JP2009072121A - 地上に設置されるマグロの養殖池 - Google Patents

地上に設置されるマグロの養殖池 Download PDF

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Abstract

【課題】池水に含まれる異物を速やかに排出する。マグロを遊泳させる最内周リング池の直径を大きくしながら、最内周リング池の内側にできる中心領域を有効に利用する。
【解決手段】マグロの養殖池は、所定の幅を有する環状のリング池1を同心に複数列に配置している。隣接するリング池1は、池水を通過させるがマグロを通過させない通水性区画材4を介して連結している。各々のリング池1は、池水が強制流動器15を介して同じ方向に回転するように流されるようにしている。養殖池は、最も内側に配置される最内周リング池1Aの池底の内側に、池水を流入させる排水開口6を設けて、この排水開口6に排水管7を連結している。排水管7は、リング池1の外部の引出部に立上部7Aを設けている。養殖池は、各々のリング池1に流動される池水を排水開口6と排水管7から外部に排出すると共に、排水管7の立上部7Aで池水の水面レベルをコントロールしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、地上に設置されるマグロの養殖池、すなわち地上にマグロ牧場を設けるもので、とくに池水を一定の方向に流す養殖池に関する。ただし、本明細書においてマグロ牧場に相当する養殖池は、マグロを大きくするためのみではなく、マグロを一時的に畜養する池を含む意味に使用する。
本発明者は、地上に設置して池水を一定の方向に流す魚の養殖池を開発した。(特許文献1参照)この養殖池は、図1に示すように、複数列のリング池91を同心に配置している。この養殖池は、各々のリング池91の池水を矢印で示すように同じ方向に流す。池水は、リング池91を回転するように流れて、中心に設けた排水管92から排水される。排水管92は、垂直に立てた立上部の上端を開口しており、この開口から池水をオーバーフローさせて池水の水面レベルを一定にする。全ての池水を、養殖池の中心に設けた1本の排水管92から排水するために、隣接するリング池91は通水性区画材94で連結される。池水は、通水性区画材94を通過して内側のリング池91に流れて、中心の排水管92からオーバーフローして外部に排水される。
実開昭63−119357号公報
図1に示す養殖池は、マグロ等の魚を流れに逆らって遊泳させることから、自然の海に近い環境で魚を生育できる。ただ、この養殖池は中心の排水管からゴミ、餌の残渣、糞などの異物を排出するので異物を速やかに排水するのが難しい。とくに、この養殖池は、立上部の上端開口部に池水をオーバーフローさせてリング池の水面レベルをコントロールしているので、排水管を池の底に開口できない。このため、底に沈降する異物を速やかに排水できない欠点があった。
また、この養殖池は、リング池の直径を小さくするとマグロなどの魚が常に曲がって遊泳することになって、自然の海と同じように遊泳できなくなる。とくに、マグロは大型魚であることから、リング池の直径を大きくすることが要求される。ところが、最内周リング池の直径を大きくすると、養殖に利用されない排水のためにのみ設けている中心の排水領域の面積が大きくなる弊害が発生する。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、池水に含まれる異物を速やかに排出できる地上に設置されるマグロの養殖池を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、マグロを遊泳させる最内周リング池の直径を大きくしながら、最内周リング池の内側にできる中心領域に池水を満たすことなく、ここを有効に利用できる地上に設置されるマグロの養殖池を提供することにある。
本発明の地上に設置されるマグロの養殖池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
マグロの養殖池は、地上に設置されるマグロの養殖池であって、所定の幅を有する環状のリング池1を同心に複数列に配置している。隣接するリング池1は、池水を通過させるがマグロを通過させない通水性区画材4を介して池水を通過できるように連結している。さらに、各々のリング池1は、池水が強制流動器15を介して同じ方向に回転するように流されるようにしている。養殖池は、最も内側に配置される最内周リング池1Aの池底の内側に、池水を流入させる排水開口6を設けて、この排水開口6に排水管7を連結している。排水管7は、リング池1の外部の引出部に立上部7Aを設けている。養殖池は、各々のリング池1に流動される池水を排水開口6と排水管7から外部に排出すると共に、排水管7の立上部7Aで池水の水面レベルをコントロールしている。
本発明の請求項2の地上に設置されるマグロの養殖池は、最内周リング池1Aの池底の内側に沿って排水リング8を設けており、この排水リング8に排水開口6を設けている。さらに、本発明の請求項3のマグロの養殖池は、排水リング8を、上方を開口する溝形としている。さらにまた、本発明の請求項3のマグロの養殖池は、排水リング8を複数のリングユニット8Aに分割しており、分割されたリングユニット8Aを、連結具9を介して連結している。
本発明の請求項5の地上に設置されるマグロの養殖池は、リング池1の上方に、各々のリング池1に交差するように、歩み板21、又はリング池1に水を噴射して池水を加速して流動させる強制流動器15からなる交差材20を配設しており、この交差材20の下流側に、池水の流れ方向に向かってリング池1に浮設してなる軟質材22を配置している。さらに、本発明の請求項6のマグロの養殖池は、軟質材22を、交差材20に連結している可撓性シート22Aとしている。
本発明の地上に設置される養殖池は、池水に含まれる異物を速やかに排出できる特徴がある。とくに、池水の底に沈降する異物を速やかに排出できる。それは、本発明の養殖池が、最内周リング池の底の内周に排水開口を設けて、この排水開口に排水管を連結して、排水開口と排水管で池水を外部に排出するからである。本発明の養殖池は、排水開口で池水の水面レベルをコントロールする必要がなく、最内周リング池の底部に開口されて、底に沈降する異物を速やかに排出する。水面レベルのコントロールは、排水開口に連結している排水管の立上部でコントロールする。
さらに、本発明の養殖池は、マグロを遊泳させる最内周リング池の直径を大きくしながら、最内周リング池の内側にできる中心領域に池水を満たすことなく、ここを有効に利用できる特徴がある。それは、本発明の養殖池が、最内周リング池の底部内側に排水開口を設けて、ここに排水管を連結して池水を排水するからである。地上に設置される養殖池は、限られた領域に設置されることから、できるかぎり設置される面積を有効に利用できることが大切である。このことが、全体の建設費用を低減させると共に、ランニングコストも低減するからである。
また、本発明の請求項2の養殖池は、最内周リング池の池底の内側に沿って排水リングを設けて、この排水リングに排水開口を設けている。この構造は、異物をより速やかに排出できる。それは、排水リングでもって最内周リング池の内側に沿って排水開口を設けることができるからである。とくに、本発明の請求項3の養殖池は、排水リングを上方開口の溝形とするので、排水リングの溝に異物を流入させてより速やかに外部に排出できる。また、本発明の請求項4の養殖池は、排水リングを複数のリングユニットに分割して、分割されたリングユニットを連結具で連結している。この構造は、簡単に施工して、最内周リング池の底内側に排水開口を設けて異物を速やかに排出できる。
さらに、本発明の請求項5の養殖池は、リング池の上方に、各々のリング池に交差するように、歩み板又はリング池に水を噴射して池水を加速して流動させる強制流動器からなる交差材を配設しており、この交差材の下流に、リング池に浮設してなる軟質材を設けている。この構造の養殖池は、リング池を遊泳して、水面から飛び上がるマグロの損傷を確実に防止できる。池水を強制的に流すリング池にマグロを入れると、これが勢いよく遊泳して水面から飛び上がることがある。飛びあがったマグロは、水面よりも上にある交差材に衝突して死傷する。交差材の下流に設けている軟質材は、流れに逆らって泳ぎながら水面から飛び上がるマグロが交差材に直接に衝突するのを防止する。軟質材の下側において、水面に飛び上がろうとするマグロは、リング池に浮設している軟質材によって、飛び上がるのが阻止されて、交差材に衝突するのが阻止される。また、軟質材の下流側において、飛び上がったマグロは、リング池に浮設している軟質材の上面に飛び上がり、交差材に直接に衝突して死滅することがない。とくに、本発明の請求項6の養殖池は、軟質材を可撓性シートとする。可撓性シートは、池水に流されてリング池に浮設される状態となり、水面から飛び上がるマグロが、交差材に直接に衝突するのを防止する。飛び上がるマグロは、可撓性シートに沿って移動し、交差材に衝突して死傷するのを確実に防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための地上に設置されるマグロの養殖池を例示するものであって、本発明は養殖池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図5に示す地上に設置されるマグロの養殖池は、環状のリング池1を同心に複数列に配置している。リング池1は、所定の幅と高さを有する溝形で上方を開口している。図の養殖池は、3列のリング池1を同心に設けている。3列のリング池1は、最内周リング池1Aと最外周リング池1Cとの間に中間リング池1Bを設けて、各々のリング池1の幅を外側に向かって次第に広くしている。リング池1は、たとえば、最内周リング池1Aの幅を1.5m、中間リング池1Bの幅を2m、最外周リング池1Cの幅を2.5mとする。また、リング池1を構成するリング壁2の高さは、たとえば3.6mとする。ただし、本発明の養殖池は、リング池1の幅とリング壁2の高さを特定するものではない。リング池1の幅と深さは、養殖し、あるいは畜養するマグロの種類や大きさを考慮して最適値に設計される。たとえば、リング池1の幅は1m〜5m、リング壁2の高さは50cm〜5mとすることができる。さらに、以上の養殖池は3列のリング池1を設けているが、本発明の養殖池は3列以上又は2列のリング池を設けることができる。
図の養殖池は、地面に円形のリング壁2を垂直に固定して、リング池1の両側にリング壁2を設けている。図4と図5の養殖池は、地面に土間コンクリート23を打設し、この土間コンクリート23の上にプラスチック板からなる底板24を固定している。さらに、底板24の上に、リング壁2となる円形のプラスチック板を接着又は溶着して垂直に固定してリング池1を設けている。土間コンクリート23は、たとえば厚さを20cmとし、プラスチック板は5mm厚のポリエチレン板を使用する。ただ、土間コンクリートとプラスチック板は厚くして強固にできるので、リング池の大きさによって最適値とする。さらに、図4と図5の養殖池は、最外周のリング壁2の外側にはコンクリート25を固定して補強している。
隣接するリング池1の間のリング壁2は、一部に開口部3を設けている。この開口部3は、池水を通過できる通水性区画材4でマグロが通過しないように閉塞している。通水性区画材4は網やネットである。ただ、本発明のマグロの養殖池は、通水性区画材を網やネットに特定しない。通水性区画材は、図6に示すように、複数の水平ロッド31を上下に離して連結している格子30とすることもできる。図の格子30は、上下の水平ロッド31を、水平面内においてリング壁2に沿う方向に変形している。格子30を構成する水平ロッド31の間隔は、池水を通過させてマグロを通過させない隙間、たとえば、1cmないし5cmとしている。格子30の通水性区画材4は、リング壁2の開口部3を、池水を通過させてマグロを通過しないように塞いでいる。
図に示す格子30の通水性区画材4は、リング壁2に沿う方向に変形している水平ロッド31を、水平面内において、通水性区画材4を連結しているリング壁2と同じ曲率半径に湾曲している。この養殖池は、リング壁2と格子30をひとつの円周上に配置して、リング池1に沿って遊泳するマグロが格子30に接触するのを有効に防止できる。水平ロッド31は、ステンレス等の金属製の丸パイプである。ただ、水平ロッドは、必ずしもパイプとする必要はなく、ステンレス等の丸棒も使用できる。また、水平ロッドは、必ずしも丸パイプや丸棒とする必要はなく、たとえば断面を楕円形とし、あるいは多角形とすることもできる。
通水性区画材4の格子30は、図7と図8に示すように、水平ロッド31を上下ロッド32で連結している。上下ロッド32は、水平ロッド31の中間の複数カ所を連結して、水平ロッド31の間隔を一定に保持している。上下ロッド32は、水平ロッド31を貫通して一定の間隔に連結する。上下ロッド32は、水平ロッド31を一定の間隔に保持するスペーサ筒33に挿通している。スペーサ筒33は、上下の水平ロッド31に挟着されて、水平ロッド31の間に固定される。上下ロッド32は一端に鍔34を有し、他端に雄ネジ35を設けており、この雄ネジ35にナット36をねじ込んで、水平ロッド31を固定している。さらに、図の通水性区画材4の格子30は、スペーサ筒33の表面を回転パイプ37でカバーしている。回転パイプ37は、スペーサ筒33の表面を回転できるようにカバーする。したがって、回転パイプ37はその内径をスペーサ筒33の外径よりも大きく、かつ全長をスペーサ筒33よりも短くしている。回転パイプ37はステンレス等の金属パイプである。
さらに、通水性区画材4の格子30は、水平ロッド31の両端を、溝形連結材38の溝内に挿入して、この溝形連結材38を介して連結している。溝形連結材38もステンレス等の金属製の溝形鋼である。この格子30は、溝形連結材38と水平ロッド31を貫通するように止ネジ39で固定している。止ネジ39は、水平ロッド31を直径方向に貫通するように、溝形連結材38と水平ロッド31を貫通して、水平ロッド31を溝形連結材38に固定している。水平ロッド31と溝形連結材38は、図示しないが、止ネジによらずリベットで連結することができ、また溶接して連結することもできる。
以上に示す格子30の通水性区画材4は、水平ロッド31や回転パイプ37や溝形連結材38をステンレス等の金属製としている。金属製の格子30である通水性区画材4は、全体を強固にできる特徴がある。ただ、格子の通水性区画材は、水平ロッドや回転パイプや溝形連結材を、プラスチック製とすることもできる。プラスチック製の格子は、たとえば、ポリ塩化ビニルやポリエチレン等のプラスチックで製作される。このように、プラスチックで製作される通水性区画材は、全体を軽くしながら、低コストに製造できる。
格子30の通水性区画材4は、溝形連結材38を介して格子30の片側を水平面内で傾動できるように、リング壁2の開口部3の一方の側縁3Aに連結している。図9の拡大断面図に示すように、格子30は、溝形連結材38とリング壁2の開口部3の内面に固定している蝶番40を介して傾動できるようにリング壁2に連結している。格子30の通水性区画材4は、蝶番40と反対側の側縁を脱着部4Aとして、開口部3の他方の側縁3Bに脱着できるように連結している。さらに、図6に示す通水性区画材4は、水平面内でスムーズに傾動できるように、脱着部4Aである溝形連結材38の下端にローラー41を設けている。この通水性区画材4は、リング池1の底面に沿ってローラー41を回転させて、スムーズに傾動できる。
以上のように、網やネット、あるいは格子30からなる通水性区画材4は、隣のリング池1にマグロを移すのに使用できるように、片側を開口部3の一方の内側縁3Aに連結して、他の片側を開口部3の他方の内側縁3Bに脱着できるように連結している。通水性区画材4は、脱着部4Aを外して内側のリング壁2に連結して、マグロを内側から外側のリング池1に移送する。図示しないが、通水性区画材は、脱着部を外側のリング壁に連結して、外側のマグロを内側に移送することもできる。図の通水性区画材4は、リング池1の幅よりも広くして、内側又は外側のリング壁2に連結する状態で、リング壁2に対して傾斜する姿勢としている。この通水性区画材4は、マグロをスムーズに隣のリング池1に移送できる。
さらに、図2と図3の養殖池は、最も外側の最外周リング池1Cの外側に沿って取上池5を設けている。取上池5は、通水性区画材4を介して最外周リング池1Cに連結している。図の養殖池は、取上池5の両端部を通水性区画材4で最外周リング池1Cに連結している。この通水性区画材4は、最外周リング池1Cの外側壁から内側壁に移動できるように連結しており、通水性区画材4を最外周リング池1Cの内側壁に連結して、最外周リング池1Cのマグロを取上池5に移動できるようにしている。図3において、取上池5の右端に連結している通水性区画材4は、図の細線で示す位置(図2において矢印Aで示す方向)に移動して、最外周リング池1Cのマグロを取上池5に移送する。通水性区画材4を太線位置に連結して、最外周リング池1Cのマグロを取上池5に移送することなく、最外周リング池1Cに遊泳させる。さらに、図3において取上池5の左上端部に連結している通水性区画材4は、図の細線で示す位置(図2において矢印Bで示す方向)に移動して、取上池5に移したマグロを最外周リング池1Cに戻すことができる。最外周リング池1Cに取上池5を連結して、通水性区画材4で最外周リング池1Cのマグロを取上池5に移送できる養殖池は、マグロを取上池5に入れて簡単に取り出しできる。また、取上池5に移動して取り出ししないマグロは、通水性区画材4を操作して、取上池5から最外周リング池1Cに簡単に移動できる。このため、取り出しするマグロを選別しながら能率よくマグロを養殖池から取り出しできる。
図10ないし図12は、取上池5のマグロを損傷なく簡単に取り出しできる排出具10を示す。これ等の図に示す排出具10は、取上池5に入れてマグロを簡単に取り出しできる。この排出具10は、非通水性の底シート12の両側に通水ネット13を連結しているシート材11の両側を2本のロッド14に連結している。この排出具10は、以下のようにして、取上池5のマグロを取り出しする。
(1)図3において、取上池5の右端に連結している通水性区画材4を太線位置として、取上池5にマグロを入れない状態で、図2に示すように、2本のロッド14の間隔を取上池5の幅にほぼ等しくなるように広げて、シート材11を取上池5につり込む。
(2)その後、図3において取上池5の右端の通水性区画材4を細線で示す位置(図2において矢印Aで示す方向)に移動して、最外周リング池1Cのマグロを取上池5に移動させる。このとき、取上池5の左上端の通水性区画材4は、取上池5のマグロが最外周リング池1Cに戻らないように、太線で示す位置として、取上池5の左上端を閉塞する。
(3)2本のロッド14をつり上げると、シート材11の上のマグロが取上池5から取り上げられる。このとき、マグロは、図10に示すように、底シート12に縦に乗って暴れることがなく、また、水はシート材11の通水ネット13から排水される。したがって、マグロが底シート12の上に乗った状態で、水切りして取り出し、能率よく、しかもマグロを損傷することなく取り出しできる。
リング池1の池水は、強制流動器15で同じ方向に回転するように流動される。図2ないし図4の強制流動器15は、循環ポンプ16と、この循環ポンプ16で加圧して排出される池水を噴射するノズル18を固定している給水パイプ17とからなる。図2ないし図4の養殖池は、対向する位置に給水パイプ17を配置している。図において左側に配置される給水パイプ17に池水を供給する循環ポンプ16は水中ポンプで、池水を吸入し、これを加圧して給水パイプ17に供給する。図3において右側に配置される給水パイプ17に池水を供給する循環ポンプ16は、後述する浄化槽28で浄化された水を吸入し、これを加圧して給水パイプ17に供給する。給水パイプ17は、リング池1の液面から上方に離れて配置される。この給水パイプ17は、リング池1を遊泳するマグロが衝突することがない。給水パイプ17は、所定の間隔で複数のノズル18を固定している。ノズル18は、循環ポンプ16から供給される池水をリング池1の水面に噴射して、リング池1の池水を加速して、リング池1に沿って回転させる。ノズル18は、リング池1の池水を流す方向に傾斜して、リング池1の水面に池水を噴射する。養殖池の対向する位置に配置される両方の給水パイプ17は、ノズル18から噴射する池水で、池水を同じ方向に回転させる。給水パイプ17は、リング池1に直交するように配置される。この構造の強制流動器15は、リング池1の池水を一定の方向に流れるように加速しながら、池水に酸素を補給できる。ただ、本発明の養殖池は、強制流動器15を以上の構造には特定しない。強制流動器には、リング池の池水を一定の方向に加速して流すことができる全ての構造にできるからである。
強制流動器15でリング池1に沿って回転するように流される池水は、最内周リング池1Aの内側に異物を集積させる。ここに集められる異物をリング池1から排出するために、最内周リング池1Aの池底の内側に、池水を流入させる排水開口6を設けて、この排水開口6に排水管7を連結している。図3の養殖池は、最内周リング池1Aの池底の内側に沿って排水リング8を設けて、この排水リング8に排水開口6を設けている。図13は、排水リング8を示す斜視図である。この図の排水リング8は、上方を開口する溝形として排水開口6を設けている。さらに、この図の排水リング8は、複数のリングユニット8Aに分割されて、分割されたリングユニット8Aを連結具9で連結している。この構造の排水リング8は、同じ形状のリングユニット8Aをプラスチックで成形し、これを連結具9で連結して簡単に施工できる。リングユニット8Aは、最内周リング池1Aの内側に沿う曲率半径に湾曲する形状であって、上方を開口する溝形に成形される。さらに、リングユニット8Aは、連結具9に挿入して連結される連結部8aを筒状とし、この連結部8aを筒状の連結具9に挿入して簡単に連結できる。とくに、リングユニット8Aと連結具9をプラスチックで成形し、これを接着剤で接着して簡単に連結できる。この構造の排水リング8は、3つのパイプをT字状に連結しているチーズを連結具9に使用し、この連結具9にリングユニット8Aと排水管7を連結して、排水リング8に排水管7を簡単に連結できる。
溝形の排水リング8で上方を排水開口6とする構造は、最内周リング池1Aの内側に集められる異物を速やかに外部に排出できる。ただし、本発明の養殖池は、最内周リング池に設ける排水開口をこの構造には特定しない。たとえば、最内周リング池の底部内周に沿って複数の排水開口を設け、各々の排水開口に排水管を連結する構造、また排水リングを多数の貫通孔のあるパイプとすることもできる。また、最内周リング池の底面を内周に沿って溝のある形状に成形し、この溝に排水開口を設けて排水管を連結する構造とすることもできる。
排水開口6を大きく開口する構造は、最内周リング池1Aの内側に集められる異物を速やかに排出できる。ただ、畜養されるマグロが排水開口に対して小さいと、マグロが排水開口に侵入し、あるいは、排水開口で傷つくおそれがある。したがって、養殖池は、図4の一部拡大断面図に鎖線で示すように、排水開口6に網材19を配置して、畜養されるマグロが排水開口6に侵入するのを防止することができる。この網材19には、集められる異物を通過できるが、畜養されるマグロが通過できない網目のものを使用する。また、排水リングを多数の貫通孔のあるパイプとする構造は、パイプに開口される貫通孔の大きさを、異物を通過できるがマグロが通過できない大きさとしてマグロの侵入を防止できる。
排水管7は、図5に示すように、リング池1の底に埋設されて外部に引き出され、外部の引出部に立上部7Aを設けている。立上部7Aは、上端開口部7aから池水を排水して、池水の水面レベルをコントロールする。池水の水面レベルは、立上部7Aの上端開口部7aのレベルにほぼ等しくなるので、立上部7Aの上端開口部7aの上下位置を調整してリング池1の水面レベルをコントロールできる。
図に示す立上部7Aは、池水の水面レベルをコントロールする調整部29を設けて、上端開口部7aの高さを調整できる構造としている。図の調整部29は、立上部7Aの上端部に連結してなる連結筒29Aと、この連結筒29Aの上側に、脱着自在に連結される調整筒29Bとからなる。この構造の調整部29は、連結筒29Aに連結される調整筒29Bの長さで上端開口部7aの高さを調整できる。すなわち、この調整部29は、連結筒29Aに連結する調整筒29Bの長さを短くして、上端開口部7aを低く、すなわち、池水の水面レベルを低くでき、また、連結筒29Aに連結する調整筒29Bの長さを長くして、上端開口部7aを高く、すなわち、池水の水面レベルを高くできる。この構造の調整部29は、極めて簡単な構造で、池水の水面レベルを自由に調整できる。ただ、立上部は、図示しないが、伸縮できる二重筒構造として、上端開口部の高さを自由に調整することもできる。
排水管7から排水される池水は、排水槽26に蓄えられる。排水管7の上端開口部7aは排水槽26の内部にあって、ここから排水する池水を排水槽26に蓄える。排水管7から排水槽26に流入される池水は、ポンプ27で浄化槽28に供給される。浄化槽28は、ポンプ27から供給される池水を物理濾過し、さらに生物濾過して清澄な池水とする。浄化槽28で清澄になった池水は、さらに循環ポンプ16に吸入されて給水パイプ17に送られる。給水パイプ17は、供給される池水をノズル18から勢いよく噴射して、リング池1に沿って強制的に流動させる。図の養殖池は、リング池1の池水を、最内周リング池1Aの池底の内側に設けた排水開口6→排水管7→排水槽26→ポンプ27→浄化槽28→循環ポンプ16→供給パイプ17→リング池1に循環して、清澄に保持する。また、循環させる池水をノズル18から噴射して、池水を強制的に流動させている。ただし、本発明のマグロの養殖池は、排水管から排水される池水を循環することなく外部に排水することで浄化槽を設けない構造とすることもでき、また、浄化槽で清澄になった池水をノズルから噴射することなく、リング池に循環することもできる。
図2ないし図4の養殖池は、リング池1の上方に、各々のリング池1に交差するように、すなわち、リング池1に橋渡しするように交差材20を配置している。図の交差材20は、作業用の歩み板21と、リング池1に水を噴射して池水を加速して流動させる強制流動器15の給水パイプ17である。交差材20は、これらの部材に特定するものでないが、用途を問わず交差材20があると、リング池1のマグロに損傷を与える。リング池1の流れに逆らって遊泳するマグロが水面から飛び上がって衝突するからである。交差材20は、ここに衝突したほとんどのマグロを死滅させる。
以上の弊害を解消するために、図2と図3に鎖線で示すように、交差材20の下面から下流方向に延長して帯状の軟質材22を配置している。図に示す帯状の軟質材22は、マグロが衝突しても損傷しない可撓性シート22Aである。可撓性シート22Aは、図14に示すように、一端を交差材20の上流側の下面に固定すると共に、他端部を交差材20の下流方向に延長して水面上に浮設している。この可撓性シート22Aは、図14に示すように、下流側の先端部が池水の流れの方向に向かって流されて水面上に浮設される。さらに、給水パイプ17である交差材20に配設される可撓性シート22Aは、ノズル18から噴射される池水が上面に供給されて、池水を一定の方向に流れるように加速して同じ方向に回転させる。マグロはリング池1の流れに逆らって泳ぐので、水面に飛び上がるマグロは、図14において右側から左側に飛び跳ねようとする。このとき、可撓性シート22Aの下側において、水面に飛び上がろうとするマグロは、図の矢印Aで示すように、可撓性シート22Aの下面に衝突して水中に落下して、交差材20に衝突するのが阻止される。また、可撓性シート22Aの下流側において、水面に沿って飛び跳ねるマグロは、図の矢印Bで示すように、可撓性シート22Aの上面に落下するが、このマグロは、図15に示すように、可撓性シート22Aに設けたスリット22aを通過して水中に戻り、あるいは、強制流動器15のノズル18から噴射される水圧で下流方向に押し流されて水中に戻る。このため、流れに逆らって飛び上がるマグロが交差材20に衝突して損傷するのが阻止される。
図15の可撓性シート22Aは、池水の流れに沿ってリング池1に浮設できるように、両側をリング壁2の内面に沿う湾曲形状としている。さらに、図の可撓性シート22Aは、上面に乗り上げたマグロを水中に戻すために、下流側の端部から中間部にかけて、複数列のスリット22aを開口して設けている。このスリット22aは、上面にマグロが乗り上げた状態では、図の鎖線で示すように拡開して、可撓性シート22Aの上面から下面にマグロを通過させて水中に戻す。ただ、図示しないが、このスリットは、下流側の端縁まで延長して開口して、可撓性シートの全体形状をのれん状とすることもできる。可撓性シート22Aは、水面から飛び上がるマグロが公差材20に衝突するのを阻止できるように、飛び跳ねたマグロが水面上を前進する距離よりも長く、たとえば、マグロの体長の2〜5倍の長さとして、先端部を池水の流れに沿って浮設している。
本発明者が先に開発した魚の養殖池の平面図である。 本発明の一実施例にかかる地上に設置されるマグロの養殖池の斜視図である。 図2に示す地上に設置されるマグロの養殖池の概略平面図である。 図3に示すマグロの養殖池のA−A線断面図である。 図3に示すマグロの養殖池のB−B線断面図である。 通水性区画材の他の一例を示す斜視図である。 図6に示す通水性区画材の分解斜視図である。 図6に示す通水性区画材の垂直断面図である。 図6に示す通水性区画材とリング壁の開口部との連結構造を示す拡大断面図である。 排出具の一例を示す斜視図である。 図10に示す排出具の側面図である。 図10に示す排出具の展開図である。 排水リングの一例を示す斜視図である。 図2に示す養殖池の軟質材を示す断面図である。 図14に示す軟質材の平面図である。
符号の説明
1…リング池 1A…最内周リング池
1B…中間リング池
1C…最外周リング池
2…リング壁
3…開口部 3A…内周縁
3B…内周縁
4…通水性区画材 4A…脱着部
5…取出池
6…排水開口
7…排水管 7A…立上部
7a…開口部
8…排水リング 8A…リングユニット
8a…連結部
9…連結具
10…排出具
11…シート材
12…底シート
13…通水ネット
14…ロッド
15…強制流動器
16…ポンプ
17…給水パイプ
18…ノズル
19…網材
20…交差材
21…歩み板
22…軟質材 22A…可撓性シート
22a…スリット
23…土間コンクリート
24…底板
25…コンクリート
26…排水槽
27…ポンプ
28…浄化槽
29…調整部 29A…連結筒
29B…調整筒
30…格子
31…水平ロッド
32…上下ロッド
33…スペーサ筒
34…鍔
35…雄ネジ
36…ナット
37…回転パイプ
38…溝形連結材
39…止ネジ
40…蝶番
41…ローラー
91…リング池
92…排水管
94…通水性区画材

Claims (6)

  1. 所定の幅を有する環状のリング池(1)が同心に複数列に配置され、隣接するリング池(1)は池水を通過させるがマグロを通過させない通水性区画材(4)を介して池水を通過できるように連結され、さらに各々のリング池(1)の池水が強制流動器(15)を介して同じ方向に回転するように流されるようにしてなる地上に設置されるマグロの養殖池であって、
    最も内側に配置される最内周リング池(1A)の池底の内側に、池水を流入させる排水開口(6)を設けて、この排水開口(6)に排水管(7)を連結しており、排水管(7)はリング池(1)の外部の引出部に立上部(7A)を設けており、
    各々のリング池(1)に流動される池水が排水開口(6)と排水管(7)から外部に排出されると共に、排水管(7)の立上部(7A)で池水の水面レベルをコントロールするようにしてなる地上に設置されるマグロの養殖池。
  2. 前記最内周リング池(1A)の池底の内側に沿って排水リング(8)を設けており、この排水リング(8)に排水開口(6)を設けている請求項1に記載される地上に設置されるマグロの養殖池。
  3. 前記排水リング(8)が、上方を開口する溝形である請求項2に記載される地上に設置されるマグロの養殖池。
  4. 前記排水リング(8)が、複数のリングユニット(8A)に分割されており、分割されたリングユニット(8A)が連結具(9)を介して連結されてなる請求項2に記載される地上に設置されるマグロの養殖池。
  5. 前記リング池(1)の上方に、各々のリング池(1)に交差するように、歩み板(21)又はリング池(1)に水を噴射して池水を加速して流動させる強制流動器(15)からなる交差材(20)を配設しており、この交差材(20)の下流側に、池水の流れ方向に向かってリング池(1)に浮設してなる軟質材(22)を配置している請求項1に記載される地上に設置されるマグロの養殖池。
  6. 軟質材(22)が交差材(20)に連結している可撓性シート(22A)である請求項7に記載される地上に設置されるマグロの養殖池。
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