JP2009055527A - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理に関する設定の内容及び処理の進捗状況の確認を処理完了前に確認できる画像処理装置及び画像処理システムを提供する。
【解決手段】画像情報及び当該画像情報に対して施すべき画像処理内容、画像処理済の画像情報の格納先及び処理状況の通知先を含む設定情報を取得し、前記設定情報に関する参照情報を生成すると共に、前記設定情報に基づいて前記画像情報に対して画像処理を施して前記設定情報に基づく出力情報を生成し、前記参照情報を前記設定情報に基づく格納先に格納すると共に、前記出力情報生成手段により前記出力情報が生成された場合には、前記参照情報を当該出力情報に置換するように当該出力情報を格納して、前記参照情報が格納された場合に、前記参照情報の参照手順を示す手順を前記設定情報に基づく前記通知先に通知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理システムに関する。
近年、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ送信機能等、複数の機能を備えた複合機において、内部における画像処理の内容の複雑化等により処理時間が増加している。
このため、画像を読み取る速度に画像処理速度が追いつかず、原稿の読み取りが終了してから画像処理が終了するまでの待ち時間が長期化する傾向にある。
特に、スキャナ機能を実行する場合、処理時間の長い複雑な画像処理が指定される場合が多く、複合機で画像の読み取りが完了してからファイルが生成され、ファイルが指定した転送先に転送されてくるまでの時間が長くなる。
この場合、ユーザは転送先の設定が誤っていたのではないか、機器や通信経路に障害が発生したのではないか、等という不安に駆られることもある。この結果、ユーザが再度原稿の読み取りを行なってしまったり、通信経路としてケーブルを使用している場合にはケーブルの抜き差しを行なってしまったりと、無駄な作業をしてしまうことがあった。
また、このスキャナ機能においては、原稿の読取範囲指定の設定が誤っていた場合、処理が終わってファイルが転送されてくるまでの間は確認ができない。したがって、全ての処理が完了した後に設定の誤りが発覚し、再度読み取りをやり直して所望のファイルを得る必要があり、時間を無駄に費やすことになる。
さらに、スキャナ機能により生成したファイルを、ユーザがPC(Personal Computer)で作成した電子メールの本文に添付して送信しようとしている場合には、処理が完了するまでの間、ユーザはメールの配信ができず、待たされることになり効率が悪い。
従来、特許文献1に記載されているように、ネットワークに接続されるOA機器の処理状態通知方法として、OA機器での処理の進捗状態を予め設定した通知先に通知することが提案されている。なお、通知先としては、ポケットベル、内線電話、携帯型情報処理装置、コンピュータ等が挙げられている。
特開2007−135174公報
本発明は、画像処理に関する設定の内容及び処理の進捗状況の確認を画像処理完了前に確認できる画像処理装置及び画像処理システムを提供することが目的である。
請求項1の発明は、画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報に対して施すべき画像処理内容、画像処理済の画像情報の格納先及び処理状況の通知先を含む設定情報を取得する設定情報取得手段と、前記設定情報に関する参照情報を生成する参照情報生成手段と、前記画像情報に対して前記設定情報に基づく画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段による画像処理済みの画像情報及び前記設定情報に基づいて出力情報を生成する出力情報生成手段と、前記参照情報生成手段により生成された前記参照情報を前記設定情報に基づく格納先に格納すると共に、前記出力情報生成手段により前記出力情報が生成された場合には、前記参照情報を当該出力情報に置換するように当該出力情報を格納する格納手段と、前記格納手段により前記参照情報が格納された場合に、前記参照情報の参照手順を示す手順を前記設定情報に基づく前記通知先に通知する通知手段と、を備えている。
請求項2の発明は、前記参照情報は、前記設定情報を表す文字、記号及び画像の少なくとも1つを含む情報とされている。
請求項3の発明は、前記画像情報取得手段は、原稿面に形成された画像を読み取ることにより前記画像情報を取得し、前記参照情報は、前記画像情報取得手段により取得した画像の縮小画像を含む情報とされている。
請求項4の発明は、前記設定情報取得手段は、前記通知先として、前記格納先とは異なる装置を指定させる構成とされている。
請求項5の発明は、前記通知手段は、前記参照情報の格納先及び前記参照情報のファイル名に基づいてリンク情報を含むファイルを前記通知先に送信することにより通知する。
請求項6の発明は、前記参照情報生成手段は、前記出力情報生成手段により生成される出力情報と同じファイル名の参照情報を生成する。
請求項7の発明は、前記格納手段は、前記参照情報に前記出力情報を上書きする。
請求項8の発明は、前記格納手段は、前記参照情報を予め設定された記憶領域に退避させてから前記格納先に前記出力情報を格納する。
請求項9の発明は、前記格納手段は、前記参照情報のファイル名を変更して前記出力情報を格納する。
請求項10の発明は、請求項1〜請求項9の何れか1項記載の画像処理装置と、前記画像処理装置と無線又は有線により通信可能に接続され、前記格納先として指定可能な情報管理装置と、前記画像処理装置及び前記情報管理装置と無線又は有線により通信可能に接続され、前記通知先として指定可能な端末と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、画像処理に関する設定の内容及び処理の進捗状況の確認を画像処理完了前に確認できる。
請求項2記載の発明によれば、画像処理に関する設定をそのまま確認できる。
請求項3記載の発明によれば、縮小画像を含まない場合と比較して読取範囲や原稿の向きに関する設定が容易に確認できる。
請求項4記載の発明によれば、格納先と無線又は有線により通信可能な装置等と通知先とで出力情報を共有できる。
請求項5記載の発明によれば、通知先において、格納先に格納された情報の読出しが簡単な操作で行なえる。
請求項6記載の発明によれば、通知先に送信するリンク情報が1つでよい。
請求項7記載の発明によれば、通知先において、格納先に格納されている情報に応じて画像処理の進捗状況が把握できる。
請求項8記載の発明によれば、通知先において、格納先に格納されている情報に応じて画像処理の進捗状況が把握できると共に、出力情報の格納後も参照情報を利用できる。
請求項9記載の発明によれば、出力情報の格納後も、参照情報を利用できる。
請求項10記載の発明によれば、画像処理に関する設定の内容及び処理の進捗状況の確認を画像処理完了前に確認できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像処理システム10の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、画像処理システム10は、複合機12と、データ管理サーバ14と、クライアント端末16と、を含んで構成されており、それぞれネットワーク18に接続されている。
なお、実際には、何れの機器も複数台接続可能であるが、同図では、説明の錯綜を回避するために、複合機12、データ管理サーバ14及びクライアント端末16がそれぞれ1台ずつ接続された形態について示した。
データ管理サーバ14としては、データを蓄積、管理するための記憶装置を有し、外部装置との通信が可能な種々のコンピュータ等を適用することができる。
また、クライアント端末16としては、パーソナルコンピュータ等、表示装置や入力デバイス等を備え、外部装置との通信が可能な種々のコンピュータを適用することができる。
なお、同図では、ネットワーク18を介して各機器が接続された形態について示したが、各機器が互いに通信によりデータを授受できれば、ネットワークに限らず、あらゆる通信媒体を適用することができる。
図2には、本実施の形態に係る複合機12の構成が概略的に示されている。同図に示されるように、本実施の形態に係る複合機12は、通信制御部20、入力部22、スキャナ24、蓄積部26、画像処理部28、通知処理部30及び画像出力部32を含んで構成されている。また、複合機12は、マイクロコンピュータにより構成され、全体を制御する制御部13を含んで構成されており、制御部13により各部位を組み合わせて処理を行うことにより、ネットワーク18を介して接続されたクライアント端末16等から入力された画像データのプリント機能、原稿のスキャナ機能、原稿のコピー機能、ファクシミリ送受信機能等の複数の機能を実行可能に構成されている。
入力部22は、表示パネルや入力ボタン等を含んで構成されており、ユーザの操作入力に応じて、複合機12に実行させる機能の選択、各機能を実行する際のパラメータ等の選択、実行タイミングの指示等を入力する。
通信制御部20は、ネットワーク18を介した外部装置とのデータ通信を実行し、例えば、ネットワーク18を介して接続されたクライアント端末16から送信されたプリントデータを受信したり、ネットワーク18を介して接続された他の装置にデータを送信したりする。なお、受信したプリントデータは、蓄積部26に格納される。
また、スキャナ24は、不図示の原稿画像を読み取る読取機構を含んで構成されており、当該読取機構を駆動して原稿画像を示す画像情報を取得する。例えば、原稿面を下にして原稿読取ガラス(プラテンガラス)上の所定の読取位置にセットされた原稿にプラテンガラスを介して光を照射し、原稿面からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)を用いて電気信号に変換することにより原稿面に形成された画像を示す画像情報を取得し、蓄積部26に格納する。
画像処理部28は、蓄積部26に格納されている通信制御部20を介して受信したプリントデータやスキャナ24を介して取得された画像情報に対して所定の画像処理を施して、画像形成用の記録データを生成する。
また、画像出力部32は、記録紙上に画像を形成する画像形成ユニットを含んで構成されている。画像出力部32では、画像処理部28により生成された画像形成用の記録データに基づいて記録紙上に画像を形成して出力する。
ここで、通知処理部30は、設定情報を通知先に通知する処理を実行する。
図3は、本実施の形態に係る複合機12によるスキャナ機能の実行における通知処理に関する機能ブロック図である。なお、スキャナ機能は、制御部13が各部位を制御することにより実行されるため、同図では、制御部13の図示を省略する。
スキャナ機能においては、例えば、入力部22を介してスキャナ機能の選択情報、スキャナ機能を実行する際のパラメータを示す設定情報及びスキャナ機能の実行指示情報が入力される。制御部13では、入力部22を介して入力された機能の選択情報に基づいて、設定情報及びスキャナ機能の実行指示情報をスキャナ24及び画像処理部28に出力する。
なお、上記設定情報としては、画像処理済みの出力データの格納先、情報の通知先、読取領域、読取精度、出力データの出力形式や読取により得られた画像情報に対する画像処理の種類等を示す情報を適宜含めることができる。また、同図では、格納先としてデータ管理サーバ14が、通知先としてクライアント端末16が、それぞれ選択されている場合について説明する。
スキャナ24では、スキャナ機能の実行指示情報に基づいて、読取位置にセットされた原稿面の画像情報を取得し、所定のファイル形式の画像データとして蓄積部26に蓄積する。
一方、画像処理部28では、蓄積部26に蓄積された画像データに設定情報により示される画像処理を施す。なお、画像処理としては、OCR(Optical Character Recognition)処理や符号化による高圧縮処理等が挙げられる。また、これらの処理を組み合わせて設定される場合もある。
また、制御部13では、通信制御部20を介して、画像処理部28による画像処理済みの画像データを設定情報により示される格納先に送信する。
通知処理部30は、サムネイル画像生成部42、参照データ生成部44及び格納先情報生成部46を含んで構成されている。
サムネイル画像生成部42は、スキャナ24により読み取られ、蓄積部26に蓄積された画像データに基づいて、画像データの縮小画像をサムネイル画像として生成する。なお、読み取る原稿が複数ある場合、サムネイル画像の生成はスキャナ24による画像の読み取りと併行して実行される。
また、参照データ生成部44では、設定情報及びサムネイル画像生成部42により生成されたサムネイル画像に基づいて、所定のフォーマットの参照データを生成する。当該参照データ生成部44により生成された参照データは、上述した画像処理部28による画像処理済みの出力データと同じファイル名で制御部13により通信制御部20を介して格納先であるデータ管理サーバ14に送信される。
なお、参照データのフォーマットとしては、TIFF(Tagged Image File Format)、PNG(Portable Network Graphics)等の一般的な形式を適用することができる。
また、格納先情報生成部46では、通知先で閲覧可能なデータフォーマットであり、格納先へのリンク情報を含むリンクファイルを生成する。当該格納先情報生成部46で生成されたリンクファイルは、制御部13により通信制御部20を介して通知先であるクライアント端末16に送信される。
クライアント端末16では、リンクファイルが開かれ、格納先へのリンク情報が選択、実行指示されると、格納先であるデータ管理サーバ14へのネットワーク18を介したアクセスが実行される。この結果、クライアント端末16の表示装置には、設定情報に基づく出力データの格納前(画像処理の実行中)であれば参照データが、出力データの格納後(画像処理の実行完了後)であれば、出力データが、それぞれ表示される。
以下、本実施の形態の作用を説明する。
複合機12では、ユーザにより入力部22を介して実行する機能が選択されると、選択された機能を実行する処理が制御部13により実行される。
図4は、入力部22を介してスキャナ機能の実行が選択された場合に制御部13により実行されるスキャナ機能実行処理の流れを示すフローチャートである。以下、同図を参照して本実施の形態に係るスキャナ機能実行処理について説明する。
まず、ステップ200では、設定情報の入力待ちを行い、次のステップ202では、実行指示の入力待ちを行う。なお、スキャナ機能実行処理の実行開始後、実行指示が入力される前にスキャナ機能の実行をキャンセルする操作が行なわれた場合には、本スキャナ機能実行処理を終了する。
次のステップ204では、設定情報に基づいてスキャナ24を駆動し、原稿画像の読み取りを開始し、その後にステップ206に移行して、サムネイル画像生成部42によるサムネイル画像の生成を開始した後に、ステップ208に移行する。これにより、スキャナ24による原稿画像の読み取り及び画像データの蓄積が開始されると共に、順次画像データのサムネイル画像が生成される。
ステップ208では、全原稿の読取完了待ちを行ない、次のステップ210では、設定情報及びサムネイル画像に基づいて参照データを生成した後にステップ211に移行する。参照データは、出力データと同じファイル名で作成される。また、参照データは、例えば、読み取った画像データのサムネイル画像と共にユーザにより入力された設定情報が文字や記号等により表示されるように作成される。
ステップ211では、作成した参照データを、設定情報に基づく出力データの格納先であるデータ管理サーバ14に送信し、その後にステップ212に移行する。
ステップ212では、格納先情報として、格納先アドレスのリンクを含むリンクファイルを通知先で閲覧可能なデータフォーマットで生成し、その後にステップ213に移行して、リンクファイルを通知先に送信する。
次のステップ214では、画像処理部28により、蓄積部26に蓄積された画像データに対して設定情報に基づく画像処理を施し、その後にステップ216に移行して、設定情報に基づく全ての画像処理の完了待ちを行なう。
次のステップ218では、画像処理済みの画像データを設定情報に基づく出力形式とした出力データを格納先に送信し、その後に本スキャナ機能実行処理を終了する。
ここで、本実施の形態では、出力データと参照データとのファイル名が同じであるため、ステップ218において出力データを送信する際に、参照データに出力データを上書きするようにしてもよいし、参照データを削除して出力データを格納してもよい。
これにより、通知先で(例えば、クライアント端末16)では、リンクファイルを受信すると受信したリンクファイルを展開する。その後、ユーザの入力デバイスを介した指示により格納先へのリンク情報が選択、実行指示されると、格納先であるデータ管理サーバ14へのネットワーク18を介したアクセスが実行される。この結果、クライアント端末16の表示装置には、設定情報に基づく画像処理の完了前であれば参照データが、画像処理の完了後であれば、出力データが、それぞれ表示される。
また、ユーザは、通知先として選択したクライアント端末16でリンクファイルを受信できた場合には、通知先の設定が正しいと把握できる。さらに、リンクファイルのリンク情報を確認することで、格納先の設定が確認できる。そして、リンク情報を用いて格納先の参照データを読み出すことにより、その他の設定情報についても確認できる。
なお、本実施の形態では、サムネイル画像を生成し、参照データとして送信する形態について説明したが、設定情報を示す文字や記号を表示するデータを参照データとしてもよい。
また、本実施の形態で説明したように、設定情報にサムネイル画像が含まれている場合には、画像処理の設定を直感的に確認可能であり、特に、読取範囲の設定や原稿の向きの設定が意図した設定となっているかどうかの確認に効果的である。
また、本実施の形態で説明したように、クライアント端末16と通信可能に接続されたデータ管理サーバ14に出力データを格納する場合、クライアント端末16と同様にデータ管理サーバ14と通信可能に接続された端末と出力データを共有できる。
これにより、例えば、クライアント端末16から他のクライアント端末に出力データを添付した電子メールを送信したい場合、参照情報を確認してすぐにリンク情報を電子メールに添付して送信すれば、送信先のクライアント端末でもリンク情報を用いて参照情報や出力情報が読み出せるようになるので、画像処理の完了を待たずに電子メールの送信を実行することができる。
また、出力データをクライアント端末ではなくデータ管理サーバ14に格納する場合、クライアント端末16に出力データを格納する場合と比較して、ネットワークの外部から出力データが参照されることを防止できる。特に、クライアント端末が外部に持ち出された場合や、携帯型のクライアント端末が紛失された場合でも、クライアント端末自体にはデータの実体が保存されていないため、出力データの流出を防止できる。
また、出力データを送信する際に、格納先に既に格納されている参照データを別途予め設定した記憶領域に退避させてから格納先に出力データを格納し、退避された参照データをスキャナ機能のログとして利用してもよい。なお、出力データを送信する際に格納先に既に格納されている参照データのファイル名をリンクファイルに含まれるファイル名とは異なるファイル名に書き換えてから、出力データを格納先に格納するようにしてもよい。
本実施の形態で説明したように、参照データにサムネイル画像が含まれている場合には、そのままイメージログとして利用できる。
また、複合機12におけるスキャン処理のイメージログを採取したい場合、出力データがクライアント端末16に格納される形態では、出力データをクライアント端末16に送信する前にイメージログを生成しなければならないので、スキャン処理の生産性が低下する恐れがある。しかし、上記実施形態のように、出力データがデータ管理サーバ14に格納される形態の場合、データ管理サーバ14により、夜間等、稼働率の低い時間帯を利用してバッチ処理でログを生成することも可能になる。
なお、通知先としては、複数の機器を設定可能にしてもよく、格納先と同じ機器を選択してもよい。また、格納先としては機器だけを選択させるようにしてもよいし、機器内の格納位置まで選択させるようにしてもよい。
図5は、本発明の各種処理の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。図中、550はプログラム、552はコンピュータ、554は光磁気ディスク、556は光ディスク、558は磁気ディスク、560はメモリ、562は内部メモリ、566は読取部、570はハードディスク、568、574はインタフェース、572は通信部である。
上述の各実施の形態で説明した本発明の各種処理の機能の一部または全部を、コンピュータにより実行可能なプログラム550によって実現することが可能である。その場合、そのプログラム550及びそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体としては、コンピュータのハードウエア資源に備えられている読取部566に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取部566にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク554、光ディスク556(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク558、メモリ560(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム550を格納しておき、例えばコンピュータ552の読取部566あるいはインタフェース574にこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム550を読み出し、内部メモリ562またはハードディスク570に記憶し、CPU564によってプログラム550を実行することによって、本発明の各種処理の機能を実現することができる。あるいは、ネットワークなどを介してプログラム550をコンピュータ552に転送し、コンピュータ552では通信部572でプログラム550を受信して内部メモリ562またはハードディスク570に記憶し、CPU564によってプログラム550を実行することによって、本発明の各種処理の機能を実現してもよい。なお、コンピュータ552には、このほかインタフェース568を介して様々な装置と接続することができ、例えば情報を表示する表示装置やユーザが情報を入力する入力装置等も接続されている。
もちろん、一部の機能についてハードウエアによって構成することもできるし、すべてをハードウエア構成としてもよい。あるいは、他の構成とともに本発明も含めたプログラムとして構成することも可能である。
実施の形態に係る画像処理システムの構成を示す概略図である。 実施の形態に係る複合機の構成を機能的に示す概略図である。 実施の形態に係るスキャン処理の構成を機能的に示す機能ブロック図である。 実施の形態に係るスキャン処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の各種処理の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。
符号の説明
10 画像処理システム
12 複合機
13 制御部
14 データ管理サーバ
16 クライアント端末
18 ネットワーク
20 通信制御部(格納手段)
22 入力部(設定情報取得手段)
24 スキャナ(画像情報取得手段)
26 蓄積部
28 画像処理部(画像処理手段、出力情報生成手段)
30 通知処理部
32 画像出力部
42 サムネイル画像生成部
44 参照データ生成部(参照情報生成手段)
46 格納先情報生成部(通知手段)

Claims (10)

  1. 画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記画像情報に対して施すべき画像処理内容、画像処理済の画像情報の格納先及び処理状況の通知先を含む設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    前記設定情報に関する参照情報を生成する参照情報生成手段と、
    前記画像情報に対して前記設定情報に基づく画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理手段による画像処理済みの画像情報及び前記設定情報に基づいて出力情報を生成する出力情報生成手段と、
    前記参照情報生成手段により生成された前記参照情報を前記設定情報に基づく格納先に格納すると共に、前記出力情報生成手段により前記出力情報が生成された場合には、前記参照情報を当該出力情報に置換するように当該出力情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段により前記参照情報が格納された場合に、前記参照情報の参照手順を示す手順を前記設定情報に基づく前記通知先に通知する通知手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記参照情報は、前記設定情報を表す文字、記号及び画像の少なくとも1つを含む情報である請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像情報取得手段は、原稿面に形成された画像を読み取ることにより前記画像情報を取得し、
    前記参照情報は、前記画像情報取得手段により取得した画像の縮小画像を含む情報である請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記設定情報取得手段は、前記通知先として、前記格納先とは異なる装置を指定させる構成である請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記通知手段は、前記参照情報の格納先及び前記参照情報のファイル名に基づいてリンク情報を含むファイルを前記通知先に送信することにより通知する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の画像処理装置。
  6. 前記参照情報生成手段は、前記出力情報生成手段により生成される出力情報と同じファイル名の参照情報を生成する請求項1〜5の何れか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記格納手段は、前記参照情報に前記出力情報を上書きする請求項1〜6の何れか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記格納手段は、前記参照情報を予め設定された記憶領域に退避させてから前記格納先に前記出力情報を格納する請求項1〜6の何れか1項記載の画像処理装置。
  9. 前記格納手段は、前記参照情報のファイル名を変更して前記出力情報を格納する請求項6記載の画像処理装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか1項記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置と無線又は有線により通信可能に接続され、前記格納先として指定可能な情報管理装置と、
    前記画像処理装置及び前記情報管理装置と無線又は有線により通信可能に接続され、前記通知先として指定可能な端末と、
    を備えた画像処理システム。
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WO2011013223A1 (ja) 2009-07-29 2011-02-03 パイオニア株式会社 スピーカ装置
WO2011077560A1 (ja) 2009-12-25 2011-06-30 パイオニア株式会社 スピーカ用振動体、スピーカ装置

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