JP2009110271A - 携帯表示機器および携帯表示機器における制御方法 - Google Patents

携帯表示機器および携帯表示機器における制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】視認性向上のために文字サイズを大きくした場合にも、使い勝手の維持向上をはかる。
【解決手段】携帯表示機器(制御部18)は、第1表示領域(入力文字表示領域)に表示される入力文字を第2表示領域(変換候補表示領域)に表示される入力文字の複数の変換候補の文字サイズよりも大きい第1の文字サイズで表示する第1のモードと、入力文字を第1の文字サイズよりも小さい第2の文字サイズで表示する第2の表示モードとを設定可能に構成され、第1のモードが設定された場合、複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して表示部に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力文字と入力文字の変換候補を表示可能に構成される携帯表示機器および携帯表示機器における制御方法に関するものである。
携帯表示機器の一例である携帯電話等において、電子メールの作成時に入力される文字列を予測し、当該予測した文字列を入力文字とともに変換候補として画面の一部に表示する機能が知られている。
例えば、文字入力時に変換候補を表示部の所定の領域に表示し、当該所定の表示領域に表示された変換候補の中から一の変換候補の選択を促し、ユーザの入力を待って変換候補を確定する文字入力装置(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
また、お年寄り等、小さい文字の認識が困難なユーザのために、表示文字を大きな文字サイズに変更することにより表示文字を認識しやすいように制御可能な携帯電話も従来から知られている。
特開2006−209558号公報
しかし、このように、文字サイズを大きくした場合、文字サイズが大きくされた表示文字の視認性は向上するが、1画面に表示される情報量が減少するという問題が発生するため、上記した特許文献1に開示された技術の場合においては、文字入力中に表示される変換候補の表示領域に表示できる候補の数が文字サイズを大きくしない場合に比べて減ってしまう。つまり、変換候補が選択しづらくなり、使い勝手が低下するという問題が発生する。
本発明は、視認性向上のために文字サイズを大きくした場合にも、使い勝手の維持向上をはかった携帯表示機器および表示方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の第1の観点の携帯表示機器は、操作部と、第1表示領域と前記第1表示領域とは異なる第2表示領域とを有する表示部と、前記操作部に対する操作に応じて入力される入力文字を前記表示部の第1表示領域に表示するとともに、前記入力文字の複数の変換候補を前記表示部の第2表示領域に表示する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1表示領域に表示される入力文字を前記第2表示領域に表示される前記入力文字の複数の変換候補の文字サイズよりも大きい第1の文字サイズで表示する第1のモードと、前記入力文字を前記第1の文字サイズよりも小さい第2の文字サイズで表示する第2のモードとを設定可能に構成され、前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して前記表示部に表示する。
また、本発明の携帯表示機器において、前記制御部は、前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を前記第1の文字サイズまで拡大して前期表示部に表示するように構成してもよい。
また、本発明の携帯表示機器において、前記制御部は、前記選択された一の変換候補を前記表示部の第2表示領域に拡大して表示するように構成してもよい。
また、本発明の携帯表示機器において、前記制御部は、前記拡大して表示された一の変換候補を前記表示部の第2表示領域に表示するのに必要な表示領域があらかじめ定められた表示領域を超える場合に、前記拡大して表示された一の変換候補を前記表示部に表示するのに必要な表示領域の範囲内でスクロール表示するように構成してもよい。
本発明の第2の観点の入力文字の変換方法は、操作に応じて入力される入力文字を第1表示領域に表示するとともに、前記入力文字の複数の変換候補を前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に表示し、前記第1表示領域に表示される入力文字を前記第2表示領域に表示される前記入力文字の複数の変換候補の文字のサイズよりも大きい第1の文字サイズで表示する第1のモードと、前記入力文字を前記第1の文字サイズよりも小さい文字サイズで表示する第2のモードとのいずれかを設定し、前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して前記第2表示領域に表示する。
本発明によれば、視認性向上のために文字サイズを大きくした場合にも、使い勝手の維持向上をはかった携帯表示機器および携帯表示機器における制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、文字入力装置としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態における外観斜視図を示す。
図1に示すように、携帯電話機1は、筐体としての操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開聞可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筺体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。ここで、閉状態とは、両筐体が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両箇体が互いに重ならないように配置された状態をいう。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作部としての操作キー群12と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクロフォンとしての音声入力部15とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群12は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー12aと、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー12bと、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー12cとにより構成される。操作キー群12を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部15は、操作部側筺体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部15は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筺体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、外面がフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3bには、各種情報を表示するための表示部16と、通話の相手側の音声を出力するレシー
バとしての音声出力部14とが露出するように配置される。ここで、表示部16は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
図2は、本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の構成例を示すブロック図である。ここでは、携帯表示機器として携帯電話機1が例示されている。
図2に示されるように、携帯電話機1は、通信部11と、操作部12と、音声処理部13と、スピーカ14と、マイクロフォン15と、表示部16と、記憶部17と、制御部18と、を有して構成される。
通信部11は、アンテナを介して複数の通信システムを捕捉し、例えば、CDMA2000 1x(以下、単に1xという)やEVDOの通信プロトコルにしたがい、不図示の移動通信網に接続される基地局を含む網側装置との間で無線通信を行う。
なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信と異なり、データ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
操作部12は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー(上下左右)、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられた操作釦を有している。
操作部12は、これらの操作釦がユーザによって操作された場合に、発信する信号をユーザの指示として制御部18に入力する。ここでは、操作部12は、送信メール作成時等の文字入力手段として機能する。
音声処理部13は、スピーカ14から出力される音声信号やマイクロフォン15において入力される音声信号の処理を行う。
すなわち、音声処理部13は、マイクロフォン15から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部18に出力する。
また、音声処理部13は、制御部18から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ14に出力する。
表示部16は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部18から供給される映像信号に応じた画像を表示する。
具体的には、表示部16は、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの他に、日付、時刻、電池残量といったピクト画像、更には待受け画像等を表示する。
表示部16はまた、送信メール作成時、操作部12による入力文字を表示する第1表示領域(以下、入力文字表示領域161という)と、後述する制御部18による入力文字の変換により生成される変換候補を表示する第2表示領域(以下、変換候補表示領域162という)に領域分けされる。
記憶部17は、制御部18における処理に利用される各種のデータ、例えば、制御部18が実行するアプリケーションプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを記憶する。
記憶部17には、更に、入力文字を変換する際に参照される変換辞書171が格納される他、直近の使用履歴に基づいて動的に更新可能に構成される表示優先度リスト(以下、MRU172という)、および、上記した入力文字表示領域161と変換候補表示領域162の2画面分の表示データがVRAM(Video RAM)領域173に割り付けられ、それぞれ格納される。上記した変換辞書171、MRU172、VRAM領域173は、後述する図3に示されている。
なお、上記した記憶部17は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(フラッシュメモリ)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM、DRAM)等によって構成される。
制御部18は、携帯電話の全体的な動作を統括的に制御する。
すなわち、制御部18は、携帯電話の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧などの制御)が操作部12の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(通信部11における信号の送受信、音声処理部13における音声の入出力、表示部16における画像の描画、表示など)を制御する。
制御部18はまた、記憶部17に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
すなわち、制御部18は、記憶部17に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
制御部18はまた、入力文字表示領域161(第1表示領域)に表示される入力文字を変換候補表示領域162(第2表示領域)に表示される入力文字の複数の変換候補の文字サイズよりも大きい第1の文字サイズで拡大表示する拡大モード(第1のモード)と、当該入力文字を第1の文字サイズよりも小さい第2の文字サイズで表示する拡大抑制モード(第2のモード)とを設定可能に構成され、拡大モードが設定された場合、複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して表示部16の変換候補表示領域162に表示する。なお、ここでの拡大モードは、入力文字を第1の文字サイズで表示することにより入力文字の視認性を向上しつつ、入力文字の複数の変換候補を第2の文字サイズで表示することにより、変換候補表示領域162に表示可能な変換候補の数もある程度確保することを意図して設定されるモードである。また、第2の文字サイズは、複数の変換候補の文字サイズよりも大きい文字サイズでも小さい文字サイズでも同一の文字サイズでもよい。
このため、制御部18は、図3にその構成が機能展開され示されているように、入力文字取得部181と、変換候補生成部182と、描画・表示制御部183と、表示モード設定部184と、拡大文字数判定部185と、を有して構成される。
入力文字取得部181は、ユーザが操作部12を文字入力操作することにより入力される入力文字を取り込んで変換候補生成部182へ供給する。
変換候補生成部182は、入力文字取得部181により取り込まれた入力文字に基づき、記憶部17に格納された変換辞書171を参照して複数の変換候補を取得するとともに、取得された変換候補毎に、MRU172を参照し、描画・表示制御部183を介して表示部16の変換候補表示領域162に定義された優先順にしたがい複数の変換候補を表示する。
描画・表示制御部183は、入力文字取得部181により取り込まれた入力文字、および変換候補生成部182により生成される複数の変換候補を入力文字表示領域161と変換候補表示領域162のそれぞれに表示可能なように表示部16を2画面分割して記憶部17のVRAM領域173に描画する(書き込む)。また、表示部16を構成する表示デバイスの表示タイミングに同期して読み出して表示部16に表示する。
表示モード設定部184は、操作部12による設定操作に基づき、拡大モードと、拡大抑制モードのいずれかの設定管理を行い、ここで設定された拡大モード、あるいは拡大抑制モードにしたがい、描画・表示制御部183による描画処理をコントロールする。
描画・表示制御部183は、表示モード設定部184にて拡大モードが設定された場合、操作部12により複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を表示部16の変換候補表示領域162に拡大表示する。この場合、当該選択された一の変換候補を表示部16の入力文字表示領域161に表示される入力文字と同じサイズである第1の文字サイズで変換候補表示領域162に拡大表示してもよい。
拡大文字数判定部185は、表示モード設定部184で拡大モードが設定された場合にその動作が有効となる。
すなわち、拡大文字数判定部185は、入力文字の変換により生成される変換候補を拡大して表示部16の変換候補表示領域162に表示するのに必要な表示領域があらかじめ定められた表示領域を超えるか否かを判定するために定義される拡大文字表示閾値を管理している。
ここで、拡大文字数判定部185は、選択された変換候補毎にその変換候補が有する文字数と拡大文字表示閾値とを比較し、その結果に基づいて描画・表示制御部183によるスクロールを制御している。ここでは拡大文字表示閾値として、例えば、8文字を想定している。
描画・表示制御部183は、拡大文字数判定部185にて、拡大表示された一の変換候補を表示部16の変換候補表示領域162に表示するのに必要な表示領域があらかじめ定められた表示領域を超えると判定された場合に、拡大表示された一の変換候補を表示部16の変換候補表示領域162に表示するのに必要な表示領域の範囲内でスクロール表示する。
なお、上記したブロック181〜185が有する機能は、記憶部17に記憶されるそれぞれのプログラムを制御部18で実行することにより達成されるものであって、制御部18内において実体的に他のブロックと区分され内蔵されるもののみを指すのではなく、あくまで説明の簡略化のために各処理部を分けて表現したものである。
図4は、本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の動作を示すフローチャートである。以下、図4に示すフローチャートに関連付けて図2、図3に示す本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の動作について詳細に説明する。
携帯電話1による送信メール作成時、ユーザが操作部12に割り付けられた文字キーを操作する文字入力操作を行うことにより文字入力が行われる(ステップS301“Yes”)。
これを受けて制御部18の入力文字取得部181は、キースキャン等により入力文字、あるいは入力文字列をキーコードに変換して取り込み(ステップS302)、描画・表示制御部183へ供給して表示部16の入力文字表示領域161へ表示するとともに、変換候補生成部182へ供給する(ステップS303)。
一方、文字入力が無い場合(ステップS301“No”)には、入力文字取得部181は、制御部18は、文字入力があるまで待機する。
変換候補生成部182は、取り込まれたキーコードに基づき、記憶部17に格納されてある変換辞書171を参照し、例えば、仮名漢字変換による変換候補を生成して描画・表示制御部183へ供給し(ステップS304)、描画・表示制御部183は、この変換候補を表示部16の変換候補表示領域162へ表示する(ステップS305)。
ここで、変換候補が複数存在する場合、変換候補生成部182は、更に、記憶部17に格納されたMRU172を参照し、過去の使用履歴に基づき動的に更新される表示優先度順にしたがいその変換候補を出力する。
なお、ここで最優先に出力される変換候補は、直近にユーザにより選択された変換候補である。
次に、上記したように複数の変換候補が表示部16の変換候補表示領域162に表示された状態において、ユーザが操作部12を操作することにより一の変換候補が選択されたとする(ステップS306“Yes”)。
このとき、表示モード設定部184により、拡大モードが設定されていた場合(ステップS307“Yes”)、描画・表示制御部183は、例えば、図5(a)(b)(c)にその表示画面構成の一例が示されるように、選択された変換候補を拡大して吹き出し枠によりポップアップ表示する(ステップS308)。
このように、複数の変換候補の中から一の変換候補が選択された場合、当該一の変換候補が拡大表示されるため、表示部16の変換候補表示領域162に表示可能な変換候補の表示数を減らすことなく、選択された変換候補の視認性を向上させることができる。
また、拡大文字数判定部185では上記したように拡大文字表示閾値を管理しており、ここで、選択された変換候補毎に、その変換候補が有する文字数と拡大文字表示閾値とを比較する。
変換候補を構成する文字数が拡大文字表示閾値を超えると判定された場合、描画・表示制御部183は、例えば、図6(a)(b)(c)の表示画面構成例に示されるように、吹き出し枠内において拡大された変換候補のスクロール表示を行ってもよい(ステップS308)。
図6に示す例では、選択された変換候補「雨がしとしと降る」は、拡大文字表示閾値である8と等しいため、選択された変換候補が拡大される他に、スクロール表示により一層強調表示され、このため、選択された変換候補の視認性を向上させることができる。
一方、表示モード設定部184により、拡大抑制モードが設定されていた場合(ステップS307“抑制”)、描画・表示制御部183は、複数の変換候補の中から一の変換候補が選択された場合であっても、拡大モードのときのように拡大表示はしないでその一の変換候補を表示する(ステップS309)。
なお、上記した拡大文字によるポップアップ表示、あるいはスクロール表示は、描画・表示制御部183が、記憶部17のVRAM領域173に描画される2画面(入力文字表示領域161および変換候補表示領域162)の表示データを逐一更新することにより実現される。
図7〜図9は、本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の更に他の例を示す図である。
図7(a)(b)(c)に示す表示画面構成例は、変換候補表示領域162に表示された複数の変換候補は通常の文字サイズで表示され、変換候補のカーソルが位置する箇所のみ吹き出し枠内に拡大表示された例である。
また、図8(a)(b)(c)に示す表示画面構成例は、選択された変換候補が入力文字表示領域161にポップアップして拡大表示された例である。
更に、図9(a)(b)(c)に示す表示画面構成例は、変換候補表示領域162に表示される複数の変換候補は通常の文字サイズで表示され、入力文字表示領域161に表示される入力文字が拡大表示されて入力中の文字が変換候補に直接書き換わって表示される例である。上記の各表示形態は、ユーザが操作部12を操作することによって選択可能なように構成される。
以上説明のように本発明の実施の形態に係る携帯表示機器によれば、表示モード設定部184により拡大モード(第1のモード)が設定されている場合には、入力文字の視認性を維持しつつ、複数の変換候補の中から一の変換候補が選択された場合、当該一の変換候補が拡大表示されるため、表示部16の変換候補表示領域162に表示可能な変換候補の表示数を減らすことなく、選択された変換候補の視認性を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る携帯表示機器における制御方法は、例えば、図2において、操作部12と、表示部16と、操作部12による入力文字を表示部16の第1表示領域161に表示し、入力文字の複数の変換候補を表示部16の第2表示領域162に表示するとともに、第1表示領域161に表示される入力文字を第2表示領域162に表示される入力文字の変換候補より拡大表示する第1のモードと、第1のモードにおける拡大表示が抑制された第2のモードによる表示制御が実行可能な制御部18と、を備えた携帯表示機器(携帯電話1)における携帯表示機器における制御方法であって、例えば、図4のフローチャートにおいて、操作部12による入力文字を取り込み表示部16の第1表示領域に表示する第1のステップ(S301〜S303)と、入力文字を変換して複数の変換候補を生成し表示部16の第2表示領域に表示する第2のステップ(S304、S305)と、第1のモードが設定された場合、複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を表示部16の第2表示領域に拡大表示する第3のステップ(S306〜S308)と、を有するものである。
本発明の実施の形態に係る携帯表示機器における制御方法によれば、拡大モード(第1のモード)が設定されている場合に、入力文字は複数の変換候補の文字サイズよりも大きい第1の文字サイズで表示されるため入力文字の視認性が向上されつつ、複数の変換候補の中から一の変換候補が選択された場合に当該一の変換候補が拡大表示されるため、入力文字が表示される文字サイズは、拡大抑制モードに比して他の変換候補の表示に影響を与えることなく、使い勝手の維持向上がはかられる。
特に、携帯電話に、メニュー表示や機能設定を制限し、あるいは機能設定値を変更する等して、お年寄りや子供にとっての使い勝手の向上を意図して設定される機能(「かんたんモード」)が搭載されていた場合、「かんたんモード」に設定されるのに伴って第1のモードに設定されるように構成してもよい。これにより、「かんたんモード」に設定されるだけでお年寄りや子供にとって使い勝手がよく、かつ、表示部16に表示される文字の視認性が向上する携帯電話が好適に提供されることとなる。
上記した機能は、ユーザの利用スタイルに依存したモード切り替えに限らず、文字入力中のサブメニューを用いて変更してもよい。
また、ユーザの利用スタイルに応じた特定のモードを検知したときに上記の機能を有効とし、このとき、特定モード用の辞書を記憶部17に保持して活用してもよい。例えば、特定のモードである「バイリンガルモード」においては英単語登録辞書を保持し、シンプル志向の「かんたんモード」においては、通常辞書、ユーザ登録辞書、ダウンロード等によりカスタマイズして登録した辞書を保持し、「キッズモード」においては辞書単語数が比較的少ない子供向け辞書を保持し、「パパママモード」においては通常自書やユーザ登録辞書を保持する等である。
なお、上記した本発明の実施の形態に係る携帯表示機器によれば、携帯表示機器として携帯電話1のみ例示したが、同様の構成を有する、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、や電子手帳、ゲーム機、あるいはノートPC等に搭載される場合も同様に適用が可能である。
また、図3に示す制御部18が有する機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。例えば、入力文字取得部181、変換候補生成部182、描画・表示制御部183、表示モード設定部184、拡大文字数判定部185におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る携帯電話機の基本構造の一例を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器が有する制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の更に他の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の更に他の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯表示機器の表示画面構成の更に他の例を示す図である。
符号の説明
1…携帯電話(携帯表示機器)、2…操作部筐体、2a…フロントケース、2b…リアケース、3…表示部筐体、3a…フロントパネル、3b…フロントケース、3c…リアケース、3d…リアパネル、4…連結部、11…通信部、12…操作部(操作キー群)、12a…機能設定操作キー、12b…入力操作キー、12c…決定操作キー、13…音声処理部、14…スピーカ(音声出力部)、15…マイクロフォン(音声入力部)、16…表示部、17…記憶部、18…制御部、181…入力文字取得部、182…変換候補生成部、183…描画・表示制御部、184…表示モード設定部、185…拡大文字数判定部、161…入力文字表示領域、162…変換候補表示領域、171…変換辞書、172…表示優先度リスト、173…VRAM領域。

Claims (5)

  1. 操作部と、
    第1表示領域と前記第1表示領域とは異なる第2表示領域とを有する表示部と、
    前記操作部に対する操作に応じて入力される入力文字を前記表示部の第1表示領域に表示するとともに、前記入力文字の複数の変換候補を前記表示部の第2表示領域に表示する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1表示領域に表示される入力文字を前記第2表示領域に表示される前記入力文字の複数の変換候補の文字サイズよりも大きい第1の文字サイズで表示する第1のモードと、
    前記入力文字を前記第1の文字サイズよりも小さい第2の文字サイズで表示する第2のモードとを設定可能に構成され、前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする携帯表示機器。
  2. 前記制御部は、
    前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を前記第1の文字サイズまで拡大して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯表示機器。
  3. 前記制御部は、
    前記選択された一の変換候補を前記表示部の第2表示領域に拡大して表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯表示機器。
  4. 前記制御部は、
    前記拡大して表示された一の変換候補を前記表示部の第2表示領域に表示するのに必要な表示領域があらかじめ定められた表示領域を超える場合に、前記拡大して表示された一の変換候補を前記表示部に表示するのに必要な表示領域の範囲内でスクロール表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯表示機器。
  5. 操作に応じて入力される入力文字を第1表示領域に表示するとともに、前記入力文字の複数の変換候補を前記第1表示領域とは異なる第2表示領域に表示し、前記第1表示領域に表示される入力文字を前記第2表示領域に表示される前記入力文字の複数の変換候補の文字のサイズよりも大きい第1の文字サイズで表示する第1のモードと、前記入力文字を前記第1の文字サイズよりも小さい文字サイズで表示する第2のモードとのいずれかを設定し、前記第1のモードが設定された場合、前記複数の変換候補から一の変換候補が選択されると、当該選択された一の変換候補を拡大して前記第2表示領域に表示する
    ことを特徴とする携帯表示機器における制御方法。
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