JP2009065496A - 電話機および通話履歴表示方法並びにプログラム - Google Patents

電話機および通話履歴表示方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人情報漏洩を防止するためにアドレス帳の利用が制限されている電話機などのように、個人情報を表示することができない電話機において、着信時に、発信者を推測する手がかりとなる情報を表示する。
【解決手段】通話履歴記憶部101には、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されている。検索手段102は、着信時に受信した発信者番号に基づいて、通話履歴記憶部101から上記発信者番号に関する発信履歴および着信履歴を検索する。表示制御手段103は、検索手段102が検索した発信履歴および着信履歴を表示部104に表示する。その際、表示制御手段103は、検索手段102によって検索された発信履歴および着信履歴を時系列に表示するようにしても良い。ユーザは、表示された発信履歴および着信履歴に基づいて発信者を推測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通話履歴の表示機能を備えた電話機に関し、特に、発信者の登録名などの個人情報を表示できない場合に、発信者を推測する手がかりとなる他の情報を表示することができる電話機に関する。
携帯電話機や宅内電話機といった電話機においては、過去に行った通話の履歴を表示部に表示できるようにしたものが従来から知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載されている電話機は、発信者から過去に着信があった日時を知ることにより、発信者との会話を効率的に行えるようにするため、着信時に受信した発信者番号に基づいて、データベースから発信者の登録名および上記発信者番号に関する着信履歴(着信日時など)を検索し、表示部に検索結果を表示するようにしている。なお、データベースから発信者の登録名を検索できなかった場合には、着信履歴のみを表示するようにしている。
また、特許文献2に記載されている電話機は、通話の種類(発信、着信など)に関わらず特定の相手と何時通話を行ったかを容易に調べられるようにするため、発信履歴が登録された発信履歴記憶部と、着信履歴が登録された着信履歴記憶部と、通話相手の識別情報毎に、その通話相手の発信履歴および着信履歴へのポインタが登録されたコンタクト履歴記憶部とを備え、ユーザによって通話相手の識別情報が指定されたとき、コンタクト履歴記憶部に登録されている、上記指定された識別情報に対応するポインタに従って発信履歴記憶部および着信履歴記憶部から該当する発信履歴および着信履歴を検索し、表示部に表示するようにしている。
一方、着信時に発信者の登録名などの個人情報を表示部に表示するようにした電話機も従来から知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に記載されている電話機は、電話番号に対応付けて登録名などの個人情報が登録されたアドレス帳記憶部を備え、着信時に受信した発信者番号に基づいてアドレス帳記憶部から個人情報を検索し、表示部に表示するようにしている。
特開2003−338868号公報 特開2004−259194号公報 特開平11−196172号公報
ところで、特許文献3に記載されている電話機によれば、着信に対して応答する前に発信者を識別することができるため、例えば、応答前に資料を準備したり、対応の仕方を考えたりすることができ、受信者にとって非常に都合が良い。しかしながら、特許文献3に記載されている電話機は、アドレス帳記憶部に該当する電話番号が登録されていなかった場合、情報を何も表示しないので、受信者が発信者を推測することさえできないという問題がある。特に、近年、個人情報の漏洩を防止するため、法人名義の携帯電話機などにおいては、アドレス帳記憶部への個人情報の登録制限が行われるケースが増えてきており、上記した問題が頻繁に発生されると予測される。
一方、特許文献1に記載されている電話機では、発信者番号に対応する発信者の登録名がデータベースに登録されていなかった場合でも、データベースに上記発信者番号に対応する着信履歴が登録されていれば、着信履歴が表示部に表示される。着信履歴は、発信者を推測するための手がかりとなるが、着信履歴のみに基づいて発信者を推測できるケースは極めて少ないと考えられる。
また、特許文献2に記載されている電話機は、ユーザによって特定の通話相手が指定されたとき、上記通話相手に関する発信履歴および着信履歴を表示するだけであるので、着信時に発信者を推測することはできない。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、発信者の登録名などといった個人情報を表示できない場合において、着信履歴だけを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測できるようにすることにある。
本発明にかかる第1の電話機は、
表示部と、
通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部と、
着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索手段と、
該検索手段による検索結果を前記表示部に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の通話履歴表示方法は、
表示部と、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部とを備えたコンピュータが、着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索ステップと、
前記コンピュータが、前記検索ステップによる検索結果を前記表示部に表示する表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
表示部と、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部とを備えたコンピュータを、
着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索手段、
該検索手段による検索結果を前記表示部に表示する表示制御手段として機能させる。
本発明によれば、発信者の登録名などといった個人情報を表示できない場合において、着信履歴だけを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔本発明の概要〕
先ず、図1を参照して本発明にかかる電話機の概要について説明する。
図1を参照すると、本発明にかかる電話機100は、通話履歴記憶部101と、検索手段102と、表示制御手段103と、LCDなどの表示部104とを備えている。
通話履歴記憶部101には、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されている。
検索手段102は、着信時に受信した発信者番号に基づいて、通話履歴記憶部101から上記発信者番号に関する発信履歴および着信履歴を検索する。
表示制御手段103は、検索手段102が検索した発信履歴および着信履歴を表示部104に表示する。その際、表示制御手段103は、検索手段102によって検索された発信履歴および着信履歴を時系列に表示するようにしても良い。。
このように、発信者番号に関する発信履歴と着信履歴とを表示することにより、特許文献1のように着信履歴だけを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。即ち、発信履歴と着信履歴とを表示することにより、両者の関係(例えば、発着信の前後関係や、両者の時間間隔など)に基づいて発信者を推測できるケースもあるので、着信履歴のみを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。また、発信履歴は、ユーザ自身が積極的に行った発信操作に対する履歴であり、ユーザの記憶に残っている可能性が高いため、着信履歴のみ表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。
〔本発明の第1の実施例〕
次に、本発明にかかる電話機の第1の実施例について詳細に説明する。
〔第1の実施例の構成の説明〕
図2は本発明にかかる電話機の第1の実施例のブロック図である。同図を参照すると、本実施例の電話機1は、メモリ2と、制御部3と、LCD等の表示部4と、テンキーやファンクションキー等を含む操作部5と、通話を行うためのスピーカやマイクロフォンを含む通話部6と、通信を行うためのアンテナ(携帯電話機の場合など)や変復調器などを含む通信部7とを備えている。
メモリ2には、通話履歴記憶部21と、アドレス帳記憶部22とが設けられている。
通話履歴記憶部21には、通話相手の電話番号毎に、その電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されている。図3は、通話履歴記憶部21の内容例を示した図である。同図に示すように、通話履歴記憶部21は、通話相手の電話番号毎のエリア21−1〜21−nを有しており、各エリア21−1〜21−nには、それぞれ通話相手の電話番号211と、発信履歴212と、着信履歴213とが登録されている。発信履歴212は、発着信の種別が発信であることを示す種別情報と、発信のあった年月日時とを含み、着信履歴213は、発着信の種別が着信であることを示す種別情報と、着信のあった年月日時とを含んでいる。なお、発信履歴、着信履歴に通話時間などの他の情報も含めるようにしても良い。
アドレス帳記憶部22には、通話相手の電話番号と登録名などの個人情報とが対応付けて登録されている。図4にアドレス帳記憶部22の内容例を示す。この図4の例では、複数の個人情報がアドレス帳記憶部22に登録されているが、個人情報の漏洩を防止するために、個人情報の登録が制限されている電話機もある。
制御部3は、通話を行うために各部を制御する手段(図示せず)を備えている。更に、本実施例の制御部3は、アドレス帳記憶部22に発信者に関する情報が登録されていなかった場合であっても、着信時に発信者を推測できるようにするため、検索手段31と、表示制御手段32と、登録手段33とを備えている。
検索手段31は、次のような機能を有する。
・着信時に通信部7が受信した発信者番号に基づいて、アドレス帳記憶部22から発信者の登録名などの個人情報を検索する機能。なお、本実施例では、発信者の登録名を検索するものとする。
・アドレス帳記憶部22から発信者の登録名を検索できなかった場合は、上記発信者番号に基づいて、通話履歴記憶部21から発信者に関する発信履歴および着信履歴を検索する機能。
表示制御部32は、次のような機能を有する。
・検索手段31によってアドレス帳記憶部22から発信者の登録名が検索された場合は、発信者の登録名と発信者番号とを表示部4に表示する機能。
・検索手段31によって通話履歴記憶部21から発信履歴および着信履歴が検索された場合は、それらと発信者番号とを表示部4に表示する機能。但し、発信履歴および着信履歴は、時系列に(例えば、新しいものから順に)表示する。
登録手段33は、次のような機能を有する。
・着信時に通信部7が受信した発信者番号に対応するエリアが通話履歴記憶部21上に存在するか否かを調べ、存在しない場合は、上記発信者番号に対応する新たなエリアを生成する機能。
・着信時に通信部7が受信した発信者番号に対応するエリアに、着信を示す種別情報と着信のあった年月日時とを含む着信履歴を登録する機能。但し、上記エリアに空きがなかった場合には、年月日時が最も古いものを削除し、その代わりに新たな着信履歴を登録する。
・発信時、通話相手の電話番号に対応するエリアが通話履歴記憶部21上に存在するか否かを調べ、存在しない場合は、上記通話相手の電話番号に対応する新たなエリアを生成する機能。
・発信時、通話相手の電話番号に対応するエリアに、発信を示す種別情報と発信をした年月日時とを含む発信履歴を登録する機能。但し、上記エリアに空きがなかった場合は、年月日時が最も古いものを削除し、その代わりに新たな発信履歴を登録する。
なお、上記した機能を有する制御部3は、CPU(コンピュータ)により実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを、検索手段31、表示制御手段32、および登録手段33として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、検索手段31、表示制御手段32、および登録手段33を実現する。
〔第1の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について詳細に説明する。
・着信時の動作
先ず、着信時の動作について説明する。図5のフローチャートに示すように、着信時に通信部7が発信者番号を受信すると(ステップS51)、登録手段33が着信履歴登録処理を行う(ステップS52)。この着信履歴登録処理においては、次のような処理が行われる。先ず、通話履歴記憶部21に上記発信者番号に対応するエリアが存在するか否かを調べる。そして、存在する場合には、そのエリアに着信であることを示す種別情報と着信のあった年月日時とを含む着信履歴を登録する。これに対して、存在しない場合は、上記発信者番号に対応するエリアを新たに生成した後、そのエリアに対して上記した処理と同様の処理を行う。
登録手段33による着信履歴登録処理が完了すると、検索手段31が発信者番号に基づいて、アドレス帳記憶部22から発信者の登録名を検索する(ステップS53)。そして、発信者の登録名を検索できた場合、即ちアドレス帳記憶部22に上記発信者番号が登録されていた場合(ステップS54がN)は、発信者の登録名と発信者番号とを表示制御手段32に渡す。これにより表示制御手段32は、発信者の登録名と発信者番号とを表示部4に表示する(ステップS55)。
これに対して、アドレス帳記憶部22から発信者の登録名を検索できなかった場合(ステップS54がY)は、発信者番号に基づいて、通話履歴記憶部21から上記発信者番号に関する発信履歴および着信履歴を検索する(ステップS56)。そして、発信履歴も着信履歴も検索できなかった場合(ステップS57がN)は、表示制御手段32に発信者番号を渡す。これにより、表示制御部32は、表示部4に発信者番号だけを表示する(ステップS58)。
これに対して、少なくとも発信履歴あるいは着信履歴を検索できた場合(ステップS57がY)、表示制御手段32に対して検索結果と発信者番号とを渡す。これにより、表示制御手段32は、検索された発信履歴、着信履歴と、発信者番号とを表示部4に表示する(ステップS59)。図6に、このときの表示例を示す。図6の例においては、発信者番号61の下側に、複数の発信履歴62および着信履歴63が時系列に表示されている。
なお、ステップS55、S58、S59以降においては、一般的な着信処理が行われる。
・発信時の動作
次に発信時の動作について説明する。
ユーザが操作部5を用いて通話相手の電話番号を入力するなどの発信操作を行うと、制御部3は、通信部7を介して通話相手の電話番号を電話交換網に送出する。その後、制御部3内の登録手段33が発信履歴登録処理を行う。この発信履歴登録処理では、例えば、次のような処理を行う。先ず、通話相手の電話番号に対応するエリアが通話履歴記憶部21上に存在するか否かを調べる。そして、存在する場合は、そのエリアに発信を示す種別情報と発信が行われた年月日時とを含む発信履歴を登録する。但し、上記エリアに空きがない場合には、そのエリアに登録されている発信履歴および着信履歴の内の、最も古いものを削除し、その代わりに新たな発信履歴を登録する。これに対して、通話相手の電話番号に対応するエリアが存在しない場合は、上記電話番号に対応する新たなエリアを通話履歴記憶部21上に生成し、生成した新たなエリアに対して上記した処理と同様の処理を行う。
なお、上述した実施例では、発信履歴と着信履歴の両方が登録される通話履歴記憶部21を設け、検索手段31が通話履歴記憶部21から発信履歴および着信履歴を検索するようにしたが、通話履歴記憶部21の代わりに発信履歴だけが登録される発信履歴記憶部と着信履歴だけが登録される着信履歴記憶部とを設け、検索手段31が発信履歴記憶部および着信履歴記憶部からそれぞれ発信履歴および着信履歴を検索するようにしても良い。
〔第1の実施例の効果〕
本実施例によれば、発信者の登録名などといった個人情報を表示できない場合において、着信履歴だけを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。その理由は、着信時に受信した発信者番号に関する発信履歴および着信履歴の両方を表示するようにしているからである。つまり、発信履歴と着信履歴とを表示することにより、両者の関係に基づいて発信者を推測できるケースもあるので、着信履歴のみを表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。また、発信履歴は、ユーザ自身が積極的に行った発信操作に対する履歴であり、ユーザの記憶に残っている可能性が高いため、着信履歴のみ表示する場合に比較して、高い確率で発信者を推測することが可能になる。
また、本実施例では、発信履歴および着信履歴を表示する際、それらを時系列に表示しているので、更に高い確率で発信者を推測することが可能になる。
〔本発明の第2の実施例〕
次に、本発明にかかる電話機の第2の実施例について説明する。本実施例は、着信時にアドレス帳記憶部に対する検索処理をスキップさせるか否かをユーザが指定できるようにしたことを特徴とする。
〔第2の実施例の構成の説明〕
図7は本実施例の電話機1aの構成例を示すブロック図であり、図2に示した第1の実施例の電話機1との相違点は、メモリ2および制御部3の代わりにそれぞれメモリ2aおよび制御部3aを備えている点である。
メモリ2aは、スキップフラグ記憶部23が追加されている点が図2に示したメモリ2と相違している。このスキップフラグ記憶部23は、アドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップさせるか否かを指定する指定手段として機能するものであり、スキップフラグが登録されている。本実施例では、スキップフラグが“1”の場合は、アドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップし、“0”の場合は検索処理を実行するものとする。
制御部3aは、検索手段31の代わりに検索手段31aを備えている点、およびスキップフラグ設定手段34が追加されている点が図2に示した制御部3と相違している。
検索手段31aは、着信時にスキップフラグ記憶部23を参照し、スキップフラグの値が“1”の場合は、アドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップし、“0”の場合は、アドレス帳記憶部22に対する検索処理を実行する点が、図2に示した検索手段31と相違している。
スキップフラグ設定手段34は、ユーザの指示に従って、スキップフラグ記憶部23に登録されているスキップフラグの値を“1”あるいは“0”とする機能を有する。
なお、本実施例の制御部3aも制御部3と同様にCPU(コンピュータ)によって実現可能である。
〔第2の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について説明する。
・スキップフラグ登録時の動作
先ず、スキップフラグ登録時の動作について説明する。スキップフラグ設定手段34は、ユーザによって起動されると、表示部4にスキップフラグ設定画面を表示する。このスキップフラグ設定画面には、アドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップさせるか否かの選択欄と、決定ボタンとが設けられており、ユーザは、選択欄を用いてアドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップさせるか否かを選択した後、決定ボタンを操作する。
スキップフラグ設定手段34は、決定ボタンが操作されると、ユーザが選択欄を用いて選択した内容に応じた値をスキップフラグ記憶部23に登録する。即ち、ユーザによってアドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップすることが選択された場合には、“1”を登録し、実行することが選択された場合は、“0”を登録する。
・着信時の動作
次に、本実施例の着信時の動作について説明する。図8は本実施例の着信時の処理例を示すフローチャートであり、図5に示した第1の実施例の処理例を示すフローチャートとの相違点は、ステップS81が追加されている点だけであるので、ここでは、その点についてのみ説明する。
登録手段33による着信履歴登録処理(ステップS52)が終了すると、検索手段31aは、スキップフラグ記憶部23に登録されているスキップフラグの値に基づいて、アドレス帳記憶部22に対する検索処理をスキップするか否かを判定する(ステップS81)。そして、スキップすると判定した場合(ステップS81がNO)は、通話履歴記憶部21に対する検索処理を行い(ステップS56)、スキップしないと判定した場合(ステップS81がY)は、アドレス帳記憶部22に対する検索処理を行う(ステップS53)。これ以外の着信時の動作は、第1の実施例と同様である。また、発信時の動作も第1の実施例と同様である。
〔第2の実施例の効果〕
本実施例によれば、ユーザが設定するスキップフラグにより、アドレス帳記憶部22を検索対象にするのか否かを制御することができるので、個人情報漏洩防止のためにアドレス帳記憶部22の利用が制限されている場合、処理を簡略化できるという効果を得ることができる。
個人情報漏洩防止のためにアドレス帳の利用が制限されている電話機に本発明を適用すると好適である。
本発明にかかる電話機の概要を説明するためのブロック図である。 本発明にかかる電話機の第1の実施例の構成例を示すブロック図である。 通話履歴記憶部21の内容例を示す図である。 アドレス帳記憶部22の内容例を示す図である。 第1の実施例の着信時の処理例を示すフローチャートである。 着信時の表示例を示す図である。 本発明にかかる電話機の第2の実施例の構成例を示すブロック図である。 第2の実施例の着信時の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a…電話機
2、2a…メモリ
21…通話履歴記憶部
22…アドレス帳記憶部
23…スキップフラグ記憶部
3、3a…制御部
31、31a…検索手段
32…表示制御手段
33…登録手段
34…スキップフラグ設定手段
4…表示部
5…操作部
6…通話部
7…通信部

Claims (15)

  1. 表示部と、
    通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部と、
    着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索手段と、
    該検索手段による検索結果を前記表示部に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする電話機。
  2. 請求項1記載の電話機において、
    電話番号に対応付けて個人情報が登録される個人情報記憶部を備え、且つ、
    前記検索手段が、前記発信者番号に基づいて前記個人情報記憶部から個人情報を検索し、該個人情報の検索に失敗したことを条件にして、前記通話履歴記憶部から前記発信履歴および前記着信履歴を検索することを特徴とする電話機。
  3. 請求項2記載の電話機において、
    前記個人情報記憶部を検索対象にするか否かを指定する指定手段を備え、且つ、
    前記検索手段が、前記指定手段によって前記個人情報記憶部を検索対象にすることが指定されている場合に限り、前記個人情報記憶部を検索することを特徴とする電話機。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電話機において、
    前記表示制御手段が、前記検索手段によって検索された前記発信履歴および前記着信履歴を前記表示部に表示する際、前記発信履歴および前記着信履歴を時系列に表示することを特徴とする電話機。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の電話機において、
    前記通話履歴記憶部は、前記通話相手の電話番号毎にその電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されたエリアを有することを特徴とする電話機。
  6. 表示部と、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部とを備えたコンピュータが、着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索ステップと、
    前記コンピュータが、前記検索ステップによる検索結果を前記表示部に表示する表示制御ステップとを含むことを特徴とする通話履歴表示方法。
  7. 請求項6記載の通話履歴表示方法において、
    前記コンピュータが、電話番号に対応付けて個人情報が登録される個人情報記憶部を備え、且つ、
    前記検索ステップでは、前記発信者番号に基づいて前記個人情報記憶部から個人情報を検索し、該個人情報の検索に失敗したことを条件にして、前記通話履歴記憶部から前記発信履歴および前記着信履歴を検索することを特徴とする通話履歴表示方法。
  8. 請求項7記載の通話履歴表示方法において、
    前記コンピュータが、前記個人情報記憶部を検索対象にするか否かを指定する指定手段を備え、且つ、
    前記検索ステップでは、前記指定手段によって前記個人情報記憶部を検索対象にすることが指定されている場合に限り、前記個人情報記憶部を検索することを特徴とする通話履歴表示方法。
  9. 請求項6乃至8の何れか1項に記載の通話履歴表示方法において、
    前記表示制御ステップでは、前記検索ステップによって検索された前記発信履歴および前記着信履歴を前記表示部に表示する際、前記発信履歴および前記着信履歴を時系列に表示することを特徴とする通話履歴表示方法。
  10. 請求項6乃至9の何れか1項に記載の通話履歴表示方法において、
    前記通話履歴記憶部は、前記通話相手の電話番号毎にその電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されたエリアを有することを特徴とする通話履歴表示方法。
  11. 表示部と、通話相手の電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録された通話履歴記憶部とを備えたコンピュータを、
    着信時に受信した発信者番号に基づいて前記通話履歴記憶部から発信履歴及び着信履歴を検索する検索手段、
    該検索手段による検索結果を前記表示部に表示する表示制御手段として機能させるためのプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、電話番号に対応付けて個人情報が登録される個人情報記憶部を備え、且つ、
    前記検索手段が、前記発信者番号に基づいて前記個人情報記憶部から個人情報を検索し、該個人情報の検索に失敗したことを条件にして、前記通話履歴記憶部から前記発信履歴および前記着信履歴を検索することを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、前記個人情報記憶部を検索対象にするか否かを指定する指定手段を備え、且つ、
    前記検索手段が、前記指定手段によって前記個人情報記憶部を検索対象にすることが指定されている場合に限り、前記個人情報記憶部を検索することを特徴とするプログラム。
  14. 請求項11乃至13の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記表示制御手段が、前記検索手段によって検索された前記発信履歴および前記着信履歴を前記表示部に表示する際、前記発信履歴および前記着信履歴を時系列に表示することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項11乃至14の何れか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記通話履歴記憶部は、前記通話相手の電話番号毎にその電話番号に関する発信履歴および着信履歴が登録されたエリアを有することを特徴とするプログラム。
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