JP2009044349A - 画像処理装置 - Google Patents

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健太郎 永谷
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Abstract

【課題】画像処理装置において操作入力を受け付ける際に、操作の利便性を維持しつつ、セキュリティ面での安全性をも担保する画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯端末のログイン画面141においては、パスワード入力欄143に入力された文字列を隠さずそのまま表示する。これに並行して、タッチパネルのログイン画面41においては、パスワード入力欄43に入力された文字をアスタリスクとして開示レベルを下げて表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置において処理対象の画像を表示内容を制御する技術に関する。
画像処理装置として、例えばMFP(Multi Function Peripheral)は、コピー、プリント、FAX送信といった処理を実行する機能を複合的に備えている。このMFPは、処理の対象となる画像を表示し、操作を受け付ける操作部を有している。
このようなMFPは、複数のユーザに共有されることが多いため、ユーザ間で互いに画像などの情報を秘密管理することを図るべく、画像を記憶する記憶領域毎に使用を許可するユーザ情報を予め登録しておき、認証後に画像の表示を行う技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
こういった認証の際には、入力中のパスワードが他のユーザに読み取られてしまうことを防ぐために、パスワードを「****」とアスタリスクで隠して操作部で表示することがある。
特開2005-051336号公報 特開2003-094777号公報
しかしながら、パスワードを隠すことで、入力しようとする操作ユーザにとっては見づらい表示となってしまっている。この見づらさは、単純にパスワードを包み隠さず表示すれば解決するものの、今度は盗み見の危険性が高まってしまうこととなる。
表示パネル上で表示する機密にしたい情報としては、パスワードに限らず、画像の内容や、当該画像に対する処理内容などが挙げられるが、これらにおいても同様の問題が生じ得る。
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであって、画像処理装置において操作入力を受け付ける際に、操作の利便性を維持しつつ、盗み見などに対するセキュリティ面での安全性をも担保する画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、 表示機能を有する携帯端末と接続可能な画像処理装置であって、本体表示部と、所定の情報を前記携帯端末に表示させる外部表示制御手段と、携帯端末上の表示と並行して、前記所定情報を、機密性の高い機密情報の開示レベルを制限した状態で、前記本体表示部に表示させる本体表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
課題を解決するための手段に記載した構成によれば、例えば、本体表示部においては、機密性の高い機密情報については開示レベルを制限されるので、他人から盗み見を防止できる。機密性の高くない通常の情報についてはそのまま表示させることで、本体表示部の表示機能(画面サイズ、解像度などの面で携帯端末の表示機能よりは優れていることが多い。)を継続して有効に利用することができる。
そして、盗み見される危険性が少ない外部の携帯端末においては、例えば、機密情報であっても隠蔽することなくそのまま表示させることで、操作者の利便性を確保することができる。
また、前記本体表示制御手段は、開示レベルを制限する場合に、携帯端末の表示の参照を促す旨の通知を表示させることを特徴とする。
また、さらに、前記本体表示部の表示面上に重ねられたタッチパネルを入力手段として備え、当該入力手段は、携帯端末に表示された機密性の高い情報の表示領域に相当する本体表示部の表示面上の位置において、タッチによる機密情報に対応する入力を受け付けることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、本体表示部が備えるタッチ入力機能を有効に活用しつつ、入力に関する情報が他のユーザに読み取られるような事態を防止できる。
また、前記入力手段がタッチによる機密情報に対応する入力を受け付けた場合には、前記外部表示制御手段は、機密情報に対応する入力の受け付けの旨を携帯端末に表示させ、前記本体表示制御手段は、実際に受け付けた入力とは異なる入力を受け付けた旨をダミー表示させることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、本体表示部上には、実際に入力を受け付けた機密情報とは、異なる操作キーが受け付けられたものとして代わりに表示することで、機密キーが入力されたことを、他のユーザに知られることをより確実に回避できる。携帯端末上には正しく表示することで、肝心の操作中のユーザを惑わすことはない。
また、さらに、接続された携帯端末に関して、当該携帯端末の視認範囲を含む特性を取得する特性取得手段と、取得された特性に基づいて、表示の許否を判定する表示許否判定手段とを備え、前記外部表示制御手段は、否と判定された外部の携帯端末上では、前記機密情報に関して、そのまま表示させずに開示レベルを制限することを特徴とする。
また、さらに、接続された携帯端末に関して、当該携帯端末を着用または携帯している操作者を認証する認証手段を備え、認証結果に基づいて、表示の許否を判定する表示許否判定手段とを備え、前記外部表示制御手段は、否と判定された外部の携帯端末上では、前記機密情報に関して、そのまま表示させずに開示レベルを制限することを特徴とする。
また、前記所定の情報は、ユーザID入力欄とパスワード入力欄とを含むログインに関する情報であって、前記本体表示制御手段が開示レベルを制限する機密情報は、前記ユーザID入力欄に入力された文字または前記パスワード入力欄に入力された文字の少なくともいずれかであって、前記外部表示制御手段は、前記ログインに関する情報を前記2つの入力欄に入力された文字についても開示レベルを制限せずにそのまま表示させることを特徴とする。
また、前記機密情報は、ユーザの画像保存領域である個人ボックスの名称、当該個人ボックス内のファイル名、ジョブの内容の少なくとも1つであることを特徴とする。
また、前記外部表示制御手段が所定の情報を表示させる携帯端末は、眼鏡型の携帯端末であることを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理装置における表示方法は、表示機能を有する携帯端末と接続可能であって、本体表示部を備える画像処理装置における表示方法であって、所定の情報を前記携帯端末に表示させる外部表示制御ステップと、前記外部表示制御ステップと並行して、前記所定情報を、機密性の高い機密情報の開示レベルを制限した状態で、前記本体表示部に表示させる本体表示制御ステップと、を備えることを特徴としている。
<構成>
図1は、MFPの外観などを示す図である。
画像処理装置であるMFP(Multi Function Peripheral)1は、操作パネル30を備えている。
操作パネル30の正面には、MFP1を操作中のユーザAが居る。ユーザAは、眼鏡型の携帯端末101を着用している。携帯端末101はウェアラブルコンピュータとも言いうる。
ユーザAの周囲には、ユーザB〜Eの4名が居り、操作パネル30内の表示はこのユーザB〜Eに読み取られてしまう可能性がある。
図2は、MFP及び携帯端末の機能ブロック図である。
MFP1は、本体表示部10、操作部12、通信部14、制御部16、画像読取部20、記憶部22、画像形成部24、入出力部26、本体制御部28を有する。
本体表示部10は、ハードウェアとして液晶パネルを含んでおり、ログイン画面や処理の対象となる画像などを表示する。
操作部12は、操作者から入力を受け付けるものであり、本体のボタン類、液晶のタッチパネル上のタッチキーを含む。
通信部14は、携帯端末101など外部装置との通信を実現する。通信方式は、例えば無線LANを利用する。
制御部(表示・操作制御部)16は、本体制御部28と連携して、表示・操作などユーザインターフェースに関わる動作機能を制御する。
画像読取部20は、原稿を読み取って画像データを生成する。
記憶部22は、(1)生成された画像データ、(2)画像形成の制御に必要な情報、(3)制御部16/本体制御部28が実行する制御プログラム、(4)装置を使用する操作者のアカウント情報(ユーザIDとパスワードの対など)、(5)ユーザID毎に割り当てられた領域(個人BOX)の設定、(6)ユーザID毎に閲覧が許可されたデータのリストなどを記憶する。
画像形成部24は、画像データを用紙にプリントする。
入出力部26は、画像データなどの外部入出力を行う。
本体制御部28は、制御部16を介して入力を受け付けたジョブに基づいて、画像形成のプロセスを制御する。
携帯端末101は、表示部110、認証部112、記憶部114、位置検知部116、通信部118、制御部120を備えている。
表示部110は、液晶などのディスプレイ部から構成される。
認証部112は、眼鏡型携帯端末101を着用(操作)している操作者を認証する機能を有し、制御部120に操作者に関する認証情報を提供する。
記憶部114は、制御部120が制御を行うために必要な情報を記憶している。
位置検知部116は、着用している操作者の視線を検知する機能を有し、制御部120に操作者の視線に関する情報を提供する。
通信部118は、表示内容や表示動作に関する情報、または操作者に関する認証情報をMFP1本体側と送受信する。
図3は、操作パネルの外観を示す図である。
操作パネル30には、本体表示部としてのタッチパネル40及びキー群31〜39が配置されている。
キー群としては、画像読取機能(スキャン)の選択キー31、画像形成機能(プリント)の選択キー32、スタートキー34、停止キー35、リセットキー36、ユーティリティ機能の選択キー37、設定確認キー38、画面操作キー類39等を備える。
テンキー33は、プリント枚数指定などの数値入力を受け付ける。また、キー上の0から9の数字にはAからZまでのアルファベットが2〜3文字ずつ併記されており、ユーザ認証の際などにアルファベットの入力をも受け付ける。
リセットキー36は、操作入力により設定した設定内容をリセットするキーである。
ユーティリティ機能の選択キー37は、MFP1の管理者などがマシン設定を行うときに用いる。
設定確認キー38は、操作者が行った各動作内容の設定を確認したいときに用いる。
画面操作キー類39は、画面の移動操作やカーソル操作を行う。
操作者は、タッチパネル40及び携帯端末101上の表示内容に従って、タッチパネル40上のタッチキーやキー群31〜39を押すことにより、画面操作、メニュー項目の選択、入力操作などを行う。操作者の入力操作に応じて、タッチパネル40及び携帯端末101上の表示内容は変化する。このように、表示と操作入力との繰り返しを経て、操作者の意図に沿った動作が達成されることとなる。
<動作例1>
図4は、実施の形態に係る動作例1のメインフローチャートであり、図5〜図7,図9はそのサブルーチンを示すフローチャートである。
図4に示すように、本動作例1のメインルーチンは、制御部16/本体制御部28により実行されるものであり、携帯端末装置識別処理(S11)、着用操作者認証処理(S12)、個人情報表示処理(S13)、表示/入力操作処理(S14)のサブルーチンから構成される。
携帯端末装置識別処理(S11)では、図5に示すように、外部表示(携帯端末)が接続されるまで待機し、接続されると、視認範囲特性を取得する(S21:Yes,S22)。
視認範囲特性とは、携帯端末の表示画面の視野角、画面サイズなど表示が視認できる範囲の特性である。なお、MACアドレスなどから得られる装置形式情報を視認範囲特性としても構わない。
取得した視認範囲特性に基づいて、安全性を判別し(S23)、安全と判定されれば(S23:Yes)、機密情報表示許可装置に登録する(S24)。安全と判定され無ければ(S23:No)、機密情報表示不許可装置に登録する(S25)。なお、以下では、携帯端末101が表示許可装置に登録され、MFP1が表示不許可装置に登録されたものとして説明する。
この安全性は、携帯端末の着用者が、携帯端末の表示画面を排他的に閲覧できる程度(他者にのぞかれる可能性の程度)から判別される。
続いて、着用操作者認証処理(S12)においては、図6に示すように、個人認証済みでないならば(S31:NO)、操作者の着用状態を判断する(S32)。着用の有無の判断は、公知の光学的な検知方法で行われる。
着用状態が認められ(S32:Yes)、携帯端末が表示許可装置に設定されていれば(S33:許可)、操作者の眼球から虹彩情報を取得して個人認証を行う(S34,S35,S36)。
個人認証に成功すると(S36:Yes)、個人認証情報を設定する(S37)。失敗すると(S36:No)、個人認証不可と設定され、表示は本体表示部と同一の開示レベルに制限されることとなる(S38)。
続いて、個人情報表示処理(S13)においては、図7に示すように、個人情報表示要求があれば(S41)、表示許可装置で個人認証をクリアしている場合に限って(S42:許可,S43:Yes)、認証された個人認証情報に対応する個人情報を取得する(S44)。
そして、表示許可装置である携帯端末上に、取得した個人情報を全面的に(そのまま)表示する(S46)。開示レベルは全面開示となる。
表示不許可装置か(S42:不許可)、個人認証に失敗していれば(S43:No)、画面内に個人情報を表示する内容(通常より機密性の高い内容)については、全面開示と比べて開示レベルを下げて表示する(S45:Yes,S47)。
ステップS46の表示と、ステップS47の表示とで開示レベルを異ならせた場合について、ログイン画面を例に挙げて説明する。
図8(a)(b)は、本体表示部における表示を示し、図8(c)(d)は、表示許可装置と設定され、かつ認証を経た場合の携帯端末における表示を示している。
ID,パスワード入力前においては、本体表示部であるタッチパネル40(図3参照)には、ログイン画面41として、ユーザID入力欄42,パスワード入力欄43、「ID,パスワードを入力してください。」と入力を促すメッセージが表示されている[図8(a)]。
外部表示装置である携帯端末101には、ログイン画面141として、入力欄142,143を含むログイン画面41と同様な構成の画面が表示されている[図8(c)]。
ID,パスワード入力後においては、本体表示部のログイン画面44内のパスワード入力欄43は、「*******」と入力された文字列が隠されている[図8(b)]。この表示は、実際に入力された文字が特定できないよう開示レベルが制限され、文字数が7個であることだけが一部開示されているといえる。
これに対して、携帯端末101のログイン画面144内のパスワード入力欄43は、「MZLDDSB」と入力を受け付けた文字がそのまま表示されている[図8(d)]
このように、本体のタッチパネル上に表示させる情報の開示レベルを制限することで、操作者であるユーザAのパスワードが、他のユーザB〜Dに読み取られてしまうことを防止できる。
携帯端末101においては入力するパスワードをそのまま表示しているので、ユーザAは着用中の携帯端末101の画面を参照しつつ、MFP1の操作パネルが備えるキー群31〜39(特に、テンキー33)を操作してパスワードの入力を実行することが可能となる。
なお、図8においては、入力前と入力後の状態だけを示しているが、もちろん入力中についても本体表示部では文字列を隠蔽することが好ましい。
図9に示す表示/入力操作処理(S14)は、画像の処理内容や処理機能など、個人情報同様に機密性の高い情報について開示レベルを制限するものである。
操作パネル30を用いて何らかの入力操作が行われたときは、入力用表示要求があったとされる(S51:Yes)。機密情報表示許可装置(S52:許可)で、当該機密情報が操作者に許可されている情報であれば(S53:Yes)、入力操作に対応する表示画面を取得し(S54)、携帯端末101に操作画面をそのまま表示させる(S55)。この表示と並行して、表示不許可装置には、操作画面を開示レベルを下げた形で一部表示させる(S56)。
タッチパネル画面のタッチキーを介した操作入力を検出すると、入力に対応する信号が操作部12から本体制御部28へと送出される(S57,S58)。
次に、ステップS55,56の表示について、モード選択メニュー画面を例に挙げて説明する。
図10(a)(b)は、本体表示部(タッチパネル)における表示を示し、図10(c)(d)は、表示許可装置と設定され、かつ認証を経た場合の携帯端末における表示を示している。
携帯端末におけるモード選択メニュー画面145は、選択肢として、「モードA」,「モードB」,「モードC」の枠146〜148が表示されている[図10(c)]。これに並行して、タッチパネル40のメニュー画面45では、「モードA」,「モードB」の選択キー46,47が表示されている。点線囲みされた領域48は、メニュー画面145の「モードC」の枠148の位置に相当位置に存在し、実際には画面上に表示されていない。この領域48を押下することで、モードCの選択が可能となっている。
このような表示の差異により、周囲のユーザB〜Eなどに「モードC」が読み取られることを防止でき、しかも操作中の携帯端末を着用したユーザAは、着用している携帯端末の表示を参照しながら、タッチパネル40の領域48を押下することで所望の「モードC」を秘密裏に選択することができる。
「モードC」を選択すると、携帯端末におけるメニュー画面145は、モードCの枠148が白黒反転表示に変わり、選択を正しく受け付けた旨のメッセージ(「操作モードCを選択しました。」)が表示される[図10(d)]。
これに対して、タッチパネル40のメニュー画面45では、「操作モードBを選択しました。」というメッセージと、モードBキー47が白黒反転表示されている[図10(b)]。
このように、実際に受け付けたモード「C」とは異なるモード「B」が受け付けられたかのように表示することで、周囲のユーザにメニュー画面45の表示が目に入ることがあったとしても、周囲のユーザに対して実際に選択したモードが知られることを可及的に防止できる。
なお、モードA〜Cの具体例としては、例えば印刷処理におけるカラー/モノクロの選択モードが挙げられる。例えば、モードA:モノクロモード、モードB:オートカラーモード(写真画像など一定条件を満足したときにだけカラー印刷)、モードC:フルカラーモード(常にカラー印刷)とすれば、モードCを秘密として取り扱うことで、コストがかさみがちなフルカラーモード実行(またはその選択肢の存在自体)を周囲の人に知られにくくすることができる。
<動作例2>
動作例2では、個人BOX(ユーザID毎に割り当てられた領域、主に画像保存の用途に用いる。)内のファイルを扱う場合に、個人BOXの情報保護のために、本体表示と携帯端末表示とで表示の開示レベルを異ならせる。
図11は、実施の形態に係る動作例2のメインフローチャートである。なお、本動作例においても、動作例1と同様に外部の携帯端末101が表示許可装置に登録され、MFP1が表示不許可装置に登録されたものとして説明する。
まず、BOXキーの入力により個人情報表示要求があり(S61)、認証パスを経ると(S62,63)、個人認証情報・個人情報を取得し(S64,S65)する。
取得した情報は、外部の携帯端末101にはそのまま表示し(S66)、本体表示部には一部を隠蔽して表示する。外部表示により操作入力があれば(S68)、つまり、ユーザAによる着用中の携帯端末101の画面表示を見つつタッチパネル40のタッチキーを利用した操作があれば、個人情報表示要求(S71)に応じて、個人情報取得し(S72)、取得情報を表示する(S73)。また、ファイル処理要求(S74)に応じて、処理選択画面を取得し(S75)、処理選択入力を受け付けて(S76)、選択された処理を実行する(S77)。
ステップS71〜S73の具体例を、図12を用いて説明する。
図12(a)はタッチパネル40のBOX一覧メニュー画面50、図12(b)は携帯端末101におけるBOX一覧メニュー画面150である。
メニュー画面150においては、個人BOX枠151,Public BOX152が表示されるとともに、BOX名欄153に個人BOX名"Naga"が表示されている。Public BOXとは、基本的にはどのユーザでもアクセス可能な共有のBOXである。
メニュー画面50においては、Public BOX152に対応する表示はあるが、個人BOX枠151に対応する表示はない。なお、図12(a)中の点線枠51は実際には表示されておらず、説明の便宜上描いた枠である。その代わりに「現在、外部表示にて****の個人BOX一覧を表示中です。」という外部表示の参照を促すメッセージが表示されている。なお、BOX名欄53も"****"と名称が隠されている。
図10の例と同様に、メニュー画面50内の領域51aは、個人BOX枠151の"Naga1"枠151aに対応する位置に存在しており、この領域51aを押下することで"Naga1"のBOXを選択することが可能である。
ステップS74〜S77の具体例を、図13を用いて説明する。
図13(a)(b)はタッチパネル40上の画面、図13(c)(d)は携帯端末上の画面を示す。
図13(a)と(c)を見比べてわかるように、タッチパネル40におけるファイル選択のメニュー画面54では、携帯端末101上のメニュー画面154とは異なり、「FILE名称」155,「削除」156,「OK」157,「キャンセル」158,個人BOX名欄159が隠蔽されている。
図10の例と同様に、図13(a)のメニュー画面54においても領域55〜58を押下することで、メニュー画面154の表示に対応する選択項目の選択が可能となっている。
また、図13(b)(d)に示すように、処理選択メニュー画面60,160においても処理内容の選択項目(「編集」61,161,「送信」61,162)、「OK」63,163、「キャンセル」64,164の表示態様が異なっている。
なお、メニュー画面60内の「OK」63と「キャンセル」64はキーとしての枠は表示され、機能だけが隠蔽されている。このような機能部分だけの隠蔽であっても、ある程度は選択した処理を秘密にすることが可能である。
<動作例3>
動作例3では、あるユーザが実行したジョブの確認画面において、ジョブの詳細,ステータス,変更などを秘密にするために表示の開示レベルを異ならせる。
図14の(a)(c)は本体表示部における画面を示し、(b)は携帯端末における画面を示す。
図14(b)に示すように、携帯端末101のジョブ確認画面162においては、ジョブのリスト163,選択項目(「削除」164、「OK」165、「キャンセル」166)、ジョブを確認中のユーザ名欄167にはユーザ名"ABC"が表示されている。
図14(a)に示すように、タッチパネルのジョブ確認画面62においては、ジョブのリスト63、ユーザ名欄67が隠されて表示されている。また、領域64〜66は非表示であるが、押下により選択可能となっている。
図14(c)の例では、リスト163に対応するジョブのリスト69は表示されているものの、選択項目164〜166に対応する表示が隠されている。
<補足>
(1)本実施の形態では、携帯端末101における表示をMFP1で遠隔制御(リモート表示)するものとして説明したが、例えば、携帯端末101に表示系の所定のプログラムをインストールさせて、MFP1における表示・操作と逐次同期させるようにしても構わない。
(2)本発明に係る画像処理装置は、画像処理装置における表示方法として適用でき、さらに、この方法をコンピュータにより実現するプログラムに適用することもできる。そのプログラムとしては、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD、CD-ROM、CD-R、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、上記プログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに所定の処理を専用ハードウェアを利用して実行させるようにすることができる場合もある。
本発明に係る画像処理装置によれば、操作者の利便性を極力維持しつつ、セキュリティ面での安全性を確保することが可能となる。
MFPの外観などを示す図である。 MFP及び携帯端末の機能ブロック図である。 操作パネルの外観を示す図である。 動作例1のメインフローチャートである。 図4のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4のサブルーチンを示すフローチャートである。 図4のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)(b)は、本体表示部における表示、(c)(d)は、携帯端末における表示を示している。 図4のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)(b)は、本体表示部における表示、(c)(d)は、携帯端末における表示を示している。 動作例2のメインフローチャートである。 (a)は、本体表示部における表示、(b)は、携帯端末における表示を示している。 (a)(b)は、本体表示部における表示、(c)(d)は、携帯端末における表示を示している。 (a)(c)は、本体表示部における表示、(b)は、携帯端末における表示を示している。
符号の説明
1 MFP
30 操作パネル
40 タッチパネル
41 タッチパネルのログイン画面
43 パスワード入力欄
48 「モードC」キーとなる領域
101 携帯端末
141 携帯端末のログイン画面
143 パスワード入力欄
148 「モードC」の枠

Claims (10)

  1. 表示機能を有する携帯端末と接続可能な画像処理装置であって、
    本体表示部と、
    所定の情報を前記携帯端末に表示させる外部表示制御手段と、
    携帯端末上の表示と並行して、前記所定情報を、機密性の高い機密情報の開示レベルを制限した状態で、前記本体表示部に表示させる本体表示制御手段と、
    を備えることを特徴する画像処理装置。
  2. 前記本体表示制御手段は、開示レベルを制限する場合に、携帯端末の表示の参照を促す旨の通知を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. さらに、前記本体表示部の表示面上に重ねられたタッチパネルを入力手段として備え、
    当該入力手段は、携帯端末に表示された機密性の高い情報の表示領域に相当する本体表示部の表示面上の位置において、タッチによる機密情報に対応する入力を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記入力手段がタッチによる機密情報に対応する入力を受け付けた場合には、
    前記外部表示制御手段は、機密情報に対応する入力の受け付けの旨を携帯端末に表示させ、
    前記本体表示制御手段は、実際に受け付けた入力とは異なる入力を受け付けた旨をダミー表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. さらに、接続された携帯端末に関して、当該携帯端末の視認範囲を含む特性を取得する特性取得手段と、
    取得された特性に基づいて、表示の許否を判定する表示許否判定手段とを備え、
    前記外部表示制御手段は、否と判定された外部の携帯端末上では、前記機密情報に関して、そのまま表示させずに開示レベルを制限することを特徴とする請求項1から4に記載の画像処理装置。
  6. さらに、接続された携帯端末に関して、当該携帯端末を着用または携帯している操作者を認証する認証手段を備え、
    認証結果に基づいて、表示の許否を判定する表示許否判定手段とを備え、
    前記外部表示制御手段は、否と判定された外部の携帯端末上では、前記機密情報に関して、そのまま表示させずに開示レベルを制限することを特徴とする請求項1から4に記載の画像処理装置。
  7. 前記所定の情報は、ユーザID入力欄とパスワード入力欄とを含むログインに関する情報であって、
    前記本体表示制御手段が開示レベルを制限する機密情報は、前記ユーザID入力欄に入力された文字または前記パスワード入力欄に入力された文字の少なくともいずれかであって、
    前記外部表示制御手段は、前記ログインに関する情報を前記2つの入力欄に入力された文字についても開示レベルを制限せずにそのまま表示させる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記機密情報は、ユーザの画像保存領域である個人ボックスの名称、当該個人ボックス内のファイル名、ジョブの内容の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1から6に記載の画像処理装置。
  9. 前記外部表示制御手段が所定の情報を表示させる携帯端末は、眼鏡型の携帯端末であることを特徴とする請求項1から8に記載の画像処理装置。
  10. 表示機能を有する携帯端末と接続可能であって、本体表示部を備える画像処理装置における表示方法であって、
    所定の情報を前記携帯端末に表示させる外部表示制御ステップと、
    前記外部表示制御ステップと並行して、前記所定情報を、機密性の高い機密情報の開示レベルを制限した状態で、前記本体表示部に表示させる本体表示制御ステップと、を備えることを特徴する画像処理装置における表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012103951A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Sony Corp 情報処理装置、テーブル、表示制御方法、プログラム、携帯端末、及び情報処理システム
US9275244B2 (en) 2013-11-29 2016-03-01 Kyocera Document Solutions Inc. Authentication apparatus showing inputted password unrecognizable
US11825059B2 (en) 2020-09-28 2023-11-21 Sharp Kabushiki Kaisha Information processing device, control method, and recording medium storing program

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