JP2009048646A - 家電機器の遠隔故障診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 家電機器の電源回路や通信回路が故障するなどして通信不能に陥った場合にも故障原因を遠隔診断可能にする。
【解決手段】
家庭内ネットワークに接続された家電機器1〜4と、各機器に対応して設けられる記録媒体1b〜4dと、各家電機器と通信接続されるセンタ8とで構成されたシステムにおける遠隔故障診断方法であり、各家電機器は、ユーザ等の要求に応じてそれぞれの自己診断を実行して、それらの自己診断情報を各記録媒体に記録すると共に、それらの自己診断情報を他の家電機器の記録媒体にも転送して記録し、ある家電機器に故障が発生した場合、その故障が生じた家電機器からセンタに自己診断情報を送信するか、又は故障により送信できない場合には、他の家電機器から事故機器に代わって事故機器の自己診断情報をセンタに送信するようするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭内の家電機器の診断情報を遠隔地のセンタに送信して家電機器の遠隔故障診断を行う遠隔故障診断方法に関する。
防犯や自宅遠隔監視が従来から行われているが、近年、ホームネットワークに関連するAV機器の保守を含む広い意味のホームセキュリティに期待がかかっている。また、ADSLによるホームセキュリティが期待されている。
従来の遠隔故障診断システム(下記の特許文献1、特許文献2など)においては、定期的あるいはユーザやオペレータの要求に応じてインターネットや電話網を介して家電機器の動作状況を遠隔に診断するにあたり、修理センタから家庭内の家電機器あるいは家電機器と通信可能なホーム端末に直接アクセスして動作状況を読み取ることで故障かどうかを判断し、故障ならばどこの故障かを診断し、可能ならば遠隔で修理を行い、遠隔修理ができない場合には遠隔故障診断の結果をユーザに伝えた上でサービス技術者を派遣していた。
特開平9−305429号公報 特開2002−92206号公報
しかしながら、このような従来の遠隔故障診断システムでは、家電機器の電源回路や通信回路が故障するなどして通信不能に陥った場合に、遠隔地のセンタでは、なにも故障診断することができないので、ユーザから口頭で得られる情報以外に事前情報のないままサービス技術者を派遣しなければならないという問題点がある。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、家電機器の電源回路や通信回路が故障するなどして通信不能に陥った場合にも故障原因を遠隔診断することができる家電機器の遠隔故障診断方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、以下の1)〜4)に記載の手順よりなる。
すなわち、
1)家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を他の家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、他の家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
2)家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を予めマスター機器と定めた家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、前記予めマスター機器と定めた家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
3)家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器と通信ネットワークで接続されるサーバと、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を前記サーバに転送して記録するステップと、
前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、前記サーバに記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
4)家庭家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を他の家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報と、他の家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報とを前記センタに送信するステップと、
を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
以上の記述で明らかなように、本発明の遠隔故障診断方法は、定期的もしくは外部からの要求で実行された自己診断の結果を、情報通信手段を介して家電機器の動作状況を遠隔で診断する場合に、診断対象である家電機器の電源回路や通信回路の故障で通信に支障がきたす場合でも、あるいは通信可能な場合でも、情報通信手段で対象家電機器に接続された他の家電機器やサーバから対象家電機器の自己診断結果ファイルのコピーを読み出すことで、故障原因の推定確度を向上させて、迅速に修理サービスを行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る家電機器の遠隔故障診断方法の第1の実施の形態を示す構成図、図2は図1のシステムの遠隔故障診断を説明するためのフローチャートである。
図1において、家庭(H)内には、家電機器の一例としてデジタルTV1と、ハードディスク(HD)レコーダ2と、カメラ3とPC4があり、これらの家電機器1〜4は家庭内ネットワーク6で互いに接続されている。この家庭内ネットワーク6はルータ5を介してインターネット7に接続され、サービスセンタ8と通信することができる。図1では家電機器1〜4とサービスセンタ8との間を家庭内ネットワーク6、ルータ5、インターネット7を用いて接続しているが、これらは、それぞれ電話線、モデム、公衆電話網で置き換えてもよい。
家電機器1〜4は、それぞれ自己診断機能(図中では単に自己診断と示す)1c〜4cを有しており、自己診断機能1c〜4cは、それぞれ、あらかじめ設定された時刻か、あるいはユーザ(顧客)から遠隔診断の要求(9)かサービスセンタ8からの要求に応じて家電機器1〜4の自己診断を実行する。自己診断機能1c〜4cによる自己診断の結果は、それぞれ自己診断ログ1a〜4aとして、家電機器1〜4内部の記録媒体1b〜4bに蓄積される。
図1では家庭内ネットワーク6に接続されたデジタルTV1、ハードディスクレコーダ2、カメラ3、PC4は、それぞれ自己診断ログ1a〜4aを家電機器1〜4内部の記録媒体1b〜4bに蓄積すると同時に、その複製(コピー)を家庭内ネットワーク6に接続された他の家電機器1〜4に転送する。家庭内ネットワーク6で接続された他の家電機器1〜4から自己診断ログを受け取った家電機器1〜4は、それぞれ、自機の自己診断ログと共に他の機器の自己診断ログも記録媒体1b〜4bに蓄積する。その結果、図1の例では家庭内の家電機器1〜4はいずれも自己診断ログ1a〜4aを記録媒体1b〜4bに蓄積している。
図2を用いて説明すると、図1の例では、まず、例えばデジタルTV1(図中機器1と示す)に故障が発生し(ステップS−00)、顧客がサービスセンタ8に遠隔診断を依頼(要求)(9)すると(ステップS−01)、依頼(9)を受けたサービスセンタ8はインターネット7とルータ5を介してデジタルTV1にデジタルTV1の自己診断ログ1aの送信を要求(10)するか(ステップS−02)、あるいは顧客にデジタルTV1から自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送る操作を依頼(指示)する(ステップS−02')。
デジタルTV1から自己診断ログ1aがサービスセンタ8に問題なく送信(11)されれば(ステップS−03で通信OK)、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行う(ステップS−08)。
サービスセンタ8では、故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS−09)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS−10)。
しかし、ステップS−03においてデジタルTV1の通信回路や電源回路が故障しているなどの理由でサービスセンタ8に自己診断ログ1aを送信できない場合、サービスセンタ8では家庭内ネットワ一ク6に接続されていてデジタルTV1の自己診断ログを蓄積している他の家電機器2〜4を検索する(ステップS−04)。この検索に対して、例えばハードディスクレコーダ2(図中機器2と示す)がサービスセンタ8に対してデジタルTV1の自己診断ログ1aを蓄積・保有していることを通知する(ステップS−05)と、サービスセンタ8ではハードディスクレコーダ2の応答に応じてデジタルTV1の自己診断ログ1aを送信するよう要求(12)する(ステップS−06)。送信要求(12)に応じてハードディスクレコーダ2はデジタルTV1の自己診断ログ1aをサービスセンタ
8に送信(13)する(ステップS−07)。
以下、デジタルTV1の通信機能が問題ない場合と同様、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行い(ステップS−08)、故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS−09)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS−10)。
上述したように本発明の第1の実施の形態によれば、ネットワークに接続されたデジタルTV1が故障した場合に、サービスセンタ8はデジタルTV1の自己診断ログ1aを得ることで故障個所の推定(14)を精度よく行うが、通信機能不良などの理由でデジタルTV1本体から自己診断ログ1aが得られなくても、デジタルTV1と家庭内ネットワーク6を介して接続された他の家電機器2〜4からデジタルTV1の自己診断ログ1aを得ることで故障個所の推定確度を向上させて、迅速に修理サービスを行うことができる。
<第2の実施の形態>
図3は本発明の遠隔故障診断方法の第2の実施の形態を示す構成図であり、図4は本発明の遠隔故障診断方法の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートを示す。第2の実施の形態の基本構成は第1の実施の形態と同じであり、家電機器1〜4がそれぞれ自己診断機能1c〜4cを有し、自己診断ログ1a〜4aをそれぞれの記録媒体1b〜4bに蓄積することは同じである。
前述の第1の実施の形態が、家庭内ネットワーク6に接続された家電機器1〜4がお互いに自己診断ログ1a〜4aを共有し合って蓄積したのに対して、第2の実施の形態では家庭内ネットワーク6に接続された家電機器1〜4の中にマスター機器が1台存在し、マスター機器以外の家電機器はマスター機器と自己診断ログを共有して蓄積する。例えば図3ではPC4がマスター機器となり、他の家電機器1〜3の自己診断ログ1a〜3aを共有して蓄積している。
図4を使って説明する。図3の例では、まず、例えばデジタルTV1に故障が発生し(ステップS−00)、顧客がサービスセンタ8に遠隔診断を依頼(9)すると(ステップS−01)、依頼(9)を受けたサービスセンタ8はインターネット7とルータ5を介してデジタルTV1に自己診断ログ1aの送信を要求(10)する(ステップS−02)か、あるいは顧客にデジタルTV1から自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送る操作を依頼する(ステップS−02’)。
デジタルTV1から自己診断ログ1aがサービスセンタ8に問題なく送信(11)されれば(ステップS−03で通信OK)、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行う(ステップS−08)。
故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS−09)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS−10)。
しかし、デジタルTV1の通信回路や電源回路が故障しているなどの理由でサービスセンタ8に自己診断ログ1aを送信できない場合、サービスセンタ8は家庭内ネットワーク6に接続されたマスター機器の有無を検索する(ステップS−04’)。この検索に対してPC4(図中機器4と示す)がサービスセンタ8に対してPC4がマスター機器であり、デジタルTV1の自己診断ログ1aを蓄積していることを通知する(ステップS−05’)と、サービスセンタ8ではPC4の応答に応じてデジタルTV1の自己診断ログ1aを送信するよう要求(12)する(ステップS−06’)。送信要求(12)に応じてPC4はデジタルTV1の自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送信(13)する(ステップS−07’)。
以下、デジタルTV1の通信機能が問題ない場合と同様、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行い(ステップS−08)、故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするとかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS−09)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS−10)。
上述したように本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と、ほぼ同様の効果を発揮できるとともに、第1の実施の形態に比較して家電機器1〜3に搭載すべき記録媒体1b〜3bの容量を減らすことが可能である。
<第3の実施の形態>
図5は本発明の遠隔故障診断方法の第3の実施の形態の構成図を示し、図6は本発明の遠隔故障診断方法の第3の実施の形態を示すフローチャートを示す。第3の実施の形態では家庭内ネットワーク6に接続された家電機器1〜4の自己診断ログ1a〜4aは、各家電機器1〜4内部の蓄積媒体1b〜4bに蓄積されるとともに、家庭内ネットワーク6とルータ5を経由してインターネット7に接続された自己診断ログサーバ20に送信される(ステップS100)。自己診断ログサーバ(図中遠隔診断ログサーバとも記す)20は送られてきた自己診断ログ1a〜4aを内部の記録媒体21に蓄積(保管)する(ステップS101)。
図6を用いて説明すると、図5の例で、まず、例えばデジタルTV1に故障が発生し(ステップS102)、顧客がサービスセンタ8に遠隔診断を依頼(9)すると(ステップS103)。依頼(9)を受けたサービスセンタ8はインターネット7とルータ5を介してデジタルTV1に自己診断ログ1aの送信を要求(10)する(ステップS104)か、あるいは顧客にデジタルTV1から自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送る操作を指示する(ステップS104’)。
デジタルTV1から自己診断ログ1aがサービスセンタ8に問題なく送信(11)されれば(ステップS105で通信OK)、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行う(ステップS108)。
故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするとかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS109)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS110)。
しかし、デジタルTV1の通信回路や電源回路が故障しているなどの理由でサービスセンタ8に自己診断ログ1aを送信できない場合、サービスセンタ8は自己診断ログサーバ20にデジタルTV1の自己診断ログ1aを送信するよう要求(12)する(ステップS106)。送信要求(12)に応じて自己診断ログサーバ20はあらかじめ記録媒体21に蓄積されたデジタルTV1の自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送信(13)する(ステップS107)。
以下、デジタルTV1の通信機能が問題ない場合と同様、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行い(ステップS108)、故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするとかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS109)をしてデジタルTV1の修理(15)を実施する(ステップS110)。
上述したように本発明の第3の実施の形態によれば、第1、第2の実施の形態と、ほぼ同様の効果を発揮できるとともに、第2の実施の形態と比較しても家電機器1〜4に搭載すべき記録媒体1b〜4bの容量を減らすことが可能である。
<第4の実施の形態>
図7に本発明の遠隔故障診断方法の第4の実施の形態による遠隔故障診断を説明するためのフローチャートを示す。システム構成は第1〜第3の実施の形態のいずれでもよいが、ここでは図1の第1の実施の形態と同じ構成とする。図7を用いて説明すると、まず、例えばデジタルTV1に故障が発生すると(ステップS200)、顧客がサービスセンタ8に遠隔診断を依頼(9)する(ステップS201)。依頼(9)を受けたサービスセンタ8はインターネット7とルータ5を介してデジタルTV1に自己診断ログ1aの送信を要求(10)する(ステップS202)か、あるいは顧客にデジタルTV1から自己診断ログ1aをサービスセンタ8に送る操作を依頼する(ステップS202’)。
デジタルTV1から自己診断ログ1aがサービスセンタ8に送信(ステップS203)されれば、サービスセンタ8では送られてきた自己診断ログ1aから故障個所推定(14)を行う(ステップS208)ことが可能だが、故障しているデジタルTV1から送信された自己診断ログ1aにエラーが含まれる可能性もある。
そこで、サービスセンタ8では家庭内ネットワーク6に接続されていてデジタルTV1の自己診断ログを蓄積している他の機器を検索する(ステップS204)。検索に対してハードディスクレコーダ2がサービスセンタ8に対してデジタルTV1の自己診断ログ1a’を蓄積していることを通知する(ステップS205)。サービスセンタ8ではハードディスクレコーダ2の応答に応じてデジタルTV1の自己診断ログ1a’を送信するよう要求する(ステップS206)。送信要求に応じてハードディスクレコーダ2はデジタルTV1の自己診断ログ1a’をサービスセンタ8に送信する(ステップS207)。
サービスセンタ8ではデジタルTV1から送られてきた自己診断ログ1aとハードディスクレコーダ2から送られてきた自己診断ログ1a’とを照合して、自己診断ログ1a、1a’の精度を確認した上で故障個所推定(14)を行う(ステップS208)。故障個所推定(14)の結果、デジタルTV1の故障が遠隔修理可能なものかどうかを判定し、顧客にアドバイスするかサービス技術者を派遣するといった対処(ステップS209)をしてデジタルTV1の修理を実施する(ステップS210)。
上述したように本発明の第4の実施の形態によれば、ネットワークに接続されたデジタルTV1が故障した場合に、サービスセンタ8はデジタルTV1の自己診断ログ1aと、デジタルTV1と家庭内ネットワーク6を介して接続された他の家電機器からデジタルTV1の自己診断ログ1a’の両方を得ることで故障個所の推定確度をさらに向上させて、迅速に修理サービスを行うことができる。
本発明の遠隔故障診断方法の第1の実施の形態を示す構成図である。 図1の構成による遠隔故障診断を説明するためのフローチャートである。 本発明の遠隔故障診断方法の第2の実施の形態を示す構成図である。 図3の構成による遠隔故障診断を説明するためのフローチャートである。 本発明の遠隔故障診断方法の第3の実施の形態を示す構成図である。 図5の構成による遠隔故障診断を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の遠隔故障診断方法の遠隔故障診断を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルTV
1a〜4a 自己診断ログ
1b〜4b、21 記録媒体
1c〜4c 自己診断機能
2 ハードディスク(HD)レコーダ
3 カメラ
4 PC
5 ルータ
6 家庭内ネットワーク
7 インターネット
8 サービスセンタ
20 自己診断ログサーバ
H 家庭

Claims (4)

  1. 家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
    前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
    前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を他の家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
    前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、他の家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
    を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
  2. 家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
    前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
    前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を予めマスター機器と定めた家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
    前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、前記予めマスター機器と定めた家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
    を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
  3. 家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器と通信ネットワークで接続されるサーバと、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
    前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
    前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を前記サーバに転送して記録するステップと、
    前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報を送信するか、又は前記家電機器の故障により送信できない場合には、前記サーバに記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報を前記センタに送信するステップと、
    を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
  4. 家庭家庭内ネットワークに接続された複数の家電機器と、前記複数の機器に対応して設けられる記録媒体と、前記複数の家電機器との間を通信ネットワークで接続されるセンタとで構成されたシステムにおける家電機器の遠隔故障診断方法において、
    前記複数の家電機器は、それぞれ予め設定された時刻か、ユーザ又は前記センタからの要求に応じてそれぞれの自己診断を実行するステップと、
    前記それぞれの自己診断情報を前記各記録媒体に記録すると同時に、前記それぞれの自己診断情報を他の家電機器に対応して設けられる記録媒体に転送して記録するステップと、
    前記複数の家電機器の一つに故障が発生した場合、前記故障が生じた家電機器から前記センタに自己診断情報と、他の家電機器に対応する記録媒体に記録されている前記故障が発生した家電機器の自己診断情報とを前記センタに送信するステップと、
    を有して故障箇所を診断することを特徴とする家電機器の遠隔故障診断方法。
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