JP2009048577A - 回転操作装置、回転操作パルスの送出方法、回転操作パルスの送出プログラム、及び端末装置 - Google Patents

回転操作装置、回転操作パルスの送出方法、回転操作パルスの送出プログラム、及び端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが例えばカーソルの移動やページ送りなどを高速に行いたい場合、少ない回転操作にて可能とする。
【解決手段】 回転操作部11の高速回転操作時となると、アクセルモード判定制御部35は、該回転操作部11の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するようにイベント発生部32を制御すると共に、この回転操作パルスを記憶するアクセルモードイベントバッファ部34を、予め検出しておいたユーザの操作パターン(ユーザタイプ)に基づいて決定されたアクセルモードに対応する間隔で、上記記憶している回転操作パルスを送出するように制御する。これにより、高速回転操作時にバッファ部34から送出される回転操作パルスのパルス数を増加させることができる。ユーザが例えばカーソルの移動やページ送りなどを高速に行いたい場合、少ない回転操作にて可能とすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、ノート型或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の端末機器の入力装置に適用して好適な回転操作装置に関し、特に、連続回転操作時に、ユーザの少ない回転操作で例えばカーソルの高速移動や高速ページ送り等を可能とした回転操作装置、回転操作パルスの送出方法、回転操作パルスの送出プログラム、及び端末装置に関する。
特開2005−99905号の公開特許公報(特許文献1)に、より感覚的な操作によって制御対象を制御することができ、牽いては制御対象を備えた機器の操作性を向上することを目的とした回転操作装置が開示されている。
この回転操作装置の場合、収容体内にその一部を外部に突出させるようにして回転可能に保持されるとともに、前記収容体から突出された部位を介して手動で回転操作されることで、制御対象を制御する回転操作装置となっており、制御対象の制御条件に応じて前記収容体からの突出量が調整可能となっている。このため、制御対象の制御条件に応じて収容体からの突出量を調整することで、制御対象の制御量と回転操作装置の最大操作量とが均衡するように、回転操作装置の操作量を規制可能とすることができる。
特開2005−99905号公報(第6頁〜第7頁、図2,図3)
しかし、上述の特許文献1に開示されている回転操作装置の場合、回転操作速度及び回転操作数が、カーソル等の移動速度及び移動距離に略々比例するようになっている。このため、カーソルの移動距離が長くなると、その分、ユーザは高速かつ多数の回転操作が必要となる。具体的には、例えば1回転の回転操作で1項目分、カーソルが移動する場合、カーソルを10項目分、短時間で移動させるためには、ユーザは10回転分の回転操作を高速で行う必要がある。このため、カーソルの移動操作が大変面倒となる問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが例えばカーソルの移動やページ送りなどを高速に行いたい場合、少ない回転操作にて可能とすることができるような回転操作装置、回転操作パルスの送出方法、回転操作パルスの送出プログラム、及び端末装置の提供を目的とする。
本発明に係る回転操作装置は、上述の課題を解決するための手段として、
回転操作を行うための回転操作手段と、
上記回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生する回転操作パルス発生手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするバッファ手段と、
上記回転操作手段の高速回転操作時における、上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報が記憶された制御パターン情報記憶手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出し、この検出した操作パターンに基づいて、上記複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を決定する適用制御パターン決定手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段と、
上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段と
を有する回転操作装置。
また、本発明に係る回転操作パルスの送出方法は、上述の課題を解決するための手段として、
回転操作パルス発生手段が、回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生するステップと、
バッファ手段が、上記ステップで回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするステップと、
上記ステップで回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出するステップと、
制御パターン情報記憶手段に記憶されている、上記回転操作手段の高速回転操作時に上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を、上記ステップで検出した操作パターンに基づいて適用制御パターン決定手段が決定するステップと、
高速回転操作判別手段が、上記ステップにおいて、上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別するステップと、
上記ステップにおいて上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、制御手段が、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御するステップと、
上記ステップにおいて上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、制御手段が、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御するステップと
を有する。
また、本発明に係る回転操作パルスの送出プログラムは、上述の課題を解決するために、
回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファ手段にバッファリング制御するバッファリング制御手段としてコンピュータを機能させ、
上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出する操作パターン検出手段としてコンピュータを機能させ、
制御パターン情報記憶手段に記憶されている、上記回転操作手段の高速回転操作時に上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を、上記操作パターン検出手段としてコンピュータを機能させることで検出された操作パターンに基づいて決定する適用制御パターン決定手段としてコンピュータを機能させ、
上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記高速回転操作判別手段として機能させた際に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、コンピュータを上記高速回転操作判別手段として機能させた際に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、コンピュータを上記適用制御パターン決定手段として機能させることで決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
回転操作を行うための回転操作手段と、
上記回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生する回転操作パルス発生手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするバッファ手段と、
上記回転操作手段の高速回転操作時における、上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報が記憶された制御パターン情報記憶手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出し、この検出した操作パターンに基づいて、上記複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を決定する適用制御パターン決定手段と、
上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段と、
上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段と、
上記バッファ手段から送出された上記回転操作パルスに基づいて操作対象を制御する操作対象制御手段と
を有する。
このような本発明は、回転操作手段の高速回転操作が検出された際に、該回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生してバッファ手段にバッファリングすると共に、このバッファリングした回転操作パルスを、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンに基づいて決定された制御パターン情報で示される間隔で送出することで、高速回転操作時にバッファ手段から送出される回転操作パルスのパルス数を増加させ、ユーザの回転操作の補助を図る。
本発明は、ユーザが例えばカーソルの移動やページ送りなどを高速に行いたい場合、少ない回転操作にて可能とすることができる。
本発明は、携帯電話機の操作部に適用することができる。
[携帯電話機の外観構成]
まず、図1に、本発明を適用した実施の形態の携帯電話機の外観を示す。この図1からわかるように、この携帯電話機は、上筐体1及び下筐体2をヒンジ部3を介して相互に接続した、いわゆる折り畳み型の携帯電話機となっている。この携帯電話機を折り畳んだ状態とした際に下筐体2と相対向する上筐体1の面部には、表示部4と、一対のスピーカ部5と、受話音声を出力するためのレシーバ部6と、TV電話通話時に当該携帯電話機のユーザ等を撮像するためのカメラ部7(いわゆる自分撮り用のカメラ部)が設けられている。
また、ヒンジ部3には、電話や電子メールの発着信等を光でユーザに知らせるための発光部12が設けられている。
また、この携帯電話機を折り畳んだ状態とした際に上筐体1と相対向する下筐体2の面部には、操作部8と、送話音声を集音するためのマイクロホン部9とが設けられている。操作部8は、主にオンフックキー、オフフックキー、0〜9の数字キー、*キー、#キー等の押圧操作部10と回転操作部11とを有している。回転操作部11は、図1に示すように当該携帯電話機の短手方向に沿った回転軸を有しており、同図中矢印で示すように当該携帯電話機の長手方向に沿って回転操作自在となっている。
[携帯電話機の電気構成]
図2に、この実施の形態の携帯電話機のブロック図を示す。この図2に示すように、当該実施の形態の携帯電話機は、基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ(Web:World Wide Web)等の無線通信を行うアンテナ21及び通信回路22と、操作メニュー、電子メール、画像(静止画像及び動画像)等を表示するための表示部4と、上述の一対のスピーカ部5と、上記数字キーや回転操作部11からなり、所望のメニューやメッセージ等の入力操作やカーソルやWebページの移動操作等を行うための操作部8と、送話音声等を集音するためのマイクロホン部9と、上記ヒンジ部3に設けられ、発着信等を光でユーザに通知するための発光部12(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体の動画像或いは静止画像を撮像するためのカメラ部23とを有している。
なお、カメラ部23のブロックは、上筐体1の表示部4側に設けられた自分撮り用のカメラ部7、及び図示はしていないが上筐体1の反表示部4側に設けられたカメラ部を一つのブロックとして示したものである。
また、この携帯電話機は、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに通知するためのバイブレーションユニット24と、時刻をカウントするタイマ25と、基地局を介した無線通信処理を行うためのコミュニケーションプログラムや各種アプリケーションプログラムの他、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ(コンテンツ)等が記憶されたメモリ26と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部27とを有している。
メモリ26には、上記コミュニケーションプログラムの他、操作部8の回転操作部11の回転操作処理を行うための回転操作処理プログラムと、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムと、カメラ部23の撮像制御を行うカメラ制御プログラムと、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽コンテンツの再生を行うための音楽プレーヤプログラムと、コミュニケーションネットワークやインターネット等の所定のネットワーク上に設けられたサーバ装置上で公開されているWebページを閲覧するためのWebブラウジングプログラムとが記憶されている。
また、メモリ26には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等のユーザ名、静止画像、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽コンテンツと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像コンテンツ及び動画像コンテンツと、送受信された電子メールコンテンツと、電話及び電子メールの発着信履歴と、回転操作部11の回転操作を補助するアクセルモードに移行する際に、第1〜第3のアクセルモードのうち、当該携帯電話機のユーザに適用するアクセルモードを示すユーザタイプ情報等が記憶されている。
[回転操作部の回転操作処理動作]
次に、このような構成を有する当該実施の形態の携帯電話機における回転操作部11の回転操作処理動作を説明する。
〔ユーザタイプの判別動作〕
当該実施の形態の携帯電話機の場合、例えばメニュー操作時、或いはWebページや電子メールの閲覧時等に回転操作部11の回転操作を検出すると、制御部27がメモリ26に記憶されている回転処理プログラムに基づいて、当該携帯電話機のユーザのユーザタイプを判別する。
具体的には、回転操作部11が回転操作されると、後述する回転検出部(図3の符号31)がこの回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生する。制御部27は、この回転操作パルスの発生間隔や発生量に基づいてユーザタイプの判別を行う。
ユーザの回転操作は、例えば「一度に2〜3クリックずつ、ゆっくり行う回転操作」と、「急峻な回転操作」と、「ゆっくりと急峻との中間の操作速度の回転操作」との3つの回転操作に分別することができる。制御部27は、一度に2〜3クリックずつ、ゆっくり行う回転操作を検出した場合、そのユーザのユーザタイプを「第1のユーザタイプ」として判別する。また、制御部27は、上記ゆっくりと上記急峻との中間の操作速度の回転操作を検出した場合、そのユーザのユーザタイプを「第2のユーザタイプ」として判別する。また、制御部27は、急峻な回転操作を検出した場合、そのユーザのユーザタイプを「第3のユーザタイプ」として判別する。
当該実施の形態の携帯電話機の場合、回転操作部11の高速回転操作時における回転操作処理モードとして、それぞれ制御の仕方が異なる第1〜第3のアクセルモード(詳細は後述する。)を有している。上記各ユーザタイプは、それぞれ第1〜第3のアクセルモードに対応している。制御部27は、このように判別したユーザタイプを示すユーザタイプ情報をメモリ26に登録しておき、高速回転操作時となると、以下に説明するように、メモリ26に登録されているユーザタイプに対応するアクセルモードで、回転操作部11の回転操作処理を行うようになっている。
〔回転操作処理〕
次に、このようなユーザタイプの判別がなされると、制御部27は、メモリ26に記憶されている回転処理プログラムに基づいて、回転操作部11の回転操作処理を行う。図3に、この回転処理プログラムに基づく制御部27の機能ブロック図を、図4に、この回転処理プログラムに基づく回転操作処理の流れを示すフローチャートを示す。
図4のフローチャートに示す回転操作処理は、制御部27が、回転操作部11の回転操作を検出したタイミングで開始される。
ステップS1では、制御部27が、メモリ26に上述の「ユーザタイプ情報」が登録済みであるか否かを判別し、未登録である場合は処理をステップS2に進め、登録済みである場合は処理をステップS9に進める。ユーザタイプ情報が登録済みであると判別することで処理をステップS9に進めた場合、制御部27は、現在、このが登録済みのユーザタイプ情報に対応するアクセルモードを実行中であるか否かを判別する。そして、アクセルモードの実行中でない場合は、処理をステップS2に進め、アクセルモードの実行中である場合は、処理をステップS3に進める。
アクセルモードの実行中でないものと判別することで処理をステップS2に進めると、制御部27は、図3に示すアクセルモード判定制御部35として機能することで、回転操作部11の現在の回転操作状況が、アクセルモードへの移行条件を満足しているか否かを判別する。
一例ではあるが、ユーザが例えば表示部4に表示されている選択項目を選択する場合、ユーザは、カーソル等の各選択項目間の移動状況を確認しながら回転操作部11を回転操作するようになるため、図3に示す回転検出部31で検出される回転操作パルスの発生間隔は、図5(a)に示すように約150msec〜約200msecとなる。
これに対して、表示部4に表示されているWebページや電子メール等の表示画面をスクロールする場合、図3に示す回転検出部31で検出される回転操作パルスの発生間隔は、図5(b)に示すように1発目の回転操作パルスと2発目の回転操作パルスの発生間隔が約50msec、第3発目以降の回転操作パルスの発生間隔が約20msecとなる。そして、このような複数の回転操作パルスからなるパルス群が、300msec〜500msecの間隔をおいて連続的に発生する。すなわち、上記スクロールを行う場合、ユーザは、回転操作部11に当接した指を該回転操作部11の始点から終点に向かって移動させ、再度、上記始点に指を戻して上記終点に向かって移動させる回転操作を繰り返し行うようになる。このため、始点から終点まで指が移動することで、最初は上記約50msec、以降、約20msecの発生間隔で回転操作パルスが発生し、始点に指を戻している間に上記300msec〜500msecが経過し、再度、上記約50msec或いは約20msecの発生間隔で回転操作パルスが発生する。
制御部27は、このような複数の回転操作パルスからなるパルス群が、300msec〜500msecの間隔をおいて3回連続的に発生したことを検出すると、上記ステップS2において回転操作部11の現在の回転操作状況が、アクセルモードへの移行条件を満足しているものと判別して処理をステップS3に進める。
また、制御部27は、この他、連続した2つ或いは3つの回転操作パルスの発生間隔が所定の閾値以下の間隔であれば、回転操作部11の現在の回転操作状況が、アクセルモードへの移行条件を満足しているものと判別して処理をステップS3に進める。
すなわち、回転操作部11が高速で回転操作されると、連続する回転操作パルスの発生間隔が短時間となる。制御部27は、この連続する回転操作パルスの発生間隔を、メモリ26に記憶されている上述のユーザタイプに対応する閾値と比較する。
一例ではあるが、メモリ26に記憶されているユーザタイプが、一度に2〜3クリックずつ、ゆっくり回転操作を行う第1のユーザタイプである場合、制御部27は、例えば23msecの閾値と上記各パルス間の発生間隔を比較する。また、メモリ26に記憶されているユーザタイプが、急峻な回転操作を行う第3のユーザタイプである場合、制御部27は、例えば17msecの閾値と上記各パルス間の発生間隔を比較する。また、メモリ26に記憶されているユーザタイプが、上記ゆっくりと上記急峻との中間の操作速度の回転操作を行う第2のユーザタイプである場合、制御部27は、例えば20msecの閾値と上記各パルス間の発生間隔を比較する。そして、制御部27は、連続する回転操作パルスの発生間隔が上記閾値以下の間隔である場合に、回転操作部11の現在の回転操作状況が、アクセルモードへの移行条件を満足しているものと判別して処理をステップS3に進める。
これに対して、ユーザがカーソル等の各選択項目間の移動状況を確認しながら回転操作部11を回転操作することで、回転操作パルスの発生間隔が、図5(a)に示すように約150msec〜約200msecとなっていた場合、制御部27は、ステップS2において、回転操作部11の現在の回転操作状況が、アクセルモードへの移行条件を満足していないものと判別することとなる。この場合、制御部27は、処理をステップS10に進め、通常のイベント処理を行う。
具体的には、通常のイベント処理時となると、制御部27は、図3に示す回転検出部31が発生した回転操作パルスに基づいて、回転操作部11の回転操作量(回転操作速度)に対応し、かつ、一定間隔となるイベント情報(回転操作パルスに相当)を発生するイベント発生部32として機能する。そして、このイベント発生部32として機能することで発生したイベント情報を当該通常のイベント処理用の通常モードイベントバッファ部33に記憶すると共に、この通常モードイベントバッファ部33に記憶したイベント情報を一定間隔で送出する。
この通常モードイベントバッファ部33から送出されたイベント情報は、例えば表示処理部、音楽コンテンツのボリューム処理部、カメラ部のズーム制御処理部等の操作対象処理部に供給される。これにより、表示部4に表示されたWebページが等間隔でスクロール表示処理され、又は音楽コンテンツのボリュームが等間隔でアップ/ダウン制御され、或いは等間隔でカメラ部のズーム制御処理がなされることとなる。
一方、上記ステップS2でアクセルモードへの移行条件を満足しているものと判別することで処理をステップS3に進めると、制御部27は、当該ステップS3〜ステップS6において、アクセルモードイベント処理を行う。
具体的には、ステップS3では、制御部27が、アクセルモード判定制御部35及びイベント発生部32として機能することで、メモリ26に記憶されているユーザタイプ情報で示されるアクセルモードに対応して、上記通常イベント処理時よりも増加した数のイベント情報を発生制御する。この際、制御部27は、例えば1.1個〜4.0個の間で、発生するイベント情報を可変的に増加制御する。例えば、3.4個にイベント情報を増加制御した場合、3個に増加したイベント情報が発生する中で、40%の確率で4個のイベント情報が発生するようになる。同様に、2.5個にイベント情報を増加制御した場合、2個に増加したイベント情報が発生する中で、50%の確率で3個のイベント情報が発生するようになる。
また、制御部27は、ステップS4において、このイベント情報をアクセルモード用のアクセルモードイベントバッファ部34に記憶すると共に、ステップS5において、ユーザタイプ、及びユーザが回転操作している回転操作部11の回転操作量(回転操作速度)に応じて、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されたイベント情報の送出間隔を制御する。
一例ではあるが、制御部27は、このイベント情報の送出間隔制御の種類として、
1.ユーザの回転操作量に関わらず、常に一定の送出間隔とする送出間隔制御、
2.ユーザの回転操作量に応じて、段階的な送出間隔とする送出間隔制御、及び
3.ユーザの回転操作量に応じて、徐々に送出間隔を短くする送出間隔制御
を有しており、基本的に、ユーザタイプに基づいて上記いずれかの送出制御を行う。
そして、制御部27は、ステップS6において、上記ステップS5で制御した送出間隔で、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されたイベント情報を上述の操作対象処理部へ送出する。
このように、当該実施の形態の携帯電話機の場合、回転操作部11の高速回転操作を検出した場合、回転操作により発生するイベント情報数を通常よりも増加して発生し、アクセルモードイベントバッファ部34に蓄積する。これにより、高速回転操作時には、アクセルモードイベントバッファ部34に対して、通常よりも短時間で多くのイベント情報を蓄積することができる。すなわち、1回の回転操作で例えば3個や4個等のイベント情報が発生するため、1回の回転操作で例えば3回分や4回分の回転操作に相当する数のイベント情報を得ることができ、ユーザの回転操作量を軽減することができる。
そして、ユーザタイプ及び回転操作量に基づいて設定した送出間隔で、アクセルモードイベントバッファ部34に蓄積したイベント情報を送出制御する。これにより、ユーザの常日頃の回転操作状況(ユーザタイプ)、及び現在の回転操作状況を共に反映したかたちで、操作対象の処理を行うことができる。
例えば、上記「1.ユーザの回転操作量に関わらず、常に一定の送出間隔とする送出間隔制御」を行った場合には、表示部4に表示されたWebページ等が、ユーザの回転操作量に関わらず、等間隔でスクロール表示処理されることとなる。また、上記「2.ユーザの回転操作量に応じて、段階的な送出間隔とする送出間隔制御」を行った場合には、送出間隔最短(最速)状態を広くとることにより、表示部4に表示されたWebページ等の最高速度でのスクロール表示処理を、維持し易くすることができる。また、上記「3.ユーザの回転操作量に応じて、徐々に送出間隔を短くする送出間隔制御」を行った場合には、表示部4に表示されたWebページ等のスクロール速度を、ユーザが希望するスクロール速度に操作し易くすることができる。
なお、この例では、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されたイベント情報の送出間隔を、ユーザの回転操作量に応じて制御することとしたが、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されるイベント情報の記憶量に応じて該イベント情報の送出量を制御してもよい。
次に、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されたイベント情報を送出制御すると、制御部27は、ステップS7に処理を進め、回転操作部11の回転操作状況に基づいて、現在、アクセルモードの終了条件を満足しているか否かを判別する。具体的には、制御部27は、回転操作部11の無操作状態が一定時間以上続いた場合、或いはアクセルモードに移行した際における回転操作部11の回転操作方向に対して異なる回転操作方向の回転操作を検出した場合等に、アクセルモードの終了条件が満足したものと判別する。
制御部27は、このステップS7で、アクセルモードの終了条件が満足していないものと判別した場合、当該アクセルモードを継続すべく、処理をステップS3に戻し、アクセルモードの終了条件が満足したものと判別した場合、処理をステップS8に進める。
ステップS8では、制御部27が、アクセルモードイベントバッファ部34に記憶されているイベント情報を消去処理(=クリア処理)して、処理をステップS2に戻す。そして、例えばWebページや電子メールの閲覧表示の終了操作等の操作対処処理の終了を検出するまでの間、上述の各ステップS2〜ステップS8及びステップS10の処理を繰り返し実行する。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、回転操作部11の高速回転操作を検出した際に、回転操作により発生するイベント情報数を通常よりも増加して発生してアクセルモードイベントバッファ部34に蓄積する。これにより、高速回転操作時には、アクセルモードイベントバッファ部34に対して、通常よりも短時間で多くのイベント情報を蓄積することができる。すなわち、1回の回転操作で例えば3個や4個等のイベント情報を発生するため、1回の回転操作で例えば3回分や4回分の回転操作に相当する数のイベント情報を得ることができ、ユーザの回転操作量を軽減することができる。
そして、ユーザタイプ及び回転操作量に基づいて設定した送出間隔で、アクセルモードイベントバッファ部34に蓄積したイベント情報を送出制御する。これにより、ユーザの常日頃の回転操作状況(ユーザタイプ)、及び現在の回転操作状況を共に反映したかたちで、操作対象の処理を行うことができ、より楽に速い操作速度を得ることができ、また、操作速度の維持も容易化することができる。
[変形例]
上述の実施の形態は、本発明を携帯電話機に適用した例であったが、本発明は、この他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置、携帯ゲーム機等の他の端末機器に適用してもよい。いずれの場合でも、上述と同じ効果を得ることができる。
最後に、上述の実施の形態は、本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機の外観を示す図である。 実施の形態の携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられている回転操作部の回転操作処理動作を説明するための、回転操作処理プログラムに基づく機能ブロック図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられている回転操作部の回転操作処理動作の流れを示す、回転操作処理プログラムに基づくフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機に設けられている回転操作部の高速回転操作の判別動作を説明するための図である。
符号の説明
1 携帯電話機の上筐体、2 携帯電話機の下筐体、3 各筐体を接続するヒンジ部、4 表示部、5 スピーカ部、6 レシーバ部、7 自分撮り用のカメラ部、8 操作部、9 マイクロホン、10 押圧操作部、11 回転操作部、12 発光部(LED)、21 アンテナ、22 通信回路、23 カメラ部、24 バイブレーションユニット、25 タイマ、26 メモリ、27 制御部、31 回転検出部、32 イベント発生部、33 通常モードイベントバッファ部、34 アクセルモードイベントバッファ部、35 アクセルモード判定制御部

Claims (9)

  1. 回転操作を行うための回転操作手段と、
    上記回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生する回転操作パルス発生手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするバッファ手段と、
    上記回転操作手段の高速回転操作時における、上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報が記憶された制御パターン情報記憶手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出し、この検出した操作パターンに基づいて、上記複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を決定する適用制御パターン決定手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段と、
    上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段と
    を有する回転操作装置。
  2. 請求項1に記載の回転操作装置であって、
    上記制御手段は、上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別されることで、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御する場合に、この発生する回転操作パルスのパルス数を可変的に増加制御すること
    を特徴とする回転操作装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回転操作装置であって、
    上記回転操作手段の高速回転操作の終了を検出する高速回転操作終了検出手段を有し、
    上記制御手段は、上記高速回転操作終了検出手段で上記高速回転操作の終了が検出された際に、上記バッファ手段にバッファリングされている回転操作パルスを消去制御すること
    を特徴とする回転操作装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の回転操作装置であって、
    上記高速回転操作判別手段は、上記回転操作パルス発生手段が発生した連続する2つ或いは3つの回転操作パルスの発生間隔が所定間隔以下の場合に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別すること
    を特徴とする回転操作装置。
  5. 請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の回転操作装置であって、
    上記高速回転操作判別手段は、所定の短い間隔で発生する複数の回転操作パルスからなる回転操作パルス群が所定の長い間隔を置いて連続する場合に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別すること
    を特徴とする回転操作装置。
  6. 請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の回転操作装置であって、
    上記制御パターン情報記憶手段には、
    上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを、上記回転操作手段の回転操作量に関わらず、一定の送出間隔で送出制御する制御パターン情報、
    上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを、上記回転操作手段の回転操作量に応じた送出間隔で送出制御する制御パターン情報、
    上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを、上記回転操作手段の連続する回転操作時間に応じて徐々に短い送出間隔で送出制御する制御パターン情報のうち、
    少なくとも2つの制御パターン情報が記憶されていること
    を特徴とする回転操作装置。
  7. 回転操作パルス発生手段が、回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生するステップと、
    バッファ手段が、上記ステップで回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするステップと、
    上記ステップで回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出するステップと、
    制御パターン情報記憶手段に記憶されている、上記回転操作手段の高速回転操作時に上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を、上記ステップで検出した操作パターンに基づいて適用制御パターン決定手段が決定するステップと、
    高速回転操作判別手段が、上記ステップにおいて、上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別するステップと、
    上記ステップにおいて上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、制御手段が、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御するステップと、
    上記ステップにおいて上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、制御手段が、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御するステップと
    を有する回転操作パルスの送出方法。
  8. 回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファ手段にバッファリング制御するバッファリング制御手段としてコンピュータを機能させ、
    上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出する操作パターン検出手段としてコンピュータを機能させ、
    制御パターン情報記憶手段に記憶されている、上記回転操作手段の高速回転操作時に上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を、上記操作パターン検出手段としてコンピュータを機能させることで検出された操作パターンに基づいて決定する適用制御パターン決定手段としてコンピュータを機能させ、
    上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記高速回転操作判別手段として機能させた際に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、コンピュータを上記高速回転操作判別手段として機能させた際に、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、コンピュータを上記適用制御パターン決定手段として機能させることで決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする回転操作パルスの送出プログラム。
  9. 回転操作を行うための回転操作手段と、
    上記回転操作手段の回転操作量に基づいて回転操作パルスを発生する回転操作パルス発生手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスをバッファリングするバッファ手段と、
    上記回転操作手段の高速回転操作時における、上記回転操作パルス発生手段から発生する回転操作パルスのパルス数、及び上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスの送出間隔を制御するための、それぞれ異なる複数種類の制御パターン情報が記憶された制御パターン情報記憶手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生する回転操作パルスの発生パターンに基づいて、ユーザによる上記回転操作手段の操作パターンを検出し、この検出した操作パターンに基づいて、上記複数種類の制御パターン情報のうち、上記回転操作手段の高速回転操作時に適用する制御パターン情報を決定する適用制御パターン決定手段と、
    上記回転操作パルス発生手段が発生した回転操作パルスの発生間隔に基づいて、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるか否かを判別する高速回転操作判別手段と、
    上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作ではないものと判別された場合、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数の回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファ手段にバッファリングされた回転操作パルスを一定間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御し、上記高速回転操作判別手段により、上記回転操作手段の現在の回転操作が高速回転操作であるものと判別された場合、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される、上記回転操作手段の回転操作量に対応したパルス数よりも所定数多い回転操作パルスを発生するように上記回転操作パルス発生手段を制御すると共に、上記バッファリングされた回転操作パルスを、上記適用制御パターン決定手段で決定された制御パターン情報で示される間隔で送出するように上記バッファ手段を送出制御する制御手段と、
    上記バッファ手段から送出された上記回転操作パルスに基づいて操作対象を制御する操作対象制御手段と
    を有する端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013030234A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Onkyo Corp コンテンツ選択装置およびそのプログラム
JP2014067295A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Konica Minolta Inc 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

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