JP2009044296A - ディジタルカメラ - Google Patents

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英 池田
Atsushi Kobashi
厚志 小橋
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朋美 平野
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Abstract

【課題】撮影条件が記憶装置の空き容量によって制限されることなく連写撮影を行なうこと。
【解決手段】ディジタルカメラ1は、撮影された画像を記憶するメモリ19と、連写撮影条件を設定する操作部9と、メモリ19の空き容量を検出する容量検出部21と、操作部9において設定された連写撮影条件に基づき取得される画像の容量が容量検出部21により検出されたメモリ19の空き容量を超えているときに、メモリ19に記憶されているデータ容量を減らして、空き容量を確保する制御部11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディジタルカメラに関するものである。
従来、連写撮影時に設定された撮影条件では記憶装置における空き容量が足りない場合には、これから撮影される画像の連写撮影条件を変更したり、連写撮影枚数を変更したりすることにより、連写撮影を可能にするディジタルカメラが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−142704号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている手法では、例えば、連写撮影条件を変更することにより画質が低下したり、連写撮影枚数を制限することにより所望の撮影シーンを撮り逃したりする不都合があり、ユーザが満足できない撮影結果になり得るという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、撮影条件が記憶装置の空き容量によって制限されることなく連写撮影を行なうことができるディジタルカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、撮影された画像を記憶する画像記憶部と、連写撮影条件を設定する撮影条件設定部と、前記画像記憶部の空き容量を検出する空き容量検出部と、前記撮影条件設定部において設定された連写撮影条件に基づき取得される画像の容量が前記空き容量検出部により検出された前記画像記憶部の空き容量を超えているときに、前記画像記憶部に記憶されているデータ容量を減らして、空き容量を確保する制御部とを備えるディジタルカメラを提供する。
本発明によれば、撮影条件設定部により連写撮影条件が設定されると、空き容量検出部が画像記憶部の空き容量を検出し、制御部が、設定された連写撮影条件に応じて取得される画像の容量と、空き容量検出部により検出された画像記憶部の空き容量とを比較する。そして、比較の結果、取得される画像の容量が画像記憶部の空き容量を超えているときは、制御部により、画像記憶部に記憶されているデータ容量が減らされて空き容量が確保されるので、これから行われる連写撮影に対して、連写撮影条件や連写撮影枚数の変更等を行わなくても、取得した全ての画像を記憶することが可能になる。
したがって、空き容量を気にせずに最適な撮影条件で所望の連写撮影を行うことができる。
上記発明においては、撮影された画像のサムネイル画像を作成して前記画像記憶部に記憶するサムネイル画像作成部を備え、前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている前記サムネイル画像を削除することにより、空き容量を確保することとしてもよい。
このように構成することで、画像記憶部の空き容量が足りないときには、サムネイル画像作成部によって作成されて画像記憶部に記憶されたサムネイル画像が制御部により削除され、これにより画像記憶部の空き容量が確保される。
ここで、サムネイル画像とは、撮影された画像を一覧表示するために作成される縮小された画像のことをいい、撮影された画像をもとに再度作成し直すことができる。したがって、サムネイル画像を削除すれば、画像記憶部に記憶されている撮影された画像を削除することなく空き容量を確保することができる。なお、削除したサムネイル画像は、例えば、画像記憶部のデータ容量に空きが出来次第再度作成し直すこととすればよい。
また、上記発明においては、前記画像記憶部が、画像に優先順位をつけて記憶し、前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている優先順位の低い画像から削除することにより、空き容量を確保することとしてもよい。
このように構成することで、画像記憶部の空き容量が足りないときには、画像記憶部によって優先順位をつけられて記憶された画像が、制御部により優先順位の低い画像から削除され、これにより画像記憶部の空き容量が確保される。したがって、画像記憶部に記憶されている撮影された画像のうち、重要度の高い画像を残して空き容量を確保することができる。
また、上記発明においては、前記制御部が、時間的に近接して撮影された複数枚の画像について、その優劣を判定し、重要度の低い画像から削除することにより、空き容量を確保することとしてもよい。
このように構成することで、画像記憶部の空き容量が足りないときには、制御部により、時間的に近接して撮影された画像間において優劣が判定されて、重要度の低い画像から削除され、これにより画像記憶部の空き容量が確保される。この場合、時間的に近接して撮影された画像は、撮影シーン的にも近似している可能性が大きいので、画像記憶部に記憶されている撮影された画像のうち、重複するような撮影シーンの画像を効率よく削除して、空き容量を確保することができる。
また、上記発明においては、前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている画像を読み出して圧縮し、前記画像記憶部に再度記憶することにより空き容量を確保することとしてもよい。
このように構成することで、画像記憶部の空き容量が足りないときには、画像記憶部に記憶されている画像が制御部により圧縮されることにより画像記憶部の空き容量が確保される。この場合、画像記憶部に記憶されている撮影された画像を残して空き容量を確保することができる。
また、上記発明においては、前記制御部は、前記画像記憶部に記憶されている複数枚の画像を読み出して連結した後圧縮し、前記画像記憶部に再度記憶することにより空き容量を確保することとしてもよい。
このように構成することで、画像記憶部の空き容量が足りないときには、複数枚の画像が制御部により連結された後圧縮されることにより画像記憶部の空き容量が確保される。この場合、各画像を個々に圧縮する場合に比べて、画像管理用の領域を有効に使うことができ、効率よく空き容量を確保することができる。
本発明によれば、これから行う連写撮影に対して連写撮影条件や連写撮影枚数の変更等を行う必要がなく、最適な撮影条件で所望の連写撮影を行うことができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るディジタルカメラについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1は、図1に示すように、被写体からの光を結像させる撮像光学系3と、該撮像光学系3により結像された像を撮影して画像信号を取得するCCD等の撮像素子5と、該撮像素子5により取得された画像信号を処理する処理部7と、撮影条件(連写撮影条件)を設定する操作部(撮影条件設定部)9と、該操作部9において設定された撮影条件に基づいて撮像光学系3,撮像素子5および処理部7を制御する制御部11と、処理部7において得られた撮影画像情報(撮影された画像)を表示する背面液晶などの液晶ディスプレイ(以下、単に「LCD」という。)13とを備えている。
処理部7は、撮像素子5からの画像信号が入力されて、γ補正、色分離および色マトリクス等の高画質化の画像処理を行う画像処理部15と、該画像処理部15により処理された撮影画像情報に基づいてサムネイル画像データを作成するサムネイル画像作成部17と、該サムネイル画像作成部17により作成されたサムネイル画像データおよび前記画像処理部15により処理された撮影画像情報を記憶するメモリ(画像記憶部)19と、前記制御部11からの制御信号に基づいて前記メモリ19の空き容量およびサムネイル画像の総容量を検出する容量検出部(空き容量検出部)21とを備えている。
操作部9は、ユーザが単写撮影モードと連写撮影モードとを切り換えたり、連写撮影条件や連写撮影枚数等の撮影条件を設定したりするものである。
制御部11は、連写撮影モード時において、操作部9において設定された撮影条件に基づいてこれから取得される画像の容量を算出し、容量検出部21により検出されるメモリ19の空き容量と比較するようになっている。そして、取得される画像の容量がメモリ19の空き容量を超える場合には、メモリ19に記憶されている全てのサムネイル画像データを削除することにより、メモリ19に記憶されているデータ容量を減らして空き容量を確保するようになっている。
このように構成された本実施形態に係るディジタルカメラ1の作用について説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1を起動させると、撮像光学系3により撮像素子5の撮像面に結像される被写体の像が撮像素子5によって撮影され、その画像信号が撮像素子5から画像処理部15へ出力される。画像処理部15に入力された画像信号は、γ補正、色分離および色マトリクス等の画像処理により高画質化された後、撮影画像情報としてメモリ19を介してLCD13に送られ、LCD13においてフォーマット変換されて表示される。
この状況で、操作部9の図示しないレリーズボタンが所定量押し込まれると、操作部9から制御部11にレリーズ信号が出力され、制御部11により適正露光になるように撮像光学系3および撮像素子5等が制御されて、撮像素子5により画像信号が取得される。撮像素子5により取得された画像信号は、画像処理部15により画像処理されて撮影画像情報に変換された後、メモリ19に記憶されるとともにLCD13に送られて静止画像として表示される。
次に、本実施形態に係るディジタルカメラ1の連写撮影時の動作を、図2に示すフローチャート図を用いて詳細に説明する。
操作部9において、連写撮影モードに切り替えられ、連写撮影条件および連写撮影枚数等の撮影条件が設定されると(ステップSA1)、設定された撮影条件が操作部9から制御部11に送られて、制御部11において、撮影条件に基づき取得される画像容量(以下、単に「取得画像容量」という。)aが算出される(ステップSA2)。
また、制御部11から撮影条件に基づく制御信号が容量検出部21に出力され、容量検出部21によりメモリ19の空き容量が検出される。検出された空き容量は容量検出部21から制御部11に送られて、制御部11において、メモリ19に記憶可能なデータ容量(以下、単に「記憶可能容量」という。)bが算出される(ステップSA3)。
そして、制御部11において、取得画像容量aと記憶可能容量bとが比較されて、連写撮影が可能か否かが判断される(ステップSA4)。
ステップSA4において、記憶可能容量bが取得画像容量aより大きいと、制御部11により、連写撮影が可能と判断されて(ステップSA4「YES」)、操作部9において設定された撮影条件に基づき撮像光学系3、撮像素子5等が制御されて、撮影が開始される(ステップSA5)。
一方、ステップSA4において、取得画像容量aが記憶可能容量bより大きいと、制御部11により、連写撮影が不可能と判断されて(ステップSA4「NO」)、メモリ19のデータ容量の削除処理が開始される。まず、制御部11から容量検出部21にメモリ19に記憶されているサムネイル画像の総容量を検出する指示が送られて、容量検出部21によりサムネイル画像データの総容量が検出される。
検出されたサムネイル画像データの総容量は、容量検出部21から制御部11に送られて、制御部11において、サムネイル画像データの総容量を削除した場合のメモリ19の空き容量(以下、単に「拡大記憶可能容量」という。)cが算出される(ステップSA6)。
そして、制御部11において、取得画像容量aと拡大記憶可能容量cとが比較されて、メモリ19に記憶されている全てのサムネイル画像データを削除することにより連写撮影が可能になるか否かが判断される(ステップSA7)。
ステップSA7において、拡大記憶可能容量cが取得画像容量aより大きいと、制御部11により連写撮影が可能と判断されて(ステップSA7「YES」)、メモリ19に記憶されている全てのサムネイル画像データの削除処理が行われる(ステップSA8)。
これにより、メモリ19に記憶されているデータ容量が減らされて空き容量が確保されるので、設定された撮影条件の連写撮影条件や連写撮影枚数の変更等を行わなくても、取得する撮影画像情報をメモリ19に記憶することが可能になる。
メモリ19の空き容量が確保されると、制御部11により、操作部9において設定された撮影条件に基づき撮像光学系3、撮像素子5等が制御されて、撮影が開始される(ステップSA5)。
一方、ステップSA7において、取得画像容量aが拡大記憶可能容量cより大きいと、制御部11により連写撮影が不可能と判断され(ステップSA7「NO」)、この場合、LCD13に連写撮影不可の文字が表示されて(ステップSA9)、撮影は開始されない。
続いて、ステップ5Aにおいて撮影が開始されると、制御部11において、操作部9のレリーズボタンが押し込まれたか否かが判断される(ステップSA10)。これにより、レリーズボタンが押し込まれている間(ステップSA10「YES」)、操作部9から制御部11にレリーズ信号が出力され、制御部11により適正露光になるように撮像光学系3および撮像素子5等が制御されて、撮像素子5により連続して複数の画像信号が取得される(ステップSA11)。撮像素子5により順次取得される画像信号は、画像処理部15により画像処理されて撮影画像情報に変換された後、メモリ19に記憶される(ステップSA12)。
この場合に、設定されている撮影枚数の撮影画像情報が取得される前にレリーズボタンの押し込みが解除されると、連写撮影が中断され、制御部11により、設定された撮影枚数の撮影が終了していないと判断されて(ステップSA13「NO」)、ステップSA10に戻り、次にレリーズボタンが押されるまで待機状態になる。
一方、設定されている撮影枚数の撮影が終了したと判断されると(ステップSA13「YES」)、レリーズボタンが押し込まれていても撮影は終了する(ステップSA14)。
以上説明したように、本実施形態に係るディジタルカメラ1によれば、連写撮影を行うためのメモリ19の空き容量が不足した場合に、メモリ19に記憶されているサムネイル画像データが削除されて空き容量が確保されるので、これから行われる連写撮影に対して連写撮影条件や連写撮影枚数等の変更を行う必要がない。また、削除したサムネイル画像は、撮影画像情報をもとに再度作成し直すことが可能なので、サムネイル画像を削除することにより、メモリ19に記憶されている撮影画像情報を削除することなく空き容量を確保することができる。したがって、メモリ19の空き容量を気にせずに最適な撮影条件で所望の連写撮影を行うことができる。
なお、削除したサムネイル画像は、メモリ19のデータ容量に空きが出来次第再度作成し直すこととしてもよい。
なお、本実施形態においては、メモリ19に記憶されている全てのサムネイル画像データを削除することとしたが、これに代えて、例えば、取得画像容量aを確保する量のサムネイル画像データを削除してメモリ19の空き容量を必要な量だけ確保することとしてもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係るディジタルカメラ1Aについて説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Aは、制御部11Aが、サムネイル画像データの削除に代えて、連写撮影によって取得された撮影画像情報に優先順位をつけてメモリ19Aに記憶させ、優先順位の低い撮影画像情報から削除していく点が第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るディジタルカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
制御部11Aは、連写撮影により取得される複数枚の撮影画像情報を、連写撮影の組ごとに優先順位をつけてメモリ19に記憶させるようになっている。具体的には、連写撮影のように連続する複数枚の高速撮影を行う場合には、連写撮影の開始直後、特に、レリーズボタンが押しこまれた瞬間に近いほどユーザが所望する撮影シ−ンであり、連射撮影の後半になると重要度の低い撮影シーンを含んでいることが多いと考えられる。そこで、制御部11Aは、各連写撮影において、最初の撮影画像情報の優先順位が最も高く、撮影順に優先順位を下げて最後の撮影画像情報の優先順位が最も低くなるように、撮影画像情報に優先順位をつけてメモリ19に記憶させるようになっている。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Aの連写撮影時の動作を説明する。
制御部11Aにおいて、取得画像容量aが記憶可能容量bより大きく、連写撮影が不可能と判断されると、取得画像容量aおよび記憶可能容量bに基づいて、メモリ19に記憶されている撮影画像情報のうち削除しなければならないデータ容量(以下、単に「削除記憶容量」という。)dが算出される。
そして、制御部11Aにより、メモリ19に記憶されている撮影画像情報のうち、削除記憶容量dに相当する量の撮影画像情報が優先順位の低い順に削除される。
この場合、図3(a)〜図3(c)に示すように、連写撮影の組ごとに優先順位をつけられた複数枚数群A,B,Cがメモリ19に記憶されている場合には、撮影枚数の多い複数枚数群の優先順位の低い撮影画像情報、例えば、複数枚数群Cの撮影画像情報6,5,4、複数枚数群Aの撮影画像情報5,4、複数枚数群Bの撮影画像情報3等から削除していき、複数枚数群A,B,Cの撮影画像情報を極力均等に残すように、交互に優先順位の低い撮影画像情報を削除していけばよい。このようにすることで、いずれかの複数枚数群A,B,Cの撮影画像情報だけが極端に削除されることを防ぐことができる。
これにより、メモリ19Aに取得画像容量aに相当する量の空き容量が確保され、操作部9において設定された撮影条件の変更等を行なわなくても、取得する撮影画像情報をメモリ19に記憶することが可能になる。
なお、メモリ19に記憶されている撮影画像情報を削除する前に、削除される各撮影画像情報をLCD13に表示してユーザが確認できるようにしてもよい。
以上本実施形態に係るディジタルカメラ1Aによれば、連写撮影を行うためのメモリ19の空き容量が不足した場合に、優先順位をつけられて記憶された撮影画像情報が優先順位の低い順に削除されて空き容量が確保されるので、重要度の高い撮影画像情報を残して連写撮影を行なうことができる。
なお、本実施形態に係るディジタルカメラ1Aは、以下のように変形することができる。
例えば、図4に示すように、ディジタルカメラ1Bは、画像処理部15において処理された撮影画像情報が制御部11Bに一旦入力され、制御部11Bにおいて各撮影画像情報の優先順位が判別されてからメモリ19に送られるようになっている。
この場合、制御部11Bは、各連写撮影において、撮影シーンに変化がなくほぼ近似するような複数の撮影画像情報を優先して優先順位を低くつけ、その他の撮影画像情報については、撮影順に優先順位が低くなるように記憶させることとすればよい。
このようにすることで、重要度が低くかつ重複するような撮影シーンの撮影画像情報を削除して、メモリ19の空き容量を効率よく確保することが可能になる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態に係るディジタルカメラ1Cについて説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Cは、制御部11Cが、サムネイル画像データの削除に代えて、時間的に近接して撮影された複数枚の撮影画像情報について優劣を判定し、重要度の低い撮影画像情報から削除していく点が第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るディジタルカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
制御部11Cは、メモリ19に記憶されている撮影画像情報のうち、タイムスタンプ等で表示される各撮影画像情報の撮影時刻に基づいて、撮影時刻が現在の時刻から近く、かつ、撮像素子5により現在撮影されている被写体の画像と同じような撮影シーンの撮影画像情報を検出するようになっている。
また、制御部11Cは、メモリ19Cにおいて直近に同じような撮影シーンの撮影画像情報が検出された場合には、これから行なわれる撮影によって取得される撮影画像情報は重要度が高く、直近に撮影された撮影画像情報は取り直しと見なして重要度が低いものと判断するようになっている。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Cの連写撮影時の動作を説明する。
制御部11Cにおいて、取得画像容量aが記憶可能容量bより大きく、連写撮影が不可能と判断されると、メモリ19に記憶されている撮影画像情報のうち、直近で、かつ、これから行なわれる撮影と同じような撮影シーンの撮影画像情報が検出される。このようにすることで、時間的に近接して撮影された画像は、撮影シーン的にも近似している可能性が大きいので、重複するような撮影シーンの撮影画像情報を効率よく検出することができる。
制御部11により、メモリ19Cにおいて、直近、かつ、同じような撮影シーンの撮影画像情報が検出されると、図5に示すように、LCD13にその撮影画像情報と、「所定の時間前に同じような撮影を行なっています。取り直しの撮影ですか?」というような取り直しの撮影か否かをユーザに確認する文字とが表示される。なお、所定の時間とは、直近にされた撮影が、現在行なわれようとしている撮影からどれくらい前にされたかにより適宜変更されるものである。
ユーザが「YES」を選択して取り直しの撮影であることを入力すると、制御部11Cにより、メモリ19に記憶されている重要度の低い撮影画像情報、すなわち、直近かつ同じような撮影シーンの撮影画像情報が削除される。これにより、メモリ19に記憶されているデータ容量が減らされて空き容量が確保されるので、操作部9において設定された撮影条件の変更等を行わなくても、取得する撮影画像情報をメモリ19に記憶することが可能になる。
一方、ユーザが「NO」を選択して取り直しの撮影でないことを入力すると、メモリ19に記憶されている撮影画像情報が削除されず、空き容量不足のために撮影は開始されない。
また、メモリ19Cにおいて同じような撮影シーンの撮影画像情報が記憶されていない場合にも、メモリ19に記憶されている撮影画像情報が削除されず、空き容量不足のために撮影は開始されない。
以上本実施形態に係るディジタルカメラ1Cによれば、連写撮影を行うための空き容量が不足した場合に、メモリ19に記憶されている撮影画像情報のうち、時間的に近接し、かつ、これから行われる撮影と同じような撮影シーンの撮影画像情報が削除されてメモリ19の空き容量が確保されるので、重複するような撮影画像情報を効率よく削除して連写撮影を行なうことができる。
なお、本実施形態においては、直近に撮影された撮影画像情報を削除することとしたが、例えば、直近に撮影された撮影画像情報の中で、ピントが一番合っているものや高周波成分が一番高いものを代表画像として削除せずに残すこととしてもよい。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態に係るディジタルカメラ1Dについて説明する。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Dは、制御部11Dが、サムネイル画像データの削除に代えて、メモリ19に記憶されている撮影画像情報を読み出して圧縮し、メモリ19に再度記憶させる点が第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係るディジタルカメラ1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
制御部11Dは、容量検出部21により検出されたメモリ19の空き容量から、メモリ19に記憶されている撮影画像情報の画像サイズの全てのデータ容量(以下、単に「総記憶容量」という。)eを算出するようになっている。
本実施形態に係るディジタルカメラ1Aの連写撮影時の動作を説明する。
制御部11Dにおいて、取得画像容量aが記憶可能容量bより大きく、連写撮影が不可能と判断されると、総記憶容量eが算出され、取得画像容量aおよび総記憶容量eに基づいて、メモリ19の空き容量を確保するために必要な圧縮率が算出される。
そして、制御部11Dにより、図6に示すように、圧縮前の撮影画像情報と圧縮後の撮影画像情報とがLCD13に表示されるとともに、「この画質でよいですか?」というようなユーザに画質の確認する文字が表示される。これにより、ユーザが圧縮後の撮影画像情報の画質を判断した上で圧縮を行なうことができる。
ユーザが「OK」を選択すると、制御部11Dにより、メモリ19に記憶されている全ての撮影画像情報が読み出され、読み出された撮影画像情報がそれぞれ均等に圧縮率を下げられて再度記憶される。これにより、メモリ19に記憶されているデータ容量が減らされて空き容量が確保されるので、操作部9において設定された撮影条件の変更等を行わなくても、取得した撮影画像情報をメモリ19に記憶することが可能になる。
一方、ユーザが「NG」を選択すると、圧縮が行なわれず、空き容量不足のために撮影は開始されない。
以上本実施形態に係るディジタルカメラ1Dによれば、連写撮影を行うためのメモリ19の空き容量が不足した場合に、メモリ19に記憶されている撮影画像情報が圧縮されて空き容量が確保されるので、メモリ19に記憶されている撮影画像情報を残して連写撮影を行なうことができる。
なお、本実施形態においは、メモリ19に記憶されている全ての撮影画像情報に対して、それぞれ均等に圧縮率を下げることとしたが、これに代えて、例えば、各連写撮影の複数枚の撮影画像情報を読み出して連結した後圧縮し、メモリ19に再度記憶させることとしてもよい。具体的には、各撮影画像情報を保存するファイルを読み出し、TAR形式などの公知の連結形式により一旦連結し、連結したファイルをZIP形式やLHA形式などの公知の圧縮形式により圧縮することとすればよい。
このようにすることで、メモリ19に記憶されている撮影画像情報の量が多く、ファイル管理用の領域が多く必要となる場合であっても、各撮影画像情報を個々に圧縮する場合に比べて、撮影画像情報の管理用の領域を有効に使うことができ、効率よく空き容量を確保することができる。この場合、圧縮されたファイルは、一旦PCなどに転送して伸張処理を行うことで、連結圧縮前の状態に戻すことができる
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に適用したものに限られるものではなく、これらの実施形態を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよい。例えば、連写撮影を行うための空き容量が不足した場合に、制御部11が、メモリ19の空き容量を確保する上記各実施形態に記載の処理方法のうち連写撮影が可能になる方法を自動的に選択することとしてもよい。
また、制御部11が選択した連写撮影が可能な方法をLCD13を介してユーザに通知して、ユーザが選択肢の中からメモリ19の空き容量を確保する処理方法を選択することとしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るディジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 図1のディジタルカメラの連写撮影の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態に係るディジタルカメラの撮影画像情報に対する優先順位を示した図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係るディジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るディジタルカメラの撮影画像情報の削除についての確認画面を示した図である。 本発明の第4の実施形態に係るディジタルカメラの撮影画像情報の圧縮についての確認画面を示した図である。
符号の説明
1 ディジタルカメラ
9 操作部
11 制御部
19 メモリ(画像記憶部)
21 容量検出部(空き容量検出部)

Claims (6)

  1. 撮影された画像を記憶する画像記憶部と、
    連写撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    前記画像記憶部の空き容量を検出する空き容量検出部と、
    前記撮影条件設定部において設定された連写撮影条件に基づき取得される画像の容量が前記空き容量検出部により検出された前記画像記憶部の空き容量を超えているときに、前記画像記憶部に記憶されているデータ容量を減らして、空き容量を確保する制御部と
    を備えるディジタルカメラ。
  2. 撮影された画像のサムネイル画像を作成して前記画像記憶部に記憶するサムネイル画像作成部を備え、
    前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている前記サムネイル画像を削除することにより、空き容量を確保する請求項1に記載のディジタルカメラ。
  3. 前記画像記憶部が、画像に優先順位をつけて記憶し、
    前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている優先順位の低い画像から削除することにより、空き容量を確保する請求項1に記載のディジタルカメラ。
  4. 前記制御部が、時間的に近接して撮影された複数枚の画像について、その優劣を判定し、重要度の低い画像から削除することにより、空き容量を確保する請求項1に記載のディジタルカメラ。
  5. 前記制御部が、前記画像記憶部に記憶されている画像を読み出して圧縮し、前記画像記憶部に再度記憶することにより空き容量を確保する請求項1に記載のディジタルカメラ。
  6. 前記制御部は、前記画像記憶部に記憶されている複数枚の画像を読み出して連結した後圧縮し、前記画像記憶部に再度記憶することにより空き容量を確保する請求項1に記載のディジタルカメラ。
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