JP2009062568A - マグネトロンスパッタリング成膜装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マグネトロンスパッタリング成膜装置は、気密な処理室9と、処理室9内に配設され、且つ基板8を支持する第1保持部材10と、処理室9内に配設された第2保持部材11と、第2保持部材11に保持されたターゲット7と、ターゲット7の裏面側中央部に配設され該ターゲット7の裏面に一方の磁極が向けられた中心磁石1と、ターゲット7の裏面側外周縁部に配設され該ターゲットの裏面に他方の磁極が向けられた複数の外周磁石2と、コイル5と、コイル5に高周波電力を付与する高周波電力付与手段13と、コイル5と基板8間に配置された陽極部材20と、陽極部材20に電力を付与する陽極電力付与手段と、ターゲット7及び基板8間に電力を印加する電力印加手段18とを備えている。
【選択図】図1
Description
気密な処理室と、
上記処理室内に配設され且つ上記基板を支持するための保持面を有する第1保持部材と、
上記第1保持部材と対向するように上記処理室内に配設された第2保持部材と、
上記第1保持部材上に支持された上記基板と対向する表面を有するように、上記第2保持部材に保持されたターゲットと、
上記ターゲットの裏面側中央部に配設され該ターゲット裏面に一方の磁極が向けられた中心磁石と、
上記ターゲットの裏面側外周縁部に配設され該ターゲット裏面に他方の磁極が向けられた複数の外周磁石と、
上記ターゲットと上記基板とを結ぶ方向を軸として巻回され、且つその中心が上記ターゲットと上記基板との空間に配置されたコイルと、
上記コイルに高周波電力を付与する高周波電力付与手段と、
上記コイルと該基板間に配置された陽極部材と、
上記陽極部材に電力を付与する陽極電力付与手段と、
上記ターゲット及び上記基板間に電力を印加する電力印加手段とを備えることを特徴とする。
上記高周波電力付与手段、上記陽極電力付与手段及び上記電力印加手段は、それぞれ、高周波電力可変手段、陽極電力可変手段及び印加電力変更手段を備え、それぞれ別々に電力を可変できるようになっていることを特徴とする。
上記電力印加手段は、上記ターゲットに電力を印加するターゲット電力印加手段と、上記基板に電力を印加する基板電力印加手段とを備え、上記ターゲット電力印加手段及び上記基板電力印加手段はターゲット電力変更手段、基板電力変更手段を備え、それぞれ別々に電力を可変できるようになっていることを特徴とする。
上記ターゲットの表面側の該ターゲット外周縁よりも外側位置に配設され、上記外周磁石の他方の磁極と同じか異なる磁極が内側に向けられた複数の第1外部磁石と、上記第1外部磁石に重なるように、上記第1外部磁石よりも上記基板側位置に配設され、当該第1外部磁石と同じように磁極が配向された複数の第2外部磁石とを備えることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係わるマグネトロンスパッタリング装置の構成図を示す。実施形態1では、マグネトロンスパッタリング装置として、誘導結合プラズマ支援型多重磁極マグネトロンスパッタリング装置に本発明を適用した例を示す。
実施形態1の誘導結合プラズマ支援型多重磁極マグネトロンスパッタリング装置において、実際の基板電流やターゲット電流を測定した実験例を説明する。
図2により、本発明の実施形態2を説明する。
実施形態1と同じものは同じ符号とし、説明は省略する。実施形態2では、実施形態1と異なり、通常のマグネトロンスパッタリング装置31に本発明を適用した例を示す。即ち、実施形態2は、実施形態1の外部磁石3,4を除外したものである。この実施形態2においても、実施形態1と同様に、基板に入射される電子電流を抑制できるので、基板の耐熱性の低いものにでも適用できることが分った。
2 複数の外周磁石
3 第1外部磁石
4 第2外部磁石
5 コイル
7 ターゲット
8 基板
9 処理室
10 第1保持部材
11 第2保持部材
13 高周波電力付与手段
15 ターゲット電力印加手段
18 基板電力印加手段
20 陽極部材
Claims (4)
- 基板上に膜を形成するためのマグネトロンスパッタリング成膜装置であって、
気密な処理室と、
上記処理室内に配設され且つ上記基板を支持するための保持面を有する第1保持部材と、
上記第1保持部材と対向するように上記処理室内に配設された第2保持部材と、
上記第1保持部材上に支持された上記基板と対向する表面を有するように、上記第2保持部材に保持されたターゲットと、
上記ターゲットの裏面側中央部に配設され該ターゲット裏面に一方の磁極が向けられた中心磁石と、
上記ターゲットの裏面側外周縁部に配設され該ターゲット裏面に他方の磁極が向けられた複数の外周磁石と、
上記ターゲットと上記基板とを結ぶ方向を軸として巻回され、且つその中心が上記ターゲットと上記基板との空間に配置されたコイルと、
上記コイルに高周波電力を付与する高周波電力付与手段と、
上記コイルと該基板間に配置された陽極部材と、
上記陽極部材に電力を付与する陽極電力付与手段と、
上記ターゲット及び上記基板間に電力を印加する電力印加手段とを備えることを特徴とするマグネトロンスパッタリング成膜装置。 - 請求項1に記載のマグネトロンスパッタリング成膜装置において、
上記高周波電力付与手段、上記陽極電力付与手段及び上記電力印加手段は、それぞれ、高周波電力可変手段、陽極電力可変手段及び印加電力変更手段を備え、それぞれ別々に電力を可変できるようになっていることを特徴とするマグネトロンスパッタリング成膜装置。 - 請求項2に記載のマグネトロンスパッタリング成膜装置において、
上記電力印加手段は、上記ターゲットに電力を印加するターゲット電力印加手段と、上記基板に電力を印加する基板電力印加手段とを備え、上記ターゲット電力印加手段及び上記基板電力印加手段はターゲット電力変更手段、基板電力変更手段を備え、それぞれ別々に電力を可変できるようになっていることを特徴とするマグネトロンスパッタリング成膜装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1つに記載のマグネトロンスパッタリング成膜装置において、
上記ターゲットの表面側の該ターゲット外周縁よりも外側位置に配設され、上記外周磁石の他方の磁極と同じか異なる磁極が内側に向けられた複数の第1外部磁石と、
上記第1外部磁石に重なるように、上記第1外部磁石よりも上記基板側位置に配設され、当該第1外部磁石と同じように磁極が配向された複数の第2外部磁石とを備えることを特徴とするマグネトロンスパッタリング成膜装置。
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- 2007-09-05 JP JP2007230113A patent/JP2009062568A/ja active Pending
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