JP2009038676A - 通信方法、送信装置、受信装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】同期精度を向上させることができる通信方法を得ること。
【解決手段】複数の送信アンテナを有する送信装置のフレーム生成部13が、自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列に送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えた後に所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成するステップと、フレーム生成部13が、送信アンテナに対応する同期語を送信データに挿入するステップと、受信装置が送信アンテナごとの同期語を保持するステップと、受信装置が、送信装置から送信されたデータと同期語とに基づいて同期を確立する同期確立ステップと、を含む。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の送信アンテナを有する送信装置のフレーム生成部13が、自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列に送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えた後に所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成するステップと、フレーム生成部13が、送信アンテナに対応する同期語を送信データに挿入するステップと、受信装置が送信アンテナごとの同期語を保持するステップと、受信装置が、送信装置から送信されたデータと同期語とに基づいて同期を確立する同期確立ステップと、を含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、特に複数の送信アンテナから送信された信号を、複数の受信アンテナで受信する無線通信システムにおける通信方法に関する。
従来のシングルキャリアの通信システムの同期手法としてPN(Pseudorandom Noise:擬似ランダム雑音)符号を整数回連送し同期を獲得する手法がある。たとえば、下記特許文献1には、フレーム中に周期が「31」のPN符号を3回繰り返した同期語を挿入してフレーム同期を確立する技術が記載されている。
しかしながら、上記従来の技術によれば、整数回繰り返されたPN符号である同期語を用いて同期確立を行う。このため、この同期方法をMIMO(Multiple Input Multiple Output)を採用するシステムに適用する場合には、送信アンテナを識別するために各送信アンテナごとに異なるPN符号を用いる必要があり、PN符号生成回路が送信アンテナ分必要となる、という問題があった。さらに、同期語が基本系列のみから生成され、基本系列の繰り返し数が整数であるため、遅延波の影響を吸収することができず、遅延波の影響により同期精度が低下する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同期精度を向上させることができる通信方法、送信装置、受信装置および通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の送信アンテナから送信データを送信する送信装置および前記送信装置が送信するデータを受信する受信装置を備える通信システムにおける通信方法であって、前記送信装置が、自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列に対して送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えたオフセット系列を生成し、前記オフセット系列を所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成する同期語生成ステップと、前記送信装置が、送信アンテナごとに、送信アンテナに対応する前記同期語を送信データに挿入する同期語挿入ステップと、前記受信装置が、送信アンテナごとの前記同期語を保持する同期語保持ステップと、前記受信装置が、前記送信装置から送信されたデータを受信し、前記同期語と前記受信データとに基づいて同期を確立する同期確立ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、複数の送信アンテナからオフセット量がそれぞれ異なる同一の自己相関値が所定の値以上となる同期語を送信して、受信側でその同期語を用いて同期処理を行うようにしたので、同期精度を向上させることができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信方法、送信装置、受信装置および通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる送信装置の実施の形態の機能構成例を示す図である。図1に示すように本実施の形態の送信装置は、送信データを生成して分配するデータ生成部11と、基本系列であるPN符号を生成するPN符号生成部(基本系列生成手段)12と、データ生成部11からPN符号生成部12が生成したPN符号に基づいて同期語を生成して、分配された送信データの間に生成した同期語を挿入して送信フレームを生成するフレーム生成部13−1,13−2と、フレーム生成部13−1,13−2がそれぞれ生成した送信フレームを変調する変調部14−1,14−2と、変調部14−1,14−2でそれぞれ変調された変調データの周波数変換,増幅を行う送信部15−1,15−2と、送信部15−1,15−2で送信処理されたデータをそれぞれ無線信号として出力する送信アンテナ16−1,16−2と、で構成される。
図2は、本実施の形態の受信装置の機能構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態の受信装置は、無線信号を受信する受信アンテナ20と、受信アンテナ20が受信した信号に周波数変換,低雑音増幅,帯域制限等を行い、ベースバンド信号を生成する受信部21と、ベースバンド信号を復調して受信データとクロックを取得する復調器22と、受信データとクロックに基づいて相関演算を行う相関器23−1,23−2と、相関器23−1,23−2からそれぞれ出力される相関演算結果に基づいて相関電力値を算出し、相関電力値に基づいて同期時点を判定する同期判定部24−1,24−2と、同期判定部24−1,24−2から出力される同期判定結果と相関器23−1,23−2から出力される相関演算結果とに基づいて各送信アンテナからのチャネル推定を行うチャネル推定部25と、復調器22から出力された受信データとチャネル推定部25から出力されるチャネル推定結果に基づいて各送信アンテナからの信号に対して分離・復号を行い、復号データを生成する復号部26と、で構成される。
本実施の形態の通信システムは、図1で示した送信装置と、図2で示した受信装置で構成される。つづいて、本実施の形態の同期語の生成について説明する。図3−1,3−2は、本実施の形態の通信システムで用いるフレーム構成の一例を示す図である。図3−1は、フレーム生成部13−1が生成する送信フレーム(送信アンテナ16−1から送信されるフレーム)の構成例を示し、図3−2は、フレーム生成部13−2が生成する送信フレーム(送信アンテナ16−2から送信されるフレーム)の構成例を示している。
図3−1で示した送信フレームは、送信データであるデータD1〜D3と、21ビットの同期語である同期語UW1を含み、同期語UW1はデータD1とデータD2の間、データD2とデータD3の間に挿入される。また、図3−2で示した送信フレームは、送信データであるデータD4〜D6と、21ビットの同期語である同期語UW2を含み、同期語UW2はデータD4とデータD5の間、データD5とデータD6の間に挿入される。フレーム生成部13−1が生成する送信フレーム内の同期語UW1の設置数は任意であるが、送信フレーム内の所定の位置に一定の規則をもって挿入される。同様にフレーム生成部13−2が生成する送信フレーム内の同期語UW1の設置数は任意であるが、送信フレーム内の所定の位置に一定の規則をもって挿入される。一定の規則とは、たとえば、一定の量の送信データごとに同期語を挿入する、などである。
図4−1は同期語UW1の構成の一例を示す図であり、図4−2は、同期語UW2の構成の一例を示す図である。同期語UW1は、周期が「15」(15ビット)で、初期オフセットが0であるPN符号(以下、PN符号M15aという)を1回繰り返し、その両端に3ビットの繰返しパターンを付加している。同期語UW2は、周期が「15」(15ビット)で、初期オフセットが7である(M15aを7ビット分オフセットさせた)PN符号(以下、PN符号M15bという)を1回繰り返し、その両端に3ビットの繰返しパターンを付加している。図4−1,4−2に示すように、右側の端に付加される3ビットの繰り返しのパターンには、それぞれPN符号M15a,M15bの左側から3ビット分が挿入され、左側の端に付加される3ビットの繰り返しのパターンには、それぞれPN符号M15a,M15bの右側から3ビット分が挿入される。なお、ここでは、PN系列として、高い自己相関特性を持つM系列(Maximum length code)を用いている。
このように、本実施の形態では、基本系列(ここではPN符号)に対してフレーム生成部ごと(送信アンテナごと)に異なるオフセットを与えた系列(オフセット系列)を生成して、そのオフセット系列を所定の回数繰り返すことにより同期語を生成する。
なお、本実施例では、送信アンテナが2本の場合について説明するが、送信アンテナが3本以上の場合には、同様に、フレーム生成部,変調部,送信部も送信アンテナの数だけ備え、それぞれのフレーム生成部では、PN符号15aをそれぞれ異なるビット数分だけオフセットさせた同期語を生成するようにすればよい。
つづいて、本実施例の受信装置の動作について説明する。ここで、図2に戻り、相関器23−1,23−2の内部構成について説明する。図2に示すように、相関器23−1は、15ビットのシフトレジスタであるシフトレジスタ31−1,PN符号M15aを保持するPN符号レジスタ33−1,シフトレジスタ31−1の各ビット出力とPN符号レジスタ33−1の各ビット出力との排他的論理和の演算を行い、演算結果を出力するEX−OR(Exclusive−OR)回路32−1を備えている。また、相関器23−2は、15ビットのシフトレジスタであるシフトレジスタ31−2,PN符号M15bを保持するPN符号レジスタ33−2,シフトレジスタ31−2の各ビット出力とPN符号レジスタ33−2の各ビット出力との排他的論理和の演算を行い、演算結果を出力するEX−OR回路32−2を備えている。
なお、図2では、送信アンテナの数が2本の場合、すなわち、送信装置から送信される同期語の種類が2種類の場合の構成を示しているが、送信アンテナの数が3本以上の場合は、相関器および同期判定部をそれぞれ送信アンテナの数だけ備え、それぞれの相関器のPN符号レジスタが、互いに異なる同期語(送信装置から送信される同期語)をそれぞれ保持するようにすればよい。
まず、受信装置では、受信アンテナ20が受信した信号を復調部22が復調し、受信データとクロックを相関器23−1,23−2および復号器26に出力する。相関器23−1のシフトレジスタ31−1は、復調部22から入力されたクロックに基づいて、順次、受信データをとりこみシフトさせるとともに、シフトレジスタ31−1上の15ビットのデータをEX−OR回路32−1に出力する。EX−OR回路32−1は、シフトレジスタ31−1から入力される15ビットのデータとPN符号レジスタ33−1が保持している15ビットの同期語(PN符号M15a)を、それぞれビットごとに対応させて排他的論理和を計算することにより相関演算を行い、その演算結果を同期判定部24−1およびチャネル推定部25に出力する。
相関器23−1のシフトレジスタ31−2,EX−OR回路32−2の動作は、シフトレジスタ31−1,EX−OR回路32−1のそれぞれの動作と同様である。ただし、この際、PN符号レジスタ33−1の替わりにPN符号レジスタ33−2が保持している15ビットの同期語(PN符号M15b)を用いる。
同期判定部24−1,24−2は、それぞれEX−OR回路32−1,32−2から出力される演算結果に基づいて相関電力値を算出して、相関電力値に基づいて同期時点を判定する。ここで、同期時点の判定方法について説明する。図5−1は、相関器23−1から出力される相関出力(相関演算結果)の一例を示す図であり、図5−2は、相関器23−2から出力される相関出力の一例を示す図である。図5−1に示すように、相関器23−1から出力される相関出力は、PN符号M15aに対応する1つの大きなピーク(図5−1の出力の最大となる点)をもつため、このピーク位置に基づいて同期検出を行うことができる。また、同期語UW1にはPN符号15aの両端にそれぞれ3ビットの繰返し系列が付加されているため、遅延波が存在する場合には、図5−1に示すように大きなピークの両側に、3ビットまでの遅延波に対応するサイドローブが出現する。このサイドローブの検出によって同期判定部24−1が、遅延波を含めた高精度な同期判定を行うことができる。
また、図5−2に示すように、相関器23−2から出力される相関出力は、PN符号M15bに対応して1つの大きなピークをもつため、このピーク位置に基づいて同期検出を行うことができる。また、同期語UW2にはPN符号15bの両端にそれぞれ3ビットの繰返し系列が付加されているため、UW1の場合と同様に、同期判定部24−2が、遅延波を含めた高精度な同期判定を行うことができる。なお、本実施の形態ではM系列のPN符号を基本系列として用いたが、これに限らず、自己相関特性の良好な(自己相関値が所定の値以上となる)符号系列であればどのような他の符号系列を用いてもよい。
チャネル推定部25は、同期判定部24−1,24−2から出力される同期判定結果と相関器23−1,23−2から出力される相関出力と、に基づいて各送信アンテナからの通信路に対応するチャネル推定を行う。
ここで、シングルキャリアMIMOシステムにおけるパイロットシンボルを用いたチャネル推定方式について説明する(「Ji-Woong Choi, etc“Optimum Pilot Pattern for MMSE Channel Estimation in Single-Carrier MIMO Systems”,VTC2004-Fall,2004 IEEE 60th,Vol. 2, pp.1382-1385」参照)。
M本の送信アンテナとN本の受信アンテナを持つシステムにおいて、受信アンテナn(nはアンテナの番号)が受信する受信信号rnは下記式(1)のように表すことができる。
rn=SHn+zn…(1)
rn=SHn+zn…(1)
ただし、Sは各送信アンテナからの送信信号であり、siをi番目の送信アンテナからの送信信号とするとき、S=[s1s2・・・sM]である。また、Hnは各送信アンテナから受信アンテナnへのチャネル応答であり、i番目の送信アンテナから受信アンテナnへのチャネル応答をhi,nとするとき、Hn=[h1,nh2,n・・・hM,n]である。またznは雑音である。
上記式(1)に基づき、最小平均二乗誤差基準でのチャネル推定「ハットHMMSE」は下記式(2)で表すことができる。
このように、一般には、チャネル推定を行うにはL×Lの逆行列を計算する必要がある。なお、Lはマルチパス数である。
これに対し、本実施の形態では、PN符号15aおよびPN符号15bを基本系列として、同期語UW1および同期語UW2を生成している。同期語の基本系列としてPN符号を用いる場合には、PN符号の特性から、上記式(2)を簡略化することができ、逆行列
演算を行わずにチャネル推定を行うことができるため、従来のチャネル推定方法に比べ、演算量を大幅に削減することができる。
演算を行わずにチャネル推定を行うことができるため、従来のチャネル推定方法に比べ、演算量を大幅に削減することができる。
そして、復号部26では、復調器22から出力された受信データと、チャネル推定部25から出力される各送信アンテナに対応するチャネル推定結果と、に基づいて、各送信アンテナから送信された信号の分離・復号を行い、復号データを得ることができる。
なお、本実施の形態では、同期語UW1,UW2の基本系列、すなわちPN符号M15aおよびM15bの繰り返し数を1回としているが、この基本系列の繰り返しは任意である。たとえば、同期語UW1として、PN符号M15aを3回繰り返し、両端にそれぞれ3ビットの繰り返し系列を付加した51ビットの同期語を用いるようにしてもよい。このように、両端に付加する系列も含めて繰り返し数を計数することとすると、上記の場合における基本系列長の繰り返し数は、51ビット/15ビット≒3.4回となる。このように、15ビットの基本系列の繰り返しを用いることで、同期語長を増やしても、相関器23−1,23−2が相関演算を行うビット長を変えることなく同期語を検出することができる。このように繰り返し数を増やす場合には、繰り返し数分の相関ピークを検出することにより、同期確立の精度を向上させることができる。これらは、UW2に関しても同様である。
このように、本実施の形態では、送信フレームに挿入する同期語を所定数のビット数の基本系列の繰り返しとして生成し、送信アンテナごとに基本系列に異なる初期オフセット量を与えるようにした。そして、受信装置は、送信アンテナごとの同期語を保持し、同期語と受信データの相関を用いて同期を確立するようにした。このため、送信アンテナごとの送信信号に対する同期を精度良く確立することができる。さらに、同期語の基本系列としてPN符号を用いると、逆行列演算を行わずにチャネル推定を行うことができ、従来のチャネル推定方法に比べ演算量を大幅に削減することができる。
以上のように、本発明にかかる通信方法、送信装置、受信装置および通信システムは、複数の送信アンテナから送信された信号を、複数の受信アンテナで受信する無線通信システムに有用であり、特に、同期語を用いて同期を確立する無線通信システムに適している。
11 データ生成部
12 PN符号生成部
13−1,13−2 フレーム生成部
14−1,14−2 変調部
15−1,15−2 送信部
16−1,16−2 送信アンテナ
20 受信アンテナ
21 受信部
22 復調部
23−1,23−2 相関器
24−1,24−2 同期判定部
25 チャネル推定部
26 復号部
31−1,31−2 シフトレジスタ
32−1,32−2 PN符号レジスタ
33−1,33−2 EX−OR回路
D1〜D6 データ
UW1,UW2 同期語
12 PN符号生成部
13−1,13−2 フレーム生成部
14−1,14−2 変調部
15−1,15−2 送信部
16−1,16−2 送信アンテナ
20 受信アンテナ
21 受信部
22 復調部
23−1,23−2 相関器
24−1,24−2 同期判定部
25 チャネル推定部
26 復号部
31−1,31−2 シフトレジスタ
32−1,32−2 PN符号レジスタ
33−1,33−2 EX−OR回路
D1〜D6 データ
UW1,UW2 同期語
Claims (9)
- 複数の送信アンテナから送信データを送信する送信装置および前記送信装置が送信するデータを受信する受信装置を備える通信システムにおける通信方法であって、
前記送信装置が、自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列に対して送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えたオフセット系列を生成し、前記オフセット系列を所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成する同期語生成ステップと、
前記送信装置が、送信アンテナごとに、送信アンテナに対応する前記同期語を送信データに挿入する同期語挿入ステップと、
前記受信装置が、送信アンテナごとの前記同期語を保持する同期語保持ステップと、
前記受信装置が、前記送信装置から送信されたデータを受信し、前記同期語と前記受信データとに基づいて同期を確立する同期確立ステップと、
を含むことを特徴とする通信方法。 - 前記同期確立ステップでは、前記同期語ごとに、前記同期語と前記受信データとの相関値を算出し、前記相関値に基づいて送信アンテナごとに同期を確立することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
- 前記受信装置が、前記同期語と前記受信データとに基づいて送信アンテナごとのチャネルを推定するチャネル推定ステップ、
をさらに含み、
前記基本系列をPN符号とすることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。 - 前記同期確立ステップでは、前記同期語ごとに、前記同期語と前記受信データとの相関値を算出し、前記相関値に基づいて送信アンテナごとに同期を確立し、
前記チャネル推定ステップでは、前記相関値に基づいて送信アンテナごとのチャネルを推定することを特徴とする請求項3に記載の通信方法。 - 前記基本系列をM系列とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の通信方法。
- 複数のアンテナから送信データが含まれたフレームを送信する送信装置であって、
自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列を生成する基本系列生成手段と、
前記基本系列に対して送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えたオフセット系列を生成し、前記オフセット系列を所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成して、送信アンテナごとに、送信アンテナに対応する前記同期語を前記送信データに挿入して前記フレームを生成するフレーム生成手段と、
を備えることを特徴する送信装置。 - 複数の送信アンテナを備える送信装置が、自己相関値が所定の値以上となる同一の基本系列に対して送信アンテナごとにそれぞれ異なる所定の初期オフセットを与えたオフセット系列を生成し、前記オフセット系列を所定の回数だけ繰り返した系列を同期語として生成し、送信アンテナごとに、送信アンテナに対応する前記同期語を送信データに挿入して生成したフレームを送信する場合において、前記フレーム上の送信データを受信する受信装置であって、
送信アンテナごとの同期語を保持する同期語保持手段と、
前記同期語ごとに、前記保持されている同期語と前記送信データとに基づいて同期を確立する同期判定手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記保持されている同期語と前記送信データとに基づいて送信アンテナごとのチャネルの推定を行うチャネル推定手段、
をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の受信装置。 - 請求項6に記載の送信装置と、
請求項7または8に記載の受信装置と、
を備えることを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007202306A JP2009038676A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | 通信方法、送信装置、受信装置および通信システム |
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