JP2009065454A - 監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】それぞれ非同期カメラからなる複数の監視カメラを備えた監視カメラシステムにおいて、未取り込み時間を低減できてフレーム効率の低下を防止できるようにする。
【解決手段】監視カメラシステム1は、例えば3つのカメラ2、3、4と、アナログスイッチ5と、A/D変換器6と、デジタルデコーダ7と、メモリ8と、表示装置9と、制御装置10とを備えて構成されている。制御装置10は、カメラ2、3、4相互の垂直同期信号の発生タイミングのずれを検出し、これらカメラのうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミグに応じて、カメラ2、3、4を切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得し、途中に垂直同期信号が含まれる画像データを、前記検出したずれに基づいて、適正な1フレームの画像データに編集処理する。
【選択図】図1
【解決手段】監視カメラシステム1は、例えば3つのカメラ2、3、4と、アナログスイッチ5と、A/D変換器6と、デジタルデコーダ7と、メモリ8と、表示装置9と、制御装置10とを備えて構成されている。制御装置10は、カメラ2、3、4相互の垂直同期信号の発生タイミングのずれを検出し、これらカメラのうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミグに応じて、カメラ2、3、4を切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得し、途中に垂直同期信号が含まれる画像データを、前記検出したずれに基づいて、適正な1フレームの画像データに編集処理する。
【選択図】図1
Description
本発明は、それぞれ非同期カメラからなる複数の監視カメラを備えた監視カメラシステムに関する。
従来、それぞれ非同期カメラからなる複数の監視カメラから画像を取り込むシステムがある(例えば特許文献1)。このシステムでは、複数の監視カメラのうちの一つの監視カメラの垂直同期信号を検出すると、当該監視カメラからの画像の取り込みを開始し、1フレーム分の取り込みの場合、この取り込みが完了すると、次の垂直同期信号を検出した時点で、セレクタを切換え、画像データを入力する監視カメラを切換えるようにしている。
特開2001−125287号公報
しかし、上述したシステムでは、次の不具合が発生する。この不具合について図8及び図9を用いて説明すると、例えば3台の監視カメラA、B、Cがあるとする。この監視カメラA、B、Cはいずれも非同期カメラであるから、垂直同期信号のタイミングTa、Tb、Tcは一致していない。例えばカメラAの垂直同期信号Ta(1)のタイミングで、セレクタが切換えられたとすると、カメラBでは1フレームの途中であるため次の垂直同期信号Tb(符号Tb(1)で示す)で、当該カメラBからのフレーム「M+1」の画像取り込みを開始する。この間の未取り込み時間Tg1が無駄になる。
そして、次の垂直同期信号(符号Tb(2)で示す)、再度セレクタが切換えられると、カメラCが選択されるが、このカメラCの垂直同期信号Tc(1)のタイミングで画像が取り込まれるため、その間の未取り込み時間Tg2が無駄になってしまう。従って、例えば、1秒間に30フレームの垂直同期信号を3台の監視カメラが出力した場合には、2フレームで一台分のデータしか取り込めないことになり、全体として15フレーム(1台あたり5フレーム)しか取り込めず、フレーム効率が悪いという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、それぞれ非同期カメラからなる複数の監視カメラを備えた監視カメラシステムにおいて、未取り込み時間を低減できてフレーム効率の低下を防止できる監視カメラシステムを提供することにある。
請求項1の発明においては、複数の監視カメラのうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミグに応じて、前記複数の監視カメラを切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得し、この画像データをメモリに記憶する。前記各複数の監視カメラから取得した画像データの途中に垂直同期信号がある場合に、前記検出した垂直同期信号のずれに基づいて、前記基準タイミングと、当該垂直同期信号とのずれが分かるから、当該垂直同期信号を含む1フレーム長さ分の画像データにおけるデータ開始点も分かり、この画像データを並び替えることで、適正な1フレームの画像データに編集処理することが可能となる。この結果、未取り込み時間を低減できて、フレーム効率の低下を防止できる。
この場合、前記画像処理手段は、前記取得された1フレーム長さ相当の画像データにおいて途中に垂直同期信号が含まれる画像データについて、前記非同期ずれ検出手段により検出した垂直同期信号の発生タイミングのずれに基づいて当該画像データにおける垂直同期信号以前のデータ開始点と、当該垂直同期信号以後のデータ終了点とを検知し、当該データ開始点から前記垂直同期信号時点までの画像データを、前記垂直同期信号時点から前記データ終了点までの画像データの後に接続することにより、適正な1フレームの画像データに編集処理する構成でも良い(請求項2の発明)。
このようにすると、適正な1フレームの画像データを正確に得ることができる。
また、前記複数の監視カメラを、車両周辺を監視するために用いるようにしても良い(請求項3の発明)。このようにすれば、車両周辺をフレーム効率の良い表示画面で監視できる。
また、前記複数の監視カメラを、車両周辺を監視するために用いるようにしても良い(請求項3の発明)。このようにすれば、車両周辺をフレーム効率の良い表示画面で監視できる。
以下、本発明の一実施例につき図1ないし図7を参照して説明する。図1には、本発明の電気的構成を示している。この図1において、監視カメラシステム1は、複数例えば3つの監視カメラ(以下カメラという)2、3、4と、アナログスイッチ5と、A/D変換器6と、デジタルデコーダ7と、メモリ8と、表示装置9と、制御装置10とを備えて構成されている。
前記カメラ2、3、4は、それぞれ非同期カメラから構成されており、例えば車両後部の左側、中央、右側に設けられており、カメラ2は車両の左方ないし左後方を撮像し、カメラ3は車両後方を撮像し、カメラ4は車両の右方ないし右後方を撮像するようになっている。前記アナログスイッチ5は選択手段たるものであり、制御装置10からの基準タイミング信号(後述する)に基づいて、前記カメラ2、3、4からの画像信号の入力を択一的に切換えるようになっている。
前記A/D変換器6は、カメラ2、3、4から与えられるアナログ画像信号をデジタル画像データにA/D変換する。前記デジタルデコーダ7は、A/D変換された各カメラの画像データ(垂直同期信号を含む)をメモリ8に記憶させると共に、画像データから同期信号を判別し、その制御装置10に通知する。
前記制御装置10は、マイクロコンピュータを含んで構成されており、非同期ずれ検出手段及び画像取得手段を実現する制御部11と、画像処理手段を実現する画像処理部12とを有する。それぞれ実現手段は、論理回路の組み合わせによって実現しても良いし、ソフト処理で実現しても良い。制御部11における前記非同期ずれ検出手段は、図2のフローチャートを参照して後述するが、前記カメラ2、3、4相互の垂直同期信号のずれを検出する機能である。また画像取得手段は、これも後述するが、カメラ2、3、4のうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミングに応じて、各カメラ2、3、4を切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得しメモリ8に記憶させる。この制御部11には、ウインカー信号及びリバース信号が通知されるようになっている。
画像処理部12は、後述するが、前記取得された1フレーム長さ相当の画像データにおいて途中に垂直同期信号が含まれる画像データを、前記非同期ずれ検出手段により検出したずれに基づいて、適正な1フレームの画像データに編集処理して前記メモリ8に記憶させる。
前記メモリ8は、前記制御部11により取得された画像データをカメラ2、3、4ごとに記憶するとともに、画像処理部12で編集処理された画像データを記憶する。
前記表示装置9は、前記メモリ8に記憶された画像データを表示する。
前記メモリ8は、前記制御部11により取得された画像データをカメラ2、3、4ごとに記憶するとともに、画像処理部12で編集処理された画像データを記憶する。
前記表示装置9は、前記メモリ8に記憶された画像データを表示する。
前記制御装置10の制御内容を、制御部11の非同期ずれ検出手段及び画像取得手段、画像処理部12の画像処理手段としての機能とともに、図2のフローチャートを参照して説明する。車両側からリバース信号入力あるいは右左折ウインカー信号入力などが入力されると、制御装置10は周辺監視を開始する。
ここで、上記リバース信号が入力されると、カメラ2、3、4のすべてを使用して周辺監視を行い、このリバース信号入力の場合、カメラ2、3、4の画像取り込み選択順位(カメラ切り替え順位)は、カメラ2→カメラ3→カメラ4→カメラ2→・・となっている。
また、左折ウインカー信号が入力されると、左側のカメラ2と、中央のカメラ3とを用いて周辺監視を行い、1フレーム長さ単位でのカメラ2、3の画像取り込み選択順位は、交互(カメラ2→カメラ3→カメラ2→カメラ3→・・)と設定されている。なお、この選択順位は、カメラ2が2回連続、カメラ3が1回の繰り返し(カメラ2→カメラ2→カメラ3→カメラ2→カメラ2→カメラ3→・・)、あるいはその他のパターンに予め設定変更できるものである。
また、右折ウインカー信号が入力されると、右側のカメラ4と、中央のカメラ3とを用いて周辺監視を行い、1フレーム長さ単位でのカメラ3、4の画像取り込み選択順位は、交互(カメラ3→カメラ4→カメラ3→カメラ4→・・)と設定されている。なお、この選択順位は、カメラ4が2回連続、カメラ3が1回の繰り返し(カメラ4→カメラ4→カメラ3→カメラ4→カメラ4→カメラ3→・・)、あるいはその他のパターンに予め設定変更できるものである。
制御装置10はカメラ2、3、4を起動し(ステップS1)、これらのカメラ2、3、4の垂直同期信号の相互の発生タイミングを検出する(ステップS2)。
すなわち、たとえば、最初にカメラ2の垂直同期信号の発生タイミングを検出し、次にすべてのカメラの垂直同期信号の発生タイミングを検出が終了していなければ(ステップS3の「NO」)、次のカメラ3に切換えて(ステップS4)、ステップS2に移行して、当該カメラ3の垂直同期信号の発生タイミングを検出し、次にカメラ4に切換えて(ステップS3、ステップS4)、当該カメラ4の垂直同期信号の発生タイミングを検出する。そして、ステップS5に移行して、基準とするカメラ例えばカメラ2に対する他のカメラ3、4の垂直同期信号のずれ(図3の符号Z1、Z2)を検出する。
すなわち、たとえば、最初にカメラ2の垂直同期信号の発生タイミングを検出し、次にすべてのカメラの垂直同期信号の発生タイミングを検出が終了していなければ(ステップS3の「NO」)、次のカメラ3に切換えて(ステップS4)、ステップS2に移行して、当該カメラ3の垂直同期信号の発生タイミングを検出し、次にカメラ4に切換えて(ステップS3、ステップS4)、当該カメラ4の垂直同期信号の発生タイミングを検出する。そして、ステップS5に移行して、基準とするカメラ例えばカメラ2に対する他のカメラ3、4の垂直同期信号のずれ(図3の符号Z1、Z2)を検出する。
次にステップS6に移行して、基準のカメラ(この場合カメラ2としている)の垂直同期信号と同期する時間間隔で基準タイミング信号を発生し、ステップS7で、予め設定された選択順位で、カメラ2、3、4のいずれかから画像を取り込み、画像データ(垂直同期信号を含む)をメモリ8に記憶する。次のステップS8では、この時点で選択されているカメラが基準のカメラか否かを判断し、基準のカメラ(この場合カメラ2としている)である場合には、当該基準のカメラの垂直同期信号と基準タイミングとは同期する。この場合、ステップS8で「YES」と判断されてステップS9に移行し、次の基準タイミングが発生したか否か(1フレーム長さ分の画像データを取り込んだか否か)を判断する。この基準タイミングが発生すると、ステップS10でカメラを切換えるか否かを判断する。カメラを切換えるタイミングであると、ステップS11でリバース信号入力であるか否かを判断し、リバース信号入力であると、ステップS12に移行して3台のカメラ2、3、4を順次切換える。
左折ウインカー信号入力であると、ステップS11の「NO」、ステップS13の「YES」を経て、ステップS14に移行して、左側のカメラ2と、中央のカメラ3とを設定された選択順位で切換える。また右折ウインカー信号入力であると、ステップS13の「NO」、ステップS15の「YES」を経てステップS16に移行して、右側のカメラ4と中央のカメラ3とを設定された選択順位で切換える。
ここで、前記ステップS8で「NO」と判断された場合(基準のカメラでないと判断された場合)、ステップS17で、当該基準ではないカメラの垂直同期信号の発生タイミングのずれが検出したずれに合致しているか否かを判断し、合致していなければ、ステップS18でずれを補正する。
ステップS1〜ステップS18の説明から理解できるように、基準タイミング信号Tdの発生に基づいて、カメラを切換えて、画像を取り込むから、選択されたカメラの1フレーム長さ相当の画像データを取得することができる。例えば、リバース信号入力である場合には、図3に示すように、カメラ2の垂直同期信号と同期する基準タイミング信号発生ごとに、カメラ2、3、4を順次切換える。この場合、最初の基準タイミング信号Td発生時点t1でカメラ3に切り替え、このカメラ3の1フレーム分の長さ相当の画像データFM1(次の基準タイミング信号発生までの画像データであり、途中に垂直同期信号Tb(1)が含まれる)が取り込まれる。この場合、カメラ2の垂直同期信号Ta(これはこの場合基準タイミング信号Tdと同じタイミングである)とのずれZ1が分かっているので、当該画像データFM1のデータ開始点であるライン開始点FM1sと、データ終了点であるライン終了点FM1eとが検知される。
同様に、次の基準タイミング信号Td発生時点t2ではカメラ4に切り替え、このカメラ4の1フレーム分の長さ相当の画像データFN1(次の基準タイミング信号Td発生までの画像データであり、途中に垂直同期信号Tc(1)が含まれる)が取り込まれる。この場合、カメラ2の垂直同期信号Ta(これはこの場合基準タイミング信号Tdと同じタイミングである)とのずれZ2が分かっているので、当該画像データFN1の開始点であるライン開始点FN1sと、データ終了点であるライン終了点FN1eとが検知される。
次の基準タイミング信号Td発生時点t3では、カメラ2に切り替え、このカメラ2の1フレーム分の長さ相当の画像データFL1(次の基準タイミング信号Td発生までの画像データであり、この場合、垂直タイミング信号Taに同期した1フレームそのものの画像データが含まれる)が取り込まれる。
ここで、前記ステップS9の後は、前述のステップS10以降のステップが実行されるとともに、ステップS19〜ステップS22も同時に実行される。すなわちステップS19では、画像処理が必要か否かを判断する。この場合、1フレーム分の長さ相当の画像データのうち、途中に垂直同期信号が含まれる画像データ(図4では画像データFM1、FN1)は画像処理が必要であると判断される。また、画像データFL1は画像処理する必要がないものである。
このステップS19で画像編集処理が必要でないと判断された場合には、ステップS21に移行して、表示装置9に1フレーム分の画像データを表示装置9に表示させる。この場合表示装置9の表示画面を3分割して、そのうちのカメラ2用の表示領域に表示させる。
このステップS19で画像編集処理が必要でないと判断された場合には、ステップS21に移行して、表示装置9に1フレーム分の画像データを表示装置9に表示させる。この場合表示装置9の表示画面を3分割して、そのうちのカメラ2用の表示領域に表示させる。
前記ステップS19で画像処理する必要があると判断されると(画像データFM1、FN1が画像処理する必要がある画像データである)、ステップS20に移行して、取り込み及び記憶済みの画像データ(垂直同期信号が含まれる1フレーム長さ相当の画像データについて、前記検出したずれに基づいて、適正な1フレームの画像データに編集処理する。すなわち、画像データFM1の場合、当該画像データFM1における垂直同期信号Tb(1)以前のデータ開始点であるライン開始点FM1sから前記垂直同期信号Tb(1)時点までの画像データ「M」を、該垂直同期信号Tb(1)時点からデータ終点であるライン終了点FM1eまでの画像データ「M+1」の後に接続することにより、適正な1フレームの画像データに編集処理し、メモリ8に記憶させ、この記憶した1フレーム分の画像データを表示装置9のカメラ3用の表示領域に表示させる。
画像データFN1の場合も同様に、当該画像データFN1における垂直同期信号Tc(1)以前のデータ開始点であるライン開始点FN1sから前記垂直同期信号Tc(1)時点までの画像データ「N+1」を、該垂直同期信号Tc(1)時点からデータ終点であるライン終了点FN1eまでの画像データ「N+2」の後に接続することにより、適正な1フレームの画像データに編集処理し、メモリ8に記憶させ、この記憶した1フレーム分の画像データを表示装置9のカメラ4用の表示領域に表示させる。
図5には、画像データとして、途中に垂直同期信号の無い1フレーム分の画像を示している。図6には、画像データとして、途中に垂直同期信号が含まれる1フレーム長さ相当分の画像を示している。この場合のデータ開始点は0x0000hであり、垂直同期信号の位置が0x0080hであり、データ終了点が0x0100hである。画像処理部11は前述したように、当該画像データにおける垂直同期信号以前のデータ開始点0x0000hから前記垂直同期信号時点0x0080hまでの画像データを、該垂直同期信号時点からデータ終了点0x0100hまでの画像データの後に接続する(図7参照)ことにより、適正な1フレームの画像データに編集処理することになる。
このような本実施例においては、複数の監視カメラ2、3、4のうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミグに応じて、前記複数の監視カメラ2、3、4を切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得し、この画像データをメモリ8に記憶する。そして、前記各複数の監視カメラ2、3、4から取得した画像データの途中に垂直同期信号がある場合に、前記検出した垂直同期信号のずれに基づいて、前記基準タイミングと、当該垂直同期信号とのずれが分かるから、当該垂直同期信号を含む1フレーム長さ分の画像データにおけるデータ開始点も分かり、この画像データを並び替えることで、適正な1フレームの画像データに編集処理することが可能となる。この結果、未取り込み時間を低減できて、フレーム効率の低下を防止できる。
この場合、前記画像処理部11は、前記取得された1フレーム長さ相当の画像データにおいて途中に垂直同期信号が含まれる画像データについて、前記検出した垂直同期信号の発生タイミングのずれに基づいて当該画像データにおける垂直同期信号以前のデータ開始点と、当該垂直同期信号以後のデータ終了点とを検知し、当該データ開始点から前記垂直同期信号時点までの画像データを、前記垂直同期信号時点から前記データ終了点までの画像データの後に接続することにより、適正な1フレームの画像データに編集処理する構成としたから、適正な1フレームの画像データを正確に得ることができる。
また本実施例によれば、前記複数の監視カメラ2、3、4を、車両周辺を監視するために用いるようにしたから、車両周辺をフレーム効率の良い表示画面で監視できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されずに要旨を逸脱しない範囲内で変更して実施できるものである。例えば、上記実施例では、表示装置9の表示画面をカメラ2、3、4に応じて3分割するようにしたが、カメラ2、3、4の視野が連続するように表示するようにしても良い。また、監視対象としては車両周辺以外にも種々考えられる。
なお、本発明は上記実施例に限定されずに要旨を逸脱しない範囲内で変更して実施できるものである。例えば、上記実施例では、表示装置9の表示画面をカメラ2、3、4に応じて3分割するようにしたが、カメラ2、3、4の視野が連続するように表示するようにしても良い。また、監視対象としては車両周辺以外にも種々考えられる。
図面中、1は監視カメラシステム、2、3、4はカメラ、5はアナログスイッチ、8はメモリ、9は表示装置、10は制御装置、11は制御部(非同期ずれ検出手段、画像取得制御装置)、12は画像処理部(画像処理手段)を示す。
Claims (3)
- それぞれ非同期カメラからなる複数の監視カメラの画像を選択的に取り込み画像処理して表示装置に表示させる監視カメラシステムであって、
該複数の監視カメラ相互の垂直同期信号の発生タイミングのずれを検出する非同期ずれ検出手段と、
前記複数の監視カメラのうちの一つの垂直同期信号に合致した基準タイミグに応じて、前記複数の監視カメラを切換えて、それぞれ1フレーム長さ相当の画像データを取得する画像取得制御手段と、
前記取得された前記画像データを記憶するメモリと、
前記取得された1フレーム長さ相当の画像データにおいて途中に垂直同期信号が含まれる画像データを、前記非同期ずれ検出手段により検出したずれに基づいて、適正な1フレームの画像データに編集処理する画像処理手段と
を備えてなる監視カメラシステム。 - 前記画像処理手段は、前記取得された1フレーム長さ相当の画像データにおいて途中に垂直同期信号が含まれる画像データについて、前記非同期ずれ検出手段により検出した発生タイミングのずれに基づいて当該画像データにおける垂直同期信号以前のデータ開始点と、当該垂直同期信号以後のデータ終了点とを検知し、当該データ開始点から前記垂直同期信号時点までの画像データを、前記垂直同期信号時点から前記データ終了点までの画像データの後に接続することにより、適正な1フレームの画像データに編集処理することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラシステム。
- 前記複数の監視カメラは、車両周辺を監視するために用いられることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視カメラシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019096956A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 市光工業株式会社 | 車両用映像表示記録装置 |
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- 2007-09-06 JP JP2007231568A patent/JP2009065454A/ja active Pending
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