JP2009060161A - 電話装置及び電話装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチレジストでプレゼンス状態を管理する際に“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができる電話装置を提供する。
【解決手段】同一の電話番号を割り当てられた電話装置のユーザのプレゼンス状態を一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を登録する電話装置において、プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、制御手段は、プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わない。
【選択図】図1
【解決手段】同一の電話番号を割り当てられた電話装置のユーザのプレゼンス状態を一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を登録する電話装置において、プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、制御手段は、プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わない。
【選択図】図1
Description
本発明は、プレゼンス機能を備えた電話装置及び電話装置の制御方法に関するものであり、特に、VoIPを用いて音声通話を行うIP電話装置(IP電話)において、マルチレジストでプレゼンス状態を管理するプレゼンスサーバに対してプレゼンス状態を登録する電話装置において、“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようにした電話装置及び電話装置の制御方法に関するものである。
近年、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて音声通話を行うIP電話装置(IP電話)が普及し始めている。VoIPとは、インターネットやイントラネットのようなIPネットワーク上で音声通話を実現する技術である。VoIPでは、デジタル符号化した音声信号を一定の時間毎に区切ってパケット化し、IPネットワークを使用して送信する。IPネットワークは回線使用効率が高いため、従来の電話回線を使用するよりも通話にかかるコストが少ないという利点がある。
また、IP電話のもう一つの特徴として、VoIP以外のプロトコルを使用して、音声通信以外の通信機能を実装できるという点がある。IP電話に実装されている音声通信以外の通信機能の一つとして、例えば、プレゼンス機能がある。プレゼンス機能とは、ある通信端末(例えばIP電話)を使用しているユーザが、今現在どのような在席状況(プレゼンス状態)にあるかを登録、管理、伝達するための機能である。ユーザは、現在の自分のプレゼンス状態(例えば、会議中、外出中など)を示す情報を自分のIP電話に登録することにより、IPネットワークを通じて他のIP電話を使用しているユーザに自分のプレゼンス状態を通知することができる。
これにより、例えば、IP電話からIP電話に対して電話をかける前に、相手側ユーザの状況をプレゼンス機能によって知ることができる。そのため、例えば、相手が離席中であった場合、電話をかける前に相手の離席を確認することができるため、電話に費やす時間や通信費を無駄にすることがない。また、例えば、相手側ユーザが会議中であった場合、他者を経由して会議室に電話を転送してもらったり、或いは急ぎの用事ではないのでしばらく待ったりなど、選択を行うことができる。このようにプレゼンス機能とは、ユーザ間のコミュニケーションが円滑に行われるように補助するための機能といえる。
このプレゼンス機能を活用した発明は、例えば、下記の特許文献1(特開2005−18194号公報)に開示されている。この発明では、ユーザのプレゼンス情報をもとに、交換機が自動的に通信の転送を行うコミュニケーション交換システムが開示されている。特許文献2のシステムにおいては、IP電話内のメモリに、ユーザが選択できるプレゼンス状態を一覧にまとめたプレゼンステーブルが存在する。このテーブルには、例えば、在席中、外出中、会議中などのプレゼンスが登録されており、ユーザは、この中から一つのプレゼンスを選択することができる。ユーザがプレゼンスを選択すると、IP電話は登録されたプレゼンスをユーザのプレゼンス状態として、プレゼンスサーバ機能を持つ交換機に対して通知する。
交換機は、各IP電話から通知されたプレゼンス状態を記憶するプレゼンス管理テーブルと、ユーザ毎のプレゼンス状態に対応した転送先を記憶するユーザ毎転送先テーブルとを、メモリ内に保持している。これにより、あるユーザに対する着信があった場合、交換機はプレゼンス管理テーブルを参照して、該当ユーザのプレゼンス状態を確認する。そして、交換機は、プレゼンス状態に対応した転送先を、ユーザ毎転送先テーブルから取得して転送処理を行う。
これにより、例えば、ユーザのプレゼンス状態が在席中であった場合、転送を行わず着信先のIP電話へ接続する。また、例えば、プレゼンス状態が会議中であった場合、会議室の電話に転送を行う。また、例えば、プレゼンス状態が外出中であれば、ユーザの携帯電話に転送を行う。このように、プレゼンス状態毎に異なった転送処理を自動的に行うことができる。
特開2005−18194号公報(段落[0040]、段落[0041]、図6)
ところで、呼制御を司るSIP(Session Initiation Protocol)サーバと、各IP電話端末からプレゼンス状態を受け取り、要請に応じてプレゼンス状態を通知するプレゼンスサーバとで構成されるIP電話システムにおいて、SIPサーバが同一の電話番号を複数のIP電話端末で使用可能とするためのマルチレジストを許容した場合、プレゼンスサーバは同一の電話番号に対して一意のプレゼンス状態を持つことにより、個々のIP電話端末から通知されたプレゼンス状態に応じて、その電話番号に対するプレゼンス状態を管理するように構成されている。
図3は、マルチレジスト時に各IP電話端末からプレゼンス通知を行う際の詳細な動作を示す図である。図3のステップF1〜F4に示すように、同じ電話番号(例えば、番号1)に割り当てられたIP電話端末A、Bがそれぞれ自分の状態を通知することにより、プレゼンスサーバ50では番号1のプレゼンス状態が変更される。
すなわち、ステップF1においてIP電話端末Aが「NOTIFY(online:在席)」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、プレゼンス状態“online”を要求する。これに応答して、ステップF2においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Aに「200 OK」メッセージを返し、プレゼンス状態“online”を受け付けてプレゼンスサーバ50内のプレゼンス情報記憶部51にある番号1のプレゼンス状態を“online”に変更する。
そして、ステップF3においてIP電話端末Bが「NOTIFY(away:離席)」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、プレゼンス状態“away”を要求する。これに応答して、ステップF4においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Bに「200 OK」メッセージを返し、プレゼンス状態“away”を受け付けてプレゼンスサーバ50内のプレゼンス情報記憶部51にある番号1のプレゼンス状態を“away”に変更する。
ただし、このままでは番号1のプレゼンス状態がIP電話端末Bによって“away”に変更されたことがIP電話端末Aには通知されないため、IP電話端末Aは自己のプレゼンス状態を“online”のままと認識するという不都合が生じてしまう。そこで、この不都合を解消するために、各IP電話端末は、図3のステップF5〜F8に示すように、自端末装置のプレゼンス状態に関する通知要請をプレゼンスサーバ50に対して行うことにより、同じ電話番号を持つ他のIP電話端末によるプレゼンス状態の変更を自端末装置のプレゼンス状態に反映させることができる。
すなわち、ステップF5においてIP電話端末Aが「SUBSCRIBE」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、自端末装置の状態通知を要請する。これに応答して、ステップF6においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Aに「200 OK」メッセージを返し、続いてステップF7において「NOTIFY(away)」メッセージを送る。IP電話端末Aは、これに応答して、ステップF8においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返し、現在のプレゼンス状態“away”を取得することになる。
この自端末装置の状態取得は、各IP電話端末の電源オン時、または、ネットワークの疎通が途絶えた後のプレゼンス状態のリカバリのために必要であり、自端末装置の存在をプレゼンスサーバ50に登録するプレゼンスREGISTER動作前に行われるのが一般的である。通常の場合、ステップF7で通知される状態と自端末装置のプレゼンス状態は一致するが、電源オン時、または、ネットワークの疎通が途絶えた後にプレゼンスサーバを使用する端末装置を登録する目的で行われるREGISTER動作時などには、これらが一致しないこともあるので、一致しない場合にはステップF7で通知された状態を自端末装置のプレゼンス状態として取り込むことでIP電話端末の電源断中、あるいはネットワークの疎通遮断中に変更されたプレゼンス状態に追従することができる。
ここで、IP電話端末では、プレゼンス状態として“通話中”を用いて、当該IP電話端末が使用中であることを表すプレゼンス状態を通知している。また通話中のみならず、発信中やオフフック状態の場合にもそのプレゼンス状態を通知している。しかしながら、上述のようなマルチレジストを許容している場合には、IP電話端末Aがこの“通話中”のプレゼンス状態にあるときに、他のIP電話端末Bによるプレゼンス状態の変更操作により、IP電話端末Aが通話中であるにもかかわらず、別のプレゼンス状態に変更されてしまうという不都合が生じる。したがって、このような“通話中”のプレゼンス状態が他の状態になることを防止するため、“通話中”の状態であるときはプレゼンス状態の変更操作を抑止する必要がある。
そして、図3のステップF9〜F14に示すように、IP電話端末Bによって通話が開始されて、ステップF13で“通話中”が通知された場合も、IP電話端末Aの現在のプレゼンス状態(ここでは、“away”)と一致しない場合は、この通知された“通話中”を現在のプレゼンス状態として取得し、F15〜F22に示すようにプレゼンスREGISTERシーケンスによって、自端末装置のプレゼンス状態をプレゼンスサーバ50に通知する。
すなわち、ステップF15においてIP電話端末Aが「REGISTER」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、プレゼンスREGISTを要請する。これに応答して、ステップF16においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Aに「401 Unauthorized」メッセージを返す。ステップF17においてIP電話端末Aが再び「REGISTER」メッセージをプレゼンスサーバ50に送ると、これに応答して、ステップF18においてプレゼンスサーバ50が「SUBSCRIBE」メッセージをIP電話端末Aに送り、IP電話端末Aの状態通知を要請する。IP電話端末Aはこれに応答して、ステップF19において「200 OK」メッセージを返す。
続いてステップF20においてプレゼンスサーバ50が「200 OK」メッセージを返すと、ステップF21においてIP電話端末Aはプレゼンスサーバ50に「NOTIFY(通話中)」メッセージを送り、プレゼンスサーバ50は、これに応答して、ステップF22においてIP電話端末Aに「200 OK」メッセージを返してプレゼンスREGIST処理を終了する。
ところで、通話中にIP電話端末の電源ON/OFFが操作されると、図3のステップF23〜F34に示すように、上記のステップF11〜F22と同じ手順に従って、リブートしたIP電話端末Bのプレゼンス状態が“通話中”となり、自端末装置のプレゼンス状態をプレゼンスサーバ50に通知する。すなわち、IP電話端末Bからプレゼンス状態“通話中”を受け付けて(ステップF33)、プレゼンスサーバ50内のプレゼンス情報記憶部51にある番号1のプレゼンス状態は“通話中”のままとなるため、現在のプレゼンス状態として“通話中”の状態を解除できなくなるという問題が生じる。
この問題の解決方法として、プレゼンス状態を“通話中”にした端末(ここではIP電話端末B)を識別するため、端末情報(ここでは、B)をプレゼンスサーバ50に通知される情報(例えば、ステップF9のNOTIFYメッセージ)に追加することにより、プレゼンス状態を“通話中”に変更したIP電話端末Bのみが元の状態に戻すことを許容する構成とする案も考えられる。
しかしながら、この解決案ではプレゼンス状態を“通話中”にした端末が責任を持って元の状態に戻すことを前提としているが、例えば、通話中にIP電話端末Bの電源が切られ、そのまま放置された場合には、やはりもう一方のIP電話端末Aからは“通話中”の状態を解除することができないままになってしまうという問題点があった。
本発明の発明者は、上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、“通話中”は電話装置としての状態を示すものであるため、プレゼンスサーバから当該電話装置のプレゼンス状態として通知された場合には、自装置のプレゼンス状態としては取り扱わず、自装置のプレゼンス状態として取り込まないようにすることによって上記問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は前記の問題点を解決することを課題とし、マルチレジストでプレゼンス状態を管理するプレゼンスサーバに対してプレゼンス状態を登録する電話装置において、“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようにした電話装置及び電話装置の制御方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、同一の電話番号を割り当てられた複数の電話装置ごとに当該電話装置のユーザのプレゼンス状態を同一の電話番号に対して一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を通知する電話装置において、前記電話装置は、ユーザのプレゼンス状態を検出するプレゼンス検出手段と、前記プレゼンスサーバから通知された前記プレゼンス情報記憶手段に記憶されている前記同一の電話番号に対して一意に記憶されている当該電話装置の電話番号に対応するプレゼンス状態を取得するプレゼンス取得手段と、前記プレゼンス検出手段が検出したプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得したプレゼンス状態として通話中以外の情報を記憶するプレゼンス状態記憶手段と、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を変更するための制御を行う制御手段と、を備え、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わないことを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる電話装置において、前記制御手段は、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するプレゼンス通知機能を有し、前記電話装置の存在を前記プレゼンスサーバに登録する際に前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した場合には、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出すると前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知し、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中以外の状態を検出すると前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知することを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかる電話装置において、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出した場合には前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知することを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる電話装置において、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、取得したプレゼンス状態と前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報とが一致しなかった場合には前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を、前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置による通話中以外の状態を示すプレゼンス情報に変更することを特徴とする。
また、本願の請求項5にかかる発明は、同一の電話番号を割り当てられた複数の電話装置ごとに当該電話装置のユーザのプレゼンス状態を同一の電話番号に対して一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を通知する電話装置の制御方法において、前記電話装置は、ユーザのプレゼンス状態を検出するプレゼンス検出手段と、前記プレゼンスサーバから通知された前記プレゼンス情報記憶手段に記憶されている前記同一の電話番号に対して一意に記憶されている当該電話装置の電話番号に対応するプレゼンス状態を取得するプレゼンス取得手段と、前記プレゼンス検出手段が検出したプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得したプレゼンス状態として通話中以外の情報を記憶するプレゼンス状態記憶手段と、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を変更するための制御を行う制御手段と、を備え、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わないステップを有することを特徴とする。
また、本願の請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる電話装置の制御方法において、前記制御手段は、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するプレゼンス通知機能を有し、前記電話装置の存在を前記プレゼンスサーバに登録する際に前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した場合には、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出すると前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知し、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中以外の状態を検出すると前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するステップを更に含むことを特徴とする。
また、本願の請求項7にかかる発明は、請求項5または請求項6にかかる電話装置の制御方法において、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出した場合には前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するステップを更に含むことを特徴とする。
また、本願の請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる電話装置の制御方法において、前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、取得したプレゼンス状態と前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報とが一致しなかった場合には前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を、前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置による通話中以外の状態を示すプレゼンス情報に変更するステップを更に含むことを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、プレゼンス取得手段が電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、制御手段はプレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶された通話中以外のプレゼンス情報に対する変更を行わない。すなわち、“通話中”は電話装置としての状態を示すものであるため、プレゼンスサーバから当該電話装置のプレゼンス状態として通知された場合には、自装置のプレゼンス状態としては取り扱わず、自装置のプレゼンス状態として取り込まないようにする。
このような構成によれば、例えば、周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自端末装置の状態通知要請に対するNOTIFYメッセージで“通話中”がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”の状態を取得した電話装置は、これに応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の変更を行わないので、その後、通話中でない電話装置であれば、当該プレゼンス状態記憶手段に記憶した通話中以外の状態を示すプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知することができるため、従来のように“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようになる。
このような構成によれば、例えば、周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自端末装置の状態通知要請に対するNOTIFYメッセージで“通話中”がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”の状態を取得した電話装置は、これに応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の変更を行わないので、その後、通話中でない電話装置であれば、当該プレゼンス状態記憶手段に記憶した通話中以外の状態を示すプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知することができるため、従来のように“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようになる。
また、請求項2にかかる発明のおいては、請求項1にかかる電話装置において、電話装置の存在をプレゼンスサーバに登録する際にプレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した場合には、制御手段はプレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出すると通話中を示すプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知し、プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中以外の状態を検出するとプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知する。
このような構成によれば、例えば、周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自端末装置の状態通知要請に対するNOTIFYメッセージで“通話中”がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”の状態を取得した電話装置は、自装置の電話状態が“通話中”に該当する場合は“通話中”を通知し、その他の場合は自装置に記憶されている状態をプレゼンスサーバに通知するため、従来のように“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようになる。
また、請求項3にかかる発明のおいては、請求項1または請求項2にかかる電話装置において、プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出した場合には制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知する。
このような構成によれば、例えば、周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自端末装置の状態通知要請に対するNOTIFYメッセージで“通話中”以外の状態がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”以外の状態を取得した電話装置は、自装置の状態が“通話中”に該当する場合であれば、プレゼンスサーバから通知された“通話中”以外の状態、すなわち、同一の電話番号が割り当てられて同一の電話番号にマルチレジストしている他の電話装置の状態を取り込んだ後に、NOTIFYメッセージで“通話中”を通知することでプレゼンスサーバに登録するプレゼンス状態を“通話中”に戻すことができるため、“通話中”の状態にある電話装置においてプレゼンス状態の変更操作を抑止する必要がなく、通話中の状態変更の通知を取り込むことができる。
また、請求項4にかかる発明のおいては、請求項3にかかる電話装置において、プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、取得したプレゼンス状態と前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報とが一致しなかった場合には制御手段は、プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を、前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置による通話中以外の状態を示すプレゼンス情報に変更する。
このような構成によれば、自装置の状態が“通話中”以外に該当する場合であれば、プレゼンスサーバから通知された“通話中”以外の状態、すなわち、同一の電話番号が割り当てられて同一の電話番号にマルチレジストしている他の電話装置の状態を取り込んで、自装置のプレゼンス状態として使用することにより、従来のようにプレゼンスサーバから取得した他の電話装置の状態を自装置の状態に反映させることができるようになる。
さらに、請求項5〜請求項8にかかる発明のおいては、それぞれ請求項1〜請求項4にかかる電話装置における制御方法を提供することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのプレゼンスサーバを備えた電話装置及びその制御方法を例示するものであって、本発明をこの電話装置及びその制御方法に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の電話装置及びその制御方法にも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。本実施例の電話装置は、いわゆるIP電話60a、60b、60cであり、各IP電話60a〜60cは、それぞれ制御手段66と、メモリ65と、操作ボタン群から構成される操作入力部62と、液晶表示パネルなどで構成される表示部61と、ユーザのプレゼンス状態を検出するプレゼンス検出手段63と、を備えている。また、IP電話60aと60bには、同一の電話番号(「1」:11−1111−1111)が割り当てられており、IP電話60cには、同一の電話番号(「2」:22−2222−2222)が割り当てられている。図1においてはIP電話60aのみ代表してこれらの構成を示し、以下の説明においてはIP電話60aを中心に説明を進める。
また、IP電話60a等は、IPネットワークを通じてプレゼンスサーバ50と、呼接続制御サーバであるSIPサーバ40、ゲートウェイ30、ルータ20に接続されている。電話回線網12に接続された加入者電話機15とIP電話60a等との間の呼は、ゲートウェイ30を介してIPネットワーク内のSIPサーバ40の呼接続制御のもとで接続される。また、ルータ17に接続される他のIP電話システムの電話装置との間の呼は、インターネット網11、ルータ20を介してSIPサーバ40の呼接続制御のもとで接続される。
SIPサーバ40は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いてIP電話60a等との間の通信制御を行う通信制御装置である。SIPとは、転送機能や発信者番号通知機能などを備えた通話制御プロトコルの一種であり、同系統のプロトコルと比較して接続にかかる時間が短いという特徴を持つ。
SIPサーバ40は、制御手段としてのCPU41と操作入力部42とRAM43とを備えて構成されている。各IP電話6a等に設定された各種設定情報は、SIPサーバ40のRAM43に登録され、SIPサーバ40はRAM43に登録された各IP電話60a等の設定情報やプレゼンスサーバ50に登録された各IP電話60a等のプレゼンス情報に基づいて呼の接続制御を行う。
SIPサーバ40は、クライアント(例えばIP電話60a)がアドレスを登録するレジスタサーバ、クライアントに代わってアドレスを検索するプロキシサーバ、クライアントから受け取った接続要求を別のアドレスに転送するリダイレクトサーバなどの機能を備えている。
プレゼンスサーバ50は、IP電話60a等から通知されたユーザ毎のプレゼンス状態を受信、記憶、管理、配信等するための装置である。プレゼンスサーバ50は、ユーザが在席しているか、或いは外出中であるかなどの情報を中継することにより、ユーザ間で連絡を取り合うことなく、相互の状況を確認し合うことが可能となる。
プレゼンスサーバ50は、少なくともプレゼンス情報記憶部51と端末設定情報登録部52を含むように構成されている。プレゼンス情報記憶部51は、例えば、IP電話60aから送信されてきたプレゼンス状態を、当該IP電話に割り当てられている電話番号(ここでは「1」:11−1111−1111)ごとに一意に記憶(マルチレジスト)するための記憶部である。なお、IP電話60a等以外の通信端末(例えば、PCや携帯電話など)からIPネットワーク経由で通知されたプレゼンス状態を扱うことも可能である。
また、端末設定情報登録部52には、他のIP電話に対して中継するための設定情報などの各IP電話60a等において設定された設定情報や、中継処理を行った際の処理履歴などを記憶するための記憶部である。IP電話からプレゼンス状態に関する通知を受信する度に、端末設定情報登録部52に記憶されたプレゼンス管理情報は更新される。
制御手段66は、IP電話60aの各構成部材の駆動を有機的に制御して、IPネットワークを用いた通信処理を統括制御するものである。また、制御手段66は、装置各部(例えば、表示部61)の制御や、データの計算、データ加工処理等を行う中枢部分となっている。また、制御手段66は、プレゼンス検出手段63が検出したユーザのプレゼンス状態あるいはプレゼンス取得手段64が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に基づいてプレゼンス状態記憶部651に記憶されているプレゼンス状態を自動的に変更する自動変更機能を有している。
この制御手段66の自動変更機能により、例えば、ユーザが在席を示すプレゼンス状態“online”をIP電話60aに予め設定していた場合に、ユーザがそのIP電話60aで発呼操作あるいは着呼操作によって通話を開始するとプレゼンス検出手段63が当該IP電話60aの使用中を検出する。この状態はユーザが通話中であることを示すから、プレゼンス状態が“online”から“通話中”に自動変更される。
また、プレゼンス検出手段63は、ユーザがそのIP電話60aで終呼操作によって通話を終了させると、これを検出して制御手段64はプレゼンス状態を、ユーザが在席であることを示すプレゼンス状態に変更する。さらに、表示部61に表示された離席ボタンに対して操作入力部62によって押下操作が行われた場合は、これを検出して制御手段66はプレゼンス状態を、ユーザが不在席であることを示すプレゼンス状態“away”に変更する。
プレゼンス取得手段64は、プレゼンスサーバ50のプレゼンス情報記憶部51にマルチレジストされている当該電話装置の電話番号に対応するプレゼンス状態を取得するためのものである。このプレゼンス状態は、プレゼンス情報記憶部51にマルチレジストされているプレゼンス状態が他の電話装置によって変更された場合にプレゼンスサーバ50から送信された「NOTIFY」メッセージ、あるいはプレゼント取得手段64によってプレゼンスサーバ50に対して送信される「SUBSCRIBE」メッセージに応じてプレゼンスサーバ50から送信された「NOTIFY」メッセージに含まれている。
そして、制御手段66は、プレゼンス検出手段63が検出したユーザのプレゼンス状態あるいはプレゼンス取得手段64が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に基づいてプレゼンス状態記憶部651に記憶されているプレゼンス状態を自動的に変更する自動変更機能を有している。
ここで、本発明の実施例では、制御手段66は、プレゼンス取得手段64が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、プレゼンス状態記憶部651に記憶されている現在のプレゼンス情報の内容にかかわらずそのプレゼンス情報の変更を行わないようにする。すなわち、制御手段66は、プレゼンス取得手段64が当該電話装置のプレゼンス状態として取得した“通話中”は当該電話装置のプレゼンス状態としては取り扱わずに、“通話中”が通知されたとして自装置の状態として取り込まないように制御する。
さらに、制御手段66は、プレゼンス検出手段63が検出したユーザのプレゼンス状態あるいはプレゼンス取得手段64が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に基づいてプレゼンス検出手段63が検出したプレゼンス状態またはプレゼンス状態記憶部651に記憶されているプレゼンス状態をプレゼンスサーバ50に自動的に通知する自動通知機能を有している。
すなわち、本発明の実施例では、制御手段66は、電話装置の存在をプレゼンスサーバ50に登録するために周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自装置の状態通知要請(「SUBSCRIBE」メッセージ)に対する「NOTIFY」メッセージで“通話中”がプレゼンスサーバ50から通知された際に、プレゼンス検出手段63によって自装置の状態が“通話中”に該当することが検出されると、“通話中”状態をプレゼンスサーバ50に通知する。
一方、制御手段66は、自装置の状態が“通話中”以外の場合(例えば、“online”状態)には、プレゼンス状態記憶部651に記憶されている“通話中”以外の状態(例えば、“online”状態)をプレゼンスサーバ50に通知する。
また、制御手段66は、プレゼンスサーバ50から送信された「NOTIFY」メッセージで“通話中”以外の状態(例えば、“away”状態)がプレゼンスサーバ50から通知された際に、プレゼンス検出手段63によって自装置の状態が“通話中”に該当することが検出されると、従来技術と同様に、プレゼンス状態記憶部651に記憶されている“通話中”以外の状態(例えば、“online”状態)が、プレゼンスサーバ50から「NOTIFY」メッセージで送信された“通話中”以外の状態と一致しなければ、「NOTIFY」メッセージで送信された“通話中”以外の状態(ここでは、“away”状態)に変更するとともに、“通話中”状態をプレゼンスサーバ50に通知する。
一方、制御手段66は、自装置の状態が“通話中”以外の場合(例えば、“online”状態)には、従来技術と同様に、プレゼンス状態記憶部651に記憶されている“通話中”以外の状態(“online”状態)を、プレゼンスサーバ50から「NOTIFY」メッセージで送信された“通話中”以外の状態(例えば、“away”状態)に変更する。
メモリ65は、各種データを記録するための媒体であり、記憶するデータの種類毎に複数の記憶部を有している。メモリ65は、少なくともプレゼンス情報記憶部651と、各種設定記憶部652を含むように構成されている。
プレゼンス状態記憶部651は、操作入力部62及び表示部61を用いて登録されたプレゼンス状態あるいはプレゼンス検出手段63によって検出されたプレゼンス状態として通話中以外の情報を記憶するための記憶部である。プレゼンス状態記憶部651に記憶されたプレゼンス状態は、制御手段66によってIPネットワークを通じてプレゼンスサーバ50に通知されてプレゼンス情報記憶部51に登録される。また、プレゼンス状態記憶部651は、プレゼンス取得手段64によってIPネットワークを通じてプレゼンスサーバ50より受信した他のIP電話60b等のユーザのプレゼンス状態を記憶する機能を持つ。
各種設定記憶部652は、当該IP電話60a等にシステムが割り当てた電話番号、IPアドレスやMACアドレスなどの設定情報の他、ユーザがIP電話60a等に設定した転送設定、着信履歴の記録に関する設定、着信優先順位の設定などの設定情報が記録される。
操作入力部62は、ユーザがIP電話60aを用いて音声通信もしくはデータ通信等を行う際の各種指示をIP電話60aに対して行うための入力インタフェースである。具体的には、ダイアルボタン、短縮ダイアルボタン、プレゼンス状態登録ボタン、などを含んで構成されている。
表示部61は、液晶表示ユニットなどで構成され、ユーザに対してIP電話60aが保持している各種情報を表示するための出力インタフェースである。プレゼンス状態の表示や、各種設定を行う際の情報の表示に使用される。
次に、上記実施例にかかる電話装置の制御方法について、図1のブロック及び図2に示すシーケンス図に基づいて説明する。図2は、本実施例にかかる電話装置の制御方法を説明するシーケンス図である。
図2のシーケンス図において、まず、同一の電話番号(例えば、番号1)に割り当てられたIP電話60a(端末A)とIP電話60b(端末B)のプレゼンス状態がそれぞれ“online”状態にあり、各IP電話60a、60bのプレゼンス状態記憶部651とプレゼンスサーバ50のプレゼンス情報記憶部51には、それぞれ“online”が記憶されている。
そして、IP電話端末Bのユーザが操作入力部62で所定の電話番号を入力して発呼操作によって通話を開始すると、IP電話端末Bのプレゼンス検出手段63はIP電話端末Bの使用中を検出し、IP電話端末Bのプレゼンス状態記憶部651には“通話中”が記憶されて、図2のステップF1〜F2に示すように、プレゼンスサーバ50には「NOTIFY(通話中)」メッセージが送られて、プレゼンス情報記憶部51には“通話中”が記憶される。
次に、定期的に行われるIP電話端末AのプレゼンスREGISTER動作に先立って、ステップF3においてIP電話端末Aが「SUBSCRIBE」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、自端末装置の状態通知を要請する。これに応答して、ステップF4においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Aに「200 OK」メッセージを返し、続いてステップF5において、プレゼンス情報記憶部51に記憶されているプレゼンス状態“通話中”に基づいて「NOTIFY(通話中)」メッセージを送る。
IP電話端末Aは、これに応答して、ステップF6においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返すが、この「NOTIFY」メッセージに含まれている状態通知が“通話中”状態のため、自端末装置のプレゼンス状態として取り込まず、現在のプレゼンス状態“online”をそのまま維持する。
次に、IP電話端末AのプレゼンスREGISTERシーケンスとして、ステップF7においてIP電話端末Aが「REGISTER」メッセージをプレゼンスサーバ50に送り、プレゼンスREGISTを要請する。これに応答して、ステップF8においてプレゼンスサーバ50はIP電話端末Aに「401 Unauthorized」メッセージを返す。ステップF9においてIP電話端末Aが再び「REGISTER」メッセージをプレゼンスサーバ50に送ると、これに応答してステップF10においてプレゼンスサーバ50が「SUBSCRIBE」メッセージをIP電話端末Aに送り、IP電話端末Aの状態通知を要請する。IP電話端末Aはこれに応答して、ステップF11において「200 OK」メッセージを返す。
そして、ステップF12においてプレゼンスサーバ50が「200 OK」メッセージを返すと、ステップF13においてIP電話端末Aはプレゼンス状態記憶部651に記憶されている“online”状態に基づいてプレゼンスサーバ50に「NOTIFY(online)」メッセージを送り、プレゼンスサーバ50は、これに応答して、ステップF22においてIP電話端末Aに「200 OK」メッセージを返し、プレゼンス情報記憶部51に“online”を記憶してプレゼンスREGISTER処理を終了する。
次に、プレゼンスサーバ50は、プレゼンス情報記憶部51に記憶されているプレゼンス状態が“通話中”から“online”に変更されたため、ステップF15においてIP電話端末Bに対して「NOTIFY(online)」メッセージを送る。IP電話端末Bは、これに応答して、ステップF16においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返す。IP電話端末Bは、この「NOTIFY」メッセージに含まれている状態通知が“通話中”以外の“online”状態のため、自端末装置のプレゼンス状態として取り込み、IP電話端末Bのプレゼンス状態記憶部651には“online”が記憶される。これによって、プレゼンスサーバ50から取得した他のIP電話端末Aの状態を自装置の状態に反映させることができる。
そして、ステップF17においてIP電話端末Bはプレゼンスサーバ50に「NOTIFY(通話中)」メッセージを送り、プレゼンスサーバ50は、これに応答して、ステップF18においてIP電話端末Bに「200 OK」メッセージを返し、プレゼンス情報記憶部51に“通話中”を記憶する。これによって、同一の電話番号によってマルチレジスト制御されているプレゼンス情報記憶部51に記憶されるプレゼンス状態を“通話中”に戻すことができる。
次に、プレゼンスサーバ50は、プレゼンス情報記憶部51に記憶されているプレゼンス状態が “online”から“通話中”に変更されたため、ステップF19においてIP電話端末Aに対して「NOTIFY(通話中)」メッセージを送る。IP電話端末Aは、これに応答して、ステップF20においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返す。IP電話端末Aは、この「NOTIFY」メッセージに含まれている状態通知が“通話中”状態のため、自端末装置のプレゼンス状態として取り込まず、現在のプレゼンス状態“online”をそのまま維持する。
この後、例えば、IP電話端末Aのユーザが操作入力部62で離席ボタンを押下すると、IP電話端末Aのプレゼンス検出手段63はIP電話端末Aのユーザの離席を検出し、IP電話端末Aのプレゼンス状態記憶部651には“away”が記憶されて、ステップF21〜F22に示すように、プレゼンスサーバ50には「NOTIFY(away)」メッセージが送られて、プレゼンス情報記憶部51には“away”が記憶される。
次に、プレゼンスサーバ50は、プレゼンス情報記憶部51に記憶されているプレゼンス状態が“通話中”から“away”に変更されたため、ステップF23においてIP電話端末Bに対して「NOTIFY(away)」メッセージを送る。IP電話端末Bは、これに応答して、ステップF24においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返す。IP電話端末Bは、この「NOTIFY」メッセージに含まれている状態通知が“通話中”以外の“away”状態のため、自端末装置のプレゼンス状態として取り込み、IP電話端末Bのプレゼンス状態記憶部651には“away”が記憶される。これによって、プレゼンスサーバ50から取得した他のIP電話端末Aの状態を自装置の状態に反映させることができる。
そして、ステップF25においてIP電話端末Bはプレゼンスサーバ50に「NOTIFY(通話中)」メッセージを送り、プレゼンスサーバ50は、これに応答して、ステップF18においてIP電話端末Bに「200 OK」メッセージを返し、プレゼンス情報記憶部51に“通話中”を記憶する。これによって、同一の電話番号によってマルチレジスト制御されているプレゼンス情報記憶部51に記憶されるプレゼンス状態を再び“通話中”に戻すことができる。
再び、プレゼンスサーバ50は、プレゼンス情報記憶部51に記憶されているプレゼンス状態が “away”から“通話中”に変更されたため、ステップF27においてIP電話端末Aに対して「NOTIFY(通話中)」メッセージを送る。IP電話端末Aは、これに応答して、ステップF28においてプレゼンスサーバ50に「200 OK」メッセージを返す。IP電話端末Aは、この「NOTIFY」メッセージに含まれている状態通知が“通話中”状態のため、自端末装置のプレゼンス状態として取り込まず、現在のプレゼンス状態“away”をそのまま維持する。
なお、“通話中”以外のプレゼンス状態のIP電話端末は、定期的に行われるプレゼンスREGISTER動作(ステップF7〜ステップ14)によって、自端末装置のプレゼンス状態記憶部651に記憶されている“通話中”以外のプレゼンス状態に基づいてプレゼンスサーバ50に「NOTIFY」メッセージを送り、プレゼンスサーバ50のプレゼンス情報記憶部51に現在の自端末装置の“通話中”以外のプレゼンス状態を記憶させることができる。
以上説明したように本発明にかかる電話装置によれば周期的に行われるプレゼンスREGISTER動作に先立って電話装置から行われる自端末装置の状態通知要請に対するNOTIFYメッセージで“通話中”がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”の状態を取得した電話装置は、これに応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の変更を行わないので、その後、通話中でない電話装置であれば、当該プレゼンス状態記憶手段に記憶した通話中以外の状態を示すプレゼンス情報をプレゼンスサーバに通知することができるため、従来のように“通話中”の状態を解除できなくなるという状況を回避することができるようになる。
また、“通話中”以外の状態がプレゼンスサーバから通知された場合、この“通話中”以外の状態を取得した電話装置は、自装置の状態が“通話中”に該当する場合であれば、プレゼンスサーバから通知された“通話中”以外の状態、すなわち、同一の電話番号が割り当てられて同一の電話番号にマルチレジストしている他の電話装置の状態を取り込んだ後に、NOTIFYメッセージで“通話中”を通知することでプレゼンスサーバに登録するプレゼンス状態を“通話中”に戻すことができる。このため、“通話中”の状態にある電話装置においてプレゼンス状態の変更操作を抑止する必要がなく、通話中の状態変更の通知を取り込むことができる。
さらに、自装置の状態が“通話中”以外に該当する場合であれば、プレゼンスサーバから通知された“通話中”以外の状態、すなわち、同一の電話番号が割り当てられて同一の電話番号にマルチレジストしている他の電話装置の状態を取り込んで、自装置のプレゼンス状態として使用することにより、従来のようにプレゼンスサーバから取得した他の電話装置の状態を自装置の状態に反映させることができる。
10・・・・電話システム
11・・・・インターネット網
12・・・・電話回線網
15・・・・加入者電話機
17,20・・・・ルータ
30・・・・ゲートウェイ
40・・・・SIPサーバ
41・・・・CPU
42・・・・操作入力部
43・・・・RAM
50・・・・プレゼンスサーバ
51・・・・プレゼンス情報記憶部
52・・・・端末設定情報登録部
60a〜60c・・・IP電話
61・・・・表示部
62・・・・操作入力部
63・・・・プレゼンス検出手段
64・・・・プレゼンス取得手段
65・・・・メモリ
651・・・プレゼンス状態記憶部
652・・・各種設定記憶部
66・・・・制御手段
11・・・・インターネット網
12・・・・電話回線網
15・・・・加入者電話機
17,20・・・・ルータ
30・・・・ゲートウェイ
40・・・・SIPサーバ
41・・・・CPU
42・・・・操作入力部
43・・・・RAM
50・・・・プレゼンスサーバ
51・・・・プレゼンス情報記憶部
52・・・・端末設定情報登録部
60a〜60c・・・IP電話
61・・・・表示部
62・・・・操作入力部
63・・・・プレゼンス検出手段
64・・・・プレゼンス取得手段
65・・・・メモリ
651・・・プレゼンス状態記憶部
652・・・各種設定記憶部
66・・・・制御手段
Claims (8)
- 同一の電話番号を割り当てられた複数の電話装置ごとに当該電話装置のユーザのプレゼンス状態を同一の電話番号に対して一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を通知する電話装置において、
前記電話装置は、ユーザのプレゼンス状態を検出するプレゼンス検出手段と、
前記プレゼンスサーバから通知された前記プレゼンス情報記憶手段に記憶されている前記同一の電話番号に対して一意に記憶されている当該電話装置の電話番号に対応するプレゼンス状態を取得するプレゼンス取得手段と、
前記プレゼンス検出手段が検出したプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得したプレゼンス状態として通話中以外の情報を記憶するプレゼンス状態記憶手段と、
前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を変更するための制御を行う制御手段と、
を備え、
前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わないことを特徴とする電話装置。 - 前記制御手段は、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するプレゼンス通知機能を有し、
前記電話装置の存在を前記プレゼンスサーバに登録する際に前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した場合には、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出すると前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知し、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中以外の状態を検出すると前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知することを特徴とする請求項1に記載の電話装置。 - 前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出した場合には前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話装置。
- 前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、取得したプレゼンス状態と前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報とが一致しなかった場合には前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を、前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置による通話中以外の状態を示すプレゼンス情報に変更することを特徴とする請求項3に記載の電話装置。
- 同一の電話番号を割り当てられた複数の電話装置ごとに当該電話装置のユーザのプレゼンス状態を同一の電話番号に対して一意に記憶するプレゼンス情報記憶手段を有するプレゼンスサーバにプレゼンス状態を通知する電話装置の制御方法において、
前記電話装置は、ユーザのプレゼンス状態を検出するプレゼンス検出手段と、
前記プレゼンスサーバから通知された前記プレゼンス情報記憶手段に記憶されている前記同一の電話番号に対して一意に記憶されている当該電話装置の電話番号に対応するプレゼンス状態を取得するプレゼンス取得手段と、
前記プレゼンス検出手段が検出したプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得したプレゼンス状態として通話中以外の情報を記憶するプレゼンス状態記憶手段と、
前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を変更するための制御を行う制御手段と、
を備え、
前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した際には、前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されているプレゼンス情報の内容にかかわらず当該プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報に対する変更を行わないステップを有することを特徴とする電話装置の制御方法。 - 前記制御手段は、前記プレゼンス検出手段が検出したユーザのプレゼンス状態あるいは前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置のプレゼンス状態に応じてプレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するプレゼンス通知機能を有し、
前記電話装置の存在を前記プレゼンスサーバに登録する際に前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中の状態を取得した場合には、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出すると前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知し、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中以外の状態を検出すると前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するステップを更に含むことを特徴とする請求項5に記載の電話装置の制御方法。 - 前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、前記プレゼンス検出手段が当該電話装置による通話中を検出した場合には前記制御手段は、通話中を示すプレゼンス情報を前記プレゼンスサーバに通知するステップを更に含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電話装置の制御方法。
- 前記プレゼンス取得手段が当該電話装置のプレゼンス状態として通話中以外の状態を取得した際に、取得したプレゼンス状態と前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報とが一致しなかった場合には前記制御手段は、前記プレゼンス状態記憶手段に記憶されたプレゼンス情報を、前記プレゼンス取得手段が取得した当該電話装置による通話中以外の状態を示すプレゼンス情報に変更するステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の電話装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007223048A JP2009060161A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 電話装置及び電話装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007223048A JP2009060161A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 電話装置及び電話装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009060161A true JP2009060161A (ja) | 2009-03-19 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007223048A Pending JP2009060161A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 電話装置及び電話装置の制御方法 |
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JP (1) | JP2009060161A (ja) |
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2007
- 2007-08-29 JP JP2007223048A patent/JP2009060161A/ja active Pending
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