JP6533452B2 - マイクロホン電源回路 - Google Patents

マイクロホン電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP6533452B2
JP6533452B2 JP2015222058A JP2015222058A JP6533452B2 JP 6533452 B2 JP6533452 B2 JP 6533452B2 JP 2015222058 A JP2015222058 A JP 2015222058A JP 2015222058 A JP2015222058 A JP 2015222058A JP 6533452 B2 JP6533452 B2 JP 6533452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
microphone
supply path
current
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015222058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017092760A (ja
Inventor
智 吉野
智 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Audio Technica KK filed Critical Audio Technica KK
Priority to JP2015222058A priority Critical patent/JP6533452B2/ja
Publication of JP2017092760A publication Critical patent/JP2017092760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533452B2 publication Critical patent/JP6533452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

この発明は、マイクロホン本体側に対する給電電流を大きく設定することが可能なマイクロホン電源回路に関する。
例えばコンデンサマイクロホンは、マイクロホンユニット内に振動板と固定極が対向して配置され、出力インピーダンスが極めて高いことから、その出力インピーダンスを低インピーダンスに変換するインピーダンス変換回路を必要とする。
このインピーダンス変換回路には、FET(電界効果トランジスタ)や真空管が用いられるが、現状におけるその多くは前者のFETを用いたインピーダンス変換回路が利用されている。
また、インピーダンス変換回路からの音声信号は平衡出力信号に変換され、平衡シールドケーブルを介してミキサーなどを含むマイクアンプユニット側に供給される。そしてマイクアンプユニット側には、周知のファントム給電(Phantom Power Supply)回路が備えられ、前記平衡シールドケーブルを介してコンデンサマイクロホン側に動作電流が供給されるように構成されている。
すなわち、平衡シールドケーブルを利用するコンデンサマイクロホンは、音声信号を平衡伝送することで、外来ノイズの影響を最小限にとどめ、同時にマイクアンプユニット側からインピーダンス変換回路を含む音声出力回路等の動作電源を得るように作用する。
なお、左右のコンデンサマイクロホンを備えたステレオマイクロホンにおいて、左右それぞれのチャンネルごとに、前記したファントム電源回路を備えた構成が、特許文献1に開示されている。
一方、前記したファントム電源回路からの電源を利用して、インピーダンス変換回路を含む音声出力回路を駆動させると共に、マイクロホン本体側に搭載されたLEDなどの発光素子も点灯駆動するようにしたグースネック型マイクロホンが提供されている。
このグースネック型マイクロホンは、例えば会議場の発言台や会議出席者の卓上にそれぞれ設置される会議用マイクロホンとして好適に利用される。
そして、マイクロホン本体側の前記発光素子(LED)を例えば遠隔操作により点灯(発光)させて、発光素子が点灯している発言者に対して発言を促すことで、会議を円滑に進めることができる。
前記した発光素子(LED)を搭載したグースネック型マイクロホンについては、例えば特許文献2に開示されている。
特開平8−205277号公報 特開2015−70465号公報
ところで、前記したファントム電源回路については、EIAJ規格(RC−8162A)において規定されている。このEIAJ規格によると、その給電電圧が48Vにおける最大供給電流は10mAと定められている。したがって、これを超える電力をファントム電源回路から得ることができない。
このために、前記したように発光素子としてのLEDを搭載したり、オペアンプを使った信号処理回路など、消費電流の大きい回路をマイクロホンの本体側に内蔵することは困難になる。
この発明は、前記した技術的な観点に基づいてなされたものであり、マイクロホン本体側に対する給電電流をより大きく設定することが可能なマイクロホン電源回路を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係るマイクロホン電源回路は、マイクロホン本体側で電気音響変換される音声信号が、ホット側信号線とコールド側信号線で平衡出力されると共に、直流電源からの給電電流が分割されて前記ホット側信号線とコールド側信号線をそれぞれ介して前記マイクロホン本体側に供給されるファントム電源方式を利用したマイクロホン電源回路であって、分割された給電電流を前記マイクロホン本体側に供給する前記ホット側信号線とコールド側信号線を含む主電源供給路とは別に、直流電源からの分割した給電電流を前記マイクロホン本体側に供給する音声信号が重畳されない第1給電線と第2給電線を含む副電源供給路が備えられ、前記マイクロホン本体側には、前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流とを加算する電流加算手段が配置されていることを特徴とする。
この場合、好ましい一つの実施の形態においては、前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流は、1つの直流電源から供給される構成が採用される。
また、好ましい他の一つの実施の形態においては、前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流は、互いに異なる主電源供給用の直流電源と、副電源供給用の直流電源からそれぞれ供給される構成が採用される。
そして、前記主電源供給路を経由する給電電流を二次側巻線の両端部において受ける主電源側トランスと、前記副電源供給路を経由する給電電流を二次側巻線の両端部において受ける副電源側トランスとが備えられ、前記主電源側トランスの二次側センタータップと、前記副電源側トランスの二次側センタータップとが共通接続されることで、前記電流加算手段が構成される。
この場合、望ましくは、前記主電源側トランスの二次側センタータップと、前記副電源側トランスの二次側センタータップは、それぞれ定電流ダイオードを介して共通接続され、定電流ダイオードの共通接続点において、前記電流加算手段が構成される。
加えて、前記主電源供給路を経由する給電電流値に対して、前記副電源供給路を経由する給電電流値が高く設定された構成を好適に採用することができる。
一方、前記マイクロホン本体には、コンデンサマイクロホンユニットと、前記コンデンサマイクロホンユニットからの音声信号をインピーダンス変換するインピーダンス変換回路が備えられ、前記インピーダンス変換回路は、前記電流加算手段により得られる駆動電流を動作電源として利用した構成が採用される。
前記した構成のマイクロホン電源回路によると、直流電源からの分割された給電電流をマイクロホン本体側に供給するホット側信号線とコールド側信号線を含む主電源供給路とは別に、直流電源からの分割された給電電流を、前記マイクロホン本体側に供給する音声信号が重畳されない第1給電線と第2給電線を含む副電源供給路が備えられる。
したがって、マイクロホン本体側においては、供給電流量に制限を受ける主電源供給路による給電電流に加えて、副電源供給路による給電電流も得ることができる。
これにより、比較的消費電流の大きい信号処理回路や、例えば多数のLEDを含むLED点灯制御回路などをマイクロホン本体側に配置することが可能となる。
したがって、マイクロホン本体側においては、消費電流の制限を受けることなく、より多彩な機能を発揮するマイクロホン装置を提供することに寄与できる。
この発明に係るマイクロホン電源回路を備えたマイクロホン装置の第1の実施の形態を示した回路構成図である。 同じく第2の実施の形態を示した回路構成図である。
この発明に係るマイクロホン電源回路について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。まず図1はこの発明に係るマイクロホン電源回路を備えたマイクロホン装置の第1の実施の形態を示したものであり、符号Aはマイクロホン本体側を示し、符号Bはマイクアンプユニット側を示している。そしてマイクロホン本体A側とマイクアンプユニットB側とは、複数本のケーブルCを介して相互に接続されている。
この実施の形態に係るマイクロホン本体Aは、コンデンサマイクロホンを備えるものであり、この例においてはエレクトレットコンデンサマイクロホンユニット1が用いられている。そして、エレクトレットコンデンサマイクロホンユニット1の例えば振動板側の薄膜電極が、マイクロホン本体A側の基準電位点(グランド)に接続され、前記振動板に対峙する固定電極が、インピーダンス変換回路を含むマイクアンプ2に接続されている。
これにより、エレクトレットコンデンサマイクロホンユニット1からの出力は、前記マイクアンプ2においてインピーダンス変換されると共に、電流増幅するなどの信号処理が施されてマイクアンプ2より音声信号として出力される。前記マイクアンプ2から出力される音声信号は、この音声信号を平衡出力信号に変換するトランスT1の一次側巻線3に供給される。
前記トランスT1の二次側巻線4の両端部は、マイクロホン本体Aに配置された出力コネクタの端子ピンP2,P3に接続されている。これにより端子ピンP2,P3には、音声信号の平衡出力信号がもたらされる。なお図示例においては、端子ピンP2が音声信号のホット側出力となり、端子ピンP3が音声信号のコールド側出力となる。また端子ピンP1は、マイクロホン本体A側の基準電位点(グランド)に接続されている。
そして、音声信号のホット側出力とコールド側出力は、端子ピンP1にシールド外皮13が接続されたホット側信号線11とコールド側信号線12を介して、マイクアンプユニットBに対して平衡出力するように構成される。
一方、前記マイクアンプユニットB側には、前記ホット側信号線11とコールド側信号線12による平衡出力信号が、コネクタを介してもたらされ、この平衡出力信号は、直流カットコンデンサC1,C2を介して差動入力アンプ14に供給される。そして、差動入力アンプ14の出力端子とグランドとの間で、不平衡信号として出力される。
なお、前記差動入力アンプ14の2つの入力端子とグランドとの間にそれぞれ接続された抵抗R5,R6は、差動入力アンプ14の各入力端子を直流的に零電位にバイアス設定する機能を果たす。
また、マイクアンプユニットB側には、直流電源E1(例えば48V)が配置されており、この直流電源E1の負極端子はグランド接続されると共に、正極端子は等しい抵抗値を有する抵抗R1,R2を介して、それぞれホット側信号線11とコールド側信号線12に接続されている。すなわち、直流電源E1からの給電電流は抵抗R1,R2により等しく分割されて、前記ホット側信号線11とコールド側信号線12をそれぞれ介して、前記マイクロホン本体A側に供給される。
マイクロホン本体A側における前記トランスT1の二次側巻線4の両端部には、等しく分割された前記給電電流がそれぞれ供給され、二次側巻線4におけるセンタータップct1より、分割されて送られた給電電流が加算されて出力される。
そして、マイクロホン本体A側においては、前記二次側巻線4のセンタータップct1に接続された定電流ダイオードD1を介して、安定化電源回路7に対して動作電流が供給される。
なお、前記安定化電源回路7からは、前記したマイクアンプ2に対して駆動電圧が供給されると共に、信号処理回路やLED回路などを含む回路ブロック8に対しても、駆動電圧が供給されるように構成されている。
以上の構成は、ホット側信号線11およびコールド側信号線12を利用して、マイクアンプユニットB側からマイクロホン本体A側に駆動電流を給電するファントム給電方式が採用されている。
加えて図1に示す構成においては、前記マイクロホン本体A側からの音声信号が重畳されない第1給電線15と第2給電線16が、端子ピンP4,P5を介してマイクアンプユニットB側に接続されており、前記した直流電源E1からの分割した給電電流が、第1と第2の給電線15,16を介して前記マイクロホン本体A側に供給されるように構成されている。
したがって以下においては、前記したホット側信号線11と、コールド側信号線12を含む電源供給路を主電源供給路と称呼し、音声信号が重畳されない第1給電線15と、第2給電線16を含む電源供給路を副電源供給路と称呼する。
前記マイクアンプユニットB側には、前記直流電源E1の正極端子に対して等しい抵抗値を有する抵抗R3,R4がさらに接続されており、この抵抗R3,R4の他端部は、前記した第1給電線15と、第2給電線16にそれぞれ接続されている。
この構成により副電源供給路を介してマイクロホン本体A側に配置された副電源側トランスT2における二次側巻線6の両端部に、抵抗R3,R4により等しく分割された給電電流がそれぞれ供給される。
したがって副電源側トランスT2における二次側巻線4のセンタータップct2より、分割されて送られた給電電流が加算されて出力される。
そして、マイクロホン本体A側においては、副電源側トランスT2における二次側巻線6のセンタータップct2に接続された定電流ダイオードD2を介して、前記安定化電源回路7に動作電流が供給される。
すなわち、マイクロホン本体A側の安定化電源回路7には、ホット側信号線11とコールド側信号線12を含む主電源供給路を介した給電電流と、前記第1給電線15と第2給電線16を含む副電源供給路を介した給電電流とが供給される。これらの給電電流は、定電流ダイオードD1とD2の共通接続点で加算されて、安定化電源回路7に供給されることになる。
この実施の形態においては、定電流ダイオードD1とD2が共通接続されることで、電流加算手段が構成されているが、前記定電流ダイオードD1とD2を使わずにトランスT1の二次側センタータップct1とトランスT2の二次側センタータップct2を共通接続する構成も採用し得る。この場合には、各センタータップct1とct2の共通接続点が、電流加算手段を構成することになる。
なお、マイクロホン本体A側に配置された前記した副電源側トランスT2の一次側巻線5は、その両端部がコンデンサC5により交流的に短絡されている。これにより第1給電線15と第2給電線16を含む副電源供給路に、不要な信号が重畳されるのを防止している。
また前記マイクロホン本体A側と前記マイクアンプユニットB側との間には、端子P6を介してグランド接続線17が接続されており、さらに前記マイクアンプユニットB側には、副電源供給路においてコンデンサC3,C4および抵抗R7,R8が接続されている。これらは回路構成上において、前記した主電源供給路に配置されたコンデンサC1,C2および抵抗R5,R6と対象となるように配置したものである。したがって、図1に示す実施の形態においては、前記コンデンサC3,C4および抵抗R7,R8は削除しても基本的な動作は変わらない。
なお、前記した副電源供給路を構成する第1給電線15と、第2給電線16は、音声信号が重畳されるものではないので、前記したホット側信号線11とコールド側信号線12のようにシールド外皮13を用いる必要はない。しかしながら例えば1本の4芯シールドケーブルを利用して、前記ホット側信号線11とコールド側信号線12と共に、第1給電線15と第2給電線16を、シールド外皮13内に配置した構成を採用することもできる。
以上説明した図1に示す実施の形態においては、定電流ダイオードD1を選択して、主電源供給路による給電電流が、10mA以下となるように設定される。
これに対して、定電流ダイオードD2の選択により、副電源供給路側は主電源供給路による給電電流よりも高い電流値が確保できるように設定されることが望ましい。
すなわち副電源供給路側は、電圧降下による音声信号のヘッドマージンの低下を考慮する必要がないため、主電源供給路に比較してより多くの電流を流すことで、必要十分な電力を安定化電源回路7に供給することが可能となる。
次に図2は、この発明に係るマイクロホン電源回路を備えたマイクロホン装置の第2の実施の形態を示したものである。
なお、この第2の実施の形態における直流電源E2,E3の接続構成を除いた全体構成は、図1に示した第1の実施の形態と同一である。したがって図2においては、図1に示す各部に相当する部分を同一符号で示し、その詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態においては、主電源供給路を経由する給電電流と、副電源供給路を経由する給電電流は、互いに異なる主電源供給用の直流電源E2と、副電源供給用の直流電源E3からそれぞれ供給するように構成されている。
すなわち、主電源供給用の直流電源E2の負極端子はグランド接続されると共に、正極端子は等しい抵抗値を有する抵抗R1,R2を介して、それぞれホット側信号線11とコールド側信号線12に接続されている。
また、副電源供給用の直流電源E3の負極端子はグランド接続されると共に、正極端子は等しい抵抗値を有する抵抗R3,R4を介して、それぞれ第1給電線15と第2給電線16に接続されている。
なお、主電源供給用の直流電源E2と副電源供給用の直流電源E3とは、その電圧値が等しくなされていることが望ましい。すなわち、図2に示す構成においては、主電源側トランスT1の二次側センタータップct1と、副電源側トランスT2の二次側センタータップct2には、それぞれ定電圧ダイオードD1,D2が接続されているので、たとえ直流電源E2とE3の出力電圧値が異なっていても支障は生じない。
しかしながら、前記定電圧ダイオードD1,D2を介さずに、両トランスT1,T2のセンタータップct1,ct2を直結した場合には、直流電源E2とE3の電位差に基づいて、不要な電流閉ループが形成されることになる。このような不具合を避けるには前記したとおり、直流電源E2とE3の出力電圧値は等しく設定されることが望ましい。
以上の説明で明らかなとおり、この発明に係るマイクロホン電源回路によると、マイクロホン本体側は、供給電流量に制限を受ける主電源供給路による給電電流に加えて、副電源供給路による給電電流も得ることができるので、マイクロホン本体側に比較的消費電力の大きい信号処理回路等を搭載し、より多彩な機能を発揮するマイクロホン装置を提供することが可能となる。
なお以上説明した実施の形態は、この発明に係るマイクロホン電源回路をコンデンサマイクロホンに搭載した例を示しているが、この発明に係るマイクロホン電源回路は、マイクロホン本体側において回路の駆動電力を必要とするリボンマイクロホンやその他のマイクロホンにも利用可能である。
1 エレクトレットコンデンサマイクロホンユニット
2 マイクアンプ
7 安定化電源回路
8 信号処理ブロック
11 ホット側信号線(主電源供給路)
12 コールド側信号線(主電源供給路)
15 第1給電線(副電源供給路)
16 第2給電線(副電源供給路)
A マイクロホン本体
B マイクアンプユニット
C ケーブル
E1 直流電源
E2 直流電源(主電源側)
E3 直流電源(副電源側)
T1 主電源側トランス
T2 副電源側トランス
ct1 センタータップ
ct2 センタータップ
C1〜C5 コンデンサ
D1,D2 定電流ダイオード
R1〜R8 抵抗
P1〜P6 端子ピン

Claims (7)

  1. マイクロホン本体側で電気音響変換される音声信号が、ホット側信号線とコールド側信号線で平衡出力されると共に、直流電源からの給電電流が分割されて前記ホット側信号線とコールド側信号線をそれぞれ介して前記マイクロホン本体側に供給されるファントム給電方式を利用したマイクロホン電源回路であって、
    分割された給電電流を前記マイクロホン本体側に供給する前記ホット側信号線とコールド側信号線を含む主電源供給路とは別に、直流電源からの分割した給電電流を前記マイクロホン本体側に供給する音声信号が重畳されない第1給電線と第2給電線を含む副電源供給路が備えられ、
    前記マイクロホン本体側には、前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流とを加算する電流加算手段が配置されていることを特徴とするマイクロホン電源回路。
  2. 前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流は、1つの直流電源から供給されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン電源回路。
  3. 前記主電源供給路を経由する給電電流と、前記副電源供給路を経由する給電電流は、互いに異なる主電源供給用の直流電源と、副電源供給用の直流電源からそれぞれ供給されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン電源回路。
  4. 前記主電源供給路を経由する給電電流を二次側巻線の両端部において受ける主電源側トランスと、前記副電源供給路を経由する給電電流を二次側巻線の両端部において受ける副電源側トランスとが備えられ、前記主電源側トランスの二次側センタータップと、前記副電源側トランスの二次側センタータップとが共通接続されることで、前記電流加算手段が構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のマイクロホン電源回路。
  5. 前記主電源側トランスの二次側センタータップと、前記副電源側トランスの二次側センタータップは、それぞれ定電流ダイオードを介して共通接続され、定電流ダイオードの共通接続点において、前記電流加算手段が構成されていることを特徴とする請求項4に記載のマイクロホン電源回路。
  6. 前記主電源供給路を経由する給電電流値に対して、前記副電源供給路を経由する給電電流値が高く設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のマイクロホン電源回路。
  7. 前記マイクロホン本体には、コンデンサマイクロホンユニットと、前記コンデンサマイクロホンユニットからの音声信号をインピーダンス変換するインピーダンス変換回路が備えられ、前記インピーダンス変換回路は、前記電流加算手段により得られる駆動電流を動作電源として利用していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のマイクロホン電源回路。
JP2015222058A 2015-11-12 2015-11-12 マイクロホン電源回路 Active JP6533452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015222058A JP6533452B2 (ja) 2015-11-12 2015-11-12 マイクロホン電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015222058A JP6533452B2 (ja) 2015-11-12 2015-11-12 マイクロホン電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017092760A JP2017092760A (ja) 2017-05-25
JP6533452B2 true JP6533452B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=58770879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015222058A Active JP6533452B2 (ja) 2015-11-12 2015-11-12 マイクロホン電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6533452B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017092760A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140241541A1 (en) Audio signal adapter device
JP2007006178A (ja) コンデンサーマイクロホン
EP3062533B1 (en) Microphone connecting device
US10382852B2 (en) Condenser microphone circuit
JP6533452B2 (ja) マイクロホン電源回路
JP5967823B2 (ja) 可変指向性コンデンサマイクロホン
JP5067838B2 (ja) マイクロホンの電源装置
US20120114159A1 (en) Microphone and microphone apparatus
US8306239B2 (en) Public-address system
US20180007459A1 (en) Phantom power supply device
US20170064449A1 (en) Audio output circuit of condenser microphone
JP4399371B2 (ja) マイクロホン装置
US9538273B2 (en) Microphone device including light emitting elements
US9491540B2 (en) Electret condenser microphone
US8948421B2 (en) Ribbon microphone circuit
JPH08205277A (ja) マイクロホンの電源供給回路
JP5103130B2 (ja) コンデンサマイクロホン用電源装置
TWI724914B (zh) 可降低殘留噪音的真空管放大系統及其接地方法
WO2016171551A1 (en) Phantom power supply for microphone
US9843860B2 (en) Electronic system denoising device, wearable display device and electronic device
JP3154994U (ja) マイク用マッチングボックス
US10340872B1 (en) Audio filter device for electronic interference with audio signals
JP2010148182A (ja) バイアス電圧生成回路、それを用いたオーディオ信号処理回路および電子機器
JP2017092649A (ja) コンデンサマイクロホン回路
JP2017118310A (ja) コンデンサマイクロホン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250