JP2009075453A - 通信カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステムを提供する。
【解決手段】サーバ装置20は、各利用者のカラオケ演奏に関する情報として、演奏曲に関する情報をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するSNSデータベース120と、そのSNSデータベース120に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録するSNS登録制御手段130と、所定の利用者に対応するそのSNS登録制御手段130によるフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にその利用者と関連づけられて記憶された演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段131とを、備えたものであることから、共通の演奏曲に関心を有する利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、フレンド登録の利用性を高めることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させるカラオケ装置を用いた通信カラオケシステムに関し、特に、その通信カラオケシステムを利用するユーザ相互間のコミュニケーションシステムの改良に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択された所定のカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
上記カラオケ装置を用いたカラオケシステムの一例として、複数のカラオケ装置を所定の通信回線を介してサーバ装置(ホスト装置)に接続し、それらカラオケ装置及びサーバ装置相互間で情報の送受信を可能とした通信カラオケシステムが知られている。また、斯かる通信カラオケシステムにおいて、上記カラオケ装置により演奏された演奏曲の選曲履歴を上記サーバに蓄積して利用するシステムが提案されている。例えば、特許文献1に記載された通信カラオケシステムがそれである。この技術によれば、上記カラオケ装置により演奏された演奏曲の選曲履歴をサーバ装置において集計し、その演奏頻度等に応じて推薦曲等として上記カラオケ装置に表示させることで、広域的な選曲履歴を反映した楽曲推薦が可能とされる。
特開平11−52965号公報
しかし、前記従来の技術は、複数のカラオケ装置による演奏曲の選曲履歴に基づいて演奏曲の推薦を行うという単純なものであり、特に目新しいものではなかった。ところで、前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏は、一般に、気の合う友達同士やサークルの仲間等、特定のメンバーで行われることが多いが、そのように閉じたコミュニティの中では、広域的な流行とはあまり関係なく所定の演奏曲がブームとなり、その特定のメンバーの間で繰り返し演奏されるといったことが頻繁に起こり、斯かる場合には広域的な選曲履歴よりもむしろその閉じたコミュニティ内での選曲履歴が問題となってくる。そのような事情を背景として、本出願人は、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る通信カラオケシステムを実用化し、その運営を継続してきた。斯かる通信カラオケシステムの運営においては、新規利用者の獲得及び既登録者による利用の拡大が望まれる。このため、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る通信カラオケシステムの顧客吸引力を高める技術の開発が求められていた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステムを提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる、それぞれ所定の店舗に設置された複数のカラオケ装置と、所定の通信回線を介して該カラオケ装置との間で情報の送受信を行い得るサーバ装置とを、備えた通信カラオケシステムであって、前記サーバ装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくとも1つの演奏曲に関する情報をその利用者の識別情報と関連付けて記憶する記憶装置と、その記憶装置に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録する登録制御手段と、所定の利用者に対応するその登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置にその利用者と関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段とを、備えたことを特徴とするものである。
このようにすれば、前記サーバ装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくとも1つの演奏曲に関する情報をその利用者の識別情報と関連付けて記憶する記憶装置と、その記憶装置に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録する登録制御手段と、所定の利用者に対応するその登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置にその利用者と関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段とを、備えたものであることから、共通の演奏曲に関心を有する利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、フレンド登録の利用性を高めることができる。すなわち、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステムを提供することができる。
ここで、好適には、前記記憶装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏における選曲履歴をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段は、所定の利用者に対応する前記登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置にその利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲を共有する複数の利用者を抽出するものである。このようにすれば、前記カラオケ装置により同じ演奏曲を過去に演奏したことがある利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、音楽の趣味が合うフレンドを簡単に見つけることができ、フレンド登録の利用性を高めることができる。
また、好適には、前記記憶装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏における選曲履歴をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段は、所定の利用者に対応する前記登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置にその利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲に対応する歌手を共有する複数の利用者を抽出するものである。このようにすれば、前記カラオケ装置により同じ歌手の演奏曲を過去に演奏したことがある利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、音楽の趣味が合うフレンドを簡単に見つけることができ、フレンド登録の利用性を高めることができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である通信カラオケシステム10を説明する概略図である。この図1に示すように、本実施例の通信カラオケシステム10では、カラオケボックス、スナック、旅館等の店舗12における複数の個室14a、14b、14c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に個室14と称する)にそれぞれ1台乃至は複数台ずつ(図1では1台ずつ)のカラオケ装置16a、16b、16c、・・・(以下、特に区別しない場合には単にカラオケ装置16と称する)が設置されている。これら複数のカラオケ装置16は、ルータ28を介して公衆電話回線等による通信回線18に接続されており、同じくその通信回線18に接続されたカラオケサービス提供会社のサーバ装置(センタ装置)20との相互間でその通信回線18を介して情報の通信が可能とされている。このサーバ装置20は、楽曲データ(カラオケ情報)、背景映像情報、曲間情報等のデジタルコンテンツ(Digital Contents)の保管や入出力管理の基本的な制御に加えて、後述するソーシャルネットワークサービス管理制御、店舗情報管理制御、及び店舗毎のランキング統計制御等の各種制御を行うサーバであり、上記通信回線18を介して上記カラオケ装置16に定期的にコンテンツの配信を行うと共に、そのカラオケ装置16からの要求に応じて所定の機能制御プログラムを送信するものである。また、上記通信カラオケシステム10は、複数の電子早見本装置22a、22b、22c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に電子早見本装置22と称する)を備えており、上記カラオケ装置16の利用に際して、各利用者(グループ)毎に1台ずつの電子早見本装置22が貸与され、各個室14において後述するように上記カラオケ装置16の遠隔操作装置として用いられるようになっている。上記店舗12内には上記複数のカラオケ装置16を相互に接続するLAN24が敷設されており、上記電子早見本装置22からのカラオケ装置16への入力は、所定のアクセスポイント26及びLAN24を介したLAN通信等により行われる。
図2は、上記カラオケ装置16の構成を例示するブロック線図である。この図2に示すように、上記カラオケ装置16は、CRT(Cathode-ray Tube)やTFT(Thin Film Transistor Liquid Crystal)等の映像表示装置30と、CRTコントローラ等の映像出力制御部32と、映像情報デコーダ34と、ビデオミキサ36と、音源であるシンセサイザ38と、音声入力装置であるマイクロフォン40と、そのマイクロフォン40から入力される音声をディジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ41と、アンプミキサ42と、スピーカ44と、操作パネル46と、その操作パネル46等からの入力信号を処理する入出力インターフェイス48と、中央演算処理装置であるCPU50と、読出専用メモリであるROM52と、随時書込読出メモリであるRAM54と、記憶装置であるハードディスク56と、モデム58と、LANポート60と、上記電子早見本装置22やリモコン装置64等の入力装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部62とを、備えて構成されている。
前記映像出力制御部32は、前記CPU50において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置として機能する他、前記映像表示装置30による種々の映像表示を制御する表示制御装置である。また、前記映像情報デコーダ34は、ユーザが歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記ハードディスク56に記憶された背景映像情報に基づいて所定の背景映像を再生(デコード)する背景映像再生装置である。この背景映像情報は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータであり、そのMPEGデータに基づいて前記映像情報デコーダ34により再生された背景映像は、前記ビデオミキサへ送られる。また、前記ビデオミキサ36は、前記CPU50において生成され且つ前記映像出力制御部32から出力される文字映像と、前記映像情報デコーダ34により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置30に表示させる映像合成装置である。
前記シンセサイザ38は、前記ハードディスク56から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであり、そのMIDIデータに基づいて前記シンセサイザ38により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ42へ送られる。そのアンプミキサ42では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン40を介して入力されるユーザの歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ44から出力される。また、前記マイクロフォン40から入力されたアナログ信号としての音声が前記A/Dコンバータ41によりディジタル信号に変換され、前記CPU50やRAM54等へ入力される。
前記操作パネル46は、前記カラオケ装置16のユーザが歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置16には、前記操作パネル46の一部機能を遠隔で実行するための入力装置として機能するリモコン装置64が備えられており、前記リモコン受信部62は、そのリモコン装置64から送信されるリモコン信号を受信して前記CPU50へ供給する。また、前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との対応付け(くくりつけ)処理も前記リモコン受信部62を介して行われ、そのようにして前記カラオケ装置16に対応付けられた電子早見本装置22も同様に入力装置として機能する。なお、本実施例においては、前記カラオケ装置16に備えられたリモコン装置64や対応付け処理の行われた電子早見本装置22等の入力装置もそのカラオケ装置16の一部を構成するものであるとして以下の説明を行う。
上記CPU50は、上記RAM54の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM52に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂マイクロコンピュータであり、上記電子早見本装置22やリモコン装置64等により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、その選曲されたカラオケ演奏曲を上記RAM54に設けられた予約曲テーブルに登録したり、その予約曲テーブルの演奏順に従って上記ハードディスク56から上記RAM54に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM54から上記シンセサイザ38へ演奏情報を送信したり、そのシンセサイザ38による演奏に関する演奏評価制御を行ったり、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記映像出力制御部32へ送ったり、選曲時には曲名文字映像を生成して上記映像出力制御部32へ送ったり、上記映像情報デコーダ34を制御して所定の背景映像を再生させたり、カラオケ演奏が行われていない間すなわち曲間において、新譜情報、選曲ランキング、店舗広告等の曲間情報を出力させたり、前記通信回線18を介した前記サーバ装置20との間の情報通信制御等の基本的な制御を実行する。
前記モデム58は、前記カラオケ装置16を公衆電話回線等による通信回線18に接続するための装置であり、前記CPU50から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換して前記通信回線18に送り出すと共に、その通信回線18を介して伝送されるアナログ信号をディジタル信号に変換して前記CPU50に供給する処理を行う。なお、前記店舗12に備えられた複数のカラオケ装置16のうち何れかのカラオケ装置16が前記ルータ28の機能を備えてマスターコマンダとして前記通信回線18に接続される態様も考えられ、その場合、前記モデム58はそのマスターコマンダとして機能するカラオケ装置16には必要とされるが、そのマスターコマンダを介して前記サーバ装置20との間で情報の通信を行う他のカラオケ装置16には必ずしも設けられなくともよい。
前記LANポート60は、前記カラオケ装置16をLAN24を介して他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器に接続するための接続器であり、前記カラオケ装置16は、そのようにLAN24を介して接続されることで、他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。例えば、前記アクセスポイント26を介して受信される前記電子早見本装置22からの選曲入力を受け付けて前記RAM54に設けられた予約曲テーブルに記憶したり、そのアクセスポイント26を介して前記カラオケ装置16から電子早見本装置22へ所定の情報を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との間における相互の情報のやりとりが実行される。
前記ハードディスク56には、カラオケ演奏曲を出力させるための多数(例えば数万曲分)の楽曲データ(カラオケ情報)を記憶する楽曲データベース57(図6を参照)をはじめとする各種データベースが設けられている。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置16のうち所定のカラオケ装置16例えば前記カラオケ装置16aは、前記モデム58を介して前記通信回線18に接続されており、前記複数のカラオケ装置16によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新たな楽曲データ等が前記サーバ装置20から前記通信回線18を介して配信され、前記ハードディスク56の楽曲データベース57等に記憶される。また、そのようにして前記サーバ装置20から情報を取得したカラオケ装置16aとその他のカラオケ装置16との間で前記LAN24を介した通信が行われることにより、各カラオケ装置16のハードディスク56に記憶される情報が共有され、楽曲データベース57等の内容が等価なものとされる。なお、斯かる楽曲データベース57に記憶される楽曲データは、演奏音を生成するための演奏情報及び歌詞文字映像(歌詞テロップ)を生成するための歌詞情報から成るものであり、コンテンツIDである各演奏曲に固有の選曲番号により識別される。また、この楽曲データに含まれる演奏情報は、前記シンセサイザ38により所定の楽器の演奏音を出力させるための情報であり、上述のように、好適にはMIDIデータである。また、上記楽曲データには、その演奏曲の曲名、歌手名、発表年月日、ジャンル等の情報が関連づけられて記憶されている。
図3は、前記電子早見本装置22の外観を大まかに示す斜視図である。この図3に示すように、前記電子早見本装置22は、所定の画像(映像)を表示させると共に、ユーザの接触に応じて入力を行うためのタッチパネルディスプレイ68を備えている。また、前記カラオケ装置16との間でデータの送受信や同期を実行したり、前記電子早見本装置22に内蔵されたバッテリを充電する等の動作を行うスタンド型の接続架台(ドッキングテーブル)であるクレイドル66を備えている。前記電子早見本装置22は、そのクレイドル66に取り付けられた状態又はそのクレイドル66から取り外された状態で用いられ、取り付けられた状態においては、そのクレイドル66及びLAN24を介して前記カラオケ装置16に有線接続されるようになっている。また、上記クレイドル66から取り外された状態においては、上記アクセスポイント26及びLAN24を介して前記カラオケ装置16に無線接続されるようになっている。また、前記アクセスポイント26、LAN24、及び通信回線18を介して前記サーバ装置20と接続され、そのサーバ装置20との間で間接或いは直接に情報の送受信ができるように構成されている。
図4は、前記電子早見本装置22の構成を説明するブロック線図である。この図4に示すように、前記電子早見本装置22は、上記タッチパネルディスプレイ68に所定の映像を表示させる表示装置72と、その表示装置72による表示を制御する表示制御部74と、ユーザの指や図示しない備え付けのペン等によるタッチパネルディスプレイ68への接触により入力を行うタッチパネル76と、そのタッチパネル76による入力を制御する入力制御部78と、中央演算処理装置であるCPU80と、読出専用メモリであるROM82と、随時書込読出メモリであるRAM84と、フラッシュROM等の記憶部86と、インターフェイス88と、リモコン送信部90と、無線LAN通信部92と、上記クレイドル66と電気的な接続を可能とするためのコネクタ96aとを、備えて構成されている。上記クレイドル66には、斯かる電子早見本装置22と電気的な接続を可能とするためのコネクタ96bが設けられており、前記電子早見本装置22は、前記クレイドル66に載置されて上記コネクタ96a及び96bが相互に接触させられることで、上記インターフェイス88を介して前記クレイドル66乃至はLAN24に接続されるようになっている。また、上記記憶部86には、演奏曲データベース100及びナビ映像データベース102(図6を参照)をはじめとする各種データベースが設けられている。
上記CPU80は、上記RAM84の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM82に記憶された情報に基づいて情報処理を実行する所謂マイクロコンピュータであり、上記表示制御部74を介して前記タッチパネルディスプレイ68(表示装置72)に選曲入力等を行う際のタッチ操作案内映像であるナビ映像等を表示させたり、その映像に基づく前記タッチパネルディスプレイ68(タッチパネル76)への接触により上記入力制御部78を介して入力される入力信号を処理したり、その入力信号に基づき前記無線LAN通信部92等を介して前記カラオケ装置16へ選曲入力をはじめとする入力送信を行ったり、前記通信回線18を介して前記サーバ装置20との間で情報の送受信を行うといった基本的な制御に加え、後述するSNS表示/入力制御、グループりれき(グループ履歴)吸上げ制御、及び前記サーバ装置20におけるSNSデータベース120や店舗別データベース122(図5を参照)等に記憶された情報を閲覧可能に表示させる所謂ブラウザ(browser)としての制御等、本実施例の通信カラオケシステム10に関する各種制御を実行する。
前記演奏曲データベース100は、前記カラオケ装置16により出力可能な演奏曲の情報を記憶するものであり、具体的には、前記カラオケ装置16の楽曲データベース57に記憶された多数の楽曲データそれぞれに対応して曲名、アーティスト名、属性情報、歌詞の歌い出し部分等の選曲案内情報、及び備考等を選曲番号毎に記憶するものである。また、前記ナビ映像データベース102は、前記表示制御部74を介して前記タッチパネルディスプレイ68(表示装置72)に選曲入力や後述するソーシャルネットワークサービス(Social Network Service)に関する操作のためのメニュー映像及び検索映像(ナビ映像)を表示させるための情報を記憶するものである。このソーシャルネットワークサービスとは、例えば、予め会員登録された会員相互間に限定して情報の閲覧等のサービスを提供する会員制のコミュニティ型のウェブサイトをいう。なお、以下の説明において、ソーシャルネットワークサービスをSNSと略称する。
図5は、前記サーバ装置20の構成を説明するブロック線図である。この図5に示すように、前記サーバ装置20は、中央演算処理装置であるCPU104によりRAM108の一時記憶機能を利用しつつROM106に予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う所謂ノイマン型コンピュータであり、前記カラオケ装置16からの配信要求に応じた楽曲データ等のコンテンツ配信制御をはじめとする基本的な制御に加えて、後述するSNS管理制御、店舗別のランキング統計制御等、及びフレンド候補抽出制御等、本実施例の通信カラオケシステム10に関する各種制御を実行する。また、CRTコントローラ112により制御されるCRT等の映像表示装置110と、インターフェイス116を介して接続されるキーボード等の入力装置114と、上記CPU104を前記通信回線18に接続するための装置であるモデム118とを、備えて構成されている。また、前記カラオケ装置16に配信するための多数の前記楽曲データを記憶する図示しない楽曲データベースの他、後述するSNSに関する情報を記憶するSNSデータベース120や前記カラオケ装置16の設置された店舗12毎の情報を記憶する店舗別データベース122等の各種データベースが設けられている。
図6は、前記カラオケ装置16のCPU50、前記サーバ装置20のCPU104、及び電子早見本装置22のCPU80に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図6に示す演奏評価手段128は、前記カラオケ装置16のCPU50に機能的に備えられたものであり、SNS登録制御手段130、フレンド候補抽出手段131、及びランキング統計手段132は、前記サーバ装置20のCPU104に機能的に備えられたものであり、SNSログイン認証手段134、SNS情報表示制御手段136、及びSNS情報送信制御手段138は、前記電子早見本装置22のCPU80に機能的に備えられたものである。以下、これらの制御機能について分説する。
上記演奏評価手段128は、予め定められた関係から、音声入力装置である前記マイクロフォン40により入力されるユーザの音声に基づいてそのユーザの演奏を評価する。例えば、前記マイクロフォン40により入力されて前記A/Dコンバータ41によりディジタル信号に変換された音声情報と、前記楽曲データベース57から読み出される演奏情報(MIDIデータ)に基づいて前記シンセサイザ38により出力される演奏情報とを比較し、メロディなどの基本音程と入力される音声から抽出される音程との相対的なずれやその音声の絶対的な声量などを基準として評価を行う。この評価の態様としては、例えば、千点満点中何点というように数値的に採点を行うものであってもよいし、20段階評定の何れに当てはまるかを判定するというように簡易なものであってもよい。また、好適には、対象となる演奏曲が出力される間すなわち演奏開始から演奏終了までの間に所定のタイミングで複数回、例えばその演奏曲における所定のフレーズ(楽句)毎に上記評価を行い、演奏終了時に最終的な評価を算出する。また、斯かる演奏評価手段128による評価は、後述するSNSログイン認証手段134により認証されるユーザ毎に行われ、その評価結果は、後述するSNS情報送信制御手段138等を介して前記サーバ装置20におけるSNSデータベース122に演奏の主体であるユーザと関連づけられて記憶される。また、好適には、評価に係る演奏曲すなわち前記演奏評価手段128による評価の対象となったカラオケ演奏に対応する演奏曲の選曲番号がその評価結果と関連づけられて各ユーザ毎に前記SNSデータベース120に記憶される。
前記SNS登録制御手段130は、前記通信カラオケシステム10におけるSNSに関する情報登録制御を行う。具体的には、前記電子早見本装置22等による入力操作に応じて、前記SNSデータベース120に新規ユーザ(利用者)の登録を行ったり、そのSNSデータベース120に記憶された登録内容を変更(更新)したり、そのSNSデータベース120に記憶された複数のユーザをフレンドとして相互に関連付けて登録したり、前記演奏評価手段128による評価結果を各ユーザ毎に記憶したりというように、前記通信カラオケシステム10におけるSNSの統括的な管理制御を行う。
前記SNSデータベース120は、前記通信カラオケシステム10を利用する各ユーザ毎の、前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報を、そのユーザの識別情報(ユーザID)と関連付けて記憶する記憶装置である。このSNSデータベース120には、上記各ユーザの前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報として、例えば、そのユーザが過去に利用したカラオケ装置16に対応する店舗12(そのカラオケ装置16が設置された店舗12)に関する情報である来店履歴、そのユーザが前記カラオケ装置16によるカラオケ演奏において十八番曲として登録した演奏曲(簡易な操作により選曲入力を行い得るように設定された演奏曲)に関する情報、そのユーザが過去に前記カラオケ装置16によるカラオケ演奏において選曲した選曲履歴(カラオケ装置16において過去に選曲された演奏曲の履歴)としての演奏曲に関する情報、そのユーザが前記カラオケ装置16によるカラオケ演奏において過去に行った演奏評価の評価結果に関する情報、そのユーザがフレンドとして登録した他のユーザに関する情報、及び後述するグループりれき(グループ履歴)に関する情報等が各ユーザ毎にそのユーザのユーザIDと関連付けられて記憶される。また、各ユーザ毎に、そのユーザの名前(ニックネーム)、生年月日、性別、メールアドレス、地域、血液型、星座、パスワードを忘れたときのための質問及び解答、及びSNSへのログイン認証に用いられるパスワードがそのユーザのユーザIDと関連付けられて記憶されている。
前記店舗別データベース122は、前記通信カラオケシステム10を構成するカラオケ装置16の設置された複数の店舗12毎に、それら店舗12に関する情報を、その店舗の識別情報(店舗ID)と関連づけて記憶する記憶装置である。この店舗別データベース122には、各店舗12に関する情報として、例えば、その店舗12の店名、住所、電話番号、店舗の写真等に対応する画像情報、地図情報、営業時間に関する情報、最寄りの公共交通機関に関する情報、設備等に関する情報、紹介テキスト、期間サービス等に関する情報、設置されているカラオケ装置16の機種等に関する情報、及び前記電子早見本装置22の有無に関する情報等が、その店舗12の店舗IDと関連づけられて、前記電子早見本装置22や後述する外部装置124に機能的に備えられたブラウザ等による閲覧可能に記憶されている。また、後述するランキング統計手段132により各店舗12毎に統計されるランキング統計結果が、その店舗12の店舗IDと関連づけられて同様に前記電子早見本装置22や後述する外部装置124による閲覧可能に記憶されている。
ここで、前記SNSデータベース120にユーザ毎に記憶される来店履歴は、そのユーザが過去に前記カラオケ装置16を用いてカラオケ演奏を行った店舗12すなわち後述するSNSログイン認証手段134によりログイン認証を行って利用したカラオケ装置16の設置された店舗12の店舗IDを、そのカラオケ演奏を行った日時(来店日時)と関連づけて記憶するものである。また、前記SNSデータベース120にユーザ毎に記憶される選曲履歴は、そのユーザが過去に前記カラオケ装置16を用いて行ったカラオケ演奏に係る演奏曲の選曲番号を、そのカラオケ演奏を行った日時(選曲日時)と関連づけて、更に好適には、そのカラオケ演奏を行った店舗12の店舗IDと関連づけて記憶するものである。
ここで、前記SNS登録制御手段130は、好適には、各ユーザの前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報の閲覧レベルを設定し得るものである。この閲覧レベルは、そのユーザに対応して前記SNSデータベース120に記憶された前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報の、他のユーザに対する閲覧に関するものであり、例えば、第1レベル「誰であっても閲覧可能」、第2レベル「フレンドのフレンドまで閲覧可能」、第3レベル「フレンドは閲覧可能」、第4レベル「誰であっても閲覧不可能」というように、段階的に閲覧レベルを設定し得るものである。この閲覧レベルの設定は、上記十八番曲、演奏評価、選曲履歴等といった項目それぞれについて個別に設定できるようにしてもよいし、それらを一括して設定するものであってもよい。また、フレンドであるとそうでないとを問わず「公開」又は「非公開」というような簡単なものであってもよい。以下の説明においては、各項目について一括して「公開」又は「非公開」の2段階で閲覧レベルを設定する態様について説明する。
また、前記SNS登録制御手段130は、前記電子早見本装置22のみならず、前記通信回線18に接続された外部装置124の入力操作に応じて、前記SNSデータベース120への新規ユーザの登録や登録情報の更新等の各種制御を行うものである。すなわち、前記通信カラオケシステム10における本実施例のSNSは、その通信カラオケシステム10を主体とするものであるが、その通信カラオケシステム10に直接は関与しない外部の通信システムを介しても新規登録、アクセス、情報の更新、店舗情報の閲覧、及び以下に詳述するフレンド登録等が可能とされている。上記外部装置124は、例えば、CPU、ROM、RAM等、図3に示すサーバ装置20と同様の構成(各種データベースを覗く)を備えたパーソナルコンピュータや、ブラウザ機能を備えた携帯電話機等である。
前記フレンド候補抽出手段131は、所定のユーザに対応するフレンド登録の候補を前記SNSデータベース120に記憶された複数のユーザのうちから抽出するフレンド候補抽出制御を行う。例えば、所定のユーザに対応するフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザを抽出する。好適には、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲を共有する複数のユーザを抽出する。すなわち、前記カラオケ装置16において過去にそのユーザと同じ演奏曲を演奏したことがある複数のユーザをフレンド候補として抽出する。更に好適には、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された選曲履歴において、選曲回数の上位所定位までの演奏曲(例えば、選曲回数が上位3位までの演奏曲)を同じくする複数のユーザを抽出する。また、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲に対応する歌手(その演奏曲と関連づけられたアーティスト)を共有する複数のユーザを抽出する。すなわち、前記カラオケ装置16においてそのユーザが過去に演奏した演奏曲に対応する歌手と関連づけられた演奏曲を過去に演奏したことがある複数のユーザをフレンド候補として抽出する。更に好適には、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された選曲履歴において、演奏回数の上位所定位までの歌手(例えば、その歌手に対応する演奏曲の累計演奏回数が上位3位までの歌手)を同じくする複数のユーザを抽出する。
また、前記フレンド候補抽出手段131は、好適には、所定のユーザに対応するフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの店舗12に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザを抽出する。換言すれば、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された来店履歴において少なくとも1つの店舗12を共有する複数のユーザを抽出する。すなわち、前記通信カラオケシステム10において過去にそのユーザが前記カラオケ装置16を利用したことがある店舗12において同様にカラオケ装置16を利用したことがある複数のユーザを抽出する。更に好適には、前記SNSデータベース120にそのユーザと関連づけられて記憶された来店履歴において、来店回数の上位所定位までの店舗12(例えば、来店回数が上位3位までの店舗12)を同じくする複数のユーザを抽出する。以上のフレンド候補抽出手段131による抽出制御は、例えば、前記電子早見本装置22や外部装置124により所定の検索開始操作が行われた場合に実行されるものであるが、フレンド登録のトップ画面を表示させるための操作が行われた際に斯かる抽出制御を行い、そのトップ画面の一部に表示させるものであってもよい。
図24は、前記外部装置124の映像表示装置に表示されるフレンド候補リストアップ画面190を例示する図である。前述のように、前記SNSデータベース120の登録内容は、前記電子早見本装置22のみならず、前記通信回線18に接続されたパーソナルコンピュータや携帯電話機等の外部装置124の入力操作に応じても変更し得るものであり、また、そのSNSデータベース120に記憶された情報は、前記外部装置124に機能的に備えられたブラウザ等を介して閲覧可能とされている。例えば、前記外部装置124による所定の入力操作に応じて、その映像表示装置に前記フレンド候補抽出手段131の抽出結果に対応する複数のユーザが図24に示すように選択登録可能に表示されるようになっている。この図24に示すようなフレンド候補リストアップ画面190に従い、前記外部装置124の入力装置により所定のフレンド候補を選択する操作が行われることで、後述するようにそのフレンド候補をフレンドとして登録するための処理が行われる。また、前記電子早見本装置22に対して斯かるフレンド候補の抽出が行われた場合、図24に対応するフレンド候補リストアップ画面がその電子早見本装置22のタッチパネルディスプレイ68(表示装置72)に表示され、その表示に従ってそのタッチパネルディスプレイ68(タッチパネル76)による入力操作に応じてフレンド登録が行われる。なお、図24に示すように、前記フレンド候補抽出手段131によるフレンド候補抽出に関して、ニックネーム、性別、地域、血液型、星座、よく行く店舗、好きなアーティスト、及び好きな曲等を指定してフレンド候補を更に絞り込むことや、それらの条件に合致するフレンド候補を新たに前記SNSデータベース120から抽出することも可能とされている。
前記ランキング統計手段132は、前記カラオケ装置16を用いて行われた演奏に関して、そのカラオケ装置16の設置された店舗12毎にランキング統計を行う。好適には、前記店舗別データベース122に記憶された複数の店舗12それぞれに関して個別に、前記SNSデータベース120においてその店舗12に関連づけられて記憶された複数のユーザを対象として、各店舗12におけるランキング統計を行う。すなわち、対象となる店舗12の店舗IDを来店履歴に含むユーザ(その店舗12において過去に一度でもカラオケ装置16を利用したことがあるユーザ)を母集団としてランキング統計を行う。このランキング統計は、具体的には、前記カラオケ装置16によるカラオケ演奏における演奏評価結果すなわち前記SNSデータベース120に各ユーザ毎に記憶された前記演奏評価手段128による評価結果に関する統計である。
前記ランキング統計手段132は、好適には、予め定められた複数の演奏曲(例えば、その時点における全国選曲ランキング上位3位までの演奏曲)それぞれを対象として店舗12毎に演奏評価結果を順位付けする人気曲ランキング統計を行うものである。すなわち、前記SNSデータベース120において、その店舗12の店舗IDが来店履歴に含まれるユーザに関して、対象となる演奏曲に関連づけられて記憶された(すなわちその演奏曲を評価対象とする)評価結果を評価が高いものから順に並べる順位付けを行う。或いは、前記SNSデータベース120に記憶された、上記対象となる演奏曲に係る演奏評価結果であって、且つ対象となる店舗12において行われたカラオケ演奏に対応する演奏評価結果を評価が高いものから順に並べる順位付けを行うものであってもよい。
また、前記ランキング統計手段132は、好適には、各ユーザに対応して前記SNSデータベース120に記憶された評価結果の最高値を前記店舗12毎に順位付けする高得点ランキング統計を行うものである。すなわち、前記SNSデータベース120において、その店舗12の店舗IDが来店履歴に含まれるユーザそれぞれの演奏評価結果の最高値(最高得点)を高いものから順に並べる順位付けを行う。或いは、前記SNSデータベース120に記憶された、各ユーザがその対象となる店舗12において行ったカラオケ演奏に対応する演奏評価結果の最高値を高いものから順に並べる順位付けを行うものであってもよい。
また、前記ランキング統計手段132は、好適には、各ユーザに対応して前記SNSデータベース120に記憶された、対象となる店舗12における累計演奏回数(選曲総数)をその店舗12毎に順位付けする演奏曲数ランキング統計を行うものである。すなわち、前記SNSデータベース120において、その店舗12に設置されたカラオケ装置16を用いて演奏(選曲)された演奏曲の累計(総数)が多いユーザから順に並べる順位付けを行う。以上のランキング統計手段132による統計結果は、好適には、前記店舗別データベース122において各店舗12毎にその店舗12の店舗IDと関連づけられて記憶される。また、斯かるランキング統計手段132によるランキング統計は、所定の周期(例えば1週間周期)で実行され、その度毎に前記店舗別データベース122に記憶される各店舗12毎のランキングが更新される。
図25乃至図27は、前記店舗別データベース122に記憶された情報に対応して前記外部装置124の映像表示装置に表示される画面を例示する図であり、図25はカラオケ店舗情報トップ画面192を、図26は所定の地域のカラオケ店舗リストアップ画面194を、図27は所定の店舗12に対応する店舗別インフォメーション画面196をそれぞれ示している。前記店舗別データベース122に記憶された情報は、前記電子早見本装置22のみならず、前記外部装置124に機能的に備えられたブラウザ等を介しても閲覧可能とされている。例えば、前記外部装置124による所定の入力操作に応じて、その映像表示装置に図25に示すようなカラオケ店舗情報トップ画面192が表示される。また、このカラオケ店舗情報トップ画面192に従って都道府県や市区町村等が選択されて検索が行われることにより、図26に示すようなカラオケ店舗リストアップ画面194が表示され、更にそのカラオケ店舗リストアップ画面194に従って所定の店舗が選択されることにより、図27に示すような所定の店舗12に対応する店舗別インフォメーション画面196が表示される。この図27に示すように、前記ランキング統計手段132による各店舗12毎の統計結果は、前記外部装置124により閲覧可能に表示される。この図27では、対象となる店舗12に対応する上記人気曲ランキング統計の結果、採点ランキング統計(高得点ランキング統計)の結果、及び演奏曲数ランキング統計の結果が表示されている。また、前記電子早見本装置22において斯かる店舗別情報の表示が行われる場合、図27に示す店舗別インフォメーション画面がその電子早見本装置22のタッチパネルディスプレイ68(表示装置72)に表示される。また、斯かる店舗別データベース122の記憶内容が、前記カラオケ装置16の映像表示装置30に閲覧可能に表示されるものであってもよい。
前記SNSログイン認証手段134は、前記タッチパネルディスプレイ68により入力される識別情報に応じて前記通信カラオケシステム10におけるSNSのユーザを認証し、その認証が正常に行われた場合にはその識別情報をもってそのユーザのSNSへのログインを許可する。具体的には、前記タッチパネルディスプレイ68により識別情報及びパスワードが入力された場合、その識別情報に関連付けられて前記SNSデータベース120に記憶されたパスワードが入力されたものと一致するか否かを前記サーバ装置20に照会し、一致する場合には正常な認証を行う一方、一致しない場合にはエラーとする。なお、前記SNSログイン認証手段134は、前記タッチパネルディスプレイ68により識別情報及びパスワードを前記サーバ装置20へ送信するものであってもよく、実質的な認証はそのサーバ装置20側で行うものであっても構わない。
前記SNS情報表示制御手段136は、前記SNSデータベース120に記憶されたカラオケ演奏に関する情報のうち、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報を前記タッチパネルディスプレイ68に閲覧可能に表示させる。好適には、斯かる情報を前記演奏曲データベース100及びナビ映像データベース102に記憶された情報に基づいて前記タッチパネルディスプレイ68にタッチ入力可能に表示させる。具体的には、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザに対応する十八番曲に含まれる演奏曲を前記タッチパネルディスプレイ68に選曲入力可能に表示させる。また、そのユーザに対応する選曲履歴に含まれる演奏曲を前記タッチパネルディスプレイ68に選曲入力可能に表示させる。また、前記フレンド候補抽出手段131により抽出された複数のユーザに関する情報を前記タッチパネルディスプレイ68に選択(フレンド登録のための入力)可能に表示させる。また、前記演奏曲データベース100及びナビ映像データベース102に記憶された情報に基づいて、後述する図13乃至図23に示すようなナビ映像が前記タッチパネルディスプレイ68に表示され、ユーザがそのナビ映像に基づいて前記タッチパネルディスプレイ68を介してタッチ入力操作を行うことにより、前記SNSやリクエスト投票に関する各種操作が簡便に実行される。
ここで、前記SNS情報表示制御手段136は、前記SNSデータベース120に記憶されたカラオケ演奏に関する情報のうち、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報を前記タッチパネルディスプレイ68に閲覧可能に表示させる。このフレンドとは、本実施例のSNSにおいて、フレンドではない不特定多数のユーザとは一線を画す関係であることを示す身分であり、例えば、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザは、そのユーザのフレンドとして登録されているユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報は閲覧できるが、フレンドとして登録されていないユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報は閲覧できない。また、前記SNS情報表示制御手段136は、好適には、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報を、そのフレンドの閲覧レベルに応じて前記タッチパネルディスプレイ68に閲覧可能に表示させる。例えば、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザに関する情報であっても、その情報の閲覧レベルが「非公開」とされている場合にはその情報を閲覧が制限乃至は禁止される。
また、前記SNS情報表示制御手段136は、前記SNSデータベース120に記憶されたカラオケ演奏に関する情報のうち、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザに対応するカラオケ演奏に関する情報を前記タッチパネルディスプレイ68にタッチ入力可能に表示させる。具体的には、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザに対応する十八番曲に含まれる演奏曲を前記タッチパネルディスプレイ68に選曲入力可能に表示させる。また、そのユーザに対応する選曲履歴に含まれる演奏曲を前記タッチパネルディスプレイ68に選曲入力可能に表示させる。このようにして表示された演奏曲がタッチ入力されることにより、前記アクセスポイント26及びLAN24等を介してその演奏曲の選曲番号が前記カラオケ装置16へ送信され、演奏待ち曲として前記RAM54の予約曲テーブルに記憶される。
また、前記SNS情報表示制御手段136は、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録されているユーザの、更にフレンドとして登録されているユーザがログインしている場合に、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザの新たなフレンド候補として前記タッチパネルディスプレイ68に登録入力可能に表示させることも可能である。すなわち、自分のフレンドとして登録されているユーザのフレンド(フレンドのフレンド)として登録されているユーザを、自分のフレンド候補としてタッチ入力可能に前記タッチパネルディスプレイ68に表示させる。この表示に基づいて何れかのユーザを選択するタッチ入力操作が行われることにより、以下に詳述するSNS情報送信制御手段138によりその選択されたユーザを前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのフレンドとして登録するための前記サーバ装置20への送信処理が行われる。また、フレンドのフレンドの情報公開レベルに応じてマイルームを閲覧可能としてもよい。
前記SNS情報送信制御手段138は、前記電子早見本装置22等による入力操作に応じて、前記通信回線18を介して前記サーバ装置20へ前記通信カラオケシステム10におけるSNSに関する種々の情報送信を行う送信制御を行う。具体的には、前記電子早見本装置22等による入力操作に応じて、前記SNSデータベース120に新規ユーザ(利用者)の登録を行うための情報送信、そのSNSデータベース120に記憶された登録内容を変更(更新)するための情報送信、そのSNSデータベース120に記憶された複数のユーザをフレンドとして相互に関連付けて登録するための情報送信等を行う。
また、前記SNS情報送信制御手段138は、同一の前記カラオケ装置16によるカラオケ演奏に関して、前記SNSログイン認証手段134により共通の時間帯内に認証された複数のユーザに対応する選曲履歴をグループ履歴として前記サーバ装置20へ送信する。好適には、前記SNSログイン認証手段134により認証された所定のユーザに関して、そのユーザが認証されてから(ログインしてから)その認証が解除されるまで(ログアウトするまで)の時間帯内に同一の電子早見本装置22において認証された複数のユーザに対応する選曲履歴を前記グループ履歴として前記サーバ装置20へ送信する。このグループ履歴は、例えば、選曲された演奏曲の選曲番号を列挙したものである。そのようにして送信されたグループ履歴は、前記サーバ装置20のSNSデータベース120に、そのグループ履歴に対応する複数のユーザのうち少なくとも1人の識別情報と関連付けて記憶される。
また、前記SNS情報表示制御手段136は、前記SNSデータベース120に記憶されたグループ履歴のうち、前記SNSログイン認証手段134により認証されたユーザのユーザIDと関連付けられて記憶されたグループ履歴に含まれる複数の演奏曲を、前記タッチパネルディスプレイ68に選曲入力可能に表示させる。このようにして表示された演奏曲がタッチ入力されることにより、前記アクセスポイント26及びLAN24等を介してその演奏曲の選曲番号が前記カラオケ装置16へ送信され、演奏待ち曲として前記RAM54の予約曲テーブルに記憶される。
図7は、前記サーバ装置20のCPU104によるSNS管理制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)SS1において、SNSへの新規登録であるか否かが判断される。このSS1の判断が否定される場合には、SS9以下の処理が実行されるが、SS1の判断が肯定される場合には、SS2において、登録に係るユーザの名前乃至はニックネームの入力が受け付けられる。次に、SS3において、登録に係るユーザのパスワードが受け付けられる。次に、SS4において、登録に係るユーザのメールアドレスが受け付けられる。次に、SS5において、登録に係るユーザの十八番曲が受け付けられる。次に、SS6において、登録に係るユーザに対応する情報の閲覧レベル設定が受け付けられる。次に、SS7において、登録決定であるか否かが判断される。このSS7の判断が否定される場合には、SS2以下の処理が再び実行されるが、SS7の判断が肯定される場合には、SS8において、SS2乃至SS6にて入力された情報が登録に係るユーザのユーザIDと関連付けられて前記SNSデータベース120に新規に登録された後、本ルーチンが終了させられる。
SS9においては、前記SNSデータベース120の登録変更であるか否かが判断される。このSS9の判断が否定される場合には、SS13以下の処理が実行されるが、SS9の判断が肯定される場合には、SS10において、前記SNSデータベース120の登録変更入力が受け付けられる。次に、SS11において、変更決定であるか否かが判断される。このSS11の判断が否定される場合には、SS10以下の処理が再び実行されるが、SS11の判断が肯定される場合には、SS12において、SS10にて入力された情報に基づいて前記SNSデータベース120の登録内容が変更(更新)された後、本ルーチンが終了させられる。
SS13においては、前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録であるか否かが判断される。このSS13の判断が否定される場合には、SS18以下の処理が実行されるが、SS13の判断が肯定される場合には、前記フレンド候補抽出手段131の動作に対応するSS14において、前記SNSデータベース120に記憶された複数のユーザのうちから、フレンド登録の候補として、そのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザ、或いはそのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの店舗12に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザが抽出される。次に、SS15において、SS14にて抽出されたフレンド候補等を対象として、前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録が受け付けられる。次に、SS16において、登録決定であるか否かが判断される。このSS16の判断が否定される場合には、SS15以下の処理が再び実行されるが、SS16の判断が肯定される場合には、SS17において、SS15にて入力された情報に基づいて前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録が行われた後、本ルーチンが終了させられる。
SS18においては、前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録解除であるか否かが判断される。このSS18の判断が否定される場合には、SS22において、その他の処理が実行された後、本ルーチンが終了させられるが、SS18の判断が肯定される場合には、SS19において、前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録解除が受け付けられる。次に、SS20において、解除決定であるか否かが判断される。このSS20の判断が否定される場合には、SS19以下の処理が再び実行されるが、SS20の判断が肯定される場合には、SS21において、SS19にて入力された情報に基づいて前記SNSデータベース120に記憶されたユーザ相互間のフレンド登録解除が行われた後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、SS1乃至SS22が前記SNS登録制御手段130の動作に対応する。
図8は、前記サーバ装置20のCPU104によるランキング統計制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、SL1において、所定の店舗12を対象とするランキング更新タイミングであるか否かが判断される。このSL1の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SL1の判断が肯定される場合には、SL2において、前記SNSデータベース120から、統計に係る店舗12の店舗IDを来店履歴に含むユーザを対象(母集団)として、予め定められた所定の演奏曲(人気曲)に対応する演奏評価が読み出される。次に、SL3において、SL2にて読み出された演奏評価が評価の高いものから順位付けされる統計処理が行われ、その統計処理結果に基づいて前記店舗別データベース122における対象となる店舗12に対応する人気曲ランキングが更新(記憶)される。次に、SL4において、前記SNSデータベース120から、統計に係る店舗12の店舗IDを来店履歴に含むユーザを対象(母集団)として、各ユーザの演奏評価における最高評価得点が読み出される。次に、SL5において、SL4にて読み出された演奏評価が評価の高いユーザから順位付けされる統計処理が行われ、その統計処理結果に基づいて前記店舗別データベース122における対象となる店舗12に対応する最高得点ランキングが更新(記憶)される。次に、SL6において、前記SNSデータベース120から、統計に係る店舗12の店舗IDを来店履歴に含むユーザを対象(母集団)として、各ユーザのその店舗12における累計演奏回数が読み出される。次に、SL7において、SL6にて読み出された累計演奏回数が評価の高いユーザから順位付けされる統計処理が行われ、その統計処理結果に基づいて前記店舗別データベース122における対象となる店舗12に対応する演奏回数ランキングが更新(記憶)された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、SL1乃至SL7が前記ランキング統計手段132の動作に対応する。
図9は、前記電子早見本装置22のCPU80によるSNS情報表示/入力制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、S1において、前記タッチパネルディスプレイ68を介してログイン入力操作が行われたか否かが判断される。このS1の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S1の判断が肯定される場合には、S2において、入力された識別情報とパスワードに基づいて前記SNSデータベース120の登録内容の照会が行われ、ログインに係るユーザの認証が行われる。次に、S3において、正常にログイン認証が行われたか否かが判断される。このS3の判断が否定される場合には、S4において、前記タッチパネルディスプレイ68に図示しないエラー画面が表示された後、本ルーチンが終了させられるが、S3の判断が肯定される場合には、S5において、ユーザのSNSへのログインが行われてSNS制御が開始され、図13に示すようなマイルームトップ画面140が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。次に、S6において、マイ十八番処理開始操作が行われたか否か、すなわち図13に示すマイルームトップ画面140におけるマイ十八番ボタン映像142へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このS6の判断が否定される場合には、S10以下の処理が実行されるが、S6の判断が肯定される場合には、S7において、図14に示すようなマイ十八番トップ画面152が前記タッチパネルディスプレイ68に表示されて、そのマイ十八番トップ画面152に従ってマイ十八番処理が行われた後、S8において、ログアウト操作が行われたか否かが判断される。このS8の判断が否定される場合には、S6以下の処理が再び実行されるが、S8の判断が肯定される場合には、S9において、ログアウト処理が行われてそのユーザに対応するSNS制御が終了させられた後、本ルーチンが終了させられる。
S10においては、マイりれき処理開始操作が行われたか否か、すなわち図13に示すマイルームトップ画面140におけるマイりれきボタン映像144へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合には、S12以下の処理が実行されるが、S10の判断が肯定される場合には、S11において、図15に示すようなマイりれきトップ画面154が前記タッチパネルディスプレイ68に表示されて、そのマイりれきトップ画面154に従ってマイりれき処理が行われた後、S8以下の処理が再び実行される。
S12においては、マイフレンド処理開始操作が行われたか否か、すなわち図13に示すマイルームトップ画面140におけるマイフレンドボタン映像146へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合には、S13以下の処理が実行されるが、S12の判断が肯定される場合には、図10に示すマイフレンド制御(SA)が実行された後、S8以下の処理が再び実行される。
S13においては、グループりれき処理開始操作が行われたか否か、すなわち図13に示すマイルームトップ画面140におけるグループりれきボタン映像148へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このS13の判断が否定される場合には、S14において、その他の処理が実行された後、S8以下の処理が実行されるが、S13の判断が肯定される場合には、図11に示すグループりれき制御(SB)が実行された後、S8以下の処理が再び実行される。以上の制御において、S1乃至S4が前記SNSログイン認証手段134の動作に対応する。
図10は、前述した図9に示すSNS情報表示/入力制御の一部であるマイフレンド制御の要部を説明するフローチャートである。この制御では、先ず、SA1において、図16に示すようなマイフレンドトップ画面156が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。次に、SA2において、新規フレンド登録開始操作が行われたか否か、すなわち図16に示すマイフレンドトップ画面154におけるフレンド登録ボタン映像158へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA2の判断が否定される場合には、SA8以下の処理が実行されるが、SA2の判断が肯定される場合には、SA3において、図17に示すようなフレンド登録画面162が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。このフレンド登録画面162においてフレンド候補として登録可能に表示されるユーザは、例えば図7に示すSS14にて抽出された複数のユーザすなわちそのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザ、或いはそのユーザと関連づけられて記憶された少なくとも1つの店舗12に、同様に関連づけられて記憶された複数のユーザ等である。次に、SA4において、新規フレンドの登録操作が行われたか否か、すなわち図17に示すフレンド登録画面162(或いは図22に示すフレンドのフレンド登録画面184)において何れかのフレンド選択ボタン映像164又は一括登録ボタン映像166へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA4の判断が否定される場合には、SA6以下の処理が実行されるが、SA4の判断が肯定される場合には、SA5において、選択されたユーザをフレンドとして登録するための情報が前記サーバ装置20へ送信された後、SA6において、前記マイフレンドトップ画面156へ戻るための操作が行われたか否かが判断される。このSA6の判断が肯定される場合には、SA1以下の処理が再び実行されるが、SA6の判断が否定される場合には、SA7において、前記マイルームトップ画面140へ戻るための操作が行われたか否かが判断される。このSA7の判断が否定される場合には、SA6以下の処理が再び実行されるが、SA7の判断が肯定される場合には、図13に示すようなマイルームトップ画面140が前記タッチパネルディスプレイ68に表示された後、図9に示すSNS情報表示/入力制御に復帰させられる。
SA8においては、フレンド選択操作が行われたか否か、すなわち図16に示すマイフレンドトップ画面154における何れかのフレンドボタン映像160へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA8の判断が否定される場合には、SA2以下の処理が再び実行されるが、SA8の判断が肯定される場合には、SA9において、選択されたフレンドの公開レベルは非公開であるか否かが判断される。このSA9の判断が肯定される場合には、SA10において、図18に示すような非公開レベルのフレンド閲覧画面168が前記タッチパネルディスプレイ68に表示された後、SA6以下の処理が実行されるが、SA9の判断が否定される場合には、SA11において、図19に示すような公開レベルのフレンド閲覧画面170が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。次に、SA12において、フレンドの十八番処理開始操作が行われたか否か、すなわち図19に示すフレンド閲覧画面170における十八番ボタン映像172へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA12の判断が否定される場合には、SA16以下の処理が実行されるが、SA12の判断が肯定される場合には、SA13において、図20に示すようなフレンド十八番トップ画面178が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。次に、SA14において、選曲入力が行われたか否か、すなわち図20に示すフレンド十八番トップ画面178(或いは図21に示すフレンドりれきトップ画面182)における何れかの選曲ボタン映像180へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA14の判断が否定される場合には、SA6以下の処理が実行されるが、SA14の判断が肯定される場合には、SA15において、選択された演奏曲の選曲番号が前記カラオケ装置16へ予約曲として送信された後、SA6以下の処理が実行される。
SA16においては、フレンドのりれき処理開始操作が行われたか否か、すなわち図19に示すフレンド閲覧画面170におけるりれきボタン映像174へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA16の判断が否定される場合には、SA18以下の処理が実行されるが、SA16の判断が肯定される場合には、SA17において、図21に示すようなフレンドりれきトップ画面182が前記タッチパネルディスプレイ68に表示された後、SA14以下の処理が実行される。SA18においては、フレンドのフレンド登録処理開始操作が行われたか否か、すなわち図19に示すフレンド閲覧画面170におけるフレンドボタン映像176へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSA18の判断が肯定される場合には、SA19において、図22に示すようなフレンドのフレンド登録画面184が前記タッチパネルディスプレイ68に表示された後、SA4以下の処理が実行されるが、SA18の判断が否定される場合には、SA20において、その他の処理が実行された後、SA6以下の処理が実行される。
図11は、前述した図9に示すSNS情報表示/入力制御の一部であるグループりれき制御の要部を説明するフローチャートである。この制御では、先ず、SB1において、前記サーバ装置20のSNSデータベース120からその時点において最も近い過去のグループりれきが読み出される。次に、SB2において、図23に示すような前回のカラオケりれき画面186が前記タッチパネルディスプレイ68に表示される。次に、SB3において、選曲入力が行われたか否か、すなわち図23に示す前回のカラオケりれき画面186における何れかの選曲ボタン映像180へのタッチ入力が行われたか否かが判断される。このSB3の判断が否定される場合には、SB5以下の処理が実行されるが、SB3の判断が肯定される場合には、SB4において、選択された演奏曲の選曲番号が前記カラオケ装置16へ予約曲として送信された後、SB5において、前記マイルームトップ画面140へ戻るための操作が行われたか否かが判断される。このSB5の判断が否定される場合には、SB1以下の処理が再び実行されるが、SB5の判断が肯定される場合には、図13に示すようなマイルームトップ画面140が前記タッチパネルディスプレイ68に表示された後、図9に示すSNS情報表示/入力制御に復帰させられる。
図12は、前記電子早見本装置22のCPU80によるグループりれき吸上げ制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、SD1において、前記電子早見本装置22のカラオケ装置16へのくくりつけ処理が行われたか否かが判断される。このSD1の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SD1の判断が肯定される場合には、SD2において、前記電子早見本装置22のタッチパネルディスプレイ68を介してログイン処理が行われる。次に、SD3において、ログイン時間が前記サーバ装置20へ送信される。次に、SD4において、前記電子早見本装置22のタッチパネルディスプレイ68を介してログアウト処理が行われたか否かが判断される。このSD4の判断が肯定される場合には、SD5において、ログアウト時間が前記サーバ装置20へ送信された後、本ルーチンが終了させられるが、SD4の判断が否定される場合には、SD6において、所定の演奏曲のカラオケ演奏処理が行われた(演奏終了した)か否かが判断される。このSD6の判断が否定される場合には、SD4以下の処理が再び実行されるが、SD6の判断が肯定される場合には、SD7において、演奏された(演奏終了した)カラオケ演奏曲の情報が演奏履歴として前記サーバ装置20へ送信された後、SD4以下の処理が再び実行される。
図28は、前記カラオケ装置16のCPU50によるカラオケ演奏制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、SE1において、前記電子早見本装置22により所定のユーザのログイン認証が正しく実行されたか否かが判断される。このSE1の判断が否定されるうちは、SE1の判断が繰り返されることにより待機させられるが、SE1の判断が肯定される場合には、SE2において、認証された利用者の識別情報が前記RAM54等に記憶される。次に、SE3において、前記RAM54の予約曲テーブルに記憶された所定の演奏曲の演奏順がくる等してカラオケ演奏が開始されたか否かが判断される。このSE3の判断が否定される場合には、SE9以下の処理が実行されるが、SE3の判断が肯定される場合には、SE4において、前記楽曲データベース57から対象となる演奏曲の楽曲データが読み出され、その読み出された楽曲データの演奏情報及び歌詞情報等に基づいてカラオケ演奏制御が行われる。次に、前記演奏評価手段128の動作に対応するSE5において、前記マイクロフォン40により入力されて前記A/Dコンバータ41によりディジタル信号に変換された音声情報と、前記シンセサイザ38により出力される音楽情報とがフレーズ毎に比較され、メロディなどの基本音程と入力される音声から抽出される音程との相対的なずれやその音声の絶対的な声量などを基準として演奏評価が実行される。次に、SE6において、カラオケ演奏曲の全フレーズの演奏が終了したか否かが判断される。このSE6の判断が否定される場合には、SE4以下の処理が再び実行されるが、SE6の判断が肯定される場合には、SE7において、カラオケ演奏が終了させられる。次に、SE8において、SE5にて評価された評価結果が集計され、カラオケ演奏を行ったユーザのユーザID、カラオケ演奏曲の選曲番号、及び演奏を行った店舗12の店舗ID等と関連付けられて前記通信回線18を介して前記サーバ装置20へ送信される。次に、SA9において、前記電子早見本装置22等により所定のログアウト操作が行われたか否かが判断される。このSE9の判断が否定される場合には、SE3以下の処理が再び実行されるが、SE9の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられる。
以上の制御において、S5乃至S14、SA、SB、及びSCが前記SNS情報表示制御手段136の動作に、SA5、SC7、SC4、及びSDが前記SNS情報送信制御手段138の動作にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる、それぞれ所定の店舗12に設置された複数のカラオケ装置16と、所定の通信回線18を介してそのカラオケ装置16との間で情報の送受信を行い得るサーバ装置20とを、備えた通信カラオケシステム10において、前記サーバ装置20は、前記カラオケ装置16を用いて行われた演奏に関して、そのカラオケ装置16の設置された店舗12毎にランキング統計を行うランキング統計手段132(SL1乃至SL7)を備えたものであることから、行きつけの店舗12のランキングを参照してその店舗12に通う歌の上手い利用者を知ることができると共に、全国ランキング等に比べランキングに名前を載せやすくなる。すなわち、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステム10を提供することができる。
また、前記カラオケ装置16は、予め定められた識別情報に応じて利用者を認証するSNSログイン認証手段134(S1乃至S4)を備えたものであり、前記サーバ装置20は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくともその利用者が利用したカラオケ装置16に対応する店舗12に関する情報を、前記SNSログイン認証手段134による認証に係るその利用者の識別情報と関連付けて記憶する記憶装置であるSNSデータベース120を備え、前記ランキング統計手段132は、そのSNSデータベース120において所定の店舗12に関連づけられて記憶された複数の識別情報に対応する利用者を対象として、その店舗12におけるランキング統計を行うものであるため、実用的な態様で各店舗12におけるカラオケ演奏に関するランキング統計を行うことができる。
また、前記カラオケ装置16は、予め定められた関係から音声入力装置であるマイクロフォン40により入力される利用者の音声に基づいてその利用者の演奏を評価する演奏評価手段128(SE4)を備えたものであり、前記SNSデータベース120は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報として、前記演奏評価手段128による評価結果を、前記SNSログイン認証手段134による認証に係るその利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記ランキング統計手段132は、前記SNSデータベース120において所定の店舗12に関連づけられて記憶された複数の識別情報に対応する利用者を対象として、前記演奏評価手段128による評価結果に関するランキング統計を行うものであるため、各店舗12においてカラオケ演奏を行った利用者の演奏評価に関して、実用的な態様で店舗12毎のランキング統計を行うことができる。
また、前記ランキング統計手段132は、予め定められた少なくとも1つの演奏曲を対象として前記演奏評価手段128による評価結果を前記店舗12毎に順位付けするランキング統計を行うものであるため、注目曲や人気曲等、予め定められた演奏曲の演奏評価に関して、実用的な態様で店舗12毎のランキング統計を行うことができる。
また、前記ランキング統計手段132は、各利用者に対応して前記SNSデータベース120に記憶された前記演奏評価手段128による評価結果の最高値を前記店舗12毎に順位付けするランキング統計を行うものであるため、各利用者の演奏評価の最高値に関して、実用的な態様で店舗12毎のランキング統計を行うことができる。
また、前記ランキング統計手段132は、各利用者に対応して前記SNSデータベース120に記憶された対象となる店舗12における累計演奏回数をその店舗12毎に順位付けするランキング統計を行うものであるため、対象となる店舗12における各利用者の累計演奏回数に関して、実用的な態様で店舗12毎のランキング統計を行うことができる。
また、前記サーバ装置20は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくとも1つの演奏曲に関する情報をその利用者の識別情報と関連付けて記憶する記憶装置としてのSNSデータベース120と、そのSNSデータベース120に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録するSNS登録制御手段130(SS1乃至SS22)と、所定の利用者に対応するそのSNS登録制御手段130によるフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にその利用者と関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段131(SS14)とを、備えたものであることから、共通の演奏曲に関心を有する利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、フレンド登録の利用性を高めることができる。すなわち、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステム10を提供することができる。
また、前記SNSデータベース120は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏における選曲履歴をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段131は、所定の利用者に対応する前記SNS登録制御手段130によるフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にその利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲を共有する複数の利用者を抽出するものであるため、前記カラオケ装置16により同じ演奏曲を過去に演奏したことがある利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、音楽の趣味が合うフレンドを簡単に見つけることができ、フレンド登録の利用性を高めることができる。
また、前記SNSデータベース120は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏における選曲履歴をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段131は、所定の利用者に対応する前記SNS登録制御手段130によるフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にその利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲に対応する歌手を共有する複数の利用者を抽出するものであるため、前記カラオケ装置16により同じ歌手の演奏曲を過去に演奏したことがある利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、音楽の趣味が合うフレンドを簡単に見つけることができ、フレンド登録の利用性を高めることができる。
また、前記サーバ装置20は、各利用者の前記カラオケ装置16を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくともその利用者が利用したカラオケ装置16に対応する店舗12に関する情報を、前記SNSログイン認証手段134による認証に係るその利用者の識別情報と関連付けて記憶するSNSデータベース120と、そのSNSデータベース120に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録するSNS登録制御手段130と、所定の利用者に対応するそのSNS登録制御手段130によるフレンド登録の候補として、前記SNSデータベース120にその利用者と関連づけられて記憶された少なくとも1つの店舗12に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段131とを、備えたものであることから、同じ店舗12を利用したことがある利用者乃至はその店舗12をよく利用する利用者をフレンド候補として抽出できるシステムを実現することで、フレンド登録の利用性を高めることができる。すなわち、限定的なメンバーを単位とする種々のサービスを行い得る、顧客吸引力に優れた通信カラオケシステム10を提供することができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例では、前記SNSデータベース120及び店舗別データベース122が同一のサーバ装置20に備えられた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、それらSNSデータベース120及び店舗別データベース122がそれぞれ個別のサーバ装置に備えられたものであってもよい。また、斯かる態様においては、前記SNS登録制御手段130とランキング統計手段132とが、前記SNSデータベース120及び店舗別データベース122に対応してそれぞれ個別のサーバ装置に備えられたものであることが好ましい。また、前記サーバ装置20は、前記SNS登録制御、ランキング統計制御に加えて、楽曲データ等のカラオケ演奏に関するコンテンツを配信するコンテンツ配信制御を行うものであったが、このコンテンツ配信制御は別のサーバ装置が行うものであっても構わない。また、前記SNSデータベース120及び店舗別データベース122の内容が単一のデータベースに含まれるものであってもよく、更には、前記SNSデータベース120及び店舗別データベース122の内容が複数のデータベースに分割されて管理されるものであっても構わない。
また、前述の実施例では、前記電子早見本装置22がLAN24、アクセスポイント26、ルータ28、及び通信回線18等を介して前記サーバ装置20との間で直接的に情報の送受信を行う態様について説明したが、例えば、マスターコマンダとして機能するカラオケ装置16を介して前記サーバ装置20との間で間接的に情報の送受信を行うものであっても構わない。
また、前述の実施例では、1台のカラオケ装置16に1つの電子早見本装置22がくくりつけられた状態でカラオケ演奏を行う態様について説明したが、1台のカラオケ装置16に2つ以上の電子早見本装置22がくくりつけられた状態でのカラオケ演奏にも本発明は当然に適用される。
また、前述の実施例において、前記演奏評価手段128は、前記カラオケ装置16のCPU50に機能的に備えられたものであったが、この演奏評価手段128と等価な制御機能が前記電子早見本装置22のCPU80に機能的に備えられたものであってもよい。この場合、前記A/Dコンバータ41によりディジタル信号に変換された音声情報が前記LAN24等を介して前記電子早見本装置22に送られるようにしてもよいし、その電子早見本装置22に備えられたマイクロフォンにより利用者の歌声を採音するものであっても構わない。また、前記SNSログイン認証手段134、SNS情報表示制御手段136、及びSNS情報送信制御手段138の一部又は全部が前記カラオケ装置16のCPU50に機能的に備えられたものであってもよく、前述した各種制御を実現し得るのであればどの装置によりそれらの制御が行われるものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記ランキング統計手段132は、各店舗12毎のランキング統計として、所定の演奏曲を対象とする人気曲ランキング、各ユーザの最高評価得点に関する採点ランキング、及びその店舗12における累計演奏回数に関する演奏回数ランキングの統計を行うものであったが、例えば、対象となる店12に所定回数以上来店したユーザを対象として、前記SNSデータベース120において各ユーザに対応して記憶された演奏評価の平均値のランキングを行うものや、対象となる店舗12への累計来店回数のランキングを行うものであってもよく、前記カラオケ装置を用いて行われた演奏に関して、そのカラオケ装置の設置された店舗12毎に種々のランキング統計が行われ得る。
また、前述の実施例において、前記ランキング統計手段132による統計結果は、前記店舗別データベース122に前記電子早見本装置22や外部装置124等によって閲覧可能に記憶されるものであったが、例えば、前記カラオケ装置16における演奏曲間に映像表示装置30に表示される曲間情報として、対応する店舗12に備えられたカラオケ装置16に配信されるものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記フレンド候補抽出手段131は、対象となるユーザの選曲履歴に含まれる選曲番号を同様に選曲履歴に含む複数のユーザをフレンド候補として抽出するものであったが、例えば、対象となるユーザに対応してそのユーザに対応して前記SNSデータベース120に十八番曲として記憶された選曲番号を同様に十八番曲として記憶する複数のユーザをフレンド候補として抽出する態様も考えられる。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施例である通信カラオケシステムを説明する概略図である。 図1の通信カラオケシステムに備えられたカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 図1の通信カラオケシステムに備えられた電子早見本装置の外観を大まかに示す斜視図である。 図3の電子早見本装置の構成を例示するブロック線図である。 図1の通信カラオケシステムに備えられたサーバ装置の構成を説明するブロック線図である。 図2のカラオケ装置のCPU、図4の電子早見本装置のCPU、及び図5のサーバ装置のCPUに備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図5のサーバ装置のCPUによるSNS管理制御の要部を説明するフローチャートである。 図5のサーバ装置のCPUによるランキング統計制御の要部を説明するフローチャートである。 図4の電子早見本装置のCPUによるSNS情報表示/入力制御の要部を説明するフローチャートである。 図9に示すSNS情報表示/入力制御の一部であるマイフレンド制御の要部を説明するフローチャートである。 図9に示すSNS情報表示/入力制御の一部であるグループりれき制御の要部を説明するフローチャートである。 図4の電子早見本装置のCPUによるグループりれき吸上げ制御の要部を説明するフローチャートである。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるマイルームトップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるマイ十八番トップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるマイりれきトップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるマイフレンドトップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるフレンド登録画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示される非公開レベルのフレンド閲覧画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示される公開レベルのフレンド閲覧画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるフレンド十八番トップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるフレンドりれきトップ画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示されるフレンドのフレンド登録画面を例示する図である。 図4の電子早見本装置のタッチパネルディスプレイに表示される前回のカラオケりれき画面を例示する図である。 図6の外部装置に表示されるフレンド候補リストアップ画面を例示する図である。 図6の外部装置に表示されるカラオケ店舗情報トップ画面を例示する図である。 図6の外部装置に表示されるカラオケ店舗リストアップ画面を例示する図である。 図6の外部装置に表示される店舗別インフォメーション画面を例示する図である。 図2のカラオケ装置のCPUによるカラオケ演奏制御の要部を説明するフローチャートである。
符号の説明
10:通信カラオケシステム
16:カラオケ装置
18:通信回線
20:サーバ装置
120:SNSデータベース(記憶装置)
130:SNS登録制御手段
131:フレンド候補抽出手段

Claims (3)

  1. 多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる、それぞれ所定の店舗に設置された複数のカラオケ装置と、所定の通信回線を介して該カラオケ装置との間で情報の送受信を行い得るサーバ装置とを、備えた通信カラオケシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏に関する情報として、少なくとも1つの演奏曲に関する情報を該利用者の識別情報と関連付けて記憶する記憶装置と、
    該記憶装置に記憶された複数の利用者をフレンドとして相互に関連付けて登録する登録制御手段と、
    所定の利用者に対応する該登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置に該利用者と関連づけられて記憶された少なくとも1つの演奏曲に、同様に関連づけられて記憶された複数の利用者を抽出するフレンド候補抽出手段と
    を、備えたものであることを特徴とする通信カラオケシステム。
  2. 前記記憶装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏における選曲履歴を該利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段は、所定の利用者に対応する前記登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置に該利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲を共有する複数の利用者を抽出するものである請求項1に記載の通信カラオケシステム。
  3. 前記記憶装置は、各利用者の前記カラオケ装置を用いたカラオケ演奏における選曲履歴を該利用者の識別情報と関連付けて記憶するものであり、前記フレンド候補抽出手段は、所定の利用者に対応する前記登録制御手段によるフレンド登録の候補として、前記記憶装置に該利用者と関連づけられて記憶された選曲履歴において少なくとも1つの演奏曲に対応する歌手を共有する複数の利用者を抽出するものである請求項1又は2に記載の通信カラオケシステム。
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