JP2009044839A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】系統連系インバータの単独運転を検出するために、出力電流を短時間で大きく変動させると、系統電源が健全な状況下にある場合においても、電源高調波などの歪みが増加したり、力率が低下する。そこで本発明は、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することを目的とするものである。
【解決手段】系統連系インバータ装置105の単独運転防止装置108は、負荷102が消費する電力を検出する電力負荷検出部108gと、インバータ回路106の出力電流に変動を与える出力変動部108hを備え、出力変動部108hは、電力負荷検出部108gが検出する電力負荷が小さいほどインバータ回路106の出力電流に与える変動を小さくすることにより、電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電力系統と系統連系インバータ装置の連系において、系統連系インバータ装置のインバータ回路が単独運転することを防止する系統連系インバータ装置に関するものである。
この種の系統連系インバータ装置では、事故または工事等の目的で商用電力系統の開閉器が開放された場合(停電状態)、インバータ回路と商用電力系統との連系点の電圧をもとに、系統電圧異常、周波数異常検出を行い、インバータ回路を商用電力系統から切り離すような構成となっている。
ところが、インバータ回路の出力電力と負荷の消費電力との間で有効電力と無効電力とが平衡している場合、商用電力系統の開閉器を開放してもインバータ回路はそのまま運転を維持し、負荷に電力を供給し続けることがある。これを単独運転状態と呼び、商用電力系統の保安・保守に際して感電等の不測の事態を招くおそれがある。
そこで、このような単独運転状態を検出し、インバータ回路が単独運転するのを防止するものとして、例えば、下記特許文献1に示すものがある。
すなわち、下記特許文献1の図1においては、発振器23からの出力を分周器24および増幅器25によって、一定周期の微小変動信号Δφに変換し、この信号を位相変動指令として出力電流位相調節回路30に与えている。出力電流位相調節回路30では出力電流基準値iunitと系統電圧Vsとの位相差を、図示されない位相差検出回路にて検出し、この位相差を上記位相変動指令Δφに等しくなるように制御する位相調節器(図示なし)により、周波数変動指令信号Δfを出力する。
この周波数変動指令信号Δfに商用周波数信号fを加算し、出力電流基準正弦波の周波数指令fとする。この指令値は電圧/周波数変換器(V/F)12により、周波数指令fに応じたクロック信号となる。
このクロック信号はアップ/ダウンカウンタ(U/D)13、入出力インタフェース(I/O)14、正弦波ROM15およびディジタル/アナログ変換器(D/A)16などにより正弦波のiunitとなるが、これには周波数指令が加算されているため、iunitは連系点電圧に対して位相の変動した正弦波信号となる。
このiunitと、電圧調節器9から出力される電流振幅指令を、乗算器32により掛け合わせたものがインバータ2の出力電流指令iとなる。
この出力電流指令iと出力電流実際値(検出値)iとの偏差は電流調節器33に与えられ、ここで上記偏差をなくすように所定の調節演算が行なわれることにより、出力電圧指令Viが得られる。
この出力電圧指令Viは、コンパレータ20においてキャリア発生器19からのキャリア信号と比較され、その比較結果に応じてゲート信号発生回路21にてパルス幅変調(PWM)信号が生成され、インバータ2を構成するスイッチングデバイスのオン、オフ制御が行なわれることになる。
ところで、系統連系中はインバータ2は出力電流変動が生じるが、商用電力系統への影響はほとんどなく、連系点の電圧周波数は安定している。
これに対し、系統遮断後は連系点電圧は自らが発生している電圧となり、また連系点電圧と出力電流との位相差は負荷で決まる固定した関係となる。インバータ2は電流位相変動指令で与えられる電流を出力するため、指令する電流位相が発生できず、インバータ2はさらに出力電圧の周波数を大きく変化させることになる。このため、周波数/電圧変換器(F/V)26、商用周波除去フィルタ27、バンドパスフィルタ28および判別回路29を含む周波数変動検出回路によって、この周波数変動を検出し、単独運転状態を判別する。
特開平6−113467号公報
上記従来例では、単独運転状態を確実に検知するために、周波数変動指令信号Δfを
大きなものとしているが、このようにすると、商用電力系統に対する歪みの発生や力率の低下が発生してしまうと言う課題があった。
そこで本発明は、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、商用電力系統と連系する系統連系インバータ装置であって、直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路と、このインバータ回路の単独運転を防止する単独運転防止装置とを備え、前記単独運転防止装置は、前記インバータ回路と前記商用電力系統との連系点の電圧を検出する電圧検出部と、この電圧検出部が検出する電圧をもとに前記商用電力系統が停止し、前記インバータ回路が単独運転状態になっていると判定する単独運転判定部と、この単独運転判定部が単独運転状態と判定した時に前記インバータ回路と前記商用電力系統を切り離す系統連系保護部と、前記インバータ回路の出力電流に変動を与える出力変動部とを有し、前記商用電力系統とインバータ回路から電力供給を受ける負荷の消費電力を検出する電力負荷検出部を設け、前記出力変動部は、前記電力負荷検出部が検出する電力負荷の大きさに応じて、前記インバータ回路の出力電流に与える変動の大きさを可変させる構成とし、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、商用電力系統と連系する系統連系インバータ装置であって、直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路と、このインバータ回路の単独運転を防止する単独運転防止装置とを備え、前記単独運転防止装置は、前記インバータ回路と前記商用電力系統との連系点の電圧を検出する電圧検出部と、この電圧検出部が検出する電圧をもとに前記商用電力系統が停止し、前記インバータ回路が単独運転状態になっていると判定する単独運転判定部と、この単独運転判定部が単独運転状態と判定した時に前記インバータ回路と前記商用電力系統を切り離す系統連系保護部と、前記インバータ回路の出力電流に変動を与える出力変動部とを有し、前記商用電力系統とインバータ回路から電力供給を受ける負荷の消費電力を検出する電力負荷検出部を設け、前記出力変動部は、前記電力負荷検出部が検出する電力負荷の大きさに応じて、前記インバータ回路の出力電流に与える変動の大きさを可変させる構成としたものである。
つまり、インバータ回路の出力電流に、電力負荷に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えるものであるので、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第1の発明は本発明の系統連系インバータ装置は、商用電力系統と連系する系統連系インバータ装置であって、直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路と、このインバータ回路の単独運転を防止する単独運転防止装置とを備え、前記単独運転防止装置は、前記インバータ回路と前記商用電力系統との連系点の電圧を検出する電圧検出部と、この電圧検出部が検出する電圧をもとに前記商用電力系統が停止し、前記インバータ回路が単独運転状態になっていると判定する単独運転判定部と、この単独運転判定部が単独運転状態と判定した時に前記インバータ回路と前記商用電力系統を切り離す系統連系保護部と、前記インバータ回路の出力電流に変動を与える出力変動部とを有し、前記商用電力系統とインバータ回路から電力供給を受ける負荷の消費電力を検出する電力負荷検出部を設け、前記出力変動部は、前記電力負荷検出部が検出する電力負荷の大きさに応じて、前記インバータ回路の出力電流に与える変動の大きさを可変させる構成としたものである。
つまり、インバータ回路の出力電流に、電力負荷に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えるものであるので、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の系統連系インバータ装置において、インバータ回路の出力電流を検出する出力電流検出部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷が小さく、かつ、前記出力電流検出部が検出する出力電流が大きいほど前記インバータ回路の出力電流に与える変動を小さくすることにより、系統連系インバータの出力電流に、電力負荷と出力電流に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えることで、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の系統連系インバータ装置において、インバータ回路の目標出力電流を決定する目標出力電流決定部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷が小さく、かつ、前記目標出力電流決定部が決定する目標出力電流が大きいほど前記インバータ回路の出力電流に与える変動を小さくすることにより、系統連系インバータの出力電流に、電力負荷と目標出力電流に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えることで、商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第4の発明は、特に、第1また2のいずれか1つの発明の系統連系インバータ装置において、出力変動部がインバータ回路の出力電流に与える変動の範囲を記憶する変動範囲記憶部を備え、前記出力変動部は前記変動範囲記憶部が記憶する変動範囲内で前記インバータ回路の出力電流に変動を与えることにより、出力変動は制限され、その結果として商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第5の発明は、特に、第1から4のいずれか1つの発明の系統連系インバータ装置において、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じて電圧検出部で検出される電圧に対してインバータ回路の出力電流の位相を進相または遅相させ、最低限の有効電力もしくは無効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、その結果として商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
第6の発明は、特に、第1から4のいずれか1つの発明の系統連系インバータ装置において、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じてインバータ回路の出力電流の振幅を大きく、または小さくすることにより、最低限の有効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、系統と連系中において電圧の上昇を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができる。
第7の発明は、特に、第1から4のいずれか1つの発明の系統連系インバータ装置において、電圧検出部で検出される電圧より商用電力系統の周波数を検出する周波数検出部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じてインバータ回路の出力電流の周波数を上昇または低下させることにより、最低限の有効電力もしくは無効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、その結果として商用電力系統に対する歪み発生や、力率の低下の発生を、抑制することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における系統連系インバータ装置のブロック図を示す。また、図2は同実施の形態における系統連系インバータ装置の出力変動部の変動パターン図を示す。また、図3は同実施の形態における系統連系インバータ装置の位相変動量の決定動作の流れを示すフローチャートである。
図1において、101は直流電力を供給する直流電源装置、102は電力を消費する負荷、103は負荷102へ電力を供給する商用電力系統、104は商用電力系統103の開閉器、105は商用電力系統103と連系し、負荷102へ電力を供給する系統連系インバータ装置である。
また、系統連系インバータ装置105は、直流電源装置101の直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路106と、インバータ回路106と商用電力系統103の並列および解列を行う解列用リレー107と、インバータ回路106の単独運転を防止する単独運転防止装置108とで構成されている。
ここで、単独運転防止装置108は、インバータ回路106と商用電力系統103の連系点の電圧を検出する電圧検出部である電圧センサ108aと、電圧センサ108aにより検出された電圧をもとに電圧のゼロクロス点の時間間隔から周波数を検出する周波数検出部108bと、この周波数検出部108bにより検出された周波数をもとに単位時間ms当たりの周波数変動量を検出する周波数変動検出部108cと、インバータ回路106が単独運転状態かどうか判定する単独運転判定部108dと、単独運転判定部108dが単独運転状態になっていると判定した場合に、解列用リレー107を解列させることでインバータ回路106と商用電力系統103とを切り離す系統連系保護部108eと、負荷へ流れる電流を検出する負荷電流センサ108fと、電圧センサ108aで検出された電圧と負荷電流センサ108fで検出された負荷電流の積より電力負荷を算出する電力負荷検出部108gと、電力負荷検出部108gで検出される電力負荷をもとに、連系点の電圧に対してインバータ回路106の出力電流の位相を変動させる最大位相変動量の決定、および決定された最大位相変動量となるように周期Tの変動パターンで位相変動させる出力変動部108hと、出力変動部108hが位相変動させる最大位相変動量の最大値および最小値を記憶する変動範囲記憶部108iを備えている。
また、図2は、出力変動部108hがインバータ回路106の出力電流の位相を周期Tで変動させる変動パターンを示しており、(A)および(−A)は電力負荷検出部108gで検出される電力負荷に応じて決定される最大位相変動量である。
以上のように構成された系統連系インバータ装置について、以下その動作、作用を図1〜図3を用いて説明する。
先ず、単独運転防止装置108によるインバータ回路106の出力電流の変動方法について説明する。
単独運転防止装置108は、電圧センサ108aで連系点の電圧を検出すると共に、負荷電流検出部108fで負荷へ流れる電流を検出し、電力負荷検出部108gにて、電圧センサ108aで検出された電圧と負荷電流検出部108fで検出された電流の実効値の積をとることで、負荷102が消費する電力負荷を検出する(STEP101〜103)。 電力負荷検出後は、電力負荷検出部108gにより検出された電力負荷をもとに、出力変動部108hで、連系点における電圧に対してインバータ回路106の出力電流の位相を進相、または遅相させる最大位相変動量(本実施の形態においては、図2の変動パターンのA、−A)を、変動範囲記憶部108iに記憶された最大値および最小値の範囲内で決定すると共に、決定された最大位相変動量をもとに周期Tの変動パターン(本実施の形態においては、図2の矩形波)でインバータ回路106の出力電流の位相を変動させる(本実施の形態では、変動範囲記憶部108iが記憶する最大位相変動量の最小値を5°、最大値を20°とし、出力変動部108hは、その範囲内で最大位相変動量を電力負荷1VA当たり0.005°で決定する)(STEP104〜107)。
このように、インバータ回路106の出力電流の位相を変動させると、インバータ回路106と商用電力系統103が連系中は、出力変動部108hによる出力変動は商用電力系統103に対して力率の低下や電源高調波の歪みを発生させるが、連系点の電圧および周波数は安定している。しかし、商用電力系統103の開閉器104が開放され、インバータ回路106が単独運転状態においては、出力変動部108hの出力変動によりインバータ回路106の出力電力と負荷102の電力負荷の間における無効電力または有効電力が平衡状態でないため、連系点の電圧、および電圧の周波数が変動する。このとき、電力負荷に対して、出力変動部108hの出力変動による有効電力および無効電力の変動が大きいほど、連系点の電圧、および周波数が大きく変動する。
単独運転判定部108dは、電圧センサ108aで検出される連系点の電圧、周波数検出部108b検出される周波数、周波数変動検出部108cで検出される周波数変動量のいずれかが、所定時間の間、所定値の上限以上、もしくは下限以下の場合、単独運転状態と判定し、系統連系保護部108eが解列用リレー107を開動作させることでインバータ回路106と商用電力系統103とを切り離すとともに、インバータ回路106の出力を停止させる(本実施の形態では、単独運転判定部108dが単独運転状態と判定する電圧の所定時間を950ms、所定値の上限を115V、下限を80、周波数の所定時間を950ms、所定値の上限を51.0Hz、下限を49.0Hz以下、周波数変動の所定時間を500ms、所定値の上限を0.01Hz/ms、下限を−0.01Hz/msとする)。
尚、本実施の形態では、直流電力の供給を直流電源装置101で行なったが、自然エネルギーを用いる太陽光発電、風力発電や、化石エネルギーを用いる燃料電池などの直流電源装置から直流電力を供給しても良い。
また、本実施の形態では、電圧センサ108aで検出する電圧と、負荷電流センサ108fで検出する負荷電流をもとに電力負荷検出部108gで電力負荷を算出したが、インバータ回路106の出力電力と、商用電力系統103とインバータ回路106の受電点における受電電力をもとに、出力電力と受電電力の和もしくは差により電力負荷を算出しても良い。
また、本実施の形態では、単独運転判定部108dは、電圧センサ108aで検出される連系点の電圧、周波数検出部108b検出される周波数、周波数変動検出部108cで検出される周波数変動量のいずれかが、所定時間の間、所定値の上限以上、もしくは下限以下の場合、単独運転状態と判定したが、2つ以上の条件を組み合わせてもかまわない。
また、本実施の形態では、出力変動部108hにおいてインバータの出力電流の位相を変動させたが、周波数もしくは出力の大きさを変動させても良い。
また、本実施の形態では、出力変動部108hは変動パターンとして矩形波を用いたが、三角波や正弦波などを用いても良い。
また、本実施の形態では、出力変動部108hは変動周期をTとしたが、変動周期をランダムにしても良い。
また、本実施の形態では、出力変動部108hは電力負荷に応じて線形的に最大位相変動量を決定したが、非線形でも良い。
また、本実施の形態では、出力変動部108hは演算により電力負荷に応じた最大位相変動量を決定したが、テーブルを記憶する記憶部より決定しても良い。
以上のように、本実施の形態において、出力変動部108hは、電力負荷検出部108gが検出する電力負荷が小さいほどインバータ回路106の出力電流に与える変動を小さくすることにより、インバータ回路106の出力電流に、電力負荷に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えることで、電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができる。
また、本実施の形態において、出力変動部108hは前記変動範囲記憶部108iに記憶された変動範囲でインバータ回路106の出力電流を変動させることにより出力変動は制限されるため電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態において、出力変動部108hは、電力負荷検出部108gが検出する電力負荷に応じて電圧検出部で検出される電圧に対してインバータ回路106の出力電流の位相を進相または遅相させることにより、最低限の有効電力もしくは無効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における系統連系インバータ装置のブロック図である。また、図5は、同実施の形態における出力電流の周波数変動量を決定するためのテーブルである。
ここで、図4は図1の構成に加えて、単独運転防止装置108にインバータ回路106の出力電流を検出する出力電流センサ108jを設けたものである。
以上のように構成された系統連系インバータ装置について、以下その動作、作用を図2、図4、図5を用いて説明する。
先ず、単独運転防止装置108によるインバータ回路106の出力電流の変動方法について説明する。
単独運転防止装置108は、電圧センサ108aで連系点の電圧を検出すると共に、負荷電流検出部108fで負荷へ流れる電流を検出し、電力負荷検出部108gにて、電圧センサ108aで検出された電圧と負荷電流検出部108fで検出された電流の実効値の積をとることで、負荷102が消費する電力負荷を検出する。また、出力電流センサ108jでインバータ回路106の出力電流を検出する。
電力負荷および出力電流の検出後は、電力負荷検出部108gにより検出された電力負荷と、出力電流センサ108jで検出された電流をもとに、出力変動部108hで、連系点における電圧に対してインバータ回路106の出力電流の周波数を上昇、または低下させる最大周波数変動量(本実施の形態においては、図2の変動パターンのA、−A)を決定すると共に、決定された最大周波数変動量をもとに周期Tの変動パターン(本実施の形態においては、図2の矩形波)でインバータ回路106の出力電流の周波数を変動させる。 ここで、本実施の形態では、同じ最大周波数変動量でも出力電流が大きいほど無効電力もしくは有効電力の変動が大きくなるため、出力変動部108hは、出力電流が小さく、かつ電力負荷が大きいほど最大周波数変動量が大きくなるような図5に示すテーブル10
をもとに最大周波数変動量を決定する。
なお、図5において、Iは出力電流(A)、Pは電力負荷(KVA)、△fは最大周波数変動量を示している。
このように、インバータ回路106の出力電流の周波数を変動させると、インバータ回路106と商用電力系統103が連系中は、出力変動部108hによる出力変動は商用電力系統103に対して力率の低下や電源高調波の歪みを発生させるが、連系点の電圧および周波数は安定している。
しかし、商用電力系統103の開閉器104が開放され、インバータ回路106が単独運転状態においては、出力変動部108hの出力変動によりインバータ回路106の出力電力と負荷102の電力負荷の間における無効電力または有効電力が平衡状態でないため、連系点の電圧、および電圧の周波数が変動する。このとき、電力負荷に対して、出力変動部108hの出力変動による有効電力および無効電力の変動が大きいほど、連系点の電圧、および周波数が大きく変動する。
以後、単独運転判定部108dが単独運転状態と判定する条件、および単独運転判定部108dが単独運転状態と判定した場合の系統連系保護部108eの動作は、上記実施の形態1と同様となっている。
尚、本実施の形態2では、出力変動部108hにおいてインバータ回路106の出力電流の周波数を変動させたが、位相もしくは出力の大きさを変動させるようにしても良い。
また、本実施の形態2では、出力変動部108hは図5に示したテーブル10を用いて最大周波数変動量を決定したが、演算などにより決定するようにしても良い。
以上のように、本実施の形態2において、出力変動部108hは、電力負荷検出部108gが検出する電力負荷、出力電流検出部108jが検出する出力電流に応じてインバータ回路106の出力電流の周波数を上昇または低下させることにより、最低限の有効電力もしくは無効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、その結果として電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における系統連系インバータ装置のブロック図である。また、図7は、同実施の形態3における出力電流の振幅変動量を決定するためのテーブル11である。
ここで、図6は図1の構成に加えて、インバータ回路106の目標出力電流を決定する目標出力電流決定部109を設けたものである。
以上のように構成された系統連系インバータ装置について、以下その動作、作用を図2、図6、図7を用いて説明する。
先ず、単独運転防止装置108によるインバータ回路106の出力電流の変動方法について説明する。
単独運転防止装置108は、電圧センサ108aで連系点の電圧を検出すると共に、負荷電流検出部108fで負荷へ流れる電流を検出し、電力負荷検出部108gにて、電圧センサ108aで検出された電圧と負荷電流検出部108fで検出された電流の実効値の積をとることで、負荷102が消費する電力負荷を検出する。
電力負荷および出力電流の検出後は、電力負荷検出部108gにより検出された電力負荷と、目標出力電流決定部109で決定されるインバータ回路106の目標出力電流をもとに、出力変動部108hで、インバータ回路106の出力電流の振幅を増加、または減少させる最大振幅変動量(本実施の形態においては、図2の変動パターンのA、−A)を決定すると共に、決定された最大振幅変動量をもとに周期Tの変動パターン(本実施の形態においては、図2の矩形波)でインバータ回路106の出力電流の振幅を変動させる。ここで、本実施の形態3では、同じ最大振幅変動量でも目標出力電流が大きいほど有効電力の変動が大きくなるため、目標出力電流が小さく、かつ電力負荷が大きいほど、出力変動部108hは最大振幅変動量が大きくなる図7に示すテーブル11をもとに最大振幅変動量を決定する。なお、図7のIoは目標出力電流(A)、Pは電力負荷(KVA)、△Iは最大振幅変動量(倍)を示している。
このように、インバータ回路106の出力電流の大きさを変動させると、インバータ回路106と商用電力系統103が連系中は、出力変動部108hの出力変動の振幅の大きさによっては商用電力系統103に対して大きく逆潮流することになり、連系点の電圧は上昇するが、周波数は安定している。
しかし、商用電力系統103の開閉器104が開放され、インバータ回路106が単独運転状態においては、出力変動部108hの出力変動によりインバータ回路106の出力電力と負荷102の電力負荷の間における有効電力が平衡状態でないため、連系点の電圧、および電圧の周波数が変動する。このとき、電力負荷に対して、出力変動部108hの出力変動による有効電力の変動が大きいほど、連系点の電圧、および周波数を大きく変動させることになる。
以後、単独運転判定部108dが単独運転状態と判定する条件、および単独運転判定部108dが単独運転状態と判定した場合の系統連系保護部108eの動作は、実施の形態1と同様となっており。
尚、本実施の形態では、出力変動部108hにおいてインバータ回路106の出力電流の振幅を変動させたが、位相もしくは周波数を変動させても良い。
また、本実施の形態では、出力変動部108hはテーブル11を用いて最大振幅変動量を決定したが、演算などにより決定しても良い。
以上のように、本実施の形態3では、出力変動部108hは、電力負荷検出部108gが検出する電力負荷、目標出力電流決定部109が決定する目標出力電流に応じてインバータ回路106の出力電流の振幅を大きく、または小さくすることにより、最低限の有効電力の変動を発生させることで、単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能となり、その結果として電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができる。
以上のように、本発明にかかる系統連系インバータ装置は、系統連系インバータの出力電流に、電力負荷に応じた単独運転時に周波数変動もしくは電圧変動を起こすことが可能な最低限の出力変動を与えることで、電源高調波などの歪みや力率の低下を抑制しつつ、確実に単独運転を検出することができるため、燃料電池装置や太陽光発電装置のような分散型電源装置等の用途にも適用することができる。
本発明の実施の形態1における系統連系インバータ装置のブロック図 同実施の形態1における系統連系インバータ装置の出力変動部の変動パターン図 同実施の形態1における系統連系インバータ装置の位相変動量の決定動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における系統連系インバータ装置のブロック図 同実施の形態2における出力電流の周波数変動量を決定するためのテーブルを示す図 本発明の実施の形態3における系統連系インバータ装置のブロック図 同実施の形態における出力電流の振幅変動量を決定するためのテーブルを示す図
符号の説明
105 系統連系インバータ装置
106 インバータ回路
108 単独運転防止装置
108a 電圧センサ(電圧検出部)
108d 単独運転判定部
108e 系統連系保護部
108g 電力負荷検出部
108h 出力変動部
108i 変動範囲記憶部
108j 出力電流センサ(出力電流検出部)
109 目標出力電流決定部

Claims (7)

  1. 商用電力系統と連系する系統連系インバータ装置であって、直流電力を交流電力へ変換するインバータ回路と、このインバータ回路の単独運転を防止する単独運転防止装置とを備え、前記単独運転防止装置は、前記インバータ回路と前記商用電力系統との連系点の電圧を検出する電圧検出部と、この電圧検出部が検出する電圧をもとに前記商用電力系統が停止し、前記インバータ回路が単独運転状態になっていると判定する単独運転判定部と、この単独運転判定部が単独運転状態と判定した時に前記インバータ回路と前記商用電力系統を切り離す系統連系保護部と、前記インバータ回路の出力電流に変動を与える出力変動部とを有し、前記商用電力系統とインバータ回路から電力供給を受ける負荷の消費電力を検出する電力負荷検出部を設け、前記出力変動部は、前記電力負荷検出部が検出する電力負荷の大きさに応じて、前記インバータ回路の出力電流に与える変動の大きさを可変させる構成とした系統連系インバータ装置。
  2. インバータ回路から負荷への出力電流を検出する出力電流検出部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷が小さく、かつ、前記出力電流検出部が検出する出力電流が大きいほど前記インバータ回路の出力電流に与える変動を小さくする請求項1に記載に系統連系インバータ装置。
  3. インバータ回路の目標出力電流を決定する目標出力電流決定部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷が小さく、かつ、前記目標出力電流決定部が決定する目標出力電流が大きいほど前記インバータ回路の出力電流に与える変動を小さくする請求項1に記載の系統連系インバータ装置。
  4. 出力変動部がインバータ回路の出力電流に与える変動の範囲を記憶する変動範囲記憶部を備え、前記出力変動部は前記変動範囲記憶部が記憶する変動範囲内で前記インバータ回路の出力電流に変動を与える請求項1から3のいずれか一つに記載の系統連系インバータ装置。
  5. 出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じて電圧検出部で検出される電圧に対してインバータ回路の出力電流の位相を進相または遅相させる請求項1から4のいずれか一つに記載の系統連系インバータ装置。
  6. 出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じてインバータ回路の出力電流の振幅を大きく、または小さくする請求項1から4のいずれか一つに記載の系統連系インバータ装置。
  7. 電圧検出部で検出される電圧より商用電力系統の周波数を検出する周波数検出部を備え、出力変動部は、電力負荷検出部が検出する電力負荷、出力電流検出部が検出する出力電流、目標出力電流決定部が決定する目標出力電流に応じてインバータ回路の出力電流の周波数を上昇または低下させる請求項1から4のいずれか一つに記載の系統連系インバータ装置。
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