JP2009053785A - 電子会議端末装置、電子会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】時差のある会場に電子会議端末装置を設置して電子会議を行っても、当該電子会議における時刻情報を電子会議端末装置が設置された場所の時差に応じて自動的に変換する電子会議端末装置、及び、電子会議システムを提供すること。
【解決手段】送信される議事録データ101に記録された時刻情報は、時刻情報を記録する際の基準時(例えば、日本国標準時)と議事録データを受信する電子会議端末装置30の設置場所の標準時(例えば、米国西海岸標準時)との時差に基づき、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16c又は送信先の電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cにて、送信先の電子会議端末装置30の場所における標準時(例えば、米国西海岸標準時)に変換し、記録される。
【選択図】図1
【解決手段】送信される議事録データ101に記録された時刻情報は、時刻情報を記録する際の基準時(例えば、日本国標準時)と議事録データを受信する電子会議端末装置30の設置場所の標準時(例えば、米国西海岸標準時)との時差に基づき、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16c又は送信先の電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cにて、送信先の電子会議端末装置30の場所における標準時(例えば、米国西海岸標準時)に変換し、記録される。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子会議端末装置、特に、遠隔電子会議において、電子会議端末装置が設置された場所の時差に対応し時刻情報を記録又は出力する電子会議端末装置、及び、当該端末装置から構成される電子会議システムに関する。
ペーパレス化、業務の効率化を図るために、複数の電子会議端末装置から構成される電子会議システムの普及が拡大している。
電子会議システムには、複数の会場に設置された電子会議端末装置間をネットワーク、インターネットで相互に接続し、当該端末装置のディスプレイに表示された会議資料等を見ながら、当該端末装置が提供するチャット、テレビ電話機能等を利用して会議をするものがある。
電子会議システムには、複数の会場に設置された電子会議端末装置間をネットワーク、インターネットで相互に接続し、当該端末装置のディスプレイに表示された会議資料等を見ながら、当該端末装置が提供するチャット、テレビ電話機能等を利用して会議をするものがある。
このような電子会議システムにおいて、電子会議端末装置にて作成した議事録、会議資料を複数の会場に設置された他の電子会議端末装置に自動配布できる技術が特許文献1に開示されている。
また、現在では、電子会議端末装置を時差のある会場毎に設置して、電子会議を行うことは珍しくない。
図6は、前記電子会議を模式的に説明するための図である。
51は、“日本国:東京”に設置された電子会議端末装置である。
52、53、54は、それぞれ“英国:ロンドン”、“中国:北京”、“米国:サンフランシスコ”に設置された電子会議端末装置である。
図示のように、各電子会議端末装置は、インターネットIを介して相互に接続され、当該各電子会議端末装置から電子会議システム60が構成されている。
図6は、前記電子会議を模式的に説明するための図である。
51は、“日本国:東京”に設置された電子会議端末装置である。
52、53、54は、それぞれ“英国:ロンドン”、“中国:北京”、“米国:サンフランシスコ”に設置された電子会議端末装置である。
図示のように、各電子会議端末装置は、インターネットIを介して相互に接続され、当該各電子会議端末装置から電子会議システム60が構成されている。
ここで、前記電子会議システム60を利用して、電子会議を開催し、東京に設置された電子会議端末装置51にて、電子会議の開始日時、終了日時、次回開催予定等の時刻情報を含む電子会議の議事録を記録し、記録した議事録を、他の電子会議端末装置に送信する場合を想定する。このような場合、前記時刻情報は、議事録を作成した電子会議端末装置51が設置された場所、すなわち、“日本国:東京”の時刻情報を基準時として記録、つまり、日本時間で記録されるのが一般的である。
例えば、図7(A)に示した、“日本国:東京”の時刻情報を基準時とする“次回開催予定:2007 8/4 14:00”を含む議事録を、“米国:サンフランシスコ”に設置された電子会議端末装置54に送信し、受信した同端末装置54のディスプレイにそのまま表示すると、図7(B)のようになる。
特開2000−92048号公報
このような場合、“米国”に設置された電子会議端末装置54のディスプレイに表示された画面(図7(B))を見た電子会議の参加者は、“次回開催予定:2007 8/4 14:00”の時刻が、日本時間を基準にしているのか、又は、米国時間(西海岸時間)を基準にしているのかがわからず、適切な時刻を知ることができないという問題があった。
また、たとえ、基準時がわかったとしても、参加者は、時差を考慮した上で時刻を自ら変換しなければならず、このような変換は、煩わしく、参加者の利便性を低下させていた。
また、たとえ、基準時がわかったとしても、参加者は、時差を考慮した上で時刻を自ら変換しなければならず、このような変換は、煩わしく、参加者の利便性を低下させていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、時差のある会場に電子会議端末装置を設置して電子会議を行っても、当該電子会議における時刻情報を電子会議端末装置が設置された場所の時差に応じて自動的に変換する電子会議端末装置、及び、電子会議システムを提供することを目的とする。
第1の技術手段は、ネットワークに接続され、複数の会場に設置される少なくともディスプレイを備えた電子会議端末装置を介して行われる電子会議における資料に対する時刻情報の記録又は資料に記録された時刻情報の表示、印刷等の出力において、時刻情報を記録する際に、記録場所における標準時の時刻情報を所定の基準時に基づく時刻情報に変換して記録し、前記資料に記録された時刻情報を出力するときは、記録された当該時刻情報を当該電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して出力することを特徴とする電子会議端末装置である。
第2の技術手段は、第1の技術手段の電子会議端末装置において、時刻情報を出力する際に、前記電子会議端末装置が設置された場所の表記書式に変換して出力することを特徴とする。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段の電子会議端末装置において、前記基準時が、所定の場所の標準時、グリニッジ標準時、協定世界時のいずれか1であることを特徴とする。
第4の技術手段は、第1〜3の技術手段のいずれかの複数の電子会議端末装置で構成される電子会議システムである。
第5の技術手段は、第4の技術手段の電子会議システムにおいて、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を他の電子会議端末装置に送信し、当該時刻情報を受信した電子会議端末装置は、受信した基準時に基づく時刻情報を当該電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して出力することを特徴とする。
第6の技術手段は、第4の技術手段の電子会議システムにおいて、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を送信先の各電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して送信することを特徴とする。
第7の技術手段は、第4〜第6のいずれかの技術手段の電子会議システムにおいて、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を他の電子会議端末装置が設置された場所と対応させて、当該設置場所の時刻情報に変換した一覧の時刻情報を出力することを特徴とする。
本発明により、時差のある会場に電子会議端末装置を設置して電子会議を行っても、当該電子会議における時刻情報を電子会議端末装置が設置された場所の時差に応じて自動的に変換後、表示されるので、電子会議の参加者の利便性を向上させることができる。
図1は、本発明に係わる電子会議端末装置を説明するためのブロック図である。
ここでは、複数の会場に設置される少なくともディスプレイを備えた電子会議端末装置、すなわち、“日本国:東京”に設置される電子会議端末装置10と“米国:サンフランシスコ”に設置される電子会議端末装置30とから電子会議システム1が構成されるものとする。
ここでは、複数の会場に設置される少なくともディスプレイを備えた電子会議端末装置、すなわち、“日本国:東京”に設置される電子会議端末装置10と“米国:サンフランシスコ”に設置される電子会議端末装置30とから電子会議システム1が構成されるものとする。
11は、インターネットIと接続するためのインターフェイスとして機能するネットワークインターフェイスである。
12は、ディスプレイ21、プリンター22等の出力装置と接続するためのインターフェイスとして機能する出力インターフェイスである。
13は、各種制御情報等を記録するメモリである。
14は、大容量記録装置、HDD(Hard Disk Drive)である。
15は、各機能ブロックを制御するCPU(Central Processing Unit)である。
12は、ディスプレイ21、プリンター22等の出力装置と接続するためのインターフェイスとして機能する出力インターフェイスである。
13は、各種制御情報等を記録するメモリである。
14は、大容量記録装置、HDD(Hard Disk Drive)である。
15は、各機能ブロックを制御するCPU(Central Processing Unit)である。
16は、電子会議制御部である。
電子会議制御部16は、チャット機能、テレビ電話機能等を用いて電子会議を実現する。
電子会議参加者は、前記チャット機能等を利用して他の会議参加者と会話することができる。
電子会議制御部16は、チャット機能、テレビ電話機能等を用いて電子会議を実現する。
電子会議参加者は、前記チャット機能等を利用して他の会議参加者と会話することができる。
また、同制御部16は、必要に応じて、会議の資料、例えば、議事録データを作成し、作成した議事録を電子会議データ記録部17に記録する。
そして、記録した議事録データを、インターネットIを介して接続される他の電子会議端末装置30等に送信する。
そして、記録した議事録データを、インターネットIを介して接続される他の電子会議端末装置30等に送信する。
さらに、電子会議制御部16は、作成した議事録データに、電子会議の開催日時等の時刻情報を記録する時刻情報記録部16aと、電子会議端末装置10が設置された場所、例えば、地域名、国名(以下、ロケール情報と記す)を記録するロケール情報記録部16bと、記録された時刻情報をロケール情報に基づき変換する時刻情報変換部16cとを有する。
なお、時刻情報記録部16a、ロケール情報記録部16b、時刻情報変換部16cの詳細な説明は、後述する。
なお、時刻情報記録部16a、ロケール情報記録部16b、時刻情報変換部16cの詳細な説明は、後述する。
電子会議データ記録部17は、電子会議制御部16が作成した議事録データ101を記録する。また、前述のロケール情報を電子会議端末装置10のロケール情報102として記録する。
電子会議データ記録部17に記録された議事録データ101は、電子会議端末装置10とインターネットIを介して接続されている電子会議端末装置30等に送信される。
電子会議データ記録部17に記録された議事録データ101は、電子会議端末装置10とインターネットIを介して接続されている電子会議端末装置30等に送信される。
なお、米国に設置される電子会議端末装置30も、前記電子会議端末装置10と同様の構成を有するので、その説明は省略する。
(時刻情報の記録)
時刻情報記録部16aは、時刻情報、例えば、電子会議の開始日時、終了日時、電子会議を引き続き行う場合には次回開催予定日時、を電子会議制御部16が作成した議事録データに記録する。
時刻情報記録部16aは、時刻情報、例えば、電子会議の開始日時、終了日時、電子会議を引き続き行う場合には次回開催予定日時、を電子会議制御部16が作成した議事録データに記録する。
前記時刻情報は、記録場所における標準時の時刻情報を所定の基準時に基づく時刻情報に変換し記録したものである。ここで、所定の基準時とは、所定の場所、例えば、議事録データを作成する電子会議端末装置の所在地の時刻、つまり、当該所在地の標準時(現地時間)、当該時刻を所定の場所の標準時、グリニッジ標準時、又は、協定世界時(UTC)に変換した時刻情報のいずれか1である。
図2(A)は、“日本国:東京”に設置されている電子会議端末装置10の電子会議制御部16で作成された議事録データの一例を示した図である。
101は、前記議事録データである。
101aは、時刻情報領域である。
時刻情報領域101aには、“電子会議の開始日時:2007 8/2 14:00”、“終了日時:2007 8/2 15:00”、“次回開催予定:2007 8/4 14:00”が、所定の基準時として日本国標準時で記録されている。
図2(A)では、前記基準時に係わる情報として、グリニッジ標準時との時差として、“日本国(GMT+09:00)”が記録されている。
なお、時刻情報は、日本国標準時だけでなく、前述のように、グリニッジ(英国)標準時等で記録してもよい。このときは、図2(A)の基準時に係わる情報として、“英国(GMT)”が記録されることになる。
101は、前記議事録データである。
101aは、時刻情報領域である。
時刻情報領域101aには、“電子会議の開始日時:2007 8/2 14:00”、“終了日時:2007 8/2 15:00”、“次回開催予定:2007 8/4 14:00”が、所定の基準時として日本国標準時で記録されている。
図2(A)では、前記基準時に係わる情報として、グリニッジ標準時との時差として、“日本国(GMT+09:00)”が記録されている。
なお、時刻情報は、日本国標準時だけでなく、前述のように、グリニッジ(英国)標準時等で記録してもよい。このときは、図2(A)の基準時に係わる情報として、“英国(GMT)”が記録されることになる。
101bは、電子会議端末装置10のロケール情報を記録する領域、つまり、ロケール情報記録領域である。
ロケール情報記録領域101bには、電子会議端末装置のロケール情報として“日本国:東京”が記録されている。
101cは、議事録の内容を記録する領域である。
ロケール情報記録領域101bには、電子会議端末装置のロケール情報として“日本国:東京”が記録されている。
101cは、議事録の内容を記録する領域である。
(ロケール情報)
電子会議端末装置10のユーザにより記録されるロケール情報は、当該電子会議端末装置10が設置された場所、例えば、地域名、国名を示したものである。
図1では、電子会議端末装置10のロケール情報として、前述の議事録データ101のロケール情報記録領域101b、及び、同端末装置10の電子会議データ記録部17にロケール情報(“日本国:東京”)102が記録されている。同様に、電子会議端末装置30のロケール情報としては、同端末装置30の電子会議データ記録部37にロケール情報(“米国:サンフランシスコ”)202が記録されている。
電子会議端末装置10のユーザにより記録されるロケール情報は、当該電子会議端末装置10が設置された場所、例えば、地域名、国名を示したものである。
図1では、電子会議端末装置10のロケール情報として、前述の議事録データ101のロケール情報記録領域101b、及び、同端末装置10の電子会議データ記録部17にロケール情報(“日本国:東京”)102が記録されている。同様に、電子会議端末装置30のロケール情報としては、同端末装置30の電子会議データ記録部37にロケール情報(“米国:サンフランシスコ”)202が記録されている。
(時刻情報の変換)
前述したように、電子会議端末装置10の電子会議制御部16で作成され、電子会議データ記録部17に記録された議事録データ101は、同制御部16により、同端末装置10にインターネットIを介して接続される他の電子会議端末装置30等に送信される。
当該送信される議事録データ101に記録された時刻情報は、当該時刻情報を記録する際の基準時(例えば、日本国標準時)と当該議事録データを受信する電子会議端末装置30の設置場所の標準時(例えば、米国西海岸標準時)との時差に基づき、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16c又は送信先の電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cにて、送信先の電子会議端末装置30の場所における標準時(例えば、米国西海岸標準時)に変換し、記録される。
前述したように、電子会議端末装置10の電子会議制御部16で作成され、電子会議データ記録部17に記録された議事録データ101は、同制御部16により、同端末装置10にインターネットIを介して接続される他の電子会議端末装置30等に送信される。
当該送信される議事録データ101に記録された時刻情報は、当該時刻情報を記録する際の基準時(例えば、日本国標準時)と当該議事録データを受信する電子会議端末装置30の設置場所の標準時(例えば、米国西海岸標準時)との時差に基づき、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16c又は送信先の電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cにて、送信先の電子会議端末装置30の場所における標準時(例えば、米国西海岸標準時)に変換し、記録される。
次に、時刻情報の変換処理について、図2(A)、図2(B)を用いて具体的に説明する。
ここでは、前述のように、“日本国:東京”に設置されている電子会議端末装置10で作成された議事録データ101を“米国:サンフランシスコ”に設置されている電子会議端末装置30に送信し、当該議事録データ101に記録されている時刻情報を変換するものとする。
ここでは、前述のように、“日本国:東京”に設置されている電子会議端末装置10で作成された議事録データ101を“米国:サンフランシスコ”に設置されている電子会議端末装置30に送信し、当該議事録データ101に記録されている時刻情報を変換するものとする。
周知のように、夏時間を考慮しなければ、送信される議事録データ101に記録された時刻情報を記録する際の基準時、すなわち、日本国標準時と当該議事録データを受信する電子会議端末装置30の設置場所の標準時、すなわち、米国西海岸標準時との時差は、“−17時間”である。
そこで、例えば、議事録データの送信時に、同議事録データの時刻情報を変換する場合には、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16cが、図2(A)に示した時刻(情報)から“−17時間”を引けば、当該時刻情報を送信先の電子会議端末装置が設置された“米国:サンフランシスコ”の時刻情報に変換することができる。
そこで、例えば、議事録データの送信時に、同議事録データの時刻情報を変換する場合には、送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16cが、図2(A)に示した時刻(情報)から“−17時間”を引けば、当該時刻情報を送信先の電子会議端末装置が設置された“米国:サンフランシスコ”の時刻情報に変換することができる。
図2(B)は、変換後の時刻情報を含む議事録データ201を示した図である。
時刻情報領域201aには、図2(A)の時刻から、“−17時間”を引いた時刻、すなわち、変換後の時刻情報が記録される。
また、当該変換後の時刻情報の基準時、つまり、米国西海岸標準時が、“米国西海岸(GMT−08:00)”として記録されている。
なお、ロケール情報記録領域201bには、電子会議端末装置30のロケール情報、例えば、“米国:サンフランシスコ”が記録されている。201cは、議事録の内容を記録する領域である。
時刻情報領域201aには、図2(A)の時刻から、“−17時間”を引いた時刻、すなわち、変換後の時刻情報が記録される。
また、当該変換後の時刻情報の基準時、つまり、米国西海岸標準時が、“米国西海岸(GMT−08:00)”として記録されている。
なお、ロケール情報記録領域201bには、電子会議端末装置30のロケール情報、例えば、“米国:サンフランシスコ”が記録されている。201cは、議事録の内容を記録する領域である。
前記時刻情報の変換処理は、議事録データを送信する電子会議端末装置10、又は、当該端末装置10が送信した議事録データを受信した電子会議端末装置30にて実行される。
議事録データを送信する電子会議端末装置10が、議事録データの時刻情報を変換する処理について説明する。
送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16cは、予め又は送信時に送信先の電子会議端末装置が設置された場所の情報を取得する。
送信元の電子会議端末装置10の時刻情報変換部16cは、予め又は送信時に送信先の電子会議端末装置が設置された場所の情報を取得する。
そして、前記時刻情報変換部16cは、送信元の電子会議端末装置10が記録した基準時と送信先の電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、送信する議事録データに記録された時刻情報を、送信先の電子会議端末装置30が設置された場所の時刻情報に変換する。そして、変換後、送信先の電子会議端末装置30に送信する。
議事録データを受信した電子会議端末装置30が、議事録データの時刻情報を変換する処理について説明する。
前記議事録データを受信した電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cは、当該受信した議事録データ101の時刻情報の基準時を取得し、当該基準時と受信した電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、受信した議事録データの時刻情報を、受信した電子会議端末装置30が設置された場所の時刻情報に変換する。
そして、変換後の時刻情報を、図3に示したように、出力装置、例えば、ディスプレイ、プリンターに出力する。
時刻情報の出力において、ユーザの利便性を向上させるため、“08/01/2007 21:00”のように、時刻情報を電子会議端末装置が設置された場所の表記書式に変換し、出力することが好ましい。
なお、この変換処理は、議事録データの受信時又は議事録データの出力時の何れのタイミングでもよい。
前記議事録データを受信した電子会議端末装置30の時刻情報変換部36cは、当該受信した議事録データ101の時刻情報の基準時を取得し、当該基準時と受信した電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、受信した議事録データの時刻情報を、受信した電子会議端末装置30が設置された場所の時刻情報に変換する。
そして、変換後の時刻情報を、図3に示したように、出力装置、例えば、ディスプレイ、プリンターに出力する。
時刻情報の出力において、ユーザの利便性を向上させるため、“08/01/2007 21:00”のように、時刻情報を電子会議端末装置が設置された場所の表記書式に変換し、出力することが好ましい。
なお、この変換処理は、議事録データの受信時又は議事録データの出力時の何れのタイミングでもよい。
前述の時刻情報の変換処理は、一例であり、記録された時刻情報を送信先の電子会議端末装置30が設置された場所の時刻情報に変換できるものであれば、様々な手法を採用することができる。
次に、時刻情報の変換処理について、フロー図を用いて説明する。
図4は、議事録データを送信する電子会議端末装置10が、議事録データの時刻情報を変換する処理について説明するためのフロー図である。
まず、電子会議端末装置10の電子会議制御部16が時刻情報を含む議事録データを作成する(ステップS1)。
図4は、議事録データを送信する電子会議端末装置10が、議事録データの時刻情報を変換する処理について説明するためのフロー図である。
まず、電子会議端末装置10の電子会議制御部16が時刻情報を含む議事録データを作成する(ステップS1)。
次に、電子会議端末装置10の時刻情報変換部16cは、送信先電子会議端末装置30の設置場所を同電子会議制御部16から取得する(ステップS2)。
同変換部16cは、送信元の電子会議端末装置10が記録した基準時と送信先の電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、送信する議事録データの時刻情報を、電子会議端末装置30の設置場所の時刻情報に変換し(ステップS3)、同端末装置30に送信する(ステップS4)。
同変換部16cは、送信元の電子会議端末装置10が記録した基準時と送信先の電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、送信する議事録データの時刻情報を、電子会議端末装置30の設置場所の時刻情報に変換し(ステップS3)、同端末装置30に送信する(ステップS4)。
図5は、議事録データを受信した電子会議端末装置30が、議事録データの時刻情報を変換する処理について説明するためのフロー図である。
まず、電子会議端末装置10の電子会議制御部16が時刻情報を含む議事録データを作成し(ステップS11)、作成した議事録データを電子会議端末装置30に送信する(ステップS12)。
まず、電子会議端末装置10の電子会議制御部16が時刻情報を含む議事録データを作成し(ステップS11)、作成した議事録データを電子会議端末装置30に送信する(ステップS12)。
当該議事録データを送信先電子会議端末装置30が受信すると(ステップS13)、同端末装置30の時刻情報変換部36cは、当該受信した議事録データの時刻情報の基準時を取得する(ステップS14)。
次に、前記取得した基準時と送信先電子会議端末装置30が設置された場所の標準時との時差に基づき、受信した議事録データの時刻情報を、受信した電子会議端末装置30が設置された場所の時刻情報に変換する(ステップS15)。
そして、変換後の時刻情報をディスプレイ等に出力する(ステップS16)。
そして、変換後の時刻情報をディスプレイ等に出力する(ステップS16)。
(その他)
本実施例では、時刻情報を、議事録データに記録したが、議事録データに限られず、様々な形式、例えば、実行予定表、アクションリスト形式で時刻情報を記録することができる。
また、電子会議開催中、時刻情報を電子会議端末装置のディスプレイに表示する場合には、リアルタイムで時刻情報を変換することもできる。
このようにすることで、電子会議参加者の利便性がより向上する。
本実施例では、時刻情報を、議事録データに記録したが、議事録データに限られず、様々な形式、例えば、実行予定表、アクションリスト形式で時刻情報を記録することができる。
また、電子会議開催中、時刻情報を電子会議端末装置のディスプレイに表示する場合には、リアルタイムで時刻情報を変換することもできる。
このようにすることで、電子会議参加者の利便性がより向上する。
本実施例のように、送信時または受信時に時刻情報を変換しなくても、前記時刻情報を他の電子会議端末装置が設置された場所と対応させて、当該設置場所の時刻情報に変換した一覧の時刻情報を出力するようにしてもよい。
すなわち、時刻情報を記録する度に、送信先の電子会議端末装置が設置された場所の時刻に変換して記録し、変換後の時刻情報を出力することができる。
すなわち、時刻情報を記録する度に、送信先の電子会議端末装置が設置された場所の時刻に変換して記録し、変換後の時刻情報を出力することができる。
本発明に係わる電子会議端末装置をPC等の情報処理装置から構成してもよい。
1,60…電子会議システム、10,30,51〜54…電子会議端末装置、11,31…ネットワークインターフェイス、12,32…出力インターフェイス、13,33…メモリ、14,34…HDD、15,35…CPU、16,36…電子会議制御部、16a,36a…時刻情報記録部、16b,36b…ロケール情報記録部、16c,36c…時刻情報変換部、17,37…電子会議データ記録部、21…ディスプレイ、22…プリンター、101,201…議事録データ、102,202…ロケール情報。
Claims (7)
- ネットワークに接続され、複数の会場に設置される少なくともディスプレイを備えた電子会議端末装置を介して行われる電子会議における資料に対する時刻情報の記録又は資料に記録された時刻情報の表示、印刷等の出力において、時刻情報を記録する際に、記録場所における標準時の時刻情報を所定の基準時に基づく時刻情報に変換して記録し、前記資料に記録された時刻情報を出力するときは、記録された当該時刻情報を当該電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して出力することを特徴とする電子会議端末装置。
- 時刻情報の出力において、前記電子会議端末装置が設置された場所の表記書式に変換して出力することを特徴とする請求項1に記載の電子会議端末装置。
- 前記基準時は、所定の場所の標準時、グリニッジ標準時、協定世界時のいずれか1であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子会議端末装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の複数の電子会議端末装置で構成される電子会議システム。
- 電子会議において、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を他の電子会議端末装置に送信し、当該時刻情報を受信した電子会議端末装置は、受信した基準時に基づく時刻情報を当該電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して出力することを特徴とする請求項4に記載の電子会議システム。
- 電子会議において、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を送信先の各電子会議端末装置が設置された場所の時刻情報に変換して送信することを特徴とする請求項4に記載の電子会議システム。
- 電子会議において、時刻情報を記録した電子会議端末装置は、記録した基準時に基づいた時刻情報を他の電子会議端末装置が設置された場所と対応させて、当該設置場所の時刻情報に変換した一覧の時刻情報を出力することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の電子会議システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007217858A JP2009053785A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 電子会議端末装置、電子会議システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007217858A JP2009053785A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 電子会議端末装置、電子会議システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011053736A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 端末装置及びプログラム |
WO2014014147A1 (ko) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | 주식회사 이메타 | 화상회의 예약 시스템 및 방법 |
JP2019079429A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2007
- 2007-08-24 JP JP2007217858A patent/JP2009053785A/ja active Pending
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