JP2009062133A - 用紙後処理装置、及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙積載トレイへ用紙を排紙する搬送経路中に複数の分岐搬送経路を設けると共に、各分岐搬送経路にシフト手段を設け、並列に設けたシフト手段のうちの一方のシフト手段が先行用紙のシフト動作を行なった後で該シフト手段が受入れ位置に復帰するのを待たずに 後続用紙については他方のシフト手段で受け入れ、生産性を高める。
【解決手段】用紙を受入れて用紙積載トレイ229へ搬送する搬送経路Hと、搬送経路内の用紙を搬送する搬送機構と、用紙積載トレイより上流側の該搬送経路中に設けた複数の分岐搬送経路220、230と、該複数の分岐搬送経路の上流側分岐部に配置されて用紙の搬送方向を何れか一方の分岐搬送経路に切り換える切替え手段222と、該各分岐搬送経路内に夫々配置されて通過する用紙を搬送方向と直交する幅方向へシフト移動させるシフト手段202、203と、制御手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は複写機、プリンター、印刷機等の画像形成装置に装備される用紙後処理装置に関し、特に用紙積載トレイ上に排紙される用紙の積載位置を幅方向にずらすためのシフト手段を備えた用紙後処理装置の改良に関する。
複写機、プリンター、印刷機等の画像形成装置により画像形成を受けた用紙に対してステープル、穿孔等々の種々の後処理を施す用紙後処理装置が従来から知られている。
例えば、特開2002−179330には、排紙された用紙束を仕分けするためのシフト機構を利用して搬送方向と直交する幅方向に対するパンチ孔位置の微調整を行うようにした用紙後処理装置が開示されている。この用紙処理後処理装置は、搬送コロを幅方向へ移動して用紙をシフトするが、シフト方向へのシフト手段は単独であるため、シフトさせる場合は先行用紙をシフトさせ、先行用紙がシフト手段を抜けて更にシフト手段が用紙受入れ位置まで復帰した後でないと、後続用紙を受入れることができないため生産性が低下するという問題がある。
特開2002−179330公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、用紙積載トレイに向けて連続して搬送されてくる用紙を搬送速度を低下させることなく、幅方向位置をシフトさせながら用紙積載トレイ上に排紙することができる用紙後処理装置、及び画像形成システムを提供することを目的としている。
本発明の用紙後処理装置では、用紙積載トレイへ用紙を排紙する搬送経路中に複数の分岐搬送経路を設けると共に、各分岐搬送経路にシフト手段を設け、並列に設けたシフト手段のうちの一方のシフト手段が先行用紙のシフト動作を行なった後で該シフト手段が受入れ位置に復帰するのを待たずに 後続用紙については他方のシフト手段で受け入れるようにしているので、生産性を高めることができる。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、画像形成装置から排出された用紙を受入れて用紙積載トレイへ搬送する搬送経路と、搬送経路内の用紙を搬送する搬送機構と、前記用紙積載トレイより上流側の該搬送経路中に設けた複数の分岐搬送経路と、該複数の分岐搬送経路の上流側分岐部に配置されて用紙の搬送方向を何れか一方の分岐搬送経路に切り換える切替え手段と、該各分岐搬送経路内に夫々配置されて通過する用紙を搬送方向と直交する幅方向へシフト移動させるシフト手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記複数のシフト手段を夫々独立してシフト移動するように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記複数のシフト手段を駆動する共通の駆動源を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2において、前記複数のシフト手段を夫々別個の駆動源により駆動するように構成したことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか一項において、前記用紙の通過を検知する検知手段を備え、前記検知手段によって何れかの前記シフト手段に用紙が達したことが検知された後で該シフト手段の搬送速度を任意のタイミングで変更するように前記搬送機構を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか一項において、用紙毎に前記切替え手段により使用する分岐搬送経路を切り換えるようにしたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか一項において、前記切替え手段によって前記分岐搬送経路を切り換えることにより使用する前記シフト手段を切り換えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れか一項において、複数の前記シフト手段を用紙1枚毎に交互に、或いは任意の枚数毎に交互に切替えてシフト動作させることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8において、前記制御手段は、前記用紙のサイズ、搬送速度により前記シフト手段を切り替えるか否かを判断して制御することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項5において、前記制御手段は、前記シフト手段に用紙が達した後、シフト手段による用紙の搬送を任意のタイミングで停止させるように前記搬送機構を制御することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10において、停止させた用紙の搬送を別の分岐搬送経路内での後続用紙の搬送タイミングと同期して搬送し複数の用紙を重ねて搬送することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1において、複数の前記シフト手段を用紙搬送方向にずらして配置することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1乃至12の何れか一項に記載の用紙後処理装置と、前記画像形成装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
従来の用紙後処理装置に装備されるシフト機構としては、搬送コロ等のシフト手段を用紙搬送方向と直交する方向へ移動して用紙をシフトするものがあるが、シフト方向へのシフト手段は単独である。このため用紙をシフトさせる場合は先行用紙をシフトさせた後、用紙がシフト手段を抜けて、さらにシフト手段が用紙受入れ位置まで復帰した後でないと後続紙を受入れることができないため生産性が低下する問題がある。
請求項1の発明では、搬送経路内に複数の分岐搬送経路を並行に設け、各分岐搬送経路内に用紙を幅方向へシフト移動させるシフト手段と、分岐搬送経路を切り換える切替え手段を設けたので、先行用紙のシフト動作中に後続用紙を別のシフト手段でシフト準備、動作させることができ、生産性を向上させることができる。
請求項2の発明は、複数のシフト手段のシフト駆動を独立駆動とし、単独で駆動できるようにして連続して搬送されてくる用紙に対して1枚のシフト処理が終了するのを待つことなく次の用紙のシフト準備、動作を行なえるようにしているので生産性を向上させることができる。
請求項3の発明は、各シフト手段の用紙搬送のための駆動を共通駆動とすることにより搬送速度の誤差を小さくでき、駆動ユニットを削減できるのでエネルギーを減らすことができ、機械コストを低くすることができる。
請求項4の発明は、複数のシフト手段の用紙搬送のための駆動を複数に独立させることにより、各シフト手段の搬送速度を任意のタイミングで変化できるようにし、先行用紙あるいは後続用紙の搬送速度に影響されないで独立した最適な搬送速度で搬送させることができるようにしているので、搬送中の用紙間隔をより拡大でき対応生産性を向上することができる。
請求項5の発明は、シフト手段に用紙が到達した後、シフト手段の搬送速度を増速することにより用紙を排出した後の整合時間を稼ぐことができるのでスタック性が向上する。またシフトコロから用紙が抜けるまでの時間を短くできるので後続紙に対する受入れ準備時間も短くなり生産性も向上させることができる。
請求項6の発明は、使用するシフト手段を用紙ごとに切替えることができるようにし、後続用紙がくるまでに先行用紙のシフト手段の動作や用紙受入れ位置への復帰が間に合わないような場合に後続用紙を他のシフト手段へ導きシフト動作を並列処理できるように制御しているので生産性を向上することができる。
請求項7の発明は、先行用紙、後続用紙の分岐搬送経路を切替えることで別のシフト手段へ用紙を導くことができ、用紙の分岐搬送経路が異なるようにして請求項6の制御を実現するので生産性を向上することができる。
請求項8の発明では、搬送されてくる用紙をシフトする場合に1つのシフト手段では後続紙の受入れが間に合わない場合には交互にシフト手段を切替えて生産性を向上させることができるようにしている。またシフト方向を切替える時に用紙積載トレイで用紙を整合させる整合装置を退避させるなどでシフト方向切替え前最終紙とシフト方向切切り替え後先頭紙との間隔を稼ぐ必用がある場合には最終紙を加速搬送しながら先頭紙を別のシフト手段の搬送経路へ切り替えることで用紙間隔を稼ぐことができる。このように任意の必用なタイミングでシフト手段切り替えることにより生産性を向上することができる。
生産性が間に合わないなどの場合のみシフト手段の切り替えを行なえばよい。
請求項9の発明では、用紙サイズ、速度などを含む情報により判断し、必要な場合のみシフト手段を請求項8の制御のように切り替えて、無駄な動作をなくすことができ、エネルギーを低くすることができる。
請求項10の発明では、シフト手段に用紙が達した後、シフト手段の搬送を停止する制御を行うことにより、別のシフト手段の搬送経路を搬送されてくる用紙とタイミングを合わせて搬送し生産性を向上することができる。
請求項11の発明では、シフト手段を通過する用紙をシフト前あるいは後の任意のタイミングで、別経路を搬送されてくる用紙とタイミングを合わせて重ねあわせて搬送する。重ね合わせて搬送することにより、積載トレイで用紙を整合する場合の整合動作回数を減らすことができるようにし生産性を向上させることができる。
請求項12の発明では、複数のシフト手段をずらして配置することにより無駄なスペースを無くし、機械を小型化できる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明に係る用紙後処理装置の概略構成説明図である。
用紙後処理装置200は、複写機、プリンタ、印刷装置等の画像形成装置100の排紙口に用紙導入口を連通させた状態で画像形成装置に連設され、画像形成装置内において画像形成を受けた用紙を一枚ずつ受け入れる。
用紙後処理装置200は、画像形成装置100から受け入れた用紙に対する綴じ、パンチ、シフト、整合等の後処理を行ったり、或いは後処理を行わずに用紙積載トレイへ搬送、排紙することができる。この実施形態では、用紙後処理装置内の用紙搬送路は、用紙導入口から用紙積載トレイ229へ直行する搬送経路Hと、分岐部(分岐爪211b)Iから後処理部(この例ではステープル部)Jへ延びる後処理搬送経路Kと、を備えている。後処理機構Jにおいて後処理を行うか否かにより搬送路を切り換える。更に、分岐部Iの上流側には用紙を排紙経路M(搬送コロ212、排紙コロ213)、排紙トレイ214へ導くための分岐部Lが設けられており、分岐爪211aによって排紙経路Mへ用紙を切替え搬送する。
画像形成装置100の排紙口に設けた排紙コロ101から排紙されてきた用紙は用紙後処理装置200の導入口に設けた入口ガイド201を経て導入経路G(搬送経路Hの上流側)に導入される。導入経路G上には搬送コロ204、205、パンチ251、分岐爪211a、211bが配置されている。
分岐部Iの下流側の搬送経路Hは複数の分岐搬送経路220、230に分岐し、排紙コロ225の手前で各分岐搬送経路は合流している。各分岐搬送経路220、230には夫々搬送方向位置をずらしてシフト手段としてのシフトコロ(対)202、203が配置されている。何れかの分岐搬送経路220、230に搬送方向を切り換えるための分岐爪(切替え手段)222が分岐搬送経路の分岐部に配置されている。
用紙後処理装置200は制御手段(CPU)を備え、画像形成装置100側からの制御信号に基づいて各制御対象を制御する。
なお、用紙後処理装置200と、画像形成装置は、画像形成システムを構成している。
以下、図面に基づいて本発明に関わるシフト制御方法についての動作をストレートモードで排紙する場合を例に説明する。
画像形成装置100より排出された用紙は用紙後処理装置200の入口ガイド板201を通り、搬送コロ204によって搬送経路H(導入経路G)に搬入される。用紙搬送駆動はステップモーター(搬送機構)で行っており、制御上1パルス当たりの搬送距離が解るようになっており、用紙の搬送位置を正確に管理することができるようにしてある。搬送経路Hを進行する過程で用紙は搬送コロ205、シフトコロ202または203を通り、排紙コロ225により外部の用紙積載トレイ229上に排紙され、戻しコロ228の戻し動作により、排紙方向Aに沿って用紙積載トレイ229上に揃えられ、その上方に配置された整合装置300の整合動作により排紙方向Aと直交するB方向(幅方向)の端部を揃えることができるようになっている。また必要に応じて排紙方向Aと直交するシフト方向B(幅方向)について所定枚数ずつ位置をずらした仕分状態で積載することができる(図2、図3)。
図4は整合装置300を下側から見た構造図である。幅方向中央部に近接して配置された揃え部材駆動モータ301、302の駆動力はそれぞれタイミングベルト303、304とプーリ305、306により、タイミングベルトに固定されている移動部材307、308に伝達される。本実施例の駆動モータ301、302はステップモータを使用しており、制御上1パルス当たりの移動距離が解るようになっており、揃え部材310、311を正確に目的の位置に停止することができる。揃え部材310、311は移動部材307、308に組み込まれており、用紙の排紙方向と直交する方向に左右独立して移動可能で、用紙(束)の幅方向両端面を挟んで揃えるようになっている。透過型センサ312、313は揃え部材310、311の基準位置を確認するための基準位置センサであり、移動部材307、308のセンサ検知板307a、308aがセンサ312、313を遮蔽するか否かによりセンサ出力が変化する。センサ312、313の出力信号とモータに送った駆動パルス信号数から揃え部材310、311がこの基準位置からどの距離に移動しているかを認識することができる。
また、整合装置300を幅方向Bに貫通する軸309により揃え部材310、311は夫々軸方向(幅方向B)へ移動自在に組付けられており、軸309の端部に配置された揃え部材上下退避モータ315の回転がギヤ314に伝達され、軸309を回転させて図1に示す上下方向に回転するようになっており、図3のように排紙方向と直交する方向Bへの整合動作と組み合わせて後処理装置により位置をずらした仕分状態で積載される用紙に対しても端面を整合できるようになっている。
次に、用紙整合モードが選択された際に、用紙自体をシフトさせて仕分け、用紙整合を行なう場合について説明する。
本実施例では図1のようにシフト手段としてのシフトコロを2つ備えた例について説明する。本実施例のシフトコロ(シフト手段)202、203は並列に設けられた分岐搬送経路220、230に夫々設けてあり、各シフトコロは用紙搬送方向にずらした位置に配置している。複数のシフトコロをずらして配置することにより並列のシフトコロ202、203の配置スペースを小さくでき機械を小型、省スペースにすることができる。
次に、用紙整合モードが選択された際に、用紙自体をシフトさせて仕分け、用紙整合を行なう場合について説明する。なお、用紙後処理装置の制御系は図12に示す如くであり、制御手段としてのCPUによって各種制御対象が制御を受ける。
図6は用紙を搬送方向Aと直交する幅方向Bにシフトするシフト機構の構成の一部であるシフトコロを示している。本発明では複数のシフト機構を有するものであるが、2つのシフト機構を備えた実施例について説明する。なお、2つのシフト機構は何れも同一構成であるため、一方のシフト機構についてのみ説明する。
各シフトコロ(シフト手段)202の外周面には、それぞれ用紙の搬送方向と直交する幅方向にスライド可能な一対の従動コロ601が弾圧的に圧接している。支軸602に回転可能に支持されたこれら従動コロ601は、スプリング630によって支軸602の中央部方向(従動コロ601同志が接近する方向)へ弾性付勢されており、各シフトコロ202がシフト方向に移動した後で元の位置へ自己復帰するように構成されている。
各シフトコロ202は軸612によりその軸心を固定され、軸612はギア613を介して図示しない駆動部から伝達される回転力により搬送力を得ている。符号620はシフトモーターであり、ギヤ部610およびリンク部611を介して軸610に連結されており、シフトモーター620が一定量回転することによりシフトコロ202を用紙の搬送方向と直交する方向へ中央位置から片側に例えば10mm、両側で20mm移動させることができるようになっている。このシフト移動量はシフトモーター620をステップモータ等の移動量制御できるモータとすることで任意のシフト量に可変できるようにしてある。この移動量は用紙積載トレイ229に用紙が排紙、スタックされたときに、排紙束間の区別が可能な量に設定する必要がある。シフト手段202、203は用紙搬送路Hを上から見て中央部で受入れ用紙を搬送しながら搬送方向と直交する左右方向へ1枚ごとにシフトできるようにしてある(図5)。
シフトコロ202はギア613を介して搬送駆動源へ連結されているが、複数のシフトコロ202、203の駆動源を共通の駆動源とし、常に複数のシフトコロの搬送速度、加減速を同一の速度で搬送するように制御すればシフト手段の搬送駆動部を少なくすることができ機械を小さくできコストを低くすることができる。
また、上記とは逆に、複数のシフトコロ202、203の各搬送駆動部(駆動源)を独立別個とすることにより別のシフト手段の搬送速度に関わらず搬送シフト動作と合わせて増速して搬送することにより後続用紙との間隔を大きくして生産性を向上することができる。
画像形成装置100側で用紙仕分け整合モードが選択された場合、画像形成装置100から排紙された用紙は搬送コロ204、205を搬送されていく。搬送経路Hは分岐爪222を切り替えることでシフトコロ202またはシフトコロ203へ導くようになっている。用紙をシフトコロ202でシフトする場合は分岐爪222先端を上方向に切り替えてシフト手段202方向(第1の分岐搬送経路220)へ用紙を搬送する。用紙後端が搬送コロ205を抜けた後、用紙をシフトコロ202で用紙搬送方向と直交する方向へシフト移動する。またシフト動作とは別の任意のタイミングでシフトコロ202を搬送速度より増速することで後続用紙との間隔を広く確保し、シフト動作時間、復帰時間を稼ぐことにより生産性を向上することもできる。シフト方向を逆方向に行う場合はシフトコロの駆動方向を反対とする制御のみ異なり、他の制御は同じである。
このように本発明では、シフトコロに用紙が到達した後、シフトコロの搬送速度を任意のタイミングで変更するように制御するものである(図13のフローチャート参照)。
シフト動作完了後に用紙後端がシフトコロ202を通過したらシフトコロ202を用紙受入れ位置へ復帰して後続の用紙受入れ準備を行う。他のシフトコロ203でシフト移動させる場合は分岐爪222先端を下側に切り替えてシフト手段203(第2の分岐搬送経路230)方向へ用紙を搬送する。
連続して搬送されてくる用紙の間隔時間に対して、シフトコロによるシフト動作が十分間に合う場合はシフトコロ202またはシフトコロ203のどちらか一方だけを用いてシフト動作すればよく、特にシフトコロを切り替えなくてもよい。
次に、連続して搬送されてくる用紙の間隔時間に対してシフト動作、シフトコロ202、203の受入れ位置への復帰が間に合わない場合の制御について図7、図8により説明する。図7は先行する用紙501をシフトコロ202で幅方向Bへシフト移動し、シフト移動が完了した直後の図である。シフトコロ202はシフト移動した位置を用紙501の後端がシフトコロ202を通過するまで保持しているが、用紙501の後端がシフトコロ202を通過した後、シフトコロ202は用紙搬送方向Aと直交する方向Bへ復帰動作を開始するが、先行用紙501と後続用紙502との間隔が短い場合はシフトコロ202を用紙502の受入れ位置まで復帰する時間が間に合わなくなる。このような場合は用紙501後端が分岐爪222を通過した後で、分岐爪222を下側に切替えて第2の分岐搬送経路230を開放し後続用紙502をシフトコロ203方向へ搬送する。シフトコロ203は既に用紙受入れ位置に復帰させてあり後続用紙502を受入れてシフトすることができる。用紙502の後続用紙があり用紙間隔がシフトコロ203によるシフト動作に間に合わない場合は図8のように分岐爪222を再び上方向に切替えて第1の分岐搬送経路220を開放し、後続用紙をシフトコロ202方向へ搬送して前記と同様にシフト動作を行なう。
シフト動作が先行用紙、後続用紙間の搬送間隔に間に合う場合や途中で用紙の間隔が大きくなる場合はシフトコロを切り替えなくてもよい。本実施例ではシフトコロを切り替えるか切替えないかの判断は画像形成装置から送られてくるサイズ情報、速度情報などに基づいて、図12に示した制御手段(CPU)が判断できるようにしてある(図14のフローチャートを参照)。
次に、用紙整合装置300の整合時間が用紙搬送間隔時間に間に合わない場合の制御について先行の用紙501をシフトコロ202でシフトさせ後続用紙502をシフトコロ203でシフトする場合を例に説明する。
先行用紙501は前記と同様にシフトコロ202へ搬送され、用紙501のシフト移動を行い用紙501先端が任意の位置に達した位置でシフトコロ202の搬送駆動を一旦停止して用紙501を停止させておく(図16のフローチャートを参照)。
連続して搬送されてくる後続用紙502は分岐爪222を切替えてシフトコロ203方向へ搬送し前記と同様のシフト動作を行いシフトコロ203は搬送を継続する。用紙の搬送距離はセンサ250からの搬送パルス数により管理されており、後続用紙502の先端が先行用紙501の先端位置と一致した時点で用紙501と用紙502が同じ速度で搬送されるようにシフトコロ202の搬送を再開し用紙501と用紙502を重ねた状態で搬送、排紙する。このように複数の用紙を重ねて排紙することにより複数の用紙に対して整合装置300を1回の動作とすることができ対応可能な生産性を向上することができる。
図1は本発明に係る用紙後処理装置の概略構成説明図である。 用紙積載トレイ上におけるシフト状態を示す図である。 用紙積載トレイ上におけるシフト状態を示す図である。 用紙整合装置の底部構成を示す図である。 シフトコロ、用紙整合装置の動作を示す平面図である。 用紙を搬送方向と直交する幅方向にシフトするシフト機構を示した図である。 先行する用紙をシフトコロで幅方向へシフト移動し、シフト移動が完了した直後の状態を示す図である。 第1の分岐搬送経路を開放し、後続用紙をシフトコロ方向へ搬送してシフト動作を行なう状態を示した図である。 用紙を連続通紙する場合のシフト手順を示す図である。 用紙を連続通紙する場合のシフト手順を示す図である。 用紙を連続通紙する場合のシフト手順を示す図である。 制御系の説明図である。 本発明の制御手順の一つを示すフローチャートである。 本発明の制御手順の一つを示すフローチャートである。 本発明の制御手順の一つを示すフローチャートである。
符号の説明
100…画像形成装置、101…排紙コロ、200…用紙後処理装置、201…入口ガイド、202、203…シフトコロ(シフト手段)、204…搬送コロ、204、205、…搬送コロ、205…搬送コロ、203…シフトコロ、211a…分岐爪、211b…分岐爪、212…搬送コロ、213…排紙コロ、214…排紙トレイ、220、230…分岐搬送経路、222…分岐爪、225…排紙コロ、228…コロ、229…用紙積載トレイ、230…分岐搬送経路、250…センサ、251…パンチ、300…用紙整合装置、301、302…駆動モータ、303…タイミングベルト、305…プーリ、307…移動部材、307a、308a…センサ検知板、309…軸、312…センサ、312…透過型センサ、314…ギヤ、315…部材上下退避モータ、501…先行用紙、502…後続用紙、601…従動コロ、602…支軸、610…ギヤ部、610…軸、611…リンク部、612…軸、613…ギア、620…シフトモーター、630…スプリング。

Claims (13)

  1. 画像形成装置から排出された用紙を受入れて用紙積載トレイへ搬送する搬送経路と、搬送経路内の用紙を搬送する搬送機構と、前記用紙積載トレイより上流側の該搬送経路中に設けた複数の分岐搬送経路と、該複数の分岐搬送経路の上流側分岐部に配置されて用紙の搬送方向を何れか一方の分岐搬送経路に切り換える切替え手段と、該各分岐搬送経路内に夫々配置されて通過する用紙を搬送方向と直交する幅方向へシフト移動させるシフト手段と、を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1において、前記複数のシフト手段を夫々独立してシフト移動するように構成したことを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 請求項1又は2において、前記複数のシフト手段を駆動する共通の駆動源を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  4. 請求項1又は2において、前記複数のシフト手段を夫々別個の駆動源により駆動するように構成したことを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項において、前記用紙の通過を検知する検知手段を備え、前記検知手段によって何れかの前記シフト手段に用紙が達したことが検知された後で該シフト手段の搬送速度を任意のタイミングで変更するように前記搬送機構を制御する制御手段を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項において、用紙毎に前記切替え手段により使用する分岐搬送経路を切り換えるようにしたことを特徴とする用紙後処理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項において、前記切替え手段によって前記分岐搬送経路を切り換えることにより使用する前記シフト手段を切り換えることを特徴とする用紙後処理装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項において、複数の前記シフト手段を用紙1枚毎に交互に、或いは任意の枚数毎に交互に切替えてシフト動作させることを特徴とする用紙後処理装置。
  9. 請求項8において、前記制御手段は、前記用紙のサイズ、搬送速度により前記シフト手段を切り替えるか否かを判断して制御することを特徴とする用紙後処理装置。
  10. 請求項5において、前記制御手段は、前記シフト手段に用紙が達した後、シフト手段による用紙の搬送を任意のタイミングで停止させるように前記搬送機構を制御することを特徴とする用紙後処理装置。
  11. 請求項10において、停止させた用紙の搬送を別の分岐搬送経路内での後続用紙の搬送タイミングと同期して搬送し複数の用紙を重ねて搬送することを特徴とする用紙後処理装置。
  12. 請求項1において、複数の前記シフト手段を用紙搬送方向にずらして配置することを特徴とする用紙後処理装置。
  13. 請求項1乃至12の何れか一項に記載の用紙後処理装置と、前記画像形成装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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