JP2009044725A - 無線通信システムにおける所定の端末のコンテンションウインドウ適合方法 - Google Patents

無線通信システムにおける所定の端末のコンテンションウインドウ適合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009044725A
JP2009044725A JP2008160903A JP2008160903A JP2009044725A JP 2009044725 A JP2009044725 A JP 2009044725A JP 2008160903 A JP2008160903 A JP 2008160903A JP 2008160903 A JP2008160903 A JP 2008160903A JP 2009044725 A JP2009044725 A JP 2009044725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
contention window
frames
terminals
transmitting terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008160903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5245563B2 (ja
Inventor
Frank Huntzinger Jason
フランク ハンチンガー ジェイソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Publication of JP2009044725A publication Critical patent/JP2009044725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5245563B2 publication Critical patent/JP5245563B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/10Scheduling measurement reports ; Arrangements for measurement reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線通信システムにおいて、所定の端末にコンテンションウインドウを適応させる方法を提供する。
【解決手段】その方法は、送信媒体における混雑を示す目標パラメータを定義し、送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数を決定し、そして、送信媒体を介して送信する際の遅延値を選択するためのコンテンションウインドウを決定することを含み、コンテンションウインドウは、目標パラメータ及び送信端末の数の関数として定義される。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して、チャネルアクセス制御メカニズムに関し、特に、無線通信システムの媒体アクセス制御(Medium Access Control:MAC)に関するものである。
規格のIEEE802.11ファミリーに従って動作する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)において、各々の通信源は、未送信のフレームをいつ送信すべきか決定するために、媒体アクセス制御(MAC)手順を用いる。フレームが、通信源において未送信であるとき、通信源は、通信チャネル(媒体)が使用中(ビジー)であるか、未使用(アイドル)であるかを判別する。通信媒体が未使用であれば、通信源は、送信前に、少なくともフレーム間隔(Inter-Frame Spacing:IFS)時間の間、未使用である通信媒体を待つ。しかし、フレームが準備されたときに通信媒体が使用中であると、MAC手順が、ある範囲の値からコンテンションウインドウ(Contention Window:CW)バックオフ値をランダムに選択する。その値の範囲である遅延範囲は、0から(C−1)までの整数の範囲である。この場合、Cが遅延範囲を定義する。
バックオフのためのMAC手順によれば、通信源は、通信媒体が未使用となるまで待機する。そして、通信源は、通信媒体が未使用である状態が、CWバックオフ値xに依存する累積時間だけ継続するまで、待機する。つまり、通信源は、各使用期間後に、IFS時間を超過すると、累積時間に向かって未使用時間をカウントする。CWバックオフ値xに対応する累積時間が経過すると、通信源は未送信のフレームを送信する。この方法は、タイマ(カウントダウンタイマ)を用いることで実行可能なもので、通信源は、タイムアウトが生じる(つまりカウントダウンタイマがゼロに達する)まで、IFS時間を超過した未使用時間を計測する。
異なる通信源は、異なるCWバックオフ値を選択するため、それらの異なる通信源は、送信前に異なる期間だけ待機し、それにより衝突を回避している。しかしながら、選択はランダムであるため、2個以上の通信源が同じCWバックオフ値を選択し、同じ期間だけ待機し、同時に送信を行うかもしれない。遅延範囲が長くなるほど、2個以上の通信源がランダムに同じCWバックオフ値を選択する確率は小さくなる。ただし、異なる通信源が異なったバックオフ値を選択しながら、それらのバックオフが同時にタイムアウトしたならば、やはり衝突が発生してしまう。
MAC手順によれば、通信源は、ブロードキャストフレームとユニキャストフレームとを異なって取り扱う。それゆえ、フレームはいろいろな理由で失われてしまう。ユニキャストフレームが閾値よりも大きい場合、MACは、送信要求(request to send:RTS)フレーム、受信準備完了(clear to send:CTS)フレーム、データフレーム、及び受領通知(acknowledgment:ACK)フレームを含む4種類の受け渡しを用いる。通信源が、RTSフレームあるいはデータフレームにそれぞれ応答するCTSフレームあるいはACKフレームを受信しない場合、通信源は、失敗が生じたと判断する。MAC手順によれば、通信源は、失敗が生じたとき、遅延範囲の上限を増加する。その手順により、C値は、より大きな2のべき乗値を採用することで、指数関数的に増大される。
しかしながら、たとえCTSフレームが通信源によって受信されたとしても、もし別の通信源(隠れ端末)がそのCTSフレームを受信せず、通信源のデータフレームと衝突する別のフレームを送信してしまった場合には、ACKフレームは送信されないかもしれない。ただし、ブロードキャストフレーム(及び閾値よりも小さいユニキャストフレーム)は、上記の受け渡しを使用しない。そのため、それらのフレームに対して、MACの受け渡しメカニズムは、失敗を検出するために利用されず、MAC手順は、遅延範囲を増大させない。
2個の通信源からのブロードキャストフレームは、もし両方の通信源が同時に送信を試みたならば、衝突するかもしれない。この衝突は、2つのフレームが異なる2個の通信源において未送信であり、2個の通信源に同時に送信を行なわせる、同じCWバックオフ値を、それらの通信源がランダムに選択してしまったときに発生する。他の態様では、衝突は、2つのフレームが異なる時間に送信保留状態を開始させたが、その2つのフレームが送信保留状態を開始させた間の累積的な未使用時間分だけ偶然異なる、異なったCWバックオフ値を2個の通信源がランダムに選択した場合にも発生する。
2個以上の通信源が同時にフレームを送信したときに、衝突が発生する。受信側は、フレームの1つを復号化することができるかもしれないが、他のフレームは失われる。もしくは、干渉により、受信側はいずれのフレームも復号化することができないかもしれない。フレームがブロードキャストフレームであった場合、MACの受け渡しメカニズムは使用されず、そのため、通信源は、衝突が生じて1つもしくは複数のフレームが受信されなかったことを検出することができない。従って、例えばブロードキャストフレームのような、失敗検出メカニズムを有していないフレームのためにバックオフ手順を適応させることが望ましい。
なお、このセクションにおける記述は、本発明に関連する背景技術についての情報を示すものに過ぎず、公知技術に該当するものではない。また、本明細書に渡って、MACについて言及するが、本発明は、さらに広範な観点から、より一般的なチャネルアクセス制御メカニズムに適用可能であることが理解されるべきである。
無線通信システムにおける所定の端末に、コンテンションウインドウを適合させるための方法が提供される。その方法は、送信媒体における混雑を示す目標パラメータを定義し、送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数を決定し、そして、送信媒体を介して送信する際の遅延値を選択するためのコンテンションウインドウを決定することを含み、コンテンションウインドウは、目標パラメータ及び送信端末の数の関数として定義される。
本発明の別の態様においては、無線通信システムにおいて、送信媒体へのアクセスを準備している端末の数を決定するための方法が提供される。その方法は、所定の端末において受信されたフレーム間の未使用時間を観測し、前記所定の端末において現在使用されているコンテンションウインドウを確定し、そして、未使用時間及び所定の端末によって現在使用されているコンテンションウインドウの関数として、送信媒体へのアクセスを準備している端末の数を見積もることを含む。
本発明のさらなる適用範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかとなる。ただし、その詳細な説明及び特定の例は、説明のみを目的とすることが意図され、本発明の範囲を制限することは何ら意図されないことが理解されるべきである。また、図面は、実施形態を図示することを目的とするものであって、いかなる場合も、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
図1は、無線通信システムにおいて、所定の端末にコンテンションウインドウを適合させるための方法の好ましい一例が示されている。最初に、ステップ14において、システムにおいて送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数に関しての決定がなされる(本明細書では、同時係属通信源とも言及される)。1つ以上の観測結果が、この決定処理に入力される。例えば、同時係属通信源の数の決定は、後述する方式に従い、所定の端末において受信されたフレーム間未使用時間、介在している通信源の数、無線局の数、もしくはそれらの組み合わせに基づいて行なわれる。決定処理へのその他の入力も、本実施形態において考慮されている。
目標動作パラメータは、ステップ16において定義される。一般的に、スループットのような特定の変数を最大化するよりも、むしろシステムを目標動作点で動作するようにシステムを適合できることが望ましい。この理由は、トレードオフにある。例えば、目標動作点は、スループットの低下の下で、改善された信頼性を得ることができ、その一方、スループットを最大化することは、信頼性の犠牲を伴う。第2に、受領通知の仕組みなしには、通常、無線機は、フレームが衝突したことを知ることができない。そのため、無線機は、通常、通信システムがフレーム損失に関してどのように動作しているのかあるいは動作する予定であるかを知らない。さらに、望ましい目標動作点があったとしても、無線機は、目標が満たされているか否か判断するには不十分な情報しか有していない。第3に、衝突と損失の可能性を決定する、基本的なパラメータは、通常、未知である。例えば、1つの無線通信機の内部状態は、他の無線通信機には不明であるので、通常、同時係属通信源の数は未知である。例えば、1つの無線局において準備されたフレームがあるか否かは、通常、他の無線局では知ることができない。別の例として、他の無線機のMAC層によって使用される内部パラメータがある。このような全ての情報は、無線局間で通信可能ではあるが、オーバーヘッド(チャネル容量における負担)及び遅延(待ち時間の増加)を招いてしまう。
好ましい一例としての実施形態では、目標パラメータは、(例えば、N個のフレームに対する)一巡当たりの衝突の確率である。つまり、N個のフレームから1個以上のフレームが衝突する確率である。これは、関連するが、特定のフレームが失われる確率とは異なる。このように、他の確率も目標パラメータとして用いることができる。さらに、確率ではない他のパラメータも他の実施形態として使用することができる。例えば、混雑、待ち時間、スループット、もしくは負荷を示すパラメータが使用され得る。目標パラメータは、トレードオフをバランスさせる動作点をセットするので、遅延範囲を調整するアルゴリズムのための目的物として利用される。
中間目標パラメータも、繰り返される演算を単純化するために、アルゴリズムに都合よく使用され得るものである。好ましい一例としての実施形態において、衝突の確率に基づく中間パラメータは、適合当たりの演算数を減少させるために用いられる。中間パラメータは、目標パラメータ(衝突確率)の関数であり、いったん演算されると、Nが変化してもアルゴリズムに使用することができるので、アルゴリズムの実行に都合が良い。ただし、目標パラメータが変化したならば、そのときには、中間パラメータは再演算されるべきである。
コンテンションウインドウ(本明細書では、遅延範囲としても言及される)は、目標パラメータと同時係属通信源の数との関数として、ステップ18において決定される。同時係属通信源の数Nは、媒体へのアクセスを同時に準備している、未送信のフレームを有している通信源の数である(それゆえ、一般的には、無線局と呼ばれるが、現在、通信源(送信機)となっている無線局と、現在、通信受部(受信機)となっている無線局とは区別される。)。従って、同時係属通信源の数Nは、同時に競合する無線局の数であり、すなわち、(以下の基本例として考慮するが)それらの各々が同時にフレーム(パケット)を送信するための準備を完了したか否かに係らず、現在、アクティブとなっている無線局の数である。なお、目標パラメータと同一視されうる別の性能尺度を決定するなど、Nの使用には他の選択肢もある。
遅延範囲を決定する理由は、衝突と、過去の又は予期される性能を表したり示したりする未知のパラメータとの関係に基づく。例えば、N個の同時係属通信源において、同時に全てのフレームの送信準備がなされ、各々が、同じ媒体使用期間に、バックオフ値のためのC個の異なる遅延値の選択を行なうことが可能であった場合を想定すると、衝突は、N個すべての同時係属通信源が、遅延範囲(コンテンションウインドウ)において異なる値を選択したときのみ、避けられうる。衝突が生じない確率は、従って、C個の固有値からなる遅延範囲において、N個の異なる値を全て選択する組み合せ方の数に、N個の通信源の置換数を乗算し、さらに、N個の同時係属通信源がC値(固有値であるか否かは問わない)を選択する全ての組み合せ方の数で除算したものに等しい。衝突の確率は、1から衝突が生じない確率をマイナスしたものとなる。ただし、Cの数がN個よりも少なければ、少なくとも2個の通信源が同じ値を選択する結果となり、従って、少なくとも2つのフレームが衝突することに注意すべきである。最後に、Nは、一般的に未知であり、また他の無線局によって使用されるCの値も一般的に未知であることを思い起こすべきである。
フレームは、たとえ同じ媒体使用期間に準備されなくとも、衝突する可能性がある。フレームは、ランダムに選択されたバックオフ値同士の相違が、それらが準備された時点(バックオフがスタートした時点)間の、未使用期間における時間差に対応する場合、衝突する。ランダム値は一律に選択されるので、2つの状況は対比可能である。従って、例示の実施形態のため、フレームは、連続的な時間フレームに渡って送信され、平均的な数の同時係属通信源が用いられる。フレームの送信がスロットに割り当てられたとき、スロットの始まりにおいて多くの送信がスタートする可能性を有しており、そのスロットの始まりでスタートする数が用いられる。
最後に、演算された遅延範囲は、送信端末により、ランダムなバックオフ値を決定するために使用され(ステップ19)、そのバックオフ値は、チャネルアクセス制御メカニズムに使用される。より具体的には、送信端末は、バックオフ時間として、遅延範囲内の値をランダムに選択し、その端末からフレームを送信する前にバックオフ時間が終了するまで待機する。
いくつかの実施形態において、遅延範囲は、入力パラメータ及び目標パラメータにおける変化に対応するように、時間の経過に伴って適合される。1つの実施形態では、Nの決定された値を与えられたとき、衝突の目標確率が、Cに対する適切な値を決定するために使用される。適合は、周期的に、あるいは、入力又は目標パラメータが変化したとき、もしくは、適合可能な速度に従って、繰り返される。1つの実施形態では、遅延範囲は、衝突の望ましい確率を達成するようにセットされ、その確率は、通信源の数と遅延範囲とに依存する。別の実施形態では、遅延範囲は、衝突の確率が望ましい確率より高い場合には増大され、衝突の確率が望ましい確率より低い場合には縮小される。例えば、1つの実施形態において、適合は、20%又は40%(ρ=0.2又は0.4)の、一巡当たりの衝突の目標確率(2つ以上のフレームにおける1つ以上の衝突)のため、16未使用期間毎(約16フレーム毎)に実施される。それらの目標パラメータ値は、およそ2.2及び1の中間パラメータ値に対応している。遅延範囲Cは、好ましい実施形態において、Nの2乗に中間パラメータを乗算することによって決定される。
衝突のためにフレームが失われる確率は、通常、一巡間における衝突の確率よりも小さい。例えば、N=4と仮定する。目標確率40%(ρ=0.4)のためには、中間パラメータはおよそ1であり、そのため、決定される遅延範囲はC=16である。それらの値のため、特定のフレームが固有値を選択する確率は、約82%である。従って、所定のフレームが失われる確率は、40%よりも小さい約18%となる。ρは適合可能であるので、本実施形態では、望ましい性能を目標とするように適合されえる。
1つの実施形態において、遅延範囲の考えられる選択に制限はない。別の実施形態では、遅延範囲は、許容値に対応するように段階的に調整される。例えば、アルゴリズムは、2のべき乗に相当する指数関数的なステップで、遅延範囲の値Cを調整することができる。別の実施形態では、遅延範囲の適合は制限されない。さらに別の実施形態では、遅延範囲の選定は、最小値及び/又は最大値の間に制限される。例えば、Cは、現行の802.11標準において利用可能な値(すなわち[16,32,64,128,256,512,1024])に制限され、それぞれ、2で乗算あるいは除算することによって増大あるいは減少される。適合は、周期的に、あるいは、入力又は目標パラメータが変化したとき、もしくは、適合可能な速度に従って、繰り返される。適合の速度も、状況の動的変化(移動度、メッセージ又は無線局の量など)に基づいて変更される。
アルゴリズムに対する任意的である改良は、予期される衝突確率によってNの評価値を補正することである。この衝突補正は、高目標衝突比率で動作させる際により重要となり、そのため、低目標衝突比率に対しては省略可能であって、それにより、通常、より典型的であって合理的な動作点とすることができる。衝突補正の追加は、上記と同じ関係を用いて、NとCとに基づく衝突確率を評価することによってなされうるもので、フレーム間未使用時間の間の使用期間の部分が実際に多数のフレーム(衝突)によるものであることを考慮して、Nに対する評価を再演算する際に、その評価を用いる。換言すると、別途評価されたものよりも大きくなる。このNは、衝突の確率が既知であって、しかしその確率が低い場合、Nは演算可能であり、その差異は小さく、無視できる。簡素化の例として、衝突があったならば、平均的な衝突は、2つのフレームを含むとみなすことができる。そして、Nは、衝突補正されたNの評価値を得るために、(1+ρ)が乗算される。
上述の適合アルゴリズムは、個々の無線送信機(無線局)において実行され、分散された方式で独立して動作する。無線局間において協同、合図、もしくは同期は一切要求されない。情報が交換される必要もない。適合アルゴリズムの関連するステップのみが説明されたが、他のソフトウエアにより実行される各指令も、無線局の動作全体を制御し管理するために必要とされることが理解されるべきである。
本発明による他の実施形態において、適合アルゴリズムは、1個以上の中央無線局が、他の無線局が使用すべき遅延範囲を決定する集中化された構成において実行されることも可能である。そして、中央無線局は、他の無線局と遅延範囲を分かち合い、それらの無線局はその値を採用する。いずれの構成においても、無線局は、1つの又は複数のフレームが無線局において未送信となっている、未送信となるであろう、あるいは未送信である状態が継続していたか否か、または使用している遅延範囲、あるいは(後述される)フレーム間の未使用時間の統計のような、チャネルの観測結果について、情報を交換することができる。この情報はアルゴリズムに入力される。
しかしながら、集中化された構成における性能は、局所の状態の考慮を欠くため、不利となるかもしれない点に注意すべきである。換言すると、1個の無線局の観点からの同時係属通信源の数は、もし異なる無線局が並んでいた場合、別の無線局の観点からとは異なるかもしれない。換言すると、チャネルの混雑のレベルは、場所によって変動し、そのため選択された目標パラメータに対する最適な遅延範囲も異なるかもしれない。分散実行は、そのような状況に適応するために好ましい。ただし、集中化された構成において、中央無線局は他の無線局とC値を分かち合うので、他の無線局において使用されるC値は既知となる。
アルゴリズムは、フレーム間未使用時間(Inter‐Frame Idle Time:IFIT)から同時係属無線局の数を評価するためのC値として、その遅延範囲値Cを使用することができる。分散された構成では、アルゴリズムは、評価のためのC値として、無線局において使用される局所Cを用いる。他の選択枝としての実施形態では、(時間経過に伴って)フィルタ処置されたC値あるいはC値のための別の評価値が使用されえる。C値は、異なっているかもしれないとしても、近隣の通信源によって使用されている一般的なCを現している。例えば、C値は、近隣の通信源によって使用されている平均的なC値に向かう傾向がある。これを成し遂げるため、無線局は、例えば一般的なヘッダーの一部として使用中のC値を同報配信(ブロードキャスト)することができる。
本発明の他の態様によれば、1つ以上の観測値から同時係属通信源の数Nが決定される。図2は、例示としての実施形態を示している。この例示実施形態では、同時係属通信源の数が、所定の端末にて受信されたフレーム間の未使用時間と、その所定の端末において現在使用されているコンテンションウインドウの観測値から見積られる。MACの環境では、この未使用時間は、通常、フレーム間未使用時間(IFIT)と呼ばれ、未使用時間へのフレーム間間隔(Inter‐Frame Spacing:IFS)の寄与を含まないフレーム間の連続的な未使用時間として定義される。換言すると、IFITは、バックオフカウントダウンに寄与する時間として定義される。他の代替例では、IFITは、フレーム間隔(IFS)時間を含むことができる。IFITは、Nが増えるにつれ、同じCの値に対して、フレーム間未使用時間はより短くなるので、同時係属通信源の数Nの指標としての役割を有する。
適合アルゴリズムを用いたもの以外の処理によって、通信システムにおいて、送信されるフレームがある場合、IFITの通常の期間は、それらの他の処理によって影響される。その例は、(ブロードキャストのためにコンテンションウインドウを適用していない)従来の無線局、ユニキャスト、あるいは異なるQoS(Quality of Service)クラス(アクセスカテゴリ又は優先レベル)である。それらの処理の存在及びそれによって生じるフレームはIFITの特性に影響を与える。そのため、この影響を明らかにし、特定のプロセスを用いて送信された同時係属フレームの数に関連する情報のみを抽出することが望ましい。その効果は、仮想IFITを演算する方法を用いることによって明らかにされる。この方法は、本実施形態によって送信されないフレーム、つまり、(本実施形態の他の例を用いたとしても)異なるタイプ、クラス又は優先度のフレームによる影響を除去するものである。
仮想IFIT方法は、フレームの適用性(フレームが特定の適合処理に適用できるか否か)の決定、及び仮想IFITの演算を含む。フレームの適用性は、フレームの特性又は内容を検査することによって決定される。例えば、ブロードキャストコンテンションウインドウを適合されている無線局は、受信したフレームのアドレスがブロードキャストアドレス(適用可)か、あるいはユニキャストアドレス(適用不可)かをチェックし、それにより、いずれのフレームが適用できるものかを決定する。
図4は、適合アルゴリズムがブロードキャストフレームのみに適用された際の、IFITにおけるユニキャストフレームの実際の影響を決定するための、例示としての仮想IFIT方法を示す図である。フレームが特定の適合処理に適用不可である場合(例えば、ブロードキャストフレームではない)、IFIT方法は、(例えば、ブロードキャストフレームのための)特定の適合処理の目的のため仮想IFIT期間を得るべく、フレームに続くIFITの長さを、そのフレームに先行するIFITに付け加える。この付加プロセスは、仮想IFITが2つの引き続いている適用可能フレーム(例えば、同じ無線局からか、異なる無線局からかを問わず、2つのブロードキャストフレーム)の間の、(1つ以上の)全てのIFITを明らかにするまで続けられる。
例えば、2個の無線局がブロードキャストフレームを送信しており、第3の無線局がユニキャストフレームを送信していると仮定する。また、本実施形態は、ブロードキャストのみに適用されるものとする。さらに、第1及び第2の無線局によって送信された2つのブロードキャストフレームの間に、第3の無線局が2つのユニキャストフレームを送信したケースを想定する。仮想IFIT方法によれば、第1の無線局が、ブロードキャストフレーム間の3つのIFITの合計に等しい仮想IFITを演算する。その仮想IFITは、ブロードキャストコンテンションウインドウの適合処理の目的のため、同時係属無線局の数を決定する際に用いられる。
このように、仮想IFIT方法は、過去のものとの互換性、ユニキャストとブロードキャストとの混在、あるいは本実施形態を種々のQoSレベル、あるいは異なる又は別個のプロセスによってIFITが影響を受ける他の状況に適用するために有効である。QoSのため、全ての優先レベルに対して単一のCを用いることができ、あるいは1組のC値(各優先レベルに1つのC値)を一緒に用いる(組として増加、減少される)こともできるし、C値を各優先レベルに対して独立して適用することもできる。
図3は、バックオフ値の決定に基づいて、フレーム間未使用時間(IFIT)がどのように生じるかの例を図示するものである。N個の通信源が、同一の媒体使用期間に、スタートを保留しているフレームを有し、N個のCWバックオフ値を選択したとき、連続的なバックオフ値間の予期される相違は、CをNで除算したものに近似する。ただし、これは、フレームの到達タイミングに依存して異なる。それらの通信源が、新たな未送信フレームを有していなければ、未送信フレームの平均数は、N/2である。それゆえ、平均数を用いることができる。
そして、本実施形態では、通常、たとえ同時係属通信源が、新しい未送信のフレームで、送信されるフレームを絶えず置き換えないとしても、他の通信源がそのうちに未送信のフレームを持つようになるので、継続的に同時係属している通信源Nの平均値を見積もるために、現在のフレーム間未使用時間(IFIT)bと、現在のC値の測定値を用いる。それゆえ、例示としての実施形態では、Nは、平均(又は予想)IFITのbを2倍したもので、Cを除算することによって概算される。他の無線局によって使用されるC値は、通常、未知であることに注意すべきである。このため、上記動作に用いられるC値は、無線局(通信源)それ自体によって使用されている値である。
通信源の近隣、すなわちその通信源から所定範囲内に存在する無線局の数Uも、同時係属無線局の数Nの指標となりうる。N値は、U値に等しいか(多くても、全ての無線局が同時に送信するために準備されたフレーム有するだけであるため)、それよりも小さい。従って、U値は、N値の見積もりにおいて上限値として用いられうる。例示としての実施形態では、U値は、他の通信源から受信され、その受信機に向けられていないフレームを除去する前に、フレームに含まれている固有のMACアドレスを観測することによって決定される。送信は時間の経過に伴い拡散されるので、現時点よりも、又は間近に多くのフレームが受信される以前の時間の経過に伴って多様な通信源が観測される。無線局は、自身もカウントすべきである。また、MACアドレスの使用のため、それらのアドレスは、固有値であって、観測速度よりも速く変化すべきでない。IPアドレスや移動局IDのような他のアドレスも、代替的に使用可能である。U値を決定する他の技術を採用することも、本実施形態によって意図されている。
同一の通信源によって送信される2つの連続的な未送信フレーム(ただし、通信媒体において必ずしも連続するフレームである必要はない)間の時間は、コンテンションメカニズムに依存し、その間(2つのフレーム間)に他の通信源によって送信されるフレームの数Lも、同時係属通信源の数Nの指標となり、通常、L値は、N値に等しいか、それよりも小さい。従って、L値は、本実施形態では、N値の見積もりにおいて下限値として用いられる。図5は、下限値Lを決定するための例示としての方法を示す図である。示された例では、無線局STA1からの連続的なフレームの間に、2つのフレームがあるので、L=2となる。
無線局が、フレームを送信した後に、即座に準備できる別のフレームを有していない場合には、代替方法を用いることができる。例示としての代替方法では、Lの値は、バックオフ(送信待機)しているいずれかの無線局が、平均バックオフ遅延時間(例えば(C−1)/2)を積算する時間の間に、送信されるフレームの数を観測することによって演算され、これは、もし無線局が未送信のフレームを連続的に持っていたとしたら、それらを送信する間に、平均してそれぐらいの時間を待つためである。観測無線局は、それ自身を考慮するため、1を加える。この方法は、一般的に使用されても良いし、無線局が送信後に即座に準備される別のフレームを有していないときのみに使用されても良い。あるいは、別の無線局が絶えず未送信のフレームを有していることが分かっているならば、他の無線局は、それらの連続的なフレームの間に送信されるフレームの数を観測して、L値(自身の無線局を考慮するため1を加える)を得ることができる。
上述の2つの方法は、上下限値のために用いられるが、一方あるいは他方のみが使用されても良い。例えば、上限値は、下限値の関数として決定されても良いし、その逆であっても良い。1つの実施形態において、上限値は、下限値の1.5倍の値として演算された。別の実施形態では、下限値は、上限値の2/3の値として演算された。これは、一方又は他方の観測値が利用できない場合に有効である。また、短期間の変動を補償するために、下限値Lを上方に偏らせて、収束速度を速めることも有効である。1つの実施形態において、下限値は、1.25または1.5の係数によって上方に偏らせられた。ただし、下限値が、上限値Uを超えることはない。例示としての実施形態において、下限値L及び上限値Uの両方が移動平均又はサンプルの最終的な数を用いて平滑化される。例えば、あるケースでは、上限値Uが1秒間にわたる観測値に基づいて演算され、下限値Lは、約100フレームにわたる観測値の平均に基づいて演算された。ここで、観測値の割合や期間は、状況における動的特性(無線局の移動度、送信無線局の数量の変化など)に応じるもので、その動的特性に基づき適合されえることが示唆される。
上述した例示実施形態の根拠が以下に説明される。[0、C−1]の範囲において、N個の同時係属通信源がN個のバックオフ値を決定したとする。それらのバックオフ値を式5のように表すこととする。
Figure 2009044725
もし同一の媒体使用期間に、n=2Nの通信源が、0からC−1アイドルスロットの間のランダム値でバックオフをスタートした場合、次のC−1アイドルスロット(連続的又は非連続的)にわたって、未送信フレームの予想される平均数はN,つまり式6のようになる。
Figure 2009044725
このように、所定時間にわたる、未送信フレームの平均数は、所定数の未送信フレームの初期状態に関連する。スタート時間は拡散し、ランダム値は均一に分散されているので、連続的な動作の間の同時係属フレームの平均数は、同時にバックオフをスタートした均等数に関連する。
N個の同時係属通信源の各々iが、各通信源において未送信のフレームを送信する前に、フレーム間隔(IFS)を含まずに、Xiアイドルスロットだけ待機したとすると、フレーム間隔(IFS)を含まないフレーム間未使用時間の予想される期間は、式7によって近似される。なおE{b}は予想フレーム間未使用時間(IFIT)である。
Figure 2009044725
同時係属フレームの数Nは、式8のように無線局の数Uを越えることはできない。
Figure 2009044725
連続して同時係属フレームを有する通信源が、それ自身のフレームを送信する間に、連続して同時係属フレームを有するL個の固有の通信源からフレームを受信した場合、以下に示すように、一般的に、NはL+1より少ないことはない。
Figure 2009044725
これは、最悪の場合でも、観測無線局が、最も長いバックオフ値を選択し、その観測無線局の前にフレームを送信するN−1個の無線局が存在するためである。
フレーム間隔(IFS)を含まないフレーム間未使用時間IFIT、つまりE{b}の観測無線局は、解答方程式7に用いられたCの値に基づいて、Nを決定することができ、さらに、式8及び式9に従い、U及びLによって、その範囲を見積もることができる。アルゴリズムは、Nを決定するためにフィルタを用いても良い。
1つの実施形態において、Nに関する上下限値は、フレーム間未使用時間(IFIT)bに基づいてN’を見積もるために適用されえる。もしくは、上下限値は、フィルタ処理後のN’に適用されても良い。あるいは、上下限値の一方がフィルタ処理前に適用され、他方がフィルタ処理後に適用されても良い。例えば、上限値をフィルタ処理前に適用し、下限値をフィルタ処理後に適用する。この例において、必ず整数の無線局が存在するので、値は次ぎの整数に切り上げられる(好ましい実施形態において、上方に偏らせられる)。
Figure 2009044725
1つの実施形態において、IIRフィルタと上下限値の組み合わせが、k=0.8333(すなわち、(1−k)=1/6)の係数で用いられた。
N個の同時係属無線局が、独立した固有のランダム変数として、各々[0、C−1]の範囲においてN個のバックオフ値を決定した場合、2個以上の値が同じである確率は、次式によって表される。
Figure 2009044725
pの値は、次のC−1アイドルスロットにわたる、衝突の確率である(2個以上のフレームでの1回以上の衝突)。上記した、標準的な角括弧の形式は、1組をなすi個の固有要素からj個の要素を選択する組み合わせ方の数を示すために用いられた。
Figure 2009044725
特定の衝突確率pを求めるために必要なCの値は、同時係属通信源の数Nが与えられると、次式のように近似される。
Figure 2009044725
一旦、Nが決定され、望ましい衝突確率pが決定されると、Cのために使われる値が、式13、あるいはより間便な次式を用いて決定される。
Figure 2009044725
ここで、係数αは、pが変化しない限り、1度で演算することができる。
Figure 2009044725
1つの実施形態では、p=0.2であるため、αは、約2.24となった。他の実施形態では、p=0.4であるため、αは約1となった。
そして、アルゴリズムは、通信源にC値をセットするか、あるいは現在のC値を決定されたC値に向かって増加(例えば、2のべき乗の増加)又は減少することができる。アルゴリズムは、上下限値によってC値を制限しても良い。
所定の1組において独自の値である確率は、以下のように表せる。
Figure 2009044725
[0、C−1]の間隔にわたる、係属フレームの平均数は、以下のようになる。
Figure 2009044725
2次元の計算を、x次元において、1次元の計算に単純化する。
Figure 2009044725
[0、C−1]の間隔にわたる、係属フレームの予想平均数は、以下の多次元計算によって与えられる。
Figure 2009044725
上記算出式に、方程式を代入する。
Figure 2009044725
に関して、式を整理すると、以下の式が導かれる。
Figure 2009044725
有限級数の合計を代入すると、
Figure 2009044725
k+1番目とk番目の最も短いバックオフ値の差異は、k番目のフレーム間未使用時間を決定し、それは以下のように与えられる。
Figure 2009044725
ここで、最小関数の下付文字は、k番目の最小値を示す。
フレーム間未使用時間の予想値は、以下のようになる。
Figure 2009044725
[0、C−1]の間隔にわたる変形を適用する。
Figure 2009044725
いずれかの(q+1)番目のバックオフ値の差異を1番目にシフトする。
Figure 2009044725
従って、
Figure 2009044725
均一なランダムバックオフ値の範囲[0、C−1]の対称性により、以下の式が成り立つ。
Figure 2009044725
それらの関係の組み合わせにより、kの独立した結果を生み出し、
Figure 2009044725
また、指数kをbから切り離すことを動機付ける。n−1個のバックオフ値の差異に、最小のバックオフ値をプラスし、Cと最大のバックオフ値との差異をプラスした合計は、Cに等しくなる。
Figure 2009044725
均一なランダムバックオフ値の範囲[0、C−1]の対称性により、以下の式が成り立つ。
Figure 2009044725
従って、
Figure 2009044725
予想されるb値について解くと、
Figure 2009044725
最小のバックオフ値の予想値は、
Figure 2009044725
多次元計算を、次の3つの部分に分けると、以下の数式が導かれる。(1)すべての通信源が[0、C−2]の範囲の値を持つ。(2)j個の通信源の順列がすべてC−1の値を持つ一方、他の通信源のすべてが[0、C−2]の範囲の値を持つ。(3)全ての値がC−1である。
Figure 2009044725
第2項における最小関数の議論は、ありえる最大値がC−1であるため、単純化される。すべての大きさ[0、C−1]に対する一部分に、バックオフ値が入る可能性は、すべての大きさが[0、C−d](d>0)である場合の、最小の一部分に関して、以下のように表される。
Figure 2009044725
さらに、
Figure 2009044725
最初の2項を総括すると、以下の回帰式の動機付けとなる。
Figure 2009044725
上式は、分析的に解くことが可能であり、ここで、反復の基礎が下記の式によって与えられる。
Figure 2009044725
Figure 2009044725
しかし、第3項における乗数、及び第2項における乗数は、Cのべき指数のため、大きなnに関し、第1項に比較して小さい。しかし、C>>n>1であるため、
Figure 2009044725
従って、
Figure 2009044725
同時係属フレームの平均数に関する期待値を示すと、以下の式が与えられる。
Figure 2009044725
大きな値に対して、更なる簡素化が動機付けられるならば、下記の式となることに留意すべきである。
Figure 2009044725
すなわち、
Figure 2009044725
所定のバックオフ値となる確率は、均一のランダム選択によって与えられる。
Figure 2009044725
衝突を避けるためには、すべての通信源が異なるバックオフ値を選択しなければならない。すなわち、
Figure 2009044725
バックオフ値の組み合わせ数は、Cであり、N個の通信源が異なるバックオフ値を選択する組み合わせ数は、C個からN個の選び方の数であり、それら各々の順列である。従って、衝突の確率は、以下のようになる。
Figure 2009044725
整理して、自然対数を取ると、以下のようになる。
Figure 2009044725
階乗に対して、以下のスターリングの近似式を代入する。
Figure 2009044725
すると、以下の簡素化された式が与えられる。
Figure 2009044725
無限級数で右辺の自然対数を拡張すると、以下のようになる。
Figure 2009044725
3つの総和項に拡張しつつ、最初の項でNを消去すると、以下のようになる。
Figure 2009044725
第1項における指数をシフトして、第1及び第2の総和項を合体させると以下のようになる。
Figure 2009044725
さらに、2つの総和項を合体すると、以下のようになる。
Figure 2009044725
ここで、以下のように定義する。
Figure 2009044725
3番目の角括弧内の数量は、i=jの条件でゼロとなり、以下の式を満足する。
Figure 2009044725
先の項はマイナスとなり、後の項はプラスとなる。それらの項の大きさは、以下の条件を満足する。
Figure 2009044725
ここで、Cは以下の通りである。
Figure 2009044725
従って、総和の項は、以下の式を満足する。
Figure 2009044725
ここで、hは、以下の通りである。
Figure 2009044725
N>Cの範囲でシステムを動作させると、衝突を招く結果となり、従って、適切な動作点のため、N<Cであることが動機付けられる。iに関しての導関数を求めると、以下のようになる。
Figure 2009044725
上式の範囲は以下のようになる。
Figure 2009044725
ここで、Cは以下の通りである。
Figure 2009044725
項の大きさに関する上限値は、上限項自体に比例する減少速度よりも速い速度で減少するので、以下のような第1項の近似が動機付けられる。
Figure 2009044725
Cについて解くと、以下のようになる。
Figure 2009044725
N>1の条件で、更なる簡素化が動機付けられるならば、pは定常偏差ガウスとして、次のように表されることに留意する。
Figure 2009044725
そして、式66は以下のように簡素化される。
Figure 2009044725
pが変化しない限り、係数は1度で演算することができるので、アルゴリズムのため都合の良い形式は、以下の通りである。
Figure 2009044725
Figure 2009044725
以上の説明は実際のところ単なる例示にすぎず、本発明、その適用や使用を制限することを意図するものではない。
無線通信システムにおいて、コンテンションウインドウを適応させるための方法の好ましい一例を示す図である。 無線通信システムにおいて、観測された未使用時間から同時係属通信源の数を決定する方法の好ましい一例を示す図である。 無線通信システムにおいて、バックオフが終了するタイミングと、結果として生じる、フレーム送信間の時間の一例を示す図である。 無線通信システムにおいて、媒体アクセスに関する異なるプロセスからの、フレームの実際の影響を決定する方法の好ましい一例を示す図である。 無線通信システムにおいて、同一無線局による連続的な送信の間に、受信されたフレームの数を観測することから、同時係属通信源の数に関する限界値を決定する方法の好ましい一例を示す図である。

Claims (31)

  1. 無線通信システムにおいて、所定の端末にコンテンションウインドウを適合させるための方法であって、
    送信媒体における混雑を示す目標パラメータを定義し、
    前記送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数を決定し、そして、
    前記送信媒体を介して送信する際の遅延値を選択するためのコンテンションウインドウを決定することを含み、前記コンテンションウインドウは、前記目標パラメータ及び前記送信端末の数の関数として定義されることを特徴とする方法。
  2. 前記目標パラメータを、別のフレームと衝突するフレームの確率として定義することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 送信端末の数を決定することには、所定の端末にて、フレーム間の未使用時間を観測すること、及び観測された未使用時間の関数として送信端末の数を演算することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. フレームが適合処理に適用可能か決定し、2つの連続する適用可能フレーム間に、適合処理に適用できない1つ以上のフレームが挿入された場合、その2つの連続する適用可能フレーム間の未使用時間を付け加えることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 観測された未使用時間、及び前記所定端末により現在使用されているコンテンションウインドウの関数として、送信端末の数を演算することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 下記の式に従って、コンテンションウインドウCを決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
    Figure 2009044725
    ただし、pはフレームが別のフレームと衝突する確率であり、Nは送信端末の数である。
  7. バックオフ時間として、コンテンションウインドウの範囲からランダムに値を選択し、前記所定の端末からフレームを送信する前、前記バックオフ時間が満了する時間だけ待機することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記所定の端末の近隣に存在する端末の数を示す上限値の範囲に、送信端末の数を抑えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記所定の端末において、他の端末から受信されたフレームの固有アドレスを観測することによって前記上限値を決定することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記送信端末の数を下限値の範囲に抑えるものであって、前記下限値は、前記所定の端末によって送信された2つの連続したフレームの間に、フレームが受信された端末の数に相関することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおいて、送信媒体へのアクセスを準備している端末の数を決定するための方法であって、
    前記無線通信システムにおける所定の端末に受信されたフレーム間の未使用時間を観測し、
    前記所定の端末によって現在使用されているコンテンションウインドウを決定し、そして、
    前記未使用時間、及び前記所定の端末によって現在使用されているコンテンションウインドウの関数として、送信媒体へのアクセスを準備している端末の数を見積もることを特徴とする方法。
  12. 下記の式に従って、端末の数を見積もることを特徴とする請求項11に記載の方法。
    Figure 2009044725
    ただし、Cは現在使用されているコンテンションウインドウであり、E{b}は未使用時間である。
  13. 前記所定の端末の近隣に存在する端末の数を示す上限値の範囲に、送信端末の数を抑えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記所定の端末において、他の端末から受信されたフレームの固有アドレスを観測することによって前記上限値を決定することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 送信端末の数を下限値の範囲に抑えるものであって、前記下限値は、前記所定の端末によって送信された2つの連続したフレームの間に、フレームが受信された端末の数に相関することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 無線通信システムにおいて、所定の端末にコンテンションウインドウを適合させるための方法であって、
    フレームが別のフレームと衝突する目標確率を定め、
    前記送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数を決定し、そして、
    前記送信媒体を介して送信する際の遅延値を選択するためのコンテンションウインドウを決定することを含み、前記コンテンションウインドウは、前記目標確率及び前記送信端末の数の関数として定義されることを特徴とする方法。
  17. 送信端末の数を決定することには、所定の端末にて、フレーム間の未使用時間を観測すること、及び観測された未使用時間の関数として送信端末の数を演算することを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. フレームが適合処理に適用可能か決定し、2つの連続する適用可能フレーム間に、適合処理に適用できないフレームに隣接し、その2つの連続する適用可能フレーム間に介在する未使用時間を付け加えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 観測された未使用時間、及び前記所定端末により現在使用されているコンテンションウインドウの関数として、送信端末の数を演算することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 下記の式に従って、コンテンションウインドウCを決定することを特徴とする請求項16に記載の方法。
    Figure 2009044725
    ただし、pはフレームが別のフレームと衝突する目標確率であり、Nは送信端末の数である。
  21. バックオフ時間として、コンテンションウインドウの範囲からランダムに値を選択し、前記所定の端末からフレームを送信する前、前記バックオフ時間が満了する時間だけ待機することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記所定の端末の近隣に存在する端末の数を示す上限値の範囲に、送信端末の数を抑えることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  23. 前記所定の端末において、他の端末から受信されたフレームの固有アドレスを観測することによって前記上限値を決定することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 前記送信端末の数を下限値の範囲に抑えるものであって、前記下限値は、前記所定の端末によって送信された2つの連続したフレームの間に、フレームが受信された端末の数に相関することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  25. 無線通信システムにおいて、所定の端末にコンテンションウインドウを適合させるための方法であって、
    送信媒体における混雑を示す目標パラメータを定義し、
    前記所定の端末にて、フレーム間の未使用時間を観測し、
    観測された未使用時間の関数として、前記送信媒体へのアクセスを準備している送信端末の数を見積もり、そして、
    前記送信媒体を介して送信する際の遅延値を選択するためのコンテンションウインドウを決定することを含み、前記コンテンションウインドウは、前記目標パラメータ及び前記送信端末の数の関数として定義されることを特徴とする方法。
  26. 前記目標パラメータを、別のフレームと衝突するフレームの確率として定義することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 下記の式に従って、コンテンションウインドウCを決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
    Figure 2009044725
    ただし、pはフレームが別のフレームと衝突する確率であり、Nは送信端末の数である。
  28. バックオフ時間として、コンテンションウインドウの範囲からランダムに値を選択し、前記所定の端末からフレームを送信する前、前記バックオフ時間が満了する時間だけ待機することを特徴とする請求項25に記載の方法。
  29. 前記所定の端末の近隣に存在する端末の数を示す上限値の範囲に、送信端末の数を抑えることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  30. 前記所定の端末において、他の端末から受信されたフレームの固有アドレスを観測することによって前記上限値を決定することを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 前記送信端末の数を下限値の範囲に抑えるものであって、前記下限値は、前記所定の端末によって送信された2つの連続したフレームの間に、フレームが受信された端末の数に相関することを特徴とする請求項25に記載の方法。
JP2008160903A 2007-08-08 2008-06-19 無線通信システムにおける所定の端末のコンテンションウインドウ適合方法 Expired - Fee Related JP5245563B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/891023 2007-08-08
US11/891,023 US7894467B2 (en) 2007-08-08 2007-08-08 Adaptive medium access control for wireless communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009044725A true JP2009044725A (ja) 2009-02-26
JP5245563B2 JP5245563B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=40227102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008160903A Expired - Fee Related JP5245563B2 (ja) 2007-08-08 2008-06-19 無線通信システムにおける所定の端末のコンテンションウインドウ適合方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7894467B2 (ja)
JP (1) JP5245563B2 (ja)
DE (1) DE102008030359B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502191A (ja) * 2009-08-18 2013-01-17 インテル コーポレイション 無線通信装置、システム及び方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101041566B1 (ko) * 2008-10-22 2011-06-15 한국전자통신연구원 무선 자원 할당 방법 및 장치, 무선 네트워크 시스템
US8559455B1 (en) 2009-09-30 2013-10-15 Google Inc. Dynamic scheduling scheme for TV white-space MIMO wireless system
US8396086B1 (en) 2009-09-30 2013-03-12 Google Inc. Scalable association scheme for TV white-space MIMO wireless system
US8699411B1 (en) 2009-09-30 2014-04-15 Google Inc. Dynamic TDMA system for TV white space MIMO wireless
US8565138B1 (en) 2009-09-30 2013-10-22 Google Inc. Random shuffling mechanism for MIMO wireless system
WO2012131830A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 パナソニック株式会社 端末装置
US20130070781A1 (en) * 2011-09-16 2013-03-21 Texas Instruments Incorporated Probabilistic contention window management
PL3320743T3 (pl) * 2015-07-06 2020-12-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Węzeł nadawczy i sposób w tym węźle do wykonywania transmisji danych do co najmniej jednego węzła odbiorczego na kanale radiowym w bezprzewodowej sieci telekomunikacyjnej
US10159009B2 (en) 2016-10-12 2018-12-18 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for adaptation of EDCA parameters to ensure access by a wireless node
US11076158B2 (en) * 2019-09-09 2021-07-27 Facebook Technologies, Llc Systems and methods for reducing WiFi latency using transmit opportunity and duration

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053524A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Fujitsu Ltd 無線lan装置
JP2007189690A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Hitachi Ltd 無線ネットワークにおけるアクセス制御のためのシステム及び方法
JP2008005201A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 無線通信端末装置、及びその制御方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6078568A (en) * 1997-02-25 2000-06-20 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Multiple access communication network with dynamic access control
US7027462B2 (en) * 2001-01-02 2006-04-11 At&T Corp. Random medium access methods with backoff adaptation to traffic
CN101048977B (zh) * 2004-10-28 2011-06-01 加利福尼亚大学董事会 用于具有增强服务质量的无线通信的动态自适应方法和系统
US7787366B2 (en) * 2005-02-02 2010-08-31 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for controlling wireless medium congestion by adjusting contention window size and disassociating selected mobile stations
US20060215686A1 (en) * 2005-03-28 2006-09-28 Nokia Corporation Communication method for accessing wireless medium under enhanced distributed channel access
CN101682531B (zh) * 2007-06-22 2012-09-05 汤姆逊许可公司 基于竞争的网络中用于媒体访问的方法和设备

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053524A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Fujitsu Ltd 無線lan装置
JP2007189690A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Hitachi Ltd 無線ネットワークにおけるアクセス制御のためのシステム及び方法
JP2008005201A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 無線通信端末装置、及びその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502191A (ja) * 2009-08-18 2013-01-17 インテル コーポレイション 無線通信装置、システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE102008030359A1 (de) 2009-02-12
JP5245563B2 (ja) 2013-07-24
US7894467B2 (en) 2011-02-22
DE102008030359B4 (de) 2017-03-16
US20090041050A1 (en) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5245563B2 (ja) 無線通信システムにおける所定の端末のコンテンションウインドウ適合方法
US8031744B2 (en) Full-duplex wireless communications
US11071093B2 (en) Link adaption by channel bundling in a wireless communication system
JP4885969B2 (ja) メッシュネットワークにおけるデータのフロー制御のための方法および装置
US8160090B2 (en) Communication apparatus for performing contention control
US8634447B2 (en) Adaption of medium access and transmission parameters for wireless networks
CN102870378B (zh) 不连续无线通信信道中的自适应争用窗口
US8189462B2 (en) Method of adjusting PCS threshold and terminal apparatus for high density wireless network
JP5677280B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
CN110972105B (zh) 通信方法、通信装置及用户设备
JP2009060213A (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム
WO2006109213A1 (en) Communication system operating according to the carrier sense multiple access with collision detection (csma/cd) protocol
JP6914527B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法
JP5116404B2 (ja) ランダムアクセス制御方法、通信システムおよび基地局
US20170019223A1 (en) Multiple access method and system with adaptive frequency multiplexing of data send authorization requests
CN116489813A (zh) 一种适用于Lora-Mesh网络的自适应冲突退避方法及系统
JP2005012275A (ja) 無線送信装置、無線パケット送信方法、および無線通信システム
CN111148270A (zh) 基于服务质量的长距离多信道通信随机接入方法及系统
Ibrahim et al. Design and Analysis of an Adaptive Backoff Algorithm for IEEE 802.11 DCF mechanism
Syed et al. A novel contention window backoff algorithm for IEEE 802.11 wireless networks
JP4793198B2 (ja) 多重アクセス通信方法
JP2008072397A (ja) 多重アクセス通信方法
CN109640397B (zh) 基于服务质量的长距离多信道通信随机接入方法
Miśkowicz On the capacity of p-persistent CSMA
JP5285095B2 (ja) 無線基地局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees