調整例では、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、生成された更新値TBの最大値に保持しておくことができ、基準時間TSが偶発的に短くなって、乱れた画像が表示されるということを回避できる。
また、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSを、取得されたタイミング情報に基づいて生成された更新時間TBに常に更新するのではなく、生成された更新時間TBが、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSに対して許容範囲(例えば、±0.5秒)以内であれば更新せず、それ以外の場合には更新することで、基準時間TSを調整することも考えられる。図10(c)は、その場合における基準時間TSの推移例を示している。例えば、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSが4.8秒で、生成された更新時間TBが4.4秒のときは、当該4.4秒が許容範囲以内にあるので、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSは、更新されずに4.8秒のままにおかれる。一方、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSが4.8秒で、生成された更新時間TBが3.8秒のときは、当該3.8秒が許容範囲以内にないので、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSは、3.8秒に更新される。この調整例では、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSが細かく変化することを防止できる。
また、上述実施の形態において、テレビ受信機140では、DVDレコーダ120から送信されてくる画像データによる画像を表示する場合、画像データの受信を開始した後、画像表示に影響を与えるタイミング情報に基づいて調整された基準時間を経過してから、画像表示が開始されるため、乱れた画像の表示を良好に回避できる。
しかし、乱れた画像の表示が回避される代わりに、画像表示が開始されるまでの時間が長くなる。そこで、タイミング情報に基づいて調整された基準時間を用いる「きれい」モードと、比較的短い固定の基準時間を用いる「はやい」モードとを設け、ユーザがモード設定を行えるようにしてもよい。ここで、「きれい」モードは第1の出画モードを構成し、「はやい」モードは第2の出画モードを構成している。
図11は、ユーザがモード設定を行う際に、表示パネル150に表示されるユーザインタフェース画面である。ユーザは、このユーザインタフェース画面を用いて、「はやい」モードまたは「きれい」モードに設定できる。
図12のフローチャートは、「きれい」モードまたは「はやい」モードに設定が可能な場合における、制御部143の表示制御処理、および基準時間調整処理を示している。
まず、制御部143は、ステップST21において、処理を開始する。例えば、制御部143は、テレビ受信機140がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されたとき、処理を開始する。そして、制御部143は、ステップST22において、「きれい」モードに設定されているか否かを判定する。「きれい」モードに設定されているときは、ステップST23において、「きれい」モードの処理Aを行う。詳細説明は省略するが、この処理Aは、上述した図8のフローチャートにおける、ステップST2〜ステップST12の処理と同じである。
一方、「きれい」モードに設定されていないとき、つまり、「はやい」モードに設定されているとき、制御部143は、「はやい」モードの処理Bを行うために、ステップST24に移る。
このステップST24において、制御部143は、内蔵メモリ143aに、基準時間TSとして初期値TA′を保持する。この初期値TA′は、「きれい」モードより、表示開始がはやくなるように、比較的短い値とされる。そして、制御部143は、ステップST25において、表示処理部149を制御して、ミュートオンとする。ミュートオンの状態では、表示パネル150に画像は表示されない。
次に、制御部143は、ステップST26において、画像データ(映像信号)を受信したか否かを判定する。画像データを受信したとき、制御部143は、ステップST27において、タイマをスタートする。そして、制御部143は、ステップST28において、画像データのフォーマットを判別し、ステップST29において、その判別結果に基づいて表示処理をする。
次に、制御部143は、ステップST30において、タイマ時間TMが、内蔵メモリ143aに保持されている基準時間TSより大きいか否かを判定する。TM>TSでないとき、制御部143は、ステップST27の処理に戻る。一方、TM>TSであるとき、制御部143は、ステップST31において、表示処理部149を制御して、ミュートオフとする。これにより、表示パネル150に画像が表示される、出画状態となる。
次に、制御部143は、ステップST32において、画像データの受信が停止したか否かを判定する。画像データの受信の停止は、例えば、DVDレコーダ120で、所定のコンテンツの再生が終了した場合等に発生する。画像データの受信が停止したとき、制御部143は、ステップST25に戻り、表示処理部149を制御して、ミュートオンとし、次の画像データの受信に備える。
上述したように、「きれい」モードと「はやい」モードとを選択的に設定できるものにあっては、「きれい」モードに設定されることで、画像表示の開始が遅くなるが、乱れた画像の表示を良好に回避でき、一方、「はやい」モードに設定されることで、乱れた画像が表示される可能性があるが、画像表示の開始をはやくできる。
また、上述実施の形態において、テレビ受信機140では、DVDレコーダ120から送信されてくる画像データによる画像を表示する場合、画像表示の開始が、タイミング情報に基づいて調整された基準時間だけを用いて制御されている。しかし、当該基準時間の他に、さらにフォーマット確定の判定出力に基づいて、画像表示の開始タイミングを制御するようにしてもよい。
この場合、制御部143は、上述したように、水平、垂直の解像度が安定した状態において、水平同期信号をカウントして水平解像度を認識し、同様に、垂直同期信号をカウントして垂直解像度を認識し、フォーマットを確定する。制御部143は、このようにフォーマットを確定してから、画像データの受信が停止するまで、フォーマット確定状態にあると判定する。この意味で、制御部143は、フォーマット確定判定部を構成している。
図13のフローチャートは、基準時間の他にフォーマット確定の判定出力に基づいて画像表示の開始タイミングを制御する場合における、制御部143の表示制御処理、および基準時間調整処理を示している。この図13のフローチャートにおいて、図8と対応するステップには同一符号を付して示している。
制御部143は、ステップST9でTM>TSであるとき、ステップST13において、フォーマット確定状態にあるか否かを判定する。フォーマット確定状態にないときは、ステップST7の処理に戻る。一方、フォーマット確定状態にあるとき、制御部143は、ステップST10において、表示処理部149を制御して、ミュートオフとする。これにより、表示パネル150に画像が表示される、出画状態となる。
詳細説明は省略するが、図13のフローチャートにおけるその他は、図8に示すフローチャートと同様である。
上述したように、タイミング情報に基づいて調整された基準時間の他に、さらにフォーマット確定の判定出力に基づいて画像表示の開始タイミングを制御するものにあっては、基準時間調整部で調整された基準時間が経過しても、フォーマットが確定状態にない場合、フォーマットが確定するまで画像が表示されないので、乱れた画像が表示されることを抑制できる。
図14は、信号タイミングの一例を示している。図14(b)は、画像データ(映像信号)の受信状態を示し、画像データが受信されている期間に斜線を付して示している。制御部143は、HDMI受信部145で同期信号(水平同期信号、垂直同期信号)が受信されるとき、画像データが受信されていると判断する。
図14(c)は、解像度の安定状態を示し、解像度が安定している期間に斜線を付して示している。制御部143は、水平、垂直の解像度が安定した状態において、水平同期信号をカウントして水平解像度を認識し、同様に、垂直同期信号をカウントして垂直解像度を認識し、フォーマットを確定する。制御部143は、このようにフォーマットを確定してから、画像データの受信が停止するまで、フォーマット確定状態にあると判定する。すなわち、フォーマットが確定した時点t22から画像データの受信が停止する時点t23まで、さらに再びフォーマットが確定した時点t25以降は、フォーマット確定状態と判定される。
図14(d)は、HDCPの認証状態を示し、認証後の期間に斜線を付して示している。制御部143は、DDC(Display Data Channel)を通して、DVDレコーダ120で認証されたことを知る。図14(e)は、カラースペース(色空間)の検出状態を示し、検出されている期間に斜線を付して示している。制御部143は、カラースペース情報を、映像信号のブランキング期間に挿入されたAVI(Auxiliary Video Information)InfoFrameから検出する。
図14(a)は、表示パネル150の出画状態を示し、出画オンの期間に斜線を付して示している。画像データの受信が開始された時点t21から基準時間TSだけ経過した時点t24では、フォーマット確定状態にないことから、ミュートオフとなることはなく、その後に、フォーマット確定状態となる時点t25でミュートオフとなり、出力オンの状態となる。
このように基準時間TSの他にフォーマット確定状態にあるか否かの判定出力を用いることで、基準時間TSが経過しても、フォーマットが確定状態にない場合、フォーマットが確定するまで画像が表示されないので、時点t24から時点t25までの間、乱れた画像が表示されることを抑制できる。
なお、HDMIの信号切り替えでは、無信号の後、HDCPの認証動作が入ると、画像がミュートしている時間が長くなる場合がある。その間、画像が表示されないため、ユーザにとっては不安となる。テレビ受信機140の制御部143は、認証動作が行われていることがわかるので、そのタイミングで、表示パネル150に、“認証中です。”あるいは“HDCP認証中”等の警告表示を行うことで、ユーザの不安を解消できる。図15(a)は、警告表示を行わない場合の画像表示の推移例を示し、図15(b)は、警告表示を行う場合の画像表示の推移例を示している。
なお、上述実施の形態においては、電子機器間の通信インタフェースとしてHDMIを用いたものを示したが、HDMI以外の通信インタフェースを用いるものにも、この発明を同様に適用できる。また、上述実施の形態においては、電子機器間をHDMIケーブルで接続したものを示したが、電子機器間の接続を無線で行うものにも、この発明を同様に適用できる。
この発明は、画像が表示されるまでの時間をあまり長くすることなく、乱れた画像が表示されることを良好に回避できるものであり、AVソースとテレビ受信機、プロジェクタ、その他のディスプレイとをHDMIインタフェースを用いて接続してなるAVシステム等に適用できる。
この発明の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するDVDレコーダ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(シンク機器)の構成例を示すブロック図である。 HDMI送信部(HDMIソース)とHDMI受信部(HDMIシンク)の構成例を示すブロック図である。 TMDS伝送データの構造を示す図である。 HDMI端子のピン配列(タイプA)を示す図である。 テレビ受信機における信号タイミングの一例を示す図である。 テレビ受信機の制御部における表示制御処理、および基準時間調整処理を示すフローチャートである。 グループ分けおよび基準時間決定のアルゴリズムを説明するための図である。 基準時間TSの他の調整例を説明するための図である。 ユーザがモード設定を行う際に、表示パネルに表示されるユーザインタフェース画面を示す図である。 「きれい」モードまたは「はやい」モードに設定が可能な場合における、テレビ受信機の制御部の表示制御処理、および基準時間調整処理を示すフローチャートである。 基準時間の他にフォーマット確定の判定出力に基づいて画像表示の開始タイミングを制御する場合における、テレビ受信機の制御部の表示制御処理、および基準時間調整処理を示すフローチャートである。 テレビ受信機における信号タイミングの一例を示す図である。 認証動作が行われていることを示す警告表示を行わない場合、および行う場合の画像表示の推移例を示す図である。 従来のテレビ受信機における信号タイミングの一例を示す図である。
符号の説明
100・・・AVシステム、120・・・DVDレコーダ、121・・・HDMI端子、122・・・制御部、123・・・ユーザ操作部、124・・・表示部、125・・・コーデック、126・・・外部装置を接続するための端子、127・・・記録再生部、128・・・DVD、129・・・HDMI送信部(HDMIソース)、140・・・テレビ受信機、141・・・HDMI端子、142・・・フラッシュROM、143・・・制御部、143a・・・内蔵メモリ、144・・・ユーザ操作部、145・・・HDMI受信部(HDMIシンク)、146・・・チューナ、147・・・アンテナ端子、148・・・切り替え器、149・・・表示処理部、150・・・表示パネル、151・・・プルアップ抵抗、210・・・HDMIケーブル

Claims (11)

  1. 伝送路を介して送られてくる映像信号を受信する信号受信部と、
    上記信号受信部で受信された映像信号を処理して画像を表示する画像表示部と、
    上記信号受信部における上記映像信号の受信に関連して上記画像表示部で表示される画像に影響を与えるタイミング情報を取得するタイミング情報取得部と、
    上記タイミング情報取得部で取得されたタイミング情報に基づいて、上記信号受信部で映像信号が受信されてから上記画像表示部で画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を調整する基準時間調整部と、
    上記基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する表示制御部と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 上記信号受信部は、複数チャネルで、差動信号により、上記伝送路を介して送られてくる映像信号を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 上記基準時間調整部は、上記タイミング情報取得部で取得されたタイミング情報に基づいて新たな基準時間を生成し、該新たな基準時間を参照して記憶部に保持されている基準時間を更新し、
    上記表示制御部は、上記記憶部に保持されている基準時間に基づいて、上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 上記基準時間調整部は、
    上記記憶部に保持されている基準時間を上記新たな基準時間に置き換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 上記基準時間調整部は、
    上記新たな基準時間が上記記憶部に保持されている基準時間より大きいとき、上記記憶部に保持されている基準時間を上記新たな基準時間に置き換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  6. 上記基準時間調整部は、
    上記新たな基準時間が上記記憶部に記憶されている基準時間に対して一定時間以内にないとき、上記記憶部に保持されている基準時間を上記新たな基準時間に置き換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  7. 上記基準時間調整部は、
    上記新たな基準時間をグループ分けし、上記記憶部に記憶されている基準時間を、該新たな基準時間が含まれるグループの上限値に置き換える
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  8. 上記基準時間調整部は、上記グループ分けを行う際に、
    上記新たな基準時間が既存のグループの上限値および下限値で規定される範囲から一定時間以内にあるとき、該新たな基準時間は上記既存のグループを構成するものとし、
    上記新たな基準時間が既存のグループの上限値および下限値で規定される範囲から一定時間以内にないとき、該新たな基準時間は上記既存のグループとは異なる新たなグループを構成するものとする
    ことを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. ユーザが第1の出画モードまたは第2の出画モードを選択するためのユーザ操作部をさらに備え、
    上記表示制御部は、
    上記ユーザ操作部により上記第1の出画モードが選択されるとき、上記基準時間調整部で調整された基準時間に基づいて、上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御し、
    上記ユーザ操作部により上記第2の出画モードが選択されるとき、固定の基準時間に基づいて、上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  10. 上記信号受信部で受信された映像信号に含まれる解像度情報に基づいてフォーマット確定状態にあるか否かを判定するフォーマット確定判定部をさらに備え、
    上記表示制御部は、上記基準時間調整部で調整された基準時間および上記フォーマット確定判定部の判定出力に基づいて、上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  11. 伝送路を介して送られてくる映像信号を受信する信号受信部と、
    上記信号受信部で受信された映像信号を処理して画像を表示する画像表示部とを備える受信装置の出画制御方法であって、
    上記信号受信部における上記映像信号の受信に関連して上記画像表示部で表示される画像に影響を与えるタイミング情報を取得するタイミング情報取得ステップと、
    上記タイミング情報取得ステップで取得されたタイミング情報に基づいて、上記信号受信部で映像信号が受信されてから上記画像表示部で画像表示を開始するまでの時間の基準となる基準時間を調整する基準時間調整ステップと、
    上記基準時間調整ステップで調整された基準時間に基づいて上記画像表示部における画像表示の開始タイミングを制御する表示制御ステップと
    を備えることを特徴とする受信装置の出画制御方法。
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