JP2009044473A - コンプレックスプログラマブルロジックデバイス、そのコンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンフィグレーションが終了していることを確実に判定するための値を出力し、その値に基づいて、コンフィグレーションが終了していることを確実に判定する。
【解決手段】コンフィグレーション終了チェック手段2b2に、コンフィグレーション終了チェック用データを変換する変換手段を備えたコンプレックスプログラマブルロジックデバイス2bと制御部2aを伝送線で接続する。その制御部2aが、コンフィグレーション終了チェック手段2b2を介してコンフィグレーション終了チェック用データを書き込み、さらに、前記変換手段によって該コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を読み出す。そして、その読み出した値と期待値を比較し、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス2bのコンフィグレーションの正常終了を判定する。
【選択図】図1
【解決手段】コンフィグレーション終了チェック手段2b2に、コンフィグレーション終了チェック用データを変換する変換手段を備えたコンプレックスプログラマブルロジックデバイス2bと制御部2aを伝送線で接続する。その制御部2aが、コンフィグレーション終了チェック手段2b2を介してコンフィグレーション終了チェック用データを書き込み、さらに、前記変換手段によって該コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を読み出す。そして、その読み出した値と期待値を比較し、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス2bのコンフィグレーションの正常終了を判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、装置制御技術に関するものである。
一般的に、汎用インバータに搭載する通信オプション装置(以下、単に通信オプションという)の基板には、CPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が実装されており、通信オプションの起動の際には、FPGAのコンフィグレーション終了を待ってCPUが起動される。
一般的な通信オプションにおけるFPGAのコンフィグレーション〜CPUの起動までの動作を図6に基づいて説明する。
図6中の通信オプション1は、汎用インバータ10に搭載されている。その通信オプション1は、CPU 1a,FPGA 1b,コンフィグレーション用ROM(Read Only Memory) 1cを備え、CPU 1aとFPGA 1b間をアドレスバスL101,データバス(データ伝送線)L102で接続され、FPGA 1bとコンフィグレーション用ROM 1c間をデータバスL103で接続されている。また、CPU 1aとFPGA 1b間では、I/O(Input Output)信号線g101,g102等でも信号が送受信される。
図6中の通信オプション1に電源が投入されると、FPGA 1bは、コンフィグレーション用ROM 1cからデータをデータバスL103を介してリード(読み出)し、コンフィグレーションを開始する。
CPU 1aには、FPGA 1bのコンフィグレーション終了信号線g103を取りこんでおり、FPGAのコンフィグレーションが終了するとコンフィグレーション終了信号線g103がアクティブになる。
コンフィグレーション終了後、CPU 1aはアドレスバスL101やデータバスL102、I/O信号(入出力信号)線g101,g102等の伝送線を介して、FPGA 1bに対し様々な処理を行うことが可能になる。
そして、CPU 1aのF/W(Firmware)は、前記コンフィグレーション終了信号線g103がアクティブになったことを確認して起動する。
現在では、実装面積の削減を主目的として、フラッシュメモリ内蔵タイプのCPLD(Complex Programmable Logic Device:コンプレックスプログラマブルロジックデバイス)を、これまで使用してきたFPGAの代わりに使用する通信オプションも市場に登場している。
このフラッシュメモリ内蔵タイプのCPLDのコンフィグレーション方法では、コンフィグレーションデータ(例えば、特許文献1を参照)がデバイス内蔵のフラッシュメモリに書き込まれており、該CPLDに電源が投入されると、その書き込まれたコンフィグレーションデータを使用して、CPLDのコンフィグレーションが実行される。このようなコンフィグレーション方法のため、外部のコンフィグレーション用ROMを不要のものとし、そのコンフィグレーション用ROM分の実装面積を削減できている。
特開2003−061395号公報(段落[0025]〜[0027]等)。
しかし、上述のフラッシュメモリ内蔵タイプのCPLDは、コンフィグレーション終了信号線を備えないため、CPUはCPLDのコンフィグレーションが正常に終了したか否かを判定する手段が存在しない。
このようなフラッシュメモリ内蔵タイプのCPLDの仕様には、コンフィグレーションに必要な最大時間が記載されていることがある。しかし、この仕様に基づいてコンフィグレーションを実行したとしても、フラッシュメモリ上のデータが異常になった場合に、最大時間以上経過してもコンフィグレーションを正常に終了していない可能性がある。即ち、CPUが、そのコンフィグレーションを終了しているか否かの状況を知る手段を有さないために、コンフィグレーション失敗のままで、F/W処理を開始してしまった場合に、誤出力など引き起こす可能性も考えられる。
上述のフラッシュメモリ内蔵タイプのCPLDにおけるコンフィグレーション終了状況(正常終了か否か)を判定するコンフィグレーション終了チェック用レジスタを用意し、CPUが該コンフィグレーション終了チェック用レジスタに対して特定の値をライト,リードして、該CPLDのコンフィグレーションが終了していることを確認する方法が考えられる。
なお、コンフィグレーション終了チェック用レジスタは、コンフィグレーションを終了したCPLDに対して、特定のデータ(即ち、コンフィグレーション終了チェック用データ)をリードもしくはライトし、アクセスをチェックするものである。
しかし、上述の方法では、アドレスバス異常時には、SRAM(Static Random Access Memory)等の他に存在するアドレスにライト、リードして偶然正常となってしまい、コンフィグレーション失敗のまま起動してしまう場合も考えられる。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであって、コンフィグレーションが終了していることを確実に判定するための値を出力するコンプレックスプログラマブルロジックデバイス、そのコンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションが終了していることを確実に判定するコンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション方法を提供することにある。
前記課題の解決を図るために、請求項1記載の発明は、外部とも繋がる伝送線に接続され、コンフィグレーションの終了状態をチェックするコンフィグレーション終了チェック手段、を備え、さらに、該コンフィグレーション終了チェック手段が、コンフィグレーションの終了状態を示すコンフィグレーション終了チェック用データを格納するコンフィグレーション終了チェック用レジスタを備え、前記伝送線を用いて、コンフィグレーション終了チェック手段に対して、データの読み出し,書き出しを行うコンプレックスプログラマブルロジックデバイスであって、前記コンフィグレーション終了チェック手段が、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データを変換する変換手段、を備え、前記伝送線を用いて、コンフィグレーション終了チェック用データを前記コンフィグレーション終了チェック手段を介し、前記コンフィグレーション終了チェック用レジスタに書き込む手段と、前記伝送線を用い、前記変換手段によって、前記コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を前記コンフィグレーション終了チェック手段から読み出す手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記変換手段が、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データをビット反転する手段、を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記変換手段が、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データの上位ビットと下位ビットを入れ替える手段、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記変換手段が、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと比較する比較用定数,格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が一致したことを示す一致時用定数,格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が不一致であることを示す不一致時用定数を記憶する定数記憶手段と、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと前記比較用定数を比較し、一致すれば出力をアクティブにし、一致しなければ出力をアクティブにしない比較手段と、前記比較手段からの出力を入力とし、該入力がアクティブになった場合に、前記一致時用定数を選択し出力し、該入力がアクティブでない場合に、前記不一致時用定数を選択し出力する定数選択出力手段と、前記定数選択出力手段からの出力を格納する読み出し専用レジスタと、を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、汎用レジスタを備え、請求項1乃至4のいずれかに記載のコンプレックスプログラマブルロジックデバイスに伝送線で接続された制御部が該コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションの正常終了を判定するコンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション方法であって、前記制御部が、前記コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション終了チェック手段を介し、コンフィグレーション終了チェック用レジスタにコンフィグレーション終了チェック用データを、前記伝送線を使って、書き込むステップと、前記制御部が、前記コンフィグレーション終了チェック手段から値を前記伝送線を使って読み出すステップと、前記制御部が、前記汎用レジスタに予め格納された期待値とコンフィグレーション終了チェック手段から読み出した値を比較するステップと、前記制御部が、前記期待値と前記コンフィグレーション終了チェック手段から読み出した値が一致した場合に、コンフィグレーションを正常終了と判定するステップと、を有することを特徴とする。
前記請求項1記載の発明によれば、変換されたコンフィグレーション終了チェック用の値をコンフィグレーション終了チェック手段から読み出すことができる。
前記請求項2記載の発明によれば、ビット反転されたコンフィグレーション終了チェック用の値をコンフィグレーション終了チェック手段から読み出すことができる。
前記請求項3記載の発明によれば、上位ビットと下位ビットを入れ替えられたコンフィグレーション終了チェック用の値をコンフィグレーション終了チェック手段から読み出すことができる。
前記請求項4記載の発明によれば、コンフィグレーション終了チェック用データに応じた任意の定数(値)をコンフィグレーション終了チェック手段から読み出すことができる。
前記請求項5記載の発明によれば、コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションが終了していることを確実に判定するための値(データ)を取得し、該値と期待値を比較できる。
以上示したように請求項1乃至4のいずれかの発明によれば、コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションが終了していることを確実に判定するための値を出力できる。
請求項5の発明によれば、コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションが終了していることを確実に判定できる。
これらを以ってコンプレックスプログラマブルロジックデバイスの動作保証技術の分野に貢献できる。
以下、本発明の実施形態における汎用インバータに搭載する通信オプション装置(以下、単に通信オプションという)を図面等に基づいて詳細に説明する。
本実施形態における通信オプションは、コンフィグレーション終了をチェックするためのデータ(以後、コンフィグレーション終了チェック用データという)を変換する変換手段を備えたCPLDと、制御部と、を有し、そのCPLDと接続された制御部に、該CPLDに対してコンフィグレーション終了チェック用データを書き込み、さらに、前記変換手段によって該コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を読み出し、その読み出した値と期待値を比較して、CPLDのコンフィグレーションの正常終了を判定する方法を実行させる。
本発明の実施形態における汎用インバータに搭載する通信オプションの構成を図1に基づいて説明する。なお、図1中の符号で、図6中の符号と同じものの説明は省略する。
図1中の通信オプション2は、CPU(制御部) 2a,CPLD 2bを備え、CPU 2aとCPLD 2b間はアドレスバスL101,データバスL102で接続されている(即ち、CPU 2aはCPLD 2bの外部として接続されている)。また、CPU 2aとCPLD 2b間では、I/O信号線g101,g102等でも信号を送受信される。
CPLD 2bは、更に、内蔵フラッシュメモリ2b1とコンフィグレーション終了チェック用レジスタを内蔵し、コンフィグレーションの終了状態をチェックするコンフィグレーション終了チェック用回路2b2(コンフィグレーション終了チェック手段)を備える。
本実施形態の通信オプションにおけるFPGAのコンフィグレーション〜CPUの起動までの動作方式を図1に基づいて説明する。
図1中のCPLD 2bでは、電源投入後に、内蔵フラッシュメモリ2b1のコンフィグレーションデータによってコンフィグレーションが行われるが、コンフィグレーション終了チェック用回路2b2は、コンフィグレーション終了信号線を有さない。
そのため、コンフィグレーション終了チェック用回路2b2に内蔵されたコンフィグレーション終了チェック用レジスタに対し、CPU 2aが特定のデータ(即ち、コンフィグレーション終了チェック用データ)をライト(書き込み),リード(読み込み)してコンフィグレーション終了チェックを行う。
なお、コンフィグレーション終了チェック用データとコンフィグレーション終了チェック用データに基づいた期待値データ(以下、単に期待値という)は、CPU 2aの汎用レジスタに予め各々格納しておくものとする。
しかし、この時にCPLD 2bは、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データをそのまま出力するのではなく、以下の変換方式1〜3(図2〜図4に対応する変換方式)のいずれかで該コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を出力するようにコンフィグレーション終了チェック用回路2b2を構成しておく。
そして、CPU 2aは、CPLD 2b上に構成されているコンフィグレーション終了チェック用回路2b2に応じた期待値と等しい値を、コンフィグレーション終了チェック用レジスタからリードできた場合、コンフィグレーションが正常終了していると判定する。なお、変換方式1〜3に応じた回路図(概略)は、図2〜図4を参照のこと。
(変換方式1)コンフィグレーション終了チェック用回路2b2が、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データをビット反転出力する変換方式。図2は、コンフィグレーション終了チェック用回路2b2の例1であって、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データの値をビット反転して出力する回路2c1である。
CPU 2aは、I/O信号線g101及びデータバスL102を使って、アンプ2cxを介して、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caにコンフィグレーション終了チェック用データを書き込む。そして、CPU 2aは、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caの値を反転回路2cb(即ち、変換手段)によってビット反転された値を読み出し、その値とCPU 2aの汎用レジスタに格納された期待値(即ち、コンフィグレーション終了チェック用データをビット反転した値)と、を比較し、それらが等しい場合、リード成功と見做し、さらに、コンフィグレーション正常終了と判定する。
(変換方式2)コンフィグレーション終了チェック用回路2b2が、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データの上位ビットと下位ビットを入れ替える変換方式である。図3は、コンフィグレーション終了チェック用回路2b2の例2であって、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データの上位ビットと下位ビットを入れ替える回路2c2である。
CPU 2aは、I/O信号線g101及びデータバスL102を使って、アンプ2cxを介して、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caにコンフィグレーション終了チェック用データを書き込む。そして、CPU 2aは、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caの値をスワップ回路2cd(即ち、変換手段)によって上位ビット(例えば、上位8ビット)と下位ビット(例えば、下位8ビット)を入れ替えられた値を読み出し、その値とCPU 2aの汎用レジスタに格納された期待値(即ち、コンフィグレーション終了チェック用データの上位ビットと下位ビットをスワップした値)と、を比較し、それらが等しい場合、リード成功と見做し、さらに、コンフィグレーション正常終了と判定する。
(変換方式3)コンフィグレーション終了チェック用回路2b2が、ある特定の値がライトされた時にのみ、特定の値に変換する変換方式である。図4は、コンフィグレーション終了チェック用回路2b2の例3であって、ある特定の値がライトされた時にのみ、特定の値に変換する回路2c3である。
CPU 2aによって、I/O信号線g101及びデータバスL102を使って、アンプ2cxを介して、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caの値(コンフィグレーション終了チェック用データ)を比較回路2cf(比較手段)で比較用定数2ceと比較し、一致していれば比較回路2cfの出力はアクティブとなる。また、一致しなければ比較回路2cfの出力をアクティブにしない。
マルチプレクサ2cgは、入力に応じて一致時用定数,不一致時用定数を選択し出力する定数選択出力手段として使われ、例えば、比較回路2cfの出力(即ち、入力)がアクティブの場合に、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が一致したことを示す一致時用定数2chを、アクティブでない場合に、格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が不一致であることを示す不一致時用定数2ciを選択し、リード専用レジスタ2cjに出力を格納する。
CPU 2aは、比較用定数2ceをコンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caにライトした後、リード専用レジスタ2cjから読み出した値と予め汎用レジスタに格納した一致時用定数2chの値を比較し、それらが等しい場合、リード成功と見做し、さらに、コンフィグレーション正常終了と判定する。
なお、回路2c3は、図4中の比較用定数2ce,一致時用定数2ch,不一致時用定数2ciを記憶する定数記憶手段(図示省略;例えば、フラッシュメモリ2b1内の領域,ROMなど)を備えるものとする。
上述のように変換方式3における変換手段は、定数記憶手段,比較手段,定数選択出力手段,読み出し専用レジスタを備えることになる。
以上の変換方式によって、SRAM等の記憶デバイスとは違い、ライトした値とは違う一意の値をリードすることができるため、アドレスバスに異常が発生した場合などでも、確実にCPLDのコンフィグレーションが終了したか否かを判定できる。
CPU 2aにおける判定手順を図5に基づいて説明する。
まず、通信オプション2に電源が投入されF/Wが起動する(S101)。
次に、前記F/Wは、必要な初期処理を行った後、CPLDの仕様通りにコンフィグレーションに必要な最大時間ウエイトする(S102)。
次に、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caにコンフィグレーション終了チェック用データをライトする(S103)。
次に、コンフィグレーション終了チェック用レジスタ2caから変換された値をリードする(S104)。ただし、変換方式3の場合は、リード専用レジスタ2cjから変換された値をリードする。
次に、CPU 2aの汎用レジスタに予め格納された期待値とステップS104でリードした値を比較する(S105)。その期待値とリードした値が一致した場合はステップS106へ進む。その期待値とリードした値が一致しなかった場合は、ステップS107へ進む。
ステップS106では、F/Wは通信オプションとしての処理を開始する。
ステップS107では、チェック回数カウンタをインクリメントする。なお、チェック回数カウンタも、CPU 2aの汎用レジスタに割り当てられているものとする。
次に、チェック回数カウンタ値をあらかじめ設定した上限値と比較する(S108)。上限値も、CPU 2aの汎用レジスタに割り当てられているものとする。チェック回数カウンタ値が上限値より小さい場合は、ステップS102へ戻る。チェック回数カウンタ値が上限値以上である場合は、ステップS109へ進む。
ステップS109では、F/Wは通信オプションとしての処理を開始せず、異常処理を開始する。
以上のように、本実施形態において、コンフィグレーション終了信号線の無いフラッシュメモリ内蔵型CPLDに用意したレジスタでコンフィグレーションが終了したか否かをCPUが判定できる。
CPUは、CPLDのコンフィグレーション終了チェック用レジスタに対して単純なライト,リードではなく、ライト後にリードした値が、CPLDに構成した回路に応じた期待値と一致するか否かを調べることによって、SRAM等の記憶デバイスに誤ってライトした値を読み出している場合とを区別し、確実にCPLDのコンフィグレーションが終了していることを判定できる。
また、コンフィグレーション失敗の場合には、コンフィグレーション終了信号線のあるFPGAを用いた場合と同様に、F/W処理を中止し、異常を出力できる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、本実施形態の変形例として、ライトされたコンフィグレーション終了チェック用データをビットシフト(例えば、巡回シフト)しても良い。その場合、CPUの期待値をコンフィグレーション終了チェック用データをビットシフトした値とする。
1,2…通信オプション
10,10’…汎用インバータ
1a,2a…CPU
1b…FPGA
1c…コンフィグレーション用ROM
2b…CPLD
2b1…内蔵フラッシュメモリ
2b2…コンフィグレーション終了チェック用回路
2c1…変換方式1におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2c2…変換方式2におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2c3…変換方式3におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2ca…コンフィグレーション終了チェック用レジスタ
2cb…反転回路
2cd…スワップ回路
2ce…比較用定数
2cf…比較回路
2cg…マルチプレクサ
2ch…一致時用定数
2ci…不一致時用定数
2cj…リード専用レジスタ
2cx,2cy…アンプ
L101…アドレスバス
L102,L103…データバス
g101,g102…I/O信号線
g103…コンフィグレーション終了信号線
10,10’…汎用インバータ
1a,2a…CPU
1b…FPGA
1c…コンフィグレーション用ROM
2b…CPLD
2b1…内蔵フラッシュメモリ
2b2…コンフィグレーション終了チェック用回路
2c1…変換方式1におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2c2…変換方式2におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2c3…変換方式3におけるコンフィグレーション終了チェック用回路
2ca…コンフィグレーション終了チェック用レジスタ
2cb…反転回路
2cd…スワップ回路
2ce…比較用定数
2cf…比較回路
2cg…マルチプレクサ
2ch…一致時用定数
2ci…不一致時用定数
2cj…リード専用レジスタ
2cx,2cy…アンプ
L101…アドレスバス
L102,L103…データバス
g101,g102…I/O信号線
g103…コンフィグレーション終了信号線
Claims (5)
- 外部とも繋がる伝送線に接続され、コンフィグレーションの終了状態をチェックするコンフィグレーション終了チェック手段、
を備え、
さらに、該コンフィグレーション終了チェック手段が、
コンフィグレーションの終了状態を示すコンフィグレーション終了チェック用データを格納するコンフィグレーション終了チェック用レジスタを備え、
前記伝送線を用いて、コンフィグレーション終了チェック手段に対して、データの読み出し,書き出しを行う
コンプレックスプログラマブルロジックデバイスであって、
前記コンフィグレーション終了チェック手段が、
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データを変換する変換手段、
を備え、
前記伝送線を用いて、コンフィグレーション終了チェック用データを前記コンフィグレーション終了チェック手段を介し、前記コンフィグレーション終了チェック用レジスタに書き込む手段と、
前記伝送線を用い、前記変換手段によって、前記コンフィグレーション終了チェック用データを変換した値を前記コンフィグレーション終了チェック手段から読み出す手段と、
を備えることを特徴とするコンプレックスプログラマブルロジックデバイス。 - 請求項1に記載のコンプレックスプログラマブルロジックデバイスにおいて、
前記変換手段が、
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データをビット反転する手段、
を備えることを特徴とするコンプレックスプログラマブルロジックデバイス。 - 請求項1に記載のコンプレックスプログラマブルロジックデバイスにおいて、
前記変換手段が、
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データの上位ビットと下位ビットを入れ替える手段、
を備えることを特徴とするコンプレックスプログラマブルロジックデバイス。 - 請求項1に記載のコンプレックスプログラマブルロジックデバイスにおいて、
前記変換手段が、
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと比較する比較用定数,
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が一致したことを示す一致時用定数,
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと該比較用定数が不一致であることを示す不一致時用定数
を記憶する定数記憶手段と、
格納されたコンフィグレーション終了チェック用データと前記比較用定数を比較し、一致すれば出力をアクティブにし、一致しなければ出力をアクティブにしない比較手段と、
前記比較手段からの出力を入力とし、
該入力がアクティブになった場合に、前記一致時用定数を選択し出力し、
該入力がアクティブでない場合に、前記不一致時用定数を選択し出力する
定数選択出力手段と、
前記定数選択出力手段からの出力を格納する読み出し専用レジスタと、
を備える
ことを特徴とするコンプレックスプログラマブルロジックデバイス。 - 汎用レジスタを備え、請求項1乃至4のいずれかに記載のコンプレックスプログラマブルロジックデバイスに伝送線で接続された制御部が該コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーションの正常終了を判定する
コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション方法であって、
前記制御部が、前記コンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション終了チェック手段を介し、コンフィグレーション終了チェック用レジスタにコンフィグレーション終了チェック用データを、前記伝送線を使って、書き込むステップと、
前記制御部が、前記コンフィグレーション終了チェック手段から値を前記伝送線を使って読み出すステップと、
前記制御部が、前記汎用レジスタに予め格納された期待値とコンフィグレーション終了チェック手段から読み出した値を比較するステップと、
前記制御部が、前記期待値と前記コンフィグレーション終了チェック手段から読み出した値が一致した場合に、コンフィグレーションを正常終了と判定するステップと、
を有することを特徴とするコンプレックスプログラマブルロジックデバイスのコンフィグレーション方法。
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