JP2009041852A - ジェットバーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱冷却サイクルによって生じる、構成部材の劣化を低減可能なジェットバーナーを提供する。
【解決手段】本発明のジェットバーナーは、内部に燃焼室を有する内筒10と、その基端側に取り付けられ、燃料注入用インジェクタ42、インジェクタ42より噴射された燃料との渦状混合気体を発生させる渦流発生部43及び混合気体の点火プラグ44が取付けられた基端部材40と、点火された混合気体を更に旋回させて空気を攪拌しつつ先端側に送り込む傾斜開口部15と、内筒10内において燃焼した燃料を高圧噴出する噴出口51が設けられた先端部材50と、内筒10の外周を覆うことにより内筒10との間に冷却媒体用の流路を形成する外筒20と、を備え、外筒20の基端が内筒10の基端側に対し、外筒20の先端が内筒10の基端側に対し、長手方向に伸縮可能な蛇腹部材60を介して固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、衝撃波を生成するジェットバーナーに関する。
従来、液体燃料を燃料注入口から燃焼室内に高温高速で注入してガス化し、そのガス化された燃料に点火して、高温高圧状態で噴出口から衝撃波として噴出させるジェットバーナーが存在する。このようなジェットバーナーにおいて燃焼筒は燃料の燃焼により高温になる。このため、燃焼筒を多筒構成とし、外筒と内筒との間に冷却水や冷却空気等の冷却媒体用流路を設け、これらの冷却媒体をその流路に流すことにより燃焼筒を冷却している(例えば、非特許文献1参照)。
島田 荘平 "フレームジェット・エンジニアリング入門"、初版、産業図書株式会社 1995年4月3日 p.2−3
しかし、外筒と内筒との温度差が存在することから、燃焼時において内筒の膨張が外筒よりも大きくなる。このため、加熱と冷却とが繰り返されると、内筒と外筒との接合部に亀裂が生じたり、また歪みを生じたりする場合がある。
本発明の課題は、加熱と冷却とが繰り返されることによって生じる、構成部材の劣化を低減することのできるジェットバーナーを提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、内部に燃焼室を有する内筒と、前記内筒の一端に取り付けられるとともに、前記燃焼室に燃料を注入する燃料注入手段、該燃料注入手段により注入された燃料に空気を混合して渦状の混合気体を発生させる渦流発生手段、及び前記渦状の混合気体に点火する点火手段が取り付けられる基端部材と、前記点火された混合気体を更に旋回させて空気を攪拌しつつ前記内筒の他端側に送り出す旋回流発生手段と、前記内筒の前記他端に取り付けられるとともに、前記内筒内において燃焼した燃料を高圧噴出する噴出口が設けられた先端部材と、前記内筒の外周を一定の隙間を設けて覆うとともに、一端が前記内筒の前記一端に対して取り付けられ、他端が前記内筒の前記他端に対して取り付けられて、前記隙間が冷却媒体用の流路を構成する外筒と、を備え、前記外筒の前記一端と前記内筒の前記一端との間、前記外筒の前記他端と前記内筒の前記他端との間の少なくとも一方に長手方向に伸縮可能な伸縮部材が配置されていることを特徴とするジェットバーナーを提供する。
燃焼室において燃料の燃焼が行われると、内筒が高温になって内筒と外筒との間に温度差が生じる。この場合、長手方向において、内筒の伸びが外筒の伸びより大きくなる。しかし、本発明によると、外筒の一端と内筒の一端との間又は外筒の他端と内筒の他端との間の少なくとも一方に長手方向に伸縮可能な伸縮部材が配置されている。したがって内筒の伸びと外筒の伸びの差が、伸縮部材が伸びることによって吸収され、外筒と内筒との固定部に過度の応力が加わることなく、劣化や破損が防止される。なお、このジェットバーナーにおいて、前記伸縮部材は、蛇腹状部材であってもよい。
更に、前記内筒と前記外筒との間において前記内筒の外周を覆うようにして配置され、前記流路を2層に分離する中間筒を備え、前記内筒の外周面には螺旋状に形成された羽根部が設けられ、前記内筒と前記中間筒が同温の状態において、該羽根部の径方向端部が前記中間筒の内面と非接触状態で、且つ前記羽根部の前記内筒の外周面から前記径方向端部までの長さが、前記内筒の前記外周面と前記中間筒の内周面との間の距離の半分以上であってもよい。
内筒内において燃焼が行われると、内筒が高温になるため、内筒は中間筒に比べて径方向に大きく膨張する。ここで、内筒と中間筒と温度差が小さく両者の膨張の割合の差が小さい場合は、内筒の羽根部と中間筒の内周面とは非接触状態である。しかし、内筒と中間筒と温度差が大きくなり、両者の膨張の割合の差が大きくなってくると、羽根部の内筒の外周面から径方向端部までの長さが、内筒の外周面と中間筒の内周面との間の距離の半分以上であるので、羽根部と中間筒の内周面とが当接する。これにより、内筒が中間筒によって外側から押圧され内筒の過度の変形等が防止される。
また、前記内筒と、前記基端部材と、前記先端部材と、前記外筒とが、互いに対して交換可能に組み立てられていてもよい。これによると、一つの構成部材が破損した場合であっても、その部分だけ交換することができ、破損時の修理コストが安価になる。
本発明によれば、加熱と冷却とが繰り返されることによって生じる、構成部材の劣化を低減することのできるジェットバーナーを提供することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書の説明において、ジェットバーナー1における燃料注入側を基端側、衝撃波を噴出する側を先端側という。
図1は、本実施形態のジェットバーナー1の断面図である。図示するように、ジェットバーナー1は、多筒構造を有し、最も内側に配置される内筒10と、最も外側に配置される外筒20と、内筒10と外筒20との間に配置される中間筒30とを備える。
ジェットバーナー1は、更に、内筒10における基端側に取り付けられるとともに、軸線上にインジェクタ用開口部41が設けられた基端部材40と、内筒10の内周面に開口し、点火された混合気体を更に旋回させて空気を攪拌しつつ先端側に送り込む旋回流発生手段である傾斜開口部15と、内筒10の先端側に取り付けられるとともに内筒10内において燃焼した燃料を高圧噴出する噴出口51が設けられた先端部材50と、を備える。
図2は内筒10の側面図である。図1及び図2に示すように、内筒10は、その外周面より径方向外方に延びる所定高さの帯状部材を外周面において螺旋状に巻回してなる羽根部11を有する。羽根部11は、内筒10と中間筒30との間を流れる空気を螺旋状に旋回させるためのものである。羽根部11は、その高さ(内筒10の外周面から羽根部11の径方向における端部までの長さ)が、内筒10と中間筒30とが同温の場合において、内筒10の外周面から中間筒30の内周面までの距離の1/2以上であって、且つ中間筒30の内周面と羽根部11の端部とが当接しない高さに形成されている。
ここで、中間筒30の内周面と羽根部11の端部とが同温において当接しない高さにするのは以下の理由による。内筒10内を燃焼気体が通る際に、内筒10が過熱されて内筒10と中間筒30との間に温度差が生じ、内筒10が中間筒30と比べて大きく膨張する。この際、中間筒30の内周面と羽根部11の端部とが当初より当接していると、羽根部11が直ちに中間筒30の押圧を開始し、温度差が上昇するのにつれて押圧力が強くなり、力が強すぎて中間筒30が破損する可能性があるからである。
また、羽根部11の高さを中間筒30の内周面と内筒10の外周面との間の距離の1/2以上にするのは以下の理由による。上述のように同温において羽根部11の先端と中間筒30の内周面との間に隙間が存在するが、この隙間を大きくしすぎると、内筒10と中間筒30との間の温度差が大きくなるにつれて内筒10が膨張し続け、内筒10と中間筒30との膨張の差が大きくなりすぎて、両者の接続部に変形や破損が生じたり、また内筒10自身も変形する可能性がある。このため、内筒10と中間筒30とが同温の場合において、内筒10の外周面から中間筒30の内周面までの距離の1/2以上とし、膨張の差が一定以上になった場合には、中間筒30の内周面と羽根部11の先端とが当接して、内筒10を中間筒30が外部より押圧、内筒10の膨張を抑えるようにするためである。
内筒10の基端側には、径方向に延在するフランジ部12が設けられている。また、傾斜開口部15は、内筒10における基端側であって、フランジ部12よりもわずかに先端よりの部分に内筒10を貫通して設けられている。傾斜開口部15は、図1及び図2(a)に示すように、内筒10の長手方向断面において内筒10の外周面から内周面へ向かう方向において基端側から先端側へと傾いている。また、図2(b)に示すように、内筒10の軸線と垂直な断面においても、径方向に対して一定の角度傾いて形成されている。これは、内筒10内部を通過する後述の混合気体を、旋回させて空気を攪拌しつつ先端側に送り込むためである。
基端部材40は、円柱状の部材に各種開口部が設けられた部材である。図3は基端部材40を基端側から見た図である。図示するように基端部材40は、後述するインジェクタ42(図1に図示)が配置されるインジェクタ用開口部41、インジェクタ42より注入される燃料に少量の高圧空気を混合して渦状の混合気体を発生させる渦流発生部43及びその渦状の混合気体に点火する点火プラグ44(図1に図示)が配置される点火プラグ用開口部45を備える。また、図1に示すように、基端部材40の先端側にはフランジ部46が設けられ、フランジ部46と前述の内筒10のフランジ部12とは、ボルトによって接続されている。
インジェクタ用開口部41は、図1及び図3に示すように基端側から、燃料供給用ノズルを取り付けるためのインジェクタ42のフランジ部42aが挿入される第1開口部41aと、第1開口部41aよりも径の小さな第2開口部41bと、第2開口部41bより径の大きな第3開口部41cと、第3開口部41cの先端から徐々に径が広がる円錐形の内面を有する第4開口部41dとを備える。なお、この第4開口部41dの内部は第1燃焼室47となり、また内筒10の内部は第2燃焼室13となる。
また、点火プラグ用開口部45は、基端部材40の外周面から第1燃焼室47に向かって斜めに点火プラグが取り付けられるように設けられている。渦流発生部43は、基端部材40の外周面から第3開口部に開口するように設けられており、この渦流発生部43には、コンプレッサに接続されて少量の高圧空気が渦流発生部43より第3開口部41cに流入される。渦流発生部43は、図3に示すように軸線方向に対して垂直な断面において、径方向に対して傾いて配置されている。このように配置することにより、渦流発生部43より高圧空気を流入すると、噴霧化された燃料と空気が混合されて渦状の混合気体流が発生される。
更に基端部材40には、長手方向沿って、例えばウルトラビジョン49(図1に図示)が取り付けられる第1センサ用開口部48a、圧力計が挿入される第2センサ用開口部48b及び温度計が取り付けられる第3センサ用開口部48cが設けられている。
中間筒30は、内筒10の外側に内筒10と同軸状に配置される筒体である。上述のように、内筒10と中間筒30とが同温の場合に、羽根部11の先端は中間筒30と非接触で、且つ羽根部11の高さは内筒10の外周面から中間筒30の内周面までの距離の1/2以上である。
なお、中間筒30の基端側には、第1フランジ部31と、第1フランジ部31よりも若干先端側に位置するとともに後述する蛇腹部材60と接続される第2フランジ部32とが設けられている。第1フランジ部31は内筒10のフランジ部12とボルトにより接続されている。
更に、第1フランジ部31と第2フランジ部32との間には、圧縮空気を流入するための圧縮空気流入口35が設けられ、その圧縮空気流入口35からはコンプレッサ配管部36が延びている。また、第2フランジ部32における中間筒30外周面近傍には、圧縮空気流入口35からコンプレッサにより送り込まれた圧縮空気を外筒20と内筒10との間の隙間に流入させる流入口37が設けられている。
外筒20は内筒10及び中間筒30と同軸且つその外側に配置される筒状体である。その先端側には先端部材50のフランジ部52との接続される円環部材21が内周側に向かって設けられている。また外筒20の基端側には、後述の蛇腹部材60と接続される外筒フランジ部24が設けられている。また、外筒20の先端部は中間筒30の先端部よりも更に先端側に延び、内筒10の先端側の外周においては、中間筒30が存在せずに外筒20のみ存在する部分が設けられている。この部分は後述する冷却空気が方向転換する転換部23となる。
中間筒30の第2フランジ部32と、外筒20の外筒フランジ部24との間には、外筒20と略同径の蛇腹部材60が配置されている。この蛇腹部材60は、筒状蛇腹体の基端側にフランジ部61a、先端側にフランジ部61bが取り付けられた部材であり、フランジ部61aと中間筒30の第2フランジ部32とはボルトにより接続され、フランジ部61bは外筒20の外筒フランジ部24にボルトにより接続されている。
先端部材50は円柱状部材で、その中央部に内筒10の内径から漸次径を縮小してなる所定径の噴出口51が設けられている。また先端部材50の外周にはフランジ部52が設けられている。
次に、本実施形態のジェットバーナー1の動作について説明する。まず、灯油等の液体燃料がインジェクタ42より第1燃焼室47内に高圧状態で噴出されて噴霧化される。なお燃料は液体燃料に限定されず、プロパンガス等の空気燃料でもよい。
噴霧化された燃料に対し、渦流発生部43を介して少量の高圧空気が混入される。この際、渦流発生部43は、軸線方向に対して垂直な断面において径方向に対して傾いて配置されているので、混合された気体は、第1燃焼室において高速な渦流となる。
この高速渦状の混合気体は、点火プラグ44より点火されるとともに、傾斜開口部15から吐出される高温高圧空気によって高速攪拌されて第2燃焼室13に送り込まれ、第2燃焼室13において高熱火炎が生成される。
高熱火炎は第2燃焼室13内において爆発膨張して先端部材50の噴出口51より外部に噴出される。その際、爆発により高速火炎の速度は音速を超え、音速を超えるとノズルからは衝撃波となって噴出される。
内筒10内においては、高熱火炎が生成されるので、内筒10は高温になる。この内筒10を冷却するために、コンプレッサ配管部36に接続されたコンプレッサより常温圧縮空気を圧縮空気流入口35、及び流入口37を通して外筒20と中間筒30との間の隙間に送り込む。常温圧縮空気は外筒20と内筒10との間の隙間を基端側から先端側に向かって流れる。そして、先端側の転換部23において空気は方向を180度転換して、中間筒30と内筒10との間の羽根部11が設けられている空間内を流れる。この場合、空気は螺旋状に設けられた羽根部11によって流れが導かれ、中間筒30と内筒10との間を螺旋状に旋回しつつ内筒10の熱を吸収し、内筒10は冷却される。
一方、中間筒30と内筒10との間を流れる高圧空気は、内筒10の冷却に伴い、温度が上昇する。この温度が上昇した高温高圧空気は、中間筒30と内筒10の基端部において傾斜開口部15から内筒10の内部に突出されて、上述したように燃料ガスを攪拌するために用いられる。
このように、コンプレッサより送出される常温高圧空気は、内筒10を冷却するとともに温度が上昇して内筒10内部におけるガスとの混合用に用いられる。したがって、熱損失が少なく熱効率がよい。
また、この場合、内筒10が高温になるため、中間筒30に比べて大きく膨張する。この際、内筒10と中間筒30と温度差が小さく両者の膨張の割合の差も小さい場合、内筒10の羽根部11と中間筒30の内周面とは当接していない状態にある。しかし、内筒10と中間筒30と温度差が大きくなり、両者の膨張の割合の差が大きくなると、内筒10の羽根部11が中間筒30の内周面と当接し、内筒10が中間筒30によって外側から押されて内筒10の変形等が防止される。
また、内筒10が高温になると、長手方向において、内筒10の伸びが外筒20の伸びより大きくなるが、本実施形態では、外筒20の基端側と、中間筒30のフランジ部との間に蛇腹部材60が取り付けられている。したがって内筒10の伸びが大きくて外筒20の伸びが小さい場合、この蛇腹部材60が伸びてその差を吸収する。蛇腹部材60が設けられていない場合、外筒20と内筒10との伸びが異なることにより両者間の接合部が破損したりする場合があるが、本実施形態では、蛇腹部材60が設けられているため、この伸びの差が蛇腹部材60により吸収される。したがって、外筒20と内筒10とに接続部に過度の応力が加わることなく、劣化や破損が防止される。
またジェットバーナー1の各構成部材が、それぞれ、溶接ではなくボルトにより接続されている。したがって、一つの構成部材が破損した場合であっても、その部分だけ交換することができ、破損時の修理コストが安価になる。
本実施形態においては、ジェットバーナーにおいて空冷式構造とした。空冷式では、火炎が高速マッハ衝撃に変わって先端部材が冷却されても、先端部材は結露温度まで下がることがない。したがって煤が付着しにくい。
燃料と燃焼空気との圧力が高いため、燃焼の点火と同時に火炎の伝播が速くなり、燃焼火炎が短くなる。
熱伝導係数が大きいため、狭いスペースで多量の燃料を燃焼させることができ、廃棄物の燃焼に用いた場合処理能力が高い。よって小規模のプラントで多量の処理が可能であり、敷地も狭くてすむ。
以上、本発明は説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。例えば、本実施形態では空冷式のジェットバーナーにおいて蛇腹構造を設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、水冷式のジェットバーナーおいて蛇腹構造を取り入れることができる。
また、本実施形態では、伸縮構造として蛇腹構造を用いたが、本発明はこれに限定されず、他の伸縮構造であってもよい。
本実施形態のジェットバーナーの断面図である。 内筒の側面図である。 基端部材を基端側から見た図である。
符号の説明
1:ジェットバーナー、10:内筒、11:羽根部、20:外筒、30:中間筒、40:基端部材、42:インジェクタ、44:点火プラグ、50:先端部材、51:噴出口

Claims (4)

  1. 内部に燃焼室を有する内筒と、
    前記内筒の一端に取り付けられるとともに、前記燃焼室に燃料を注入する燃料注入手段、該燃料注入手段により注入された燃料に空気を混合して渦状の混合気体を発生させる渦流発生手段、及び前記渦状の混合気体に点火する点火手段が取り付けられる基端部材と、
    前記点火された混合気体を更に旋回させて空気を攪拌しつつ前記内筒の他端側に送り出す旋回流発生手段と、
    前記内筒の前記他端に取り付けられるとともに、前記内筒内において燃焼した燃料を高圧噴出する噴出口が設けられた先端部材と、
    前記内筒の外周を一定の隙間を設けて覆うとともに、一端が前記内筒の前記一端に対して取り付けられ、他端が前記内筒の前記他端に対して取り付けられて、前記隙間が冷却媒体用の流路を構成する外筒と、を備え、
    前記外筒の前記一端と前記内筒の前記一端との間又は前記外筒の前記他端と前記内筒の前記他端との間の少なくとも一方に長手方向に伸縮可能な伸縮部材が配置されていることを特徴とするジェットバーナー。
  2. 前記伸縮部材が蛇腹状部材であることを特徴とする請求項1に記載のジェットバーナー。
  3. 前記内筒と前記外筒との間において前記内筒の外周を覆うようにして配置され、前記流路を2層に分離する中間筒を備え、
    前記内筒の外周面には螺旋状に形成された羽根部が設けられ、
    前記内筒と前記中間筒が同温の状態において、該羽根部の径方向端部が前記中間筒の内面と非接触状態で、且つ前記羽根部の前記内筒の外周面から前記径方向端部までの長さが、前記内筒の前記外周面と前記中間筒の内周面との間の距離の半分以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のジェットバーナー。
  4. 前記内筒と、前記基端部材と、前記先端部材と、前記外筒とが、互いに対して交換可能に組み立てられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のジェットバーナー。
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