JP2009059952A - エキスパンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を簡素化すると共に、コンタミネーションの発生を抑制可能なエキスパンド装置を提供する。
【解決手段】固定リング2と、前記固定リング2に対して昇降可能に設けた加圧リング3を備え、電子部品を接着した伸縮性シートを貼り付けたリングフレームを、前記加圧リング3によって固定リング2側へ押し付けて前記シートを引き伸ばすように構成したエキスパンド装置において、前記加圧リング3に設けた昇降手段に駆動力を伝達するための複数の従動ギア10と、昇降用モータ8に付設した駆動ギア11と、前記各従動ギア10及び駆動ギア11が噛合する歯列9a,9bを周方向等間隔に形成した回転可能なリングギア9を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体チップや基板等の電子部品を接着すると共にリングフレームに貼り付けられた伸縮性シートを、加圧リングによって固定リング側へ押し付けて、前記シートを引き伸ばすエキスパンド装置に関する。
一般に、半導体チップを回路基板等にボンディングする工程において、図8(A)に示すように、一枚の半導体ウェーハ100を接着したウェーハシート200は、リングフレーム300に貼り付けられている。この半導体ウェーハ100は、図8(B)に示すように、ダイサ(ダイヤモンドホイール)400で格子状に切断され、個々の半導体チップ100aに分割される。そして、図8(C)に示すごとく、リングフレーム300を、加圧リング600によって固定リング500へ押し付けて、ウェーハシート200を放射方向に引き伸ばすエキスパンド工程を行う。
上記ウェーハシート200の引き伸ばし(エキスパンド)によって、ウェーハシート200と半導体チップ100aとの接着面がずれ、接着力が弱まると共に、各半導体チップ100a同士の間隔が拡大される。そして、図9に示す突き上げ部材110によって、1つの半導体チップ100aをウェーハシート200の下方から突き上げる。これにより、突き上げられた半導体チップ100aの下面の縁がウェーハシート200から剥離され、さらに接着力が弱まる。この突き上げられた半導体チップ100aを、コレット220で真空吸着して1個ずつピックアップし、回路基板等にボンディングする。
このようなウェーハシートのエキスパンド装置の加圧リング600を昇降させる機構として、図10に示すように、互いに上下方向に進退可能に螺合したねじ棒700及びねじ筒800を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。詳しくは、ねじ棒700は、加圧リング600の円周方向等間隔の複数箇所(例えば、120°間隔の3箇所)に固着され、一方、ねじ筒800は、エキスパンド装置本体Aの複数箇所に回転可能に取り付けられている。また、エキスパンド装置本体Aには、ねじ筒800を回転させるための駆動モータ900が設けてある。各ねじ筒800及び駆動モータ900には、それぞれプーリ801,901が一体に付設され、それらプーリ801,901にベルトBが架け渡されている。
駆動モータ900を正回転又は逆回転させると、各ねじ筒800は、ベルトB及び各プーリ801,901を介して、同期して回転するように構成されており、これらねじ筒800の回転に伴って、各ねじ棒700は昇降する。
特開2006−310438号公報
しかしながら、図10に示す構成では、ベルトBに張力を与えるテンション機構や、ベルトBを所定の位置に架け渡すためのアイドラー等を設けなければならないので、部品点数が増え構造が複雑化し、高コストとなる欠点がある。
また、ゴム等の素材から成るベルトBは、劣化すると発塵する虞がある。この塵が半導体チップ等に付着するとコンタミネーションの原因となるので、ベルトを発塵する前に交換する等のメンテナンスが必要であった。
また、図10の構成に代えて、加圧リングの昇降手段として、複数のエアシリンダを使用することも考えられる。しかし、複数のエアシリンダを同期して駆動するように制御するのは困難であり、加圧リングに傾きが生じる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みて、構造を簡素化すると共に、コンタミネーションの発生を抑制可能なエキスパンド装置を提供する。
請求項1の発明は、固定リングと、前記固定リングに対して昇降可能に設けた加圧リングを備え、電子部品を接着した伸縮性シートを貼り付けたリングフレームを、前記加圧リングによって固定リング側へ押し付けて前記シートを引き伸ばすように構成したエキスパンド装置において、前記加圧リングに設けた昇降手段に駆動力を伝達するための複数の従動ギアと、昇降用モータに付設した駆動ギアと、前記各従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成した回転可能なリングギアを有するものである。
請求項1のエキスパンド装置によれば、昇降用モータの回転が、駆動ギア、リングギアを介して、各従動ギアに伝達されそれぞれ同期して回転する。これら従動ギアの回転によって、昇降手段を駆動させ加圧リングを昇降させる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のエキスパンド装置において、前記加圧リングの昇降手段として、互いに上下方向に進退可能に螺合したねじ棒及びねじ筒をそれぞれ複数有し、当該ねじ棒及びねじ筒のうちの一方をそれぞれ前記加圧リングに付設すると共に、他方をそれぞれ動力伝達部材を介して正方向及び逆方向に回転可能な昇降用モータによって回転可能に構成したエキスパンド装置であって、前記動力伝達部材が、前記ねじ棒及びねじ筒のうちの前記他方にそれぞれ付設した従動ギアと、前記昇降用モータに付設した駆動ギアと、前記各従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成した回転可能なリングギアを有するものである。
請求項2のエキスパンド装置によれば、昇降用モータの正方向又は逆方向の回転が、駆動ギア、リングギア、各従動ギアを介して、ねじ棒及びねじ筒のうちの従動ギアを付設した前記他方に伝達され、他方がそれぞれ同期して回転する。このねじ棒及びねじ筒の他方の回転に伴って、一方が上下方向に進退し加圧リングを昇降させる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアの内周に、前記従動ギア及び駆動ギアのうちの一方が噛合する歯列を周方向等間隔に形成すると共に、前記リングギアの外周に、前記従動ギア及び駆動ギアのうちの他方が噛合する歯列を周方向等間隔に形成したものである。
請求項3の発明は、従動ギアが噛合する歯列と、駆動ギアが噛合する歯列を、リングギアの内周及び外周に分けて形成しているので、従動ギア及び駆動ギアのトルク量や回転速度等に対応して歯列を形成することができる。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアの内周又は外周に、前記従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成したものである。
請求項4の発明は、リングギアの内周又は外周のどちらか一方に歯列を形成すればよいので、構造を簡素化して製造コストの軽減を図り得る。
請求項5の発明は、請求項2に記載のエキスパンド装置において、前記固定リング、加圧リング、ねじ棒、ねじ筒、従動ギア、駆動ギア及びリングギアを、エキスパンド装置本体に設けた回転テーブルと一体に回転可能に配設すると共に、前記駆動ギアと前記昇降用モータを互いに分離可能に構成したものである。
リングフレームを加圧リングで固定リングに押し付けて、シートを引き伸ばした状態で、回転テーブルを回転させると、固定リング及び加圧リングは回転テーブルと一体に回転するので、シートの周方向の向きを変更することができる。このとき、回転テーブルを回転する前に、駆動ギアと昇降用モータを分離しておく。このようにすることによって、回転時に回転テーブルに付与される慣性を、昇降用モータの分だけ低減することができ、回転テーブルの回転精度が向上する。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載のエキスパンド装置において、前記リングギアを、自己潤滑性を有する樹脂で構成したものである。
これにより、リングギアと従動ギア及び駆動ギアの各噛合部間の摩擦を低減して円滑に回転運動が伝達されるようになる。また、上記各噛合部間に潤滑剤を充填する必要がないので、メンテナンス性に優れ、潤滑剤が飛散することによるコンタミネーションの発生の虞もなくなる。
本発明は、加圧リングを昇降させる動力伝達部材として、従来のベルトやプーリの代わりに、リングギア・駆動ギア・従動ギアを採用したので、ベルトのテンション機構やアイドラーを設ける必要がなくなり、部品点数を削減して構造を簡素化することができる。また、ベルトを使用しないので、ベルトの発塵によるコンタミネーションの虞がなくなり、高品質な製品を提供することができると共に、メンテナンス性にも優れたものとなる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るエキスパンド装置の側面断面図、図2はそのエキスパンド装置の要部を示す斜視図、図3は図2の平面図である。また、図4は、電子部品としての多数の半導体チップ100aを接着すると共にリングフレーム300に貼り付けられた伸縮性を有するシート200(以下、ウェーハシートという)を、本発明のエキスパンド装置によってエキスパンドする前の状態を示す側面断面図である。
図1に示すように、本発明のエキスパンド装置は、エキスパンド装置本体Aの上部に水平状に配設された回転テーブル1と、この回転テーブル1に固定された固定リング2と、固定リング2に対して昇降可能に設けた加圧リング3とを備える。
回転テーブル1はリング状部材である。回転テーブル1の外周の一部には、歯列1aが周方向等間隔に形成され、この歯列1aに、回転用モータ4に一体に付設したギア5が噛合している。回転用モータ4は正方向及び逆方向に回転可能に構成され、その正逆回転に伴って、回転テーブル1は回転するようになっている。
上記固定リング2は、上方の小外径リング部2aと下方の大外径リング部2bとから成る円筒状の部材であり、その断面はL字型に形成されている。小外径リング部2aの外径は、リングフレーム300の内径よりも小さく設定されている(図4参照)。
上記加圧リング3は、扁平なリング状部材であり、固定リング2と同軸状に配設されている。また、加圧リング3の内径は、固定リング2の小外径リング部2aの外径よりも大きく、かつ、リングフレーム300の外径よりも小さく設定されている(図4参照)。
加圧リング3は、回転テーブル1に昇降手段を介して取り付けられており、その昇降手段として、互いに上下方向に進退可能に螺合したねじ棒6とねじ筒7とを有する。ねじ棒6は、その外周に雄ねじ部が形成され、加圧リング3の下面に垂下状に固着されている。一方、ねじ筒7は、その内周にねじ棒6の雄ねじ部が螺合する雌ねじ部が形成してあり、回転テーブル1に貫設した孔に回転可能に挿通されている。なお、ねじ筒7は、回転テーブル1に対して上下方向に移動しないように位置決めされている。この実施形態では、3つのねじ棒6が加圧リング3の周方向等間隔(120°間隔)に配設され、それらねじ棒6の配設位置に対応してねじ筒7が3つ配設されている。
エキスパンド装置本体Aは、昇降用モータ8と、この昇降用モータ8の回転を各ねじ筒7に伝達するための駆動ギア11、従動ギア10及びリングギア9を備えている。
駆動ギア11は、昇降用モータ8の回転軸8aに付設され、従動ギア10は各ねじ筒7の下端に付設されている。リングギア9は、複数のころ等の回転支持部材12によって、周方向に回転可能に支持されている(図2参照)。リングギア9の外周には、周方向等間隔に歯列9b(以下、外周歯列という)が形成され、この外周歯列9bに駆動ギア11が噛合している。また、リングギア9の内周にも、周方向等間隔に歯列9a(以下、内周歯列という)が形成され、この内周歯列9aに各従動ギア10が噛合している(図3参照)。
リングギア9の素材としては、従動ギア10との噛合部間、及び駆動ギア11との噛合部間の摩擦を低減して円滑に動力伝達するために、自己潤滑性を有する樹脂を採用することが好ましい。また、これら噛合部間に潤滑剤を充填することも考えられるが、潤滑剤は飛散してコンタミネーションの原因となる虞がある。これに対し、自己潤滑性を有する樹脂で構成したリングギア9は、潤滑剤を使用する必要がないので、メンテナンス性に優れ、コンタミネーションの発生も回避できる。
昇降用モータ8は、図示しない昇降手段によって昇降可能に設けられている。一方、駆動ギア11は、図示しない支持機構によってリングギア9の外周に隣接した状態で支持されている。すなわち、この実施形態では、昇降用モータ8の昇降に伴って、昇降用モータ8の回転軸8aと駆動ギア11は、互いに連結・分離するように構成されている。
図5は、本発明の他の実施形態を示す平面図である。図5に示す実施形態では、リングギア9の内周にのみ歯列9cを形成し、外周には歯列を形成していない。この内周歯列9cに、各従動ギア10及び駆動ギア11が噛合している。また、リングギア9の外周にのみ歯列を形成し、その外周歯列に各従動ギア10及び駆動ギア11を噛合させてもよい(図示省略)。
また、図6は、本発明のさらに別の実施形態を示す平面図である。図6に示す実施形態では、リングギア9の内周に各従動ギア10が噛合する歯列9dを有すると共に、リングギア9の上面の周方向に駆動ギア11が噛合する歯列9eが形成されている。また、駆動ギア11が噛合する歯列9eを、リングギア9の下面の周方向に形成してもよい(図示省略)。
以下、上記エキスパンド装置の動作について説明する。
図4に示すように、ダイシング装置によって半導体ウェーハを切断して成形した多数の半導体チップ100aを接着すると共にリングフレーム300に貼り付けられたウェーハシート200を、図示しない搬送装置で搬送して、固定リング2の上に載置する。このとき、加圧リング3は固定リング2の上方の所定位置に配置されている。
図7に示すように、図示しない制御装置の信号に基づいて、昇降用モータ8を所定の方向(正方向)に回転させる。この昇降用モータ8の回転が、駆動ギア11、リングギア9、各従動ギア10を順次介して、各ねじ筒7に伝達され、各ねじ筒7が同期して回転する。各ねじ筒7の回転に伴って、ねじ棒6がねじ筒7内に螺入し、加圧リング3が下降する。
加圧リング3を下降させると、加圧リング3によってリングフレーム300が押し下げられ、ウェーハシート200が放射状に引き伸ばされる。ウェーハシート200が引き伸ばされることにより、ウェーハシート200上の各半導体チップ100a同士の間隔が拡大する。そして、加圧リング3を所定の位置まで下降させると、上記制御装置によって昇降用モータ8を停止して加圧リング3を静止させる。
その後、図示しない突き上げ部材で半導体チップ100aをウェーハシート200の下方から突き上げる(図9参照)。そして、その突き上げた半導体チップ100aをコレットで1個ずつ真空吸着してピックアップし、回路基板等にボンディングする。
また、回転用モータ4を駆動して回転テーブル1を回転させれば、固定リング2及び加圧リング3が回転テーブル1と一体に回転する。これにより、ウェーハシート200を引き伸ばした状態で、その周方向の向きを変更することができ、半導体チップ100aの位置をコレットのピックアップ位置に位置合わせすることが可能である。さらに、必要に応じて、ウェーハシート200を水平方向に移動させる機構を備えてもよい。
また、回転テーブル1の回転精度を向上させるには、回転テーブル1と一緒に回転する部材の重量を減らして、回転時に回転テーブル1に作用する慣性をなるべく小さくすることが望まれる。そこで、回転テーブル1を回転する前に、昇降用モータ8を下降させて、駆動ギア11と昇降用モータ8を分離する。これにより、昇降用モータ8が回転テーブル1と一体に回転することがなく、回転テーブル1に作用する慣性を昇降用モータ8の分だけ低減することができる。
コレットによる半導体チップの上記ピックアップ及びボンディング工程を終えると、回転テーブル1を逆方向に回転させて回転前の位置に戻す。これにより、駆動ギア11は回転前の位置に戻って昇降用モータ8の上方に配置される。そして、昇降用モータ8を上昇させて駆動ギア11と連結して、昇降用モータ8を(上記所定の方向と)逆方向に回転させる。昇降用モータ8の回転が、駆動ギア11、リングギア9、各従動ギア10を順次介して、各ねじ筒7に伝達され、各ねじ筒7が同期して逆方向に回転する。各ねじ筒7の逆回転に伴って、各ねじ棒6がねじ筒7から螺出し、加圧リング3が元の位置まで上昇する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加え得ることは勿論である。上述の実施形態では、ねじ棒6を加圧リング3に固着し、ねじ筒7を回転可能に構成しているが、ねじ棒6とねじ筒7の配置を入れ替えて、ねじ筒7を加圧リング3に固着すると共に、ねじ棒6を回転可能に構成し、当該ねじ棒6に従動ギア10を一体に付設してもよい。また、伸縮性シートに接着する電子部品は、上記半導体チップ以外に、基板又はそれ以外の電子部品であってもよい。
本発明に係るエキスパンド装置の側面断面図である。 前記エキスパンド装置の要部を示す斜視図である。 図2の平面図である。 前記エキスパンド装置にウェーハシートを貼り付けたリングフレームを配置した状態を示す側面断面図である。 前記エキスパンド装置の他の実施形態を示す平面図である。 前記エキスパンド装置のさらに別の実施形態を示す平面図である。 前記エキスパンド装置の動作を説明するための側面断面図である。 半導体装置の製造工程について説明する図で、(A)は半導体ウェーハを接着したウェーハシートをリングフレームに貼り付けた状態の断面図、(B)はウェーハシートに貼り付けられた半導体ウェーハをダイサによって切断分離して半導体チップにする工程の断面図、(C)は多数の半導体チップが接着されたウェーハシートを引き伸ばす工程の断面図である。 引き伸ばし後のウェーハシートにおける半導体チップの突き上げ動作及びピックアップ動作を示す要部拡大図である。 従来のエキスパンド装置の側面断面図である。
符号の説明
1 回転テーブル
2 固定リング
3 加圧リング
6 ねじ棒
7 ねじ筒
8 昇降用モータ
9 リングギア
9a 歯列
9b 歯列
10 従動ギア
11 駆動ギア
100a 半導体チップ(電子部品)
200 ウェーハシート
300 リングフレーム
A エキスパンド装置本体

Claims (6)

  1. 固定リングと、前記固定リングに対して昇降可能に設けた加圧リングを備え、電子部品を接着した伸縮性シートを貼り付けたリングフレームを、前記加圧リングによって固定リング側へ押し付けて前記シートを引き伸ばすように構成したエキスパンド装置において、
    前記加圧リングに設けた昇降手段に駆動力を伝達するための複数の従動ギアと、昇降用モータに付設した駆動ギアと、前記各従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成した回転可能なリングギアを有することを特徴とするエキスパンド装置。
  2. 前記加圧リングの昇降手段として、互いに上下方向に進退可能に螺合したねじ棒及びねじ筒をそれぞれ複数有し、当該ねじ棒及びねじ筒のうちの一方をそれぞれ前記加圧リングに付設すると共に、他方をそれぞれ動力伝達部材を介して正方向及び逆方向に回転可能な昇降用モータによって回転可能に構成したエキスパンド装置であって、
    前記動力伝達部材が、前記ねじ棒及びねじ筒のうちの前記他方にそれぞれ付設した従動ギアと、前記昇降用モータに付設した駆動ギアと、前記各従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成した回転可能なリングギアを有することを特徴とする請求項1に記載のエキスパンド装置。
  3. 前記リングギアの内周に、前記従動ギア及び駆動ギアのうちの一方が噛合する歯列を周方向等間隔に形成すると共に、前記リングギアの外周に、前記従動ギア及び駆動ギアのうちの他方が噛合する歯列を周方向等間隔に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエキスパンド装置。
  4. 前記リングギアの内周又は外周に、前記従動ギア及び駆動ギアが噛合する歯列を周方向等間隔に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のエキスパンド装置。
  5. 前記固定リング、加圧リング、ねじ棒、ねじ筒、従動ギア、駆動ギア及びリングギアを、エキスパンド装置本体に設けた回転テーブルと一体に回転可能に配設すると共に、前記駆動ギアと前記昇降用モータを互いに分離可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載のエキスパンド装置。
  6. 前記リングギアを、自己潤滑性を有する樹脂で構成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエキスパンド装置。
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