JP2009065433A - マイクロホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】周囲に騒音があるときには耐騒音性を優先して2次音圧傾度型として動作させ、周囲に騒音がないときには音質を優先して1次音圧傾度型として動作させる。
【解決手段】2つの1次音圧傾度型マイクロホンユニットを含み、その一方が膜エレクトレット型の主マイクロホンユニット10で、他方がバックエレクトレット型の副マイクロホンユニット20であり、主マイクロホンユニット10の正相信号出力と副マイクロホンユニット20の逆相信号出力とが減算されて2線式マイクケーブル3を介して取り出される2次音圧傾度型として動作するマイクロホン装置において、周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニット30を備え、周囲の騒音が大きい場合には、主マイクロホンユニット10とともに、副マイクロホンユニット20を動作状態として2次音圧傾度型として動作させ、周囲の騒音が小さい場合には、副マイクロホンユニット20を不動作状態として、主マイクロホンユニット10のみにより1次音圧傾度型として動作させる。
【選択図】図1
【解決手段】2つの1次音圧傾度型マイクロホンユニットを含み、その一方が膜エレクトレット型の主マイクロホンユニット10で、他方がバックエレクトレット型の副マイクロホンユニット20であり、主マイクロホンユニット10の正相信号出力と副マイクロホンユニット20の逆相信号出力とが減算されて2線式マイクケーブル3を介して取り出される2次音圧傾度型として動作するマイクロホン装置において、周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニット30を備え、周囲の騒音が大きい場合には、主マイクロホンユニット10とともに、副マイクロホンユニット20を動作状態として2次音圧傾度型として動作させ、周囲の騒音が小さい場合には、副マイクロホンユニット20を不動作状態として、主マイクロホンユニット10のみにより1次音圧傾度型として動作させる。
【選択図】図1
Description
本発明はマイクロホン装置に関し、さらに詳しく言えば、接話マイクロホンとして好適な耐騒音性に優れているマイクロホン装置に関するものである。
特許文献1に記載されているように、接話マイクロホンは、球面波の近接作用を利用したもので、遠くから到来する音波に対しては感度が低いが、近接音源に対しては適切な出力レベルが得られるように設計されている。指向性は狭指向性の部類に含まれ、特に周囲の騒音レベルが大きい環境下で、例えばヘッドセットマイクロホンとして話者の声を明瞭に収音する目的で使用される。
通常、接話マイクロホンには、エレクトレットコンデンサマイクロホンユニットが用いられているが、この場合、2線式マイクケーブル(芯線の周りをシールド線にて被覆してなるケーブル)を介して電源の供給と信号の取り出しを行う方式が多用されている。この方式を一部のメーカーでは、プラグインパワーと称している。
接話マイクロホンの指向性をより狭めるには、2つの1次音圧傾度型(例えば、単一指向性)マイクロホンユニットの出力を減算して2次音圧傾度型とすればよいことが知られている。
しかしながら、その1次音圧傾度型マイクロホンユニットとして、エレクトレットコンデンサマイクロホンユニットを2つ使用する場合、その各マイクロホンユニットにはインピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)が搭載されているため、電源的に次のような問題が生ずることになる。
例えば、外部から供給される電源電圧が1.5V程度の低い電圧では、2つのFETを直列としては動作させることができない。並列であれば1.5V程度の低い電圧でも2つのFETを動作させることが可能であり、この場合には、各FETのドレインを交流的に接続することにより各マイクロホンユニットの信号を加算することができる。
しかしながら、2つのマイクロホンユニットがともに膜エレクトレット型もしくはバックエレクトレット型のいずれかである場合には、その各信号を上記のように加算したのでは無指向性となってしまい2次音圧傾度型にはならない。
そこで、特許文献2に記載の発明では、2線式マイクケーブルで電源の供給と信号の取り出しを行う方式でありながら、2つのエレクトレットコンデンサマイクロホンユニットにより2次音圧傾度型として動作する接話マイクロホンに好適なマイクロホン装置を実現可能としている。このマイクロホン装置の構成を図3により説明する。
このマイクロホン装置は、2次音圧傾度型であることから、第1および第2の2つの1次音圧傾度型コンデンサマイクロホンユニット10,20を備えており、その各々にはインピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)11,21がそれぞれ接続されている。
コンデンサマイクロホンユニット10,20には、ともにエレクトレットコンデンサマイクロホンユニットが用いられるが、例えば、一方のコンデンサマイクロホンユニット10を膜エレクトレット型とし、これに対して、他方のコンデンサマイクロホンユニット20をバックエレクトレット型とする。
各コンデンサマイクロホンユニット10,20は、芯線3aと被覆シールド線3bとを有する2線式マイクケーブル3を介して外部の直流電源Eに接続され、また、この2線式マイクケーブル3を介して信号が外部に取り出される。
各コンデンサマイクロホンユニット10,20の一方の極は、FET11,21のゲート11g,21gにそれぞれ接続され、他方の極は、FET11,21のソース11s,21sとともに2線式マイクケーブル3のシールド線3bを介して接地に接続される。
FET11,21の各ドレイン11d,21dは、2線式マイクケーブル3の芯線3aに対して並列に接続されるが、この場合、各ドレイン11d,21dはカプリングコンデンサC1,C2を介して交流的に接続される。
また、FET11,21の各ドレイン11d,21dには、外部の直流電源Eから負荷抵抗Rおよび2線式マイクケーブル3の芯線3aを介して電流が供給されるが、FETには往々にして固有的にそのIDSS(ゲート電圧が0のときの電流)にバラツキがある。
そのため、FET11,21の各ドレイン11d,21dを2線式マイクケーブル3の芯線3aに対して並列に接続する場合、各FET11,21の直流的なバランスをとるうえで、その直流系統に可変抵抗(半固定抵抗)R1が接続されている。
一方のコンデンサマイクロホンユニット10は、膜エレクトレット型であるため、そのドレイン11dの信号出力は正相である。これに対して、他方のコンデンサマイクロホンユニット20は、バックエレクトレット型であるため、そのドレイン21dの信号出力は逆相である。
特許文献1に記載の発明による上記従来例によれば、一方のコンデンサマイクロホンユニット10側のドレイン11dの正相信号出力と、他方のコンデンサマイクロホンユニット20側のドレイン21dの逆相信号出力とが加算(すなわち減算)されて2線式マイクケーブル3の芯線3aから出力されるため2次音圧傾度型として動作する。
しかしながら、上記したように2次音圧傾度型として動作する接話マイクロホン(耐騒音マイクロホン)は、低域の周波数応答が通常の1次音圧傾度型マイクロホンに比べて劣ることから、音質はあまりよくない。すなわち、周囲に騒音があるときの送話には適するが、騒音がないときには劣った音質の音声が出力される、という問題がある。
したがって、本発明の課題は、周囲に騒音があるときには耐騒音性を優先して2次音圧傾度型として動作し、周囲に騒音がないときには音質を優先して1次音圧傾度型として動作するマイクロホン装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されているように、ともにインピーダンス変換器としてのFETを有する2つの1次音圧傾度型マイクロホンユニットを含み、一方のマイクロホンユニットが膜エレクトレット型の主マイクロホンユニットで、他方のマイクロホンユニットがバックエレクトレット型の副マイクロホンユニットであり、上記各FETのドレインが2線式マイクケーブルの芯線に接続されるとともに、上記各FETのソースが上記2線式マイクケーブルのシールド線に接続され、上記主マイクロホンユニットの正相信号出力と上記副マイクロホンユニットの逆相信号出力とが減算されて上記2線式マイクケーブルを介して取り出される2次音圧傾度型として動作するマイクロホン装置において、周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニットと、上記第3のマイクロホンユニットにて検出された騒音信号の出力レベルに応じて上記副マイクロホンユニットの逆相信号出力を制御する上記副マイクロホンユニットの出力制御手段とを備えていることを特徴としている。
本発明の好ましい態様によれば、請求項2に記載されているように、上記出力制御手段は、上記副マイクロホンユニットの上記FETのソースに接続された可変抵抗素子と、上記騒音信号の出力レベルに応じて上記可変抵抗素子の抵抗値を可変とする可変抵抗素子駆動手段とを含み、上記可変抵抗素子駆動手段は、上記騒音信号の出力レベルが高いときには上記可変抵抗素子を低抵抗とし、上記騒音信号の出力レベルが低いときには上記可変抵抗素子を高抵抗とする。
また、請求項3に記載されているように、上記可変抵抗素子として可視光導電素子が用いられ、上記可変抵抗素子駆動手段として発光ダイオードが用いられることが好ましいしい。
また、請求項4に記載されているように、上記第3のマイクロホンユニットには、無指向性のマイクロホンユニットが用いられることが好ましい。
本発明によれば、正相の信号を出力する膜エレクトレット型の主マイクロホンユニットと、逆相の信号を出力するバックエレクトレット型の副マイクロホンユニットのほかに、周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニットを備え、第3のマイクロホンユニットにて検出された騒音信号の出力レベルに応じて副マイクロホンユニットの逆相信号出力を制御し、周囲に騒音があるときには2次音圧傾度型として動作させ、周囲に騒音がないときには1次音圧傾度型として動作させることにより、2次音圧傾度型の耐騒音マイクロホンとしての動作時には音質は劣化するものの耐騒音性が得られ、1次音圧傾度型で動作するときには主マイクロホンユニットにより良好な音質が得られることになる。
次に、図1および図2により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明によるマイクロホン装置を示す模式図で、図2は本発明に含まれる2つのコンデンサマイクロホンユニットを分解して示す断面である。なお、この実施形態の説明において、先の図3で説明した上記従来例と同一もしくは同一と見なされてよい構成要素には、それと同じ参照符号を用いている。
図1に示すように、このマイクロホン装置は、基本的に2次音圧傾度型マイクロホンであることから、2つの1次音圧傾度型コンデンサマイクロホンユニット10,20を備えており、その各々にはインピーダンス変換器としてのFET(電界効果トランジスタ)11,21がそれぞれ接続されている。
各コンデンサマイクロホンユニット10,20は、先の図3で説明した2線式マイクケーブル3を介して外部の直流電源Eと接続され、また、その2線式マイクケーブル3を介して信号が外部に取り出される。本発明を実施するうえで、2線式マイクケーブル3,外部の直流電源Eおよびその負荷抵抗Rは特に変更することなくそのまま使用できる。
この実施形態において、一方のコンデンサマイクロホンユニット10は、膜エレクトレット型で正相の信号を出力し、他方のコンデンサマイクロホンユニット20は、バックエレクトレット型で逆相の信号を出力することから、以下の説明において、一方のコンデンサマイクロホンユニット10を「主マイクロホンユニット」、他方のコンデンサマイクロホンユニット20を「副マイクロホンユニット」と言うことがある。
図2(a)に示すように、主マイクロホンユニット10は、支持リング111に張設された振動板110と、固定極120とをスペーサリング130を介して対向的に配置してなる。図2(b)に示すように、副マイクロホンユニット20も、支持リング211に張設された振動板210と、固定極220とをスペーサリング230を介して対向的に配置してなる。
好ましい実施形態として、振動板110,210は、ともに同一のエレクトレット材よりなる。この種の振動板の一例として、12μm厚のフロロエチレンポリマー(FEP)の膜の片面に金を蒸着したものを挙げることができる。
また、好ましい実施形態として、固定極120,220側にも、エレクトレットボード121,221がそれぞれ設けられる。エレクトレットボード121,221にも同一のエレクトレット材が用いられるが、振動板110,210とエレクトレットボード121,221の全部が同一のエレクトレット材(例えばFEP)であることが好ましい。なお、固定極120,220自体はアルミニウムや銅合金などであってよい。
主マイクロホンユニット10は、膜エレクトレット型であるため、振動板110のみにマイナス電荷がチャージ(帯電)され、固定極120側のエレクトレットボード121には電荷が与えられない。
これに対して、副マイクロホンユニット20は、バックエレクトレット型であるため、振動板210には電荷が与えられず、固定極220側のエレクトレットボード221のみにマイナス電荷がチャージされる。
主マイクロホンユニット10側のFET11および副マイクロホンユニット20側のFET21は、2線式マイクケーブル3に対して並列的に接続される。すなわち、FET11,21の各ドレイン11d,21dは、2線式マイクケーブル3の芯線3aに対して並列に接続される。
また、各マイクロホンユニット10,20の一方の極(例えば、振動板側)は、FET11,21のゲート11g,21gにそれぞれ接続され、他方の極(例えば、固定極側)はFET11,21のソース11s,21sとともに2線式マイクケーブル3のシールド線3bを介して接地に接続される。
FET11,21の各ドレイン11d,21dを2線式マイクケーブル3の芯線3aに対して並列に接続するにあたって、各ドレイン11d,21dはカプリングコンデンサC1,C2を介して交流的に接続される。
また、FET11,21の各ドレイン11d,21dには、外部の直流電源Eから負荷抵抗Rおよび2線式マイクケーブル3の芯線3aを介して電流が供給されるが、FETには往々にして固有的にそのIDSS(ゲート電圧が0のときの電流)にバラツキがある。
そのため、FET11,21の各ドレイン11d,21dを2線式マイクケーブル3の芯線3aに対して並列に接続する場合、各FET11,21の直流的なバランスをとるうえでその直流系統に可変抵抗(半固定抵抗)R1を入れることが好ましい。
このマイクロホン装置においては、主マイクロホンユニット10側のFET11のドレイン11dから出力される正相信号と、副マイクロホンユニット20側のFET21のドレイン21dから出力される逆相信号とが加算(すなわち減算)されて2線式マイクケーブル3の芯線3aから出力され、基本的に2次音圧傾度型として動作するが、周囲の騒音がないかもしくは小さい場合に、1次音圧傾度型として動作させるため、次に説明する構成をさらに備える。
すなわち、主マイクロホンユニット10および副マイクロホンユニット20のほかに、周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニット30を備えるとともに、副マイクロホンユニット20のFET21のソース21sと接地ライン24との間に可変抵抗素子22が接続される。
また、副マイクロホンユニット20に、第3のマイクロホンユニット30の出力に応じて可変抵抗素子22の抵抗値を可変する可変抵抗素子駆動手段23が設けられる。
第3のマイクロホンユニット30は、エレクトレット型マイクロホンユニットで、指向性が無指向性のマイクロホンユニットが用いられることが好ましい。
第3のマイクロホンユニット30の出力は、オペアンプ31にて電流に変換され、かつ、所定に増幅されたのち、ダイオードからなる検波回路32にて検波整流され、抵抗33とコンデンサ34とを含む平滑回路を介して可変抵抗素子駆動手段23に与えられる。
これにより、第3のマイクロホンユニット30の出力に応じて、可変抵抗素子駆動手段23により可変抵抗素子22の抵抗値が可変とされるのであるが、この例では、可変抵抗素子22として、光電効果を利用した半導体センサで、可視光の入射により抵抗値が減少する可視光導電素子22aが用いられ、可変抵抗素子駆動手段23には、発光ダイオード23aが用いられている。
発光ダイオード23aは、可視光導電素子22aと光学的に結合するように配置され、副マイクロホンユニット20の接地ライン24と、第3のマイクロホンユニット30の接地ライン35との間にコンデンサ34を直列に伴って接続されている。なお、接地ライン24,35は2線マイクケーブル3のシールド線3bに接続されている。
周囲の騒音が大きい場合には、第3のマイクロホンユニット30より、それに比例した大きな電流が発光ダイオード23aに供給され、その発光量が増えるため、可視光導電素子22aの抵抗値が下がる。
これにより、副マイクロホンユニット20が動作するため、このマイクロホン装置は、主マイクロホンユニット10と副マイクロホンユニット20とによる2次音圧傾度型の耐騒音性マイクロホンとなる。
これに対して、周囲の騒音がないかもしくは小さい場合には、第3のマイクロホンユニット30より発光ダイオード23aに供給される電流がわずかで、発光ダイオード23aがほぼ消灯状態となる。
これにより、可視光導電素子22aが高抵抗になり、副マイクロホンユニット20が動作しなくなるため、このマイクロホン装置は、主マイクロホンユニット10のみにより1次音圧傾度型(例えば、単一指向性)マイクロホンとして動作する。
なお、上記実施形態では、振動板110,210およびエレクトレットボード121,221のエレクトレット材を同一材料とすることにより、主,副の2つのマイクロホンユニット10,20を極性は逆であるものの同一の指向周波数応答を有するユニットとしているが、本発明においては、主マイクロホンユニット10が膜エレクトレット型で、副マイクロホンユニット20がバックエレクトレット型であればよい。
10 主マイクロホンユニット(膜エレクトレット型)
11 FET
20 副マイクロホンユニット(バックエレクトレット型)
21 FET
22 可変抵抗素子
22a 可視光導電素子
23 可変抵抗素子駆動手段
23a 発光ダイオード
30 騒音検出用マイクロホンユニット
3 2線式マイクケーブル
3a 芯線
3b シールド線
E 直流電流
R 負荷抵抗
R1 可変抵抗
C1,C2 カップリングコンデンサ
11 FET
20 副マイクロホンユニット(バックエレクトレット型)
21 FET
22 可変抵抗素子
22a 可視光導電素子
23 可変抵抗素子駆動手段
23a 発光ダイオード
30 騒音検出用マイクロホンユニット
3 2線式マイクケーブル
3a 芯線
3b シールド線
E 直流電流
R 負荷抵抗
R1 可変抵抗
C1,C2 カップリングコンデンサ
Claims (4)
- ともにインピーダンス変換器としてのFETを有する2つの1次音圧傾度型マイクロホンユニットを含み、一方のマイクロホンユニットが膜エレクトレット型の主マイクロホンユニットで、他方のマイクロホンユニットがバックエレクトレット型の副マイクロホンユニットであり、上記各FETのドレインが2線式マイクケーブルの芯線に接続されるとともに、上記各FETのソースが上記2線式マイクケーブルのシールド線に接続され、上記主マイクロホンユニットの正相信号出力と上記副マイクロホンユニットの逆相信号出力とが減算されて上記2線式マイクケーブルを介して取り出される2次音圧傾度型として動作するマイクロホン装置において、
周囲の騒音を検出する第3のマイクロホンユニットと、上記第3のマイクロホンユニットにて検出された騒音信号の出力レベルに応じて上記副マイクロホンユニットの逆相信号出力を制御する上記副マイクロホンユニットの出力制御手段とを備えていることを特徴とするマイクロホン装置。 - 上記出力制御手段は、上記副マイクロホンユニットの上記FETのソースに接続された可変抵抗素子と、上記騒音信号の出力レベルに応じて上記可変抵抗素子の抵抗値を可変とする可変抵抗素子駆動手段とを含み、上記可変抵抗素子駆動手段は、上記騒音信号の出力レベルが高いときには上記可変抵抗素子を低抵抗とし、上記騒音信号の出力レベルが低いときには上記可変抵抗素子を高抵抗とすることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン装置。
- 上記可変抵抗素子として可視光導電素子が用いられ、上記可変抵抗素子駆動手段として発光ダイオードが用いられることを特徴とする請求項2に記載のマイクロホン装置。
- 上記第3のマイクロホンユニットには、無指向性のマイクロホンユニットが用いられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマイクロホン装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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CN104284289A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | 英飞凌科技股份有限公司 | 用于麦克风放大器的系统和方法 |
CN105157818A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-12-16 | 苏州市博得立电源科技有限公司 | 一种便携式环境噪声测量仪 |
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-
2007
- 2007-09-06 JP JP2007231308A patent/JP2009065433A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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