JP2009042827A - 情報機能提供システム、情報機能提供装置、情報機能提供方法および情報機能提供プログラム - Google Patents

情報機能提供システム、情報機能提供装置、情報機能提供方法および情報機能提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワーク内の情報を情報ネットワーク内のWebサービスで容易に利用できるようにする。
【解決手段】通信ネットワーク1と情報ネットワーク2とは情報機能提供装置3を介して接続するとともに、通信ネットワーク1と情報ネットワーク2との間でAPI関数を用いて情報をやり取りするAPIインターフェース6を設け、情報機能提供装置3は、APIインターフェース6を介してWebサービス提供システム21からのサービス要求を取得し、そのサービス要求に対応した応答を通信ノード11から取得してWebサービス提供システム21に提供するとともに、そのサービス要求に対して有効な提案情報を作成し、その提案情報をWebサービス提供システム21に提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報機能提供システム、情報機能提供装置、情報機能提供方法および情報機能提供プログラムに関し、特に、標準的なAPI(Application Program Interface)を用いることで、通信ネットワーク内の情報を情報ネットワーク内のWebサービスで利用できるようにする方法に適用して好適なものである。
従来では、通信網内の通信関係データは、各通信事業者が通信網内に保持して外部に提供されることはなかったし、ましてやAPIとして提供されることもなく、アプリケーションサーバから通信情報データベースへアクセスするには、接続インターフェースを通信情報データベースごとに個別に設ける必要があった。
図10は、従来のアプリケーションサーバからの通信情報データベースへのアクセス方法を示すブロック図である。
図10において、アプリケーションサーバ4、5にはアプリケーション41、51がそれぞれ搭載されている。そして、アプリケーション41が通信情報データベース12、13にアクセスできるようにするために、アプリケーションサーバ4には接続インターフェースが通信情報データベース12、13ごとに配備され、アプリケーション51が通信情報データベース12、13にアクセスできるようにするために、アプリケーションサーバ5には接続インターフェースが通信情報データベース12、13ごとに配備される。
また、API技術に関しては、通信網内のテレコム情報およびテレコム機能をデータ変換およびプロトコル変換して外部に提供するために、業界団体である“The Parlay Group”にて“Parlay X 2.0”という規格が策定されている(非特許文献1)。
この“Parlay X 2.0”という規格では、第三者による呼制御(3rd Party Call Control)機能や端末の位置情報に関する機能をデータ変換およびプロトコル変換し、APIとして提供するAPI定義がなされている。
Parlay X Web Services Specification,Version 2.0
しかしながら、従来の通信情報データベース41、51へのアクセス方法では、通信情報データベース41、51ごとに接続インターフェースを個別に設ける必要があるとともに、通信網内の通信関係データは各通信事業者が通信網内に保持して外部に提供されることがないため、インターネットを利用した通信事業者のネットワーク連携サービスの利便性に欠けるという問題があった。
また、非特許文献1では、APIの機能を提供し実行する装置やそれらの技術の詳細については定義されておらず、APIを用いることで、通信網内の通信関係データをインターネット内のWebサービスで利用できるようにする方法は開示されていなかった。
そこで、本発明の目的は、通信ネットワーク内の情報を情報ネットワーク内のWebサービスで容易に利用することが可能な情報機能提供システム、情報機能提供装置、情報機能提供方法および情報機能提供プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の情報機能提供システムによれば、情報ネットワーク上でWebサービスを提供するWebサービス提供システムと、通信ネットワークに設けられた通信ノードと、前記Webサービス提供システムからのサービス要求をAPI関数でやり取りするAPIインターフェースと、前記APIインターフェースを介して前記Webサービス提供システムからのサービス要求を取得し、前記サービス要求に対応した応答を前記通信ノードから取得して前記Webサービス提供システムに提供するとともに、前記サービス要求に対して有効な提案情報を作成し、前記提案情報を前記Webサービス提供システムに提供する情報機能提供装置とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の情報機能提供システムによれば、前記情報機能提供装置は、前記Webサービス提供システムに提供される情報の文脈を登録するコンテキストデータベースと、前記Webサービス提供システムに提供される情報の図表の様式および文章形式を登録するテンプレートエレメントデータベースと、前記Webサービス提供システムに提供されるサービスの構成要素を登録するサービスエレメントデータベースと、前記Webサービス提供システムに提供される情報の意味情報が記述されたオントロジを登録するオントロジデータベースと、前記Webサービス提供システムからのアクセスを認証するサービス管理制御機能部と、前記Webサービス提供システムから送信された要求をAPI関数にて受信するとともに、通信ネットワーク内の情報を情報ネットワーク内のWebサービスで利用できるようにして前記Webサービス提供システムに送信するWeb対応機能部と、前記Webサービス提供システムから送信されたAPI関数で特定されるシナリオの実行を指示するシナリオサーバと、前記シナリオに沿った通信制御指示を通信ネットワークに設けられた通信ノードに転送し、前記通信ノードで実行された前記通信制御の実行結果を取得し、前記Web対応機能部を介して前記実行結果を前記Webサービス提供システムに送信させるIMS対応機能部と、前記コンテキストデータベース、前記テンプレートエレメントデータベース、前記サービスエレメントデータベースまたは前記オントロジデータベースのうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、前記Webサービス提供システムから送信された要求に対して有効なポップアップ情報を作成し、前記Web対応機能部を介して前記ポップアップ情報を前記Webサービス提供システムに送信させる更新メニューポップアップ機能部とを備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の情報機能提供装置によれば、Webサービス提供システムからのサービス要求をAPI関数にて取得し、前記サービス要求に対応した応答を通信ノードから取得して、前記API関数の返り値として前記Webサービス提供システムに提供するAPI連携情報提供手段と、前記サービス要求に対して有効な提案情報を作成し、前記提案情報を前記Webサービス提供システムに提供する提案情報提供手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4記載の情報機能提供方法によれば、情報ネットワーク上に設けられたWebサービス提供システムからの第1のサービス要求をAPI関数にて受け付けるステップと、前記API関数で特定されるシナリオをシナリオサーバから取得するステップと、前記シナリオに沿った通信制御指示を通信ネットワークに設けられた通信ノードに転送するステップと、前記通信ノードで実行された前記通信制御の実行結果を取得するステップと、前記取得した通信制御の実行結果を前記第1のサービス要求に対する応答として前記Webサービス提供システムに提供するステップと、前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求に対して有効な第1の提案情報を作成するステップと、前記作成した第1の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップと、前記第1の提案情報に応じて作成された前記Webサービス提供システムからの第2のサービス要求をAPI関数にて受け付けるステップとを備えることを特徴とする。
また、請求項5記載の情報機能提供方法によれば、前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を認証するステップと、
前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を認証しない場合、前記通信制御を前記通信ノードに実行させることなく、第1のサービス要求が認証されない場合に有効な第2の提案情報を作成するステップと、前記作成した第2の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の情報機能提供方法によれば、前記通信ノードが前記シナリオに沿った通信制御指示を実行できない場合、前記通信制御指示を実行できない場合に有効な第3の提案情報を作成するステップと、前記作成した第3の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする請求項4記載の情報機能提供方法。
また、請求項7記載の情報機能提供方法によれば、前記Webサービス提供システムに提供される情報の意味情報が記述されたオントロジに基づいて、前記サービス要求の承継関係または同値関係を調べるステップと、前記サービス要求との間の親和度に基づいて前記提案情報を作成するステップとを備えることを特徴とする。
また、請求項8記載の情報機能提供方法によれば、前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を行ったアクセス者の利用履歴を調査するステップと、前記アクセス者がシステム立上げ時のユーザまたは利用初心者である場合、システム立上げ時のサポートまたは初心者ユーザ向けのサポートを行うサポート情報を作成するステップと、前記作成したサポート情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の情報機能提供方法によれば、前記Webサービス提供システムに提供される提案情報またはサポート情報はWSDLを含む記述文であることを特徴とする。
また、請求項10記載の情報機能提供プログラムによれば、請求項4から9のいずれか1項記載の情報機能提供方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、Webサービスを利用しているユーザは、一般に公開されている情報ネットワーク上のAPIを用いることで、通信ネットワークを有効利用するための情報を取得することができ、通信ネットワーク内の通信関係データの知識が乏しい場合においても、通信ネットワークをより快適に使用することが可能となるとともに、サービス要求の認証が拒否されたユーザを支援したり、ユーザや通信ネットワークのユピキタス環境の変化に伴ってWebサービス提供システムの利用に支障が生じた時の事情説明や更新サービスの案内を提供したりすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る情報機能提供システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報機能提供装置が適用されるネットワークの概略構成を示すブロック図である。
図1において、通信ネットワーク1には通信ノード11が設けられ、通信ノード11には通信網データ11aが保持されている。また、情報ネットワーク2には、Webサービスを提供するWebサービス提供システム21が設けられ、Webサービス提供システム21はシステム管理端末7に接続されている。そして、通信ネットワーク1と情報ネットワーク2とは、情報機能提供装置3を介して接続され、通信ネットワーク1と情報ネットワーク2との間でAPI関数を用いて情報をやり取りするAPIインターフェース6が設けられている。
なお、通信ネットワーク1は、例えば、電話回線網を挙げることができ、情報ネットワーク2、例えば、インターネットを挙げることができる。また、通信ノード11とは、例えば、通信ネットワーク1上の中継点やそこに設置されるコンピュータのことを言う。また、Webサービス提供システム21には、Webサービス提供サーバを設けることができる。
ここで、情報機能提供装置3は、APIインターフェース6を用いることで、通信ノード11の情報と機能を情報ネットワーク2に提供することができる。例えば、情報機能提供装置3は、APIインターフェース6を介してWebサービス提供システム21からのサービス要求を取得し、そのサービス要求に対応した応答を通信ノード11から取得してWebサービス提供システム21に提供するとともに、そのサービス要求に対して有効な提案情報を作成し、その提案情報をWebサービス提供システム21に提供することができる。
すなわち、情報機能提供装置3には更新メニューポップアップ機能部39が設けられ、更新メニューポップアップ機能部39は、Webサービス提供システム21からのサービス要求の支援やユーザへのフォローサービスを行ったり、サービス要求が受けられなかった場合の代替サービスを提案したり、よりグレードの高いサービスや使いやすいサービスを提示したりすることができる。この場合、更新メニューポップアップ機能部39は、Webサービス提供システム21に情報を提供する場合、該当するWSDL(Web Service Description Language)による記述文を含めることができる。なお、WSDLとは、Webサービスで記述するためのXLM(Extensible Markup Language)をベースとした言語仕様である。このWSDLでは、それぞれのWebサービスがどのような機能を持つのか、その機能を利用するためにはどのような要求が必要であるのかなどを記述する方法が定義されている。データや操作を定義する部分が通信プロトコルに関する部分から分離されているため、通信プロトコルやエンコード形式に関わりなくフォーマットを再利用することができる。
そして、APIインターフェース6では、API関数を含むWSDL記述文を使って通信ノード11の持つ情報や機能を情報ネットワーク2との間でやり取りすることができ、Webサービス提供システム21からの情報機能提供装置3へのサービス要求は、APIインターフェース6におけるWSDLで記述されたAPI関数のやり取りで行うことができる。
これにより、Webサービスを利用しているユーザは、一般に公開されている情報ネットワーク2上のAPIを用いることで、通信ネットワーク1を有効利用するための情報を取得することができ、通信ネットワーク1内の通信関係データの知識が乏しい場合においても、通信ネットワーク1をより快適に使用することが可能となるとともに、サービス要求の認証が拒否されたユーザを支援したり、ユーザや通信ネットワーク1のユピキタス環境の変化に伴ってWebサービス提供システム21の利用に支障が生じた時の事情説明や更新サービスの案内を提供したりすることが可能となる。
図2は、図1の情報機能提供装置で用いられる通信ネットワーク情報機能API関数の一例を示す一覧表である。
図2において、Webサービス提供システム21は、VPN(VirtualPrivateNetwork)を構築する場合、“createVPN”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。既存のVPNへ参加する場合、“connectToVPN”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。参加しているVPNから離脱する場合、“disconnectFromVPN”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。VPNを破棄する場合、“destroyVPN”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。参加しているVPNのポリシを変更する場合、“alterVPNPolicy”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。
帯域保証型セッションを確立する場合、“createBandwidthAssureSession”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。保証する帯域幅を変更する場合、“alterBandwidth”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。帯域保証を解除する場合、“cancelBandwidthAssurance”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。帯域保証セッションの破棄を指示する場合、“destroySession”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。
セッションの帯域幅情報を取得する場合、“getBandwidth”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。セッションを流れるパケットの遅延状況を取得する場合、“getDelay”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。セッションを流れるパケットの揺らぎを取得する場合、“getJitter”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。セッションパケットの消失廃棄状況を取得する場合、“getPacktLoss”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。セッションに適用される輻輳制御情報を取得する場合、“getPriorityInformation”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。加入者に適用される輻輳制御情報を取得する場合、“getAppliedCongestionControlForSubscriber”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。通信網で発生した輻輳情報を取得する場合、“getCongestionInformation”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。指定された地域の輻輳情報を取得する場合、“getCongestionInformationOfSubscribedArea”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。通信網のトラヒック情報を取得する場合、“getTrafficInformation”というAPI関数を用いて情報機能提供装置3にサービス要求することができる。
図3は、図1の情報機能提供装置の概略構成を示すブロック図である。
図3において、情報機能提供装置3には、Webサービス提供システム21に提供される情報の文脈を登録するコンテキストデータベース34、Webサービス提供システム21に提供される情報の図表の様式および文章形式を登録するテンプレートエレメントデータベース36、Webサービス提供システム21に提供されるサービスの構成要素を登録するサービスエレメントデータベース37、Webサービス提供システム21に提供される情報の意味情報が記述されたオントロジを登録するオントロジデータベース38、Webサービス提供システム21からのアクセスを認証するサービス管理制御機能部33、Webサービス提供システム21から送信された要求をAPI関数にて受信するとともに、通信ネットワーク1内の情報を情報ネットワーク2内のWebサービスで利用できるようにしてWebサービス提供システム21に送信するWeb対応機能部32、Webサービス提供システム21から送信されたAPI関数で特定されるシナリオの実行を指示するシナリオサーバ30、シナリオに沿った通信制御指示を通信ネットワーク1に設けられた通信ノード11に転送し、通信ノード11で実行された通信制御の実行結果を取得し、Web対応機能部32を介して通信制御の実行結果をWebサービス提供システム21に送信させるIMS対応機能部31、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37またはオントロジデータベース38のうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、Webサービス提供システム21から送信されたサービス要求に対して有効なポップアップ情報を作成し、Web対応機能部32を介してポップアップ情報をWebサービス提供システム21に送信させる更新メニューポップアップ機能部39、Webサービス提供システム21とWeb対応機能部32との間でやり取りされる情報を中継するサービスバス35が設けられている。
ここで、シナリオサーバ30には、シナリオの実行手順が記憶されたシナリオ記憶部301、シナリオ記憶部301に記憶された実行手順に従ってシナリオの実行を指示するシナリオ実行部302が設けられ、Web対応機能部32には、APIインターフェース6で扱われるAPI関数を記憶するAPI関数記憶部321が設けられ、Web対応機能部32は、図1のAPIインターフェース6としての機能することができる。
なお、Webサービス提供システム21に提供される情報の文脈とは、実行中のプログラムが処理内容を選択する時の判断材料となるプログラムの内部状態や置かれた状況あるいは与えられた条件などを指す。
そして、通信ネットワーク1に対するサービス要求がWebサービス提供システム21から行われると、そのサービス要求を示すWebデータが情報ネットワーク2を介して情報機能提供装置3に送られる。そして、情報機能提供装置3に送られたWebデータはサービスバス35を介してWeb対応機能部32に送られ、そのアクセスがサービス管理制御機能部33にて認証されると、そのWebデータに含まれるAPI関数で指定されるシナリオ指定がAPI関数記憶部321から読み出され、シナリオサーバ30に転送される。シナリオサーバ30はシナリオ指定を受け取ると、そのシナリオの実行手順をシナリオ記憶部301から読み出し、シナリオ実行部302は、その実行手順に沿ってシナリオを実行するようにIMS対応機能部31に指示する。IMS対応機能部31は、シナリオの実行が指示されると、その実行手順に含まれる通信制御指示をプロトコル変換および中継し、通信ノード11に転送する。
そして、通信ノード11は、IMS対応機能部31からの通信制御指示を受け取ると、その通信制御を実行し、その通信制御の実行結果をIMS対応機能部31に転送する。そして、IMS対応機能部31は、通信制御の実行結果を受け取ると、その実行結果をプロトコル変換および中継し、Web対応機能部32に転送する。そして、Web対応機能部32は、通信ノード11による通信制御の実行結果をデータ変換およびプロトコル変換し、API関数の返り値としてサービスバス35を介してWebサービス提供システム21に提供する。
また、シナリオサーバ30は、Webデータに含まれるAPI関数をWeb対応機能部32から受け取ると、そのAPI関数に対して有効な提案情報があるかどうかを判断し、そのAPI関数に対して有効な提案情報がある場合、更新メニューポップアップ機能部39は、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37またはオントロジデータベース38のうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、その提案情報を含むポップアップ画面を作成し、Web対応機能部32に転送する。なお、Webデータに含まれるAPI関数に対して有効な提案情報があるかどうかは、例えば、API関数の使われ方に関する統計データから判断することができる。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップ画面をデータ変換およびプロトコル変換し、サービスバス35を介してWebサービス提供システム21に提供する。
なお、サービス管理制御機能部33、シナリオサーバ30、Web対応機能部32、IMS対応機能部31、更新メニューポップアップ機能部39は、これらの手段で行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することができる。
そして、このプログラムをCD−ROMなどの記憶媒体に記憶しておけば、情報機能提供装置3のコンピュータに記憶媒体を装着し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、サービス管理制御機能部33、シナリオサーバ30、Web対応機能部32、IMS対応機能部31、更新メニューポップアップ機能部39で行われる処理を実現することができる。
また、サービス管理制御機能部33、シナリオサーバ30、Web対応機能部32、IMS対応機能部31、更新メニューポップアップ機能部39で行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させる場合、スタンドアロン型コンピュータで実行させるようにしてもよく、ネットワークに接続された複数のコンピュータに分散処理させるようにしてもよい。
図4は、図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第1の例を示す図である。
図4において、図3のシステム管理端末7は、API関数のWSDLによる定義文を情報機能提供装置3に登録すると(ステップS1)、そのAPI関数のWSDLによる定義文がWeb対応機能部32にてAPI関数記憶部321に更新/保持される(ステップS2)。
次に、Webサービス提供システム21は、例えば、WSDL記述文に含まれるAPI関数“get Delay”にて情報機能提供装置3にアクセスすると(ステップS3)、サービスバス35は、API関数“get Delay”を含むWSDL記述文をWeb対応機能部32に中継する(ステップS4)。そして、Web対応機能部32は、API関数“get Delay”を含むWSDL記述文を受け取ると(ステップS5)、サービス管理制御機能部33はユーザ認証を行う(ステップS6)。そして、サービス管理制御機能部33にてユーザ認証されると、Web対応機能部32は、WSDL記述文に含まれるAPI関数“get Delay”にてAPI関数記憶部321を検索し、そのAPI関数“get Delay”に対応するシナリオ指定を読み出し、そのシナリオ指定をシナリオサーバ30に転送する(ステップS7)。
そして、シナリオサーバ30は、API関数“get Delay”の実行手順をシナリオ記憶部301から読み出し、シナリオ実行部302は、その実行手順に沿ってAPI関数“get Delay”の機能を実行するようにIMS対応機能部31に指示する(ステップS8)。そして、IMS対応機能部31は、シナリオ実行部302から指示されたAPI関数“get Delay”の実行手順に含まれる通信制御指示をプロトコル変換および中継し、通信ノード11に転送する(ステップS9)。
そして、通信ノード11は、IMS対応機能部31から指示された通信制御を実行することで、セッションを流れるパケットの遅延データを取得し、そのセッションを流れるパケットの遅延データをIMS対応機能部31に転送する(ステップS10)。そして、IMS対応機能部31は、セッションを流れるパケットの遅延データを受け取ると、その遅延データをプロトコル変換および中継し、Web対応機能部32に転送する(ステップS11)。そして、Web対応機能部32は、セッションを流れるパケットの遅延データをデータ変換およびプロトコル変換し、API関数“get Delay”の返り値としてサービスバス35に転送し(ステップS12)、サービスバス35は、セッションを流れるパケットの遅延データをWebサービス提供システム21に提供し(ステップS13)、Webサービス提供システム21は、セッションを流れるパケットの遅延データをAPI回答連携情報として取得する(ステップS14)。
また、シナリオサーバ30は、API関数“get Delay”をWeb対応機能部32から受け取ると、そのAPI関数“get Delay”に対して有効な提案情報があるかどうかを判断し、そのAPI関数“get Delay”についてのポップアップメニュー提示の有効性を判断する(ステップS15)。
そして、API関数“get Delay”についてポップアップメニューの提示が有効な場合、更新メニューポップアップ機能部39は、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37またはオントロジデータベース38のうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、API関数“get Delay”に対して有効なWSDL記述文を含むポップアップ画面を作成し、Web対応機能部32に転送する(ステップS16〜S18)。
例えば、API関数“get Delay”に対してAPI関数“alter Bandwidth”が有効であると判断された場合、更新メニューポップアップ機能部39は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文である
<body xsi:type=“tns:alter Bandwidth Request”>
<Session ID>該セッションのセッションID</Session ID>
<Demanding Bandwidth>50Mbps,</Demanding Bandwidth>
</body>
を含むWSDL記述文が盛り込まれたポップアップ画面を作成することができる。
なお、<Demanding Bandwidth>50Mbps,</Demanding Bandwidth>という文は、より広い50Mbpsという帯域幅を提案するもので、遅延時間の低減に有効であることが説明される。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップ画面をデータ変換およびプロトコル変換し、ポップアップ情報としてサービスバス35に転送し(ステップS19)、サービスバス35は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文を含むポップアップ情報をWebサービス提供システム21に提供し(ステップS20)、Webサービス提供システム21は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文を含むポップアップ情報を取得する(ステップS21)。そして、Webサービス提供システム21は、ポップアップ情報に含まれるAPI関数“alter Bandwidth”にて情報機能提供装置3に再度アクセスすることができる(ステップS22)。
図5は、図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第2の例を示す図である。なお、この第2の例では、情報機能提供装置3にてユーザ認証が拒否されたユーザのアフターサービスのために、認証更新のための操作案内やアクセス操作の修正案内のメッセージを提供することができる。
すなわち、図5において、図1の情報機能提供装置3は図4のステップS1、S2と同様の処理を行う。そして、Webサービス提供システム21は、例えば、WSDL記述文に含まれるAPI関数にて情報機能提供装置3にアクセスすると(ステップS30)、サービスバス35は、API関数を含むWSDL記述文をWeb対応機能部32に中継する(ステップS31)。そして、Web対応機能部32は、API関数を含むWSDL記述文を受け取ると(ステップS32)、サービス管理制御機能部33はユーザ認証を行う(ステップS33)。そして、サービス管理制御機能部33にてユーザ認証が拒否されると、シナリオサーバ30は、ユーザ認証が拒否されたユーザ向けのポップアップメニューの作成を更新メニューポップアップ機能部39に指示する(ステップS34)。その場合、ポップアップメニューの部品として、テンプレートエレメントデータベース36からテンプレートを選択して指定するとともに、サービスエレメントデータベース37からサービスエレメントを選択して指定する。
そして、更新メニューポップアップ機能部39は、ユーザ認証が拒否されたユーザ向けのポップアップメニューの作成を指示されると、テンプレートエレメントデータベース36およびサービスエレメントデータベース37を参照しながら、ユーザ認証が拒否されたユーザ向けのポップアップメニューの画面情報を作成し、Web対応機能部32に転送する(ステップS35)。
例えば、ポップアップメニューの画面情報として、「次の認証のための手続き願います。」あるいは「次のWSDL記述で再度アクセス願います。」という文章を作成することができる。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップメニューの画面情報をデータ変換およびプロトコル変換し、ポップアップ情報としてサービスバス35に転送し(ステップS36)、サービスバス35は、ポップアップメニューの画面情報をWebサービス提供システム21に提供し(ステップS37)、Webサービス提供システム21は、ポップアップメニューの画面情報を取得する(ステップS38)。
図6は、図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第3の例を示す図である。なお、この第3の例では、情報機能提供装置3がユーザ認証した後、シナリオサーバ30が通信ネットワーク1に対するサービス要求に含まれるAPI関数に対応するシナリオファイルを読み出し、通信ネットワーク1の情報および機能の利用要求を実行し、通信ノード11がその利用要求に対応した実行ができない場合、更新メニューポップアップ機能部39は通信ネットワーク1の情報および機能を利用可能な提案文を含むポップアップ情報を作成し、Webサービス提供システム21に転送することで、Webサービス提供システム21が通信ネットワーク1の情報および機能を利用可能なサービス要求を行えるようにしたものである。
すなわち、図6において、図1の情報機能提供装置3は図4のステップS1、S2と同様の処理を行う。そして、Webサービス提供システム21は、例えば、WSDL記述文に含まれるAPI関数“xyz456abc”にて情報機能提供装置3にアクセスすると(ステップS40)、サービスバス35は、API関数“xyz456abc”を含むWSDL記述文をWeb対応機能部32に中継する(ステップS41)。そして、Web対応機能部32は、API関数“xyz456abc”を含むWSDL記述文を受け取ると(ステップS42)、サービス管理制御機能部33はユーザ認証を行う(ステップS43)。そして、サービス管理制御機能部33にてユーザ認証されると、Web対応機能部32は、WSDL記述文に含まれるAPI関数“xyz456abc”にてAPI関数記憶部321を検索し、そのAPI関数“xyz456abc”に対応するシナリオ指定を読み出し、そのシナリオ指定をシナリオサーバ30に転送する(ステップS44)。
そして、シナリオサーバ30は、API関数“xyz456abc”の実行手順をシナリオ記憶部301から読み出し、シナリオ実行部302は、その実行手順に沿ってAPI関数“get Delay”の機能を実行するようにIMS対応機能部31に指示する(ステップS45)。そして、IMS対応機能部31は、シナリオ実行部302から指示されたAPI関数“xyz456abc”の実行手順に含まれる通信制御指示をプロトコル変換および中継し、通信ノード11に転送する(ステップS46)。
そして、通信ノード11は、IMS対応機能部31から指示された通信制御を実行するのに障害があり、IMS対応機能部31から指示された通信制御を実行できない場合、通信制御の実行不可の回答をIMS対応機能部31に転送する(ステップS47)。なお、通信ノード11が通信制御を実行できない例として、通信ノード11の機能障害や通信ノード11の機能のバージョン変更を挙げることができる。
そして、IMS対応機能部31は、通信制御の実行不可の回答を受け取ると、通信制御の実行不可の回答をプロトコル変換および中継し、Web対応機能部32に転送する(ステップS48)。
そして、シナリオサーバ30は、通信制御の実行不可の回答をWeb対応機能部32から受け取ると、通信ネットワーク1に対するサービス要求の更新を促すポップアップメニューの作成を更新メニューポップアップ機能部39に指示する(ステップS49)。その場合、ポップアップメニューの部品として、テンプレートエレメントデータベース36からテンプレートを選択して指定するとともに、サービスエレメントデータベース37からサービスエレメントを選択して指定する。
そして、更新メニューポップアップ機能部39は、通信ネットワーク1に対するサービス要求の更新を促すポップアップメニューの作成を指示されると、テンプレートエレメントデータベース36およびサービスエレメントデータベース37を参照しながら、通信ネットワーク1に対するサービス要求の更新を促すポップアップメニューの画面情報を作成し、Web対応機能部32に転送する(ステップS50)。
例えば、ポップアップメニューの画面情報として、「エレメントS/サービステンプレートT/通信機能Cは変更になりました。次のAPI関数“xyz123abc”で再度アクセス願います。」という文章を作成することができる。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップメニューの画面情報をデータ変換およびプロトコル変換し、ポップアップ情報としてサービスバス35に転送し(ステップS51)、サービスバス35は、ポップアップメニューの画面情報をWebサービス提供システム21に提供し(ステップS52)、Webサービス提供システム21は、ポップアップメニューの画面情報を取得する(ステップS53)。
このようにして、Webサービス提供システム21は、実行可能な通信ネットワーク1に対するサービス要求をAPI関数“xyz123abc”にて再度行うことができる。
なお、図6の実施形態では、通信ノード11の障害が原因で通信制御を実行できない場合を例にとって説明したが、テンプレートエレメントデータベース36またはサービスエレメントデータベース37に起因してシナリオが実行できない場合においても、更新メニューポップアップ機能部39は通信ネットワーク1の情報および機能を利用可能な提案文を含むポップアップ情報を作成し、Webサービス提供システム21に転送することで、Webサービス提供システム21が通信ネットワーク1の情報および機能を利用可能なサービス要求を行えるようにしてもよい。
図7は、図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第4の例を示す図である。なお、この第4の例では、Webサービス提供システム21がAPI関数“alter Bandwidth”を含むサービス要求を行う。そして、シナリオサーバ30が、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文である
<body xsi:type=“tns:alter Bandwidth Request”>
<Session ID>該セッションのセッションID</Session ID>
<Demanding Bandwidth>50Mbps,</Demanding Bandwidth>
</body>
を含むWSDL記述文に対して有効なメニューを提示可能であると判定した場合、そのWSDL記述文のカテゴリーを判定し、オントロジデータベース38を参照しながらそのWSDL記述文の承継関係または同値関係を調べ、そのWSDL記述文との間で親和度が所定値以上の他のAPI関数の利用要求文を含むWSDL記述文を抽出する。そして、更新メニューポップアップ機能部39は、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37またはオントロジデータベース38のうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、シナリオサーバ30にて抽出されたAPI関数の利用要求文を含むポップアップ画面を作成し、Webサービス提供システム21に転送することで、Webサービス提供システム21が、情報機能提供装置3にて抽出されたAPI関数の利用要求文にてサービス要求の更新を行えるようにしたものである。
すなわち、図7において、Webサービス提供システム21は、例えば、WSDL記述文に含まれるAPI関数“alter Bandwidth”にて情報機能提供装置3にアクセスすると(ステップS60)、サービスバス35は、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文をWeb対応機能部32に中継する(ステップS61)。そして、Web対応機能部32は、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文を受け取ると(ステップS62)、サービス管理制御機能部33はユーザ認証を行う(ステップS63)。そして、サービス管理制御機能部33にてユーザ認証されると、Web対応機能部32は、WSDL記述文に含まれるAPI関数“alter Bandwidth”にてAPI関数記憶部321を検索し、そのAPI関数“alter Bandwidth”に対応するシナリオ指定を読み出し、そのシナリオ指定をシナリオサーバ30に転送する(ステップS64)。
そして、シナリオサーバ30は、API関数“alter Bandwidth”の実行手順をシナリオ記憶部301から読み出し、シナリオ実行部302は、その実行手順に沿ってAPI関数“alter Bandwidth”の機能を実行するようにIMS対応機能部31に指示する(ステップS65)。そして、IMS対応機能部31は、シナリオ実行部302から指示されたAPI関数“alter Bandwidth”の実行手順に含まれる通信制御指示をプロトコル変換および中継し、通信ノード11に転送する(ステップS66)。
そして、通信ノード11は、保証する帯域幅として50Mbpsが要求されたものとすると、IMS対応機能部31から指示された通信制御を実行することで、セッションの帯域幅を50Mbpsに制御し、その帯域幅データ50MbpsをIMS対応機能部31に転送する(ステップS67)。そして、IMS対応機能部31は、帯域幅データ50Mbpsを受け取ると、その帯域幅データ50Mbpsをプロトコル変換および中継し、Web対応機能部32に転送する(ステップS68)。そして、Web対応機能部32は、帯域幅データ50Mbpsをデータ変換およびプロトコル変換し、API関数“alter Bandwidth”の返り値としてサービスバス35に転送し(ステップS69)、サービスバス35は、帯域幅データ50MbpsをWebサービス提供システム21に提供し(ステップS70)、Webサービス提供システム21は、以下のような帯域幅データ50MbpsをAPI回答連携情報として取得する(ステップS71)。
<body xsi:type=“tns:alter Bandwidth Response”>
<Allocated Bandwidth>50Mbps</<Allocated Bandwidth>
</body>
また、シナリオサーバ30は、API関数“alter Bandwidth”をWeb対応機能部32から受け取ると、そのAPI関数“alter Bandwidth”に対して有効な提案情報があるかどうかを判断し、そのAPI関数“alter Bandwidth”についてのポップアップメニュー提示の有効性を判断する(ステップS72)。
そして、API関数“alter Bandwidth”についてポップアップメニューの提示が有効な場合、シナリオサーバ30は、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文のカテゴリーを判定し、オントロジデータベース38を参照しながら、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文の承継関係または同値関係を調べ、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文との間で親和度が所定値以上の他のAPI関数の利用要求文を含むWSDL記述文を抽出する。この結果、例えば、今回のアクセス者AのWSDL記述文と親和度が高いWSDL記述文を持つ類似アクセス者Bでは、帯域幅60Mbpsでパケットロスが低下するという情報を得ることができる。
図8は、図1のオントロジデータベースに保持される内容の一例を示す図である。
図8において、オントロジデータベース38には、アクセス者Aの類似アクセス者Bは帯域幅60Mbpsでパケットロスが低く、実績支払い料金が中、アクセス者Aの類似上級アクセス者Cは帯域幅100Mbpsでパケットロスが極小、実績支払い料金が多という情報を登録することができる。
そして、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文
<body xsi:type=“tns:alter Bandwidth Request”>
<Session ID>該セッションのセッションID</Session ID>
<Demanding Bandwidth>50Mbps,</Demanding Bandwidth>
</body>
から、「通信ネットワーク1に対する通信制御サービス」というカテゴリが判定される。そして、オントロジデータベース38を参照しながら、API関数“alter Bandwidth”を含むWSDL記述文の承継関係または同値関係を調べることで、類似アクセス者Bについては帯域幅60Mbpsでパケットロスが低く、実績支払い料金が中という情報を抽出することができる。
そして、図7において、シナリオサーバ30は、類似アクセス者Bでは、帯域幅60Mbpsでパケットロスが低下するという情報を得ると、ポップアップメニューの作成を更新メニューポップアップ機能部39に指示する(ステップS73)。その場合、ポップアップメニューの部品として、テンプレートエレメントデータベース36からテンプレートを選択して指定するとともに、サービスエレメントデータベース37からサービスエレメントを選択して指定する。
そして、更新メニューポップアップ機能部39は、ポップアップメニューの作成を指示されると、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37およびオントロジデータベース38を参照しながら、API関数“alter Bandwidth”に対して有効なWSDL記述文を含むポップアップ画面を作成し、Web対応機能部32に転送する(ステップS74〜S77)。
例えば、類似アクセス者Bでは、帯域幅60Mbpsでパケットロスが低下するという情報が得られた場合、更新メニューポップアップ機能部39は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文である
<body xsi:type=“tns:alter Bandwidth Request”>
<Session ID>該セッションのセッションID</Session ID>
<Demanding Bandwidth>60Mbps,</Demanding Bandwidth>
</body>
を含むWSDL記述文が盛り込まれたポップアップ画面を作成することができる。
なお、<Demanding Bandwidth>60Mbps,</Demanding Bandwidth>という文は、より広い60Mbpsという帯域幅を提案するもので、パケットロスの低下に有効であることが説明される。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップ画面をデータ変換およびプロトコル変換し、ポップアップ情報としてサービスバス35に転送し(ステップ78)、サービスバス35は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文を含むポップアップ情報をWebサービス提供システム21に提供し(ステップS79)、Webサービス提供システム21は、API関数“alter Bandwidth”の利用要求文を含むポップアップ情報を取得し、「帯域幅60Mbpsは如何ですか。パケットロスが低下します。」という情報を得ることができる(ステップS80)。
図9は、図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第5の例を示す図である。なお、この第5の例では、Webサービス提供システム21はAPI関数を含むサービス要求を行い、シナリオサーバ30はコンテキストデータベース34を参照しながら、通信ネットワーク1に対するサービス要求のアクセス者の利用履歴を調査し、そのアクセス者がシステム立上げ時のユーザまたは利用初心者である場合、更新メニューポップアップ機能部39はシステム立上げ時のサポートまたは初心者ユーザ向けのサポートを行うサポート情報を作成し、Webサービス提供システム21に転送するようにしたものである。
すなわち、図9において、図1の情報機能提供装置3は図4のステップS3〜S14と同様の処理を行う。また、シナリオサーバ30は、Web対応機能部32からシナリオ指定を受け取ると、コンテキストデータベース34を参照しながら、通信ネットワーク1に対するサービス要求のアクセス者の利用履歴を調査し(ステップS90)、そのアクセス者がシステム立上げ時のユーザまたは利用初心者であるかどうかを判断する(ステップS91)。
そして、そのアクセス者がシステム立上げ時のユーザまたは利用初心者である場合、更新メニューポップアップ機能部39は、コンテキストデータベース34、テンプレートエレメントデータベース36、サービスエレメントデータベース37またはオントロジデータベース38のうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、システム立上げ時のサポートまたは利用初心者のサポートのためのAPI関数の初歩的な使用案内文を含むポップアップ画面を作成し、Web対応機能部32に転送する(ステップS92〜S94)。
そして、Web対応機能部32は、更新メニューポップアップ機能部39にて作成されたポップアップ画面をデータ変換およびプロトコル変換し、ポップアップ情報としてサービスバス35に転送し(ステップS95)、サービスバス35は、API関数の初歩的な使用案内文を含むポップアップ情報をWebサービス提供システム21に提供し(ステップS96)、Webサービス提供システム21は、API関数の初歩的な使用案内文を含むポップアップ情報を取得する(ステップS97)。
本発明は、標準化されたオープンな関数体系でAPIインターフェース6をWeb上で公開し、ユーザにとってより使い易い更新サービスを含めてインターネットと通信事業者のネットワーク連携サービスを提供することができ、通信業およびWeb産業の発展に貢献することができ、ユビキタスな情報通信産業にも利用することができる。
本発明の一実施形態に係る情報機能提供装置が適用されるネットワークの概略構成を示すブロック図である。 図1の情報機能提供装置で用いられる通信ネットワーク情報機能API関数の一例を示す一覧表である。 図1の情報機能提供装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第1の例を示す図である。 図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第2の例を示す図である。 図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第3の例を示す図である。 図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第4の例を示す図である。 図1のオントロジデータベースに保持される内容の一例を示す図である。 図1の情報機能提供装置の機能シーケンスの第5の例を示す図である。 従来のアプリケーションサーバからの通信情報データベースへのアクセス方法を示すブロック図である。
符号の説明
1 通信ネットワーク
2 情報ネットワーク
3 情報機能提供装置
6 APIインターフェース
7 システム管理端末
11 通信ノード
11a 通信網データ
21 Webサービス提供システム
30 シナリオサーバ
301 シナリオ記憶部
302 シナリオ実行部
31 IMS対応機能部
32 Web対応機能部
321 API関数記憶部
33 サービス管理制御機能部
34 コンテキストデータベース
35 サービスバス
36 テンプレートエレメントデータベース
37 サービスエレメントデータベース
38 オントロジデータベース
39 更新メニューポップアップ機能部

Claims (10)

  1. 情報ネットワーク上でWebサービスを提供するWebサービス提供システムと、
    通信ネットワークに設けられた通信ノードと、
    前記Webサービス提供システムからのサービス要求をAPI関数でやり取りするAPIインターフェースと、
    前記APIインターフェースを介して前記Webサービス提供システムからのサービス要求を取得し、前記サービス要求に対応した応答を前記通信ノードから取得して前記Webサービス提供システムに提供するとともに、前記サービス要求に対して有効な提案情報を作成し、前記提案情報を前記Webサービス提供システムに提供する情報機能提供装置とを備えることを特徴とする情報機能提供システム。
  2. 前記情報機能提供装置は、
    前記Webサービス提供システムに提供される情報の文脈を登録するコンテキストデータベースと、
    前記Webサービス提供システムに提供される情報の図表の様式および文章形式を登録するテンプレートエレメントデータベースと、
    前記Webサービス提供システムに提供されるサービスの構成要素を登録するサービスエレメントデータベースと、
    前記Webサービス提供システムに提供される情報の意味情報が記述されたオントロジを登録するオントロジデータベースと、
    前記Webサービス提供システムからのアクセスを認証するサービス管理制御機能部と、
    前記Webサービス提供システムから送信された要求をAPI関数にて受信するとともに、通信ネットワーク内の情報を情報ネットワーク内のWebサービスで利用できるようにして前記Webサービス提供システムに送信するWeb対応機能部と、
    前記Webサービス提供システムから送信されたAPI関数で特定されるシナリオの実行を指示するシナリオサーバと、
    前記シナリオに沿った通信制御指示を通信ネットワークに設けられた通信ノードに転送し、前記通信ノードで実行された前記通信制御の実行結果を取得し、前記Web対応機能部を介して前記実行結果を前記Webサービス提供システムに送信させるIMS対応機能部と、
    前記コンテキストデータベース、前記テンプレートエレメントデータベース、前記サービスエレメントデータベースまたは前記オントロジデータベースのうちのいずれか少なくとも1つを参照しながら、前記Webサービス提供システムから送信された要求に対して有効なポップアップ情報を作成し、前記Web対応機能部を介して前記ポップアップ情報を前記Webサービス提供システムに送信させる更新メニューポップアップ機能部とを備えることを特徴とする請求項1記載の情報機能提供システム。
  3. Webサービス提供システムからのサービス要求をAPI関数にて取得し、前記サービス要求に対応した応答を通信ノードから取得して、前記API関数の返り値として前記Webサービス提供システムに提供するAPI連携情報提供手段と、
    前記サービス要求に対して有効な提案情報を作成し、前記提案情報を前記Webサービス提供システムに提供する提案情報提供手段とを備えることを特徴とする情報機能提供装置。
  4. 情報ネットワーク上に設けられたWebサービス提供システムからの第1のサービス要求をAPI関数にて受け付けるステップと、
    前記API関数で特定されるシナリオをシナリオサーバから取得するステップと、
    前記シナリオに沿った通信制御指示を通信ネットワークに設けられた通信ノードに転送するステップと、
    前記通信ノードで実行された前記通信制御の実行結果を取得するステップと、
    前記取得した通信制御の実行結果を前記第1のサービス要求に対する応答として前記Webサービス提供システムに提供するステップと、
    前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求に対して有効な第1の提案情報を作成するステップと、
    前記作成した第1の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップと、
    前記第1の提案情報に応じて作成された前記Webサービス提供システムからの第2のサービス要求をAPI関数にて受け付けるステップとを備えることを特徴とする情報機能提供方法。
  5. 前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を認証するステップと、
    前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を認証しない場合、前記通信制御を前記通信ノードに実行させることなく、第1のサービス要求が認証されない場合に有効な第2の提案情報を作成するステップと、
    前記作成した第2の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする請求項4記載の情報機能提供方法。
  6. 前記通信ノードが前記シナリオに沿った通信制御指示を実行できない場合、前記通信制御指示を実行できない場合に有効な第3の提案情報を作成するステップと、
    前記作成した第3の提案情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする請求項4記載の情報機能提供方法。
  7. 前記Webサービス提供システムに提供される情報の意味情報が記述されたオントロジに基づいて、前記サービス要求の承継関係または同値関係を調べるステップと、
    前記サービス要求との間の親和度に基づいて前記提案情報を作成するステップとを備えることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載の情報機能提供方法。
  8. 前記Webサービス提供システムからの第1のサービス要求を行ったアクセス者の利用履歴を調査するステップと、
    前記アクセス者がシステム立上げ時のユーザまたは利用初心者である場合、システム立上げ時のサポートまたは初心者ユーザ向けのサポートを行うサポート情報を作成するステップと、
    前記作成したサポート情報を前記Webサービス提供システムに提供するステップとを備えることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項記載の情報機能提供方法。
  9. 前記Webサービス提供システムに提供される提案情報またはサポート情報はWSDLを含む記述文であることを特徴とする請求項4から8のいずれか1項記載の情報機能提供方法。
  10. 請求項4から9のいずれか1項記載の情報機能提供方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報機能提供プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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