JP2009043574A - 光学デバイス及び液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源近くに位置する反射面から前方に出射される光の指向性を高める。
【解決手段】 光学デバイス60は、側面から入射された光を前面から出射する。光学デバイス60は、半導体発光装置30と、光入射面3c、光出射面3a、光入射面3cに直交するx軸に沿って互いに離間して配置された複数の反射面27を有し、光入射面3cから入射した光を複数の反射面27を介して光出射面3aに案内する平板状の透明基板3と、光入射面3cの長手方向に沿う第2軸線及び第3軸線により分割された光入射面3cの中間領域を介して光を透明基板3に導入させるライトガイド70と、を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光学デバイス及び液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置の普及に伴い、液晶表示装置に関する技術の進展が著しい。これに伴い、液晶表示装置に使用される個々の部品にも、高い性能が要求されている。
半透過型液晶表示装置では、レンズアレイ基板のレンズを利用して、光源からの光を各画素の透過領域に集光させ、光利用効率を高めると共に高輝度化を図っている(特許文献2参照)。この場合、レンズを用いて、画素の透過領域に効率的に光を集光させることが重要である。レンズによって効率的に画素の透過領域に光を集光させるためには、指向性の高い光をレンズに入射させることが重要である。
特許文献1では、図18に示すように、導光板200Aの反射溝300を利用してレンズ400に光源700からの光を入射させている。
なお、特許文献3には、蛍光灯からの光を拡散板に可動スリットを介して入射させる構成が開示されている。特許文献4には、遮光板を光源と導光板との間に配置する構成が開示されている。特許文献5には、遮光壁を用いて、光源からの光が導光板の表面上に配置される付加要素に進行することを妨げる構成が開示されている。特許文献6には、導光板の表面上に遮光フィルムを配置する構成が開示されている。特許文献7には、テーパー付き結合導波管を用いて、小さい入力表面積を有する導波管に結合する技術が開示されている。特許文献8には、光源からの光を導光体の側面部へ出射するファイバライトガイドを利用する技術が開示されている。特許文献9には、光源からの光を導光体の側面部へ出射するライトガイドを利用する技術が開示されている。
特開2006−114239号公報 特開2006−323328号公報 特開昭62−168118号公報 特開平11−288614号公報 特開平8−327828号公報 特開2003−270632号公報 特表2000−514949号公報 特開2006−324168号公報 特開2006−324169号公報
図18の光学デバイスを半透過型の液晶表示装置に適用する場合、光源近くに位置する反射溝で反射された光を、レンズを介して、画素の透過領域にロスなく集光することは難しい。
これは、図18の場合、光源近くに位置する反射溝に光源から入射する光の入射角範囲は、光源から遠い位置の反射溝に光源から入射する光の入射角範囲よりも広く、このため、光源近くに位置する反射溝から前方に出射される光の出射角範囲は、光源から遠い位置の反射溝から前方に出射される光の出射角範囲と比較して広くなるためである。出射光の出射角範囲が広くなることは出射光の指向性が劣化することを意味し、レンズによって出射光を効果的に集光させることが困難となる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、光源近くに位置する反射面から前方に出射される光の指向性を高めることを目的とする。
本発明にかかる光学デバイスは、側面から入射された光を前面から出射する面光源用の光学デバイスであって、(1)光源と、(2)前記側面に一致する光入射面、前記前面に一致する光出射面、及び前記光入射面に直交する第1軸線に沿って互いに離間して配置された複数の反射面を有し、前記光入射面から入射した前記光源からの光を複数の前記反射面を介して前記光出射面に案内する平板状の導光板と、(3)前記光入射面の長手方向に沿う第2軸線及び第3軸線により分割された前記光入射面の中間領域を介して前記光源からの光を前記導光板に導入させる導光部材と、を備える。
前記導光部材は、第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面から前記第2端面に前記光源からの光を案内する板状部材である、と良い。
前記導光部材は、前記第1端面側から前記第2端面側に向かって板厚が薄くなる部分を有する、と良い。
前記導光部材から出射される光の進行方向は、前記第2端面を介して、前記第1軸線に沿って進行するように変更される、と良い。
前記導光部材に入射される光の進行方向は、前記第1端面を介して、前記第1軸線に沿って進行するように変更される、と良い。
前記導光部材は、前記導光板側に球状の端部を有する、と良い。
前記導光部材は、前記第2軸線又は前記第3軸線に沿って延在する複数の溝を前記第1端面に有する、と良い。
前記導光部材は、前記第1端面と前記第2端面との間に板厚が最も厚い部分を有する、と良い。
前記導光部材の上面又は下面の少なくとも一部に反射膜が形成される、と良い。
前記中間領域に対応するスリットを有する遮光部材が前記光入射面上に設けられる、と良い。前記遮光部材は、前記光入射面に直接形成された遮光膜である、と良い。
前記光源は、凹部内に収納されたチップ状の半導体発光素子である、と良い。前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅は、前記導光板の厚み方向に沿う前記凹部の開口幅以下である、と良い。
複数の前記反射面それぞれに入射される光の入射角範囲は、前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅によって設定される、と良い。
前記導光板の前記光出射面上に形成され、前記導光板の屈折率よりも低い屈折率の低屈折率層と、前記低屈折率層上に形成されると共に、前記反射面で反射され、前記低屈折率層を通過した前記光源からの光が入射される複数のレンズと、 をさらに備える、と良い。
複数の前記反射面の前記第1軸線に沿う配置間隔は、前記光入射面から離間するに従って狭くなる、と良い。
本発明にかかる液晶表示装置は、上述の光学デバイスのいずれかを含む。
本発明にかかる光学デバイスは、側面から入射された光を前面から出射する面光源用の光学デバイスであって、(1)光源と、(2)前記側面に一致する光入射面、前記前面に一致する光出射面、及び前記光入射面に直交する軸線に沿って互いに離間して配置された複数の反射面を有し、前記光入射面から入射した前記光源からの光を複数の前記反射面を介して前記光出射面に案内する平板状の導光板と、(3)前記光入射面の長手方向に沿う複数の軸線により分割された前記光入射面の中間領域を介して前記光源からの光を前記導光板に導入させる中間部材と、 を備え、前記光源から複数の前記反射面それぞれに入射される光の入射角範囲は、前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅によって設定される。
導光板の厚み方向に沿う中間領域の幅によって、光源から複数の反射面それぞれに入射される光の入射角範囲が設定される。これによって、光源近くに位置する反射面に入射される光の入射角範囲は制限され、光源近くに位置する反射面から前方に出射される光の出射角範囲は制限される。
前記中間部材は、第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面から前記第2端面に前記光源からの光を案内する導光部材である、と良い。前記中間部材は、前記中間領域に対応するスリットを有する遮光部材である、と良い。
光源近くに位置する反射面から前方に出射される光の指向性を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す言葉は、図面を正面視した場合を前提として用いるものとする。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図10を用いて説明する。図1に、液晶表示装置50の構成を説明するための概略的な説明図を示す。図2に、レンズアレイ基板3を平面視した構成を説明するための模式図を示す。図3に、透明電極層6の画素領域の構成を説明するための概略的な模式図を示す。図4に、レンズの機能を説明するための説明図を示す。図5に、レンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図を示す。図6に、光学デバイス60を斜視した構成を説明するための概略的な模式図を示す。図7に、光学デバイス60の端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図を示す。図8に、半導体発光装置30の構成を説明するための模式図を示す。図9に、光学デバイス60の側面を正面視した模式図を示す。図10に、光学デバイス60の動作を説明するための説明図を示す。
図1に、液晶表示装置50を示す。液晶表示装置50は、いわゆる半透過型の液晶表示装置である。
液晶表示装置50は、偏光板1、レンズアレイ基板2(透明基板3、レンズ4)、リム5、透明電極層6、配向膜7、液晶層8、配向膜9、透明電極層10、フィルタ層11、透明基板12、偏光板13、をこの順で備える。
偏光板1は、特定の偏光成分の光を透過させる光学部材である。偏光板13も、偏光板1と同様に、特定の偏光成分の光を透過させる光学部材ある。偏光板1を通過する光の振動方向と偏光板13を通過する光の振動方向とは直交関係にある。
レンズアレイ基板2は、透明基板3、複数のレンズ4を有する。透明基板3は、透明基板12と共に、透明電極層6〜フィルタ層11を機械的に保持する。レンズ4は、光源(図1では不図示)からの光を、透明電極層6の透過領域20(図3参照)に集光させる。なお、透明基板3、12は、板状の部材(ガラス、ポリカーボネイト、アクリル樹脂等)であって、可視光領域の光に透明である。レンズ4は、フォトレジスト(感光性樹脂材料)からなる。レンズ4のレンズ作用によって、光源からの光の利用効率は高められ、液晶表示装置50の高輝度化を図ることができる。
透明基板3上には、リム5も配置される。リム5の厚みは、レンズ4の厚みに応じて設定される。リム5は、レンズアレイ基板2上に配置される偏光板1を保持する。
図2に、レンズアレイ基板2を平面視した模式図を示す。図2に示すように、複数のレンズ4は、透明基板3の主面上に隙間なくマトリクス状に配置される。なお、レンズ4間に隙間が生じないように、レンズ4の上面視形状は多角形(六角形)に設定されている。また、リム5は、透明基板3の主面の縁側の部分に配置される。リム5の内側には、複数のレンズ4が配置される。
図1に示すように、透明電極層6は、複数のTFT(Thin Film Transistor)素子15を有する。透明電極層6は、導電性薄膜(ITO:Indium Tin Oxide)から形成される。透明電極層6は、透明電極層10と共に、液晶層8に電界を印加する。液晶層8の液晶の配向状態は、電界が印加されることで制御される。液晶の配向状態が制御されることによって、光源からの光の透過、不透過が制御される。
配向膜7、配向膜9は、液晶層8を挟持するように配置される。配向膜7、配向膜9は、液晶分子を所定の方向に揃える。配向膜7、配向膜9は、高分子材料であるポリイミド(Polyimide)等の有機薄膜で形成される。
フィルタ層11は、画素ごとに、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のフィルタを有する。また、フィルタ層11は、ブラックマトリクス膜14を画素間に有する。ブラックマトリクス膜14は、画素間の光のクロストークを防止する。
図3に、透明電極層6の画素領域PXの概略的な構成を示す。図3に示すように、透明電極層6の画素領域PXは、透過領域20、反射領域21を有する。また、画素領域PX間には配線22が形成される。なお、ここでは、TFT素子15は図示されていない。レンズ4で集光された光源からの光は、透過領域20を通過する。透過領域20の周囲の反射領域21は、透明基板12側から入射する光を反射する。反射領域21を設けることにより、外来光を液晶表示装置の光源として活用する。
図4に、レンズ4の機能について説明するための説明図を示す。図4(a)に、透明基板3上にレンズ4を設けない場合を示す。図4(b)に、透明基板3上にレンズ4を設けた場合を示す。
図4(a)の場合(レンズ4を設けない場合)、光源からの光の一部は透過領域20を通過して前方に進行することができるが、その他の光は反射領域21に妨げられ前方に進行することができない。
他方、図4(b)の場合(レンズ4を設ける場合)、光源からの光の大部分は透過領域20を通過して前方に進行することができる。すなわち、レンズ4を配置することによって、光源からの光の利用効率を格段に高めることができる。
図5に、レンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の概略的な断面構成を説明するための模式図を示す。
図5に示すように、光学デバイス60は、レンズアレイ基板2(透明基板3、レンズ4)、サイドライトユニット80(半導体発光装置30、ライトガイド(導光部材)70)、リム5を備える。光学デバイス60は、面光源用の光学デバイス(ここでは、液晶表示装置用のバックライト)であって、透明基板3の側面3cから入射された光を透明基板3の前面3aから出射する。
透明基板(導光板)3は、上面(光出射面)3a、下面3b、側面(光入射面)3c、側面3dを有する平板状の部材である。透明基板3は、可視光領域の光に対して透明である。
透明基板3の下面3bには、z軸に沿って延在する複数の溝23が形成される。そして、透明基板3の下面3bには、複数の反射面27がx軸(側面3cに直交する軸線)に沿って互いに離間して配置される。また、複数の反射面28がx軸に沿って互いに離間して配置される。なお、溝23同士の間には、反射面27と反射面28とから規定される凸部24が形成される。
透明基板3の上面3aには低屈折率層25が形成される。低屈折率層25の屈折率は、透明基板3の屈折率よりも低い。また、低屈折率層25上には、複数のレンズ4が形成される。また、透明基板3の上面3aには、リム5が配置される。
透明基板3の側面3cの横には、サイドライトユニット80が配置される。サイドライトユニット80は、ライトガイド70、半導体発光装置30を有する。透明基板の側面3c上には、ライトガイド70、半導体発光装置30らが、この順で配置される。半導体発光装置30は、配線基板(不図示)に電気的に接続され、白色の光を出射する。ライトガイド70は、半導体発光装置30から出射された光を透明基板3の側面3cに案内する。
光学デバイス60は、次のように動作する。半導体発光装置30から出射された光(白色光)は、ライトガイド70を介して、透明基板3の側面3cに入射される。そして、側面3cから透明基板3内に入射された光は、x軸に沿って進行する。このとき、低屈折率層25によって、低屈折率層25−透明基板3間の界面に対する入射角が大きい光は、その界面で全反射される。従って、側面3cから透明基板3に入射された光は、側面3cに対向する側面3dまで効果的に伝播する。また、反射面27、反射面28で反射された光は、低屈折率層25を通過し、レンズ4に入射される。このように、側面3cから入射された光は、反射面27、28を介して、上面3aに案内される。そして、透明基板3の上面3aからは、その面内で所定の強度を有する光が出射される。
図6に、光学デバイスを斜視した概略的な構成を説明するための模式図を示す。
図6に示すように、透明基板3の下面3bに形成される反射面27は、x軸に沿って互いに離間して形成される。また、同様に、z軸に沿って互いに離間して形成される。
x軸に沿う反射面27の配置間隔は、側面3c(半導体発光装置30)から遠ざかるに伴って狭くなる。換言すると、側面3c側のx軸に沿う反射面27の配置間隔は、側面3d側のx軸に沿う反射面27の配置間隔よりも広い。これにより、透明基板3の上面3aから出射される光の面内における強度分布を均一化することができる。なお、z軸に沿う反射面27の配置間隔は、ほぼ等しく設定されている。
図7に、光学デバイス60の端部付近の概略的な断面構成を説明するための模式図を示す。図8に、半導体発光装置30の構成を説明するための模式図を示す。図9に、光学デバイス60の側面を正面視した模式図を示す。なお、図8(a)は、半導体発光装置30を上面視した構成を示す模式図であり、図8(b)は、半導体発光装置30の断面構成を説明するための概略的な模式図である。
図7に示すように、透明基板3の側面3cの横には、ライトガイド70、半導体発光装置30が配置される。半導体発光装置30からは白色の光が出射される。ライトガイド70は、半導体発光装置30から出射された光を透明基板3の側面3cの中間領域R2(図9参照)に入射させる。ライトガイド70は、半導体発光装置30と透明基板3の間に配置された中間部材としても機能する。
まず、図7、図8を参照して、半導体発光装置30の構成について説明する。図7、図8(b)に示すように、半導体発光装置30は、支持基板31、発光チップ(LED(Light Emitting Diode))32、壁部33、樹脂層37を有する。尚、図6からも明らかなように、半導体発光装置30は、側面3cの長手方向に沿って長尺な部材である。
支持基板31は、板状のガラスエポキシ基板である。
発光チップ(光源)32は、チップ状の半導体発光素子(ベアチップ)である。発光チップ32は、支持基板31の主面上に載置される。発光チップ32のアノード電極は、支持基板31の配線35に接続される。発光チップ32のカソード電極は、支持基板31の配線34に接続される。発光チップ32に順方向電流を流すことで、発光チップ32は青色の光(所定波長の光)を出射する。
壁部33は、ガラスエポキシからなる板状部材である。壁部33は、支持基板31の主面上に配置される。壁部33は、発光チップ32を収納するための開口を有する。壁部33の開口の内面38は、発光チップ32由来の光(発光チップ32から出射された光、蛍光物質36から放出された光)を反射する。尚、壁部33が支持基板31の主面上に配置されることによって、発光チップ32の収納容器が構成される。
上述の収納容器の凹部は、蛍光物質36を含有する樹脂層37で充填される。蛍光物質36に発光チップ32から光が入射すると、蛍光物質36は所定範囲の波長の光を放出する。これにより、半導体発光装置30から出射される光は白色に設定される。なお、樹脂層37は、壁部33と同様に、ガラスエポキシからなる。また、図8(a)に示すように、半導体発光装置30の凹部内には、複数の発光チップ32が配置される。
次に、図7、図9を参照して、ライトガイド70の構成、ライトガイド70の配置位置について説明する。
図7に示すように、ライトガイド70は、透明基板3と半導体発光装置30との間に配置される。ライトガイド70は、シリコン樹脂からなる板状の透明部材である。
ライトガイド70は、第1端面(光入射面)71、第2端面(光出射面)72を有する。第1端面71は、半導体発光装置30に対向して配置される。また、第2端面72は、透明基板3の側面3cに対向して配置される。第1端面71には、グレーティング(z軸に沿って延在する複数の溝73)が形成され、レンズ作用を奏する。第2端面72は、x軸に曲率を有し、レンズ作用を奏する。
ライトガイド70は、基部74、胴部75、頂部76を有する。ライトガイド70の厚みは、基部74と胴部75との境界部分で最も厚く、胴部75と頂部76との境界部分で最も薄い。
基部74の厚み(y軸に沿う幅)は、半導体発光装置30から離間するに従ってT2からT3へと厚くなる。図7に示すように、胴部75の厚み(y軸に沿う幅)は、半導体発光装置30から離間するに従ってT3からT1へと薄くなる。なお、図7に示すように、ライトガイド70の厚み(y軸に沿う幅)は、透明基板3の厚みT4(y軸に沿う幅)以下に設定される。これによって、光学デバイス60の構成は簡素化される。
また、図7に示すように、胴部75のx軸に沿う幅W2は、基部74のx軸に沿う幅W1、頂部76のx軸に沿う幅W3よりも広い。ライトガイド70における光の伝播損失を低減するためには、胴部75の上面77又は下面78にて発光チップ32由来の光が全反射されるようにライトガイド70の形状を設定する必要がある。胴部75のy軸に沿う幅W2を広く設定することによって、ライトガイド70における光の伝播損失を低減することができる。
図7に示すように、ライトガイド70の基部74には、半導体発光装置30が取り付けられる。ライトガイド70の基部74は、半導体発光装置30の凹部内に部分的に収納される。ライトガイド70と半導体発光装置30とは、図示しない接着剤等によって互いに固着される。なお、ライトガイド70の第1端面71と半導体発光装置30の樹脂層37との間には空気層39が介在する。空気層39は、樹脂層37の充填量を調整することによって無視可能なものとすることもできる。また、空気層39に屈折率整合材料(マッチングオイル等)を充填し、光の界面反射を抑制しても良い。
ライトガイド70の頂部76は、透明基板3の中間領域R2(図9参照)に対向して配置される。このとき、ライトガイド70の第2端面72も、透明基板3の中間領域R2に対向して配置される。尚、中間領域R2のy軸沿う幅は、発光チップ32のy軸に沿う幅T5以下に設定される。また、中間領域R2のy軸沿う幅は、半導体発光装置30の凹部のy軸に沿う幅T6以下に設定される。
光入射面3cについては、図9に示すように、透明基板3の側面3cの軸線AX1よりも上の部分を上端領域R1とする。側面3cの軸線AX1と軸線AX2との間の部分を中間領域R2とする。側面3cの軸線AX2よりも下の部分を下端領域R3とする。なお、軸線AX1、AX2は、共にz軸に沿って延在する軸線である。
最後に、図7を参照して、サイドライトユニット80の動作について説明する。発光チップ32由来の光(発光チップ32から出射された光、蛍光物質36から放出された光)は、ライトガイド70の第1端面71に入射される。図7に模式的に示すように、発光チップ32由来の光には、第1端面71に設けられた溝73を介して、y軸に沿って進行するように進行方向が変更される光も含まれる。
ライトガイド70の第1端面71に入射した光は、ライトガイド70の基部74、胴部75、頂部76を介して、第2端面72に導かれる。図7に模式的に示すように、発光チップ32由来の光には、第1端面71を通過し、基部74の下面にて全反射され、胴部75の上面77にて全反射され、胴部75の下面78にて全反射され、第2端面72にてy軸に沿って進行するように進行方向が変更される光も含まれる。
ここで、図10を用いて光学デバイス60の動作について更に説明を加える。
図10(a)に示すように、半導体発光装置30から出射された光は、ライトガイド70によって、入射角範囲θ0から入射角範囲θ1に制限されて反射面27aに入射する。これにより、反射面27aで反射された光は、出射角範囲θ2から出射角範囲θ3に制限されて前方に出射される。このようにして、反射面27aから前方に出射される光の指向性が高められる。なお、入射角範囲θ0は、説明の便宜上設定したものである。また、入射角範囲θ1は、中間領域R2のy軸に沿う幅によって設定される。なお、反射面27aには、透明基板3内で反射された光も入射し得る。
図10(b)に示すように、半導体発光装置30から出射された光は、ライトガイド70によって、入射角範囲θ4から入射角範囲θ5に制限されて反射面27bに入射する。これにより、反射面27bで反射された光は、出射角範囲θ6から出射角範囲θ7に制限されて前方に出射される。このようにして、反射面27bから前方に出射される光の指向性が高められる。なお、入射角範囲θ4は、説明の便宜上設定したものである。また、入射角範囲θ5は、中間領域R2のy軸に沿う幅によって設定される。なお、反射面27aには、透明基板3内で反射された光も入射し得る。
本実施形態にかかる光学デバイス60は、ライトガイド70を利用して、発光チップ32由来の光を透明基板3の側面3cの中間領域R2に入射させる。換言すると、ライトガイド70は、透明基板3の側面3cの中間領域R2に発光チップ32由来の光を入射させる。これによって、半導体発光装置30の近くに位置する反射面27aに入射する光の入射角範囲を制限し、反射面27aから前方に出射される光の指向性を高めることができる。
反射面27aから前方に出射される光の指向性を高めることで、透明基板3の上面3aから出射される光の面内における強度分布を均一化することができる。これにより面内における出射光の強度分布がより均一化された面光源用の光学デバイス(バックライト)60を実現できる。
また、反射面27aから前方に出射される光の指向性を高めることで、透明基板3の上面3aに配置された複数のレンズ4に指向性の高い光を入射させることができる。これにより、半導体発光装置30からの光を、レンズ4を介して、画素の透過領域20にロスなく集光させることができ、光利用効率を高めることができる。
また、本実施形態においては、ライトガイド70の第1端面71、第2端面72は、光の進行方向をy軸に沿って光が進行するように変換する。これによって、透明基板3の奥にまで効果的に光を伝播させることができ、光学デバイス60における光利用効率を全体的に改善することができる。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態について、図11乃至図12を用いて説明する。図11に、光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図を示す。図12に、透明基板を斜視した構成を説明するための概略的な模式図を示す。
図11、図12に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態の構成に加えて、透明基板3の側面3cにスリット41を有する遮光膜(遮光部材)40が形成される。遮光膜40のスリット41は、中間領域R2に対応して設けられる。なお、遮光膜40は、通常の薄膜形成技術(スパッタ、蒸着等)を利用して透明基板3の側面3c上に形成される。
スリット41によっても、半導体発光装置30の近くに位置する反射面27aに入射する光の入射角範囲は制限され、反射面27aから前方に出射される光の指向性は高められる。また、スリット41上にライトガイド70の頂部76を配置すれば、簡易に、ライトガイド70の頂部76を側面3cの中間領域R2に対向配置することができる。なお、スリット41は、透明基板3の側面3cに必ずしも直接形成されている必要はない。本実施形態においても、第1の実施形態において説明した効果が得られることは言うまでもない。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態について、図13を用いて説明する。図13に、光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図を示す。
図13に示すように、本実施形態においては、第2の実施形態の構成に加えて、ライトガイド70の胴部75の上面77、下面78上に、金属材料からなる反射膜79が形成される。反射膜79によって、胴部75の上面77又は下面78を通過する光をライトガイド70の内部に戻すことができ、光利用効率が向上される。なお、反射膜79は、通常の薄膜形成技術(スパッタ、蒸着等)を利用してライトガイド70の上面77、下面78上に形成される。また、本実施形態においても、第1、第2の実施形態において説明した効果が得られることは言うまでもない。
〔第4の実施形態〕
本発明の第4の実施形態について、図14を用いて説明する。図14に、光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図を示す。
図14に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態のライトガイド70が省略されている。また、第2の実施形態に説明したスリット41を有する遮光膜40が透明基板3の側面3cに形成される。なお、第2の実施形態と同様、スリット41の配置位置は、中間領域R2に対応する。
スリット41によっても、半導体発光装置30の近くに位置する反射面27aに入射する光の入射角範囲は制限され、反射面27aから前方に出射される光の指向性は高められる。この場合、スリット41は、半導体発光装置30と透明基板3の間に配置された中間部材として機能する。なお、スリット41を有する遮光膜40は、必ずしも透明基板3の側面3cに直接的に形成されている必要はない。本実施形態においても、第1の実施形態において説明したものと同様の効果が得られることは言うまでもない。
〔第5の実施形態〕
本発明の第5の実施形態について、図15を用いて説明する。図15は、第5の実施形態にかかるレンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図である。本実施形態においては、第1の実施形態とは異なり、頂部76の幅W3が胴部75の幅W2よりも大きい。これによって、ライトガイド70の第2端面72から出射される光の指向性を効果的に高めることができる。
図15に示すように、基部74の幅W1、胴部75の幅W2、頂部76の幅W3らの関係は、W3>W2>W1である。特に、頂部76の幅W3は、胴部75の幅W2よりも大きな値に設定される。これによってライトガイド70の第2端面72から出射される光の指向性を効果的に高めることができる。
なお、頂部76の肉厚は、x軸に沿って厚みT1からT7に厚くなる。また、頂部76の出射面は、y軸に平行な平坦面である。第1の実施形態と同様に、ライトガイド70の出射端を球状にすることによって、出射光の指向性をさらに高めることもできる。
本発明者らのシミュレーション結果によれば、図15に模式的に示すように、光出射角を±40°程度に設定することができる。なお、このシミュレーションにおいては、第2端面72の厚み(y軸に沿う幅)を0.2mmとし、胴部75と頂部76間の境界部分の厚みT1を0.1mmとし、第1端面71の厚み(y軸に沿う幅)を0.6mm程度としている。また、x軸(透明基板3の側面3cに垂直に交差する軸線)に対して頂部76の上面がなす角は、θ=5°である。x軸に対して頂部76の下面がなす角は、θ=−5°である。ライトガイド70の屈折率は、1.61である。
頂部76の上面がx軸に対してなす角度は、θ=1°〜10°の範囲に設定すると良い。これにより、上述のように出射光の指向性を効果的に高く設定することができる。頂部76の下面についても同様である。
また、反射面28のx軸に沿う幅は、レンズ4のx軸に沿う幅(レンズ径)よりも大きな値である。このように反射面28を設定することによって、透明基板3を伝播する光をレンズ4に効果的に案内することができる。なお、反射面27のx軸に沿う幅は、レンズ4のx軸に沿う幅(レンズ径)よりも小さな値である。反射面28のx軸に沿う幅は、反射面27のx軸に沿う幅よりも十分に大きな値である。
〔第6の実施形態〕
本発明の第6の実施形態について、図16及び図17を用いて説明する。図16は、第6の実施形態にかかるレンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図である。図17は、シミュレーション結果を説明するためのグラフである。
本実施形態においては、第5の実施形態とは異なり、図16に示すように、胴部75の表裏面には、反射膜79が形成される。これにより、ライトガイド70における光ロスを低減させ、装置全体としての光利用効率を向上させることができる。なお、反射膜79は、銀(Ag)、アルミニウム(Al)等の金属材料からなる。
図17に、シミュレーション結果を説明するためのグラフを示す。図17に示すように、本実施形態においては、ライトガイド70を半導体発光装置30と透明基板3との間に設けることによって、より高い指向性の光を透明基板3に導入させることができる。
なお、このシミュレーションにおいては、第2端面72の厚み(y軸に沿う幅)を0.2mmとし、胴部75と頂部76間の境界部分の厚みT1を0.1mmとし、第1端面71の厚み(y軸に沿う幅)を0.6mm程度としている。また、x軸(透明基板3の側面3cに垂直に交差する軸線)に対して頂部76の上面がなす角は、θ=5°である。x軸に対して頂部76の下面がなす角は、θ=−5°である。ライトガイド70の屈折率は、1.61である。
本発明の実施形態は上述の実施形態に限定されない。本発明は、液晶表示装置以外の他の様々なデバイスにも適用することができる。光学デバイス上に拡散板を配置し、出射光の強度がより均一化された面光源として用いることも可能である。
透明基板3の側面3cの長手方向に沿う複数の軸線により分割された側面3cの中間領域R2を介して半導体発光装置30からの光を透明基板3に導入させる中間部材は、他にも様々なものが考えられる。中間部材は、半導体発光装置30と全く別の部材でなくとも、半導体発光装置30と一体化されているものであってもよい。例えば、発光チップをモールドするための樹脂層を成型することによって、半導体発光装置30自体に中間部材を付加させてもよい。
光源は、ランプ等であっても良い。半導体発光装置30の具体的な構成は任意であり、砲弾型のLEDであっても構わない。蛍光物質36を樹脂層37に充填する代わりに、光の三原色に対応して発光チップの発光波長を選定してもよい。また、複数の半導体発光装置30を用いてもよい。
透明基板3、ライトガイド70等は、単層の部材で構成する必要はなく、複層の部材として構成しても良い。透明基板3の下面3b上に反射シートを貼り合わせることで、反射面27を透明基板3の下面3bに配置しても良い。ライトガイド70と透明基板3とは当接している必要はない。
液晶表示装置の構成を説明するための概略的な説明図である。 レンズアレイ基板を平面視した構成を説明するための模式図である。 透明電極層6の画素領域の構成を説明するための概略的な模式図である。 レンズの機能を説明するための説明図である。 レンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 光学デバイス60を斜視した構成を説明するための概略的な模式図である。 光学デバイス60の端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 半導体発光装置30の構成を説明するための模式図である。 光学デバイス60の側面を正面視した模式図である。 光学デバイス60の動作を説明するための説明図である。 第2の実施形態にかかる光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 第2の実施形態にかかる透明基板を斜視した構成を説明するための概略的な模式図である。 第3の実施形態にかかる光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 第4の実施形態にかかる光学デバイスの端部付近の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 第5の実施形態にかかるレンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 第6の実施形態にかかるレンズアレイ基板2を含む光学デバイス60の断面構成を説明するための概略的な模式図である。 シミュレーション結果を説明するためのグラフである。 従来の光学部品を説明するための概略的な模式図である。
符号の説明
30 半導体発光装置
60 光学デバイス
70 ライトガイド
3 透明基板(導光板)
3c 側面(光入射面)
3a 上面(光出射面)
27 反射面
32 発光チップ
40 遮光膜
41 スリット
25 低屈折率層

Claims (20)

  1. 側面から入射された光を前面から出射する面光源用の光学デバイスであって、
    光源と、
    前記側面に一致する光入射面、前記前面に一致する光出射面、及び前記光入射面に直交する第1軸線に沿って互いに離間して配置された複数の反射面を有し、前記光入射面から入射した前記光源からの光を複数の前記反射面を介して前記光出射面に案内する平板状の導光板と、
    前記光入射面の長手方向に沿う第2軸線及び第3軸線により分割された前記光入射面の中間領域を介して前記光源からの光を前記導光板に導入させる導光部材と、
    を備える光学デバイス。
  2. 前記導光部材は、第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面から前記第2端面に前記光源からの光を案内する板状部材であることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記導光部材は、前記第1端面側から前記第2端面側に向かって板厚が薄くなる部分を有することを特徴とする請求項2に記載の光学デバイス。
  4. 前記導光部材から出射される光の進行方向は、前記第2端面を介して、前記第1軸線に沿って進行するように変更されることを特徴とする請求項2又は3に記載の光学デバイス。
  5. 前記導光部材に入射される光の進行方向は、前記第1端面を介して、前記第1軸線に沿って進行するように変更されることを特徴とする請求項2乃至4いずれか一項に記載の光学デバイス。
  6. 前記導光部材は、前記導光板側に球状の端部を有することを特徴とする請求項4に記載の光学デバイス。
  7. 前記導光部材は、前記第2軸線又は前記第3軸線に沿って延在する複数の溝を前記第1端面に有することを特徴とする請求項5に記載の光学デバイス。
  8. 前記導光部材は、前記第1端面と前記第2端面との間に板厚が最も厚い部分を有することを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  9. 前記導光部材の上面又は下面の少なくとも一部に反射膜が形成されることを特徴とする請求項2に記載の光学デバイス。
  10. 前記中間領域に対応するスリットを有する遮光部材が前記光入射面上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  11. 前記遮光部材は、前記光入射面に直接形成された遮光膜であることを特徴とする請求項10に記載の光学デバイス。
  12. 前記光源は、凹部内に収納されたチップ状の半導体発光素子であることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  13. 前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅は、前記導光板の厚み方向に沿う前記凹部の開口幅以下であることを特徴とする請求項12に記載の光学デバイス。
  14. 複数の前記反射面それぞれに入射される光の入射角範囲は、前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅によって設定されることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  15. 前記導光板の前記光出射面上に形成され、前記導光板の屈折率よりも低い屈折率の低屈折率層と、
    前記低屈折率層上に形成されると共に、前記反射面で反射され、前記低屈折率層を通過した前記光源からの光が入射される複数のレンズと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  16. 複数の前記反射面の前記第1軸線に沿う配置間隔は、前記光入射面から離間するに従って狭くなることを特徴とする請求項1に記載の光学デバイス。
  17. 請求項1乃至16いずれか一項に記載の光学デバイスを含む液晶表示装置。
  18. 側面から入射された光を前面から出射する面光源用の光学デバイスであって、
    光源と、
    前記側面に一致する光入射面、前記前面に一致する光出射面、前記光入射面に直交する軸線に沿って互いに離間して配置された複数の反射面を有し、前記光入射面から入射した前記光源からの光を複数の前記反射面を介して前記光出射面に案内する平板状の導光板と、
    前記光入射面の長手方向に沿う複数の軸線により分割された前記光入射面の中間領域を介して前記光源からの光を前記導光板に導入させる中間部材と、
    を備え、
    前記光源から複数の前記反射面それぞれに入射される光の入射角範囲は、前記導光板の厚み方向に沿う前記中間領域の幅によって設定される、光学デバイス。
  19. 前記中間部材は、第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面から前記第2端面に前記光源からの光を案内する導光部材であることを特徴とする請求項17に記載の光学デバイス。
  20. 前記中間部材は、前記中間領域に対応するスリットを有する遮光部材であることを特徴とする請求項17に記載の光学デバイス。
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