JP2009048628A - 携帯型電子デバイスおよび携帯型電子デバイスの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子デバイスを制御する方法を提供すること。
【解決手段】電子デバイスを制御する方法であって、電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあって、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、タッチスクリーンディスプレイは、単一の機械スイッチに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。
【選択図】図12
【解決手段】電子デバイスを制御する方法であって、電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあって、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、タッチスクリーンディスプレイは、単一の機械スイッチに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。
【選択図】図12
Description
本出願は、概して、携帯型電子デバイスのための入出力デバイスに関する。
携帯型電子デバイスは、幅広い使用を獲得してきており、例えば電話メッセージ伝達、電子メッセージ伝達、およびその他の個人用情報管理(PIM)アプリケーションの機能を含む、様々な機能を提供し得る。携帯型電子デバイスは、モバイル局(例えば、単純なセル式電話、スマートフォン、無線PDA、および無線802.11またはBluetooth能力を有するラップトップコンピュータ)を含む、いくつかのタイプのデバイスを含み得る。これらのデバイスは、データ専用ネットワーク(例えば、MobitexおよびDataTAC)から複雑な音声およびデータのネットワーク(例えば、GSM/GPRS、CDMA、EDGE、UMTS、およびCDMA2000のネットワーク)までの、様々なネットワーク上で実行する。
一般に、デバイス(例えば、PDAまたはスマートフォン)は、ハンドヘルドの使用が意図されており、携帯が容易であることが意図されている。一般に、小型のデバイスは、携帯のために望ましい。タッチスクリーンの入/出力デバイスは、そのようなハンドヘルドデバイス上で特に有用である。なぜならば、そのようなハンドヘルドデバイスは小型なので、入出力デバイスのために利用可能な空間が限られているからである。さらに、タッチスクリーンの入/出力デバイス上のスクリーン内容は、実行されている機能および動作に応じて、改変され得る。
タッチスクリーンの入/出力デバイスは、タッチ感知オーバーレイ(touch−sensitive overlay)を有するディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)から構成されている。しかしながら、これらの入/出力デバイスは、ユーザの相互作用および応答に関連する固有の不利益を受ける。
特許文献1は、機械スイッチを覆っているタッチスクリーンを用いたコンピューティングデバイスのためのデータ入力方法を開示している。スイッチは、改善された触覚性のフィードバックを提供するために使用される。スイッチを作動させないディスプレイ上への軽いタッチによって、「ドラッグアンドドロップ」が可能である。
国際公開第2004/107146号パンフレット
したがって、入/出力デバイスにおける改良が望まれる。
(概要)
一実施形態にしたがうと、電子デバイスを制御する方法が提供され得、電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあって、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、タッチスクリーンディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。上記方法は、ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出し、単一の機械スイッチが作動されているかどうかを決定することと、出力を提供することであって、出力を提供することは、タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用と、単一の機械スイッチの非作動が検出された場合に第1の出力が提供され、単一の機械スイッチの瞬間的な作動が検出された場合に第2の出力が提供され、単一の機械スイッチの連続的な作動が検出された場合に第3の出力が提供されるように、単一の機械スイッチが作動されているかどうかの決定との組み合わせに応答してなされ、第3の出力は、ユーザ選択可能なオプションのメニューを表示することを含んでいる、こととを含んでいる。
一実施形態にしたがうと、電子デバイスを制御する方法が提供され得、電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあって、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、タッチスクリーンディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。上記方法は、ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出し、単一の機械スイッチが作動されているかどうかを決定することと、出力を提供することであって、出力を提供することは、タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用と、単一の機械スイッチの非作動が検出された場合に第1の出力が提供され、単一の機械スイッチの瞬間的な作動が検出された場合に第2の出力が提供され、単一の機械スイッチの連続的な作動が検出された場合に第3の出力が提供されるように、単一の機械スイッチが作動されているかどうかの決定との組み合わせに応答してなされ、第3の出力は、ユーザ選択可能なオプションのメニューを表示することを含んでいる、こととを含んでいる。
別の局面において、電子デバイスが提供され得、電子デバイスは、ハウジングと、ハウジングによって制約されているタッチスクリーンディスプレイと、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有するタッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあって、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントであって、プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行し、電子デバイスに上述の方法を実行させる、演算コンポーネントと、を有しており、タッチスクリーンディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。
別の局面において、上述のデバイスを制御するためのコンピュータプログラム製品もまた提供され、コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体を含んでおり、コンピュータ読み取り可能な媒体は、その中に、携帯型電子デバイスにおいて上述の方法を実装するためのコンピュータ読み取り可能なコードを有している。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
電子デバイスを制御する方法であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該単一の機械スイッチに対して十分な力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該方法は、
ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出し、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかを決定することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用のタイプと、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかの該決定と、該単一の機械スイッチの作動が連続的であるかどうかの決定との組み合わせに応答して、出力を提供することであって、その結果、該単一の機械スイッチの非作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第1の出力が提供され、該単一の機械スイッチの瞬間的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第2の出力が提供され、該単一の機械スイッチの連続的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第3の出力が提供され、該第3の出力は、ユーザ相互作用の該タイプがタッチ動作を含んでいる場合に、ユーザ選択可能なオプションのメニューを表示することを含んでいる、ことと
を包含する、方法。
電子デバイスを制御する方法であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該単一の機械スイッチに対して十分な力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該方法は、
ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出し、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかを決定することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用のタイプと、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかの該決定と、該単一の機械スイッチの作動が連続的であるかどうかの決定との組み合わせに応答して、出力を提供することであって、その結果、該単一の機械スイッチの非作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第1の出力が提供され、該単一の機械スイッチの瞬間的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第2の出力が提供され、該単一の機械スイッチの連続的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第3の出力が提供され、該第3の出力は、ユーザ相互作用の該タイプがタッチ動作を含んでいる場合に、ユーザ選択可能なオプションのメニューを表示することを含んでいる、ことと
を包含する、方法。
(項目2)
上記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きを検出することを含む、項目1に記載の方法。
上記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きを検出することを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きの方向を検出することを含む、項目2に記載の方法。
上記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きの方向を検出することを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
グラフィカルユーザインターフェースを提供することは、マップアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、メディアプレイヤーアプリケーション、ピクチャビューア、またはメッセージ伝達アプリケーションのうちのいずれか1つのためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することを含む、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
グラフィカルユーザインターフェースを提供することは、マップアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、メディアプレイヤーアプリケーション、ピクチャビューア、またはメッセージ伝達アプリケーションのうちのいずれか1つのためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することを含む、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上で検出されたユーザ相互作用の位置に応じた出力を提供することを含む、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上で検出されたユーザ相互作用の位置に応じた出力を提供することを含む、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記単一の機械スイッチの作動の持続時間に応じた出力を提供することを含む、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記単一の機械スイッチの作動の持続時間に応じた出力を提供することを含む、項目1〜5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上でタッチ接触が検出されたときに、接触の位置に応じた出力を提供することを含む、項目1に記載の方法。
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上でタッチ接触が検出されたときに、接触の位置に応じた出力を提供することを含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上でスライディングの動きが検出されたときに、スライドの方向に応じた出力を提供することを含む、項目1または項目7のいずれか一項に記載の方法。
上記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、上記タッチスクリーンディスプレイ上でスライディングの動きが検出されたときに、スライドの方向に応じた出力を提供することを含む、項目1または項目7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
上記単一の機械スイッチからの入力の受信、上記タッチスクリーンディスプレイからの入力の受信、または該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチからの入力の組み合わせのうちのいずれか1つに応答して、可聴性のサウンドを放出することを含む、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
上記単一の機械スイッチからの入力の受信、上記タッチスクリーンディスプレイからの入力の受信、または該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチからの入力の組み合わせのうちのいずれか1つに応答して、可聴性のサウンドを放出することを含む、項目1〜8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
出力を提供することは、上記ディスプレイデバイス、スピーカ、または補助入/出力サブシステムのうちの少なくとも1つに対して出力を提供することを含む、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
出力を提供することは、上記ディスプレイデバイス、スピーカ、または補助入/出力サブシステムのうちの少なくとも1つに対して出力を提供することを含む、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
携帯型電子デバイスを制御する方法を含む、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
携帯型電子デバイスを制御する方法を含む、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
ハウジングと、
該ハウジングによって制約されたタッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、
該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、
該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントであって、該プロセッサは、該メモリ内に格納されたプログラムを実行し、該電子デバイスに項目1〜11のいずれか一項に記載の方法を実行させる、演算コンポーネントと
を備えた電子デバイスであって、
該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こす、電子デバイス。
ハウジングと、
該ハウジングによって制約されたタッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、
該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、
該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントであって、該プロセッサは、該メモリ内に格納されたプログラムを実行し、該電子デバイスに項目1〜11のいずれか一項に記載の方法を実行させる、演算コンポーネントと
を備えた電子デバイスであって、
該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こす、電子デバイス。
(項目13)
上記電子デバイスは、携帯型電子デバイスを含む、項目12に記載の電子デバイス。
上記電子デバイスは、携帯型電子デバイスを含む、項目12に記載の電子デバイス。
(項目14)
電子デバイスを制御するためのコンピュータプログラム製品であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有する、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体を含んでおり、該コンピュータ読み取り可能な媒体は、その中に、携帯型電子デバイスにおいて項目1〜11のいずれか一項に記載の方法を実装するためのコンピュータ読み取り可能なコードを有している、コンピュータプログラム製品。
電子デバイスを制御するためのコンピュータプログラム製品であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有する、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体を含んでおり、該コンピュータ読み取り可能な媒体は、その中に、携帯型電子デバイスにおいて項目1〜11のいずれか一項に記載の方法を実装するためのコンピュータ読み取り可能なコードを有している、コンピュータプログラム製品。
(摘要)
携帯型電子デバイスであって、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、この可動タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を含む、可動タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあってタッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有している。タッチスクリーンディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。携帯型電子デバイスを制御する方法は、ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチから入力を受信することと、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチからの入力の組み合わせの受信に応答して、ディスプレイデバイスへと出力を提供することと、を含む。
携帯型電子デバイスであって、ハウジングと、ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、この可動タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を含む、可動タッチスクリーンディスプレイと、タッチスクリーンディスプレイの裏面とハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、ハウジング内にあってタッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有している。タッチスクリーンディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイに対して十分な力が加えられたことに応答して、ベースに対して動くことができ、その結果、単一の機械スイッチの作動を引き起こす。携帯型電子デバイスを制御する方法は、ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチから入力を受信することと、タッチスクリーンディスプレイおよび単一の機械スイッチからの入力の組み合わせの受信に応答して、ディスプレイデバイスへと出力を提供することと、を含む。
ここで、単なる例示として、添付の図面を参照しながら、本出願の実施形態が記載される。
(好適な実施形態の詳細)
説明の単純化および明瞭化のために、適切であると考えられる場合には、複数の図面の間で参照番号が繰り返され得、対応する要素または類似の要素を示し得るということに留意されたい。加えて、本明細書中に記載されている実施形態の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が開示されている。しかしながら、当業者は、本明細書中に記載されている実施形態は、これらの具体的な詳細がなくても実施され得ることを、理解できるであろう。その他の実例、周知の方法、手順、およびコンポーネントは、本明細書中に記載されている実施形態を不明瞭にしないようにするために、詳細には記載されていない。また、記載は、本明細書中に記載されている実施形態の範囲を限定するものとして考えられるべきではない。
説明の単純化および明瞭化のために、適切であると考えられる場合には、複数の図面の間で参照番号が繰り返され得、対応する要素または類似の要素を示し得るということに留意されたい。加えて、本明細書中に記載されている実施形態の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が開示されている。しかしながら、当業者は、本明細書中に記載されている実施形態は、これらの具体的な詳細がなくても実施され得ることを、理解できるであろう。その他の実例、周知の方法、手順、およびコンポーネントは、本明細書中に記載されている実施形態を不明瞭にしないようにするために、詳細には記載されていない。また、記載は、本明細書中に記載されている実施形態の範囲を限定するものとして考えられるべきではない。
本明細書中に記載されている実施形態は、概して、携帯型電子デバイスに関する。携帯型電子デバイスの例は、モバイルまたはハンドヘルドの無線通信デバイス(例えば、ページャ、セル式電話、セル式スマートフォン、無線オーガナイザ、パーソナルデジタルアシスタント、無線能力を有するノートブックコンピュータ、等)を含む。
携帯型の電子デバイスは、先進的なデータ通信能力(ネットワークまたは送受信局を介することによって、その他の携帯型電子デバイスまたはコンピュータシステムと通信する能力を含む)を有する双方向通信デバイスであり得る。携帯型電子デバイスはまた、音声通信を可能にする能力を有し得る。携帯型電子デバイスは、自らによって提供される機能に応じて、データメッセージ伝達デバイス、双方向ページャ、データメッセージ伝達能力を有するセル式電話、無線インターネット機器、またはデータ通信デバイス(電話能力を有するもの、または有していないもの)と称され得る。携帯型電子デバイスはまた、無線通信能力を有していない携帯型デバイス(例えば、ハンドヘルド電子ゲームデバイス、デジタルフォトアルバム、デジタルカメラ、等)であり得る。
図1〜図3を参照すると、携帯型電子デバイス20が示されており、この携帯型電子デバイス20は、ハウジング22と、ハウジング22によって制約された可動タッチスクリーンディスプレイ24と、を含んでいる。タッチスクリーンディスプレイ24は、ディスプレイデバイス28を覆っているタッチ感知入力表面26を含んでいる。単一の機械スイッチ30は、タッチスクリーンディスプレイ24の裏面とハウジング22のベース34との間に配置されている。ハウジング22内にあってタッチスクリーンディスプレイ24および単一の機械スイッチ30に接続されているプロセッサ40を含む演算コンポーネントが提供されている。タッチスクリーンディスプレイ24は、タッチスクリーンディスプレイ24上の中心から外れた位置に十分な力を加えたことに応答して、ハウジング22のベース34に対してピボット運動し、結果として、単一の機械スイッチ30の作動を引き起こす。携帯型電子デバイス20を制御する方法は、ユーザ相互作用のためにグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、タッチスクリーンディスプレイ24および単一の機械スイッチ30から入力を受信することと、タッチスクリーンディスプレイ24および単一の機械スイッチ30からの入力の組み合わせの受信に応答して、出力を提供することと、を含む。
ここで図3を参照すると、この図面においては、携帯型電子デバイス20の例示的な実施形態のブロック図が示されている。携帯型電子デバイス20は、例えば携帯型電子デバイス20の全体動作を制御するプロセッサ40のような、多数のコンポーネントを含んでいる。データ通信および音声通信を含む通信機能は、通信サブシステム42を介して実行される。携帯型電子デバイス20によって受信されたデータは、デコーダ44によって解凍および復号化され得、デコーダ44は、任意の適切な解凍技術(例えば、YK解凍、およびその他の公知の技術)および暗号化技術(例えば、データ暗号化規格(DES)、トリプルDES、または先進暗号化規格(AES)を用いる)にしたがって動作する。通信サブシステム42は、無線ネットワーク100からメッセージを受信し、無線ネットワーク100へとメッセージを送信する。携帯型電子デバイス20のこの例示的な実施形態において、通信サブシステム42は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM)および汎用パケット無線サービス(GPRS)の規格にしたがって構成される。GSM/GPRS無線ネットワークは、世界規模で使用されており、これらの規格はそのうちに、エンハンスドデータGSM環境(EDGE)およびユニバーサルモバイルテレコミュニケーションサービス(UMTS)によって、取って代わられることが期待されている。今日をもっても新しい規格が定義されているが、それらの新しい規格は、本明細書中に記載されているネットワークの挙動と類似したものであることが信じられており、そして、本明細書中に記載されている実施形態は、将来開発されるその他の任意の適切な規格を使用することが意図されているということが、当業者によって理解され得る。通信サブシステム42と無線ネットワーク100とを接続する無線リンクは、GSM/GPRS通信に対して指定された定義されたプロトコルにしたがって動作する、1つ以上の様々な無線周波数(RF)チャネルを表す。これらのチャネルは、より新しいネットワークプロトコルを用いることによって、回線交換の音声通信とパケット交換のデータ通信との両方をサポートすることが可能である。
1つの例示的な実装において、携帯型電子デバイス20に関連付けられる無線ネットワーク100は、GSM/GPRS無線ネットワークであるが、バリアントの実装においては、その他の無線ネットワークもまた、携帯型電子デバイス20に関連付けられ得る。使用され得る様々なタイプの無線ネットワークは、例えば、データ集約型の無線ネットワーク、音声集約型の無線ネットワーク、および同じ物理的な基地局を介して音声通信とデータ通信との両方をサポートし得るデュアルモードネットワークを含む。組み合わせ型デュアルモードネットワークは、符号分割多重アクセス(CDMA)またはCDMA1000ネットワーク、GSM/GPRSネットワーク(上述の通り)、ならびにEDGEおよびUMTSのような将来の第3世代(3G)ネットワークを含む。データ集約型のネットワークのその他の例の一部は、WiFi 802.11、MobitexTM、およびDataTACTMのネットワーク通信システムを含む。音声集約型のデータネットワークのその他の例は、GSMシステムおよび時分割多重アクセス(TDMA)システムのような個人通信システム(PCS)ネットワークを含む。プロセッサ40はまた、追加的なサブシステムと相互作用し、追加的なサブシステムは、ランダムアクセスメモリ(RAM)46、フラッシュメモリ48、入力表面26を有するディスプレイ28、補助入/出力(I/O)サブシステム50、データポート52、スピーカ54、マイクロフォン56、短距離通信58、およびその他のデバイスサブシステム60、等である。
携帯型電子デバイス20のサブシステムの一部は、通信関係の機能を実行するが、その一方で、その他のサブシステムは、「常駐」またはデバイス上の機能を提供し得る。例えば、ディスプレイ28および入力表面は、通信関係の機能(例えば、ネットワーク100を介する送信のためのテキストメッセージを入力すること)およびデバイス常駐機能(例えば、電卓またはタスクリスト)の両方のために使用され得る。
携帯型電子デバイス20は、ネットワーク登録または活性化手順が完了した後に、無線ネットワーク100を介して通信信号を送受信し得る。ネットワークアクセスは、携帯型電子デバイス20の加入者またはユーザと関連付けられる。本実施形態にしたがう加入者を識別するために、携帯型電子デバイス20は、SIM/RUIMインターフェース64に挿入されるべきSIM/RUIMカード62(すなわち、加入者識別モジュールまたは着脱式のユーザ識別モジュール)を使用することによって、ネットワークと通信する。SIMカードまたはRUIM62は、特に携帯型電子デバイス20の加入者を識別するために、および携帯型電子デバイス20を個人化するために使用され得る、従来の「スマートカード」の一種である。本実施形態において、携帯型電子デバイス20は、SIMカード62がないと、無線ネットワーク100との通信のために、完全な動作をすることができない。SIMカード/RUIM62をSIM/RUIMインターフェース64に挿入することによって、加入者は、全ての加入したサービスにアクセスすることができる。サービスは、例えばeメール、音声メール、ショートメッセージサービス(SMS)、およびマルチメディアメッセージ伝達サービス(MMS)のような、ウェブブラウジングおよびメッセージ伝達を含み得る。より先進的なサービスは、販売時点情報管理(point of sale)、フィールドサービス(field service)、およびセールスフォースオートメーション(sales force automation)を含み得る。SIMカード/RUIM62は、プロセッサおよび情報を格納するためのメモリを含む。SIMカード/RUIM62がSIM/RUIMインターフェース64に挿入されると、SIMカード/RUIM62は、プロセッサ40に結合される。加入者を識別するために、SIMカード/RUIM62は、例えば国際モバイル加入者識別(IMSI)のような、なんらかのユーザパラメータを含み得る。SIMカード/RUIM62を使用することの利点は、加入者がどのような単一の物理的な携帯型電子デバイスによっても、拘束される必要がなくなるということである。SIMカード/RUIM62は、データブック(またはカレンダー)情報および最近の通話情報を含む、携帯型電子デバイスのための追加的な加入者情報を、同様に格納し得る。あるいは、ユーザ識別情報はまた、フラッシュメモリ48にプログラムされ得る。
携帯型電子デバイス20は、バッテリーによって電力供給されるデバイスであり、1つ以上の再充電可能なバッテリー68を受け入れるためのバッテリーインターフェース66を含む。少なくとも一部の実施形態において、バッテリー68は、組み込み型プロセッサを有するスマートバッテリーであり得る。バッテリーインターフェース66は、レギュレータ(図示されず)に結合され、レギュレータは、電力V+を携帯型電子デバイス20に提供する際に、バッテリー68をアシストする。現行の技術は、バッテリーを使用するが、将来の技術(例えば、マイクロ燃料電池)は、携帯型電子デバイス20に電力を提供し得る。
携帯型電子デバイス20はまた、オペレーティングシステム70およびソフトウェアコンポーネント71〜82をも含んでおり、これらは、以下でより詳細に記載される。プロセッサ40によって実行されるオペレーティングシステム70およびソフトウェアコンポーネント71〜82は、典型的には、持続性格納装置(例えば、フラッシュメモリ48)に格納される。持続性格納装置は、その代わりに、リードオンリメモリ(ROM)または同様の格納要素(図示されず)でもあり得る。当業者は、オペレーティングシステム70およびソフトウェアコンポーネント71〜82の一部(例えば、特殊デバイスアプリケーションまたはそのパーツ)は、揮発性格納装置(例えば、RAM46)に瞬間的にロードされ得ることを理解し得る。当業者には周知であるように、その他のソフトウェアコンポーネントもまた含まれ得る。
基本的なデバイス動作を制御するソフトウェアアプリケーション71のサブセット(データ通信アプリケーションおよび音声通信アプリケーションを含む)は、通常、製造中に携帯型電子デバイス20に挿入され得る。その他のソフトウェアアプリケーションは、メッセージアプリケーション72を含み、メッセージアプリケーション72は、携帯型電子デバイス20のユーザが電子メッセージを送受信することを可能にする任意の適切なソフトウェアプログラムであり得る。当業者には周知であるように、メッセージアプリケーション72の様々な代替物が存在する。ユーザによって送信または受信されるメッセージは、典型的には、携帯型電子デバイス20のフラッシュメモリ48または携帯型電子デバイス20のその他のなんらかの適切な格納要素に格納される。少なくとも一部の実施形態においては、送受信されたメッセージの一部は、デバイス20から遠隔的に(例えば、携帯型電子デバイス20と通信する関連付けられたホストシステムのデータ格納装置に)格納され得る。
ソフトウェアアプリケーションはさらに、例えば、マップアプリケーション73、ウェブブラウザアプリケーション74、およびメディアプレイヤーアプリケーション75を含み得る。
デバイス状態モジュール76、個人情報管理(PIM)78、およびその他の適切なモジュール(図示されず)もまた、提供される。デバイス状態モジュール76は、持続性を提供する。すなわち、デバイス状態モジュール76は、重要なデバイスデータが持続性メモリ(例えば、フラッシュメモリ48)に格納されることによって、携帯型電子デバイス20がオフにされたり、または電力を断たれたりしたときに、データが失われないようにすることを保証する。
PIM78は、ユーザが関心のあるデータアイテムを編集および管理するための機能を含む。そのような機能は、eメール、連絡先、カレンダーイベント、音声メール、アポイントメント、およびタスクアイテムを含むが、それらには限定されない。PIMアプリケーションは、無線ネットワーク100を介してデータアイテムを送受信する能力を有する。PIMデータアイテムは、無線ネットワーク100を介することにより、携帯型電子デバイスの加入者の対応するデータアイテム(ホストコンピュータシステムに格納されていたり、かつ/または関連付けられていたりする)とシームレスに統合、同期化、および更新され得る。この機能は、そのようなアイテムに関して、携帯型電子デバイス20上にミラーリングされたホストコンピュータを形成する。これは、ホストコンピュータシステムが携帯型電子デバイスの加入者のオフィスコンピュータシステムであるときに、特に有利であり得る。
携帯型電子デバイス20はまた、接続モジュール80、および情報技術(IT)ポリシーモジュール82をも含んでいる。接続モジュール80は、携帯型電子デバイス20が無線設備および例えばエンタープライズシステムのような任意のホストシステム(携帯型電子デバイス20は、これらとインターフェースを取る権限が付与されている)と通信するために必要な通信プロトコルを実装している。
接続モジュール80は、携帯型電子デバイス20と統合され得る一連のAPIを含んでおり、これらのAPIは、携帯型電子デバイス20が、エンタープライズシステムと関連付けられた任意の個数のサービスを使用することを可能にする。接続モジュール80は、携帯型電子デバイス20がエンド・トゥ・エンドのセキュア、およびホストシステムとの認証された通信パイプを確立することを可能にする。接続モジュール80によってアクセスが提供されるアプリケーションのサブセットは、ホストシステムから携帯型電子デバイス20へと、ITポリシーコマンドを受け渡すために使用され得る。これは、無線または有線で実行され得る。その後これらの命令は、デバイス20の構成を改変するために、ITポリシーモジュール82へと受け渡され得る。あるいは、一部の場合においては、ITポリシーの更新もまた、有線接続を介して実行され得る。
その他のタイプのソフトウェアアプリケーションもまた、携帯型電子デバイス20上にインストールされ得る。これらのソフトウェアアプリケーションは、携帯型電子デバイス20の製造後に追加されるサードパーティアプリケーションであり得る。サードパーティアプリケーションの例は、ゲーム、電卓、ユーティリティ、等を含む。
追加的なアプリケーションは、無線ネットワーク100、補助I/Oサブシステム50、データポート52、短距離通信サブシステム58、または任意のその他の適切なデバイスサブシステム60のうちの少なくとも1つを介して、携帯型電子デバイス20上にロードされ得る。アプリケーションのインストールにおけるこの柔軟性は、携帯型電子デバイス20の機能を増大させ、増強されたデバイス上の機能、通信関連機能、またはそれらの両方を提供し得る。例えば、セキュア通信アプリケーションは、電子商取引機能およびその他の同様の金融取引機能が、携帯型電子デバイス20を用いて実行されることを可能にし得る。
データポート52は、加入者が外部デバイスまたはソフトウェアアプリケーションを介して選好度(preference)を設定し、無線通信ネットワーク以外を介して携帯型電子デバイス20に情報またはソフトウェアダウンロードを提供することによって、携帯型電子デバイス20の能力を拡張することを可能にする。代替的なダウンロード経路は、例えば、直接的であってひいては信頼性が高く確実な接続を介することによって、携帯型電子デバイス20へと暗号化キーをロードし、セキュアなデバイス接続を提供するために使用され得る。
データポート52は、携帯型電子デバイス20と別のコンピューティングデバイスとの間のデータ通信を可能にする任意の適切なポートであり得る。データポート52は、シリアルまたはパラレルのポートであり得る。一部の実例において、データポート52は、データ転送のためのデータラインと、携帯型電子デバイス20のバッテリー68へと充電電流を提供し得る供給ラインとを含む、USBポートであり得る。
短距離通信サブシステム58は、無線ネットワーク100を用いることなしに、携帯型電子デバイス20と様々なシステムまたはデバイスとの間の通信を提供する。例えば、サブシステム58は、赤外線デバイスおよび短距離通信のための関連する回路およびコンポーネントを含み得る。短距離通信規格の例は、赤外線データ協会(IrDA)によって開発された規格、Bluetooth、およびIEEEによって開発された規格の802.11ファミリーを含む。
使用中、例えばテキストメッセージ、eメッセージ、またはウェブページダウンロードのような、受信された信号は、通信サブシステム42によって処理され、プロセッサ40に入力される。その後、プロセッサ40は、ディスプレイ28または補助I/Oサブシステム50へと出力するために、受信された信号を処理する。加入者はまた、例えば、ディスプレイ28およびおそらくは補助I/Oサブシステム50と共に、キーボード116を用いることによって、データアイテム(例えば、eメール)を編集し得る。補助サブシステム50は、例えば、マウス、トラックボール、赤外線指紋検出器、または動的なボタン押圧能力を有するローラホイールのような、デバイスを含み得る。キーボード(例えば、英数字キーボードおよび/または電話タイプキーボード)もまた提供され得る。編集されたアイテムは、通信サブシステム42を介して、無線ネットワーク100上で送信され得る。
音声通信に関して、携帯型電子デバイス20の全体動作は、受信された信号がスピーカ54へと出力され、マイクロフォン56によって送信のための信号が生成されるということを除き、実質的に同様である。代替的な音声またはオーディオI/Oサブシステム(例えば、音声メッセージ録音サブシステム)もまた、携帯型電子デバイス20上に実装され得る。音声またはオーディオ信号の出力は、主にスピーカ54を介して遂行され得るが、ディスプレイ28もまた、追加的な情報(例えば、発呼側の識別、音声コールの持続時間、またはその他の音声コール関連情報)を提供するために使用され得る。
再び図1および図2を参照すると、ハウジング22は、ベース34とベース34から離れたフレーム84とを含んでおり、フレーム84は、タッチスクリーンディスプレイ24を枠取りしている。側壁84は、ベース34とフレーム84との間に延びている。本実施形態にしたがうと、側壁86は、ベース34およびフレーム84に対して、概して垂直に延びている。ベース34は、例えば上述のようなバッテリー68およびSIMカード62の挿入および取り外しのために解放可能なように取り付けられた、プレート(図示されず)を含んでいる。ベース34、側壁86、およびフレーム84は、例えば射出成形されたものであり得るということが理解され得る。フレーム84は、ウィンドウを枠取りするようにサイズおよび形状が決められ得る。このウィンドウにおいて、タッチスクリーンディスプレイ24は、タッチスクリーンディスプレイ24の入力表面26とのユーザ接触による入力のために、およびディスプレイデバイス28上への出力の表示のために、露出されている。図2に示されているように、フレーム84がタッチスクリーンディスプレイ24をハウジング22内に維持することができるように、タッチスクリーンディスプレイ24のエッジは、フレーム84の裏面と接触している。このようにして、タッチスクリーンディスプレイ24は、ハウジング22によって制約されている。タッチスクリーンディスプレイ24のエッジは、支持を提供するようにエッジを囲むエッジ支持部を含み得、これによって、エッジ支持部がハウジング22のフレーム84と接触することが、企図されている。図1に示されている実施形態にしたがうと、フレーム84は、略長方形であるが、その他の形状もまた可能である。例えば、フレーム84のコーナーは、丸みが付いているものであってもよい。
タッチスクリーンディスプレイ24は、剛体のディスプレイ支持部38によって支持されており、ディスプレイ支持部38は、タッチスクリーンディスプレイ24に対する構造的な支持を提供し、タッチスクリーンディスプレイ24の損傷または破損を引き起こす屈曲を抑制している。ディスプレイ支持部38は、任意の適切な材料から形成され得、さらなる機能コンポーネント(例えば、印刷回路基板)を含み得る。タッチスクリーンディスプレイ24は、LCDディスプレイデバイス28を覆っているタッチ感知入力表面26およびその他のコンポーネント(例えば、バックライト(図示されず)のようなオプションのコンポーネントを含む)を含む、コンポーネントのアセンブリであるということに、留意されたい。タッチスクリーンディスプレイ24は、タッチスクリーンディスプレイ24のエッジがフレーム84の裏面と接触するように、バイアス要素(biasing element)36によって、フレーム84に向けて、ハウジング22のベース34からバイアスさせられている。本実施形態にしたがうと、4つのバイアス要素36が、ベース34とタッチスクリーンディスプレイ24との間に配置されており、各バイアス要素36は、タッチスクリーンディスプレイ24のそれぞれのコーナーの近くに配置されている。4つのバイアス要素36の各々は、ディスプレイ支持部38と接触する。バイアス要素36は、タッチスクリーンディスプレイ24に対して適切な力を加えることによって、タッチスクリーンディスプレイ24がハウジング22内で動くことを可能にするように、適切な材料(例えば、発泡体)から構成されている。バイアス要素36は、発泡体に限定されない。なぜならば、例えば(単数または複数の)バネのような任意の適切なバイアス要素が、使用され得るからである。その他の多数のバイアス要素36が使用され得ることが理解されるべきである。実際に、バイアス要素は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ24の近くまたは周囲のまわりに延びている連続的な要素であり得る。さらに、タッチスクリーンディスプレイ24は、バイアス要素36を使用することよりもむしろ、機械スイッチ30によってバイアスさせられることがあり得る。
単一の機械スイッチ30もまた、タッチスクリーンディスプレイ24とハウジング22のベース34との間に配置されている。機械スイッチ30は、タッチスクリーンディスプレイ24に対してほぼ中央に配置されており、タッチスクリーンディスプレイ24を押すユーザが機械スイッチ30を作動させることによって、タッチスクリーンディスプレイ24の移動が引き起こされるように配置されている。本実施形態において、機械スイッチ30は、アクチュエータがディスプレイ支持部38と接触するように配置されている。したがって、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24に力を加えることによるタッチスクリーンディスプレイ24の押圧は、機械スイッチ30の作動を引き起こし、その結果、ユーザに対して、ユーザと携帯型電子デバイス20のユーザインターフェースとの相互作用の間に、明確な触覚特性を提供する。
プロセッサ40を含むコンポーネントおよび図3に関連して上述されたその他のコンポーネントは、ハウジング22内に囲まれ、携帯型電子デバイス22の機能を提供する。
上述のように、タッチスクリーンディスプレイ24は、ディスプレイデバイス28と、ユーザ入力のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供するための、ディスプレイデバイス28を覆うタッチ感知入力表面26とを含む。タッチスクリーンディスプレイ24は、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24にタッチしたり、またはタッチスクリーンディスプレイ24に沿って指をスライドさせたりするときに、信号を生成し、その結果として、プロセッサ40においてコマンドを始動させる。タッチスクリーンディスプレイ24は、ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供する。このように、ディスプレイデバイス28はグラフィカル表現を提供し、このグラフィカル表現は、ユーザとタッチスクリーンディスプレイ24のタッチ感知入力表面26との相互作用によって、選択可能または操作可能であり得る。
機械スイッチ30は、ユーザが十分な力を加えることによる機械スイッチ30の作動が、プロセッサ40へと入力されるさらなる信号を生成するとき、第2の入力デバイスを提供する。機械スイッチ30の作動からのさらなる信号は、この信号だけで、または機械スイッチからの信号とタッチ感知入力表面26からの信号との組み合わせの結果として、プロセッサ40においてコマンドの始動を引き起こし得る。このように、プロセッサ40において始動されるコマンドは、単一の機械スイッチ30のみから生成される信号の結果であるか、または単一の機械スイッチ30から生成された信号とユーザ相互作用によって引き起こされたタッチ感知入力表面26からの信号との組み合わせの結果であり得る。ユーザ相互作用は、例えば、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24をタッチすること、またはユーザがタッチスクリーンディスプレイ24に沿って指をスライドさせることであり得る。タッチスクリーンディスプレイ24に沿った様々な指のスライド動作はまた、様々なコマンドがプロセッサ40において始動されるという結果を引き起こし得る。
デバイスのユーザは、機械スイッチ30を作動させることなしに、タッチスクリーンディスプレイ24とのユーザ相互作用によって、デバイスのプロセッサ40において、コマンドを始動させ得るということが、理解されるべきである。例えばユーザは、タッチスクリーンディスプレイをタッチしたり、またはタッチスクリーンディスプレイに沿って指をスライドさせたりすることによって、十分な力を加えて単一の機械スイッチ30の作動を引き起こすことなしに、信号の生成およびコマンドの始動を引き起こし得る。一方で、十分な力を加えることは、結果として、単一の機械スイッチ30の作動を引き起こし得る。
ここで、携帯型電子デバイス20のハウジング22内でのタッチスクリーンディスプレイ24の動きを記述するために、図4〜図6に対する参照がなされる。最初に図4を参照すると、一実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20の一部分の断面図が示されており、この実施形態においては、例えば、ユーザが矢印「A」の方向にタッチスクリーンディスプレイ24を指で押すことによって、力が加えられる。示されているように、ユーザはタッチスクリーンディスプレイ24の側(side)を押圧し、その結果として、タッチスクリーンディスプレイ24のピボット運動が起こり、携帯型電子デバイス20の力が加えられる側と同じ側にあるバイアス要素36が圧縮される。図面から分かるように、力がタッチスクリーンディスプレイ24の1つの側に加えられたときに、タッチスクリーンディスプレイ24は、機械スイッチ30の反対側のエッジに沿って、フレーム84の裏面に対抗してピボット運動するということに、留意されたい。図4の例においては、携帯型電子デバイスの右側のバイアス要素36は、タッチスクリーンディスプレイ24の右側に力が加えられたときに、圧縮される。さらに、力が右側に加えられると、タッチスクリーンディスプレイ24は、タッチスクリーンディスプレイ24の左側の番号88によって示されているエッジに沿って、フレーム84の裏面に対抗してピボット運動する。
タッチスクリーンディスプレイ24上に十分な力が加えられることによって引き起こされるピボット運動によって、単一の機械スイッチ30が作動され、その結果、グラフィカルユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、所望の触覚特性をユーザに提供する。
ここで図5を参照すると、ここでもまた、一実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20の一部分の断面図が示されており、この断面図において力は、例えばユーザがタッチスクリーンディスプレイ24を矢印「B」の方向に指で押すことによって加えられている。ここでもまた、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24の側を押した結果、タッチスクリーンディスプレイ24のピボット運動が起こり、携帯型電子デバイス20の同じ側のバイアス要素36が圧縮される。力がタッチスクリーンディスプレイ24の1つの側に加えられると、タッチスクリーンディスプレイ24は、機械スイッチ30の反対側のエッジに沿って、フレーム84の裏面に対抗してピボット運動する。図5の例においては、携帯型電子デバイスの左側のバイアス要素36は、タッチスクリーンディスプレイ24の左側に力が加えられたときに、圧縮される。さらに、力が左側に加えられると、タッチスクリーンディスプレイ24は、タッチスクリーンディスプレイ24の右側の番号90によって示されているエッジに沿って、フレーム84の裏面に対抗してピボット運動する。ここでもまた、単一の機械スイッチ30は、タッチスクリーンディスプレイ24に十分な力が加えられることによって引き起こされるピボット運動によって作動され、その結果、グラフィカルユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、所望の触覚特性をユーザに対して提供する。
ここで図6を参照すると、ここでもまた、一実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20の一部分の断面図が示されており、この断面図において力は、例えばユーザがタッチスクリーンディスプレイ24を矢印「C」の方向に指で押すことによって加えられている。ここでもまた、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24の1つの側を押した結果、タッチスクリーンディスプレイ24の運動が起こり、携帯型電子デバイス20のバイアス要素36が圧縮される。この例においては、ユーザはタッチスクリーンディスプレイ24の中央を押しており、バイアス要素36の全体が圧縮される。したがって、この例において、タッチスクリーンディスプレイ24は、エッジのまわりでピボット運動しない。ここでもまた、単一の機械スイッチ30は、タッチスクリーンディスプレイ24に対して十分な力が加えられることによって引き起こされる、フレーム84から離れてハウジングのベースに向かうタッチスクリーンディスプレイ24の運動によって作動される。したがって、ここでもまたユーザは、グラフィカルユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、所望の触覚特性を提供される。
ここで、別の実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20のハウジング24内でのタッチスクリーンディスプレイ24の動きを記述するために、図7〜図9に対する参照がなされる。まず図7および図8を参照すると、図7の携帯型電子デバイス20の線8−8に沿った平面図および断面図が示されている。図8に最も良く示されているように、ハウジング22のフレーム84は、ハウジング22のベース34から離れるようにカールしているコーナー92を含んでいる。このように、フレーム84は、1つの弧でベース34から外側に向けて、そしてタッチスクリーンディスプレイ24から離れてコーナー92へと向かうように、カールしている。
ここで図9を参照すると、図8と類似した図が示されており、力は例えば、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24を、タッチスクリーンディスプレイ24のコーナーの近くで、矢印「D」の方向に指で押すことによって、加えられている。示されているように、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24のコーナーを押した結果、タッチスクリーンディスプレイ24のピボット運動が起こり、携帯型電子デバイス20の同じコーナー92において、バイアス要素36が圧縮される。力がタッチスクリーンディスプレイ24の1つのコーナーに加えられたとき、タッチスクリーンディスプレイ24は、反対側のコーナーの近くのエッジ94に沿って、フレーム84の裏面に対抗してピボット運動する。しかしながら、反対側のコーナーは、フレーム84と接触しない。外側にカールしているコーナーがない場合、タッチスクリーンディスプレイ24は、エッジに沿ってではなく、タッチスクリーンディスプレイ24のコーナーの一点において、ピボット運動するということに留意されたい。なぜならば、コーナーは、タッチスクリーンディスプレイ24の反対側のコーナーに力が加えられたときに、フレーム84の裏面と接触するからである。このように、フレーム84の外側にカールしているコーナー92は、接触エッジを提供し、タッチスクリーンディスプレイ24は、接触点ではなくフレーム84のまわりでピボット運動し、その結果、ピボット運動の間にタッチスクリーンディスプレイ24のコーナーを損傷する機会が減る。ここでもまた、タッチスクリーンディスプレイ24に対して十分な力を加えることによって引き起こされるピボット動作によって、単一の機械スイッチ30が作動され、その結果、グラフィカルユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、所望の触覚特性をユーザに提供する。
ここで、別の実施形態を記述するために、図10および図11に対する参照がなされる。本実施形態にしたがうと、ハウジング22は、ベース34と可撓性の側壁186とを含んでおり、可撓性の側壁186は、ベース34とタッチスクリーンディスプレイ24との間に延びており、それらの間に接続されている。ここでもまた、ベース34は、平面(図示されず)を含んでおり、この平面は例えば、上述のようなバッテリー68およびSIMカード62の挿入および取り外しのために、解放可能なように取り付けられている。可撓性の側壁186は、任意の適切な可撓性の材料(例えば、適切なエラストマ)から構成され得る。ここでもまた、タッチスクリーンディスプレイ24は、LCDディスプレイデバイス28を覆っているタッチ感知入力表面26およびその他のコンポーネント(例えば、エッジ支持部または剛体のディスプレイ支持部38によって一緒に保持されている、バックライトのようなオプションのコンポーネントを含む)を含む、コンポーネントのアセンブリを含むということに、留意されたい。ここでもまた、タッチスクリーンディスプレイ24は、剛体のディスプレイ支持部38によって支持されており、ディスプレイ支持部38は、タッチスクリーンディスプレイ24に対する構造的な支持を提供し、タッチスクリーンディスプレイ24の損傷または破損を引き起こす屈曲を抑制している。可撓性の側壁186は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ24と剛体の支持部38との間の機械的連動部(mechanical interlock)、および可撓性の側壁186の間にあってベース34と可撓性の側壁186との間にある機械的連動部によって、タッチスクリーンディスプレイ24とベース34との間に接続されている。そのような機械的連動部は、タッチスクリーンディスプレイ24の組み立ての間に、可撓性の側壁186を剛体のディスプレイ支持部38を用いて機械的に閉じ込めることによって、または外側被覆(overmold)されることによって、形成され得る。上述の実施形態におけるように、タッチスクリーンディスプレイ24は、ハウジング22によって制約されており、ハウジング22に対して動くことができる。本実施形態においては、可撓性の側壁186は、スクリーンに対して力が加えられたときに曲がり、単一の機械スイッチを作動させ、タッチスクリーンディスプレイ24を、単一の機械スイッチ30が作動されない位置にバイアスさせるように動作する。
上述の実施形態におけるように、単一の機械スイッチ30。機械スイッチ30は、タッチスクリーンディスプレイ24とハウジング22のベース34との間に配置されており、タッチスクリーンディスプレイ24に関して中心に位置している。ここでもまた、タッチスクリーンディスプレイ24の移動は、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24を押して、機械スイッチ30を作動させることによって、引き起こされる。本実施形態において、機械スイッチ30は、アクチュエータがディスプレイ支持部38と接触するように、配置される。したがって、ユーザが力を加えたことによる、タッチスクリーンディスプレイ24の押圧は、機械スイッチ30の作動を引き起こし、その結果、携帯型電子デバイス20のユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、ユーザに明確な触覚特性を提供する。
プロセッサ40および図3に関連して上述されたその他のコンポーネントを含むコンポーネントは、ハウジング22内に囲まれ、携帯型電子デバイス20の機能を提供する。本実施形態において、可撓性の側壁186は、連続的であり、ハウジング22およびタッチスクリーンディスプレイ24の周囲のまわりに延びており、その結果、ハウジング22内に囲まれているコンポーネントに対する防塵シールドを提供している。単一の機械スイッチ30およびタッチスクリーンディスプレイ24の機能は、上記の実施形態に関連して既に上述された機能に類似している。
ここで図11を参照すると、本実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20の一部分の断面図が示されており、この断面図において力は、例えばユーザがタッチスクリーンディスプレイ24を矢印「E」の方向に指で押すことによって、加えられている。示されているように、ユーザがタッチスクリーンディスプレイ24の側を押した結果、タッチスクリーンディスプレイ24のピボット運動が起こり、携帯型電子デバイス20の力が加えられる側と同じ側にある可撓性の側壁186が、圧縮される。図11から分かるように、タッチスクリーンディスプレイ24の1つの側に力が加えられたときに、タッチスクリーンディスプレイ24は、ハウジング22のベース34に対してピボット運動する。図11の例において、携帯型電子デバイス20の右側における可撓性の側壁186は、タッチスクリーンディスプレイ24の右側に力が加えられたときに、圧縮される。さらに、右側に力が加えられる。タッチスクリーンディスプレイ24に対して十分な力が加えられることによって引き起こされるピボット運動によって、単一の機械スイッチ30が作動され、その結果、グラフィカルユーザインターフェースとのユーザ相互作用の間に、所望の触覚特性をユーザに提供する。
ハウジング22に対して浮いているタッチスクリーンディスプレイ24と共に単一の機械スイッチ30を用いることは、単一の機械スイッチ30が作動されているときに、所望の触覚特性をユーザに提供する。タッチスクリーンディスプレイ24上の任意の点を押すことは、単一の機械スイッチ30を作動させる。驚くべきことに、複数のスイッチではなく単一のスイッチによって、所望の触覚特性が得られる。なぜならば、例えば複数のスイッチは、各スイッチを異なるタイミングで作動させ、ユーザに対して煩雑で望ましくない触覚特性を提供する結果をもたらすからである。
一実施形態にしたがう、携帯型電子デバイス20を制御する方法を記載するために、ここで図12に対する参照がなされる。図12に示されている方法のステップは、ステップ200において、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)が提供されることから開始する。提供されるGUIは、携帯型電子デバイス20のプロセッサ40によって実行されるアプリケーションに応じたものであるということに留意されたい。上述のように、多くのソフトウェアアプリケーションが提供され得、それらのうちの一部は、図3に示されているソフトウェアアプリケーション71のサブセット内に例示されている。例えば、メッセージアプリケーション72、マップアプリケーション73、ウェブブラウザアプリケーション74、メディアプレイヤーアプリケーション75、ならびにその他のアプリケーション(例えば、ピクチャビューア)もまた、携帯型電子デバイス20上に提供またはインストールされ得る。GUIは、携帯型電子デバイス20によって実行されるアプリケーションに基づいて、ディスプレイデバイス28上に表示される。したがって、メッセージGUIは、メッセージアプリケーションが実行されるときに提供される。同様に、マップGUIは、マップアプリケーションが実行されるときに提供される。アプリケーション(例えば、マップアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション74、メディアプレイヤーアプリケーション75、およびその他のアプリケーション)は、ディスプレイ上のメニューまたはホームビューからユーザ選択可能であり、任意のアプリケーションのユーザ選択の結果、タッチスクリーンディスプレイ24を介して、対応するGUIが提供されることになるということにも留意されたい。
ステップ202においては、タッチスクリーンディスプレイ24との任意のユーザ相互作用が検出される。したがって、タッチスクリーンディスプレイ24とのタッチ接触またはスライディング接触を含む任意のタイプのユーザ相互作用が検出される。ステップ204においては、相互作用のタイプが検出される。タッチスクリーンディスプレイ24の入力表面26は、オブジェクト(例えば、ユーザの指)が入力表面26上に配置されたときに信号を生成する感知点(sensing point)を含んでいるということに留意されたい。タッチスクリーンディスプレイ24上でのオブジェクト(例えば、指)のスライディングは、複数の感知点から複数の信号が連続的に生成されるときに決定される。さらに、タッチスクリーン上の2つの間隔を空けられたオブジェクト(例えば、2本の指)は、入力表面26上の間隔を空けられた位置から複数の信号が生成されるときに決定される。その他のタイプのユーザ相互作用(例えば、2つのオブジェクトがタッチスクリーンディスプレイ24上を同時にスライディングする、等)もまた、決定される。
ステップ206において、機械スイッチの作動が決定される。したがって、機械スイッチ30は、ステップ202、204において決定されたユーザ相互作用と共に作動されることはない。方法はステップ208へと進み、ここでは、任意の出力デバイス(例えば、ディスプレイデバイス28、スピーカ54、および、例えば補助I/Oサブシステムを介するイヤホン)または出力デバイスの組み合わせが、ステップ204において決定されたユーザ相互作用のタイプに基づいて決定される。このことは、例えば、ルックアップテーブル(ルックアップテーブル内では、ユーザ相互作用のタイプに基づいて、およびアプリケーションに応じて、出力が決定される)を用いて遂行される。出力は、例えばマップアプリケーションが実行されているときには、例えばメッセージアプリケーションが実行されているときの出力とは異なり得るということに留意されたい。ステップ210においては、ステップ208において決定された出力が、出力デバイス(例えば、ディスプレイデバイス28、スピーカ54、または補助I/Oサブシステム50)に提供される。
機械スイッチ30が作動されると、プロセスはステップ206からステップ212へと進み、ここでは、例えば、ユーザがタッチスクリーンディスプテイ24に対して十分な力を維持していることによって、機械スイッチ30が作動状態に維持されているかどうかが決定される。機械スイッチが作動されているが、作動状態に維持されていはいない(すなわち、押し下げられていない)場合、プロセスはステップ214へと進み、ここでは、ディスプレイデバイス28に対する出力は、この場合もまた、ステップ204において決定されたユーザ相互作用のタイプに基づいて決定される。ステップ214において決定された出力は、タッチスクリーンディスプテイ24とのユーザ相互作用のタイプと機械スイッチ30からの信号との組み合わせに基づいて出力される。この場合もまた、この出力はまた、アプリケーションに応じたものでもあるということに留意されたい。ステップ214において、出力が決定されると、ステップ216において、出力デバイスに提供される。
一方、機械スイッチが作動状態(押し下げ)に維持されている場合、出力は、タッチスクリーンディスプレイ24とのユーザ相互作用のタイプおよび機械スイッチ30からの信号に基づいて決定される。機械スイッチ30からプロセッサ40へと提供される信号は、スイッチが作動状態に維持されているときには、それとは反対にスイッチが作動状態に維持されていないときとは異なるということに留意されたい。したがって、決定された出力は異なり得る。したがって、機械スイッチが所定の最短持続時間の間に作動されている(押し下げられている)場合に、出力は、スイッチが作動および解放された場合の出力とは異なる。ステップ218において、出力は、タッチスクリーンディスプレイ24とのユーザ相互作用のタイプおよび機械スイッチ30からの信号に基づいて決定される。ここでもまた、出力はアプリケーションに応じたものであり、ステップ220において、出力デバイスへと提供されるということに留意されたい。
例示目的で提供され限定目的では提供されない例を記載するために、図12に対する参照が引き続きなされる。この例にしたがうと、ユーザは、携帯型電子デバイス20上のメニュースクリーンから、マップアプリケーション73を選択し、その結果、プロセッサ40によるマップアプリケーションの実行が引き起こされる。マップGUIは、ステップ200において、ユーザ相互作用のために提供される。マップGUIから、機械スイッチ30の作動を引き起こす十分な力を伴わないタッチスクリーンディスプレイ24との軽いタッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。機械スイッチ30は作動されていないので、ステップ208において、タッチ接触に基づいて出力が決定され、タッチ接触点における任意の関心のあるオブジェクトまたは点がハイライトされ、ステップ210において、タイムドプレビューウィンドウ(timed preview window)(関心のあるオブジェクトまたは点の概要を含む)が提供される。
機械スイッチ30の作動を引き起こす十分な力を伴うタッチスクリーンディスプレイ24とのタッチ接触は、結果として、ディスプレイデバイス28上での異なる出力をもたらす。タッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。この場合、機械スイッチ30は作動および解放されているので、出力は、ステップ214において、タッチ接触と機械スイッチ30の作動との組み合わせに基づいて決定される。ステップ216において、タッチ接触点における任意の関心点は、完全な詳細(例えば、アドレス、電話番号、および任意のその他の関連のある情報)を提供するように、ウィンドウを開くという結果をもたらす。タッチ接触点において関心点が存在しない場合、機械スイッチ30が作動されたときに、タッチ接触点の下にある領域のまわりでマップが再び中心に配置されるように、マップが再生成される。
機械スイッチ30の作動を引き起こして機械スイッチ30を作動状態に保つタッチスクリーンディスプレイ24とのタッチ接触は、ディスプレイデバイス28上のさらなる別の出力をもたらす。タッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。しかしながら、この場合、機械スイッチ30は作動状態に保たれるので、ステップ218において、タッチ接触と機械スイッチ30を作動および作動状態における保持との組み合わせに基づいて、出力が決定される。この例においては、ステップ220において、ユーザ選択可能なオプションのメニューが提供される。
タッチスクリーンディスプレイ24とのスライディング接触は、ステップ202において検出され、このスライド接触およびスライドの方向は、ステップ204において決定される。機械スイッチ30を作動させる十分な力を伴わない場合、ステップ208において、出力はスライド接触に基づいて決定される。この例においては、ステップ210において、スライド接触の結果、スライディング接触の方向において、マップのパニング(pannning)が起こる。
タッチスクリーンディスプレイ24とのスライディング接触は、ステップ202において検出され、スライド接触およびスライドの方向は、ステップ204において決定される。機械スイッチ30の作動を引き起こす十分な力によって、出力は、ステップ214において、スライド接触、スライドの方向、および機械スイッチ30の作動の組み合わせに基づいて決定される。この例においては、携帯型電子デバイス20が通常の位置に保持されているとき(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)、ステップ216において、上方向へのスライドは、マップがより大きなスケールで再生成されるように、マップをズームアップする結果につながる。携帯型電子デバイス20が通常の位置に保持されているとき(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)、ステップ216において、下方向へのスライドは、マップがより小さなスケールで再生成されるように、マップをズームアウトする結果につながる。同様に、右側へのスライド(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、異なる出力をもたらす結果につながり、左側へのスライド(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、さらに異なる出力をもたらす結果につながる。
例示目的で提供され限定目的では提供されない別の例を記載するために、図12に対する参照がなされる。この例にしたがうと、ユーザは、携帯型電子デバイス20上のメニュースクリーンから、メディアプレイヤー73を選択し、その結果、プロセッサ40によるメディアプレイヤーアプリケーションの実行が引き起こされる。メディアプレイヤーGUIは、ステップ200において、ユーザ相互作用のために提供される。メディアプレイヤーGUIから、機械スイッチ30の作動を引き起こす十分な力を伴わないタッチスクリーンディスプレイ24との軽いタッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。機械スイッチ30は作動されていないので、ステップ208において、タッチ接触に基づく出力が決定され、タッチ接触点における任意のメディアオブジェクト(例えば、曲(song))は、ステップ210においてハイライトされる。
機械スイッチ30の作動を引き起こす十分な力を伴うタッチスクリーンディスプレイ24とのタッチ接触は、結果として、ディスプレイデバイス28上での、およびスピーカ54または補助I/Oサブシステム50を介する、異なる出力をもたらす。タッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。この場合、機械スイッチ30は作動および解放されているので、出力は、ステップ214において、タッチ接触と機械スイッチ30の作動との組み合わせに基づいて決定される。この例においては、ステップ216において、再生中の任意のメディアは一時停止されるか、または任意のメディアが一時停止された場合には、メディアは再び、再生を開始する。メディアは、例えば、曲またはビデオであり得る。
機械スイッチ30の作動を引き起こして機械スイッチ30を作動状態に保つタッチスクリーンディスプレイ24とのタッチ接触は、さらなる別の出力をもたらす。タッチ接触は、ステップ202において検出され、ステップ204において、タッチ接触であることが決定される。しかしながら、この場合、機械スイッチ30は作動状態に保たれるので、ステップ218において、機械スイッチ30の作動および機械スイッチ30の作動状態における保持との組み合わせに基づいて、出力が決定される。この例においては、ステップ220において、ユーザ選択可能なオプションのメニューが提供される。
タッチスクリーンディスプレイ24とのスライディング接触は、ステップ202において検出され、スライド接触およびスライドの方向は、ステップ204において決定される。機械スイッチ30を作動させる十分な力を伴わない場合、出力は、ステップ208において、スライド接触に基づいて決定される。スライド接触は、メディアプレイヤーアプリケーションにおいて、所望の出力を提供し得る。
タッチスクリーンディスプレイ24とのスライディング接触は、ステップ202において検出され、このスライド接触およびスライドの方向は、ステップ204において検出される。機械スイッチ30を作動させる十分な力を伴う場合、出力は、ステップ214において、スライド接触、スライドの方向、および機械スイッチ30の作動の組み合わせに基づいて決定される。この例において、携帯型の電子デバイス20が通常の位置に保持されているときに、上方向へのスライド(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、スピーカ54または補助I/Oサブシステム50(イヤホンが接続されているとき)を介して、ボリューム出力を上げる結果につながる。携帯型電子デバイスが通常の位置に保持されているときに、下方向へのスライドは(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、スピーカ54または補助I/Oサブシステム50(イヤホンが接続されているとき)を介して、ボリューム出力を下げる結果につながる。右側へのスライド(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、次の曲またはビデオへと順方向にスキップする結果につながり、左側へのスライド(機械スイッチ30の作動との組み合わせ)は、ステップ216において、以前の曲またはビデオへと逆方向にスキップする結果につながる。
携帯型電子デバイス20を制御する方法についての、マップアプリケーションおよびメディアビューアアプリケーションに関する上述の例は、単に例示を目的として提供されている。異なる出力が提供され得ることに留意されたい。さらに、その他のアプリケーションにおいては、その他の出力が提供され得る。例えば、ウェブブラウザアプリケーションまたはメッセージアプリケーションもまた、タッチスクリーンディスプレイ24とのユーザ相互作用および機械スイッチ30の作動に基づいて、異なる出力を提供し得る。さらにまた、携帯型電子デバイス上に常駐するその他のアプリケーションが使用され得、さらに異なる出力を提供し得る。
本明細書中に記載されている実施形態は携帯型電子デバイスの特定の実装に関するものであるが、これらの実施形態に対する改変およびバリエーションは、本出願の範囲および領域内に含まれることが意図されている。例えば、携帯型電子デバイスの特徴のうちの多くのサイズおよび形状は異なり得るが、それでもなお、同じ機能を提供する。その他の多くの改変およびバリエーションが、当業者に想到され得る。そのような改変およびバリエーションの全ては、本出願の領域および範囲内に含まれることが信じられる。
20 携帯型電子デバイス
22 ハウジング
24 タッチスクリーンディスプレイ
26 タッチ感知入力表面
28 ディスプレイデバイス
30 機械スイッチ
34 ベース
36 バイアス要素
38 ディスプレイ支持部
84 フレーム
186 側壁
92 コーナー
22 ハウジング
24 タッチスクリーンディスプレイ
26 タッチ感知入力表面
28 ディスプレイデバイス
30 機械スイッチ
34 ベース
36 バイアス要素
38 ディスプレイ支持部
84 フレーム
186 側壁
92 コーナー
Claims (14)
- 電子デバイスを制御する方法であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該単一の機械スイッチに対して十分な力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該方法は、
ユーザ相互作用のためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出し、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかを決定することと、
該タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用のタイプと、該単一の機械スイッチが作動されているかどうかの該決定と、該単一の機械スイッチの作動が連続的であるかどうかの決定との組み合わせに応答して、出力を提供することであって、その結果、該単一の機械スイッチの非作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第1の出力が提供され、該単一の機械スイッチの瞬間的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第2の出力が提供され、該単一の機械スイッチの連続的な作動が検出された場合にユーザ相互作用の該タイプに基づいて第3の出力が提供され、該第3の出力は、ユーザ相互作用の該タイプがタッチ動作を含んでいる場合に、ユーザ選択可能なオプションのメニューを表示することを含んでいる、ことと
を包含する、方法。 - 前記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きを検出することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記タッチスクリーンディスプレイとのユーザ相互作用を検出することは、該タッチスクリーンディスプレイ上でのスライディングの動きの方向を検出することを含む、請求項2に記載の方法。
- グラフィカルユーザインターフェースを提供することは、マップアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、メディアプレイヤーアプリケーション、ピクチャビューア、またはメッセージ伝達アプリケーションのうちのいずれか1つのためのグラフィカルユーザインターフェースを提供することを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、前記タッチスクリーンディスプレイ上で検出されたユーザ相互作用の位置に応じた出力を提供することを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、前記単一の機械スイッチの作動の持続時間に応じた出力を提供することを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、前記タッチスクリーンディスプレイ上でタッチ接触が検出されたときに、接触の位置に応じた出力を提供することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ディスプレイデバイスに対して出力を提供することは、前記タッチスクリーンディスプレイ上でスライディングの動きが検出されたときに、スライドの方向に応じた出力を提供することを含む、請求項1または請求項7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記単一の機械スイッチからの入力の受信、前記タッチスクリーンディスプレイからの入力の受信、または該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチからの入力の組み合わせのうちのいずれか1つに応答して、可聴性のサウンドを放出することを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 出力を提供することは、前記ディスプレイデバイス、スピーカ、または補助入/出力サブシステムのうちの少なくとも1つに対して出力を提供することを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 携帯型電子デバイスを制御する方法を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- ハウジングと、
該ハウジングによって制約されたタッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有している、タッチスクリーンディスプレイと、
該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、
該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントであって、該プロセッサは、該メモリ内に格納されたプログラムを実行し、該電子デバイスに請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法を実行させる、演算コンポーネントと
を備えた電子デバイスであって、
該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こす、電子デバイス。 - 前記電子デバイスは、携帯型電子デバイスを含む、請求項12に記載の電子デバイス。
- 電子デバイスを制御するためのコンピュータプログラム製品であって、該電子デバイスは、ハウジングと、該ハウジングによって制約されている可動タッチスクリーンディスプレイであって、該タッチスクリーンディスプレイは、ディスプレイデバイスを覆っているタッチ感知入力表面を有する、タッチスクリーンディスプレイと、該タッチスクリーンディスプレイの裏面と該ハウジングのベースとの間に配置された単一の機械スイッチと、該ハウジング内にあって、該タッチスクリーンディスプレイおよび該単一の機械スイッチに接続されたプロセッサを含む演算コンポーネントと、を有しており、該タッチスクリーンディスプレイは、該タッチスクリーンディスプレイに対して力が加えられたことに応答して、該ベースに対して動くことができ、その結果、該単一の機械スイッチの作動を引き起こし、該コンピュータプログラム製品は、コンピュータ読み取り可能な媒体を含んでおり、該コンピュータ読み取り可能な媒体は、その中に、携帯型電子デバイスにおいて請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法を実装するためのコンピュータ読み取り可能なコードを有している、コンピュータプログラム製品。
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