JP2009060704A - 太陽光発電システムの制御方法とその装置 - Google Patents

太陽光発電システムの制御方法とその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009060704A
JP2009060704A JP2007225035A JP2007225035A JP2009060704A JP 2009060704 A JP2009060704 A JP 2009060704A JP 2007225035 A JP2007225035 A JP 2007225035A JP 2007225035 A JP2007225035 A JP 2007225035A JP 2009060704 A JP2009060704 A JP 2009060704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
unit
control
photovoltaic power
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007225035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4992134B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Hayashi
泰弘 林
Takanori Hayashi
孝則 林
Yoshimichi Okuno
義道 奥野
Toshihisa Funahashi
俊久 舟橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
University of Fukui NUC
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
University of Fukui NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd, University of Fukui NUC filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2007225035A priority Critical patent/JP4992134B2/ja
Publication of JP2009060704A publication Critical patent/JP2009060704A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4992134B2 publication Critical patent/JP4992134B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数の太陽光発電装置ユニットを併設した太陽光発電システムにより需給制御を行う場合、蓄電装置を必要としているために高価な設備となっている。
【解決手段】太陽光発電装置ユニットをシステムへの接続・解列制御のために制御装置を設ける。制御装置は、各太陽光発電装置ユニットの合計発電量ピーク曲線に沿って複数の時間帯を設定して各時間帯の出力目標値を決定する。更に、各時間帯中でそれぞれ繰返し各太陽光発電装置ユニットの発電量を予測し、予測値に基づいて発電量の出力合計値が目標値に近くなるよう太陽光発電装置ユニットの接続・解列制御を行うことで、蓄電装置を省くことを可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は太陽光発電システムの制御方法とその装置に関するものである。
地球温暖化対策として省エネルギーが叫ばれる一方、電気エネルギーの分野でも再生可能エネルギーの利用が見直され、太陽光発電、風力発電や燃料電池、或いはバイオマス発電など自然エネルギーの分散型発電が盛んになりつつある。このような自然エネルギーを利用した電力システムとしては非特許文献1などによって公知となっており、自然エネルギーのような再生可能エネルギーの本格的導入のためには、配電系統の電圧変動や系統の周波数変動など電力系統に与える影響を緩和する必要がある。
電気は貯蔵できない特性を有していることから、瞬時瞬時で需要と供給のバランスが一致していないと安定した供給ができないため、既存電力会社の送電ネットワークを利用する事業者は、需要量と供給量について同時同量を達成することが求められている。例えば、従来での制度では30分ごとに送電サービス契約電力の3%の変動範囲内での同時同量が求められている。近年、この変動範囲を弾力化して、30分3%を基本としつつ、10%までは変動の程度に応じた段階別の不足供給料金(インバランス料金)を設定している。
また、送電ネットワークを利用する事業者は、電力系統との協調として、負荷平準化と電力品質向上で系統に寄与する運転も求められている。負荷平準化は、ピークシェイブ(電力波形のひげとり、潮流変動抑制)運転、ピークカット(電力ピーク量の別エネルギーへの変換)運転、ピークシフト(電力ピーク時間のシフト)運転が、その役割に応じ、それぞれ個別または組み合わせて状況に応じた適切な運転を行うことである。
図11は再生可能エネルギー電源を用いた分散電力のネットワーク図の例を示したものである。A,B,Cは分散電源系統で、それぞれ複数の再生可能エネルギー電源と電力負荷とでネットワークを有して一つの電力供給系統を構成している。図11ではAの分散電源系統が電力会社の系統に連系され、他の分散電源系統B,Cは分散電源系統Aに連系されている。再生可能エネルギー電源として太陽光発電システムが使用される場合、電力貯蔵装置(キャパシタや蓄電池)や変動追従性のある発電機(ガス発電機)を組み合わせて潮流変動抑制制御、需給同時同量制御、一定出力制御制御を実現している。これは電力変動分を、これら変動追従性の高い分散型電源に出力または吸収させることで、平準化を図ったものである。このような技術は、非特許文献1によって公知となっている。
図12は需給制御方法の概略図で、制御としては、運転計画に従った制御、負荷追従制御及びローカル追従制御が実行される。運転計画に従った制御としては予備発電力の不足発生による計画変更に基づく短時間運転計画変更や運転計画データに基づく運転パターン制御がある。負荷追従制御は、需給バランスの差分を制御し、ローカル追従制御は、高周波数成分の負荷変動に電力貯蔵装置からの充放電による追従制御が行われる。
太陽光発電システムでは、気候の予測による運転計画を動的に行い、かつ、自立運転用に用意する電力貯蔵装置などの変動追従電源を有効利用することにより、自然エネルギーの導入比を向上させている。また、分散電源系統では、需要と供給の時間的ミスマッチを解消し、間欠的なエネルギーを安定化することも可能とする。
舟橋他、「小規模電力系統(マイクログリッド)における発電機最適運転の検討」学会誌「EICA」第11巻第1,3合併号、pp.127−133、2006
これらの分散型電源、特に電力貯蔵装置は、高価であり、これが大規模な太陽光発電普及の障害となっている。また、家庭用太陽光発電においても、同じ地域に一定規模以上の太陽光発電装置が集中すると系統の潮流への悪影響が大きいことから、まとまった単位で電力貯蔵装置を接続し、系統の安定化を図る計画が持たれている。この際にも、電力貯蔵装置の価格が弊害となっており、普及の妨げとなっているのが現状である。
同時に、気象変化による太陽光発電の変動は大きく、変動追従特性の高い分散型電源を利用した平準化方式でも、太陽光発電の気象変化による発電量の変動に追従するのが困難であるのが現状であり、風力の出力変動緩和制御の例として「風力発電所出力の1分平均値を計算し、平時は、任意の20分間において、周波数変動対策後の風力発電設備合成出力(1分間平均値)の「最大電力−最小電力」が風力発電機の定格出力合計値の10%以下であること。」といった厳しい制限が太陽光発電に適用された場合、その条件を満たすには困難となっている。
図13は太陽光発電の出力特性を示したもので、点線が太陽光発電のピーク曲線、実線が出力曲線で、雲の影響による日射強度の変化により大きく変動する。このように変動するものに対し、変動追従運転に用いる発電機として電力貯蔵装置を用いる場合には、電力貯蔵装置の残存容量の管理が問題となる。電力貯蔵装置の種類によっては直流電圧から残存容量を把握可能な場合もあるが、そうでない場合には残存容量を電流の積算(Ah)によって算出することが必要となる。残存容量の管理値の上下限に達した場合には充電または放電の何れかが行えなくなるため、残存容量を一定または設定した範囲内に納めるように運転計画による発電出力の運転パターンを修正する。太陽光発電能力と同等かつ十分な容量(5時間以上)の電力貯蔵装置が準備でき、適切な運転計画プログラムが用意できれば問題はないが、電力貯蔵装置の容量によっては、それ以上充放電ができない場合ができてしまう場面が出現し、運転の継続が困難となる。
本発明は、蓄電装置に頼らず、複数の太陽光発電装置ユニットを随時オン/オフ制御することで安定した電力を供給することができる太陽光発電システムの制御方法とその装置を提供することにある。
本発明の請求項1は、複数の太陽光発電装置ユニットを併設して太陽光発電システムを構成し、制御装置を介して太陽光発電システムの需給制御を行うものにおいて、
前記制御装置に各太陽光発電装置ユニットの合計発電量ピーク曲線に沿って複数の時間帯を設定して各時間帯の出力目標値を決定し、各時間帯中でそれぞれ繰返し各太陽光発電装置ユニットの発電量を予測し、予測値に基づいて発電量の出力合計値が目標値に近くなるよう太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列制御を行うことを特徴としたものである。
本発明の請求項2は、前記太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列制御を行うためのオン/オフ決定には、太陽光発電装置ユニット固有のインデックスと、当該インデックスの太陽光発電装置ユニットの出力推定値の降順で予め配列し、出力推定値の大きな順で太陽光発電システムへの接続制御を行い、接続された太陽光発電装置ユニットの合計出力が前記目標値を超えたとき、最後の一つを合計が目標値に近くなるよう選択することを特徴としたものである。
本発明の請求項3は、前記目標値は、天候を参照して少なくとも4つに分類されたことを特徴としたものである。
本発明の請求項4は、前記太陽光発電システムに蓄電装置を設け、この蓄電装置を前記制御装置を介して充電モード制御、放電モード制御および停止制御を行うことを特徴としたものである。
本発明の請求項5は、複数の太陽光発電装置ユニットを併設して太陽光発電システムを構成し、制御装置を介して太陽光発電システムの需給制御を行うものにおいて
前記制御装置に、各太陽光発電装置ユニットの合計発電量ピーク曲線に沿って複数の時間帯を設定して各時間帯毎の出力目標値を決定する目標値決定部と、前記時間帯よりも十分に短い時間間隔でタイミング信号を出力する反復制御部と、このタイミング信号に基づいて各太陽光発電装置ユニットの発電量を収集する計測値収集部と、収集した計測値に基づいて各太陽光発電装置ユニットの発電出力を予測する短期予測部と、この発電出力の合計が前記目標値に近づくよう各太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列決定を行い、制御指示部を介してオン/オフ制御を行うオン/オフ決定部を備えたことを特徴としたものである。
本発明の請求項6は、前記計測値の収集からオン/オフ制御信号の出力は、前記時間帯毎に複数回実行されることを特徴としたものである。
本発明の請求項7は、前記太陽光発電システムに蓄電装置を設けると共に、前記制御装置に充放電量決定部を設け、この充放電量決定部で前記目標値及び短期予測信号に基づいて充電電力、放電電力を決定することを特徴としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、太陽光発電システムにおける需給制御において、太陽光発電装置ユニットを短い周期でオン/オフ制御することで、需給に必要な電力のみ出力し、余分なものをカットしたことでシステム或いは電力系統に安定した発電出力を出すことが可能となる。このため、蓄電装置が無くとも安定的な電力の供給が可能となり、太陽光発電システムに高価な蓄電装置の導入がなくとも、システム構築が可能となるものである。また、例え蓄電装置が導入されたとしても、より小さな容量でよく、しかも、寿命をのばせる運転が可能となるものである。
本発明は、複数の太陽光発電装置ユニット(以下、ユニットという)を分散配置した太陽光発電システムにおいて、この太陽光発電システムで十分に発電できる発電出力の目標値を時間帯ごとに設定し、ユニットごとの発電出力を随時(1〜数秒周期程度で)計測して合計発電出力が目標値を超える場合には一部のユニットを一時的に切り離して太陽光発電システム全体では略目標通りの発電出力にて制御するものである。
ここで、時間帯は、例えば30分ごとや1時間ごとの区切りで一時間帯とされ、この時間帯ごとの発電出力の目標値は事前に発電出力予測を行って設定する。
図2は本発明が適用されるイメージを示したもので、住宅、学校、及びビル等よりなる市街地で太陽光発電システムが数十台以上のユニットが設置された区域や、メガソーラ(ソーラファーム、ソーラパーク)のような広域に太陽光パネルを規則的に配置したシステムでオン/オフ制御するものである。以下、具体的に説明する。
図1は、本発明の実施例を示すシステム構成図を示したものである。1(1a,1b,…1n)は太陽光発電装置ユニットで、各ユニットはそれぞれ太陽電池10、パワーコンデショナー11、電力計12、及び遮断器13を有し、ユニット1個又は数個をグループとして遮断器、変圧器を介して太陽光発電システム変電所6の母線に接続されている。ここでは、太陽光発電システム変電所6は母線を介して電力会社の電力網に接続されている。2は制御装置で、各ユニット1の遮断器13に対するオン/オフ指令、及び発電電力のサンプリング等を実行する。3は電気二重層キャパシタなどが用いられる蓄電装置、4は発電機で、ガスエンジン発電機や燃料電池などの太陽光発電装置以外の発電機、5は負荷である。システム構成は、ユニットの配置やシステム全体の規模により変更される。
図3は制御装置2の構成図を示したものである。この実施例では、ユニット1のオン/オフ制御についてのみを示したもので、蓄電装置3、発電機4、及び負荷5は制御に含まないものとして扱っている。
図3において20は目標値決定部で、この目標値決定部20では一日を幾つかの時間帯に分け、システム内で十分に発電できる発電出力の目標値が設定される。時間帯としては、ここでは毎正時からの1時間を一つの時間帯とした場合を例として記述するが、各時間帯は必ずしも同じ長さでなくてもよく、適宜設定される。なお、太陽光発電の性質上、夜間の時間帯は必要がないので当該時間帯の制御は省くことができる。
目標値決定部20において設定された時間帯毎の目標値信号は、遮断器13の投入と開放を演算し、決定するオン/オフ決定部24に出力する。21は反復制御部で、この反復制御部21は時間帯中に1〜数秒の周期タイミング信号を発生して計測値収集部22、短期予測部23、オン/オフ決定部24、及び制御指示部25にそれぞれ出力する。計測値収集部22では、印加されたタイミング信号で各ユニットの電力の出力計測値を収集し、短期予測部23では、収集された出力計測値に基づいてタイミング信号毎にΔt後の各ユニット1の発電出力の短期予測演算を実行する。オン/オフ決定部24はタイミング信号毎にユニットを太陽光発電システムへの接続・解列(オン/オフ)を選択するもので、そのために、設定された目標値と予測発電出力を用いて太陽光発電システムの合計出力が目標値に十分に近くなるようユニットのオン/オフ制御の組み合わせを計算して決定し、制御指示部25に出力する。制御指示部25では、計測からΔt後における選択されたユニットに対し、オン又はオフの信号を遮断器13に出力して当該ユニットの電力系統からの解列、又は接続制御を実行する。
図4は制御装置2の動作タイミングの1例を示したもので、時刻tが計測値収集部22によるユニット1からの電力収集を実行するタイミング、Δtは予め設定された演算処理時間で、t+Δtが時間帯中における1回の制御指令が制御指示部25から出力されるタイミングである。この演算出力は、各時間帯毎に複数回繰返されて出力する。なお、時間Δtは処理時間と予測精度の関係で適切な範囲で決められる。また、反復周期(タイミング周期)がΔtより長ければ22〜25の各部を図4(a)(c)のように一つのシーケンス処理で構成できるが、反復時間がΔtより短い場合には、図4(b)で示すように処理の一部を並列化してパイプライン処理する。
図5は時間帯毎の目標値決定の説明図である。本発明による制御を実行するためには、時間帯の開始前までに目標値を決定していればよいが、しかし、電力販売の契約では前日まで、あるいは当日の該当時間帯の2時間前までの通告が求められる場合が多い。この制約を考慮しながら、ここでは、天候により太陽光発電の出力波形が大別されることを利用し、天気予報を参考として目標値が決定される。すなわち、線Aは「晴れ」のときの発電量のピーク曲線で、そのときの時間帯毎の目標値は線aのように決定される。「晴れ、曇り」の場合の発電量のピーク曲線はBで、そのときの時間帯毎の目標値は線bのように決定する。同様に、「曇り」の場合は線Cとc、「雨、雪」の場合には線Dとdのように決定される。このように天候を4通りに分類し、各天候時の発電量のピーク曲線(A〜D)に予め用意した出力波形バターン(a〜d)から各時間帯の目標値を決定する。目標値は全ユニット合計で予測される出力波形パターンの下限値以下に設定する。
図6は制御装置2における時間帯毎の制御処理フローの1サイクル分を示したものである。ステップS1では、目標値決定部20において目標値が決定され、図5に基づいて当該時間帯における太陽光発電システムの出力目標値が決定される。ステップS2では、時間帯中で随時反復か否かが判断され、当該時間帯中の場合には、S3において電力計12で積算した各ユニットの発電出力値の計測収集が行われる。ステップS4では、短期予測部23において出力の短期予測が行われ、時刻t+Δtにおける各ユニットの出力を予測する。S5では、オン/オフ決定部24において各ユニットに対するオン/オフ決定のための演算が実行され、時刻t+Δtにおける出力合計が目標値に近くなるようオン/オフが決定される。S6では、制御指示部25において、時刻t+Δtにおける各ユニットへのオン/オフ制御指令を出力する。
一方、ステップS2で随時反復か終了したと判定された場合には、或る一つの当該時間帯の制御が終了される。
図7はユニットの合計出力値が目標値に最も近くなるように選択制御を実行するフローチャートを示したものである。
出力の予測推定では、時刻tにおける各ユニットの出力計測値、或いはそれ以前の出力計測値も用いて、時刻t+Δtでユニットの出力を予測して推定するが、ここでは単純に時刻tでの出力計測値を時刻t+Δtでの出力推定値とする。
各ユニットのオン/オフ決定では、各ユニットの時刻t+Δtでの出力推定値を用いてオンであるユニットの合計出力が目標値に十分に近くなるユニットのオン/オフ組み合わせを決定する。ここでは、最初に各ユニットを出力推定値で降順で整列した上で、出力推定値の大きなものから順にオンに選択して行き、オンのユニットの合計出力が目標値を超えたら、最後の一つを合計が目標値に最も近くなるよう選択する。目標値を超えた発電電力はそのまま捨てられることになる。これによって、電力系統への発電電力の重畳が阻止されて系統の安定化が図れる。
図7において、ステップS10ではユニット1のID(固有番号)とその時刻t+Δtでの出力推定値valを持つ構造体unitのユニットの個数n個分(unit[0]〜unit[n-1])の配列を用意する。また、各ユニットの合計出力sumの目標値をtargetとしてオン/オフを決定する。S11では、unit をunit[i].val(i=0~n-1)について降順で整理する。S12ではsumとワーク用番号iを設定し、S13ではi<nであるか否かが判断される。noの場合にはステップS14でユニットn個をk個とし、予め降順された先頭からk個のユニット(unit[0]〜unit[k−1])をオンにして電力系統に接続し、残りのn−k個のユニット(unit[k]〜unit[n−1])を系統から解列すべくオフとする。
ステップS13の比較でyesの場合には、S15でユニットの合計出力sumとi番ユニットの出力推定値valとの和を新たな合計出力sumとして書換え、S16でこのsumとsumの目標値targetとの大小比較を実行する。その結果、sum≦targetの場合にはS18でiを+1としてS13に戻る。また、noの場合にはS17でユニット番号iの値でオンとなるk個に書換え、S19で誤差e1をsum−targetと設定し、sumからunit[i].valを引戻し、iを+1とする。S20ではi<nの比較を行い、noの場合にはS21でtarget− sumの差演算を実行して誤差e2を求め、このe2とステップS19で求めたe1との大小比較をS22で行う。e2<e1の場合先頭からk個までのユニットをオン制御し、残りn−k個のユニットをオフとする。S22でnoの場合には、S23でunit[k]とunit[i-1]との交換を行い、S24でkを+1してk個のユニットをオンとし、残りn−k個のユニットをオフと決定する。
一方、ステップS20でyesの場合には、S25でsum ←sum+unit[i].valの演算を実行し、求めたsumとtargetとの大小比較を行う。比較結果、sum>targetのときにはS19へ戻り、noの場合にはS27でtarget− sumの差演算を実行してe2を求め、このe2とステップS19で求めたe1との大小比較をS28で行う。S28でnoの場合にはS23でunit[k]とunit[i-1]との交換を行い、また、yesの場合にはS29でunit[k]とunit[i]との交換を行なった後、何れもS24でkを+1してk個のユニットをオン制御し、残りn−k個のユニットをオフ制御とする。つまり、ステップS19〜S24で最後の一つのユニット選択が実行される。
なお、この実施例の出力の予測推定において、各ユニットにおける時刻tでの計算値P[t]および一周期前の時刻sにおける計算値P[s]を使い、線形外挿法によって時刻t+Δtでの出力推定値P[t+Δt]を計算する方式も可能である。この場合の計算式は、
P[t+Δt]=P[t]+ Δt(P[t]−P[s])/(t−s)
となる。
図8は第2の実施例を示すオン/オフ制御のためのフローチャートである。
この実施例は、各ユニットのオン/オフ決定において、ユニットの整列を省略して予め決めた順にユニットを選択して行き、合計出力が目標値を超えたとき最後の一つを合計が目標に最も近くなるようユニット選択を行うものである。この実施例の場合、図7で示す実施例1と比較して出力の目標値とのズレは少し大きくなるが、演算時間は1/4程度になる。なお、出力の目標値とのズレは少し大きくなるといっても、現在及び近い将来の要求には十分であり、制御装置の演算性能が低く出力精度への要求が特に厳しくない場合に有効なものである。
図8において、ステップS30では、ユニットのIDとその時刻t+Δtでの出力推定値valを持つ構造体unitのユニットの個数n個分(unit[0]〜unit[n-1])の配列を用意する。また、各ユニットの合計出力sumの目標値をtargetとする。S31では合計出力sumとユニット数の初期値を設定し、S32でi<nの比較を行う。noの場合にはS33でユニット数n個をk個とし、先頭からk個のユニット(unit[0]〜unit[k-1])をオンにし、残りn−k個のユニット(unit[k]〜unit[n-1])をオフとする。S32でyesの場合にはS34でsum ←sum+unit[i].valの演算を実行し、S35でsum ≦targetの比較演算を実行する。その結果、yesの場合にはS32へ戻り、noの場合にはS37でi←k,i←m,e1←sum −target,sum ←sum−unit[i].val,及びi←i+1の各演算を実行する。
ステップS38では、i<nの比較が実行され、yesのときにはS39でsum+unit[i].valの演算を行い、S40で算出値s2とtargetとの比較演算を行う。s2≦targetの場合には、S41でtarget−s2の差演算を実行し、noの場合には、S42でs2−targetの差演算を実行する。S43では求めたe2とe1との比較判断が行われ、e2<e1の場合にはS44でm←i,e1←e2の書換えを行い、S45でi+1の演算を実行した後、S38へ戻る。
一方、S38でnoの場合には、S46でtarget−sumの差演算が実行され、求まったe2とe1とでe2<e1か否かの比較がS47で行われる。その結果、yesの場合には先頭からk個のユニット(unit[0]〜unit[k-1])をオンにし、残りn−k個のユニット(unit[k]〜unit[n-1])をオフとする。また、noの場合には、S48でunit[k]とunit[m-1]との交換を行い、S49でkを+1してk個のユニットをオン制御し、残りn−k個のユニットをオフとする。この実施例の場合、ステップS38〜S49の部分で最後の一つのユニットが選択される。
表1は、実施例1と実施例2における目標値と実測値の誤差をシミュレーションした結果である。
Figure 2009060704
計測値の収集及び各ユニットに制御指示する際には、伝達遅延が考えられる。また、出力の予測推定値及び各ユニットのオン/オフ決定には演算時間がかかる。
Δtはこれらの時間を考慮するためのものである。表1は、Δtによる精度の違いを検討するために、太陽光発電装置の1秒毎の発電電力実測データをもとに5〜25kWのユニット65台の条件で実施したシミュレーション結果である。その結果から、Δt=10秒の場合でも、現在及び近い将来に発電電力に求められる例えば、30分積算で3%以内、1分積算で10%のような要求水準と比べて十分に小さく、Δt<5秒なら1秒最大誤差でも10%程度まで安定した電力が供給できることが分かる。
また、演算時間は現在のパソコンの性能なら1ミリ秒程度なので、伝送路が極端に遅くなければΔt≦1秒が十分に可能であり、本発明で安定した電力供給が可能であることが確認できた。
なお、各ユニットのオン/オフ決定は、一般的には最適化問題と呼ばれる問題に属する。これに対して実施例1や実施例2で用いる方法は一般的には貧欲法と呼ばれるアルゴリズムで、高速に比較的よい結果を出す。しかし、組み合わせ最適化問題を解く方法はこれ以外にも多数あり、分枝限定法では時間がかかるが厳密な意味での最適解、すなわち、最も目標値に近い出力が得られるユニットのオン/オフ組み合わせが計算できる。
図9は太陽光発電システムに蓄電装置が設置され、この蓄電装置の充放電を制御する場合の制御装置の構成図を示したものである。図3で示す制御装置の構成図と相違する点は、充放電量決定部26が追加されたことである。充放電量決定部26には、目標値決定部20により決定された目標値、及び短期予測部23によって演算された短期予測信号がそれぞれ入力され、充放電量決定部26からは制御指示部25に対して決定した充放電指令を出力する。したがって、この制御装置2’はユニットのオン/オフ制御の他に、蓄電装置3に対する充放電指令も出力する。
図10は、蓄電装置に対する制御装置一日の制御フローチャートを示したものである。蓄電装置は、次のような運転パターンを取る。
(1)朝の時点では蓄電装置での蓄電量は略空であり、満充電、或いは必要量の充電完了まで目標値を超える発電電力を使って充電する。
(2)蓄電装置が略空になるまで放電して目標値に足りない電力を供給する。
(3)蓄電装置が略空になったら当日の蓄電装置の運転を終了する。
制御装置2’は(1)〜(3)の3段階に応じて、時間帯毎の目標値の決定とオン/オフ制御を図10のように行う。
第1段階の(1)では、ステップS50で蓄電装置は充電運転モードにされ、S51で充電モード制御を実行する。充電モード制御は、サブルーチンでの充電モード制御で示すように、S60で目標値の決定が行われる。目標値の決定は前述した実施例1と同様にして行うが、ただし、オン/オフ制御はせずに全ユニットをオンにして目標値を超える電力は充放電量決定部26で計算して蓄電装置に充電する。その制御を実行ために、S61では、時間帯中で随時反復か否かが判断される。時間帯中の場合にはS62で電力計12が積算した各ユニットの発電出力値の計測収集が行われる。ステップS63では、短期予測部23において出力の短期予測が行われ、時刻t+Δtにおける各ユニットの出力を予測する。S64では、充放電量決定部26により時刻t+Δtにおける出力合計−目標値の値を充電電力に決定し、制御指示部25を介して蓄電装置に出力し、S61に戻る。S61で時間帯終了の場合は充電モード制御を終了する。
ステップS52で充電終了か否かの判定が実行され、充電終了後には(2)の第2段階を実行する。放電運転での目標値決定では予測される出力波形パターンの上限以上に目標値を設定し、目標値に足りない電力を充放電量決定部で計算して蓄電装置から放電する。オン/オフ制御は実施例1と同様にして行い、予測を超える出力があった場合にオフ制御する。すなわち、S53で蓄電装置を放電モードとし、S54で放電モード制御が実行される。放電モード制御は、サブルーチンでの充電モード制御で示すようにS70で目標値の決定が行われ、予想される出力波形パターンの上限以上に決定する。S71では、時間帯中で随時反復か否かが判断され、時間帯中の場合にはS72で電力計12が積算した各ユニットの発電出力値の計測収集が行われる。ステップS73では、収集した計測値に基づいた出力の短期予測が短期予測部23によって行われ、時刻t+Δtにおける各ユニットの出力を予測する。
ステップS74では、オン/オフ決定部24で各ユニットに対するオン/オフ決定のための演算が実行され、時刻t+Δtにおける出力合計が目標値に近くなるようなオン/オフ信号を生成し、制御指示部25を介して時刻t+Δtにおける各ユニットへのオン/オフ制御指令を出力する(S75)。
同時に、短期予測信号は充放電量決定部26にも出力され、S76で放電電力の決定が行われる。その際、目標値−時刻t+Δtにおける出力合計を放電電力として決定し、放電電力指令値として制御指示部25を介し蓄電装置に出力する(S77)。
(3)の第3段階では、ステップS55で放電は終了したか否かの判定が実行され、放電中であれば放電制御を継続する。また、放電が終了していればS56で蓄電装置を停止し、これを時間帯毎(S57)に実行した後、S58の1日が終了したことの判断によって1日の制御が終了する。
電力販売のために2時間前通告運転を行う場合には、予め蓄電装置の充電状況や残量を予測して段階の切換えが行われる。
なお、太陽光発電システム中に、図1で示すように発電機が設置されている場合には、発電機の発電電力は一定として全力運転してもよく、或いは、常時低出力で運転し、目標値決定のための発電量予測が外れた場合の底上げに発電機を使用してもよく、適宜選択される。
また、太陽光発電システム中に負荷が含まれる場合には、目標決定のための発電量予測において負荷予測分を発電量から差し引いておく。オン/オフ制御においては、ユニット出力合計から負荷を差し引いた出力が目標値を超える分についてオフ制御する。
本発明の実施形態を示す太陽光発電システムの構成図 太陽光発電システムのイメージの説明図 本発明の制御装置の構成図 制御演算のタイムチャート 時間帯の目標値決定説明図 時間帯毎の制御フローチャート オン/オフ決定時のフローチャート 他の実施例によるオン/オフ決定時のフローチャート 本発明の他の制御装置の構成図 蓄電装置設置時の一日の制御フローチャート 太陽光発電システムの構成図 需給制御の概略構成図 太陽光発電の出力特性図
符号の説明
1(1a,1b…1n)… 太陽光発電装置ユニット
2… 制御装置
3… 蓄電装置
4… 発電機
5… 負荷
6… 太陽光発電システム変電所
10… 太陽電池
11… パワーコンデショナー
12… 電力計
13… 遮断器

Claims (7)

  1. 複数の太陽光発電装置ユニットを併設して太陽光発電システムを構成し、制御装置を介して太陽光発電システムの需給制御を行うものにおいて、
    前記制御装置に各太陽光発電装置ユニットの合計発電量ピーク曲線に沿って複数の時間帯を設定して各時間帯の出力目標値を決定し、各時間帯中でそれぞれ繰返し各太陽光発電装置ユニットの発電量を予測し、予測値に基づいて発電量の出力合計値が目標値に近くなるよう太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列制御を行うことを特徴とした太陽光発電システムの制御方法。
  2. 前記太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列制御を行うためのオン/オフ決定には、太陽光発電装置ユニット固有のインデックスと、当該インデックスの太陽光発電装置ユニットの出力推定値の降順で予め配列し、出力推定値の大きな順で太陽光発電システムへの接続制御を行い、接続された太陽光発電装置ユニットの合計出力が前記目標値を超えたとき、最後の一つを合計が目標値に近くなるよう選択することを特徴とした請求項1記載の太陽光発電システムの制御方法。
  3. 前記目標値は、天候を参照して少なくとも4つに分類されたことを特徴とした請求項1又は2記載の太陽光発電システムの制御方法。
  4. 前記太陽光発電システムに蓄電装置を設け、この蓄電装置を前記制御装置を介して充電モード制御、放電モード制御および停止制御を行うことを特徴とした請求項1乃至3記載の太陽光発電システムの制御方法。
  5. 複数の太陽光発電装置ユニットを併設して太陽光発電システムを構成し、制御装置を介して太陽光発電システムの需給制御を行うものにおいて
    前記制御装置に、各太陽光発電装置ユニットの合計発電量ピーク曲線に沿って複数の時間帯を設定して各時間帯毎の出力目標値を決定する目標値決定部と、前記時間帯よりも十分に短い時間間隔でタイミング信号を出力する反復制御部と、このタイミング信号に基づいて各太陽光発電装置ユニットの発電量を収集する計測値収集部と、収集した計測値に基づいて各太陽光発電装置ユニットの発電出力を予測する短期予測部と、この発電出力の合計が前記目標値に近づくよう各太陽光発電装置ユニットの太陽光発電システムへの接続・解列決定を行い、制御指示部を介してオン/オフ制御を行うオン/オフ決定部を備えたことを特徴とした太陽光発電システムの制御装置。
  6. 前記計測値の収集からオン/オフ制御信号の出力は、前記時間帯毎に複数回実行されることを特徴とした請求項5記載の太陽光発電システムの制御装置。
  7. 前記太陽光発電システムに蓄電装置を設けると共に、前記制御装置に充放電量決定部を設け、この充放電量決定部で前記目標値及び短期予測信号に基づいて充電電力、放電電力を決定することを特徴とした請求項5又は6記載の太陽光発電システムの制御装置。
JP2007225035A 2007-08-31 2007-08-31 太陽光発電システムの制御方法とその装置 Expired - Fee Related JP4992134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007225035A JP4992134B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 太陽光発電システムの制御方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007225035A JP4992134B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 太陽光発電システムの制御方法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009060704A true JP2009060704A (ja) 2009-03-19
JP4992134B2 JP4992134B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=40555922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007225035A Expired - Fee Related JP4992134B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 太陽光発電システムの制御方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4992134B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061963A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力供給制御システム、電力供給制御方法
JP2011247450A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Aisin Seiki Co Ltd 空気調和装置
JP2012089749A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Toshiba Corp 自然エネルギー発電設備の発電量予測方法
JP2012115003A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Kyocera Corp 制御装置及び制御方法
JP2013073537A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Omron Corp 情報処理装置、発電量算出方法、および、プログラム
JP2013074697A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Toshiba Corp 自然エネルギー発電の総出力の推定方法
KR101338344B1 (ko) 2012-03-16 2014-02-06 연세대학교 산학협력단 태양광 발전 시스템의 배터리 모듈 제어 방법
KR20150029120A (ko) * 2013-09-09 2015-03-18 한국전기연구원 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치,및 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치를 이용한 최적운영계획 모형 생성방법
WO2015051155A1 (en) * 2013-10-02 2015-04-09 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for controlling power based on predicted weather events
KR101566296B1 (ko) 2014-11-28 2015-11-06 (주) 엔텍코아 전력계통에서의 주파수 제어 시스템
KR101704252B1 (ko) * 2015-09-03 2017-02-07 한국전력공사 독립형 마이크로그리드 운영 장치 및 방법
US10483761B2 (en) 2013-07-12 2019-11-19 Panasonic Corporation Power management device, power management system, server, power management method, and program
CN110671271A (zh) * 2018-07-02 2020-01-10 赫普科技发展(北京)有限公司 一种互补耦合发电系统及方法
JP2020043757A (ja) * 2016-05-12 2020-03-19 株式会社日立製作所 電力供給システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290984A (ja) * 1985-06-28 1987-04-25 Shikoku Electric Power Co Inc 太陽光発電制御装置
JPS63107421A (ja) * 1986-10-24 1988-05-12 株式会社東芝 系統安定化装置
JP2001005543A (ja) * 1999-06-17 2001-01-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 直流電力出力装置および太陽光発電システム
JP2002044869A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力変換装置
JP2004343937A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Kubota Corp 電力供給システムの設計支援システム
JP2006033908A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 太陽光発電システムの発電量予測方法、装置、およびプログラム
JP2008182017A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Meidensha Corp 太陽光発電システムの制御方法と太陽光発電システムの発電量予測装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290984A (ja) * 1985-06-28 1987-04-25 Shikoku Electric Power Co Inc 太陽光発電制御装置
JPS63107421A (ja) * 1986-10-24 1988-05-12 株式会社東芝 系統安定化装置
JP2001005543A (ja) * 1999-06-17 2001-01-12 Kansai Electric Power Co Inc:The 直流電力出力装置および太陽光発電システム
JP2002044869A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力変換装置
JP2004343937A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Kubota Corp 電力供給システムの設計支援システム
JP2006033908A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 太陽光発電システムの発電量予測方法、装置、およびプログラム
JP2008182017A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Meidensha Corp 太陽光発電システムの制御方法と太陽光発電システムの発電量予測装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061963A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力供給制御システム、電力供給制御方法
JP2011247450A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Aisin Seiki Co Ltd 空気調和装置
JP2012089749A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Toshiba Corp 自然エネルギー発電設備の発電量予測方法
JP2012115003A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Kyocera Corp 制御装置及び制御方法
JP2013074697A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Toshiba Corp 自然エネルギー発電の総出力の推定方法
JP2013073537A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Omron Corp 情報処理装置、発電量算出方法、および、プログラム
KR101338344B1 (ko) 2012-03-16 2014-02-06 연세대학교 산학협력단 태양광 발전 시스템의 배터리 모듈 제어 방법
US10483761B2 (en) 2013-07-12 2019-11-19 Panasonic Corporation Power management device, power management system, server, power management method, and program
KR101636411B1 (ko) * 2013-09-09 2016-07-06 한국전기연구원 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치,및 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치를 이용한 최적운영계획 모형 생성방법
KR20150029120A (ko) * 2013-09-09 2015-03-18 한국전기연구원 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치,및 가상발전소(vpp)의 최적운영계획 모형 생성장치를 이용한 최적운영계획 모형 생성방법
WO2015051155A1 (en) * 2013-10-02 2015-04-09 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for controlling power based on predicted weather events
US11709461B2 (en) 2013-10-02 2023-07-25 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for controlling power based on predicted weather events
US11726435B2 (en) 2013-10-02 2023-08-15 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for controlling power based on predicted weather events
KR101566296B1 (ko) 2014-11-28 2015-11-06 (주) 엔텍코아 전력계통에서의 주파수 제어 시스템
KR101704252B1 (ko) * 2015-09-03 2017-02-07 한국전력공사 독립형 마이크로그리드 운영 장치 및 방법
JP2020043757A (ja) * 2016-05-12 2020-03-19 株式会社日立製作所 電力供給システム
CN110671271A (zh) * 2018-07-02 2020-01-10 赫普科技发展(北京)有限公司 一种互补耦合发电系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4992134B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992134B2 (ja) 太陽光発電システムの制御方法とその装置
JP5194458B2 (ja) 太陽光発電システムの制御方法と太陽光発電システムの発電量予測装置
Zhang et al. A hybrid harmony search algorithm with differential evolution for day-ahead scheduling problem of a microgrid with consideration of power flow constraints
Tan et al. A review of technical challenges in planning and operation of remote area power supply systems
KR101490611B1 (ko) 풍력 발전 시스템, 풍력 발전 제어 장치 및 풍력 발전 제어 방법
JP6163558B2 (ja) 太陽光発電システム
Bußar et al. Large-scale integration of renewable energies and impact on storage demand in a European renewable power system of 2050
JP5507582B2 (ja) 電力供給方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体および発電システム
WO2011135891A1 (ja) 電力制御システム及び方法
US20120306202A1 (en) Wind Power Generation System and Method for Additional Installation of Wind Power Generator Therein
WO2011118766A1 (ja) 電力供給システム、集中管理装置、系統安定化システム、集中管理装置の制御方法および集中管理装置の制御プログラム
Katsanevakis et al. A novel voltage stability and quality index demonstrated on a low voltage distribution network with multifunctional energy storage systems
Eltamaly et al. Novel fuzzy-swarm optimization for sizing of hybrid energy systems applying smart grid concepts
EP3788695A1 (en) Integrated hybrid power plants for off-grid systems
Babaiahgari et al. Coordinated control and dynamic optimization in DC microgrid systems
CN103248065B (zh) 一种风电场中电池储能系统的充放电控制方法
Xiao et al. Flat tie-line power scheduling control of grid-connected hybrid microgrids
Wang et al. An improved min-max power dispatching method for integration of variable renewable energy
Petrichenko et al. Cost-benefit analysis of Li-Ion batteries in a distribution network
Raducu et al. Design and implementation of a hybrid power plant controller
KR102240556B1 (ko) 이종 신재생 에너지원이 결합된 발전원 운영 방법 및 장치
Sardi et al. A comprehensive community energy storage planning strategy based on a cost-benefit analysis
WO2019193837A1 (ja) 発電システムおよびその制御方法
Dragičevič et al. Modelling different scenarios of virtual power plant operating possibilities
JP2017093051A (ja) 再生可能エネルギー発電システム、再生可能エネルギー発電システムの制御装置、及び再生可能エネルギー発電システムの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120418

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees