JP2009051103A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷者の環境に一致しない色変換データが埋め込まれた印刷データを受信した場合であっても、印刷者の環境に一致する色変換処理を可能にする印刷装置を実現する。
【解決手段】比較用CSA記億部23は、PC50に依存する第1の色変換データ(比較用CSAテーブル23−1)を格納し、置換用CSA記億部25は、印刷装置100に対応する第2の色変換データ(置換用CSAテーブル25−1)を記憶し、埋め込み判定部21は、印刷データ6に第1の色変換データが含まれているか否かを判定し、含まれていると判断すると、印刷データ6の第1の色変換データ(比較用CSAテーブル23−1)を第2の色変換データ(置換用CSAテーブル25−1)に変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置及び印刷システムに関する。
従来から、該当する印刷データに基づいて、所定の印刷装置に対するカラーマッチング処理を行った後、その印刷データを印刷する技術が普及している。かかる場合には、まず、該当する印刷データを作成あるいは表示したソースデバイスのカラープロファイルを参照し、ソースデバイスのカラー空間のカラー値を、デバイスに依存しないプロファイルコネクションカラースペース(以降PCSと記す)上でのカラー値に変換する。そのあと、所定の印刷装置のカラープロファイルを参照し、PCS上のカラー値を、その印刷装置のカラー値に色変換することでカラーマッチング処理を実行していた。
また別の方法としては、上位装置が、PostScriptデータにカラースペースアレイ(以降CSAと記す)を埋め込み、印刷データをデバイスに依存しないカラー空間上におけるカラー値として印刷装置へ送信する。印刷装置側ではこのカラー値を受け入れると、カラーレンダリング辞書(CRD)を使用し、印刷装置のカラー空間上におけるカラー値に変換することでカラーマッチング処理を実行していた。ここでCSAとは、ソースデバイスのカラー空間のカラー値からPCS空間におれるカラー値へ変換するための色変換データである。又、カラーレンダリング辞書(CRD)とは、デバイスに依存しないPCS空間のカラー値をプリンタ内部に搭載された印刷装置のカラー空間のカラー値に変換するための色変換データである。
尚、AdobeおよびPostScriptはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の登録商標です。
特開平10−178557号公報
しかしながら上記PostScriptデータにCSAを埋め込む方式では、上位のアプリケーションやOSあるいは印刷書類の作成者などによって、書類を作成したPC環境におけるソースデバイスのCSAが、強制的もしくは暗黙的に作成書類や印刷データ中に埋め込まれてしまうケースが発生する。この作成書類もしくは印刷データを、印刷者が作成者のPC環境と異なる環境で印刷した場合には、正確な色再現が出来なくなる場合も発生しうるという解決すべき課題が残されていた。
本発明の目的は、印刷者の環境に一致しない色変換データが埋め込まれた印刷データを受信した場合であっても、印刷者の環境に一致した色変換データに置換したり、埋め込まれた色変換データを無効化したり、或いは又、印刷者の意図した色変換に変更すること等により、印刷者の環境に一致する色変換処理を可能にする印刷装置を実現することである。
本発明は、画像処理装置に依存する印刷データを受け入れて、所定の色変換を行って印刷する印刷装置であって、上記画像処理装置に依存する第1の色変換データを記憶する第1の色変換データ記憶部と、上記印刷装置に対応する第2の色変換データを記憶する第2の色変換データ記憶部と、上記印刷データに上記第1の色変換データが含まれているか否かを判定する判定部と、該判定部が、上記印刷データに上記第1の色変換データが含まれていると判断すると、上記印刷データの上記第1の色変換データを上記第2の色変換データに変更する色変換データ変更部とを備えることを主要な特徴とする。
判定部が、印刷データに上記第1の色変換データが含まれていると判断すると、色変換データ変更部が印刷データの第1の色変換データを第2の色変換データに変更するので、印刷者の環境に一致しない色変換データが埋め込まれた印刷データを受信した場合であっても、印刷者の環境に一致した色変換データに置換したり、埋め込まれた色変換データを無効化したり、或いは又、印刷者の意図した色変換に変更すること等により、印刷者の環境に一致する色変換処理を可能にする印刷装置を実現すること出来るという効果を得る。
以下、本発明の一実施形態を図を用いて詳細に説明する。
(構成)の説明
図1は、実施例1の印刷システムのブロック図である。
図に示すように、実施例1の印刷システム150は、書類データを受け入れて印刷データを作成するホストPC50と、その印刷データを印刷出力する印刷装置100とが通信接続され構成されている。
ホストPC50は、AP(アプリケーション)1と、OS(オペレーションシステム)2と、プリンタドライバ3と、HDD(ハードディスク)10とを備える。
AP1は、例えばワープロソフト、表計算など、コンピュータを特定の目的に利用するためのソフトウェアである。OS2は、コンピュータの管理やユーザへのインタフェースとその動作などを実現する基本ソフトウェアである。このAP1とOS2とで、書類データ4に対する印刷指示を印刷装置100が解釈できる言語、例えばPostScript言語で記載された印刷データ5に変換する。
この変換の際に、(1)CSAの埋め込み要求がなされている書類データ4をAP1からPostScriptプリンタに印刷指示したい場合や、(2)PostScriptカラーマッチングを意図したAP1がPostScriptプリンタに印刷指示したい場合や、(3)OS2がPostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図している場合、などには変換後の印刷データ5には色変換データ(本例ではCSA5−1)が埋め込まれることになる。ここでCSA5−1の一例について説明する。
図2は実施例1の色変換データの説明図(その1)である。
図には色変換データの一例を示している。図に示すように、埋め込まれたCSA5−1は例えばDeviceRGBのデータをCIE Based ABC空間上の値に変換するために用いられ、実際にはページ描画前にカレントカラー空間をCSAのカラー空間にセットするためのパラメータを有するPostScript言語によるプログラムである。
ここでPostScript言語とは、プリンタなどの出力機器にテキストや、画像などを出力するためのページ記述言語である。又、PostScriptプリンタとは、PostScript言語で記述されたデータを解析して印刷できるプリンタである。
プリンタドライバ3は、プリンタを制御するためのデバイスドライバである。ここでは、ユーザの要求を受け入れるための入力部3−1を有している。この入力部3−1から、印刷データ5に対して、入力A:埋め込まれているCSA5−1を使用するかどうかを示す情報、及び、入力B:置換用CSAの選択情報が入力され、印刷データ6として印刷装置100に送信される。
図3は、実施例1の入力部の説明図である。
図に於いて、チェックボックス3−2:「PSカラーマッチング(埋め込みのCSA)を有効にする」が、上記入力A:埋め込まれているCSA5−1を使用するかどうかを示す情報に相当する。即ち、チェックボックスにチェックされている場合には埋め込みの色変換データを使うことを意味し、チェックが外されている場合には埋め込みの色変換データを使わないことを意味する。
又、メニュー3−3は、上記入力B:置換用CSAテーブル内の置換用CSAを選択する情報に相当する。この情報は、チェックボックス3−2でチェックを外した場合に使用される情報であるため、チェックが外された場合に選択可能なメニューとして表示するように構成してもよい。また本例では置換用のCSAを選択するメニューの名前としてRGBソースデバイスを選択する例を記載しているが、CMYKなど他のデバイスカラー空間上のソースデバイスを選択するものであってもよい。
また本例では入力部3−1がホストPC50のプリンタドライバ3に存在するように構成しているが、印刷装置100の操作パネル上などで入力するように構成してもよい。また置換用CSAの選択情報は例えば置換用CSAテーブル25−1の要素番号であってもよいし、CSAを特定するリソース資源の名称であって、/リソース資源の名称/ColorSpace findresourceの実行によって入手してもよい。
印刷装置100は、埋め込み判定部21と、CSA比較部22と、比較用CSA記憶部23と、CSA変更部24と、置換用CSA記憶部25と、色変換部26と、印刷部27とを備える。
埋め込み判定部21は、プリンタドライバ3から印刷データ6を受け入れて、印刷データ6中に埋め込まれるCSA5−1の有無や、プリンタドライバ3によって入力されたCSA5−1を使うかどうかを示す情報(入力A)を判定する部分である。
CSA比較部22は、比較用CSA記憶部23に記憶された比較用CSAテーブル23−1内の各CSAと埋め込まれているCSA5−1とをCSAの構成要素レベルで比較し、一致するものの有無を判定する部分である。
比較用CSA記憶部23は、AP1やOS2や書類の作成者などが印刷データへの埋め込みによく使用する比較用のCSAを複数配置した比較用CSAテーブル23−1が予め登録されているメモリである。
CSA変更部24は、CSA比較部22の比較結果により一致するCSAが有ると判定された場合に、印刷データ6に付与された置換用CSAの選択情報(入力B)に基づき置換用CSA記憶部25内に記憶された置換用CSAテーブル25−1から置換用のCSAを入手して埋め込まれているCSA5−1と置換する部分である。
置換用CSA記憶部25は、埋め込まれているCSA5−1の置換用として置換用のCSAを複数配置した置換用CSAテーブル25−1を予め登録するメモリである。
色変換部26は、印刷装置100の所定の色変換(ソースデバイス空間のカラー値からPCSのカラー値に変換し、PCSのカラー値から所定の印刷装置のカラー値に変換)を実施する部分である。
印刷部27は、印刷データ6を印刷出力する部分である。
尚、上記説明中で、埋め込み判定部21、CSA比較部22、及びCSA変更部24を起動・生成する制御プログラムは、埋め込まれている色変換データをカレントカラー空間に適用する際に動作する必要があるため、setcolorspaceコマンドの内部もしくは直前に動作するように配置される。
したがってこれら各部の実体は以下に示すようなsetcolorspaceコマンドを置換するPostScriptプログラムであってもよい。以下にその一例を示す。
usedict begin
/CSA_Change{埋め込み判定部、CSA比較部、CSA変更部を担うPostScriptプログラム}bind def
/Org_setcolorspace/setcolorspace load def
/setcolorspace{CSA_Change Org_setcolorspace} bind def
end
またこのようなsetcolorspaceコマンドを置換するPostScriptプログラムコードをプリンタドライバ3が印刷データ6に付与し、埋め込まれたCSA5−1を実行するsetcolorspaceコマンドが実行された際に自動的に実行されるように構成してもよい。
また、比較用CSAテーブル23−1と置換用CSAテーブル25−1内に格納されているCSAは、ある特定の名称を付与して/ColorSpeceリソース資源としてプリンタの図示しない記憶部内に記憶することも可能である。
PostScriptのコマンドでは以下のようにして/ColorSpeceリソース資源としてプリンタの記憶部内に記憶する。
/CSA_1[CSAの実体]/ColorSpace defineresorce
図4は、実施例1の色変換データの説明図(その2)である。
本例では比較用CSAテーブル23−1と置換用CSAテーブル25−1は図中に示す第一色変換データ記憶部および第二色変換データ記憶部にそれぞれ/ColorSpeceリソース資源の資源の実体であるCSAの配列を配列内に並べることでテーブルとして構成される。
尚、比較用CSA記憶部23および置換用CSA記憶部25は、ROM、RAM、HDD、USBメモリ等、ネットワーク上の印刷装置100からアクセス可能な記憶媒体であってもよい。
また本例では説明の便宜上比較用CSA記憶部23および置換用CSA記憶部25に分けてそれぞれ比較用CSAテーブル23−1と置換用CSAテーブル25−1とを記憶しているが、これは同一記憶部上の同一テーブルであっても構わない。
(動作)の説明
図5は、実施例1の印刷システムの動作を示すフローチャートである。
実施例1の印刷システムの動作についてステップS1−1からステップS1−10まで図1を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS1−1
CSAが埋め込まれるべき書類をアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptカラーマッチングを意図してアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図しているオペレーションシステム上のアプリケーションから印刷したい場合などには、AP1、OS2、プリンタドライバ3によって生成された印刷データ5にはCSA5−1が埋め込まれる。
ステップS1−2
プリンタドライバ3は、印刷指示を受けると、入力部3−1に図2のような設定画面を表示し、埋め込みのCSAを使用するかどうかの情報(入力A)および置換用CSAの選択情報(入力B)の入力を促し、入力された情報を印刷データ6に付与する。この印刷データ6は、ホストPC50から印刷装置100へ送信される。
ステップS1−3
埋め込み判定部21は、まずCSA5−1が印刷データ6に埋め込まれているか否かを判定する。この判定はsetcolorspaceコマンドに渡されるパラメータがCIEBasedABCやCIEBasedDEFGのようなPCSとなりうるカラー空間指定かどうかで判定可能である。CSA5−1が埋め込まれていない場合には、ステップS1−8へ進み、埋め込まれている場合にはステップS1−4へ進む。
ステップS1−4
埋め込み判定部21は、印刷データ6に付与された埋め込みのCSA5−1を使用するかどうかの情報(入力A)が使用することを示しているかどうかを判定し、使用すると判定した場合にはステップS1−9へ進み、使用しないと判定した場合にはステップS1−5へ進む。
ステップS1−5
CSA比較部22は、比較用CSA記憶部23に記憶された比較用CSAテーブル23−1内の各CSAを、埋め込まれてきたCSA5−1と比較し、一致するCSAがあるかどうかを判定し、ある場合にはステップS1−6へ進み、ない場合にはステップS1−9へ進む。
ステップS1−6
CSA変更部24は、印刷データ6に付与された置換用CSAの選択情報(入力B)に基づき、置換用CSA記憶部25に記憶された置換用CSAテーブル25−1内の各CSAの中から置換用CSAを決定する。
ステップS1−7
色変換部26は、置換用CSAが決定されると置換用CSAに基づいて色変換を実施する。
ステップS1−8
CSA比較部22、およびCSA変更部24の処理をスキップし、色変換部26は印刷装置100の所定の色変換(ソースデバイス空間のカラー値からPCSのカラー値に変換し、PCSのカラー値から所定の印刷装置のカラー値に変換)を実施する。
ステップS1−9
色変換部26は、CSA変更部24の処理をスキップし、埋め込まれてきたCSA5−1に基づいて色変換を実施する。
ステップS1−10
印刷部27が印刷出力してフローを終了する。
尚、上記フローチャートに於いて、ステップS1−1からステップS1−2までのステップは、ホストPC50の動作であり、ステップS1−3からステップS1−10までのステップは、印刷装置100の動作である。
(効果)の説明
以上説明したように実施例1によれば、印刷者の環境に一致しないCSAが埋め込まれている場合でも印刷者の入力に従って埋め込みのCSAを印刷者の環境に一致するCSAに置換して印刷できるため、印刷者のソースデバイスで表示されている色と印刷した色が一致することが期待出来るという効果を得る。
(構成)の説明
図6は、実施例2の印刷システムのブロック図である。
図に示すように、実施例2の印刷システム300は、書類データを受け入れて印刷データを作成するホストPC200と、その印刷データを印刷出力する印刷装置250とが通信接続され構成されている。
ホストPC200は、AP(アプリケーション)31と、OS(オペレーションシステム)32と、プリンタドライバ33と、HDD(ハードディスク)40とを備える。
AP31は、例えばワープロソフト、表計算など、コンピュータを特定の目的に利用するためのソフトウェアである。OS32は、コンピュータの管理やユーザへのインタフェースとその動作などを実現する基本ソフトウェアである。このAP31とOS32とで、書類データ34に対する印刷指示を印刷装置250が解釈できる言語、例えばPostScript言語で記載された印刷データ35に変換する。
この変換の際に、(1)CSAの埋め込み要求がなされている書類データ34をAP31からPostScriptプリンタに印刷指示したい場合や、(2)PostScriptカラーマッチングを意図したAP1がPostScriptプリンタに印刷指示したい場合や、(3)OS2がPostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図している場合、などには変換後の印刷データ35には色変換データ(本例ではCSA35−1)が埋め込まれる。ここでCSA35−1の一例について説明する。
実施例1と同様に、図2に示すように、埋め込まれたCSA35−1は例えばDeviceRGBのデータをCIE Based ABC空間上の値に変換するために用いられ、実際にはページ描画前にカレントカラー空間をCSAのカラー空間にセットするCSAをパラメータにもつ、以下のようなPostScriptプログラムである。
ここでPostScript言語とは、プリンタなどの出力機器にテキストや、画像などを出力するためのページ記述言語である。又、PostScriptプリンタとは、PostScript言語で記述されたデータを解析して印刷できるプリンタである。
プリンタドライバ33は、プリンタを制御するためのデバイスドライバである。ここでは、ユーザの要求を受け入れるための入力部33−1を有している。この入力部33−1から、印刷データ35に対して、入力C:埋め込まれているCSA35−1を使用するかどうかを示す情報、入力D:ソースプロファイルの選択情報、入力E:出力プロファイルの選択情報が入力され、印刷データ36となって印刷装置250に送信される。
図7は、実施例2の入力部の説明図である。
図に於いて、チェックボックス33−2:「PSカラーマッチング(埋め込みのCSA)を有効にする」が、上記入力C:埋め込まれているCSA35−1を使用するかどうかを示す情報に相当する。即ち、チェックボックスにチェックされている場合には埋め込みの色変換データ使うことを意味し、チェックが外されている場合には埋め込みの色変換データを使わないことを意味する。
図のメニュー33−3「RGBソースプロファイル」は、上記ソースプロファイルの選択情報(入力D)に相当し、この情報はチェックボックス33−2でチェックを外した場合に使用される情報であるため、チェックが外された場合に選択可能なメニューとして表示するように構成してもよい。また本例ではソースプロファイルを選択するメニューの名前としてRGBソースプロファイルを選択する例を記載しているが、CMYKなど他のデバイスカラー空間上のソースデバイスを選択するものであってもよい。
図のメニュー33−4「プリンタプロファイル」は、上記出力プロファイルを選択する情報(入力E)に相当する。また本例では入力部33−1がホストPC200上のプリンタドライバ33に存在するように構成しているが、印刷装置250上の操作パネル上などで入力するように構成してもよい。
印刷装置250は、埋め込み判定部41と、CSA無効化部42と、ソースプロファイル選択部43と、ソースプロファイル記憶部44と、出力プロファイル選択部45と、出力プロファイル記憶部46と、色変換部47と、印刷部48とを備える。
埋め込み判定部41は、プリンタドライバ33から印刷データ36を受け入れて、印刷データ36中に埋め込まれるCSA35−1の有無や、プリンタドライバ33によって入力されたCSA35−1を使うかどうかを示す情報(入力C)を判定する部分である。
CSA無効化部42は、埋め込み判定部41の判定結果に基づいて埋め込まれているCSA35−1による色変換を無効化する部分である。
ソースプロファイル選択部43は、印刷データ36に付与されたソースプロファイルの選択情報(入力D)に基づきソースプロファイル記憶部44に記憶されたソースプロファイルテーブル44−1の中からソースプロファイルを選択する部分である。
ソースプロファイル記憶部44は、印刷者の環境に応じたソースプロファイルを複数配置したソースプロファイルテーブル44−1が予め登録されているメモリである。
出力プロファイル選択部45は、印刷データ36に付与された出力プロファイルの選択情報(入力E)に基づき出力プロファイル記憶部46に記憶された出力プロファイルテーブル46−1の中から出力プロファイルを選択する部分である。
出力プロファイル記憶部46には解像度やハーフトーンスクリーンなどの設定に応じた印刷装置250用の出力プロファイルを複数配置した出力プロファイルテーブル46−1が予め登録されているメモリである。
尚、ソースプロファイル記憶部44および出力プロファイル記憶部46はROM、RAM、HDD、USBメモリ、ネットワーク上の記憶部など印刷装置250からアクセス可能な記憶媒体であってもよい。
色変換部47は、印刷装置250の所定の色変換(ソースデバイス空間のカラー値からPCSのカラー値に変換し、PCSのカラー値から所定の印刷装置のカラー値に変換)を実施する部分である。
印刷部48は、印刷データ36を印刷出力する部分である。
尚、上記説明中で、埋め込み判定部41、CSA無効化部42を起動・生成する制御プログラムは、埋め込まれている色変換データをカレントカラー空間に適用する際に動作する必要があるため、setcolorspaceコマンドの内部もしくは直前に動作するように配置される。
したがってこれら各部の実体は以下に示すようなsetcolorspaceコマンドを置換するPostScriptプログラムであってもよい。
usedict begin
/CSA_Change{埋め込み判定部、CSA無効化部を担うPostScriptプログラム}bind def
/Org_setcolorspace/setcolorspace load def
/setcolorspace{CSA_Change Org_setcolorspace} bind def
end
またこのようなsetcolorspaceコマンドを置換するPostScriptプログラムコードをプリンタドライバ33が印刷データ36に付与し、埋め込まれたCSA35−1の実行するsetcolorspaceコマンドが実行された際に自動的に実行されるように構成してもよい。
また本例では説明の便宜上ソースプロファイル記憶部44、及び出力プロファイル46
に分けてそれぞれソースプロファイルテーブル44−1と出力プロファイルテーブル46−1とを記憶しているが、これは同一記憶部上の同一テーブルであっても構わない。
(動作)の説明
図8は、実施例2の印刷システムの動作を示すフローチャートである。
実施例2の印刷システムの動作についてステップS2−1からステップS2−9まで図6を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS2−1
CSAが埋め込まれるべき書類をアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptカラーマッチングを意図してアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図しているオペレーションシステム上のアプリケーションから印刷したい場合などには、AP1、OS2、プリンタドライバ3によって生成された印刷データ35にはCSA35−1が埋め込まれる。
ステップS2−2
プリンタドライバ33は印刷指示を受けると、入力部33−1に図7のような設定画面を表示し、埋め込みのCSAを使用するかどうかの情報(入力C)、ソースプロファイルの選択情報(入力D)、出力プロファイルの選択情報(入力E)の入力を促し、入力された情報を印刷データ36に付与する。この印刷データ36は、ホストPC200から印刷装置250へ送信される。
ステップS2−3
埋め込み判定部41は、まずCSA35−1が印刷データ36に埋め込まれているか否かを判定する。この判定はsetcolorspaceコマンドに渡されるパラメータがCIEBasedABCやCIEBasedDEFGのようなPCSとなりうるカラー空間指定かどうかで判定可能である。CSA35−1が埋め込まれていない場合には、ステップS2−5へ進み、埋め込まれている場合にはステップS2−4へ進む。
ステップS2−4
埋め込み判定部41は、印刷データ6に付与された埋め込みのCSA35−1を使用するかどうかの情報(入力C)が使用することを示しているかどうかを判定し、使用すると判定した場合にはステップS2−8へ進み、使用しないと判定した場合にはCSA無効化部42が稼動してステップS2−5へ進む。
ステップS2−5
ソースプロファイル選択部43は、印刷データ36に付与されたソースプロファイルの選択情報(入力D)に基づきソースプロファイル記憶部44に記憶されたソースプロファイルテーブル44−1からソースプロファイルを選択する。
ステップS2−6
出力プロファイル選択部45は、印刷データ36に付与された出力プロファイルの選択情報(入力E)に基づき出力プロファイル記憶部46に記憶された出力プロファイルテーブル46−1から出力プロファイルを選択する。
ステップS2−7
色変換部47は、ソースデバイスカラー空間のカラー値をステップS2−5で選択されたソースプロファイルに基づいてPCSのカラー値に変換し、PCSのカラー値をステップS2−6で選択された出力プロファイルに基づいて印刷装置250のデバイスカラー空間のカラー値に色変換を実施する。
ステップS2−8
埋め込み判定部41は、CSA無効化部42の処理をスキップし、色変換部47は埋め込みのCSA35−1に基づいて色変換を実施する。
ステップS2−9
印刷部48が印刷出力してフローを終了する。
尚、上記フローチャートに於いて、ステップS2−1からステップS2−2までのステップは、ホストPC200の動作であり、ステップS2−3からステップS2−9までのステップは、印刷装置250の動作である。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、印刷者の環境に一致しないCSAが埋め込まれている場合でも、埋め込みのCSAを無効化して印刷者の指定したソースデバイスと印刷装置のプロファイルを使用して色変換されるため、印刷者のソースデバイスで表示されている色と印刷した色が一致することが期待されるという効果を得る。上記実施例1においてはCSAを印刷者指定のCSAに置換することでこのソースデバイスの色と一致させていたが、本実施例では色変換の方法としてCSA−CRDを使ったPostScriptカラーマッチングによる色変換ではなく、印刷装置に所定のカラープロファイルを使用した色変換を実施することが可能であるため、CSAが埋め込まれていない場合の印刷結果と同一の印刷結果を得ることができるという効果を得る。
上記実施例1の印刷システム150では、比較用CSA記憶部23内の比較用CSAテーブル23−1や置換用CSA記憶部25内の置換用CSAテーブル25−1に予めCSAを登録する必要があったが、本実施例では、使用者がこれらのテーブルにCSAを登録することを可能としている。かかる目的を達成するために本実施例の印刷システムは以下のように構成される。
(構成)の説明
図9は、実施例3の印刷システムのブロック図である。
図に示すように、実施例3の印刷システム450は、書類データを受け入れて印刷データを作成するホストPC350と、その印刷データを印刷出力する印刷装置400とが通信接続され構成されている。
ホストPC350は、HDD(ハードディスク)51と、CSA登録要求部54とを備える。
HDD51上には書類データ52や印刷データ53があり、それぞれCSAが埋め込まれているものとする。書類データ52は、一例としてEPSファイルなどである。印刷データ53は、一例としてはPostScriptファイルなどである。
CSA登録要求部54は、HDD51上の書類データを選択するデータ選択部57と、埋め込み判定部56と、送信部55とを備えている。CSA登録要求部54はプリンタドライバの一部であってもよいし、ユーティリティソフトウェアのようなものであっても構わない。
データ選択部57は、ホストPC350上の書類データ52や印刷データ53を選択する部分である。埋め込み判定部56は、書類データ52や印刷データ53に埋め込みのCSA52−1が含まれているかどうかを判定し、含まれている場合に登録用CSAデータを作成する部分である。送信部55は、登録用CSAデータを印刷装置400に送信する部分である。
印刷装置400は、CSA比較部61と、CSA記憶部63と、CSA登録部62とを備える。
CSA記憶部63は、CSAを複数配置可能なCSAテーブル63−1を備えている。テーブルの要素数は初期時には0個であってもよい。CSA記憶部63は、HDD51のように書き込み可能な記憶媒体であり、印刷装置400からアクセス可能な記憶媒体であっても構わない。
或いはまた、CSA記憶部63は、実施例1における比較用CSAテーブル23−1(図1)であってもよいし、置換用CSAテーブル25−1(図1)であっても構わない。CSAテーブル63−1内のCSAは実施例1と同様に図4に示すようにそれぞれ/ColorSpeceリソース資源の資源の実体であるCSAの配列を配列内に並べることでテーブルとして構成されている。
CSA比較部61は、登録用CSAデータがCSA記憶部63内のCSAテーブル63−1内のCSAと一致するかどうか比較する部分である。CSA登録部62はCSA比較部61による比較結果が一致しないと判断された場合にCSAテーブル63−1内にCSAを登録する部分である。
(動作)の説明
図10は、実施例3の印刷システムの動作を示すフローチャートである。
実施例3の印刷システムの動作についてステップS3−1からステップS3−8まで図9を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS3−1
使用者はCSA登録要求部54のデータ選択部57(図示しない設定画面)を介してホストPC350内の書類データ52もしくは印刷データ53を選択する。
ステップS3−2
CSA登録要求部54の埋め込み判定部56は、データ選択部57を介して選択されたデータにCSAの埋め込みがあるかどうかを判定する。CSAの埋め込みの判定は、setcolorspaceコマンドを探し、そこに渡されているパラメータの配列タイプを探し、CIEBasedABCのようなPCSカラー空間になっているかどうかで判定する。CSAの埋め込みが有った場合にはステップS3−3へ進み、なかった場合にはステップS3−8へ進む。
ステップS3−3
埋め込み判定部56は、埋め込みのCSAにPostScriptとして構文エラーがないか、CSAとしての必須キーワードを備えているかなどCSAに不正がないかをチェックする。正常な場合にはステップS3−4へ進み、正常でない場合にはステップS3−8へ進む。
ステップS3−4
埋め込み判定部56は、登録用CSAデータを作成する。
ステップS3−5
送信部55は、登録用CSAデータを印刷装置400のCSA比較部61へ送信する。
ステップS3−6
CSA比較部61は、CSA記憶部63に記憶されたCSAテーブル63−1内の各CSAと登録用CSAデータを比較し、一致するCSAがあるかどうかを判定する。一致するCSAが無い場合にはステップS3−7へ進み、一致するCSAがある場合にはフローを終了する。
ステップS3−7
CSA登録部62は、登録用CSAデータをCSAテーブル63−1へ登録してフローを終了する。
ステップS3−8
埋め込み判定部56は、エラーメッセージを表示してフローを終了する。
尚、上記フローチャートに於いて、ステップS3−1からステップS3−5まで、及びステップS3−8は、ホストPC350の動作であり、ステップS3−6からステップS3−7までのステップは、印刷装置400の動作である。
(効果)の説明
以上説明したように、本実施例によれば、使用者のPC環境に一致する比較用CSAや印刷者の環境に一致する置換用のCSAが印刷装置に登録されていない場合においても、使用者はCSAの埋め込まれた書類や印刷データに基づいてこれらを印刷装置に登録できるという効果を得る。
(構成)の説明
図11は、実施例4の印刷システムのブロック図である。
図に示すように、実施例4の印刷システム600は、書類データを受け入れて印刷データを作成するホストPC500と、その印刷データを印刷出力する印刷装置550とが通信接続され構成されている。
ホストPC500は、プリンタドライバ71と、ステータスモニタ73とを備える。プリンタドライバ71は、プリンタを制御するためのデバイスドライバであり、印刷指示が掛けられると、その印刷指示を印刷装置550が解釈できる言語、例えばPostScript言語で記載された印刷データ72に変換する部分である。
この変換の際にCSAが埋め込まれた書類データをアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptカラーマッチングを意図したアプリケーションがPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、OSがPostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図している場合などには変換後の印刷データ72には色変換データ(CSA72−1)が埋め込まれる。又、プリンタドライバ71は、ユーザの要求を受け入れるための入力部3−1を有している。
図12は、実施例4の入力部の説明図である。
プリンタドライバ71の入力部71−1は図に示すような入力画面を表示して埋め込みのCSAを通知するかどうかを示す情報(入力F)をオペレータから受け入れる。この入力Fは、PSカラーマッチング(埋め込みのCSA)によるカラーマッチングを通知するか否かの選択情報である。
図に示す「PSカラーマッチング(埋め込みのCSA)を通知する」のチェックボックスがチェックされている場合には埋め込みの色変換データを使い、チェックが外されている場合には埋め込みの色変換データを使わないことを意味する。本実施例では、入力部71−1は、プリンタドライバ71に設けられているが、これは一例であって印刷装置550の図示していない操作パネル上等に設けてもよい。
図11に戻って、ステータスモニタ73は、表示部74と、通信部75とを備える。
表示部74は、埋め込み判定部81の判定の結果や、印刷データ72中に埋め込みのCSAが在ると判定された場合に、その旨を使用者に通知する部分である。その表示例について説明する。
図13は、表示例の説明図である。
図は、カラーマッチングがされたことを表示している。これは一例であって、印刷データにジョブの名称や印刷時間や使用者など印刷データを特定する情報を付加し、その情報もここに表示するように構成してもよい。
図11に戻って、印刷装置550は、埋め込み判定部81と、通信部82とを備える。埋め込み判定部81はプリンタドライバ71から印刷データ72を受け入れて、印刷データ72中に埋め込まれているCSA72−1の有無や、プリンタドライバ71によって入力された埋め込みのCSAを通知するかどうかを示す情報(入力F)を判定する部分である。
(印刷装置550の)通信部82は、埋め込み判定部81の判定結果をホストPC500のステータスモニタ73へ通知する部分である。この通知を受け入れた(ホストPC500の)通信部75は、その埋め込み判定部81の判定結果を表示部74に表示することになる。
また本例では入力部71−1がホストPC11上のプリンタドライバ71に存在するように構成しているが、印刷装置550上の操作パネル上などで入力するように構成してもよい。
(動作)の説明
図14は、実施例4の印刷システムの動作を示すフローチャートである。
実施例4の印刷システムの動作についてステップS4−1からステップS4−8まで図11を併用しながらステップ順に説明する。
ステップS4−1
CSAが埋め込まれた書類をアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptカラーマッチングを意図してアプリケーションからPostScriptプリンタに印刷指示した場合や、PostScriptプリンタにデバイス独立のカラー空間上のカラーとして色処理させることを意図しているOS上のアプリケーションから印刷した場合などにはアプリケーションやプリンタドライバあるいはOSによって生成された印刷データにはCSA72−1が埋め込まれる。プリンタドライバ71は印刷指示を受けると入力部71−1にて図12のような設定画面を表示し、使用者に対して埋め込みのCSAを通知するかどうかの情報(入力F)の入力を促し、入力された情報を印刷データ72に付与する。この印刷データ72は印刷装置550へ送信される。
ステップS4−2
埋め込み判定部81は、まず印刷データ72に付与された埋め込みのCSAを通知するかどうかの情報(入力F)を判定し、埋め込みのCSAを通知しない場合はそのまま印刷して処理を終了し、通知する場合にはステップS4−2へ進む。
ステップS4−3
埋め込み判定部81は、印刷データ72に埋め込まれているCSA72−1があるかないかを判定し、埋め込まれているCSA72−1が無いと判定した場合にはそのまま印刷して処理を終了し、有ると判定した場合にはステップS4−4へ進む。この判定はsetcolorspaceコマンドに渡されるパラメータがCIEBasedABCやCIEBasedDEFGのようなPCSとなりうるカラー空間指定かどうかで判定可能である。
ステップS4−4
埋め込み判定部81は印刷データ72に付与された埋め込みのCSA72−1が使用されたことを示す情報を、(印刷装置550の)通信部82を介して(ステータスモニタ73の)通信部75に通知して印刷する。
ステップS4−5
(ステータスモニタ73の)通信部75はCSA72−1が使用されたことを示す情報を受け取り、表示部74にて図13に示すようなアラームをユーザに表示して処理を終了する。
尚、上記フローチャートに於いて、ステップS4−1とステップS4−5はホストPC500の動作であり、ステップS4−2からステップS4−4までのステップは、印刷装置550の動作である。
(効果)の説明
以上のように第4の実施例によれば、埋め込みのCSAなどのように、使用者が意図的にそれを指定していない色変換が実施されてしまうケースであっても、印刷後にその旨を情報として得ることができ、意図していなかった場合に、再度印刷することで正しい結果を得ることができるという効果を得る
以上説明した実施例では、本発明をプリンタに適用した場合に限定して説明したが本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、MFP、複写機、FAX等にも適用可能である。
実施例1の印刷システムのブロック図である。 実施例1の色変換データの説明図(その1)である。 実施例1の入力部の説明図である。 実施例1の色変換データの説明図(その2)である。 実施例1の印刷システムの動作を示すフローチャートである。 実施例2の印刷システムのブロック図である。 実施例2の入力部の説明図である。 実施例2の印刷システムの動作を示すフローチャートである。 実施例3の印刷システムのブロック図である。 実施例3の印刷システムの動作を示すフローチャートである。 実施例4の印刷システムのブロック図である。 実施例4の入力部の説明図である。 表示例の説明図である。 実施例4の印刷システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 AP(アプリケーション)
2 OS(オペレーションシステム)
3 プリンタドライバ
3−1 入力部
4 書類データ
5 印刷データ
6 印刷データ
10 HDD(ハードディスク)
21 埋め込み判定部
22 CSA比較部
23 比較用CSA記億部
23−1 比較用CSAテーブル
24 CSA変更部
25 置換用CSA記億部
25−1置換用CSAテーブル
26 色変換部
27 印刷部
50 ホストPC
100 印刷装置
150 印刷システム

Claims (6)

  1. 画像処理装置に依存する印刷データを受け入れて、所定の色変換を行って印刷する印刷装置であって、
    前記画像処理装置に依存する第1の色変換データを記憶する第1の色変換データ記憶部と、
    前記印刷装置に対応する第2の色変換データを記憶する第2の色変換データ記憶部と、
    前記印刷データに前記第1の色変換データが含まれているか否かを判定する判定部と、
    該判定部が、前記印刷データに前記第1の色変換データが含まれていると判断すると、前記印刷データの前記第1の色変換データを前記第2の色変換データに変更する色変換データ変更部とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1の色変換データを前記印刷装置で使用するか否かの入力を求める入力部を更に備え、
    前記色変換データ変更部は、前記入力部が前記第1の色変換データの使用要求を受け入れると、前記印刷データに含まれる色変換データの変更を回避することを特徴とする印刷装置。
  3. 前記第2の色変換データ記憶部は、更に、複数の画像処理装置各々に対応する複数の色変換データを格納し、
    前記入力部は、更に、第2の色変換データを選択する情報の入力を求め、
    前記色変換データ変更部は、更に、該入力部が受け入れた第2の色変換データの選択情報に基づいて前記印刷データの前記第1の色変換データを前記第2の色変換データに変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷データに前記第1の色変換データが含まれるかどうかを判定する判定部の判定ステップおよび前記色変換データ変更部の変更ステップを前記印刷データに含めて請求項1から請求項3に記載の印刷装置に送信する送信手段を有することを特徴とする印刷システム。
  5. 印刷データに含まれている色変換データを前記第1の色変換データまたは第2の色変換データとして前記第1の色変換データ記憶部または前記第2の色変換データ記憶部に登録する登録部を有することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 印刷データに含まれている色変換データが存在すると、その旨使用者に通知するか否かの入力を求める入力部を更に備え、
    前記判定部による判定結果が、前記印刷データに前記第1の色変換データが含まれ、かつ前記入力部が使用者に通知する旨の入力を受け入れると、所定の上位装置に前記第1の色変換データが含まれることを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項5に記載の印刷システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011139302A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Kyocera Mita Corp 印刷設定プログラム
JP2013200877A (ja) * 2013-04-24 2013-10-03 Kyocera Document Solutions Inc 印刷設定プログラム
JP2015216457A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 富士ゼロックス株式会社 色変換プログラム及び色変換装置

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