JP2009060651A - 接続の追加または削除により生じる干渉変動の推定 - Google Patents

接続の追加または削除により生じる干渉変動の推定 Download PDF

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Abstract

【課題】干渉の動的な計算により、雑音増加/減少ルックアップテーブルを使用することは、複雑で誤差を生じやすい作業である。雑音増加/減少テーブルを回避できれば、推定が大幅に簡単に実装できるようになるので有利である。
【解決手段】基地局と無線送信/受信装置との間の接続イベントが許可または拒否されるべきかを判別する方法であって、候補タイムスロットの干渉レベルIoを測定するステップと、基地局とWTRUとの間のパスロスLを測定するステップと、基地局の合計送信電力Poを測定するステップと、熱雑音レベルθを決定するステップと、フェージング平均信号対干渉比を決定するステップと、比率Rを計算するステップであって、比率Rが特定のしきい値を上回る場合は接続イベントが許可され、呼出しがしきい値を下回る場合は接続イベントが拒否されるステップとを備えることを特徴とする方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に無線通信システムに関する。具体的には、本発明は、無線通信システムにおける接続の追加または削除に起因する干渉変動を推定するための計算を採用することに関する。本発明は、スロット形通信システムの特定の利点を備えているが、これに限定されることはない。
電力制御無線通信システムの無線リソースマネージャ(RRM)においては、システムへの接続(connectin)の追加によって生じる干渉の増加を正確に予測できるという利点がある。「接続」という語は、無線送信/受信装置(WTRU)と基地局間の関連付けを示し、これによりWTRUは情報が基地局(アップリンク接続)に受信されるように送信するか、または基地局は情報がWTRU(ダウンリンク接続)に受信されるように送信する。WTRUは、通信リンクから基地局、あるいはさらにネットワークと接続または切断することができる。WTRUと基地局間の接続の追加または削除は、「接続イベント」である。WTRUは、一度に1つまたは複数の接続を持つことができる。
干渉の増加を予測できる能力は、接続を許可すべきかどうか、およびどのリソースをそこに割り当てるべきかに関して、システムがより正確な決定を行えるようにする。これは通常、コールアドミッション制御と呼ばれるか、あるいはユーザの物理チャネルが割り当てられるタイムスロットを選択する場合には、高速動的リソース割り当てと呼ばれる。さらに、一部のアルゴリズムにとって重要であるのは、接続の離脱、またはタイムスロットからのユーザの物理チャネルの割り当て解除に続いて生じる干渉の減少の予測である。
電力制御を採用する無線システムにおいて、各接続の送信電力は、ブロックエラーレート(BLER)または信号対干渉比(SIR)などのサービス品質の基準が満たされるような方法によって動的に調整される。電力制御の使用は一般に、システムの容量を増加させるが、これは各接続の送信電力、ひいてはこれが他のユーザにもたらす干渉を最小化するためである。
システムへの接続の追加に続いて生じる干渉を前もって推定することの妥当性を説明するため、以下のシナリオを考察してみる。WTRU Aのような所定のWTRUが、システムに対して新しいダウンリンク接続を要求する。システムがこの新しい接続を許可した後、WTRU Aにサービスを提供する基地局は、送信を開始して、一定量の追加的な電力を必要とする。この追加的に送信された電力により、すでにシステムに接続されて同じまたは別の基地局のサービスを受けていたWTRU BおよびWTRU Cなど他のWTRUに追加的な干渉が生じる。この追加の干渉の結果、WTRU BおよびWTRU Cにサービスを提供していた基地局は、WTRU BおよびWTRU Cへのダウンリンク接続がそのSIRを必要な値に維持するように、その送信電力を増加させる必要がある。これは同様に、WTRU Aにサービスを提供する基地局により結果的に生じる送信電力の増加を伴い、WTRU Aへの追加の干渉をもたらす。
このサイクルは、以下の2つの可能性の1つが発生するまで継続する。1)送信電力および干渉レベルが収束し、サービスを受けるすべてのWTRUの最小SIRが達成できるような値に安定する。または2)送信電力および干渉レベルが、基地局の最大送信電力に到達するまで絶えず増加し、サービスを受けるWTRUの最低SIRをもはや達成することはできない。この後者の可能性はもちろん望ましくないものであり、システムが、新しい接続の許可に先立って生じる干渉の増加を推定できる能力を備えていた場合には、回避できるはずである。説明されているシナリオはダウンリンク(すなわち基地局対WTRU接続)に適用するが、同様のシナリオはアップリンク(すなわちWTRU対基地局接続)の場合にも存在する。
符号分割多元接続(CDMA)を使用する周波数分割二重通信(FDD)システムの1つの推定技法では、アップリンク干渉における増加を推定する。この技法は、所定のセルに接続されたユーザがそのセルに接続された他のユーザから大きな干渉(つまりセル内干渉)を受けるFDD/CDMAシステムに適用する。この技法は、ユーザの予想される所要SIRに基づいて候補ユーザの「負荷率」を最初に推定することを基にして、この負荷率を候補サービス提供側セルの負荷率と共に使用して、干渉増加を推定する。
負荷率を推定する技法は、他のセルから生じる干渉(つまりセル間干渉)と比較して、セル内干渉がごくわずかであるシステムにはうまく適用しない。1つの例としては、UTRA標準のTDDモード(1.28Mcpsまたは3.84Mcps)の1つに基づくシステムがあげられる。そのようなシステムにおいて、基地局およびWTRUは、同じセルに接続されているユーザから生じる干渉を大幅に減少できる能力を備えるマルチユーザ検出器を装備している。
セル内干渉の除去は、FDD/CDMAシステムにおいて理論的には可能であるが、その複雑さのために現在のシステムでは一般に実装されない。セル内干渉がごくわずかであるシステムにおいて、可能な技法は、ユーザおよび/またはその接続されているセルによって報告される測定値を含む複数の入力パラメータに基づいて、干渉の上昇または減少の推定を行うことである。そのような手法は、「測定ベース」に分類されている。
干渉の増加を推定するのに現在好まれている具体的な手法は、ルックアップテーブルの使用である。これは、以下の入力要素を使用することで構成されている。1)ユーザが十分なサービス品質を維持するための接続の予想所要SIR、2)サービス提供側またはサービス提供の可能性のある基地局へのパスロス、および3)熱雑音を含むセル間干渉のレベル(タイムスロット形の場合は関与するタイムスロット内)。関与するタイムスロットは、接続追加の場合は、接続が潜在的にサポートされる候補タイムスロットである。接続削除の場合は、関与するタイムスロットは、現在接続をサポートしているタイムスロットである。
この情報は、ルックアップテーブルと共に使用される。2つのテーブルのセットがあり、1つのセットは接続追加(「雑音増加テーブル」)用、1つのセットは接続削除(「雑音減少テーブル」)用である。雑音増加/減少ルックアップテーブルは、無線ネットワークコントローラ(RNC)にあらかじめ格納されている。ルックアップテーブルは、システムが稼働している特定の配置シナリオに対してあらかじめ計算されている。配置シナリオは、セル半径、伝搬環境、基地局アンテナプロパティなどに関して定義される。ルックアップテーブルは、3つの上記の入力要素を取り込み、推定される干渉の増加または減少の単一の値(dB単位)を返す。ただし、特定の配置シナリオに対するルックアップテーブルの生成は、シミュレーションまたは測定値収集、さらに高度な統計分析を伴うかなりの作業である。
しかしながら、干渉増加を推定する従来技術の方式には、特定の欠点がある。これは、予想される所要SIRに基づいて候補ユーザの負荷率が推定される、CDMA/FDDシステムに関しては重大である。そのような推定におけるユーザのセル内干渉は、無視できる程度ではない。CDMA/FDDシステムにおける負荷率の推定に使用される方法および定式は、TDDシステムに効果的に適用することはできない。
マルチユーザ検出の存在によりセル内干渉が無視できないCDMA/TDDシステムに適用される場合のように、ルックアップテーブルの使用は、概念的には単純であるが、実装するのは困難である。第1に、あらゆる可能な配置シナリオに適したテーブルを取得することは極めて困難である。システムレベルのシミュレーション結果の統計的分析からテーブルが取得される場合は、可能な配置(たとえば、インドア、マイクロセルラー、アーバンマクロなど)ごとに別個の分析を実行する必要がある。このような場合、その結果は、パスロス伝搬モデル、さまざまな装置の雑音指数、およびシステム内のセルの数など、いくつかの要因に依存している。所定のテーブルが、すべての展開の状況において許容可能な性能で正確な予測を与える可能性は低い。さらに、システムが、シミュレートされた環境と同じ一般的なタイプの環境に配置された場合であっても、シミュレートされた配置と実際の配置との間の相異は、予測を偏らせるに足りる可能性もある。
第2に、実際的な観点から、3次元入力でテーブルを構築し、その後シミュレーションツールでテーブルを実装するプロセスは、複雑で誤差を生じやすい作業である。
したがって、電力制御無線システムにおいて、接続の追加または削除の影響を効率的かつ正確に推定するシステムおよび方法を備えることが望ましい。
本発明の1つの実施形態により、接続の確立後にユーザによって感知される干渉の増加または減少の推定は、接続の確立に先立って行われる。干渉の増加または減少は、さまざまな配置シナリオに容易に適合できる単純な分析プロセスを使用して推定される。同じセルによるサービスを受けるユーザは互いにごくわずかな干渉を被り、システムは電力制御を採用すると仮定する。
本発明の1つの実施形態により、無線ネットワークコントローラ(RNC)は、接続の確立に先立ち、他の変数の中でも特に配置シナリオを特徴づける特定のパラメータを利用して、接続後にユーザによって感知される干渉の増加を計算する。
以上説明したように、本発明により、電力制御無線システムにおいて、接続の追加または削除の影響を効率的かつ正確に推定するシステムおよび方法が提供される。また、本発明によれば、干渉の動的な計算により、雑音増加/減少ルックアップテーブルを使用することなく干渉の変化を推定できるようになる。雑音増加/減少テーブルの回避は、推定が大幅に簡単に実装できるようになるので有利である。
本発明は、全体を通じて同じ番号が同の要素を示している図を参照して説明される。
前置きとして、これ以降使用されている「無線送受信装置」(WTRU)という用語は、ユーザ装置、移動局、固定または移動加入者装置、ページャ、またはあらゆる種類の無線環境において動作可能な任意の他の種類のクライアント装置を含んでいるが、これらに限定されることはない。無線環境の典型的なタイプには、無線ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)および公衆LANモバイルネットワークが含まれるが、これらに限定されることはない。本明細書において説明されているWTRUは、それぞれTDDおよびFDDのようなタイムスロット形モードおよび周波数分割モードにおいて動作可能であることが好ましい。本明細書に参照される場合、「基地局」という用語は、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント、または無線環境における他の種類のインターフェース装置を含んでいるが、これらに限定されることはない。
本発明は、以下の入力要素に基づく干渉の増加または減少の推定を可能にする。
a)熱雑音のレベル(θ)。これは、受信機入力において観測され、アップリンク(UL)の基地局またはダウンリンク(DL)のWTRUのいずれであるかにはかかわりない。このレベルは通常、数式θ=k*T*B*Fを使用して計算される。ここで、kはボルツマン定数、Tはケルビンの温度、Bは受信機の帯域幅、Fはその雑音指数である。
b)フェージング平均パスロス(L)。これは、WTRUとそのサービス提供基地局または候補サービス提供基地局との間の、すべてのアンテナ利得を含んでいる。「平均化されたフェージング」とは、パスロスが、高速フェージングによる一時的な変動を除去するのに十分長い期間にわたって測定されて平均されることを意味している。接続削除の場合、この入力要素は、送信電力(Pc)(これ以降詳細に説明する)が使用可能である場合には必要ないことがある。
c)接続によって使用されるタイムスロットまたは候補タイムスロットの熱雑音を含むフェージング平均干渉レベル(I)。UTRA TDDシステムの場合、これは干渉信号コード電力(ISCP)である。
d)接続の許容可能な品質を維持するために必要な受信機アンテナコネクタにおけるフェージング平均信号対干渉比(SIR)。接続削除の場合、この入力要素は、送信電力(Pc)が使用可能である場合には必要ないことがある。
e)システム配置シナリオに応じたオプションのパラメータ(G)。配置シナリオは、基地局の配置、基地局が配置される環境のタイプ、基地局で使用されるアンテナのパターンなどに関して定義される。パラメータGはシステムのすべてのWTRUに対して同一である。
f)サービス供給セルまたは候補サービス供給セルおよび接続によって使用されるタイムスロットまたは候補タイムスロットにおける他の既存の接続の送信電力の合計(P)。この要素は必須ではない。ただし、この要素が使用されない場合、干渉の増加または減少の推定は、わずかに正確さが劣る。
g)接続削除の場合、削除の影響を受ける接続の送信電力(Pc)は、システムにより認識され場合がある。この場合には、この要素は、フェージング平均パスロス(L)およびフェージング平均SIRの代わりにオプションで使用することができる。同様に、接続追加の場合、同一の特性(たとえば、データ転送速度および所要ブロックエラーレート)を備える別の接続がWTRUと基地局の間にすでに存在するのであれば、この接続の送信電力(Pc)はフェージング平均パスロス(L)およびフェージング平均SIRの代わりに使用することができる。
詳細は、対象となるさまざまな例示のシナリオで上記の要素をいかにして取得できるかに関し、詳細を以下に説明してゆく。要素(a)から(e)およびオプションで(f)が取得されると、熱雑音を含む予測される干渉(Ipred)と熱雑音を含む現在の干渉(I)の間の比率(R)(つまりR=Ipred/I)が、接続追加の場合には、数式(1)に従って計算される。
Figure 2009060651
ここで、オプションの要素(f)が使用されない場合、qはゼロ(0)に設定される。すべての値は、線形ユニットである。オプションの要素(f)が使用される場合、qは比率(P/I)に設定される。Rの負の値は、候補タイムスロットのWTRU(ULの場合)または基地局(DLの場合)の送信電力レベルがその最大値に到達するまで干渉は増加し、しかも所要SIRは決して達成されないことを示している。この状況においては、システムは候補タイムスロットにおいて不安定になるが、これは望ましくない状況である。
接続削除の場合、比率(R)は以下の数式に従って計算される。
Figure 2009060651
ここで、qは接続追加の場合と同様に設定される。接続の削除の結果生じる干渉の減少を推定することは、さまざまな無線リソース管理のシナリオにおいて有用となりうる。たとえば、システムは、1つのタイムスロットから別のタイムスロットへ一部の接続を再割り当てすることにより、システムの無線リソース使用率を最適化することもできる。この作業は、接続の離脱後のタイムスロットの干渉の減少を前もって推定できる場合、さらに正確になる。
接続削除の場合、削除の影響を受ける接続の送信電力(Pc)は(要素g)、システムに認識される場合がある。Pcが使用可能である場合、SIRおよび(L)を単独で取得する代わりに、(必要に応じて)以下の関係を使用することができる。
Figure 2009060651
数式3は、積SIR Lは数式(2)において比率
Figure 2009060651
で置き換えられることを意味している。つまり、以下のようになる。
Figure 2009060651
接続追加の場合、同一の特性を備える別の接続がWTRUと基地局の間に存在するのであれば、この候補所要SIRは既存の接続のSIRと同じである。したがって、前の段落の場合と同様の推論をたどって、数式(1)の代わりに以下の数式を使用することができる。
Figure 2009060651
ここで、Pcは既存の接続の送信電力である。
UTRAシステムアーキテクチャにおいては、干渉の増加または減少の推定は通常RNC内で行われるが、これは、RNCが無線リソースの割り当てが行われるノードであるからである。しかし、本発明および数式1から数式5は、接続が電力制御され、セル内干渉がごくわずかな他の任意の無線システムにも適用することができ、本発明の利用は特定のネットワークアーキテクチャに制約されないことに留意されたい。しかしながら、以下の段落において、前述の式を実装する方法の例についてUTRA TDDシステムのフレームワークの中で説明をしてゆく。
次の2つのシナリオについて検討をする。すなわち、1)ダウンリンク接続の追加(削除)によるWTRUの干渉の増加(減少)の推定、および2)アップリンク接続の追加(削除)による基地局の干渉の増加(減少)の推定である。以下の説明においては、WTRUは特定の測定値をレポートすることが示されている場合、これはWTRUがULチャネルを通じて測定レポートを送信することを意味する。基地局はWTRUのServing RNC(SRNC)にレポートを転送し、次にWTRUはサービスをWTRUに提供する基地局のControlling RNC(CRNC)にレポートを転送する。CRNCは、干渉の増加または減少の推定が行われるノードである。簡潔にするため、このプロセスについては以下の段落で再度説明されることはなく、RNCという用語が通常使用される。
UTRA TDDの状況においては、タイムスロットの接続の追加は、このタイムスロットの物理チャネル(またはそのグループ)の割り当てに対応する。逆に、接続の削除は、物理チャネルの割り当て解除に対応する。
最初のシナリオにおいて、DL接続の追加または削除による干渉の増加または減少を推定することが望ましい。式への入力要素(θ、L、I、SIR、G、PおよびP)は、以下の方法によって取得される。
WTRUの熱雑音レベル(θ)の値を取得する最も簡単な方法は、WTRUの通常の無線性能に基づいて値を推測することである。この値は、オペレータによって提供される。代替の手法は、熱雑音のレベルのデータベースを構築することを含む。データは、他のTDDユーザから生じる大きな干渉がないことが認識される場合、WTRUがそのISCPをレポートする際に取得される。
フェージング平均パスロス(L)は、既知の一定の電力で送信するビーコンチャネル(プライマリ共通制御物理チャネル−PCCPCHなど)から受信信号コード電力(RSCP)をWTRUに測定およびレポートさせることによって取得される。代替として、WTRUがシステムに別の接続を持っている場合、これは基地局がこのWTRUから受信した電力をレポートする間にその送信電力をレポートすることができ、パスロス(L)は送信および受信された電力間の差として推定される。
候補タイムスロットにおけるフェージング平均干渉レベル(I)は、WTRUに測定させ、候補タイムスロットにおいて測定されたISCPをレポートさせることによって取得される。
接続のフェージング平均SIRは、接続のデータ転送速度、所要ブロックエラーレート(BLER)およびチャネル条件など、いくつかの要因に依存している。この要素を取得するために、いくつかの可能な選択肢がある。
第1の選択肢においては、RNCは、所定のデータ転送速度およびBLERに対応する概算の所要平均SIRを表すあらかじめ定義されたテーブルを使用する。このテーブルは、RNCによって記録されたSIRの以前のレポートに基づくか、またはシミュレーション結果に基づくオペレータからの直接入力から構築されることが好ましい。第2の選択肢においては、接続削除の場合(または、対象のWTRUが基地局と同じ特性を持つ接続を持っているのであれば、接続追加の場合)、WTRUは既存の接続のSIRをレポートする。
システム配置のシナリオに依存するパラメータ(G)は、オペレータによって決定されたRNCに記憶された固定値であることが好ましい。この値は、おおよそ、基地局と隣接セルにおいて稼働しているWTRUとの間の標準的なリンク利得(パスロスの逆数)に設定される。Gの値を増加させることにより、干渉増加推定の値は高くなる(Rのより高い値)。逆に、Gの値を減少させることにより、干渉増加推定の値は低くなる。
最初の配置シナリオにおいて、最も正確な干渉増加推定をもたらすGの値を迅速に決定することが困難であると判明する場合もある。推定プロセスを精密化するために、システムは、WTRUが接続される前と後にWTRUによってレポートされる干渉値の統計を収集し、干渉の推定の増加と実際の増加との間で観測される偏りに従って、Gの値を調整することができる。
たとえば、干渉増加推定値が実際の干渉の増加を常に下回ると見られる場合、システムはGの値を上げることができ、逆に、推定値が実際の増加を常に上回る場合には、Gの値を下げることができる。
オプションである、サービス供給セルにおける他の既存の接続の送信電力の合計(P)は、DL接続の場合には、これが接続の追加の前の基地局送信電力に対応するので、容易に取得される。この値は、基地局によってRNCにレポートされることが好ましい。
削除の影響を受ける(または、接続追加の場合は同じ特性を備える接続が追加される)接続の送信電力(Pc)は、WTRUにサービスを提供する基地局によってレポートされる。
これ以降、手順は個別のステップが構成されるとおりに特定の順序で説明されることに留意されたい。しかし、必然的に前のステップの出現に依存するステップもあれば、そのような連続を必要としないステップもあることを、当業者であれば理解するであろう。さらに、ステップは、手順の結果に影響を及ぼすことなく、結合、分割、または再配列することもできる。したがって、本発明は、本明細書に示されているステップの特定の順序に限定されるべきではない。
図1は、パスロスLおよびSIR(要素(b)および(d))が使用され、送信電力Pc(要素(g))が使用されない場合のDLにおける干渉の増加または減少を推定する手順20を示している。図2は、パスロスLおよびSIR(要素(b)および(d))が使用されず、送信電力Pc(要素(g))が使用される場合のDLにおける干渉の増加または減少を推定する手順60を示している。説明されている手順20および60において、サービス提供セルの既存の接続の送信電力のオプションの合計(P)が使用されることが仮定されている。この要素を使用せず、Rの計算に先立って単にq=0と設定することも可能である。
図1を参照すると、手順20はWTRU21、サービス提供基地局22およびRNC23によって実装される。WTRU21は、候補タイムスロットにおける干渉Iを測定し(ステップ44)、WTRU21は、サービス提供基地局22へのパスロスLを測定する(ステップ45)。サービス提供基地局22は、その合計送信電力Pを測定する(ステップ49)。RNC23は、オペレータに提供された値からその熱雑音レベルθを設定し(ステップ52)、RNC23は、データ転送速度および所要BLERに基づくルックアップテーブルを基にフェージング平均SIRを設定する(ステップ53)。
RNC23は、オペレータに提供された値からパラメータGcを設定する(ステップ54)。WTRU21は、干渉IおよびパスロスLをレポートし(ステップ55)、基地局22は、合計送信電力Pをレポートする(ステップ56)。RNC23はqをP/Iに設定する(ステップ57)。次にRNC23は、適切な数式を使用してRを計算する(WTRU21の追加の場合は数式1、あるいはWTRU21の削除の場合は数式2(ステップ58))。
図2を参照すると、送信電力Pc(要素(g))が使用される場合の手順60は、WTRU21、サービス提供基地局22およびRNC23によって実装される。WTRU21は、候補タイムスロットにおける干渉Iを測定する(ステップ64)。基地局22は、その合計送信電力Pを測定する(ステップ69)。基地局22は、既存の接続の送信電力Pを測定する(ステップ70)。RNC23は、オペレータに提供された値からその熱雑音レベルθを設定し(ステップ72)、RNC23は、オペレータに提供された値からパラメータGcを設定する(ステップ74)。WTRU21は、干渉Iをレポートするが(ステップ75)パスロスLをレポートせず(利用できない)、基地局22は、合計送信電力Pおよび既存の接続の送信電力をレポートする(ステップ76)。次にRNC23は、qをP/Iに設定し(ステップ77)、適切な数式を使用してRを計算する(WTRU21の追加の場合は数式5、あるいはWTRU21の削除の場合は数式4(ステップ78))。
第2のシナリオにおいては、UL接続の追加または削除による干渉の増加または減少を推定することが望ましい。式への入力要素(θ、L、I、SIR、G、PおよびP)は、DL接続の場合と一般に類似した方法で取得されるが、以下の相違点がある。
第1は、熱雑音レベル(θ)が、WTRUではなく基地局の値である。
第2は、フェージング平均干渉レベル(I)およびフェージング平均SIRは、WTRUではなく基地局において測定される。基地局は、これらの値をRNCにレポートすることができる。SIRのあらかじめ定義されたテーブルを使用する手法を、アップリンクにも使用することができる。
第3に、サービス供給セルにおける他の既存の接続のオプションの送信電力(P)は、WTRUの送信電力の合計に対応する。この情報は、サービス提供RNC(SRNC)がWTRU送信電力の測定値を定期的に転送するのであれば、制御RNC(CRNC)において使用可能である。測定値が使用できないか、または推定よりもずっと前にレポートされたために信頼できない場合、このオプション要素を使用せずに式でq=0を設定することが好ましい。
削除の影響を受ける(または、接続追加の場合は同じ特性を備える接続が追加される)接続の送信電力(Pc)は、WTRUによってレポートすることができる。
図3は、パスロスLおよびSIR(要素(b)および(d))が使用され、送信電力Pc(要素(g))が使用されない場合の、ULにおける干渉の増加または減少を推定する手順80を示している。図4は、パスロスLおよびSIR(要素(b)および(d))が使用されず、送信電力Pc(要素(g))が使用される場合の、ULにおける干渉の増加または減少を推定する手順100を示している。
手順80および100において、サービス提供セルの既存の接続の送信電力のオプションの合計(P)は使用されず、qはゼロに設定される。これは、最も現実的な状況であると考えられる。基地局に接続されているすべてのWTRUがその送信電力をレポートすることも可能であり、その場合には、RNCはPをこれらの送信電力の合計に設定し、Rの計算に先立ってq=P/Iに設定することもできる。
図3を参照すると、パスロスLおよびSIR(要素(b)および要素(d))が使用され、送信電力Pc(要素(g))が使用されない場合の手順80は、WTRU21、サービス提供基地局22およびRNC23によって実装される。WTRUは、基地局22へのパスロスLを測定する(ステップ85)。サービス提供基地局22は、候補タイムスロットにおける干渉Iを測定する(ステップ88)。RNC23は、オペレータに提供された値からその熱雑音レベルθを設定し(ステップ92)、RNC23は、データ転送速度および所要BLERに基づくルックアップテーブルを基にフェージング平均SIRを設定する(ステップ93)。RNC23は、オペレータに提供された値からパラメータGcを設定する(ステップ94)。RNC23は、パラメータqをゼロに設定する(ステップ95)。WTRU21はパスロスLをレポートし(ステップ96)、基地局22は干渉Iをレポートする(ステップ97)。次にRNC23は、WTRU21の追加または削除のための適切な数式(それぞれ数式1および数式2)を使用してRを計算する(ステップ98)。この手順80において、RNC23はqをP/Iに設定しない。
図4を参照すると、パスロスLおよびSIR(要素(b)および要素(d))が使用されず、送信電力Pc(要素(g))が使用される場合の手順100は、WTRU21、サービス提供基地局22およびRNC23によって実装される。WTRUは、既存の接続の送信電力Pcを測定する(ステップ106)。基地局22は、候補タイムスロットにおける干渉Iを測定する(ステップ108)。RNC23は、オペレータに提供された値からその熱雑音レベルθを設定し(ステップ112)、RNC23は、オペレータに提供された値からパラメータGcを設定する(ステップ114)。RNC23は、パラメータqをゼロに設定する(ステップ115)。WTRU21は送信電力Pcをレポートし(ステップ116)、基地局22は干渉Iをレポートする(ステップ117)。次にRNC23は、WTRU21の追加または削除のための適切な数式(それぞれ数式5および数式4)を使用してRを計算する(ステップ118)。この手順において、RNC23はqをP/Iに設定しない。
図5は、本発明によるRNCにおける予測干渉を計算する手順140のフロー図を示している。手順140は、数式(1)または数式(2)のいずれかを使用することが好ましい。
手順140の開始において、熱雑音レベル(θ)、パスロス(L)、干渉レベル(I)、信号対干渉比(SIR)、配置パラメータGおよびパラメータ(q)が取得される(ステップ141)。s=(I/θ)−1(ステップ142)、t=L×SIR(ステップ143)およびu=q+1/Gc(ステップ145)に対して、別個に計算が行われる。
s=(I/θ)−1の計算は、s<0であるかどうかを判定するために使用される(ステップ146)。変数(s)を計算する場合、取得された値が正であることを確認することが好ましい。WTRUまたは基地局によってレポートされる干渉レベル(I)は熱雑音(θ)を含んでいるので、干渉レベル(I)は熱雑音(θ)よりも常に大きいはずである。ただし、現実では、WTRUまたは基地局で認められる実際の干渉レベルIが熱雑音(θ)に非常に近い場合、WTRUまたは基地局による測定エラーが原因か、またはオペレータがWTRUまたは基地局の熱雑音(θ)に高過ぎる値を仮定したときに生じるRNCによる熱雑音(θ)の過大評価が原因で、干渉レベル(I)に対して報告される値が熱雑音(θ)よりも小さくなる可能性がある。この状況が発生した場合、変数(s)は負となるので、論理的矛盾を避けるために、干渉レベル(I)が熱雑音(θ)と等しいかのようにゼロ(0)にリセットする必要がある。したがって、s<0である場合、sは0と等しいと仮定され、sは0に設定される(ステップ147)。変数s、tおよびuは、v=s×t/uを計算するために使用される(ステップ148)。
変数vを計算した後、接続が追加または削除のいずれであるかについて判別が行われる(ステップ151)。接続の追加または削除のいずれのシナリオにあるかに応じて、Rには(それぞれ数式1または数式2に対応する)2つの計算が考えられる。追加の場合、計算はR=1/(1−v)で行われ(ステップ152)、判別(ステップ153)はR<0であるかどうかについて行われる。このことが発生する場合、接続の追加に続いて、干渉レベルが所定の最大値を超えて(基地局またはWTRUの)送信電力レベルまで増大することが予測され、接続は拒否されるべきであることを意味している(ステップ154)。したがって推定は終了する(ステップ156)。
Rがゼロと等しいかまたはそれよりも大きい場合、接続の追加または削除後の予測される干渉レベルは、Rと現在の干渉レベル(I)を掛け合わせることで取得され(ステップ158)、推定は終了する(ステップ156)。
ステップ151において判別されて接続が削除である場合、計算はR=1/(1+v)によって行われる(ステップ157)。Ipred=R×Iの予測干渉の計算が行われ(ステップ158)、推定は終了する(ステップ156)。
図6は、パスロス(L)およびSIRが使用できないが、既存の接続の送信電力Pcが使用可能である手順160のフロー図である。図5の場合と同様に、これは数式(4)または数式(5)を使用する、本発明の数多くある可能な実行の1つである。手順160の開始において、熱雑音レベル(θ)、干渉レベル(I)、既存の接続の送信電力Pc、配置パラメータGおよびパラメータ(q)が取得される(ステップ161)。
次に、s=(I/θ)−1(ステップ162)、t=Pc/I(ステップ164)およびu=q+1/Gc(ステップ165)に対して、別個に計算が行われる。s=(I/θ)−1の計算は、s<0であるかどうかを判定するために使用される(ステップ166)。s<0である場合、sは0と等しいと仮定され、s=0に設定される(ステップ167)。変数s、tおよびuは、v=s×t/uを計算するために使用される(ステップ168)。ただし、この手順160において、tの値はステップ164のt=Pc/Iによって決定される。
ステップ168並びにステップ171から178は、図5のステップ148並びにステップ151から158に対応する。変数vを計算した後、接続が追加または削除のいずれであるかについて判別が行われる(ステップ171)。追加の場合、計算はR=1/(1−v)によって行われ(ステップ172)、判別(ステップ173)はR<0であるかどうかについて行われる。R<0の場合、干渉が所定の最大値を超えるので接続は拒否すべきであるという予測が行われ(ステップ174)、推定は終了する(ステップ176)。R≧0の場合、Ipred=R×Iの予測干渉の計算が行われ(ステップ178)、推定は終了する(ステップ176)。
ステップ171において判別されて接続が削除である場合、計算はR=1/(1+v)によって行われる(ステップ177)。Ipred=R×Iの予測干渉の計算が行われ(ステップ178)、推定は終了する(ステップ176)。
この手順160は、DLおよびULについてそれぞれ図2および図4を参照して説明されている手順60および手順100の場合の入力要素LおよびSIRの代わりに、Pcの入力要素を使用する場合に使用される。図に示すように図6の手順160は、第2のステップにおいて中間変数(t)がt=P/Iとして異なる方法で計算される点を除いては、図5の手順140と非常に似ている。
本発明によれば、干渉の動的な計算により、雑音増加/減少ルックアップテーブルを使用することなく干渉の変化を推定できるようになる。雑音増加/減少テーブルの回避は、推定が大幅に簡単に実装できるようになるので有利である。本発明に従って、干渉変動の推定は、現在の干渉状態と、パスロス(L)および接続の品質を維持するために必要なSIRの観点から、追加/削除をすべき接続の特性の関数として行われる。配置が変更されるごとに(たとえば、セル半径が変更されるごとに)再計算をして、システムに新しいテーブルをダウンロードしなければならないのではなく、単一のパラメータ(G)を再調整する必要があるだけである。
本発明は、次のいくつかの単純化のための近似を利用する。a)セル内干渉(つまり、同じ基地局に接続されているユーザ間の干渉)は全くない、b)(同じセルに属していない基地局とWTRUのペアとの間の)パスロスは、システム全体を通じて同一であり、この値が使用される(1/Gcに対応)。これらの近似は、数式1から数式5の形またはほぼ同等の形を取ることができる結果を導く。単純化の仮定を利用できることにより、本発明においては雑音増加/減少テーブルを使用せずにすむ。
好ましい実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)通信システムに従って特定タイプの通信を使用する音声およびデータと共に使用するために、本発明の好ましい用途と併せて説明されている。3GPPシステムは、一例として使用されているに過ぎず、本発明は他の符号分割多元接続通信システムに適用することができる。
本発明は、一般的に無線通信システムに利用することができる。例えば、3GPPシステム、一例として他の符号分割多元接続通信システムに適用することができる。
本発明による、パスロスおよびSIRが使用される場合のダウンリンクにおける干渉の増加または減少を推定するプロセスを示すフロー図である。 本発明による、送信電力が使用される場合のダウンリンクにおける干渉の増加または減少を推定するプロセスを示すフロー図である。 本発明による、パスロスおよびSIRが使用される場合のアップリンクにおける干渉の増加または減少を推定するプロセスを示すフロー図である。 本発明による、送信電力が使用される場合のアップリンクにおける干渉の増加または減少を推定するプロセスを示すフロー図である。 本発明の1つの態様によるRNCにおける予測干渉を計算する手順を示すフロー図である。 本発明のもう1つの態様によるRNCにおける予測干渉を計算する手順を示すフロー図である。
符号の説明
21 WTRU
22 基地局
23 RNC

Claims (2)

  1. 基地局と無線送信/受信装置(WTRU)との間の接続イベントが許可または拒否されるべきかを判別する方法であって、
    候補タイムスロットの干渉レベルIを測定するステップと、
    前記基地局と前記WTRUとの間のパスロスLを測定するステップと、
    前記基地局の合計送信電力Pを測定するステップと、
    熱雑音レベルθを決定するステップと、
    フェージング平均信号対干渉比(SIR)を決定するステップと、
    比率Rを計算するステップであって、前記比率Rが特定のしきい値を上回る場合は前記接続イベントが許可され、呼出しが前記しきい値を下回る場合は前記接続イベントが拒否されることと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記基地局および前記WTRUは同じセル内にあり、基地局と隣接セルにおいて稼働するWTRUとの間のリンク利得に関連する値Gを取得するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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