JP2009055250A - 携帯情報端末および操作入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 各操作キーに割り当てられた共通の機能とは別に、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能を簡易かつ迅速に遂行することを目的とする。
【解決手段】
本発明の携帯情報端末は、複数の操作キー150と、操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部110と、操作キーと別に設けられた特定キー116と、を備え、操作キーには、特定キーが押止されている間有効な所定の機能と相違する機能を割り当て可能であり、端末制御部は、特定キーが押止されている間に操作キーが押下され、かつ相違する機能が操作キーに割り当てられている場合、相違する機能を遂行することを特徴としている。
【選択図】 図1
【解決手段】
本発明の携帯情報端末は、複数の操作キー150と、操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部110と、操作キーと別に設けられた特定キー116と、を備え、操作キーには、特定キーが押止されている間有効な所定の機能と相違する機能を割り当て可能であり、端末制御部は、特定キーが押止されている間に操作キーが押下され、かつ相違する機能が操作キーに割り当てられている場合、相違する機能を遂行することを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の操作キーを通じて操作入力を行う携帯情報端末および操作入力方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)に代表される携帯情報端末は、小型、軽量化が進み、その機能も充実してきた。しかし、機能が充実するに連れ様々な操作入力も必要となるが、そのことが小型、軽量化を阻み兼ねない。そこで、昨今の携帯情報端末では、選択可能な各機能を一覧表示し、操作キーによる複数回の選択を通じて、所定の機能を選択できるようにしている。
また、折り畳み式の携帯情報端末において、ユーザが携帯情報端末の開閉動作とスイッチを連携することで、特に頻繁に利用する機能を優先的に呼び出す技術が知られている(例えば、特許文献1)。かかる技術では、例えば、電子メールを頻繁に利用するユーザが、煩雑な操作を行わなくても電子メールを直ぐに作成開始することができる。
さらに、数字入力のための押しボタンを削減し、スライドスイッチによる数値入力を導入することで筐体の小型化を可能とした技術も知られている(例えば、特許文献2)。
特開2006−197093号公報
特開平11−168537号公報
しかし、折り畳み式の携帯情報端末の開閉動作とスイッチを連携する技術は、電子メール作成等の頻繁に利用するアプリケーションを呼び出すまでの手順を短縮したに過ぎず、呼び出した後はそのアプリケーション上の通常の操作を行うこととなる。従って、操作入力自体の簡略化までには至っていない。また、かかる技術は、ストレート型等の一体型の携帯情報端末には適用できないといった問題も内在している。
また、数値入力を、スライドスイッチを通じて実行する技術では、数字入力の度にスライドスイッチの微妙な位置決めが必要となり、スライドスイッチを正確に操作しなければならないという要求がユーザの心理的負担を却って増大させている。
本発明は、従来の技術が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、各操作キーに割り当てられた共通の機能とは別に、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能を簡易かつ迅速に遂行可能な、携帯情報端末および操作入力方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の操作キーと、操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部と、操作キーと離隔して設けられた特定キーと、を備え、操作キーには、特定キーが押止されている間有効な、所定の機能と相違する機能を割り当て可能であり、端末制御部は、特定キーが押止されている間に操作キーが押下され、かつ相違する機能が操作キーに割り当てられている場合、相違する機能を遂行することを特徴とする、携帯情報端末が提供される。ここで押止は、押しとどめることを言う。
かかる構成により、各操作キーに割り当てられた共通の機能とは別の、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能(相異する機能)を、操作キーの複数回の押下を強いられることなく一度に遂行できるので、所望するタイミングで簡易かつ迅速な操作入力が可能となる。
また、上記相異する機能への切替のトリガを特定キーの押止とすることで、複雑な操作や複数回の選択(押下)手順を覚えなくても感覚的に相異する機能を遂行できる。さらに、相異する機能を利用できる期間を、特定キーが押止されている間とすることで、現在いずれの機能が有効となっているかを指の状態を通じて容易に把握でき、勘違いによる誤入力等を防ぐことが可能となる。
特定キーは、当該携帯情報端末を片手で把持し操作キーを所定の指で操作する際に他の指で押止可能となるように配置されてもよい。
かかる構成により、片手で当該携帯情報端末を操作している際に、機敏に動く主たる操作指例えば親指、以外の指(浮いている指)で、操作指と並行して補助的に特定キーを操作することが可能となる。また、特定キーの配置を他の指が押下しやすい位置とすることで、操作指の操作を妨げることなく容易に特定キーを並行操作することができる。
操作キーは、当該携帯情報端末の正面に設けられ、特定キーは、当該携帯情報端末の側面に設けられていてもよい。片手で当該携帯情報端末を把持したとき、主たる操作指である例えば親指以外の指は、携帯情報端末を支持するため側面に位置している。従って、特定キーを側面に設けると、他の指でその特定キーを押下し易くなり、円滑な操作入力が可能となる。
表示部と、表示部の表示画像を制御する表示制御部とをさらに含み、表示制御部は、特定キーが押止されている間、操作キーと割り当てられた相違する機能との対応関係を表示部に表示してもよい。
既存の携帯情報端末における操作キー表面には所定の機能を示す固定表示がなされる。かかる操作キー表面は有限なので、相異する機能までも操作キーに全て固定表示するのは困難である。本発明では、所望の画像を可変表示できる表示部に操作キーと相異する機能との関係を示すことで、ユーザはその相異する機能を視認でき、確実に相異する機能を遂行することができる。さらに操作キーの配置を対応付けることで、操作キーに割り当てられた相異する機能を直感的に把握することができ、より円滑な操作入力が可能となる。
表示制御部は、対応関係を、特定キーが押止される直前に表示していた画像と同時に視認可能に重畳して表示してもよい。
ここでは、特定キーを介した機能の切り替えによっても直前の画像を損なわず、相異する機能を利用した結果が重畳している直前の画像に即座に反映され、その状態をリアルタイムで確認することができる。従って、煩雑な画面切替を強いられることなく、円滑な操作入力が可能となる。
表示部は、液晶表示部と、液晶表示部に重ねて配置された透過表示部とからなり、表示制御部は、特定キーが押止される直前に表示していた液晶表示部の画像を維持したまま、対応関係を透過表示部に表示してもよい。
かかる構成により、直前に表示していた画像と、相異する機能との対応関係を示す画像とを重畳する処理が不要となり、特定キーとの対応関係を独立して透過表示部に表示でき、また、液晶表示部は、特定キーの押下に拘わらず、画像を維持することができる。
操作キーに割り当てられる相違する機能は、遂行しているアプリケーション毎に設定可能であってもよい。
かかる構成により動作中のアプリケーションに適した相異する機能を各操作キーに割り当てることが可能となり、より円滑な操作入力が可能となる。
相違する機能は、個々に追加、変更、削除可能であってもよい。かかる構成により、ユーザ毎に相異する機能を所望する操作キー、例えば、一番操作しやすい操作キーに配置することが可能となり、ユーザは、最適な操作環境の下より円滑な操作入力が可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、複数の操作キーと、操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部と、操作キーと別に設けられた特定キーと、表示部と、表示部の表示画像を制御する表示制御部とを備える携帯情報端末に操作入力を行う操作入力方法であって、操作キーに、予め、所定の機能と相違する機能を割り当て、表示制御部が、特定キーが押止されている間、操作キーに割り当てられた相違する機能との対応関係を表示部に表示し、特定キーが押止されている間に操作キーが押下されると、端末制御部が、操作キーに割り当てられた相違する機能を遂行することを特徴とする、操作入力方法が提供される。
上述した、携帯情報端末の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該操作入力方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明では、各操作キーに割り当てられた共通の機能とは別に、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能を少ない押下回数で実現し、簡易かつ迅速に遂行することが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(携帯情報端末)
近年、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末には、電話(通話)機能、電子メール機能、撮像機能、音楽視聴機能に加えてワンセグで知られるTV視聴機能も遂行できるようになった。ユーザとして高機能化は本来喜ぶべき事項であるが、操作入力領域の占有面積が小さいこのような携帯情報端末においては、高機能化が進むにつれその機能を遂行するための操作が複雑になる。
近年、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末には、電話(通話)機能、電子メール機能、撮像機能、音楽視聴機能に加えてワンセグで知られるTV視聴機能も遂行できるようになった。ユーザとして高機能化は本来喜ぶべき事項であるが、操作入力領域の占有面積が小さいこのような携帯情報端末においては、高機能化が進むにつれその機能を遂行するための操作が複雑になる。
本実施形態の携帯情報端末は、当該携帯情報端末の各操作キーに割り当てられた共通の機能とは別に、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能を利用でき、その切替を簡略化することで、簡易かつ迅速な操作入力を実行することができる。ここでは、本実施形態の理解を容易にするため、携帯情報端末としてPHSを挙げている。以下、PHS100の全体的な構成について説明し、その後に操作入力方法の詳細な動作について述べる。
図1は、PHS100の概略的な構成を示した機能ブロック図であり、図2は、PHS100の外観を説明するための正面図である。かかるPHS100は、携帯可能な電子機器であり、無線による通話や通信機能を備える。ただし、小型化、軽量化が成されているため操作入力の領域は制限される。また、PHS100は、端末制御部110と、メモリ112と、操作部114と、特定キー116と、液晶表示部118と、透過表示部120と、表示制御部122と、音声入力部124と、音声出力部126と、無線通信部128と、内部電池130とを含んで構成される。
上記端末制御部110は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS100全体を管理および制御する。端末制御部110は、メモリ112のプログラムを用いて、PHS100を利用した通話機能やメール配信機能を遂行する。例えば、後述する操作キー150をユーザが押下した場合、その操作キー150に応じた所定の機能を遂行する。また、端末制御部110は、後述する表示制御部122としても機能する。
上記メモリ112は、ROM、RAM、E2PROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部110で処理されるプログラムやその他のデータファイル等を記憶する。特に、本実施形態においては、操作キーとそれに割り当てられた相違する機能との対応関係を示したテーブルも記憶している。
上記操作部114は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の操作キー150を例えば筐体の正面に配列して成り、ユーザにその操作キー150を押下させることで操作入力を受け付ける。また、押下した状態が一定時間維持される押止状態も受け付ける。
上記特定キー116は、操作キー150と離隔して設けられたキーである。そして、特定キー116が押止されている間有効な、所定の機能と相違する機能を各操作キー150に割り当てることができる。特定キー116が押止されている間に操作キー150が押下され、かつ相違する機能がその押下された操作キー150に割り当てられている場合、端末制御部110は、相違する機能を遂行する。かかる特定キー116は、単体では機能しないように構成されるが、バックライト点灯等操作入力とは関係ないスイッチとして構成することは可能である。
かかる構成により、各操作キー150に割り当てられた共通の機能とは別の、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能(相異する機能)を、操作キー150の複数回の押下、例えばメニュー画面を開いてリストから選択したり、数字キーの長押しを通じて機能を呼び出したりすることなく、一度に遂行できるので、所望するタイミングで簡易かつ迅速な操作入力および相異する機能解除が可能となる。
また、上記相異する機能への切り替えのトリガを特定キー116の押止とすることで、複雑な操作や複数回の選択手順を覚えなくても感覚的に相異する機能を遂行できる。さらに、相異する機能を利用できる期間を、特定キー116が押止されている間とすることで、現在いずれの機能が有効となっているかをユーザの指の状態を通じて容易に把握でき、勘違いによる誤入力等を防ぐことが可能となる。
また、特定キー116は、PHS100を片手で把持し操作キー150を所定の指で操作する際に他の指で押止可能となるように配置される。
図3は、PHS100を片手で把持したときの状態を示す外観斜視図である。ここでは、特定キー116を中指で押止しつつ、操作部114の各操作キー150を親指で押下している。PHS100等の携帯情報端末は、片手の操作が想定されているので、操作部114面内における複数の操作キー150の連携操作、例えば、2つの操作キー150を親指で同時に押下することは困難であった。
そこで、本実施形態では、特定キー116を押止の有無といった単純な操作を行うキーと位置づけ、親指ほど機敏に動かすことができない他の指が載置される近傍に特定キー116を配置し、PHS100を片手で把持したまま2本の指で、互いに他の指の操作を妨げることなく並行に操作することができるようにした。こうして操作性が飛躍的に向上した。また、利き腕が右のユーザのみならず左利きのユーザにも対応するため、特定キーを他の側面に設けることもできるし、左右対称に2つの特定キー116を設けることもできる。
ここでは、特定キー116の位置を他の指が押止し易い位置としたが、その位置を側面に限定することで生産性の向上を図ることができる。片手でPHS100を把持したとき、主たる操作指である親指以外の指は、PHS100を支持するため側面に位置していることが多い。従って、特定キー116を側面に設けると、他の指でその特定キー116を押下し易くなり、円滑な操作入力が可能となる。しかし、PHS100の大きさや形状によっては、背面や前面を選択することが可能なのは言うまでもない。
上記液晶表示部118は、カラーまたはモノクロの液晶ディスプレイで構成され、PHS100内のメモリ112に記憶された、または通信網を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記透過表示部120は、透過性の液晶ディスプレイまたはEL(Electro Luminescence)等で構成され、液晶表示部118に重ねて配置される。従って透過表示部120に画像表示が為されない場合には、液晶表示部118の表示が透過して視認できる。
上記表示制御部122は、特定キー116が押止されている間、操作キー150と割り当てられた相違する機能との対応関係を液晶表示部118に表示する。通常、操作キー150表面には所定の機能を示す固定表示がなされる。しかし、操作キー150の表面は有限なので、相異する機能までも操作キー150に固定表示するのは困難である。特に、後述するようにアプリケーション毎に相異する機能を設定した場合、その機能を全て記憶するのは不可能である。
本実施形態では、所望の画像を可変表示できる液晶表示部118または透過表示部120に、操作キー150と、割り当てられた相異する機能との対応関係を示すことで、ユーザはその相異する機能を視認でき、確実に相異する機能を遂行することができる。さらに操作キー150の配置を対応付けることで、操作キー150に割り当てられた相異する機能を直感的に把握することができ、より円滑な操作入力が可能となる。ここで、相異する機能の操作キー150との対応関係を覚えると、かかる対応関係の表示を切ることもできる。
また、表示制御部122は、操作キー150と相異する機能との対応関係を、特定キー116が押止される直前に表示していた画像に重畳し、その重畳した画像を液晶表示部118に表示してもよい。
図4は、表示制御部122に重畳した画像を表示した場合のイメージを示した図である。図4(a)のように、電話帳登録アプリケーション(文字入力画面)が遂行され、名前等の入力が行われているときに特定キー116を押止すると、図4(b)のようにその電話帳の登録画面に操作キー150の相異する機能が重ねて表示される。ここでは、特定キー116を介した機能の切り替えによっても図4(a)のような直前の画像を損なうことなく、操作キー150を押下して相異する機能を利用した結果が重畳している直前の画像に即座に反映され、その状態をリアルタイムで確認することができる。従って、煩雑な画面切替を強いられることで視認性や直感的な操作性を損なうことなく、円滑な操作入力が可能となる。
また、表示制御部122は、特定キー116が押止される直前に表示していた液晶表示部118の画像を維持したまま、操作キー150と相異する機能との対応関係を透過表示部120に表示することもできる。
図5は、透過表示部120に対応関係を表示した場合のイメージを示した図である。図4(a)同様、図5(a)のように、電話帳登録アプリケーションが遂行されているときに特定キー116を押止すると、図5(b)のようにその液晶表示部118の表示が維持されたままで、液晶表示部118に重ねられた透過表示部120に対応関係が表示される。結果として、図4における説明同様、直前の画像に対応関係が重畳され、煩雑な画面切替を強いられることで視認性や直感的な操作性を損なうことなく、円滑な操作入力が可能となる。
かかる構成では、直前に表示していた画像と、相異する機能との対応関係を示す画像とを重畳する処理が不要となり、特定キー116との対応関係を独立して透過表示部120に表示でき、また、液晶表示部118は、特定キー116の押下に拘わらず、画像を維持することができる。
上記音声入力部124は、マイク等の音声認識装置で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS100内で処理可能な電気信号に変換する。
上記音声出力部126は、スピーカで構成され、PHS100で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や操作部114による操作音、アラーム音等も出力できる。
上記無線通信部128は、PHS網における基地局160と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局160内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS100のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
上記内部電池130は、リチウムイオン等から成る二次電池で構成され、充電器170を通じて商用電源172から受電した電力の一部を蓄積し、充電器170から離脱された後もPHS100の各回路への配電を行う。
また、上述したPHS100として機能するプログラムやそのプログラムを格納した記憶媒体も提供される。
(操作入力方法)
次に、上述した携帯情報端末としてのPHS100を用いてアプリケーションの操作入力を行う操作入力方法を説明する。
次に、上述した携帯情報端末としてのPHS100を用いてアプリケーションの操作入力を行う操作入力方法を説明する。
まず、ユーザは、PHS100の特定キー116を押止したときに呼び出す相異する機能の設定を行う。ここで、操作キー150に割り当てられる相違する機能は、遂行しているアプリケーション毎に設定することができる。
図6は、アプリケーション毎の機能設定を説明するための説明図である。ここでは、アプリケーションとして「1.文字入力画面」、「2.文字閲覧画面」、「3.データ一覧画面」といった場面毎の設定を行い、例えば、選択ウィンドウ180を通じて、「1.文字入力画面」を「パターン1」、「2.文字閲覧画面」を「パターン3」、「3.データ一覧画面」を「カスタム」と設定している。「パターン1」には、例えば、操作キー「1」が「定型文入力」、「2」が「記号入力」、「3」が「アンドゥ(復帰)」といった機能が割り当てられ、「パターン3」には、操作キー「1」が「コピー」、「2」が「ペースト」、「3」が「文章の最後に移動」といった機能が割り当てられている。かかる構成により動作中のアプリケーションに適した相異する機能を各操作キー150に割り当てることが可能となり、より円滑な操作入力が可能となる。
また、図6における「3.データ一覧画面」では「カスタム」が選択されている。かかる「カスタム」を選択した場合には、相違する機能を、個々に追加、変更、削除することができる。
図7は、個々の操作キー150への機能設定を説明するための説明図である。ここでは、「3.データ一覧画面」における各操作キー150の設定を行い、例えば、選択ウィンドウ190を通じて、「1.「1」キー機能」を「編集」、「2.「2」キー機能」を「削除」、「3.「3」キー機能」を「ファイル保存」と設定している。かかる構成により、ユーザ毎に相異する機能を所望する操作キー150、例えば、一番操作しやすい操作キー150に配置することが可能となり、ユーザは、最適な操作環境の下より円滑な操作入力が可能となる。
上述したように、各操作キー150に相異する機能を割り当てると、以後は、特定キー116との連携により、割り当てた相異する機能を呼び出すことができる。
図8は、操作入力方法の具体的な動作を示したフローチャートである。かかるフローチャートでは、まず、特定キー116が押止されているかどうかが判断される(S200)。ここで、ユーザが特定キー116を押止していたら、そのとき立ち上がっているアプリケーションにおいて特定キー116が有効かどうか判断される(S202)。有効であれば表示制御部122がバックライトを点灯し(S204)、液晶表示部118の表示は維持したままで、操作キー150と割り当てられた相違する機能との対応関係を透過表示部120に表示し、相異する機能をユーザに案内する(S206)。
ユーザが、特定キー116の押止を維持したままで、任意の操作キー150を押下した場合(S210)、その操作キー150に割り当てられた相異する機能が遂行される(S212)。
また、特定キーの押止状態判断(S200)で押止されていないと判断された場合、透過表示部120に操作キー150と相違する機能との対応関係が表示されているかどうか判断され(S220)、表示されていれば、表示制御部122がバックライトを消灯し(S222)、かかる対応関係の表示を消去する(S224)。
このとき、ユーザが、任意の操作キー150を押下した場合(S230)、特定キー116が押止されている訳ではないので、その操作キー150の所定の機能が遂行される(S232)。
以上説明したような実施形態では、各操作キー150に割り当てられた共通の機能とは別に、立ち上がっているアプリケーションで頻繁に利用する機能を少ない押下回数で実現し、簡易かつ迅速に遂行することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、理解を容易にするため、特定キーを単数設ける構成を示したが、当然複数で構成することもでき、主たる操作指、例えば、親指以外の複数の指を用いて様々な相異する機能を実行してもよい。
また、ここでは、特定キーとの連携を操作キーを挙げて説明しているが、かかる場合に限られず、折り畳み式の携帯情報端末における筐体同士の相対角度(ヒンジ角度)や把持する手の押圧力や筐体を振ったときの加速度等との連携により相異する機能が実行されるとしてもよい。
なお、本明細書の操作入力方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、複数の操作キーを通じて操作入力を行う携帯情報端末および操作入力方法に利用することができる。
100 …PHS
114 …操作部
116 …特定キー
118 …液晶表示部
120 …透過表示部
122 …表示制御部
150 …操作キー
114 …操作部
116 …特定キー
118 …液晶表示部
120 …透過表示部
122 …表示制御部
150 …操作キー
Claims (9)
- 複数の操作キーと、
前記操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部と、
前記操作キーと離隔して設けられた特定キーと、
を備え、
前記操作キーには、前記特定キーが押止されている間有効な、前記所定の機能と相違する機能を割り当て可能であり、
前記端末制御部は、前記特定キーが押止されている間に前記操作キーが押下され、かつ前記相違する機能が該操作キーに割り当てられている場合、該相違する機能を遂行することを特徴とする、携帯情報端末。 - 前記特定キーは、当該携帯情報端末を片手で把持し前記操作キーを所定の指で操作する際に他の指で押止可能となるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記操作キーは、当該携帯情報端末の正面に設けられ、前記特定キーは、当該携帯情報端末の側面に設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の携帯情報端末。
- 表示部と、該表示部の表示画像を制御する表示制御部とをさらに含み、
前記表示制御部は、前記特定キーが押止されている間、前記操作キーと割り当てられた相違する機能との対応関係を前記表示部に表示することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。 - 前記表示制御部は、前記対応関係を、前記特定キーが押止される直前に表示していた画像と同時に視認可能に重畳して表示することを特徴とする、請求項4に記載の携帯情報端末。
- 前記表示部は、液晶表示部と、該液晶表示部に重ねて配置された透過表示部とからなり、
表示制御部は、前記特定キーが押止される直前に表示していた前記液晶表示部の画像を維持したまま、前記対応関係を前記透過表示部に表示することを特徴とする、請求項4に記載の携帯情報端末。 - 前記操作キーに割り当てられる相違する機能は、遂行しているアプリケーション毎に設定可能であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報端末。
- 前記相違する機能は、個々に追加、変更、削除可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の携帯情報端末。
- 複数の操作キーと、該操作キーの押下に応じて所定の機能を遂行する端末制御部と、該操作キーと別に設けられた特定キーと、表示部と、該表示部の表示画像を制御する表示制御部とを備える携帯情報端末に操作入力を行う操作入力方法であって、
前記操作キーに、予め、前記所定の機能と相違する機能を割り当て、
前記表示制御部が、前記特定キーが押止されている間、前記操作キーに割り当てられた相違する機能との対応関係を前記表示部に表示し、
前記特定キーが押止されている間に前記操作キーが押下されると、前記端末制御部が、該操作キーに割り当てられた前記相違する機能を遂行することを特徴とする、操作入力方法。
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---|---|---|---|---|
JP2011239126A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Kyocera Mita Corp | ハードキー割当方法、ハードキー割当装置およびハードキー割当システム |
US8558723B2 (en) | 2010-10-04 | 2013-10-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Updating a keyboard configuration |
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2007
- 2007-08-24 JP JP2007219065A patent/JP2009055250A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011239126A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Kyocera Mita Corp | ハードキー割当方法、ハードキー割当装置およびハードキー割当システム |
US8558723B2 (en) | 2010-10-04 | 2013-10-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Updating a keyboard configuration |
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