JP2009048714A - 再生システム、光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既に所持している低精細の方のメディアを活用して高精細のコンテンツを再生し、同じコンテンツが記録された次世代メディアを新たに購入しなくとも良くした再生システム及び光ディスク装置を提供する。
【解決手段】制御部21は、DVD100のタイトル名をDVD100のコンテンツデータからPUヘッド22に読取らせる。制御部21は、読取ったDVD100のタイトル名をDBサーバ4に送信する。制御部41は、DVD100のタイトル名に対応するHDストリーミングデータをハードディスク42から読み出し、ネットワーク5を介してブルーレイプレーヤ2に配信する。DBサーバ4からのHDストリーミングデータの配信が始まると、ブルーレイプレーヤ2は、ストリーミング再生を開始する。このようにして、再生システム101は、既にユーザが所持しているDVD100を活用して高精細のコンテンツを再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は、コンテンツが録画されている光ディスクがセットされる光ディスク装置と、ネットワークを介して光ディスク装置と通信するサーバと、を備える再生システム、及びこのシステムで適用される光ディスク装置に関するものである。
従来から、SD(Standard Definition)画像を再生できるメディアとしてDVD(Digital Versatile Disk)が一般に広く普及している。
さらに、近年、SD画像よりも高解像度であるHD(High Definition)画像を再生できる次世代メディアとしてブルーレイディスク(Blue−Ray Disc)やHDDVD(High Definition DVD)が普及し始めている。大容量化が可能であるブルーレイディスクやHDDVDにより、ユーザは高精細な画像であるHD画像を楽しむことができる。
なお、特許文献1では、再生システムが提案されている。
特開2006−352778公報
しかしながら、既に所持しているDVDと同じコンテンツをHD画像で鑑賞したい場合でも、ユーザは、ブルーレイディスクやHDDVDを新たに購入する必要があった。そのため、ユーザは、該DVDと同じコンテンツが記録されているにも係わらず、ブルーレイディスクやHDDVDの購入費用を新たに負担しなければならなかった。
また、ブルーレイディスクやHDDVDを購入することにより、低精細の方のDVDが不要になってしまう。そこで、不要になったDVDは廃棄されるが、そのDVDの廃棄によって環境への悪影響が心配されていた。従来例では、その点への配慮が考慮されていなかった。
以上の問題は、ブルーレイディスクやHDDVDの次世代メディアが将来登場した時にも再び起こり得る問題である。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、既に所持している低精細の方のメディアを活用して高精細のコンテンツを再生し、同じコンテンツが記録された次世代メディアを新たに購入しなくとも良くした再生システム及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の再生システムは、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)第1のコンテンツデータと該第1のコンテンツデータのタイトル名とが予め記録されている第1の光ディスクを再生する再生手段を有する光ディスク装置と、
ネットワークを介して前記光ディスク装置と接続されるサーバと、を備えた再生システムにおいて、
前記光ディスク装置は、前記第1のコンテンツデータのタイトル名を前記第1の光ディスクから読取り、前記ネットワークを介して前記サーバに送信する通信手段を有し、
前記サーバは、
前記第1のコンテンツデータより高精細な第2のコンテンツデータをタイトル名毎に予め記憶する記憶手段と、
前記通信手段から送信された前記第1のコンテンツデータのタイトル名に対応する第2のコンテンツデータを前記記憶手段から読み出し、前記ネットワークを介して前記光ディスク装置に配信する配信手段と、を有し、
前記光ディスク装置の前記再生手段は、前記第2のコンテンツデータが前記配信手段から配信されると、前記第2のコンテンツデータを再生する。
この構成において、両コンテンツデータは、映画等のコンテンツを示すデータである。第1のコンテンツデータは、SD画像と音声を含むSDコンテンツを示すデータである。また、第2のコンテンツデータは、HD画像と音声を含むHDコンテンツを示すデータである。そして、両コンテンツデータのタイトル名は、映画等のタイトル名である。
この構成では、例えばユーザが第1の光ディスクをセットすると、通信手段が、第1の光ディスクに記録されている第1のコンテンツデータのタイトル名をサーバに送信する。タイトル名が受信されると、サーバの配信手段は、そのタイトル名と同一タイトルの第2のコンテンツデータを光ディスク装置に配信する。これにより、再生手段は、第1のコンテンツデータと同一タイトルの第2のコンテンツデータを再生する。
このようにして、再生システムは、既にユーザが所持している第1の光ディスクを活用して高精細のコンテンツを再生する。そのため、ユーザは、第1の光ディスクと同じコンテンツが記録された第2の光ディスク(次世代メディア)を新たに購入しなくとも済む。よって、ユーザは、第2の光ディスクの購入費用を負担しなくとも済む。
また、第1の光ディスクを活用して高精細のコンテンツを再生するので、第1の光ディスクが不要になることも無い。よって、第1の光ディスクが廃棄されることも無くなり、環境を保護することもできる。
(2)前記光ディスク装置は、前記第2のコンテンツデータを前記再生手段に再生させるかどうかの選択を受付ける選択手段を有する。
この構成により、ユーザは、HDストリーミングデータを再生するかどうか、自分の使用方法に応じて選択手段で選択できる。
(3)前記サーバは、暗号化された前記第1のコンテンツデータを復号する復号キーをタイトル名毎に予め記憶する記憶手段を有し、
前記通信手段は、前記配信手段から配信される前記第2のコンテンツデータを前記再生手段が再生する前に、前記サーバと通信して、前記第1のコンテンツデータのタイトル名に対応する前記記憶手段の前記復号キーと同じものが、前記第1の光ディスクに記録されているかどうか調べ、
前記再生手段は、同じものが前記第1の光ディスクに記録されていない場合、前記第2のコンテンツデータの再生を禁止する。
この構成において、通信手段は、第1の光ディスクがオリジナル品であるかどうか判断している。復号キーと同じものが第1の光ディスクに記録されていない場合、即ち第1の光ディスクが適正に暗号化されていない場合、通信手段は第1の光ディスクをコピー品であるみなす。
そして、第1の光ディスクがコピー品であると判断された場合、再生手段は、第2のコンテンツデータの再生を禁止する。これにより、不正にSDコンテンツを取得した者によるHDコンテンツの鑑賞を防止できる。
(4)前記配信手段は、ストリーミングにより前記第2のコンテンツデータを前記光ディスク装置に配信する。
(5)前記再生手段は、さらに、前記第1の光ディスクより大容量の第2の光ディスクを再生する手段である。
この構成において、第2の光ディスクが次世代メディアに相当する。第2の光ディスクには、第2のコンテンツデータが記録されて販売される。
(6)前記第1の光ディスクは、DVDであり、
前記第2のコンテンツデータは、ブルーレイディスク又はHDDVDに記録されるデータである。
また、本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(7)第1のコンテンツデータと該第1のコンテンツデータのタイトル名とが予め記録されている第1の光ディスクを再生する再生手段を有する光ディスク装置において、
前記第1のコンテンツデータのタイトル名を前記第1の光ディスクから読取り、予め定められたサーバにネットワークを介して送信する通信手段を備え、
前記再生手段は、前記第1のコンテンツデータより高精細な第2のコンテンツデータであって同一タイトル名の第2のコンテンツデータを前記通信手段が前記サーバから受信すると、前記第2のコンテンツデータを再生する。
この構成における光ディスク装置は、上記(1)の再生システムに用いられる。
これにより、上記(1)と同様の効果を奏する。
この発明によれば、ユーザは、第1の光ディスクと同じコンテンツが記録された次世代メディアを新たに購入しなくとも済む。また、第1の光ディスクが廃棄されることも無くなり、環境を保護することもできる。
以下、本発明の実施形態である再生システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態である再生システムのシステム構成図である。再生システム101は、DVD100がセットされるブルーレイプレーヤ2と、インタフェースを介してブルーレイプレーヤ2と接続されるテレビジョン(以下、「TV」と称する)3と、ネットワーク5を介してブルーレイプレーヤ2と接続されるデータベース(以下、「DB」と称する)サーバ4と、を備える。
なお、ブルーレイプレーヤ2及びTV3は、各ユーザの家で使用される。DBサーバ4は、ネットワーク5上に設けられたサーバである。つまり、DBサーバ4が1台に対し、ブルーレイプレーヤ2を含む複数台のブルーレイプレーヤがネットワーク5を介して接続されている。
DVD100は、DVD(Digital Versatile Disk)規格に準拠して製造されたDVD−ROMである。DVD100は、ユーザが過去に購入して所持しているディスクとする。また、DVD100には、映画等のSD画像と音声を含むコンテンツデータ(以下、必要に応じて「SDデータ」と称する。)とそのコンテンツのタイトル名とが、DVD−VIDEOフォーマットで予め記録されているものとする。
ブルーレイプレーヤ2は、ブルーレイディスクの他、DVD100を再生する。ブルーレイプレーヤ2は、DVD100からコンテンツデータを読み取り、インタフェースを介してTV3に出力する。これにより、ブルーレイプレーヤ2は、SD画像のコンテンツをTV3で再生する。
また、ネットワーク5は、例えばインターネットである。
図2は、再生システムに用いられるブルーレイプレーヤの主要な構成を示すブロック図である。ブルーレイプレーヤ2は、装置本体2の各部の動作を制御する制御部21と、光ディスクに対しデータの読取を行うピックアップヘッド22(以下、PUヘッド22と称する。)と、RFアンプなどの再生回路23と、ユーザの操作を受け付ける操作部27と、装置本体2を遠隔操作するリモコン27Aと、ルータ(不図示)を介してネットワーク5に接続されているNIC(Network Interface Card)20と、を備えている。さらに、ブルーレイプレーヤ2は、情報を表示する表示部28と、データを記憶する記憶部29と、音声データをアナログの再生音声信号に変換する音声処理部24と、画像データをアナログの再生画像信号に変換すると、OSD画像を生成するOSD処理部25と、合成画像を生成する画像合成部26と、を備えている。
PUヘッド22は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及びアクチュエータを備えている。
再生時の動作について説明する。
PUヘッド22は、DVD100又はブルーレイディスク(不図示)に対してレーザ光を照射し、DVD100又はブルーレイディスクからの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、PUヘッド22は、DVD100又はブルーレイディスクに記録されているデータを光学的に読み出す。
再生回路23は、PUヘッド22における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、再生回路23は、該RF信号を処理して画像と音声のデータを取り出す。ここで、取り出される画像と音声のデータは、再生回路23が内蔵するバッファメモリ23Aに一時的に格納される。そして、再生回路23は、これらのデータをバッファメモリ23Aから順次読み出し、例えばMPEGでデコードする。そして、再生回路23は、音声データを音声処理部24に、画像データを画像合成部26に、これらのデータの同期を取りながら、それぞれ出力する。この同期は、コンテンツデータの全てに記述されている再生時間に基づいて行われる。具体的には、画像データの再生時間と音声データの再生時間とを一致させることによって再生回路23は同期を取る。
音声処理部24は、音声データをアナログの再生音声信号に変換し、その再生音声信号を外部のTV3に出力する。
なお、TV3がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
OSD処理部25は、不図示のOSD画像メモリ(不図示)を内蔵する。OSD画像メモリは、例えばフラッシュメモリで構成される。OSD処理部25は、制御部21から与えられる制御信号に基づいて、OSD画像メモリが記憶しているデータに基づいて文字又は図形のOSD画像を生成し、画像合成部26へ出力する。
画像合成部26は、制御部21から与えられる制御信号に基づいて、再生回路23から出力された画像データに基づく画像に、OSD処理部25から出力されたOSD画像を合成した合成画像を生成する。
そして、画像合成部26は、この合成画像の信号をアナログの再生画像信号に変換し、外部のTV3に出力する。又は、画像合成部26は、再生回路23から出力された画像データをアナログの再生画像信号に変換し、外部のTV3に出力する。又は、画像合成部26は、OSD処理部25から出力されたOSD画像のデータをアナログの再生画像信号に変換し、外部のTV3に出力する。ここで、これら3パターンの動作は、制御部21によって切替えられる。
なお、TV3がディジタル対応(例えばHDMI規格)であれば、ディジタルで出力しても構わない。
音声処理部24及び画像合成部26には、インタフェースを介してTV3が接続される。TV3は、ブルーレイプレーヤ2から出力された信号を処理して、画像を画面上に表示したり音声を出力したりする。
ユーザは、このTV3において、音声処理部24及び画像合成部26から出力された再生画像信号に基づく画像、及び再生音声信号に基づく音声を視聴することができる。これにより、ユーザは、DVD100に録画されているSD画像のコンテンツを鑑賞する。又は、ユーザは、ブルーレイディスク(不図示)に録画されているHD画像のコンテンツを鑑賞する。
操作部27は、ユーザがブルーレイプレーヤ2に対して各種の命令(コマンド)を入力するためのものである。操作部27には、ユーザの操作を受け付ける複数のキーが設けられている。ブルーレイプレーヤ2に対してユーザが入力したコマンドは制御部21に伝送される。
複数のキーの中には、DVD100又はブルーレイディスクの再生を指示するための再生キー、HDデータを再生するかどうかの選択を受付ける選択キー、が含まれる。ここで、選択キーの詳細については、後述する。
操作部27には、リモコン信号検出部(不図示)が設けられている。リモコン信号検出部に対し、装置本体の外部からリモコン27Aを用いて、電源のON/OFF、再生指示等の命令が入力されると、リモコン信号検出部は、リモコン27Aからの命令信号を受信して制御部21に伝送する。リモコン27Aには、操作部27と同様のキーが設けられている。
表示部28は、現在時刻、ブルーレイプレーヤ2の設定状態、所定のメッセージなどを表示する。
記憶部29は、例えばEEPROMで構成されている。記憶部29は、装置本体2の各部の制御方法が記述された制御プログラムを記憶する。さらに、記憶部29は、DBサーバ4のURLを記憶する。このURLは、ネットワーク5上のアドレスを示す情報である。
制御部21は、例えばマイクロコンピュータで構成される。また、制御部21は、上記の制御プログラムなどを展開するワークフィールドとしてのRAM(不図示)と、現在時刻の計時と時間の計測とを行うタイマー回路(不図示)と、を内蔵する。制御部21は、ブルーレイプレーヤ2にユーザから入力された命令に応じてブルーレイプレーヤ2の各部の動作を制御する。
なお、PUヘッド22、再生回路23、音声処理部24及び画像合成部26が、本発明の「再生手段」に相当する。また、PUヘッド22、制御部21及びNIC20が、本発明の「通信手段」に相当する。また、操作部27及びリモコン27Aが、本発明の「選択手段」に相当する。
図3は、再生システムに用いられるDBサーバの主要な構成を示すブロック図である。DBサーバ2は、ルータ(不図示)を介してネットワーク5と接続されているNIC(Network Interface Card)40と、DBサーバ2の各部の動作を制御する制御部41と、DBサーバ2の各部の制御方法が記述された制御プログラムを記憶するハードディスク42と、を備える。
制御部41は、例えばMPUである。さらに、制御部41は、上記制御プログラムを展開するためのワークフィールドとしてのRAM(不図示)を内臓する。
なお、制御部41が、本発明の「配信手段」に相当する。また、ハードディスク42が、本発明の「記憶手段」に相当する。
図4は、ハードディスク42に記憶されているHDテーブル43の内容を示す図である。ハードディスク42は、さらに、ストリーミングファイル43A〜Cがタイトル名毎に記述されたHDテーブル43を予め記憶する。ストリーミングファイル43A〜Cのそれぞれは、HD画像と音声のコンテンツを含むHDストリーミングデータを格納している。このHDテーブル43の内容は、例えば一週間毎に最新の情報に更新する。そのため、この一覧のタイトル名の数は、ブルーレイディスクが発売される都度増えていく。
なお、ストリーミングファイル43A〜Cのそれぞれに格納されているHDのストリーミングデータが、本発明の「第2のコンテンツデータ」に相当する。
また、この実施形態では、HDのストリーミングデータがHD画像と音声を含むHDコンテンツを示すデータであるが、実施の際は、HD画像のコンテンツのみ含むデータであっても構わない。
図5は、本発明の実施形態である発売情報通知システムにおける、ブルーレイプレーヤ2とDBサーバ4における各制御部の動作を示すフローチャートである。
ユーザがDVD100をブルーレイプレーヤ2にセットすると(S1)、ブルーレイプレーヤ2の制御部21は、DVD100のタイトル名をDVD100からPUヘッド22に読取らせる(S2)。このタイトル名は、例えば映画のタイトル名である。そして、このタイトル名は、DVD100の制御情報(例えばNAVI情報)に、映画の配給元とともに予め記載されている。また、DVD100のコンテンツデータは、SD画像および音声のコンテンツを含むデータである。
なお、読取られたDVD100のタイトル名は、再生回路23を介して制御部21に入力される。
そして、制御部21は、読取ったDVD100のタイトル名をNIC20からDBサーバ4に送信する(S3)。これにより、DBサーバ4は、ネットワーク5を介して伝送されてきたDVD100のタイトル名をNIC40で受信する。
ここで、S3について詳述すると、DBサーバ4のURL(Uniform Resource Locator)は、記憶部29に予め記憶させておく。さらに、ブルーレイプレーヤ2に割り振られたIPアドレスも記憶部29に予め記憶させておく。そのため、制御部21は、このURLを宛て先として、DVD100のタイトル名を、そのIPアドレスとともにDBサーバ4に送信する。
なお、IPアドレスとは、ネットワーク5上でブルーレイプレーヤ2を識別する識別番号である。IPアドレスは、ネットワーク5上におけるブルーレイプレーヤ2の所在を示す情報である。
DBサーバ4の制御部41は、NIC40で受信したDVD100のタイトル名が、HDテーブル43のタイトル名の一覧の中にあるかどうかを検索する(S11)。例えば図4では、DVD100のタイトル名が「野鳥物語1」であれば、HDテーブル43の一覧の中にあるので、制御部41は、同一タイトル名を発見できる。逆に、DVD100のタイトル名が「野鳥物語3」であれば、HDテーブル43の一覧の中に無いので、制御部41は、同一タイトル名を発見できない。この場合、検索結果は、発見できなかったという結果になる。
そして、制御部41は、S11の検索結果をNIC40からブルーレイプレーヤ2に返信する(S12)。これにより、ブルーレイプレーヤ2は、ネットワーク5を介して伝送されてきたS11の検索結果をNIC20で受信する。
なお、S12について詳述すると、制御部41は、ブルーレイプレーヤ2のIPアドレスを宛て先として、S11の検索結果をブルーレイプレーヤ2に返信する。
ブルーレイプレーヤ2の制御部21は、NIC20が検索結果を受信すると、その検索結果から、装置本体2にセットされているDVD100に記録されているSDデータのタイトル名と同じタイトル名のHDデータがDBサーバ4にアップロードされているかどうかを判断する(S4)。アップロードされていなければ、制御部21は、本処理を終了する。この後、ユーザが再生キーを押下すると、ブルーレイプレーヤ2は、DVD100を再生する。
一方、アップロードされていれば、制御部21は、装置本体2にセットされているDVD100のコンテンツよりも高解像度のコンテンツを再生するかどうかの選択を促す選択メッセージをTV3又は表示部28で表示する(S5)。この選択メッセージは、例えば「同一タイトルで高解像度のものがサーバーに保存されています。現在セットされているDVDよりも高解像度のコンテンツを鑑賞することができます。再生されますか?」である。この選択メッセージを見て、ユーザは、選択キーで選択する。これにより、ユーザはHDストリーミングデータを再生するかどうか、自分の使用方法に応じて選択できる。
なお、S5において、高解像度のコンテンツの再生を有料とし、その再生に対する料金を選択メッセージとともに表示しても構わない。この場合、例えば「同一タイトルで高解像度のものがサーバーに保存されています。現在セットされているDVDよりも高解像度のコンテンツを鑑賞することができます。再生には300円必要ですが、再生されますか?」と表示される。
そして、制御部21は、選択キーで、HDストリーミングデータの再生が選択されたかどうかを判断する(S6)。HDストリーミングデータの再生が選択されなければ、制御部21は、本処理を終了する。この後、ユーザが再生キーを押下すると、ブルーレイプレーヤ2は、DVD100を再生する。
HDストリーミングデータの再生が選択されれば、制御部21は、DVD100がオリジナル品であるかどうかの認証を行う(S7)。この認証は、DVD100のSDデータが適正に暗号化されているかどうかにより行われる。例えば、まず、ハードディスク42に、各タイトル名に対応付けて適正なCSS(Content Scrambling System)キーを予め記憶させておく(図4参照)。CSSキーは、暗号化されたSDデータを復号する復号キーである。さらに、制御部21は、DVD100からタイトル名を取得する。そして、制御部21は、DBサーバ2と通信して、タイトル名に対応するCSSキーを調べ、そのCSSキーと同じものがDVD100に記録されているかどうか調査する。そして、そのCSSキーと同じものがDVD100に記録されていない場合、即ちDVD100が適正に暗号化されていない場合、制御部21はDVD100をコピー品であるみなす。
そこで、DVD100がコピー品であると判断した場合、制御部21は、本処理を終了する。即ち、制御部21は、HDストリーミングデータの再生を禁止する。これにより、不正にSDコンテンツを取得した者によるHDコンテンツの鑑賞を防止できる。
なお、実施の際は、S7をスルーしても構わない。
一方、S7においてDVD100がオリジナル品であると判断した場合、制御部21は、HDストリーミングデータの提供をDBサーバ4に要求する(S8)。
要求されると、制御部41は、DVD100のタイトル名に対応するHDストリーミングデータをハードディスク42から読み出し、ネットワーク5を介してブルーレイプレーヤ2に配信する(S13)。
DBサーバ4からのHDストリーミングデータの配信が始まると、ブルーレイプレーヤ2は、ストリーミング再生を開始する(S9)。例えば、DVD100のタイトル名が「野鳥物語1」であった場合、ストリーミングファイル43Aがストリーミング再生される。S9について詳述すると、DBサーバ4から配信されたHDストリーミングデータは、NIC20で受信され、バッファメモリ30に蓄積されていく。再生回路23は、蓄積されているHDストリーミングデータをバッファメモリ30から順次読み出して、(例えばMPEGで)デコードする。そして、再生回路23は、音声データを音声処理部24に、画像データを画像合成部26に、これらのデータの同期を取りながら、それぞれ出力する。この後の動作は、再生時の動作と同じである。
なお、この実施形態では、ストリーミングによりHDコンテンツのデータを再生しているが、実施の際は、HDコンテンツのデータをDBサーバ4から全てダウンロードしてから、HDコンテンツのデータを再生しても構わない。
以上のようにして、再生システム101は、既にユーザが所持しているDVD100を活用して高精細のコンテンツを再生している。そのため、ユーザは、DVD100と同じコンテンツが記録されたブルーレイディスクを新たに購入しなくとも済む。よって、ユーザは、ブルーレイディスクの購入費用を負担しなくとも済む。
また、DVD100を活用して高精細のコンテンツを再生するので、DVD100が不要になることも無い。よって、DVD100が廃棄されることも無くなり、環境を保護することもできる。
本発明の実施形態である再生システムのシステム構成図 再生システムに用いられるブルーレイプレーヤの主要な構成を示すブロック図 再生システムに用いられるDBサーバの主要な構成を示すブロック図 ハードディスク42に記憶されているHDテーブル43の内容を示す図 本発明の実施形態である再生システムにおける、ブルーレイプレーヤ2とDBサーバ4における各制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
2−ブルーレイプレーヤ
3−TV
4−DBサーバ
5−ネットワーク
20−NIC
21−制御部
22−ピックアップヘッド
23−再生回路
23A−バッファメモリ
24−音声処理部
26−画像合成部
27−操作部
27A−リモコン
28−表示部
29−記憶部
40−NIC
41−制御部
42−ハードディスク
43−HDテーブル
100−DVD
101−再生システム

Claims (7)

  1. 第1のコンテンツデータと該第1のコンテンツデータのタイトル名とが予め記録されている第1の光ディスクを再生する再生手段を有する光ディスク装置と、
    ネットワークを介して前記光ディスク装置と接続されるサーバと、を備えた再生システムにおいて、
    前記光ディスク装置は、前記第1のコンテンツデータのタイトル名を前記第1の光ディスクから読取り、前記ネットワークを介して前記サーバに送信する通信手段を有し、
    前記サーバは、
    前記第1のコンテンツデータより高精細な第2のコンテンツデータをタイトル名毎に予め記憶する記憶手段と、
    前記通信手段から送信された前記第1のコンテンツデータのタイトル名に対応する第2のコンテンツデータを前記記憶手段から読み出し、前記ネットワークを介して前記光ディスク装置に配信する配信手段と、を有し、
    前記光ディスク装置の前記再生手段は、前記第2のコンテンツデータが前記配信手段から配信されると、前記第2のコンテンツデータを再生する、再生システム。
  2. 前記光ディスク装置は、前記第2のコンテンツデータを前記再生手段に再生させるかどうかの選択を受付ける選択手段を有する請求項1に記載の再生システム。
  3. 前記サーバは、暗号化された前記第1のコンテンツデータを復号する復号キーをタイトル名毎に予め記憶する記憶手段を有し、
    前記通信手段は、前記配信手段から配信される前記第2のコンテンツデータを前記再生手段が再生する前に、前記サーバと通信して、前記第1のコンテンツデータのタイトル名に対応する前記記憶手段の前記復号キーと同じものが、前記第1の光ディスクに記録されているかどうか調べ、
    前記再生手段は、同じものが前記第1の光ディスクに記録されていない場合、前記第2のコンテンツデータの再生を禁止する請求項1又は2に記載の再生システム。
  4. 前記配信手段は、ストリーミングにより前記第2のコンテンツデータを前記光ディスク装置に配信する請求項1から3のいずれかに記載の再生システム。
  5. 前記再生手段は、さらに、前記第1の光ディスクより大容量の第2の光ディスクを再生する手段である請求項1から4のいずれかに記載の再生システム。
  6. 前記第1の光ディスクは、DVDであり、
    前記第2のコンテンツデータは、ブルーレイディスク又はHDDVDに記録されるデータである請求項1から5のいずれかに記載の再生システム。
  7. 第1のコンテンツデータと該第1のコンテンツデータのタイトル名とが予め記録されている第1の光ディスクを再生する再生手段を有する光ディスク装置において、
    前記第1のコンテンツデータのタイトル名を前記第1の光ディスクから読取り、予め定められたサーバにネットワークを介して送信する通信手段を備え、
    前記再生手段は、前記第1のコンテンツデータより高精細な第2のコンテンツデータであって同一タイトル名の第2のコンテンツデータを前記通信手段が前記サーバから受信すると、前記第2のコンテンツデータを再生する光ディスク装置。
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