JP2009049720A - 撮像素子モジュール、光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固体撮像素子のレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせを容易に精度良く行うことが可能な撮像素子モジュール、光学装置を提供する。
【解決手段】固体撮像素子9と、固体撮像素子9を搭載するパッケージ部材10と、固体撮像素子9の位置を、レンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向において調整するための少なくとも3つのアクチュエータ12と、を有していることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像素子モジュール、光学装置に関する。
現在、固体撮像素子の製造技術の向上によって、銀塩フィルムカメラにかわってデジタルカメラが主流となってきている。斯かるデジタルカメラを組み立てる際にはカメラ本体と固体撮像素子との位置合わせが重要であり、ピントの正確に合った写真を撮影するためには、銀塩フィルムカメラにおけるフィルム位置、即ち撮影レンズの結像位置に固体撮像素子の受光面を精度良く配置しなければならない。
カメラ本体と固体撮像素子との位置合わせを行う際には、撮影レンズの光軸に対して垂直なXY方向、及び回転方向(θ方向)に加えて、特に光軸方向に関して厳密な位置合わせを行うことが必要である。そしてこの光軸方向に関する位置合わせは、特に固体撮像素子の受光面積が大きく、高画質が要求される一眼レフデジタルカメラにおいてより厳密に求められることとなる。
固体撮像素子の光軸方向に関する位置合わせは、光軸方向(Z方向)のみの調整では固体撮像素子の受光面全体でピントを合わせることが困難であり、撮影した写真に片ボケが生じてしまう可能性がある。したがって、厳密に固体撮像素子の光軸方向に関する位置合わせを行うためには、Z方向の他に、X軸を中心とした縦チルト方向及びY軸を中心とした横チルト方向を加えた3軸について固体撮像素子の位置を調整することが必要である。
そこで従来、固体撮像素子の位置をレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向において調整するための機械的な調整機構を備えたカメラが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2002−262167号公報
しかしながら、従来のカメラにおける固体撮像素子のレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせは煩雑で、また精度良く行うことができないという問題があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、固体撮像素子のレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせを容易に精度良く行うことが可能な撮像素子モジュール、光学装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
固体撮像素子と、
前記固体撮像素子を搭載するパッケージ部材と、
前記固体撮像素子の位置を、レンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向において調整するための少なくとも3つのアクチュエータと、
を有していることを特徴とする撮像素子モジュールを提供する。
また、
本発明の撮像素子モジュールを備えたことを特徴とする光学装置を提供する。
本発明によれば、固体撮像素子のレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせを容易に精度良く行うことが可能な撮像素子モジュール、光学装置を提供することができる。
以下、本発明の各実施形態に係る撮像素子モジュールを備えた電子カメラを添付図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
はじめに、本実施形態に係る撮像素子モジュールを備えた電子カメラの全体的な構成について簡単に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像素子モジュールを備えた電子カメラの全体構成を示す図である。
図1に示すように本電子カメラ1は、交換式の撮影レンズ2を備えたデジタル一眼レフカメラであって、該撮影レンズ2側から順に、クイックリターンミラー3と、後述する撮像素子モジュール4とをカメラボディ5内に備えている。そして、カメラボディ5内のクイックリターンミラー3の反射光路上には、焦点板6と、ペンタプリズム7と、接眼レンズ8とを備えており、ファインダ光学系を構成している。
斯かる構成の本電子カメラ1において、不図示の被写体からの光は、撮影レンズ2で集光され、さらにクイックリターンミラー3によって反射されて焦点板6に結像される。そして焦点板6に結像されたこの光は、ペンタプリズム7中で複数回反射されて接眼レンズ8へ導かれる。これにより撮影者は、被写体像を接眼レンズ8を介して正立像としてファインダ観察することができる。
また、カメラボディ5の外部に設けられた不図示のレリーズボタンが撮影者によって操作されると、クイックリターンミラー3は光路外へ退避し、被写体からの光は撮像素子モジュール4の撮像素子9へ到達する。これにより被写体からの光は、当該撮像素子9によって受光され、被写体画像としてカメラボディ5内部に備えられた不図示のメモリに記録される。このようにして撮影者は、本電子カメラ1を用いて被写体の撮影を行うことができる。
次に、本実施形態において最も特徴的な撮像素子モジュール4について詳細に説明する。
図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、本発明の第1実施形態に係る撮像素子モジュール4を側方及び正面から見た図である。
図2に示すように撮像素子モジュール4は、入射光を電気信号に変換する固体撮像素子9と、該固体撮像素子9を搭載したパッケージ10と、カバーガラス11と、3つのアクチュエータ12と、塵や埃を除去するための塵埃除去用部品13とを有する。
パッケージ10は、固体撮像素子9を搭載する収納部材であって、セラミックやプラスチック等で形成されている。また、このパッケージ10と固体撮像素子9とはワイヤ14によって電気的に接続されており、さらにパッケージ10の背面には固体撮像素子9と外部(カメラボディ5に備えられている不図示のCPU等)で信号の入出力を行うためのリード15が設けられている。またこのパッケージ10には、カメラボディ5に対して撮像素子モジュール4の位置決めを行うための位置決め穴10aが図2(b)に示すように3箇所形成されている。
カバーガラス11は、固体撮像素子9を搭載したパッケージ10内部の気密を保持する透明な平板部材であって、これにより水分、外気、及び塵埃等がパッケージ10内部へ混入することを防止することができる。
アクチュエータ12は、固体撮像素子9の後述するレンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせを行う調整機構として、パッケージ10の背面に非同一直線状に3つ固設されている。このアクチュエータ12は、圧電素子や超音波モータ等に代表される駆動素子を用いて構成されるものであって、その先端には直動部品12aが繰り出し動作及び繰り戻し動作可能に設けられており、その反対側にはパッケージ10を貫通する振動伝達用支柱17が振動可能に連結されている。なお、この振動伝達用支柱17は、後述する塵埃除去用部品13を支持し、かつアクチュエータ12からの振動を塵埃除去用部品13へ伝達するための支柱部材である。
塵埃除去用部品13は、前述した3本の振動伝達用支柱17によって支持された透明な平板部材からなり、アクチュエータ12からの振動が振動伝達用支柱17を介して伝達されることによって振動し当該塵埃除去用部品13に付着しているゴミや塵埃を除去するものである。
次に、斯かる構成の撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付け、及び固体撮像素子9の位置合わせについて説明する。
図3は、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付け、及び固体撮像素子9の位置合わせを説明する図である。
撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けは、図3に示すように、取付冶具20と画像処理装置21とを用いて行われる。
取付冶具20は、撮像素子モジュール4をカメラボディ5へ取り付ける際に、固体撮像素子9の位置調整を行うための平板形状の補助冶具である。
この取付冶具20は、撮像素子モジュール4と接続して電源やアクチュエータ12を駆動するためのパルスの入力、固体撮像素子9からの画像信号の出力等を可能とする不図示の電気的接点を備えている。そしてこの取付冶具20は、撮影レンズ2の光軸に対して垂直なXY方向、及び回転方向(θ方向)において固体撮像素子9の位置を調整するための不図示の調整機構を備えている。
ここで、カメラボディ5内には、斯かる取付冶具20を固定するための取付冶具固定部5aが形成されている。
画像処理装置21は、固体撮像素子9で撮影された画像から、撮影レンズ2の光軸に対して垂直なXY方向とθ方向、及びX軸を中心とした縦チルト方向及びY軸を中心とした横チルト方向と光軸方向(Z方向)からなる計6軸の固体撮像素子9の位置情報(具体的には、基準位置からの位置ずれ)を求める装置であって、さらにこの位置情報からアクチュエータ12の直動部品12aの動作量を決定し該アクチュエータ12aへフィードバックするものである。そしてこの画像処理装置21は、図3に示すように取付冶具20の不図示の接点と、動作量フィードバック経路22及び画像信号経路23を介して接続されている。
以上の構成の下、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けに際して、まず、撮像素子モジュール4を取付冶具20にセットする。これにより、画像処理装置21からの画像信号経路23及び動作量フィードバック経路21は、それぞれ取付冶具20を介して撮像素子モジュール4のリード15及びアクチュエータ12と接続されることとなる。
そして、撮像素子モジュール4がセットされた取付冶具20を、カメラボディ5内の取付冶具固定部5aに固定する。なお、パッケージ10の各位置決め穴10aには、カメラボディ5との固定に備えて、例えば紫外線硬化型の接着剤やはんだ付け用のはんだ等を予め充填しておく。
以上のセッティングの下、被写体として別途設けた不図示の取り付け基準チャートを撮影し、画像処理装置21によって固体撮像素子9の位置情報を得ながら、取付冶具20の不図示の調整機構によって固体撮像素子9のX方向、Y方向、θ方向の3軸の位置合わせを行う。
次に、撮像素子モジュール4のアクチュエータ12によって、固体撮像素子9のZ方向、縦チルト方向、横チルト方向の3軸の位置合わせ(以下、簡単に「光軸方向に関する3軸の位置合わせ」とも言う。)を行う。以下、このときのアクチュエータ12の動作について説明する。
図4(a)は、固体撮像素子9の光軸方向に関する3軸の位置合わせを行う際のアクチュエータ12の動作の様子を示す図である。
はじめに画像処理装置21が、固体撮像素子9によって不図示の取り付け位置基準チャートを撮影して得られた画像信号に基づいてアクチュエータ12の直動部品12aの動作量を決定し、パルス入力として当該アクチュエータ12へフィードバックする。これによりアクチュエータ12は、図4(a)に示すように取付冶具20に当接した直動部品12aがZ方向へ繰り出し動作(又は繰り戻し動作)し、これによって撮像素子モジュール4全体がZ方向へ移動し即ち固体撮像素子9の位置をZ方向へ調整することができる。この調整は、3つのアクチュエータ12においてそれぞれ行われ、これにより固体撮像素子9のZ方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の位置合わせを行うことができる。
以上のようにして固体撮像素子9のX方向、Y方向、θ方向、Z方向、縦チルト方向、及び横チルト方向の計6軸の位置合わせが完了した後、位置決め部品25によって撮像素子モジュール4をカメラボディ5に対して固定する。なお、位置決め部品25は、撮像素子モジュール4のパッケージ10の位置決め穴10aに挿入される突起25aが形成された、撮像素子モジュール4をカメラボディ5へ固定するための固定部品である。
ここで、詳しくはパッケージ10の位置決め穴10aに紫外線硬化型の接着剤が充填されている場合には、位置決め穴10aに位置決め部品25の突起25aを挿入し、この部分に紫外光を照射して当該接着剤を硬化させることで固定する。また、位置決め穴10aにはんだ付け用のはんだが充填されている場合には、位置決め穴10aに突起25aを挿入し、カメラボディ5や撮像素子モジュール4全体の温度上昇等の影響がないように、レーザ溶着等の局所的な加熱方法によってはんだ付けを行うことで固定することが望ましい。なお、図3には示されていないが、位置決め部品25の一端は、ネジ止めや接着等によってカメラボディ5に固定される。
そして最後に、取付冶具20をカメラボディ5の取付冶具固定部5aから取り外すことで、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けが完了する。
本実施形態に係る撮像素子モジュール4を備えた電子カメラ1は、以上のようにして固体撮像素子9の6軸の位置合わせを行うことができ、特に3つのアクチュエータ12を用いたことで光軸方向に関する3軸の位置合わせを容易にかつ精度良く行うことができる。
また、本実施形態における3つのアクチュエータ12は、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けが完了した後は、塵埃除去用部品13用の駆動部として用いられる。以下、塵埃除去用部品13用の駆動部としてのアクチュエータ12の動作について説明する。
図4(b)は、アクチュエータ12が塵埃除去用部品13用の駆動部として動作する様子を示す図である。
3つのアクチュエータ12は、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けが完了した後、カメラボディ5内に備えられている不図示のカメラ制御装置にそれぞれ接続される。なお、各アクチュエータ12の直動部品12aは、図4(b)に示すように各アクチュエータ12の内部に格納される。
斯かる構成により、例えば本電子カメラ1の起動時等に、カメラ制御装置から各アクチュエータ12へ制御信号が入力され、各アクチュエータ12は振動伝達用支柱17を図4(b)に示すように振動させる。これにより塵埃除去用部品13も同じ方向へ振動することとなり、カメラボディ5の組み立て時に内部へ混入したり、シャッタ26や不図示の絞り等の可動部品の摩擦等によって発生し、塵埃除去用部品13の表面に付着したゴミや塵埃を効果的に除去することができる。
なお、本実施形態では、上述のように画像処理装置21を用いることで、固体撮像素子9の位置情報を求め、特に光軸方向に関する3軸の位置合わせに際してはアクチュエータ12の直動部品12aの動作量を決定する構成である。しかしながらこれに限られず、例えば図5に示すように、取付冶具20に動作量フィードバック経路22を介して接続された光学式の測距計27を、カメラボディ5のレンズマウントに取り付け、これによって固体撮像素子9に設けられた基準位置を参照しながら該固体撮像素子9の位置合わせを行い、さらにアクチュエータ12の直動部品12aの動作量を決定する構成とすることもできる。或いは、カメラボディ5のレンズマウント側から撮像素子モジュール4を別途設けた撮影装置によって撮影し、これを画像処理することで固体撮像素子9の位置情報を得て、アクチュエータ12の直動部品12aの動作量を決定する構成とすることもできる。なお、このことは後述する第2実施形態においても同様である。
以上、本実施形態に係る撮像素子モジュール4を備えた電子カメラ1は、上述のように固体撮像素子9の位置合わせを行うための調整機構として撮像素子モジュール4に3つのアクチュエータ12を備えている。これにより、撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付けに際して、固体撮像素子9の光軸方向に関する3軸の位置合わせを容易に、かつ精度良く行うことができ、本電子カメラ1によって片ボケのない高品質の被写体画像を撮影することが可能となる。
そしてさらに、本実施形態に係る撮像素子モジュール4を備えた電子カメラ1は、上述のように3つのアクチュエータ12を塵埃除去用部品13を振動させるための駆動部として用いる。これにより塵埃除去用部品13を振動させて該塵埃除去用部品13の表面に付着したゴミや塵埃を短時間で簡単に除去することができるため、本電子カメラ1によって塵埃の影響のない高品質の被写体画像を撮影することが可能となる。
(第2実施形態)
以下、本実施形態に係る撮像素子モジュールを備えた電子カメラについて、上記第1実施形態と同様の構成である部分には同じ符号を付してその説明を省略し、異なる構成の部分について詳細に説明する。
図6及び図7は、それぞれ本発明の第2実施形態に係る撮像素子モジュールを正面から見た図及び背面から見た図である。また、図8は、本発明の第2実施形態に係る撮像素子モジュールを電子カメラのカメラボディに取り付けた様子を示す図である。
本実施形態の撮像素子モジュール30は、上記第1実施形態において固体撮像素子9のX方向、Y方向、及びθ方向の3軸の位置を調整するために取付冶具20に設けられていた不図示の調整機構に代えて、パッケージ10に3つのXYθ調整用アクチュエータ31を備えている。
XYθ調整用アクチュエータ31は、図6に示すようにパッケージ10の一方の長辺側端面に2つ、そして一方の短辺側端面に1つ固設されている。そして、この3つのXYθ調整用アクチュエータ31は、上記第1実施形態のアクチュエータ12と同様に、圧電素子や超音波モータ等に代表される駆動素子を用いて構成されるものであって、各々の固設面に垂直な方向へ繰り出し動作及び繰り戻し動作可能な直動部品31aが備えられている。
なお、図8に示すように本実施形態のカメラボディ32は、上記第1実施形態のカメラボディ5の構成に加えて、位置決め部32aが予め形成されている。この位置決め部32aは、固体撮像素子9のX方向、Y方向、及びθ方向の3軸の位置合わせを行う際の基準として各XYθ調整用アクチュエータ31の直動部品31aを当接させるための部材である。
斯かる構成の下、撮像素子モジュール30のカメラボディ32への取り付けに際して、上記第1実施形態と同様に画像処理装置21が固体撮像素子9によって不図示の取り付け位置基準チャートを撮影して得られた画像信号から各XYθ調整用アクチュエータ31の直動部品31aの動作量を決定し、これに基づき位置決め部32aに当接した各直動部品31aが繰り出し動作及び繰り戻し動作することで、固体撮像素子9のX方向、Y方向、及びθ方向の3軸の位置合わせが行われる。
以上より、本実施形態に係る撮像素子モジュール30を備えた電子カメラ33は、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。そしてさらに、3つのXYθ調整用アクチュエータ31によって、固体撮像素子9のX方向、Y方向、及びθ方向の3軸の位置合わせも容易に、かつ精度良く行うことができる。
なお、上記各実施形態は、本発明を適用した一例としてデジタル一眼レフカメラを示しているが、本発明はこれに限られず、コンパクトカメラやその他の光学装置に適用することができる。
また、上記各実施形態では、アクチュエータ12やXYθ調整用アクチュエータ31をそれぞれ3つずつ備える構成であるが、各アクチュエータの個数はこれに限られず少なくとも3つずつ備えていればよい。
本発明の第1実施形態に係る撮像素子モジュールを備えた電子カメラの全体構成を示す図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の第1実施形態に係る撮像素子モジュール4を側方及び正面から見た図である。 撮像素子モジュール4のカメラボディ5への取り付け、及び固体撮像素子9の位置合わせを説明する図である。 (a)は固体撮像素子9の光軸方向に関する3軸の位置合わせを行う際のアクチュエータ12の動作の様子を示す図であり、(b)はアクチュエータ12が塵埃除去用部品13用の駆動部として動作する様子を示す図である。 固体撮像素子9の位置合わせの別な態様を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像素子モジュールを正面から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像素子モジュールを背面から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像素子モジュールを電子カメラのカメラボディに取り付けた様子を示す図である。
符号の説明
1,33 電子カメラ
2 撮影レンズ
4 撮像素子モジュール
5 カメラボディ
9 固体撮像素子
9a 受光面
10 パッケージ
12 アクチュエータ
13 塵埃除去用部品
21 画像処理装置
31 XYθ調整用アクチュエータ

Claims (4)

  1. 固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子を搭載するパッケージ部材と、
    前記固体撮像素子の位置を、レンズ光軸方向、縦チルト方向、及び横チルト方向において調整するための少なくとも3つのアクチュエータと、
    を有していることを特徴とする撮像素子モジュール。
  2. レンズ光軸の入射側に塵埃除去用部品を有しており、
    前記アクチュエータによって前記塵埃除去用部品を振動させることで、該塵埃除去用部品に付着した塵埃を除去することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子モジュール。
  3. 前記固体撮像素子の位置を、レンズ光軸に垂直な縦方向、横方向、及び回転方向において調整するための少なくとも3つの垂直面用アクチュエータをさらに有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像素子モジュール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像素子モジュールを備えたことを特徴とする光学装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012075101A (ja) * 2010-09-22 2012-04-12 Itt Manufacturing Enterprises Inc 光学システムの撮像素子を位置合わせする方法

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