JP2009057968A - 内部冷却チャネルを有するマルチパート鋳造タービンエンジン部品及びマルチパート鋳造タービンエンジン部品を形成する方法 - Google Patents

内部冷却チャネルを有するマルチパート鋳造タービンエンジン部品及びマルチパート鋳造タービンエンジン部品を形成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タービンエンジン用のマルチパート鋳造部品を提供する。
【解決手段】本マルチパート鋳造部品は、少なくとも1つの冷却流路セクションを備えた本体部分を有する第1の部品セクションと、少なくとも1つの冷却流路セクションを備えた本体部分を有する第2の部品セクションとを含む。第1及び第2の部品セクションは、該第1の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションが該第2の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションと整列して冷却流チャネルを形成した状態で、分割線に沿って接合されてタービンエンジン部品を形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、タービンエンジンの技術に関し、より具体的には、内部に形成した冷却空洞を有する2部品鋳造タービンエンジン部品に関する。
一般的に、ガスタービンエンジンは、燃料/空気混合気を燃焼させて、高温ガスストリームの形態で熱エネルギーを放出し、高温ガスストリームは、高温ガス通路を介してタービンセクションに送られる。より具体的には、圧縮機が、流入空気を高圧に加圧する。高圧空気は、燃焼室に給送されて燃料と混合され、可燃混合気を形成する。可燃混合気は次に、点火されて高圧高速ガスストリームを形成し、この高圧高速ガスストリームが、タービンに給送される。高圧空気は、タービンロータ組立体の一部を形成するロータブレード又はバケット上に衝突する。このようにして、タービンは、高温高速ガスストリームからの熱エネルギーを、タービンシャフトを回転させる機械エネルギーに変換する。
多くのケースでは、各ロータブレードの内部部分には、特にロータブレードの翼形部の温度を低下させるために冷却ガスが給送される。冷却ガスは、ブレードに一体成形した内部通路を通して給送される。幾つかのケースでは、通路は、ロストワックスインベストメント鋳造法を用いて形成される。他のケースでは、通路は、セラミック中子の周りに形成される。いずれのケースでも、通路は、製造するのが困難であり、高価であり、またその形状が制限される。加えて、セラミック中子は、ブレードを形成するのに用いる様々な合金とネガティブ反応を示すおそれがある。さらに、セラミックコアは、脆弱であり、移動及び破損しやすい傾向にある。最後に、通路の内面は、残留したコア欠損、配向不良粒子又はバリを含むおそれがある。上記の製造方法は、不可能でないとしても、通路の目視検査を困難にする。
米国特許第6966756号明細書
1つの態様によると、本発明は、タービンエンジン用のマルチパート鋳造部品を提供する。本マルチパート鋳造部品は、第1の冷却流路セクションを形成する内部部分を備えた本体部分を有する第1の部品セクションと、第2の冷却流路セクションを形成する内部部分を備えた本体部分を有する第2の部品セクションとを含む。第1及び第2の部品セクションは、第1及び第2の冷却流路セクションが整列して冷却流チャネルを形成した状態で、分割線に沿って接合されてタービンエンジン部品を形成する。
別の態様によると、本発明は、タービンエンジン用のマルチパート鋳造部品を形成する方法を提供する。本方法は、第1の部品セクションを鋳造する段階と、第1の部品セクション内に第1の冷却流路セクションを形成する段階と、第2の部品セクションを鋳造する段階と、第2の部品セクション内に第2の冷却流路セクションを形成する段階とを含む。本方法はまた、第1及び第2の冷却流路セクションが整列して冷却流チャネルを構成した状態で、第1及び第2の部品セクションを分割線に沿って接合してタービンエンジン部品を形成する段階を必要とする。
本発明は、内部冷却チャネルを有する2部品鋳造タービンエンジン部品を提供し、内部冷却チャネルは、他の鋳造方法に関連する欠点の多くを回避しながらその構造が容易に形成されかつ容易に目視検査することができることを理解されたい。いずれにしても、本発明の様々な態様の付加的な目的、特徴及び利点は、幾つかの図において同じ参照符号が対応する部品を表している図面と共に行った以下の詳細な説明からより容易に明らかとなるであろう。
まず図1を参照すると、本発明によって構成したガスタービンエンジンは、その全体を参照符号10で示している。タービンエンジン10は、圧縮機12を含み、圧縮機12は、シャフト18を介してタービン14及び発電機16に作動結合される。シャフト18は、単一かつモノリシック構造の部品として示しているが、シャフト18はまた、各セグメントが隣接するエンジン部品に結合された複数のセグメントで形成することもできることが容易に理解されるであろう。
いずれにしても、エンジン10は、図示するようにさらに燃焼器20を含み、燃焼器20内で、圧縮機12からの空気21と燃料22とが混合されて可燃混合気を形成する。可燃混合気は、点火されて高圧高温燃焼生成物すなわちガス28を形成し、この燃焼ガス28は、タービン14を駆動するために用いられる。より具体的には、高圧高温ガス28はタービン14内に流入し、その2つを参照符号40及び41で示す複数のロータブレードを有するロータ組立体35上に衝突する。ロータ組立体35は、高圧高温ガス28からの熱エネルギーを回転機械エネルギーに変換する。
ロータ組立体35に結合される時、ロータブレード40及び41は、シャフト18のようなロータシャフトに回転可能に取付けられたロータディスク(図示せず)に連結される。別の構成では、ロータブレード40及び41は、ロータスプール(図示せず)内に取付けられる。いずれにしても、周方向に隣接するロータブレード40及び41は同一であり、詳細な説明はロータブレード40に関して以下で行うことにする。しかしながら、この例示的な実施形態では、複数のロータブレードの各々は同様に構成されていることを理解されたい。
図2及び図3に最もよく示しているように、ロータブレード40は、翼形部60、プラットフォーム部分62、シャンク部分64及びダブテール66を含み、これらは全体でバケットとして知られている。各翼形部60は、第1の側壁70と第2の側壁72とを含む。この図示した実施形態では、第1の側壁70は凸面形であり、翼形部60の負圧側面を形成する。対照的に、第2の側壁72は凹面形であり、翼形部60の正圧側面を形成する。側壁70及び72は、共同で翼形部60の前縁74及び軸方向に間隙を置いた後縁76を形成する。より具体的には、後縁76は、前縁74から翼弦方向かつ下流側に間隙を置いて配置される。
以下で一層十分に説明するように、前縁74には、冷却ガスがロータブレード40を通って流れることができる通気ダクトとして働く複数の開口部77が設けられる。同様に、後縁76は、これもまた冷却ガスの通気ダクトとして働く複数の開口部78を含む。第1及び第2の側壁70及び72は、プラットフォーム部分62に隣接して設置されたバケット又はブレード根元79から翼形部先端80までスパンにわたって外向きに延びる。図3に最もよく示しているように、翼形部先端80は、陥凹座部84によって形成された開口82を含む。先端キャップ85が、陥凹座部84内に設けられ、開口82を閉鎖する。しかしながら、先端キャップ85には、参照符号87で示すような小開口部を設けて、これら小開口部によって、冷却ガスのごく一部が高温ガス通路(図示せず)内に流れるのを可能にすることができる。
この図示した実施形態では、シャンク部分64は、プラットフォーム部分62からダブテール66まで半径方向内向きに延び、ダブテール66は、シャンク部分64から半径方向内向きに延びてロータブレード40をロータディスク(図示せず)に固定するのを可能にする。プラットフォーム部分62はまた、上流側面すなわちスカート107と下流側面すなわちスカート109とを含み、これらスカート107及び109は、正圧側端縁部111及び負圧側端縁部112によって連結される。シャンク部分64は、図示するようにほぼ凹状の側壁120とほぼ凸状の側壁(図示せず)とを含み、これら側面124及び126は、上流側面124及び下流側面126で連結される。このようにして、凹状側壁120は、それぞれ上流側壁及び下流側壁124及び126に対して陥凹しており、ロータ組立体35内にロータブレード40が結合されると、隣接するロータブレード40及び41間にシャンク空洞128が形成されるようになる。
さらに図2及び図3に示すように、ロータブレード40は、前方エンゼルウィング130と後方エンゼルウィング132とを含み、これらエンゼルウィング130及び132は、それぞれ上流側壁124及び下流側壁126から外向きに延びる。前方及び後方エンゼルウィング130及び132は、ロータ組立体35内に形成された対応する前方及び後方エンゼルウィング空洞(図示せず)を密封するように構成される。加えて、ロータブレード40は、前方下部エンゼルウィング134を含み、この前方下部エンゼルウィング134は、上流側壁124から外向きに延びてロータブレード40とロータディスク(図示せず)との間を密封するのを可能にする。
本発明の1つの態様によると、ロータブレード40は、エンジン10のマルチパート鋳造部品である。より具体的には、ロータブレード40は、第1の部品セクション142と第2の部品セクション144とを含み、これら部品セクション142及び144は、別個に鋳造されかつ分割線150に沿って互いに接合される。例示的な実施形態によると、第1及び第2の部品セクション142及び144は、アルミニウムで鋳造される。しかしながら、部品セクション142及び144は、超合金などの様々な材料でまた様々な公知の形成法によって形成することができる。
次に図4を参照して、ロータブレード40の第1及び第2の部品セクション142及び144を説明する。図示するように、第1の部品セクション142は、第1及び第2の冷却ガス通路セクション164及び165を形成した内部部分162を有する本体部分160を含む。図示するように、第1の冷却ガス通路セクション164は、入口セクション168を含み、この例示的な実施形態では、この入口セクション168は、分岐しておりかつ流れチャンバ170内に通じる。流れチャンバ170は、内部部分162を貫通して長手方向に第1の流れ反転セクション172まで延びる第1の流れセクション171につながる。第1の流れ反転セクション172から、第1の冷却流路セクション164は、内部部分162を貫通して戻るように長手方向に延びる流れ戻りセクション174に通じる。流れ戻りセクション174は、第2の流れ反転セクション176で終端し、第2の流れ反転セクション176は、出口流れセクション178に通じる。出口流れセクション178は、前縁74内の開口部77及び翼形部先端80内の開口部87を通して冷却ガスを給送する。
上述のものと同様の方法で、第2の冷却流路セクション165は、入口セクション188を含み、この例示的な実施形態では、この入口セクション188は、分岐しておりかつ流れチャンバ190内に通じる。流れチャンバ190は、内部部分162を貫通して長手方向に第1の流れ反転セクション192まで延びる第1の流れセクション191につながる。第1の流れ反転セクション192から、第2の冷却流路セクション165は、内部部分162を貫通して戻るように長手方向に延びる流れ戻りセクション194に通じる。流れ戻りセクション194は、第2の流れ反転セクション196で終端し、第2の流れ反転セクション196は、出口流れセクション198に通じる。出口流れセクション198は、後縁76内の開口部78及び翼形部先端80内の開口部87を通して冷却ガスを給送する。この点において、第1及び第2の冷却流路セクション164及び165は同様に見えるが、各冷却路セクション164、165が取る特定の通路は、ロータブレード40の特定の構成又はジオメトリに応じて異なるものにすることができることを理解されたい。
第1の部品セクション142に関して上述したものと同様の方法で、第2の部品セクション144は、第3及び第4の冷却流路セクション214及び215を形成した内部部分212を有する本体部分210を含む。第2の部品セクション144は、実際には第1の部品セクション142の鏡像である。従って、第3の冷却流路セクション214は、第1の冷却流路セクション164の鏡像である一方、第4の冷却流路セクション215は、第2の冷却流路セクション165の鏡像である。しかしながら、完全を期すために説明すると、第3の冷却流路セクション214は、入口セクション218を含み、この例示的な実施形態では、この入口セクション218は、分岐しておりかつ流れチャンバ220内に通じる。流れチャンバ220は、内部部分212を貫通して長手方向に第1の流れ反転セクション222まで延びる第1の流れセクション221につながる。第1の流れ反転セクション222から、第3の冷却流路セクション214は、内部部分212を貫通して戻るように長手方向に延びる流れ戻りセクション224に通じる。流れ戻りセクション224は、第2の流れ反転セクション226で終端し、第2の流れ反転セクション226は、出口流れセクション228に通じる。出口流れセクション228は、前縁74内の開口部77及び翼形部先端80内の開口部87を通して冷却ガスを給送する。
また同様な方法で、第4の冷却流路セクション215は、入口セクション238を含み、この例示的な実施形態では、この入口セクション238は、分岐しておりかつ流れチャンバ240内に通じる。流れチャンバ240は、内部部分212を貫通して長手方向に第1の流れ反転セクション242まで延びる第1の流れセクション241につながる。第1の流れ反転セクション242から、第4の冷却流路セクション215は、内部部分212を貫通して戻るように長手方向に延びる流れ戻りセクション244に通じる。流れ戻りセクション244は、第2の流れ反転セクション246で終端し、第2の流れ反転セクション246は、出口流れセクション248に通じる。出口流れセクション248は、後縁76内の開口部78及び翼形部先端80内の開口部87を通して冷却ガスを給送する。
この配列の場合では、冷却流路164、165及び214、215は、機械加工、成形及び同様なもののような様々な方法を用いてそれぞれ第1及び第2の部品セクション142及び144内に形成される。使用した方法にかかわらず、形成されると、冷却流路セクション164、165及び214、215は、冷却効率全体を損なうおそれがある異常の目視検査を容易に行うことができる。次に、第1及び第2の部品セクション142及び144は、第1の冷却流路セクション164が第3の冷却流路セクション214と整合してロータブレード40内に第1の冷却流チャネル300を形成するように、分割線150に沿って接合される。同様に、第2の冷却流路セクション165は、第4の冷却流路セクション215と整合してロータブレード40内に第2の冷却流チャネル304を形成する。部品セクション142及び144は、溶接、ろう付け及び同様なもののような様々な公知の金属接合法によって接合することができる。勿論、超合金又は金属以外の材料を用いてロータブレード40を形成する場合には、その他の接合法を使用することになる。いずれにしても、形成されると、ロータブレード40は、タービンエンジン10のロータブレード組立体35内に組み込まれる。
この点において、本発明の様々な態様は、製造費用を低減しかつ部品品質全体を改善することを理解されたい。加えて、部品をマルチパートで形成することによって、今や新たな冷却チャネル形状及び設計が可能である。すなわち、冷却チャネルは今や、厚い部分と薄い部分とを含むもの、或いは交互になった厚い部分と薄い部分とを含むものさえ形成することができる。さらに、本発明によると、現在の通路形成法ではこれ迄は達成不能であったような、ロータブレードの各部分に冷却ガスを給送することができる利点を有する極めて小型のチャネルの形成が可能になる。今や、部品の大きな部分を通して冷却媒体を運ぶ一層複雑な蛇行形状もまた、可能である。セラミックコア成形法はまた、特定の金属とネガティブ反応を示す傾向を有する。本発明は、これら問題を回避する。最後に本発明は、部品部品の精密な目視検査により、これ迄は検出不能であった空隙又は他の鋳造欠陥を点検するのを可能にする。すなわち、既存のセラミックコア成形法は、異なる寸法を有するチャネル、或いは極度に狭い又はそのような他の特徴を有する通路を形成することができない。セラミックコア成形法を用いる場合には、チャネルが形成されると、セラミックコアは注意深く除去しなければならない。厚い部分と薄い部分とがあるチャネル又は極度に狭いチャネルからセラミックコアを除去することは、破損の危険性なしには不可能である。コアが破損した場合には、ロータブレードは、廃棄しなければならない。
本発明の図示した態様に関して説明したが、本発明の技術的範囲から逸脱することなく本発明に対して様々な変更及び/又は修正を加えることができることは、容易に理解されるであろう。例えば、第1及び第2の冷却流路は、同様のものであるように図示しているが、本発明から反れることなく様々な他の構成もまた使用することができる。また、部品はアルミニウムで鋳造されるものとして説明しているが、エンジンの特定の用途に応じて、超合金及び非金属を含む他の材料もまた使用することができる。ロータブレードについて説明しているが、ベーン、バケット、ノズル及び同様なもののような様々な他のエンジン部品もまた本発明によって形成することができることも理解されたい。最後に、部品はあらゆる数の部品で鋳造することができ、図示するように2つの部品セクションに限定されると見なすべきでない。一般的に、本発明は、特許請求の範囲の技術的範囲によって限定されることのみを意図している。
本発明の態様により製作したロータブレードの形態として示す2部品鋳造エンジン部品を含むガスタービンエンジンの概略図。 図1のロータブレードの拡大斜視図。 図1のロータブレードの端面図。 接合される前における、図1のロータブレードの2つの部品セクションを示す側面図。
符号の説明
10 ガスタービンエンジン
12 圧縮機
14 タービン
16 発電機
18 シャフト
20 燃焼器
21 空気
22 燃料
28 燃焼生成物/ガス
35 ロータ組立体
40 ロータブレード
41 ロータブレード
60 翼形部
62 プラットフォーム部分
64 シャンク部分
66 ダブテール
70 第1の側壁(翼形部60の)
72 第2の側壁(翼形部60の)
74 前縁
76 後縁
77 開口部(前縁74内の)
78 開口部(後縁76内の)
79 バケット又はブレード根元
80 翼形部先端
82 開口(翼形部先端80内の)
84 陥凹座部
85 先端キャップ
87 小開口部(先端キャップ85の)
107 上流側面/スカート(プラットフォーム部分62の)
109 下流側面/スカート(プラットフォーム部分62の)
111 正圧側端縁部
112 負圧側端縁部
120 凹状側壁(シャンク部分64の)
124 上流側壁(シャンク部分64の)
126 下流側壁(シャンク部分64の)
128 シャンク空洞
130 前方エンゼルウィング
132 後方エンゼルウィング
134 前方下部エンゼルウィング
142 第1の部品セクション
144 第2の部品セクション
150 分割線
160 本体部分(第1の部品セクション142の)
162 内部部分
164 第1の冷却流路セクション
165 第2の冷却流路セクション
168 入口セクション(第1の冷却流路セクション164の)
170 流れチャンバ(第1の冷却流路セクション164の)
171 第1の流れセクション
172 第1の流れ反転セクション
174 流れ戻りセクション
176 第2の流れ反転セクション
178 出口流れセクション
188 入口セクション(第2の冷却流路セクション165の)
190 流れチャンバ
191 第1の流れセクション
192 第1の流れ反転セクション
194 流れ戻りセクション
196 第2の流れ反転セクション
198 出口流れセクション
210 本体部分
212 内部部分
214 第3の冷却流路セクション
215 第4の冷却流路セクション
218 入口セクション
220 流れチャンバ
221 第1の流れセクション
222 第1の流れ反転セクション
224 流れ戻りセクション
226 第2の流れ反転セクション
228 出口流れセクション
238 入口セクション(第4の冷却流路セクション215の)
240 流れチャンバ
241 第1の流れセクション
242 第1の流れ反転セクション
244 流れ戻りセクション
246 第2の流れ反転セクション
248 出口流れセクション
300 冷却流チャネル
304 冷却流チャネル

Claims (11)

  1. タービンエンジン用のマルチパート鋳造部品であって、
    少なくとも1つの冷却流路セクションを備えた本体部分を有する第1の部品セクションと、
    少なくとも1つの冷却流路セクションを備えた本体部分を有する第2の部品セクションと、を含み、
    前記第2の部品セクションが、前記第1の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションが該第2の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションと整列して冷却流チャネルを形成した状態で、分割線に沿って該第1の部品セクションに接合されてタービンエンジン部品を形成する、
    マルチパート鋳造部品。
  2. 前記第1及び第2の部品セクションが、接合されて、2部品タービンエンジン部品を形成する、請求項1記載のマルチパート鋳造部品。
  3. 前記第1の部品セクションが、第1のロータブレードセクションであり、
    前記第2の部品セクションが、第2のロータブレードセクションであり、
    前記第1及び第2のロータブレードセクションが、前記分割線に沿って接合されて、タービンロータブレードを形成する、
    請求項1記載のマルチパート鋳造部品。
  4. 前記第1の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションが、第1及び第2の冷却流路セクションを含む、請求項1記載のマルチパート鋳造部品。
  5. 前記第2の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションが、第3及び第4の冷却流路セクションを含み、
    前記第1及び第3の冷却流路セクションが、接合されて、第1の冷却流チャネルを形成し、
    前記第2及び第4の冷却流路セクションが、接合されて、第2の冷却流チャネルを形成する、
    請求項4記載のマルチパート鋳造部品。
  6. タービンエンジン用のマルチパート鋳造部品を形成する方法であって、
    第1の部品セクションを形成する段階と、
    前記第1の部品セクション内に少なくとも1つの冷却流路セクションを形成する段階と、
    第2の部品セクションを形成する段階と、
    前記第2の部品セクション内に少なくとも1つの冷却流路セクションを形成する段階と、
    前記第1の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションが前記第2の部品セクションの少なくとも1つの冷却流路セクションと接合してタービン部品内に冷却流チャネルを形成した状態で、該第1及び第2の部品セクションを分割線に沿って接合してタービンエンジン部品を形成する段階と、を含む、
    方法。
  7. 前記タービンエンジン部品が、タービンロータブレードである、請求項6記載の方法。
  8. 前記第1の部品セクション内に第1及び第2の冷却流路セクションを形成する段階と、
    前記第2の部品セクション内に第3及び第4の冷却流路セクションを形成する段階と、
    前記第1及び第2の部品セクションを前記分割線に沿って接合した時に、前記第1の冷却流路セクションが前記第3の冷却流路セクションと整合して前記タービン部品内に第1の冷却流チャネルを構築しまた前記第2の冷却流路セクションが前記第4の冷却流路セクションと整合して該タービン部品内に第2の冷却流チャネルを構築するようにする段階と、をさらに含む、
    請求項6記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの冷却流路セクションが、前記第1及び第2の部品セクションの対応するものから機械加工される、請求項6記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの冷却流路セクションが、前記第1及び第2の部品セクションの対応するものに成形される、請求項6記載の方法。
  11. 前記タービンエンジン部品が、2つの部品で形成される、請求項6記載の方法。
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