JP2009046651A - Coke guide vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コークス炉のコークスケーキ押出し作業時において押出されるコークスケーキを消火車に案内するコークガイド車に関する。 The present invention relates to a coke guide wheel that guides a coke cake that is extruded during a coke cake extrusion operation of a coke oven to a fire extinguisher.
コークガイド車は、コークス炉から窯出しされる赤熱コークスを消火車に導くガイド機能を持った移動機械である。
図20は特許文献1に記載されたコークガイド車の説明図である。図20に基づいてコークガイド車及びコークス炉におけるコークスケーキ押出し作業について説明する。
一般に、コークス炉のコークスケーキ押出し作業は、図20に示すように、コークス炉51の消火車側に該炉列に沿って走行可能なコークガイド車52を設け、さらにその一段低い所に消火車53をコークガイド車52と並走可能に設け、これらと反対側に設けた押出し機(図示せず)によりコークス炉51の各窯51aごとに内部のコークスケーキを窯口51bから押出し、その押出されるコークスケーキを当該窯口51bに対向して停止したコークガイド車52のガイドケージ52aを介して消火車53に導入し、その消火車53で消火塔へ搬送するようにして行なう。
The coke guide car is a moving machine having a guide function for guiding red hot coke from the coke oven to the fire extinguisher.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a coke guide car described in
In general, as shown in FIG. 20, the coke cake extrusion operation of the coke oven is provided with a
このようなコークスケーキ押出し作業時には、コークス炉51からのコークスケーキ押出しや押出されたコークスケーキを消火車53に投入する際などに多量のガスや粉塵が発生する。そのため、発生するガスや粉塵を捕集して集塵処理するための設備が設けられている。
During such a coke cake extrusion operation, a large amount of gas or dust is generated when coke cake extrusion from the
このような集塵設備としては、大きく分けて2つの設備から構成される。その一方の設備は、コークガイド車52の走行軌条の上方にコークガイド車52の走行方向に沿って長く亘って設けられた集塵ダクト54と、この集塵ダクト54の末端側に地上設置した吸引ブロワ付き集塵機(図示せず)とを備えてなるものである。集塵ダクト54の下面部にはこの長手方向に一定の間隔で(各炭化室に対応して)それぞれ常閉式開閉ダンパー(図示せず)付き接続口55が多数設けられている。
Such a dust collection facility is roughly composed of two facilities. One of the facilities is a
もう一方の集塵設備は、コークガイド車側に設けられるものであり、コークガイド車52から消火車53の上方まで張り出したコークガイド車52と一体的に設けられた大きな集塵フード56である。この集塵フード56の上部には伸縮可能な内外二重管構造の接続ダクト57が突設されており、固定内筒57aに対して進退移動可能な可動外筒57bが油圧シリンダ等の駆動機構58により上方に進出せしめられることで、この上端が集塵ダクト54の接続口55に当接する。その当接後に該接続口55の常閉式開閉ダンパーが別の駆動装置(図示せず)により開けられるようになっている。
The other dust collecting equipment is provided on the side of the cork guide wheel, and is a large
上記のように構成されたコークス炉集塵設備においては、コークス炉51のコークスケーキ押出し作業時にコークガイド車52から消火車上付近に発生する多量の粉塵を集塵フード56で捕集して接続ダクト57から集塵ダクト54を介して集塵機に吸引して集塵するようにしている。
しかしながら、特許文献1に示したコークガイド車52は集塵フード56がコークガイド車52に一体的に設けられているために、以下に示すような問題がある。この問題はコークスケーキ押出し作業時におけるコークガイド車52の動作に関連するため、まずコークスケーキ押出し作業時におけるコークガイド車52の動作を説明する。
However, the
コークスケーキ押出し作業に伴う主なコークガイド車52の動作は、コークガイド車52を炉団方向に移動させ、コークスケーキ押出しを行なう窯51aの位置で停止させ、炉蓋61を取り外し、コークスケーキ押出しを行い、コークスケーキ押出し完了後に炉蓋61を装着するというものである。
このような動作をするために、コークガイド車52は、炉蓋61を取りはずして保持すると共に窯口51bに装着する機能を有する蓋着脱装置63と、押出されるコークスケーキを消火車53にガイドする格子装置65を有しており、装置の機能上これらの装置はコークガイド車52の移動方向に前後して配置されている(図21参照)。
The operation of the main
In order to perform such an operation, the
図21はコークガイド車52における上述した一連の動作を説明するための説明図であり、コークス炉51とコークガイド車52を平面視した状態を模式的に示した図である。図21において、(a)〜(c)は動作の流れの順に主な動作状態を示している。
以下、図21に基づいてコークスケーキ押出し作業時のコークガイド車52の動作を説明する。
FIG. 21 is an explanatory diagram for explaining the series of operations described above in the
Hereinafter, the operation of the
コークガイド車52を走行させて所定の窯51aの炉心に合致させて停止する。蓋着脱装置63を炉側に前進させて炉蓋61をリフト支持した後、後進させてさらに旋回させる(図21(a)参照)。この状態で、コークガイド車52を軌道に沿って移動させて格子装置65を炉蓋61が取り外された窯口51bに対して位置合わせする。格子装置65を窯口51bに向かって前進して位置固定する。この状態でコークスケーキ66の押出し作業を行う(図21(b)参照)。作業終了後に格子装置65を後進させる。その後、窯口51bの清掃等を行い、再びコークガイド車52を軌道に沿って移動させて蓋着脱装置63を窯口51bに位置合わせした後、窯口51bに向かって旋回させ、さらに前進させて炉蓋61を装着する(図21(c)参照)。
The
このように、コークスケーキ押出し作業に際して、まずコークガイド車52を蓋取り位置に停止し、その後コークスケーキ押出し位置に移動し、再び蓋取り位置と同じ位置である蓋装着位置に移動するという2回の移動が必要である。このため、コークガイド車52を蓋取り位置に移動した時点で集塵フード56と集塵ダクト54を接続ダクト57を介して連結すると、集塵フード56がコークガイド車52に一体的に設けられているため、以後の移動ができなくなる。移動をするためには、接続ダクト57と集塵ダクト54の連結を一旦切り離す必要があり、具体的には以下のように行なう。
As described above, in the coke cake extrusion operation, the
まず、コークガイド車52を蓋取り位置に移動した時点で集塵フード56と集塵ダクト54を連結し、蓋取りが終わると集塵フード56と集塵ダクト54の連結を切り離し、コークスケーキ押出し位置に移動したときに再び集塵フード56と集塵ダクト54を連結する。そして、コークスケーキ押出が終了した時点で集塵フード56と集塵ダクト54の連結を切り離す。
First, when the
このように、従来のコークガイド車52ではコークスケーキ押出しに関連する一連の作業工程において、集塵フード56と集塵ダクト54の連結及び切離しを繰り返さなければならなく、装置の操作作業が煩雑となり、作業のサイクルタイムが延びてしまうという問題がある。しかも、コークスケーキ押出しに関する一連の作業途中で集塵フード56と集塵ダクト54の連結を切離すため、切離しているときには集塵が十分に行なえないという問題もある。
なお、蓋取り作業前に連結して蓋取り作業後にすぐ連結を切り離すというのでは、作業が煩雑であるため、集塵フード56と集塵ダクト54の連結は、コークガイド車52をコークスケーキ押出し位置に移動したときのみ行うという運用も考えられるが、そのようにすると炉蓋取時に多量に発生するガスや粉塵の集塵が不十分になり、環境が悪化するという問題がある。
Thus, in the conventional
Note that the connection before the lid removal operation and the disconnection immediately after the lid removal operation are complicated, and therefore the connection between the
特許文献1に示されたコークガイド車52は、図20に示されるように、集塵フード56を片持ち支持するタイプのものである。コークガイド車にはこのように集塵フードを片持ち支持するものの他集塵フードの先端部を車輪で支持するタイプのものもあるが、このようなタイプのものであっても集塵フードがコークガイド車に一体に設けられている限り上述したような問題点を有していることは言うまでもない。
The
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、作業のサイクルタイムを延ばすことなく、コークスケーキ押出し作業の全工程に亘って確実な集塵ができるコークガイド車を提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a coke guide car that can reliably collect dust over the entire process of coke cake extrusion without extending the cycle time of the work. It is said.
(1)本発明に係るコークガイド車は、軌道上を移動してコークス炉から押し出されるコークスケーキを消火車にガイドすると共にコークスケーキ押し出しに伴って発生するガスや粉塵を前記軌道の上方に設けられた集塵ダクトに吸引させる集塵機能を有するコークガイド車であって、自走可能なガイド車本体と、該ガイド車本体に対して炉団方向に相対移動可能に設置された集塵フードと、該集塵フードに設けられて前記集塵ダクトに接続可能な接続手段と、前記集塵フードを前記ガイド車本体と連結したり切り離したりする連結手段とを備えたことを特徴とするものである。 (1) A coke guide car according to the present invention guides coke cake pushed out of a coke oven by moving on a track to a fire extinguisher and is provided with gas and dust generated along with the coke cake extrusion above the track. A cork guide car having a dust collecting function to be sucked into the collected dust collecting duct, a self-propelled guide car body, and a dust collecting hood installed to be movable relative to the guide car body in the direction of the furnace group; A connecting means provided on the dust collecting hood and connectable to the dust collecting duct; and a connecting means for connecting or disconnecting the dust collecting hood with the guide vehicle body. is there.
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、集塵フードは、ガイド車本体の側方に設けられて下方が開口するフード部と、フード部の上部側に設けられて集塵フードをガイド車本体に支持させる支持部とを備え、集塵フードは該支持部において前記ガイド車本体に支持された状態で相対移動するようになっていることを特徴とするものである。 (2) Further, in the above-described item (1), the dust collection hood is provided on the side of the guide wheel main body and opened downward, and the dust collection hood is provided on the upper side of the hood section. And a support portion that supports the main body of the guide wheel, and the dust collection hood is adapted to move relative to the support portion while being supported by the guide wheel body.
(3)また、上記(2)に記載のものにおいて、フード部に集塵フードの下部側を支持する下部側支持部を設け、該下部側支持部がレール上を走行する車輪であることを特徴とするものである。 (3) Further, in the above-described (2), the hood portion is provided with a lower side support portion that supports the lower side of the dust collecting hood, and the lower side support portion is a wheel that travels on the rail. It is a feature.
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のものにおいて、集塵フードの接続手段を集塵ダクトに連結した状態で集塵フードが移動しないようにその位置を固定するための位置固定手段を設けたことを特徴とするものである。 (4) Moreover, in the thing in any one of said (1)-(3), the position is fixed so that a dust collection hood may not move in the state which connected the connection means of the dust collection hood to the dust collection duct. For this purpose, a position fixing means is provided.
(5)また、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のものにおいて、連結手段は、集塵フードとコークガイド車本体との相対位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段によって位置検出がされたときに集塵フードとコークガイド車本体とを連結する駆動手段とを備えたことを特徴とするものである。 (5) Moreover, in the thing in any one of said (1)-(4), a connection means is a position detection means to detect the relative position of a dust collection hood and a coke guide vehicle main body, and a position detection means. A drive means for connecting the dust collecting hood and the cork guide wheel main body when the position is detected is provided.
(6)また、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のものにおいて、ガイド車本体から集塵フード配置側に延出する延出部を有する落骸搬送用のコンベヤを有し、集塵フードが前記ガイド車本体に対して炉団方向に相対移動したときに、前記コンベヤと集塵フードが干渉するのを防止する干渉防止機構を設けたものであって、該干渉防止機構は、前記集塵フードにおける前記コンベヤとの干渉部位に設けられて集塵フードの内側に向かって回動する扉と、前記集塵フードが前記ガイド車本体に対して相対移動したときに前記扉を回動させる扉回動機構とを備えたことを特徴とするものである。 (6) Moreover, in the thing in any one of said (1)-(5), it has the conveyor for a debris conveyance which has an extension part extended from the guide vehicle main body to the dust collection hood arrangement | positioning side, An interference prevention mechanism for preventing the conveyor and the dust collection hood from interfering with each other when the dust collection hood moves relative to the guide car body in the furnace group direction. A door that is provided at a portion of the dust collection hood that interferes with the conveyor and rotates toward the inside of the dust collection hood; and the door when the dust collection hood moves relative to the guide vehicle body. And a door turning mechanism for turning.
(7)また、上記(6)に記載の扉回動機構は、一端が扉に回動可能に連結され、他端がコンベヤに回動可能に連結されたリンク部材を備えてなることを特徴とするものである。 (7) In addition, the door rotation mechanism according to (6) includes a link member having one end rotatably connected to the door and the other end rotatably connected to the conveyor. It is what.
本発明においては、集塵フードをガイド車本体に対して相対移動可能に設置するようにしたので、集塵フードを集塵ダクトに連結した後は集塵フードとガイド車本体を相対移動可能な状態にすることで、集塵フードを集塵ダクトに連結した状態でガイド車本体を軌条に沿って移動できるので、作業のサイクルタイムを延ばすことなくコークスケーキ押出し作業の全工程に亘って確実に集塵ができる。 In the present invention, since the dust collection hood is installed so as to be relatively movable with respect to the guide car body, the dust collection hood and the guide car body can be relatively moved after the dust collection hood is connected to the dust collection duct. By setting the state, the guide car body can be moved along the rail while the dust collection hood is connected to the dust collection duct, so the entire process of coke cake extrusion can be reliably performed without extending the cycle time of the work. Can collect dust.
[実施の形態1]
図1は本発明の一実施の形態に係るコークガイド車を説明する説明図であり、コークガイド車をコークガイド車が走行する軌条に対して直角方向から見た状態を示している。
また、図2はコークガイド車を平面視した状態を示しており、図3は図2における矢視A−A図である。
[Embodiment 1]
FIG. 1 is an explanatory diagram for explaining a coke guide car according to an embodiment of the present invention, and shows a state in which the coke guide car is viewed from a direction perpendicular to a rail on which the coke guide car runs.
FIG. 2 shows the coke guide wheel in plan view, and FIG. 3 is an AA view in FIG.
以下、図1〜図3に基づいて本実施の形態に係るコークガイド車の説明をする。
本実施の形態に係るコークガイド車1は、第1軌道3上を移動してコークス炉から押し出されるコークスケーキを第2軌道5上の消火車7にガイドすると共にコークスケーキ押し出しに伴って発生するガスや粉塵を第1軌道3の上方に設けられた集塵ダクト9に吸引させる集塵機能を有するものであって、自走可能なガイド車本体11と、該ガイド車本体11に対して炉団方向に相対移動可能に設置された集塵フード13と、該集塵フード13に設けられて前記集塵ダクト9に接続可能な接続手段15と、前記集塵フード13をガイド車本体11と連結したり切り離したりする連結手段17とを備えている。
以下、各構成部分を詳細に説明する。
Hereinafter, the coke guide car according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
The
Hereinafter, each component will be described in detail.
<ガイド車本体>
ガイド車本体11は、全体形状が直方体に形成されており、下部に走行車輪19を備え、軌道上を自走可能に構成されている。ガイド車本体11の内部には、図示していないが前述したような蓋脱着装置、格子装置の他落骸装置などの種々の機器類が搭載されている。
ガイド車本体11の上面部の炉側端には、後述する集塵フード13の支持部25に設けた車輪32が走行するレール21が、ガイド車本体11の前後方向(炉団方向)に設けられている。
<Guide body>
The guide car
A
<集塵フード>
集塵フード13は、ガイド車本体11における消火車7側に配置されて下方に向かって開口するフード部23と、フード部23の上端側にフード部23に連続して設けられてガイド車本体11の上面にて支持される支持部25とを備えている。
フード部23におけるガイド車本体11と反対側の側部には、フード部23を支持する車輪31が設けられている。車輪31は第3軌道27に敷設されたレール29上を走行できるようになっている。また、フード部23における車輪31が設置されている近傍にはレール29をクランプして集塵フード13の移動を規制するクランプ装置32が設けられている。
<Dust collection hood>
The
A
集塵フード13における支持部25の炉側端部にはガイド車本体11上面に設けられたレール21上を走行する車輪32が設けられている。
このように、集塵フード13はフード部23に設けられた車輪31と支持部25に設けられた車輪32に支持され、ガイド車本体11に対して前後方向に相対移動可能になっている。
集塵フード13における支持部25には接続手段15が設けられており、この接続手段15は固定内筒15aと固定内筒15aに対して上下方向に移動可能な可動外筒15bから構成されている。可動外筒15bは図示しない駆動装置によって上下動して集塵ダクト9の接続口9aに着脱可能になっている。
As described above, the
The
なお、実際の集塵フード13は鉄骨などによって骨組みが組み立てられ、これにダクト状に形成した鋼板を設置して製作されるが、図1等においては骨組み部材を省略している。
Note that the actual
<連結手段>
連結手段17は、集塵フード13をガイド車本体11と共に移動させるために両者を連結したり、連結を切離してガイド車本体11と集塵フード13を分離させたりする機能を有している。
連結手段17は、図2に示すように、この例ではガイド車本体11の上面に集塵フード13の支持部25を前後方向(炉団方向)から挟むように2対設けられている。
連結手段17は、図3に示すように、支持部25の前後端部を外側から挟むようにすることによって集塵フード13を拘束することにより、連結動作をしているときには集塵フード13がガイド車本体11に対して前後いずれの方向へも移動できないようにしている。
<Connecting means>
The connecting means 17 has a function of connecting the
As shown in FIG. 2, two pairs of connecting
As shown in FIG. 3, the connecting
図4は、図3における丸で囲んだA部の拡大図である。図4に基づいて連結手段17の詳細を説明する。
連結手段17は、前後方向に伸縮するシリンダロッド33を備えた油圧シリンダ35と、シリンダロッド33の伸縮に伴って回動する回動部材37からなる。油圧シリンダ35はその後端部がガイド車本体11側にピン結合され、後端部のピンを軸に回動可能に設置されている。
回動部材37は第1腕39と回動軸41と第2腕43を有している。第1腕39の一端にシリンダロッド33の先端が連結され、シリンダロッド33の伸縮に伴って第1腕39が回動軸41を中心に回動する。これに伴い第2腕43が回動して第2腕43に設けられた当接板45が支持部25の前後面に当接したり離れたりする。図4に示すように、シリンダロッド33を伸長したときに当接板45が支持部25の前後壁に当接し、シリンダロッド33を縮めたときに図中2点鎖線で示すように、当接板45が支持部25の壁から離れて集塵フード13が移動可能になる。
FIG. 4 is an enlarged view of a portion A surrounded by a circle in FIG. The detail of the connection means 17 is demonstrated based on FIG.
The connecting means 17 includes a
The rotating
なお、連結手段17の油圧シリンダ35を駆動して集塵フード13とガイド車本体11を連結するときには、集塵フード13がガイド車本体11に対して所定の位置にあることが必要とされる。そこで、集塵フード13とガイド車本体11の相対位置を検出する位置検出器を設け、油圧シリンダ35を位置検出器の位置検出信号に基づいて駆動するようにしている。
When the
<動作説明>
図5は本実施の形態の動作を説明する動作説明図である。図5に基づいて本実施の形態の動作を説明する。
連結手段17によって集塵フード13とガイド車本体11を連結させた状態でコークガイド車1を走行させ、窯出しを行なう窯の炉心に蓋着脱装置の位置を合致させて停止する。
この状態で接続手段15を集塵ダクト9の接続口9aに接続する。そして、フード部23に設けられているクランプ装置32を駆動してレール29をクランプする。さらに、連結手段17の油圧シリンダ35を駆動して連結手段17の当接板45を集塵フード13の支持部25から外す(図5(a)参照)。この状態では、集塵フード13とガイド車本体11は連結が完全に切り離された状態になり、両者は相対移動ができる状態になっている。
<Description of operation>
FIG. 5 is an operation explanatory diagram for explaining the operation of the present embodiment. The operation of the present embodiment will be described based on FIG.
The
In this state, the connection means 15 is connected to the
この状態で、蓋着脱装置を炉側に前進させて炉蓋を取り外し、取り外した蓋をリフト支持した状態で後進させてさらに旋回させる。そして、ガイド車本体11を図5(b)に示すように図中左方向へ移動させて格子装置を炉蓋が取り外された窯口に対して位置合わせする。このガイド車本体11の移動に際して、集塵フード13はガイド車本体11から切り離されており、しかもフード部23の下部に設けたクランプ装置32がレール29をクランプしているので、ガイド車本体11の移動につられて移動することがない。したがって、ガイド車本体11の移動に関わらず接続手段15を介して集塵を行なうことができる。
In this state, the lid attaching / detaching device is advanced to the furnace side to remove the furnace lid, and the removed lid is moved backward while being lift-supported to be further swung. Then, as shown in FIG. 5B, the guide wheel
格子装置の位置合わせができると、格子装置を窯口に向かった前進して位置固定される。この状態でコークスケーキの押出し作業を行い、作業終了後に格子装置を後進させる。その後、窯口の清掃等を行い、再びガイド車本体11を移動させて蓋着脱装置を窯口に位置合わせした後、窯口に向かって旋回させ、さらに前進させて炉蓋を装着する。
炉蓋が装着されると、位置検出器の位置検出信号に基づいてガイド車本体11と集塵フード13の位置が所定の位置にあることを確認し、確認されると連結手段17の油圧シリンダ35を駆動して、図5(c)に示すように当接板45を集塵フード13の支持部25に当接させると共にフード部23のクランプ装置32によるレール29のクランプを解除する。これによって、集塵フード13とガイド車本体11とは連結されて、両者が一体となって移動可能になる。
この状態で、接続手段15を接続口9aから外し、次に窯出しを行なう窯の位置まで移動する。以後は同様の動作を繰り返す。
When the lattice device can be aligned, the lattice device is moved forward toward the kiln and fixed. In this state, the coke cake is pushed out and the lattice device is moved backward after the work is finished. Then, after cleaning the kiln and moving the
When the furnace lid is mounted, it is confirmed that the positions of the guide wheel
In this state, the connection means 15 is removed from the
以上のように、本実施の形態によれば、集塵フード13をガイド車本体11と連結したり切り離したりできるようにしたので、集塵フード13はコークガイド車1の最初の位置において集塵ダクト9と連結することができ、その後作業中に連結を切離す必要がないので、作業のサイクルタイムを延ばすことなくコークスケーキ押出しに伴う作業中継続して集塵を行なうことができる。
また、本実施の形態ではフード部23の下部にクランプ装置32を設け、集塵フード13の位置を固定するようにしたので、集塵フード13とガイド車本体11を切り離した後、ガイド車本体11を移動させるときに集塵フード13がつられて動くことがない。
As described above, according to the present embodiment, since the
Further, in the present embodiment, the
さらに、本実施の形態では、集塵フード側は何らの駆動手段を必要とせず、構造がシンプルである。
また、コークガイド車の全長(炉団方向の長さ)は図2に示されるように従来型のものより大型になることはないので、従来のコークガイド車が走行している設備にそのまま代替して設置できる。
Furthermore, in this embodiment, the dust collecting hood side does not require any driving means, and the structure is simple.
Also, as shown in Fig. 2, the overall length of the coke guide car (length in the furnace group direction) will not be larger than that of the conventional type, so it can be replaced directly with the equipment where the conventional coke guide car is running. Can be installed.
なお、上記の実施の形態においては、集塵フード13とガイド車本体11の連結及び切離しを行なう連結手段の例として、集塵フード13の支持部25の前後を外側から挟むようにしたものを挙げたが、連結手段の態様はこれに限られるものではない。要するに集塵フード13とガイド車本体11を連結したり連結を切り離したりできるものであればよい。例えば、ガイド車本体11側に設けたピンを集塵フード13の支持部25に設けた挿通孔に挿通するようにしてもよい。つまり、ガイド車本体11側または集塵フード13側に係合部を設け、係合部を設けたのと違う側に係合部に係止する係止部を設け、係合部と係止部とが係脱可能になっていればよい。そして、係合部が係止した状態でガイド車本体11を移動したときに集塵フード13が一緒に移動できればよい。つまり、連結手段はこのような機能を有するものを含む趣旨である。
In the above embodiment, as an example of a connecting means for connecting and disconnecting the
なお、上記の説明では詳しく述べていないが、連結手段17の駆動、クランプ装置32の動作、接続手段15の動作等は位置検出器などの位置検出信号などに基づいて制御手段が自動制御するようにするのが好ましい。
Although not described in detail in the above description, the control means automatically controls the driving of the connecting
[実施の形態2]
図6は実施の形態2が解決する課題を説明する説明図であり、図1と同一部分には同一の符号を付してある。
図6に示すように、ガイド車本体11には窯出しの作業に伴って発生する落骸をガイド車本体11から搬送して消火車に排出するためのコンベヤ70が設けられている。このコンベヤ70はガイド車本体11の第1軌条71(コークス炉側の軌条)側において炉団方向に延び、その後消火車側に屈曲して、第2軌条72側(消火車側の軌条)においてガイド車本体11から外に突出し、さらに斜め上方に向けて延出している。そして、コンベヤ70の斜め上方に延出する部分は、集塵フード13の側部に隣接して配置されている。
そのため、ガイド車本体11が集塵フード13に対して相対移動したときに、コンベヤ70と集塵フード13の側部が干渉する危険がある。
[Embodiment 2]
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the problem to be solved by the second embodiment. The same reference numerals are given to the same parts as those in FIG.
As shown in FIG. 6, the guide car
Therefore, when the guide wheel
これを回避する方法としては、コンベヤ70の斜め上方に延出する部分と集塵フード13の距離を十分に離して、両者が最も近づいた場合でも干渉しないようにすることが考えられる。
しかしながら、そのようにすると、ガイド車本体11の炉団方向の長さが長くなってしまい、従来型のコークガイド車が走行している設備にそのまま適用できなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、ガイド車本体11の炉団方向の長さを長くすることなく、コンベヤ70と集塵フード13の干渉を防止できるようにしたものである。
As a method for avoiding this, it is conceivable that the portion extending obliquely upward of the
However, if it does in that way, the length of the guide car
Therefore, in the present embodiment, interference between the
図7、図8は本実施の形態の概要を説明する説明図である。本実施の形態においては、集塵フード13の形状を、上端部13aと下端部13bが炉団方向に広がり、上下方向の中間部13cにおける炉団方向の幅が狭くなるようにすると共に、集塵フード13がガイド車本体11に対して炉団方向に相対移動したときに、コンベヤ70と集塵フード13が干渉するのを防止する干渉防止機構73を設けたものである。
干渉防止機構73は、集塵フード13におけるコンベヤ70との干渉部位に設けられ、集塵フード13の内側に向かって回動可能な扉75(図7において斜線を付した部分)と、集塵フード13がガイド車本体11に対して相対移動したときに扉75を回動させるリンク部材77とを備えたものである。
図7はコンベヤ70と集塵フード13が離れた位置にある状態を示し、図8はコンベヤ70が集塵フード13に近づいた位置にある状態を示している。
図8に示すように、コンベヤ70が集塵フード13に近づいたときに、集塵フード13の側面に設けた扉75が内側に回動して、コンベヤ70が集塵フード13に干渉することなく集塵フード13内に収容される。
7 and 8 are explanatory diagrams for explaining the outline of the present embodiment. In the present embodiment, the shape of the
The
FIG. 7 shows a state where the
As shown in FIG. 8, when the
図9〜図12は干渉防止機構73を詳細に説明するための説明図であり、図9はコンベヤ70と集塵フード13が離れた位置にあって扉75が閉じた状態を示し、図10は図9における矢視B―B断面図を示している。また、図11はコンベヤ70と集塵フード13が近づいて扉75が開放し、コンベヤ70が集塵フード13内に収容された状態を示し、図12は図11における矢視C―C断面図を示している。
干渉防止機構73を構成する集塵フード13に設けた扉75は、図10、図12に示すように、一側端が集塵フード13の壁に対して回動可能に連結され、集塵フード13の内方に向けて約90度回動可能になっている。リンク部材77は、その一端が扉75の中央部に回転可能に連結され、他端がコンベヤ70の側部に回転可能に連結されている。
9 to 12 are explanatory views for explaining the
As shown in FIGS. 10 and 12, the
以上のように構成された本実施の形態の動作を、窯出しの動作を説明した図5を参照しながら、窯出しの動作と関連付けて説明する。図5(a)に示すように、窯出しを行なう窯の炉心に蓋着脱装置の位置を合致させてコークガイド車1を停止した状態では、集塵フード13がガイド車本体11の中央部に配置され、この状態でコンベヤ70と集塵フード13が最も近づいた状態となる。この状態では、図11、図12に示すように、扉75が集塵フード13内側に回動してコンベヤ70が集塵フード13の内側に収納された状態となる。
The operation of the present embodiment configured as described above will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 5 (a), in a state where the position of the lid attaching / detaching device is matched with the core of the kiln for starting the kiln and the
この状態で、前述したように、蓋着脱装置を炉側に前進させて炉蓋を取り外し、取り外した蓋をリフト支持した状態で後進させてさらに旋回させる。この炉蓋の取り外し動作中において発生する落骸はコンベヤ70によって搬送され、消火車に投下される。
この炉蓋取り外し時においては扉75が開放して集塵フード13下部側面が開放状態になっているが、炉蓋取り外し時においては集塵フード13の上部での窯口集塵が主体となる為、集塵フード13下部側面が開放状態になっていても吸引・集塵効果を何ら損なうものではない。
炉蓋が取り外されると、ガイド車本体11を図5(b)に示すように図中左方向へ移動させて格子装置の位置を、炉蓋が取り外された窯口に合わせる。ガイド車本体11が移動することにより、コンベヤ70が集塵フード13から離れるが、このとき、図9、図10に示すように、扉75がリンク部材77に引っ張られて回動して閉止し、集塵フード13の側面が閉じられる。
In this state, as described above, the lid attaching / detaching device is advanced to the furnace side to remove the furnace lid, and the removed lid is moved backward while being lift-supported to be further swung. The debris generated during the operation of removing the furnace lid is conveyed by the
When the furnace cover is removed, the
When the furnace lid is removed, the guide wheel
格子装置の位置合わせができると、格子装置を窯口に向かって前進して位置固定する。この状態でコークスケーキの押出し作業が行なわれるが、作業中に発生する落該はコンベヤ70によってガイド車本体11の外に搬送され、消火車に投下される。窯出しの際には最も粉塵が発生するが、このときには扉75が閉じられ、集塵フード13の側面が閉止した状態になっているので、集塵フード13による吸引効果が小さくなることなく、作業が行なわれる。
窯出し作業が終了すると、窯口の清掃等を行い、再びガイド車本体11を移動させて蓋着脱装置を窯口に位置合わせするが、このときは図11、図12に示すように、ガイド車本体11の移動に伴って扉75が開放されてコンベヤ70が集塵フード13内に収容されることになる。
When the alignment of the lattice device is completed, the lattice device is advanced toward the kiln opening to fix the position. In this state, the coke cake is pushed out. The drop generated during the work is conveyed out of the
When the kiln removal operation is completed, the kiln opening is cleaned and the
以上のように、本実施の形態においては、集塵フード13の側壁に扉75を設け、この扉75をコンベヤ70と集塵フード13の相対移動に連動させて開閉できるようにしたので、窯出しの作業経過に伴ってガイド車本体11と集塵フード13が相対移動して、コンベヤ70が集塵フード13に近づくような場合でも、コンベヤ70と集塵フード13の干渉が防止できる。しかも、扉75の開閉動作のための機構は簡易な構造であり、複雑なアクチュエータを必要としない為、アクチュエータ(制御系含む)の設備費用、保守管理等のメンテナンス費用も発生しないという効果もある。
また、本実施の形態においては、コークスケーキの押出し作業が行なわれる状態では、扉75が閉じられて集塵フード13の側面が閉止しているようにしたので、コークスケーキ押出し作業中における集塵フード13での集塵効果を低下させることがない。
As described above, in the present embodiment, the
In the present embodiment, when the coke cake is pushed out, the
[実施の形態3]
上記の実施の形態2に示した構造にすれば、コンベヤ70の幅が広くなったとしても、コンベヤ70と集塵フード13との干渉の心配がなくなる。そこで、炉前窯口で発生する落骸を確実に受け入れるためには、ガイド車本体11外に延出する部分のみならず炉団方向に延びる部分も含めてコンベヤ70の幅を広げることが好ましい。
ところが従来のガイド車本体11は、その骨組み構造に起因してガイド車本体11内にあって炉団方向に延びるコンベヤ70(図6参照)の幅を広くできない事情があった。
以下、この事情を説明する。
[Embodiment 3]
With the structure shown in the second embodiment, even if the width of the
However, the conventional guide wheel
Hereinafter, this situation will be described.
図13は従来のガイド車本体11の骨組構造の説明図、図14は図13の矢視D−D断面図、図15は図13の矢視E−E断面図である。以下、図13〜図15に基づいて従来のガイド車本体11の骨組み構造を説明する。
従来のガイド車本体11の骨組み構造は、第1軌条71(コークス炉側の軌条)部及び第2軌条72(消火車側の軌条)部共に走行車輪装置を備えたガイド車全長に亘るサドル79を有し、炉団方向の両側及び中央部の適当な位置において、最上部横梁81とサドル79とを繋ぐ複数の支柱83を立設し、中央部に立設した支柱83によって蓋着脱装置及び格子装置等の搭載装置を支持するようにしている。搭載装置は相当の重量があるので、これを支持する支柱83および支柱83を支持するサドル79には相応の大きさと強度が必要とされる。
FIG. 13 is an explanatory view of a conventional frame structure of the guide vehicle
The conventional frame structure of the guide vehicle
前述したように、ガイド車本体11下部における炉側には、炉蓋取時及びコークス押し出し時に炉前窯口で発生する落骸を受け入れて搬送する炉団方向に延びるコンベヤ70が設置される。ところが、第1軌条71側に位置するサドル79の幅が大きいため、コンベヤ70の設置スペースが制約され、コンベヤ70に必要なトラフ幅を持たせることが困難となり、幅狭のものになることが余儀なくされていた。そのため、受け入れなれなかった落骸がプラットホーム上に散乱するなど落骸処理に支障をきたしていたのである。
As described above, the
そこで、この実施の形態3においては、第1軌条71側のサドル79によって制約されることなく炉団方向に延びるコンベヤ70を幅広にするために、ガイド車本体11の骨組み構造を、第1軌条71側のサドル79が省略できるような構造にしたものである。
図16は本実施の形態3に係るガイド車本体11の骨組構造の説明図、図17は図16の矢視F−F断面図、図18は図16の矢視G−G断面図、図19は図16の矢視H−H断面図である。以下、図16〜図19に基づいて本実施の形態に係るガイド車本体11の骨組み構造を説明する。
Therefore, in the third embodiment, in order to widen the
16 is an explanatory view of the framework structure of the guide vehicle
本実施の形態に係るガイド車本体11においては、図18、図19に示すように、第2軌条72側の支柱83下部と最上部横梁81を連結する斜材85を設け、これらによってトラス構造を形成し、このトラス構造によって搭載装置を支持する構造とした。なお、最上部横梁81は必要な強度を持たせるために、サイズアップしている。
このような構造にすることで、第1軌条側における炉団方向中央部にはコンベヤ70を支持するコンベヤ用ブラケット87を設ければよく、サドル79が不要となり、図17に示すように、落骸受け入れに十分なトラフ幅をもつコンベヤ70(例えば、広幅平面チェーンコンベヤ)を容易に設置することができ、落骸処理を確実におこなうことができる。
In the guide vehicle
By adopting such a structure, a
1 コークガイド車
3 第1軌道
5 第2軌道
7 消火車
9 集塵ダクト
11 ガイド車本体
13 集塵フード
15 接続手段
17 連結手段
19 走行車輪
21 レール
23 フード部
25 支持部
70 コンベヤ
71 第1軌条
72 第2軌条
73 干渉防止機構
75 扉
77 リンク部材
79 サドル
81 最上部横梁
83 支柱
85 斜材
DESCRIPTION OF
Claims (7)
自走可能なガイド車本体と、該ガイド車本体に対して炉団方向に相対移動可能に設置された集塵フードと、該集塵フードに設けられて前記集塵ダクトに接続可能な接続手段と、前記集塵フードを前記ガイド車本体と連結したり切り離したりする連結手段とを備えたことを特徴とするコークガイド車。 It has a dust collection function that guides the coke cake pushed out of the coke oven by moving on the track to the fire extinguisher and sucking the gas and dust generated by the coke cake extrusion to the dust collection duct provided above the track. Cork guide car,
A self-propelled guide vehicle main body, a dust collection hood installed to be movable relative to the guide vehicle main body in the direction of the furnace cluster, and a connecting means provided on the dust collection hood and connectable to the dust collection duct And a connecting means for connecting and disconnecting the dust collecting hood to and from the guide wheel main body.
該干渉防止機構は、前記集塵フードにおける前記コンベヤとの干渉部位に設けられて集塵フードの内側に向かって回動する扉と、前記集塵フードが前記ガイド車本体に対して相対移動したときに前記扉を回動させる扉回動機構とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のコークガイド車。 A conveyor for transporting debris that has an extending portion extending from the guide vehicle body to the dust collection hood arrangement side, and when the dust collection hood moves relative to the guide vehicle body in the furnace group direction, An interference prevention mechanism that prevents the conveyor and the dust collection hood from interfering with each other,
The interference prevention mechanism includes a door which is provided at an interference portion of the dust collection hood with the conveyor and rotates toward the inside of the dust collection hood, and the dust collection hood moves relative to the guide vehicle body. The coke guide car according to any one of claims 1 to 5, further comprising a door rotation mechanism for rotating the door.
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2007
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