JP2009075846A - 輪郭抽出装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する際に、輪郭点の設定・変更を正確かつ容易に行うことができるようにする。
【解決手段】原画像から輪郭を手動抽出・修正する際に、マウスを操作し、原画像が表示されている第1のウインドウ40上でマウスポインタ42を原画像の輪郭を構成する点に移動させると、そのマウスポインタ42によって指定された位置を中心にして所定範囲Aの画像を切り出し、この切り出した画像を別の第2のウインドウ44に拡大表示するとともに、第2のウインドウ44の中心(マウスポインタ42で指定した位置に相当)に小さい点のマーカー46を表示する。これにより、第1のウインドウ40上でマウスポインタ42によって指定した輪郭点の位置を、その指定した位置付近の画像が拡大表示された第2のウインドウ44上で確認することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は輪郭抽出装置及びプログラムに係り、特に原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する輪郭抽出装置及びプログラムに関する。
従来、2次元画像中から関心領域の輪郭を手動で抽出する方法や、関心領域の形状(輪郭)を手動で修正する方法(特許文献1)は、既によく知られている。
特許文献1に記載の関心領域形状の修正方法は、一群の連続する多節線分で規定される関心領域の形状を修正する際に、多節線分の内の一つを選択し、この選択した多節線分を関心領域の輪郭上の位置までドラッグすることによって、選択した多節線分に隣接する他の多節線分の一つ又は複数を、所定の張力に応じて追随して移動させることにより、一群の連続する多節線分で規定される関心領域の形状(輪郭)を修正するようにしている。
特開2000−308619号公報
しかしながら、手動でマウスポインタを関心領域の輪郭上に移動させ、これにより2次元の原画像から関心領域の輪郭を手動で抽出又は修正する場合、マウスポインタや既に決定した輪郭の代表点あるいは輪郭線を示す画像が、原画像中の輪郭部分に重なって表示されるため、原画像の輪郭点の設定・修正の邪魔になり、原画像の輪郭点の設定等を正確に行うことができないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する際に、輪郭点の設定・変更を正確かつ容易に行うことができる輪郭抽出装置及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する輪郭抽出装置において、原画像を取り込む画像取込手段と、表示手段と、前記取り込んだ原画像を前記表示手段の第1のウインドウに表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のウインドウ上で手動操作によりポインタを移動させて前記原画像の輪郭を構成する点を指定するポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスによって指定された位置を中心にして、前記原画像から所定範囲の画像を切り出し、この切り出した画像を前記表示手段の第1のウインドウとは別の第2のウインドウに拡大して表示させる第2の表示制御手段であって、前記指定された位置を視認可能にするマーカーを前記第2のウインドウの中心に表示させる第2の表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、原画像から輪郭を手動抽出・修正する際に、ポインティングデバイスを操作し、原画像が表示されている第1のウインドウ上でポインタを原画像の輪郭を構成する点に移動させると、そのポインタによって指定された位置を中心にして所定範囲の画像を切り出し、この切り出した画像を別の第2のウインドウに拡大表示するとともに、第2のウインドウの中心(ポインタで指定した位置に相当)にマーカーを表示するようにしている。これにより、第1のウインドウ上でポインタによって指定した輪郭点の位置を、その指定した位置付近の画像が拡大表示された第2のウインドウ上で確認することができ、輪郭点の設定・変更を正確かつ容易に行うことができる。尚、ポインティングデバイスとしては、マウス、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック等がある。
請求項2に示すように請求項1に記載の輪郭抽出装置において、前記第1の表示制御手段は、前記ポインティングデバイスによって指定され、決定された原画像の輪郭を構成する点、又は各点を結ぶ輪郭線を視認可能に表示させることを特徴としている。これにより、第1のウインドウ上で既に設定されている輪郭点・線を確認することができる。
請求項3に示すように請求項2に記載の輪郭抽出装置において、前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、かつ前記視認可能に表示された前記原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線の線幅よりも小さい点であることを特徴としている。
請求項4に示すように請求項1又は2に記載の輪郭抽出装置において、前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、前記第2のウインドウの中心を示す円又は十字のマーカーであることを特徴としている。
請求項3、4に係る発明によれば、第2のウインドウに表示されるマーカーによって画像中の輪郭の視認が邪魔されないようにすることができる。
請求項5に示すように請求項1から4のいずれかに記載の輪郭抽出装置において、前記第2のウインドウは、輪郭を決定するモードが指定されると、前記第1のウインドウ内であって、前記ポインティングデバイスのポインタ及びその周辺の画像の邪魔にならない領域に表示されることを特徴としている。
請求項6に示すように請求項1から4のいずれかに記載の輪郭抽出装置において、前記第1及び第2のウインドウは、それぞれ前記表示手段の画面上に並べて表示されることを特徴としている。
請求項7に示すように請求項1から6のいずれかに記載の輪郭抽出装置において、前記第2のウインドウに表示される画像の前記第1のウインドウに表示される画像に対する拡大率を設定する拡大率設定手段を更に備えたことを特徴としている。
請求項8に示すように請求項1から7のいずれかに記載の輪郭抽出装置において、前記取り込んだ原画像を階調変換するためのウインドウ幅及びウインドウレベルを、手動で設定する手動設定手段又は自動で設定する自動設定手段を更に備えたことを特徴としている。
即ち、手動設定手段によってウインドウ幅及びウインドウレベルを設定する場合には、前記表示手段に表示される画像を見ながらその輪郭が視認しやすいようにウインドウ幅及びウインドウレベルを設定する。また、自動設定手段は、画像の各画素値の分布を示すヒストグラムを作成し、ヒストグラム解析することにより画素分布の高い部分に絞ってウインドウ幅及びウインドウレベルを自動設定することで、先鋭度(輪郭)がより明瞭な画像にすることができる。
請求項9に示すように請求項1から8のいずれかに記載の輪郭抽出装置において、前記取り込んだ原画像の輪郭を強調する輪郭強調処理手段、又は前記取り込んだ原画像の微分画像を生成する微分画像生成手段を更に備え、前記原画像の輪郭強調された画像又は微分画像を表示可能にしたことを特徴としている。これにより、輪郭の設定・変更時に輪郭を視認しやすくすることができる。
請求項10に係る発明は、原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する輪郭抽出プログラムにおいて、原画像を取り込む機能と、前記取り込んだ原画像を表示手段の第1のウインドウに表示させる第1の表示制御機能と、ポインティングデバイスの手動操作に応じて前記第1のウインドウ上でポインタを移動させるとともに、該ポインタによって指定された前記原画像の輪郭を構成する点の位置情報を取得する機能と、前記ポインティングデバイスによって指定された位置を中心にして、前記原画像から所定範囲の画像を切り出し、この切り出した画像を前記表示手段の第1のウインドウとは別の第2のウインドウに拡大して表示させる第2の表示制御機能であって、前記指定された位置を視認可能にするマーカーを前記第2のウインドウの中心に表示させる第2の表示制御機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項11に示すように請求項10に記載の輪郭抽出プログラムにおいて、前記第1の表示制御機能は、前記ポインティングデバイスによって指定され、決定された原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線を視認可能に描画することを特徴としている。
請求項12に示すように請求項11に記載の輪郭抽出プログラムにおいて、前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、かつ前記視認可能に描画された前記原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線の線幅よりも小さい点であることを特徴としている。この小さい点により、前記第2のウインドウの中心近傍の画像に含まれる輪郭の視認が妨げられないようにしている。
請求項13に示すように請求項10又は11に記載の輪郭抽出プログラムにおいて、前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、前記第2のウインドウの中心を示す円又は十字のマーカーであることを特徴としている。
本発明によれば、原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する際に、別ウインドウで部分的に拡大された画像上でポインタによって指定した位置を確認することができ、また、別ウインドウ上ではポインタや既に決定した輪郭線等によって画像が邪魔されないようにすることができ、これにより輪郭点の設定・変更を正確かつ容易に行うことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る輪郭抽出装置の好ましい実施の形態について説明する。
<装置構成>
図1は本発明に係る輪郭抽出装置の実施の形態を示すハードウエア構成図である。
この輪郭抽出装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ(パソコン)によって構成されており、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)12と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ14と、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等のモニタ装置30の表示を制御するグラフィックボード16と、ネットワーク網と接続される通信インターフェース(通信I/F)18と、パソコンのオペレーティングシステム(OS)、パソコンに接続された周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係る輪郭抽出プログラムを含む各種のアプリケーションソフト、X線CT装置、MRI装置等によって撮影された医用画像等が格納されるハードディスク装置20と、CD−ROMドライブ22と、キーボード32のキー操作を検出して指示入力としてCPU12に出力するキーボードコントローラ24と、位置を入力するポインティングデバイスとしてのマウス34の状態を検出してモニタ装置30上のマウスポインタの位置やマウス34の状態等の信号をCPU12に出力するマウスコントローラ26とから構成されている。
尚、上記構成のパソコンは、ハードディスク装置20に格納されている、本発明に係る輪郭抽出プログラムを除いて周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。
<第1の実施の形態>
図2は本発明に係る輪郭抽出装置による輪郭点の設定処理の流れを示すフローチャートであり、この処理は、輪郭抽出プログラムを起動することによって実施される。
また、図3は輪郭点の設定処理時にモニタ装置30に表示される画像の第1の実施の形態を示す図である。尚、この実施の形態では、X線CT装置によって撮影された医用画像の臓器や病変部の輪郭上の代表点を、マウスポインタを操作して順次クリック指定し、代表点同士をスプライン補間等の補間曲線によって繋いで、輪郭を抽出する場合について説明する。
まず、ハードディスク装置20から所望の医用画像(原画像)を読み出し、モニタ装置30に表示させ、輪郭を決定するモードを指定する。このとき原画像は、図3に示すようにモニタ装置30の第1のウインドウ40に表示される。
図2において、読影医等の操作者は、マウス34を操作し、マウスポインタ42を輪郭抽出対象(臓器)の輪郭上の点(代表点)に移動させる(ステップS10)。尚、図3上では、マウスポインタ42は、矢印で示されている。
輪郭抽出装置10は、このマウスポインタ42の位置(マウスポインタ42によって指定された点の位置)を検出する(ステップS12)。そして、マウスポインタ33の位置を中心にして、図3に示す所定範囲Aの画像を原画像から切り出し(ステップS14)、この切り出した画像を、第1のウインドウ40とは別の第2のウインドウ44に拡大して表示させる(ステップS16)。
この第2のウインドウ44の中心には、第2のウインドウ44の中心を示すマーカー(即ち、マウスポインタ42によって指定された位置を示すマーカー)46が表示される。このマーカー46は、第2のウインドウ44の中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、かつ後述する第1のウインドウ40に表示される輪郭点48、又は輪郭点48を結ぶ輪郭線49の線幅よりも小さい点として表示される。マーカー46を小さい点にすることより、第2のウインドウ44の中心近傍の画像に含まれる輪郭の視認が妨げられないようにしている。
尚、医用画像は、通常、白黒画像であるため、この実施の形態では、マーカー46を赤色で表示し、画像と識別できるようにしている。
操作者は、第2のウインドウ44上で、マーカー46が輪郭上の点に正確に位置しているか否かを確認する(ステップS18)。マーカー46が輪郭上に正確に位置していない場合には、ステップS10に戻り、マウスポインタ42を輪郭上に移動させ、ステップS10からステップS18の処理を繰り返す。マウスポインタ42を移動させると、その移動に伴って第2のウインドウ44内の画像が移動する。
一方、マーカー46が輪郭上に正確に位置していることが確認されると、マウス34を左クリックし、マウスポインタ42によって指定した点を輪郭上の点として決定させる(ステップS20)。
上記のようにして輪郭上の点が決定されると、第1のウインドウ40に表示された原画像上に輪郭点48が描画されるとともに、既に決定された輪郭点48との間に輪郭線49が描画される。
尚、第2のウインドウ44の画像上には、図3に示すように輪郭点として白抜きの丸43が表示され、輪郭線として点線45が表示されているが、これらの表示は行わなくてもよい。また、輪郭点、輪郭線の表示・非表示を選択できるようにしてもよい。
続いて、輪郭抽出対象の輪郭上の点の設定が全て終了したか否か確認する(ステップS22)。そして、輪郭抽出対象の輪郭上の点の設定が全て終了していない場合には、ステップS10に戻り、次の輪郭点の設定を行い、全て終了した場合には、輪郭を決定するモードを終了する。
尚、上記第1の実施の形態において、第2のウインドウ44は、第1のウインドウ40上のマウスポインタ42及びその周辺部を避ける位置に適宜移動させられる。
また、すでに決定した輪郭や、計算等で自動的に求められた輪郭を修正する場合には、輪郭点の指定と同様に、第2のウインドウ44を参照しながら修正対象の輪郭点50上にマウスポインタ42を合わせ、その輪郭点を移動または消去する操作を行う(たとえば、移動であればマウスドラッグ、消去であれば、消去モードに入り指定点を左クリック)。
<第2の実施の形態>
図4は輪郭点の設定処理時にモニタ装置30に表示される画像の第2の実施の形態を示す図である。
図3に示した第1の実施の形態では、第1のウインドウ40内に第2のウインドウ44を表示するようにしたが、図4に示す第2の実施の形態では、第1のウインドウ50と第2のウインドウ52とは、それぞれ画像が重ならないようにモニタ装置30の画面上に並べて配置されている。
尚、第2の実施の形態の第1のウインドウ50及び第2のウインドウ52に表示される画像は、第1の実施の形態の第1のウインドウ40及び第2のウインドウ44と同様であり、また、輪郭点の設定処理も同様に行われるため、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように第2の実施の形態では、輪郭の決定を更に容易にするための機能を操作・選択するためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)画面54を備えている。
即ち、GUI画面54には、画像の拡大率を設定するためのスクロールバー54A、原画像を階調変換するためのウインドウ幅(WW)及びウインドウレベル(WL)を、手動で設定するためのスクロールバー54B、54C、輪郭強調処理を選択するためのチェックボックス54D、微分画像の生成を選択するためのチェックボックス54E、及び輪郭表示を選択するためのチェックボックス54Fが設けられている。
マウス34でスクロールバー54Aをドラッグして移動させることにより、第2のウインドウ52に表示される画像の第1のウインドウ50に表示される画像に対する拡大率を設定することができる。輪郭抽出装置10はこの設定された拡大率に応じて原画像から切り出す画像サイズを変え、その切り出した画像を第2のウインドウ52に拡大表示させる。
マウス34でスクロールバー54B、54Cをそれぞれドラッグして移動させることにより、WW及びWLを設定することができる。輪郭抽出装置10はこの設定されたWW及びWLに応じた範囲の画素値(画素値の中心レベルとその前後の幅の画素値)を抽出し、この抽出した画素値をその画素値に応じてモニタ装置30に表示する階調(例えば、0〜255)に変換する。例えば、WWを狭くすると、画像の先鋭度が高くなり、輪郭がより鮮明になる。
尚、WW及びWLは、原画像を元に自動的に設定するようにしてもよい。即ち、原画像の各画素値の分布を示すヒストグラムを作成し、このヒストグラムを解析することにより画素分布の高い部分の画素値が抽出されるように、WW及びWLを自動設定する。
また、マウス34でチェックボックス54Dにチェックを入れることにより、輪郭強調処理を選択することができる。輪郭抽出装置10は輪郭強調処理が選択されると、原画像に輪郭強調処理(シャープネス処理)を実施し、あるいは通常の輪郭強調処理よりも強い輪郭強調処理を実施し、輪郭をより鮮明に表示する。
更に、マウス34でチェックボックス54Eにチェックを入れることにより、微分画像を生成する処理を選択することができる。輪郭抽出装置10は微分画像の生成処理が選択されると、原画像を微分して微分画像を生成し、この微分画像を表示するようにする。
マウス34でチェックボックス54Fにチェックを入れることにより、輪郭表示を選択することができる。輪郭抽出装置10は、輪郭表示が選択されると、第2のウインドウ52にも輪郭点及び輪郭線を表示させる。
尚、上記GUI画面54での操作に応じて処理された画像は、第2のウインドウ52のみに表示するようにしてもよいし、第1のウインドウ50及び第2のウインドウ52の両方に表示するようにしてもよい。
<変形例>
この実施の形態では、第2のウインドウの中心に小さい点のマーカーを表示するようにしたが、これに限らず、例えば、図5に示すように白抜きの小さい円(同図(A))、十字マーク(同図(B)、(C))等が考えられ、要は輪郭の確認の邪魔にならないマーカーであれば、如何なるものでもよい。
また、輪郭を決定する際に、一時的にマウスポインタ、輪郭点、及び輪郭線を消せるようにしてもよい。
更に、この実施の形態では、医用画像から臓器、病変部等の輪郭を抽出する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、一般写真から顔の輪郭、その他、種々の画像の輪郭を抽出する場合にも適用できる。
図1は本発明に係る輪郭抽出装置の実施の形態を示すハードウエア構成図である。 図2は本発明に係る輪郭抽出装置による輪郭点の設定処理の流れを示すフローチャートである。 図3は輪郭点の設定処理時にモニタ装置に表示される画像の第1の実施の形態を示す図である。 図4は輪郭点の設定処理時にモニタ装置に表示される画像の第2の実施の形態を示す図である。 図5は第2のウインドウに表示されるマーカーの他の例を示す図である。
符号の説明
10…輪郭抽出装置(パソコン)、12…中央処理装置(CPU)、14…主メモリ、16…グラフィックボード、20…ハードディスク装置、26…マウスコントローラ、30…モニタ装置、34…マウス、40、50…第1のウインドウ、42…マウスポインタ、44、52…第2のウインドウ、46…マーカー、54…GUI画面

Claims (13)

  1. 原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する輪郭抽出装置において、
    原画像を取り込む画像取込手段と、
    表示手段と、
    前記取り込んだ原画像を前記表示手段の第1のウインドウに表示させる第1の表示制御手段と、
    前記第1のウインドウ上で手動操作によりポインタを移動させて前記原画像の輪郭を構成する点を指定するポインティングデバイスと、
    前記ポインティングデバイスによって指定された位置を中心にして、前記原画像から所定範囲の画像を切り出し、この切り出した画像を前記表示手段の第1のウインドウとは別の第2のウインドウに拡大して表示させる第2の表示制御手段であって、前記指定された位置を視認可能にするマーカーを前記第2のウインドウの中心に表示させる第2の表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする輪郭抽出装置。
  2. 前記第1の表示制御手段は、前記ポインティングデバイスによって指定され、決定された原画像の輪郭を構成する点、又は各点を結ぶ輪郭線を視認可能に表示させることを特徴とする請求項1に記載の輪郭抽出装置。
  3. 前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、かつ前記視認可能に表示された前記原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線の線幅よりも小さい点であることを特徴とする請求項2に記載の輪郭抽出装置。
  4. 前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、前記第2のウインドウの中心を示す円又は十字のマーカーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の輪郭抽出装置。
  5. 前記第2のウインドウは、輪郭を決定するモードが指定されると、前記第1のウインドウ内であって、前記ポインティングデバイスのポインタ及びその周辺の画像の邪魔にならない領域に表示されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の輪郭抽出装置。
  6. 前記第1及び第2のウインドウは、それぞれ前記表示手段の画面上に並べて表示されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の輪郭抽出装置。
  7. 前記第2のウインドウに表示される画像の前記第1のウインドウに表示される画像に対する拡大率を設定する拡大率設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の輪郭抽出装置。
  8. 前記取り込んだ原画像を階調変換するためのウインドウ幅及びウインドウレベルを、手動で設定する手動設定手段又は自動で設定する自動設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の輪郭抽出装置。
  9. 前記取り込んだ原画像の輪郭を強調する輪郭強調処理手段、又は前記取り込んだ原画像の微分画像を生成する微分画像生成手段を更に備え、前記原画像の輪郭強調された画像又は微分画像を表示可能にしたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の輪郭抽出装置。
  10. 原画像の輪郭を手動によって抽出又は修正する輪郭抽出プログラムにおいて、
    原画像を取り込む機能と、
    前記取り込んだ原画像を表示手段の第1のウインドウに表示させる第1の表示制御機能と、
    ポインティングデバイスの手動操作に応じて前記第1のウインドウ上でポインタを移動させるとともに、該ポインタによって指定された前記原画像の輪郭を構成する点の位置情報を取得する機能と、
    前記ポインティングデバイスによって指定された位置を中心にして、前記原画像から所定範囲の画像を切り出し、この切り出した画像を前記表示手段の第1のウインドウとは別の第2のウインドウに拡大して表示させる第2の表示制御機能であって、前記指定された位置を視認可能にするマーカーを前記第2のウインドウの中心に表示させる第2の表示制御機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とする輪郭抽出プログラム。
  11. 前記第1の表示制御機能は、前記ポインティングデバイスによって指定され、決定された原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線を視認可能に描画することを特徴とする請求項10に記載の輪郭抽出プログラム。
  12. 前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、かつ前記視認可能に描画された前記原画像の輪郭を構成する輪郭点、又は各輪郭点を結ぶ輪郭線の線幅よりも小さい点であることを特徴とする請求項11に記載の輪郭抽出プログラム。
  13. 前記マーカーは、前記第2のウインドウの中心近傍の画像とは色又は輝度が異なり、前記第2のウインドウの中心を示す円又は十字のマーカーであることを特徴とする請求項10又は11に記載の輪郭抽出プログラム。
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