JP2009038949A - 絶縁バスダクト - Google Patents

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Megumi Ninomiya
恵 二宮
Tsutomu Kato
勉 加藤
Zenji Okazaki
善次 岡崎
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/10Cooling

Abstract

【課題】絶縁バスバーとダクト側板の間に隙間が発生し難い絶縁バスダクトを提供する。
【解決手段】帯板状の絶縁バスバー1を複数枚積層し、積層方向の両側にダクト側板4を当接させ、この2枚のダクト側板4を、幅方向の両側で締め付け部材5により長手方向に所定の間隔をあけて締め付けてなる絶縁バスダクトにおいて、ダクト側板4の絶縁バスバー1に当接する平板部分に、当該ダクト側板の外面側に膨出する幅方向に長いビード6を、長手方向に所定の間隔をあけて、複数本形成する。ダクト側板4の剛性が高まり、ダクト側板4が外側へ膨らみ難くなるので、各部材の寸法公差にかかわらず、絶縁バスバー1とダクト側板4を平面で密接させることができる。したがって絶縁バスバーで発生した熱を確実にダクト側板に伝達して良好な放熱状態を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主にビルや工場などで低圧大容量幹線として使用される絶縁バスダクトに関するものである。
従来の絶縁バスダクトの一例を図6に示す。図において、1は帯板状のバスバー2に絶縁被覆3を施した絶縁バスバーである。絶縁バスダクトは、このような絶縁バスバー1を複数枚積層し、積層方向の両側にダクト側板4、4を当接させ、この2枚のダクト側板4、4を、幅方向の両側でボルト・ナット(締め付け部材)5により長手方向に所定の間隔をあけて締め付けた構造となっている。
図示の例は、ダクト側板4、4の幅方向の両側を断面略コ字形に屈曲成形し、その部分が互いに反対向きになるように組み合わせてボルト・ナット5で締め付ける構造であるが、ダクト側板の幅方向の両側を断面略コ字形に屈曲成形することなく、ダクト側板の間にスペーサを介在させてボルト・ナットで締め付ける構造のものも公知である(特許文献1参照)。
実開昭63−172222号公報
絶縁バスダクトの場合は、ボルト・ナット5による締め付けで、各絶縁バスバー1及びダクト側板4を密接させ、通電により絶縁バスバー1で発生した熱をダクト側板4に伝えて、ダクト側板4から外部に放熱している。この際に、絶縁バスバー1とダクト側板4が密接していないと、通電による発熱を十分放熱できないので、バスダクトの通電時の温度規格を満足できなくなる可能性がある。
しかし、バスバー2、絶縁被覆3、ダクト側板4にはそれぞれ、許容される寸法公差があるため、各部材の寸法公差内の寸法の組み合わせによっては、図7のように、ダクト側板4が外側へ膨らんでしまうことがある。このような状態になると、絶縁バスバー1とダクト側板4の間にわずかではあるが隙間Sが発生するため、絶縁バスバー1からダクト側板4への伝熱性が著しく低下し、異常温度上昇が発生するおそれがある。
本発明の目的は、上記のような問題点に鑑み、絶縁バスバーとダクト側板の間に隙間が発生し難い絶縁バスダクトを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、帯板状の絶縁バスバーを複数枚積層し、積層方向の両側にダクト側板を当接させ、この2枚のダクト側板を、幅方向の両側で締め付け部材により長手方向に所定の間隔をあけて締め付けてなる絶縁バスダクトにおいて、前記ダクト側板の絶縁バスバーに当接する平板部分に、当該ダクト側板の外面側に膨出する幅方向に長いビードを、長手方向に所定の間隔をあけて、複数本形成したことを特徴とするものである。
本発明の絶縁バスダクトにおいては、前記ビードが、少なくとも、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材の間に形成されていることが好ましい。
また、本発明の絶縁バスダクトにおいては、前記ビードが、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材間を結ぶ直線上に位置するように形成されていることがより好ましい。
また、本発明の絶縁バスダクトにおいては、前記ビードが、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材間を結ぶ直線の両側に、当該直線を両側から挟むように形成されていてもよい。
この場合において、前記二つの締め付け部材間を結ぶ直線の両側に形成されたビードは、前記二つの締め付け部材の両側にまで伸びていることがより好ましい。
本発明によれば、ダクト側板の平板部分に幅方向にビードを形成したことにより、ダクト側板の剛性が高まり、ダクト側板が外側へ膨らみ難くなるので、各部材の寸法公差にかかわらず、絶縁バスバーとダクト側板を平面で密接させることができる。したがって絶縁バスバーで発生した熱を確実にダクト側板に伝達して良好な放熱状態を得ることができ、異常温度上昇を防止することができる。
<実施形態1> 図1は本発明の一実施形態を示す。図1において、先に説明した図6と同一部分には同一符号を付してあるので、重複する説明は省略する。この絶縁バスダクトが、図6に示した従来の絶縁バスダクトと異なる点は、ダクト側板4の絶縁バスバー1に当接する平板部分に、当該ダクト側板4の外面側に膨出する幅方向に長いビード6を、長手方向に所定の間隔をあけて、複数本形成したことである。ビード6はダクト側板4の一部を直線状に膨出させた部分である。上記のようにビード6を形成すると、ダクト側板4の剛性が高まり、ダクト側板4が外側へ膨らみ難くなるので、各部材の寸法公差にかかわらず、絶縁バスバー1とダクト側板4を平面で密接させることができる。
なお、各ビード6は、図示のように、絶縁バスバー1とダクト側板4が面接触する幅方向の区間から幅方向の両側へ突出する長さに形成することが好ましい。またダクト側板4は、図示のように、各ビード6の両端より外側に、前記絶縁バスバー1に当接する平板部分と同一平面の平板部分を有していることが好ましい。
また、この実施形態では、ビード6は、長手方向のボルト・ナット5の間隔の2分の1の間隔で形成され、そのうちの1本おきのビード6が、絶縁バスダクトを側面から見て(図1(A)で見て)長手方向の同じ位置にある二つのボルト・ナット5、5間を結ぶ直線(仮想直線)上に位置するように形成されている。図7のようなダクト側板4の膨らみは、特にボルト・ナット5の締め付け位置で発生しやすいので、ビード6を、長手方向の同じ位置にある二つのボルト・ナット5、5の間に形成することは、その部分の幅方向の撓みに対する剛性を高める効果が大きく、ダクト側板4の膨らみを防止するのにきわめて有効である。
<実施形態2> 図2は本発明の他の実施形態を示す。この実施形態が実施形態1と異なる点は、ダクト側板4の幅方向の両側を断面略コ字形に屈曲成形することなく、平板状のままにして、2枚のダクト側板4を、その間にスペーサ7を介在させて、ボルト・ナット5で締め付けたことである。なお、8は上下の蓋板である。上記以外の構成は、図1に示した実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。このような構成でも実施形態1と同等の効果が得られる。
<実施形態3> 図3は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態が実施形態1と異なる点は、実施形態1と同じ位置に形成されたビード6を交互に反対方向に若干傾けたことである。このような構成でも、ビード6をダクト側板4の平板部分に幅方向に形成したのと実質的に同じであるので、実施形態1と同等の効果が得られる。上記以外の構成は、図1に示した実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
<実施形態4> 図4は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態が実施形態1と異なる点は、ビード6が、絶縁バスダクトを側面から見て(図4(A)で見て)長手方向の同じ位置にある二つのボルト・ナット5、5間を結ぶ直線の両側に、当該直線を両側から挟むように1本ずつ(2本ずつでもよい)接近して形成されていることである。それ以外の構成は、図1に示した実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。このような構成でも、ビード6が長手方向の同じ位置にある二つのボルト・ナット5、5の間に形成されているのと実質的に同じであるので、実施形態1と同等の効果が得られる。
<実施形態5> 図5は本発明のさらに他の実施形態を示す。この実施形態は、実施形態2のように、ダクト側板4が平板状の場合であるが、実施形態2と異なる点は、ビード6が、絶縁バスダクトを側面から見て(図4(A)で見て)長手方向の同じ位置にある二つのボルト・ナット5、5間を結ぶ直線の両側に、当該直線を両側から挟むように1本ずつ(2本ずつでもよい)接近して形成され、かつ、これらのビード6が、前記二つのボルト・ナット5、5の両側にまで伸びていることである。このようにすると、ボルト・ナット5を締め付けるときに、ダクト側板4の変形がより発生し難くなるので、ダクト側板4をより強固に絶縁バスバー1に密接させることができる。
<その他の実施形態>
以上の実施形態では、ビードが直線状のもののみについて述べたが、開き角度を小さく取れば、ビードをハの字形に形成したり、連続した三角波状に形成しても、成形が可能で、ダクト側板の剛性を向上させ、側板の膨らみを防止する効果が得られるものである限り、本発明に含まれるものとする。
本発明に係る絶縁バスダクトの一実施形態を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線拡大断面図。 本発明に係る絶縁バスダクトの他の実施形態を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線拡大断面図。 本発明に係る絶縁バスダクトのさらに他の実施形態を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線拡大断面図。 本発明に係る絶縁バスダクトのさらに他の実施形態を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図。 本発明に係る絶縁バスダクトのさらに他の実施形態を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線拡大断面図 従来の絶縁バスダクトの一例を示す、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B線断面図。 図6の絶縁バスダクトの問題点を示す断面図。
符号の説明
1:絶縁バスバー、2:バスバー、3:絶縁被覆、4:ダクト側板
5:ボルト・ナット(締め付け部材)、6:ビード、7:スペーサ、8:蓋板

Claims (5)

  1. 帯板状の絶縁バスバーを複数枚積層し、積層方向の両側にダクト側板を当接させ、この2枚のダクト側板を、幅方向の両側で締め付け部材により長手方向に所定の間隔をあけて締め付けてなる絶縁バスダクトにおいて、前記ダクト側板の絶縁バスバーに当接する平板部分に、当該ダクト側板の外面側に膨出する幅方向に長いビードを、長手方向に所定の間隔をあけて、複数本形成したことを特徴とする絶縁バスダクト。
  2. 前記ビードが、少なくとも、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材の間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁バスダクト。
  3. 前記ビードが、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材間を結ぶ直線上に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁バスダクト。
  4. 前記ビードが、長手方向の同じ位置にある二つの締め付け部材間を結ぶ直線の両側に、当該直線を両側から挟むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁バスダクト。
  5. 前記二つの締め付け部材間を結ぶ直線の両側に形成されたビードは、前記二つの締め付け部材の両側にまで伸びていることを特徴とする請求項4に記載の絶縁バスダクト。
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