JP2009051762A - 美顔用マスク及びパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 美顔用のマスク等を長時間使用しても、精神的に安定化させて美容効果を助長させることができ、しかも、使用者を健康状態に導くことができる美顔用マスク及びパッドを提供する。
【解決手段】 美顔用マスク及びパッド2、3、4は、柔軟性を有するシリコーンゴム製のシートに、アロマオイルを含浸させている。この美顔用パッド2、3、4を顔面の所定個所に装着すると、アロマオイルが放出され、使用者に精神的安定感や癒し効果を与えることによって、精神面から美容効果を助長させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 美顔用マスク及びパッド2、3、4は、柔軟性を有するシリコーンゴム製のシートに、アロマオイルを含浸させている。この美顔用パッド2、3、4を顔面の所定個所に装着すると、アロマオイルが放出され、使用者に精神的安定感や癒し効果を与えることによって、精神面から美容効果を助長させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、人の顔全面あるいは一部に被せて使用する美顔用マスクやパッドに関し、さらに詳しくは、シリコーンゴム製のシートにアロマオイルを含浸させた美顔用マスク及びパッドに関する。
従来、顔をパックするために、顔にペースト状のパック剤を手又はへらで塗布し、所定時間を経過してから、上記パック剤を拭い取る方法が多用されていた。この方法は、パック剤を顔部に均一に塗布したり、それを拭い取ったりするため不便であった。
このような不便さを解消する目的で、不織布等からなるシート状物に液状のパック用化粧料を含浸させた顔用マスクが市販されるようになった。
このような不便さを解消する目的で、不織布等からなるシート状物に液状のパック用化粧料を含浸させた顔用マスクが市販されるようになった。
また、上記パック剤は皮膚表面の汚れは除去できるものの皮膚自体を活性化させるような高い美顔効果は期待できないとして、特開2005−168587号公報(特許文献1)に示すように、人の顔面の全面あるいは一部の形状に合わせ成形されたシリコーンゴム基材製のマスクベース中に、トルマリンの粉末を分散して含有させると共に、天然に産出する温泉成分の結晶である温泉鉱泥を含ませた美顔用トリートメントマスク及びアイパッドが提案されている。これにより、遠赤外線輻射効果及びマイナスイオン効果を発揮すると共に、顔肌自体を効果的に活性化させることができるとしている。
上記美顔用のパックやマスクは、化粧料による美顔効果、或いは、遠赤外線輻射効果及びマイナスイオン効果によって、所望の美容効果は期待できる。しかしながら、通常の場合、パックやマスクを長時間(10〜30分程度)顔部に保持し続けることから、逆に精神的には苦痛であった。人の場合、むしろ、美容効果は精神的な内面から得らことが多々ある。ところが、上記美顔用のパックやマスクは、物理的或いは化学的に皮膚を変化させるものであり、しかも、長時間に及ぶ顔部への保持による精神的苦痛は美容にとって逆効果になる問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、美顔用のマスク等を長時間使用しても、精神的に安定化させて美容効果を助長させることができ、しかも、使用者を健康状態に導くことができる美顔用マスク及びパッドを提供することにある。
そこで、本発明に関わる美顔用マスク及びパッドは、柔軟性を有するシリコーンゴム製のシートに、アロマオイルを含浸させている。
また、シリコーンゴム製のシートには、セラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストン、及びゲルマニウムパウダー等の鉱物の粉体を分散して含有させることが好ましい。
さらに、シリコーンゴム製のシートは、装着されたときに少なくとも一部が顔面に密接するように表面が略鏡面状に形成されることが好ましい。
また、シリコーンゴム製のシートには、セラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストン、及びゲルマニウムパウダー等の鉱物の粉体を分散して含有させることが好ましい。
さらに、シリコーンゴム製のシートは、装着されたときに少なくとも一部が顔面に密接するように表面が略鏡面状に形成されることが好ましい。
本発明によれば、シリコーンゴム製のシートからなる美顔用マスクまたはパッドにアロマオイルを含浸させることにより、マスクまたはパッドを顔面に装着したときに、アロマオイルの香りが放出し、精神を安定化するなどの癒し効果を与えることによって、精神面から美容効果を助長させることが可能となる。また、精神的な安定感を与えることからマスクまたはパッドを長時間装着しても、使用者の苦痛を大幅に緩和される。さらに、アロマオイルは、種類によって、清浄効果、鎮痛効果、湿疹緩和効果などの治療効果が得られることから、使用者に対して、美容と健康を与えることが可能になる。
また、シリコーンゴム製のシートにセラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストン、及びゲルマニウムパウダー等の鉱物の粉体を分散して含有させることにより、シリコーンゴム自体から発生するマイナスイオンと鉱物の粉体から発生する遠赤外線輻射効果による発汗・老廃物排出・血行等の促進、細胞の活性化等の作用により顔肌自体を効果的に活性化させることができる。
さらに、シリコーンゴム製のシートを、装着されたときに少なくとも一部が顔面に密接するように表面が略鏡面状に形成することにより、柔軟性を有するずれマスクまたはパッドが、皮膚の少なくとも平滑な一部が鏡面部分と密接するので、ずれを防止することが可能となる。このマスクまたはパッドの表面には、粘着剤や接着剤がないので、長時間使用しても不快感を与えることが少なく、さらに、複数回繰り返して使用したとき、或いは、洗濯したときにも密接状態が減少することがないので経済的になる。
美顔用マスクまたはパッドは、柔軟性を有するシリコーンゴム製のシートに、花・フローラル系、樹木・ウッディ系、柑橘系・シトラス系、ハーブ・ハーバル系、フルーティー・シトラス系等の1種または2種以上をブレンドしたアロマオイルを含浸させている。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、顔面に各所に美顔用パッドを装着した状態を示している。因みに、2は、顔面1の額及び眉間に装着するために略T字状に形成した額・眉間用パッド、3は、目尻に装着するための目尻用パッド、4は、鼻に装着するための鼻用パッドである。
上記各パッド2,3,4は、厚さが0.2mm〜1.0mmの柔軟性を有するシリコーンゴムによって形成されている。そして、上記各パッド2,3,4には、図2に示すように、アロマオイルが含浸されている。
上記各パッド2,3,4に含浸するアロマオイルとしては、リラックスを求める場合には、イランイラン、オレンジ、カモミール、クラリセージ、ネロリ、ラベンダー、ローズが好ましい。 リフレッシュを求める場合には、オレンジ、グレープフルーツ、ジャスミン、ジュニパー、ゼラニウム、ペパーミント、ベルガモット、レモン、ローズマリーが好ましい。ロマンチックを求める場合には、イランイラン、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、パチュリー、プチグレン、ローズが好ましい。また、乾燥肌対策としては、カモミール、ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー、ローズ、ローズウッドが好ましい。脂症肌対策には、ゼラニウム、ベルガモット、ラベンダーが好ましい。しみ・くすみ対策には、ゼラニウム、ネロリ、ローズが好ましい。にきびの対策には、ティートリー、ラベンダーが好ましい。これらのアロマオイルは、単独または2種以上をブランドして使用することができる。また、アロマオイルとしては、鎮痛効果、湿疹緩和効果などの治療効果を有するものもあり、これらも適宜使用される。
パッド2,3,4の素材となるシリコーンゴム製のシートにアロマオイルを含浸する方法としては、所定の容器に上記アロマオイルを入れ、そのアロマオイルの中にシリコーンゴム製のシートを浸すことにより含浸される。アロマオイルは、シリコーンゴム製のシートの内部に含浸するので、時間が経過しても順次放出させることが可能である。これは、乳白色のシリコーンゴム製のシートには、微小のポーラスが形成されていることから、このポーラスにアロマオイルが侵入して保持されるものと推測される。従って、パッド2,3,4のいずれか一つ、或いは二つ以上を顔面に長時間装着した場合、または、洗浄後に再使用した場合にも同様に使用できる。但し、複数回使用した後は、効果が減少する。
そして、例えばパッド2を顔面に装着すると、図3に示すように、顔面の表面温度によってアロマオイルの放出が促進され、アロマオイルの臭い成分が鼻孔から入り、リラクゼーション効果や癒し効果がもたらされる。また、アロマオイルが直接顔面から内部に浸透して、乾燥肌、にきび、しみ・くすみ等の治癒を行うことができる。
一方、シリコーンゴム製のシートにセラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストン、及びゲルマニウムパウダー等の鉱物の粉体を分散して含有させることができる。このように、上記鉱物の粉体を含有した場合には、シリコーンゴム自体から発生するマイナスイオンと鉱物の粉体から発生する遠赤外線輻射効果による発汗・老廃物排出・血行等の促進、細胞の活性化等の作用により顔肌自体を効果的に活性化させることができる。因みに、上記セラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストンの少なくとも一種の鉱物の粉体を約3重量%乃至10重量%、上記ゲルマニウムパウダーの鉱物の粉体を約0.05重量%乃至2重量%を含有することが好ましい。
さらに、上記パッド2,3,4は、少なくとも顔面に装着する側の面を鏡面状に形成することが好ましい。顔面も皮膚は、小さな部分では鏡面状なっているところがある。ことため、パッド2,3,4の表面の略鏡面と顔面の鏡面部分とが接することにより面接合状態となって互いに密接する。この結果、パッド2,3,4のずれ落ちが未然に防止され、長時間の使用に耐えうることができる。
以上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。前述した実施例においては、美顔用パッドを例に説明したが、目、鼻、或いは口を除く顔面全面を覆うように形成された美顔用マスクであっても良い。また、美顔用パッドは、前述した実施例に限定されることなく、任意の形状に変更可能である。さらに、鉱物の粉体を含有させた場合に生ずる遠赤外線輻射効果によって発汗した場合に、ムレやあせもの発生を防止するために、美顔用マスクまたはパッドに多数の小さな透孔を形成し、汗や水蒸気を透孔から放出するようにしても良い。
本発明は、美顔用マスクまたはパッドに適用可能である。
1 顔面
2、3、4 美顔用パッド
2、3、4 美顔用パッド
Claims (3)
- 柔軟性を有するシリコーンゴム製のシートに、アロマオイルを含浸させたことを特徴とする美顔用マスク及びパッド。
- シリコーンゴム製のシートには、セラミックパウダー、ブラックシリカ或いはジャモンストン、及びゲルマニウムパウダー等の鉱物の粉体を分散して含有させた請求項1に記載の美顔用マスク及びパッド。
- シリコーンゴム製のシートは、装着されたときに少なくとも一部が顔面に密接するように表面が略鏡面状に形成された請求項1または2のいずれかに記載の美顔用マスク及びパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007219102A JP2009051762A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 美顔用マスク及びパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007219102A JP2009051762A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 美顔用マスク及びパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009051762A true JP2009051762A (ja) | 2009-03-12 |
Family
ID=40503168
Family Applications (1)
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JP2007219102A Withdrawn JP2009051762A (ja) | 2007-08-24 | 2007-08-24 | 美顔用マスク及びパッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009051762A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015131004A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 信越ポリマー株式会社 | 治療用樹脂シート |
JP2018089255A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 有限会社竹本 | 美容用マスク |
-
2007
- 2007-08-24 JP JP2007219102A patent/JP2009051762A/ja not_active Withdrawn
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