JP2009053915A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置は、対象画像における顔の画像を含む第1の顔領域を設定し、第1の顔領域内の画素の画素値に基づき肌色値の範囲を設定し、第1の顔領域の周辺の画素を含む領域において肌色値の範囲に含まれる画素値を有する肌色画素を検出する。画像処理装置は、また、肌色画素の検出結果に基づき、対象画像における顔の画像を含む領域であって検出された肌色画素の少なくとも一部を含む領域である第2の顔領域を設定する。
【選択図】図10
Description
対象画像における顔の画像を含む領域である第1の顔領域を設定する第1の顔領域設定部と、
前記第1の顔領域内の画素の画素値に基づき、肌色値の範囲を設定する肌色値設定部と、
前記第1の顔領域の周辺の画素を含む領域において、前記肌色値の範囲に含まれる画素値を有する画素である肌色画素を検出する肌色画素検出部と、
前記肌色画素の検出結果に基づき、前記対象画像における顔の画像を含む領域であって検出された前記肌色画素の少なくとも一部を含む領域である第2の顔領域を設定する第2の顔領域設定部と、を備える、画像処理装置。
前記第1の顔領域と前記第2の顔領域とに基づいて、前記対象画像を対象とした所定の画像処理の実行の可否を判定する判定部を備える、画像処理装置。
前記判定部は、前記第1の顔領域と前記第2の顔領域との位置関係と、前記第1の顔領域と前記第2の顔領域との大きさに関する関係と、の少なくとも一方に基づいて、前記判定を行う、画像処理装置。
前記所定の画像処理は、前記第1の顔領域を含む領域内の画像の変形処理である、画像処理装置。
前記判定部が実行可と判定した場合に、前記所定の画像処理を実行する処理実行部を備える、画像処理装置。
前記第2の顔領域の画像を対象とした所定の画像処理を実行する処理実行部を備える、画像処理装置。
前記第1の顔領域設定部は、少なくとも顔の器官の画像の位置に基づいて前記第1の顔領域を設定する、画像処理装置。
A.実施例:
A−1.画像処理装置の構成:
A−2.顔形状補正印刷処理:
A−3.変形処理:
B.変形例:
A−1.画像処理装置の構成:
図1は、本発明の実施例における画像処理装置としてのプリンタ100の構成を概略的に示す説明図である。本実施例のプリンタ100は、メモリカードMC等から取得した画像データに基づき画像を印刷する、いわゆるダイレクトプリントに対応したカラーインクジェットプリンタである。プリンタ100は、プリンタ100の各部を制御するCPU110と、例えばROMやRAMによって構成された内部メモリ120と、ボタンやタッチパネルにより構成された操作部140と、液晶ディスプレイにより構成された表示部150と、プリンタエンジン160と、カードインターフェース(カードI/F)170と、を備えている。プリンタ100は、さらに、他の機器(例えばデジタルスチルカメラやパーソナルコンピュータ)とのデータ通信を行うためのインターフェースを備えているとしてもよい。プリンタ100の各構成要素は、バスを介して互いに接続されている。
プリンタ100は、メモリカードMCに格納された画像ファイルに基づき、画像の印刷を行う。カードスロット172にメモリカードMCが挿入されると、表示処理部310により、メモリカードMCに格納された画像の一覧表示を含むユーザインターフェースが表示部150に表示される。図2は、画像の一覧表示を含むユーザインターフェースの一例を示す説明図である。図2に示すユーザインターフェースには、8つのサムネイル画像TN1〜TN8と、5つのボタンBN1〜BN5が表示されている。なお、本実施例では、画像の一覧表示は、メモリカードMCに格納された画像ファイルに含まれるサムネイル画像を用いて実現される。
図13は、変形処理(図4のステップS160)の流れを示すフローチャートである。ステップS162では、変形領域設定部240が変形領域TAを設定する。変形領域TAは、対象画像TI上の領域であって顔形状補正のための画像変形処理の対象となる領域である。図14は、変形領域TAの設定方法の一例を示す説明図である。図14には、変形処理を実行する対象としての人物P1の顔の画像に対応した第1の顔領域FA1が示されている(図6参照)。図14に示した基準線RLは、第1の顔領域FA1の高さ方向(上下方向)を定義すると共に、第1の顔領域FA1の幅方向(左右方向)の中心を示す線である。すなわち、基準線RLは、矩形の第1の顔領域FA1の重心を通り、第1の顔領域FA1の高さ方向(上下方向)に沿った境界線に平行な直線である。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例における第1の顔領域FA1、探索領域SA、第2の顔領域FA2、変形領域TAの設定方法はあくまで一例であり、これらの領域を他の方法により設定することも可能である。例えば、第1の顔領域FA1は、必ずしも対象画像TIの画像解析による顔の画像を含むと思われる領域検出を介して設定される必要はなく、ユーザによる位置の指定に基づき第1の顔領域FA1が設定されるとしてもよい。
上記実施例では、第1の顔領域FA1と第2の顔領域FA2との位置関係に基づいて、変形処理の実行可否の判定が行われているが、第1の顔領域FA1と第2の顔領域FA2との大きさに関する関係に基づいて、変形処理の実行可否の判定が行われるとしてもよい。すなわち、図11に示すように、振りが大きい顔の画像については、第1の顔領域FA1に含まれない位置において多くの肌色画素が存在するものと考えられるため、振りが小さい顔の画像と比較して、第1の顔領域FA1の大きさに対する第2の顔領域FA2の大きさの比が大きいものと考えられる。そのため、第1の顔領域FA1の大きさに対する第2の顔領域FA2の大きさの比が所定の閾値より大きい場合には変形処理実行不可と判定するとしてもよい。あるいは、第1の顔領域FA1と第2の顔領域FA2との位置関係と第1の顔領域FA1と第2の顔領域FA2との大きさに関する関係との両者を組み合わせた条件に基づいて、変形処理の実行可否を判定するものとしてもよい。
上記実施例では、変形処理実行可否の判定を行うために第2の顔領域FA2が設定されているが、第2の顔領域FA2は他の目的のために設定されるとしてもよい。例えば第2の顔領域FA2は、所定の画像処理を施す対象領域を決めるために設定されるとしてもよい。第2の顔領域FA2は、顔全体の画像を包含する領域として、第1の顔領域FA1より精度の高い領域である。従って、例えば第2の顔領域FA2を対象に肌色補正を行うことにより、第1の顔領域FA1を対象に肌色補正を行う場合と比較して、より好ましい肌色補正を実現することができる。このように、第2の顔領域FA2を設定することは、顔領域を再定義することであるとも言える。
上記実施例における変形処理の方法はあくまで一例であり、これらの処理を他の方法により実行することも可能である。
上記実施例では、画像処理装置としてのプリンタ100による顔形状補正印刷処理(図3)を説明したが、顔形状補正印刷処理は例えば、顔形状補正と補正画像の表示(ステップS100,S200)がパーソナルコンピュータにより実行され、印刷処理(ステップS300)のみがプリンタにより実行されるものとしてもよい。また、プリンタ100はインクジェットプリンタに限らず、他の方式のプリンタ、例えばレーザプリンタや昇華型プリンタであるとしてもよい。また、変形済画像データは、印刷に限らず、任意の用途に利用可能である。例えば、表示装置(例えば、プロジェクタ)による表示を採用してもよい。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、図1の変形領域分割部250と分割領域変形部260との全体の機能を、論理回路を有するハードウェア回路によって実現してもよい。
110…CPU
120…内部メモリ
140…操作部
150…表示部
160…プリンタエンジン
170…カードインターフェース
172…カードスロット
200…顔形状補正部
210…変形態様設定部
220…第1の顔領域設定部
230…第2の顔領域設定部
232…肌色値設定部
234…肌色画素検出部
238…判定部
240…変形領域設定部
250…変形領域分割部
260…分割領域変形部
310…表示処理部
320…印刷処理部
410…分割点配置パターンテーブル
420…分割点移動テーブル
Claims (9)
- 画像処理装置であって、
対象画像における顔の画像を含む領域である第1の顔領域を設定する第1の顔領域設定部と、
前記第1の顔領域内の画素の画素値に基づき、肌色値の範囲を設定する肌色値設定部と、
前記第1の顔領域の周辺の画素を含む領域において、前記肌色値の範囲に含まれる画素値を有する画素である肌色画素を検出する肌色画素検出部と、
前記肌色画素の検出結果に基づき、前記対象画像における顔の画像を含む領域であって検出された前記肌色画素の少なくとも一部を含む領域である第2の顔領域を設定する第2の顔領域設定部と、を備える、画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、さらに、
前記第1の顔領域と前記第2の顔領域とに基づいて、前記対象画像を対象とした所定の画像処理の実行の可否を判定する判定部を備える、画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置であって、
前記判定部は、前記第1の顔領域と前記第2の顔領域との位置関係と、前記第1の顔領域と前記第2の顔領域との大きさに関する関係と、の少なくとも一方に基づいて、前記判定を行う、画像処理装置。 - 請求項2または請求項3に記載の画像処理装置であって、
前記所定の画像処理は、前記第1の顔領域を含む領域内の画像の変形処理である、画像処理装置。 - 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置であって、さらに、
前記判定部が実行可と判定した場合に、前記所定の画像処理を実行する処理実行部を備える、画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、さらに、
前記第2の顔領域の画像を対象とした所定の画像処理を実行する処理実行部を備える、画像処理装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像処理装置であって、
前記第1の顔領域設定部は、少なくとも顔の器官の画像の位置に基づいて前記第1の顔領域を設定する、画像処理装置。 - 画像処理方法であって、
対象画像における顔の画像を含む領域である第1の顔領域を設定する工程と、
前記第1の顔領域内の画素の画素値に基づき、肌色値の範囲を設定する工程と、
前記第1の顔領域の周辺の画素を含む領域において、前記肌色値の範囲に含まれる画素値を有する画素である肌色画素を検出する工程と、
前記肌色画素の検出結果に基づき、前記対象画像における顔の画像を含む領域であって検出された前記肌色画素の少なくとも一部を含む領域である第2の顔領域を設定する工程と、を備える、画像処理方法。 - 画像処理のためのコンピュータプログラムであって、
対象画像における顔の画像を含む領域である第1の顔領域を設定する第1の顔領域設定機能と、
前記第1の顔領域内の画素の画素値に基づき、肌色値の範囲を設定する肌色値設定機能と、
前記第1の顔領域の周辺の画素を含む領域において、前記肌色値の範囲に含まれる画素値を有する画素である肌色画素を検出する肌色画素検出機能と、
前記肌色画素の検出結果に基づき、前記対象画像における顔の画像を含む領域であって検出された前記肌色画素の少なくとも一部を含む領域である第2の顔領域を設定する第2の顔領域設定機能と、を、コンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
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JP2005115544A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 動作識別装置、及び対象物の姿勢識別装置 |
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