JP2009036267A - シール装置およびそのシール装置を備えた回転機械 - Google Patents

シール装置およびそのシール装置を備えた回転機械 Download PDF

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和徳 池田
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Abstract

【課題】回転部と非回転部とを、常に、非接触状態に維持させて運転を行うシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械を提供する。
【解決手段】本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械は、回転軸18に設けたカラー19、20に組み込まれ、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長された摺動支持部21に摺動支持させて収容する非回転側移動体22を備え、前記回転軸18が軸方向に向って移動するとき、前記非回転側移動体22も作動流体の圧力によって並行に移動させ、前記非回転側移動体22と前記カラー19,20とを非接触状態に維持する構成にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シール装置およびそのシール装置を備えた回転機械に係り、特に、運転中、回転部と非回転部との間に相対変位が発生した場合でも、非回転部を回転部の移動とともに連動させ、非接触状態に維持させて運転の安定化を図るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械に関する。
蒸気タービン、ガスタービン、空気圧縮機、ポンプ等の水、空気、ガス等の作動流体を取扱う回転機械においては、作動流体に圧力差が生じる領域において、回転軸に沿って作動流体が漏出することを防止するためのシール装置が設けられており、その構成として図11に示すものがある。
図11に示すシール装置は、回転部と非回転部との間に設けられた非接触タイプのものである。
回転部は、回転軸3にボルト等の固定手段または嵌合手段で接続されるリング状のカラー1を備え、回転軸3と一体にして回転させている。
このカラー1には、その表面に、特許文献1に開示され、図12および図13に示される溝7が回転方向と逆方向に向ってらせん状に設けられ、高圧側Hから低圧側Lに向う作動流体を案内している。
なお、溝7は、図14および図15に示すように、平坦部8から凹設され、回転方向に下り傾斜する傾斜部9を備え、この傾斜部9の深さが平坦部8から時計方向または反時計方向に向って深くなるようにしたものも提案されている。
他方、水平継手面で半割れ状のケーシング4には、図7に示すように、ばね等の弾性体5を介装させてリング状のブロックとしての非回転側移動体2が設けられている。
この非回転側移動体2には、ケーシング4から半径方向の内径側に向って延び、かつその周方向に沿う摺動用の支え部10と、非回転側移動体2の外周側とケーシング4側との隙間からの作動流体の漏洩を防止する、例えばOリング等の補助シール6と、カラー1と対峙する面に、例えば、カーボン、シリコン等で作製され、高圧側Hから低圧側Lに向う作動流体の流れを抑制するシール部11とが設けられている。
このような構成のシール装置を備える回転機械の運転中、カラー1に設けた溝7を介して高圧側Hの作動流体が流入すると、非回転側移動体2には、静圧作用、あるいは回転に伴う動圧作用によって浮上力が発生する。
この浮上力は、作動流体が溝7に沿って流れている間に、じょじょに圧力が高まることによって発生するものである。この浮上力の発生に対し、弾性体5から非回転側移動体2に与えられる押圧力でバランスするように、弾性体5には、適正なばね定数が選定されており、非回転側移動体2と回転軸3に設けるカラー1との隙間を数μmから数百μmの範囲にし、非接触状態を維持させている。
ところで、蒸気等の作動流体を取扱う回転機械においては、運転条件の変化に伴い、熱容量の相違からケーシング4と回転軸3との間で、軸方向に向って大きな相対変位が発生している。
例えば、蒸気タービンに回転電機を接続させた回転機械の場合、起動から定格運転に至るまでに、ケーシング4と回転軸3とが室温から数百度までの温度上昇があり、両者には熱容量の大小の差があるため、熱による伸びに差が出る。このため、起動から定格運転に至るまでに、ケーシング4と回転軸3との間の軸方向に向って数mm〜数十mmの変位差が出る。
このように、著しく大きな変位差が出ると、弾性体5は押圧力が設定値から大きくずれる。
例えば、非回転側移動体2とカラー1とが離れる方向に変位すると、弾性体5は圧縮され、押圧力が大きくなり、その端面間の隙間が増加し、作動流体の漏洩量の増加につながる。
また、逆に、非回転側移動体2とカラー1とが近づく方向に変位すると、弾性体5は引っ張られ、押圧力が小さくなり、運転中、その端面同士が接触し、摩擦力が大きくなり、シール部11が損傷したり、あるいは摩擦力(制動力)が増す中で回転軸3を廻しつづけ、これに伴うエネルギの無駄な消費、等、運転上、種々の支障をきたす要因になっている。
このような支障を解決する一手段として、例えば特許文献2に見られるように、非回転側移動体2にスラスト軸受を設け、さらに回転軸にスラストカラーを設け、回転軸で発生するスラストをスラスト軸受けで抑えるとともに、非回転側移動体2とカラー1とを軸方向に向って連動させる発明が提案されている。
実開平5−90049号公報 特開平9−112707号公報
図11に示した非接触タイプのシール装置においては、ケーシング4と回転軸3との間で軸方向に向って大小の変位差が生じた場合、作動流体の漏洩増加、あるいはその端面間の摩擦力の増加に基づくシール部の損傷、さらには、摩擦力が増加する中、制動力を受けた回転軸を廻しつづけるための無駄なエネルギの消費等種々の不都合、不具合がある。
また、特許文献2に見られるように、非回転側移動体2と回転軸3に設けたカラー1とを互いに軸方向に向って連動させる場合、数多くの構成部品を設けなければならず、構造の複雑化と相まって組立て作業やメンテナンス作業に多くの労力を必要とし、作業者に多くの負担を強いる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、運転中に回転部と非回転部とが軸方向に向って移動し、相対変位差が生じた場合、非回転部を回転部に連動させ、その隙間を常に適正値にして非接触状態を維持させ、損傷事故やエネルギの無駄な消費を抑制し、安定運転を行わせるシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、非回転部の回転部に対する組立て、分解の際、作動労力をより一層軽減させる構造簡素なシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械を提供することにある。
本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、回転軸に設けたカラーに組み込まれ、ケーシングに摺動支持させて収容する非回転側移動体を備え、前記回転軸が軸方向に向って移動するとき、前記非回転側移動体も作動流体の圧力によって並行に移動させ、前記非回転側移動体と前記カラーとを非接触状態に維持する構成にしたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項2に記載したように、回転軸に設けたカラーを包囲し、ケーシングに摺動支持させて収容し、前記カラーを跨いで形成される非回転側移動体とを備え、前記回転軸が軸方向に向って移動するとき、前記非回転側移動体も作動流体の圧力によって並行に移動させ、前記非回転側移動体と前記カラーとを非接触状態に維持する構成にしたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項3に記載したように、前記非回転側移動体は、ドーナツ形状のリング体であることを特徴とするものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項4に記載したように、前記非回転側移動体は、前記カラーを跨ぐ2つの片を組み合せた断面コ字状に形成したものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項5に記載したように、前記ケーシングは、半径方向の内径側に向って延長され、前記非回転側移動体を摺動支持させて収容する摺動支持部を備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項6に記載したように、前記摺動支持部は、前記ケーシングの周方向に沿って形成するものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項7に記載したように、前記カラーは、高圧側に位置するカラーに離間配置し、低圧側に位置するカラーとを備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項8に記載したように、前記カラーは、前記非回転側移動体との隙間を流出する作動流体の圧力を高める溝を備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項9に記載したように、前記非回転側移動体は、その外周側と前記ケーシングとの間に補助シールを備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項10に記載したように、前記補助シールは、Oリング、リング片、ベローズ、板ばねのうち、いずれかであることを特徴とするものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項11に記載したように、前記カラーは、高圧側に位置するカラーおよび低圧側に位置するカラーのうち、いずれかに、カラーの離間位置を調整する調整部を備え、この調整部は、離間位置を調整するカラーを挟設するスペーサと固定手段とを備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項12に記載したように、前記非回転側移動体は、前記カラーを跨ぐ2つの片を組み合せた断面コ字状に形成する際、調整部を備え、この調整部は、2つの片に介装するスペーサと、このスペーサを2つの片に固定する固定手段とを備えたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項13に記載したように、前記非回転側移動体は、前記カラーに組み込む際、2つ以上にし、互いを弾性体で接続させる構成にしたものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項14に記載したように、前記弾性体は、ばねであることを特徴とするものである。
また、本発明に係るシール装置は、上述の目的を達成するために、請求項15に記載したように、前記非回転側移動体は、前記カラーに組み込む際、水平面で上半部と下半部とに2分割し、互いを固定手段で接続させる構成にしたものである。
また、本発明に係るシール装置を備えた回転機械は、上述の目的を達成するために、請求項16に記載したように、請求項1〜15記載のもののうち、いずれか1項記載のシール装置を回転電機に組み込んだものである。
本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械は、非回転側移動体を軸方向に向って自由に摺動支持させて収容する摺動支持部を備え、回転軸が軸方向に向って移動する場合であっても、作動流体の圧力によって非回転側移動体も並行して移動させ、カラーとの隙間を確保して非接触状態に維持させる構成にしたので、作動流体の漏洩量増加や非回転部と回転部との接触による摩擦増加に伴うシール部の損傷事故等を防止することができる。
以下、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
図1は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第1実施形態を示す概念図である。
なお、図1は、中心線CLを境に上半部分のシール装置を示している。
本実施形態に適用されるシール装置14は、非接触タイプであり、回転部15と非回転部16との間に設けられる。
回転部15は、非回転部16の水平継手面で分割された半割れ状のケーシング17の中央に配置する回転軸(ロータ)18と、この回転軸18にボルト等の固定手段または嵌合手段で接続され、回転軸18の周方向に沿って形成されるリング状の高圧側カラー(回転側第1リング)19と、この高圧側カラー19に離間配置するリング状の低圧側カラー(回転側第2リング)20とを備える。
一方、非回転部16は、回転部15の回転軸18、高圧側カラー19、低圧側カラー20を包囲形成する半割れ状のケーシング17と、このケーシング17から延長され、高圧側カラー19と低圧側カラー20との間に組み込むシール装置14を軸方向に向って自由に摺動支持させて収容し、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延びる筒状の摺動支持部21とを備え、この摺動支持部21をケーシング17の周方向に沿って形成させる。
摺動支持部21に摺動支持されるシール装置14は、回転軸18の周方向に沿う、非回転側移動体22、具体的にはドーナツ形状のリング体と、この非回転側移動体22に設けられ、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれの対峙面にカーボンまたはシリコン等で作製被着するシール部23a,23bと、非回転側移動体22の外周面とケーシング17との隙間を介して高圧側Hから低圧側Lに向う作動流体の流れを防止する、例えばOリング等の補助シール24を備える。
また、シール装置14は、非回転側移動体22の軸方向の長さをLsとし、高圧側カラー19と低圧側カラー20との距離をLrとするとき、Ls<Lrの関係式を満たし、(Lr−Ls)の隙間を数μmから数百μmの範囲に設定する。
このような構成を備えるシール装置14において、運転中、高圧側Hの作動流体が高圧側カラー19と非回転側移動体22との隙間C、低圧側カラー20と非回転側移動体22との隙間Cを介して低圧側Lに向って流れる間に、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれの内面側に設けられる、例えば図12または図14に示した溝を通過するとき、非回転側移動体22には、静圧の作用、あるいは回転に伴う動圧の作用により圧力が高くなり、浮上力が発生する。
このとき、非回転側移動体22の高圧側カラー19側の浮上力と、非回転側移動体22の低圧側カラー20の浮上力とが等しくなるまで、非回転側移動体22は、隙間C、Cの範囲内で軸方向に移動してバランスし、隙間C、Cの確保の下、非接触状態が維持される。
そして、非回転側移動体22は、半割れ状のケーシング17から半径方向の内径側に向って延長される摺動支持部21に対し軸方向に向って自由に移動できる構成にしているので、例えば、回転軸18が作動流体からの熱を受け、ケーシング17に対し軸方向に向って移動する場合であっても、上述の隙間を確保しつつ、回転軸18と並行して移動する。
このように、本実施形態は、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長し、非回転側移動体22が軸方向に向って自由に摺動支持して収容する摺動支持部21を備え、回転軸18が軸方向に向って移動する場合であっても、作動流体の圧力によって非回転側移動体22も並行して移動させ、非回転側移動体22と高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれの隙間を確保して非接触状態を維持させる構成にしたので、作動流体の漏洩量増加や非回転部と回転部との接触による摩擦増加に伴うシール部の損傷事故を防止することができ、摩擦増加に伴って制動力を受けたまま回転軸が回転することによる無駄なエネルギの消費を抑制することができる。
図2は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第2実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、回転軸18にボルト等のコーティング手段または嵌合手段で接続され、回転軸18の周方向に沿って形成するカラー(リング)25を包囲して組み込むシール装置14と、このシール装置14を軸方向に向って摺動支持させて収容し、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長する摺動支持部21とを備えたものである。
この摺動支持部21は、ケーシング17に着脱自在に接続され、ケーシング17の周方向に沿って形成される。
一方、シール装置14は、回転軸18に設けたカラー(リング)25を跨ぎ、2つの片22a、22bを組み合せた断面コ字状にして回転軸18の周方向に沿うように形成する非回転側移動体22と、この非回転側移動体22の2つの片22a、22bの内面側であって、カラー25に対峙する面に設けたシール部23a、23bと、非回転側移動体22の外周面とケーシング17との隙間を介して高圧側Hから低圧側Lに向う作動流体の漏れを防止する補助シール24とを備える。
そして、片22a、22bは、互いをボルト等の固定手段を用いて接続される。
また、シール装置14は、非回転側移動体22の2つの片22a、22bにおける内面の軸方向の距離をLsとし、カラー25の厚みをLrとするとき、Lr<Lsの関係式を満たし、(Ls−Lr)の隙間を数μmから数百μmの範囲に設定する。
このような構成を備えるシール装置14において、運転中、高圧側Hの作動流体が隙間C、Cを介して低圧側Lに向って流れる間に、カラー25の高圧側Hおよび低圧側Lのそれぞれの面に設けられる、例えば図12または図14に示した溝を通過するとき、非回転側移動体22には、静圧の作用、あるいは回転に伴う動圧の作用により圧力が高くなり、浮上力が発生する。
このとき、非回転側移動体22の一方の片22aの浮上力と、他方の片22bの浮上力とが等しくなるまで、非回転側移動体22は、隙間C、Cの範囲内で軸方向に向って移動してバランスし、隙間C、Cの確保の下、非接触状態が維持される。
このように、本実施形態は、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長し、非回転側移動体22を軸方向に向って自由に摺動支持させて収容する摺動支持部21を備え、回転軸18が軸方向に向って移動する場合であっても、非回転側移動体22も軸方向に向って並行して移動させつつ、非回転側移動体22とカラー25の高圧側面および低圧側面とのそれぞれの隙間を確保して非接触状態を維持させる構成にしたので、作動流体の漏洩量増加や非回転部と回転部との接触による摩擦増加に伴うシール部の損傷事故を防止することができ、摩擦増加に伴って制動力を受けたまま回転軸が回転することによる無駄なエネルギの消費を抑制することができる。
図3は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第3実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、回転軸18にボルト等の固定手段または嵌合手段等で接続され、回転軸18の周方向に沿って形成されるリング状の高圧側カラー19と、この高圧側カラー19に離間配置するリング状の低圧側カラー20との間に組み込まれるシール装置14と、このシール装置14を軸方向に向って自由に摺動支持させて収容するケーシング17から半径方向の内径側に向って延びる筒状の摺動支持部21とを備えたものである。
摺動支持部21に収容させるシール装置14は、第1実施形態と同様に、ドーナツ状のリング体として形成される非回転側移動体22と、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれの対峙面に被着するカーボンまたはシリコン等で作製されるシール部23a、23bと、ケーシング17側または非回転側移動体22の外周側のうち、いずれか一方の面に固定させ、残りの面を摺動させるとともに、シール機能も兼ねた剛体としてのリング片26とを備える。
このような構成を備えるシール装置14において、運転中、高圧側カラー19と非回転側移動体22との隙間C、低圧側カラー20と非回転側移動体22との隙間Cのそれぞれを介して作動流体が高圧側Hから低圧側Lに向って流れると、第1実施形態と同様の高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれに設けた溝を通過するとき、非回転側移動体22には、静圧の作用、あるいは回転に伴う動圧の作用により圧力が高くなり、浮上力が発生する。
このとき、非回転側移動体22の高圧側カラー19側の浮上力と、非回転側移動体の低圧側カラー20の浮上力とが等しくなるまで、非回転側移動体22は、第1実施形態と同様に軸方向に向って移動してバランスし、隙間C、Cの確保の下、非接触状態が維持される。
このように、本実施形態は、高圧側カラー19と低圧側カラー20との間に設けるシール装置14と、このシール装置14を軸方向に向って自由に摺動支持させて収容する摺動支持部21とを備え、シール装置14を回転軸18と並行して移動させる構成にしたので、非回転部と回転部との接触による摩擦増加に伴うシール部の損傷事故等を防止することができる。
なお、本実施形態は、非回転側移動体22を摺動支持して収容する摺動支持部21と、非回転側移動体22の外周側とケーシング17との間にリング片26とを備え、回転軸18と非回転側移動体22とを並行に移動させる構成にしているが、この例に限らず、例えば、図4に示すように、非回転側移動体22の外周側とケーシング17との間に溶接部28を介して、例えば、ベローズ、板ばね等の軸方向に向って伸縮し、かつ回転軸18の周方向に沿って設けられ、作動流体の漏出を防止するシール体27であってもよい。
図5は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第5実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、非回転側移動体22の軸方向の長さをLsとし、高圧側カラー19と低圧側カラー20との距離をLrとするとき、Ls<Lrの関係式を満たし、(Lr−Ls)の隙間を数μmから数百μmの範囲に設定するものであるが、例えば、製造上の加工誤差のため、Ls>Lrになった場合を考慮したものであり、仮に、製造上の加工誤差があっても、Ls<Lrの関係式を満たすことができるように調整部29を設けたものである。
この調整部29は、低圧側カラー20を、回転軸18と別体に作製するとともに、低圧側カラー20と回転軸18との間に段差30を設け、この段差30に回転軸18の周方向に沿い、厚みを自由に変更させることができるリング状のスペーサ31を介装させて寸法調整を図る一方、回転軸18に設けたねじ部32を介してナット33を螺合させ、低圧側カラー20を分割した回転軸18に接続させたものである。
なお、スペーサ31と回転軸18および低圧側カラー20とのそれぞれの間には、例えばOリング等の補助シール24a、24bが設けられ、作動流体の漏洩防止を図っている。
このように、本実施形態は、非回転側移動体22を組み込む高圧側カラー19および低圧側カラー20のうち、低圧側カラー20に工作誤差等に伴う寸法調整ができる調整部29を設けたので、シール装置14を回転軸18に対して容易に組み込むことができ、非回転側移動体22と、高圧側カラー19および低圧側カラー20とを互いに非接触状態に維持させて、安定運転を行わせることができる。
図6は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第6実施形態を示す概念図である。
なお、第2実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、シール装置14が第2実施形態と同様に、回転軸18に設けたカラー25を跨ぎ、2つの片22a、22bを組み合せた断面コ字状にして回転軸18の周方向に沿うように形成する非回転側移動体22として適用する場合、製造上の加工誤差を考慮したものであり、加工誤差を調整する調整部29を設けたものである。
この調整部29は、非回転側移動体22の片22a、22bを互いに分割して別体に作製し、分割した片22a、22bとの間に厚みが変更できるスペーサ31を介装させ、片22a、22b、スペーサ31を互いに接続させるボルト34を備えたものである。
なお、スペーサ31と分割した片22a、22bの内面との間には、例えばOリング等の補助シール24a、24bが設けられ、作動流体の漏洩防止を図っている。
このように、本実施形態は、回転軸18に設けたカラー25を跨ぐように構成する非回転側移動体22の2つの片22a、22bにおける軸方向の距離をLsとし、カラー25の厚みをLrとするとき、製造上の加工誤差があってLr<Lsの関係式を満たすように調整部29を備えたので、非回転側移動体22とカラー25の高圧側面および低圧側面のそれぞれとの隙間を確実に確保して非接触状態を維持させることができる。
図7は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第7実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
本実施形態は、回転軸18に冷し嵌めまたはボルト等で接続した高圧側カラー19および低圧側カラー20との間に組み込まれ、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長する筒状の摺動支持部21に支持、収容させ、軸方向に向って自由に摺動するシール装置14を分割構造にしたものである。
すなわち、回転軸18の周方向に沿って設けられる摺動支持部21に支持、収容されるシール装置14は、回転軸18の周方向に沿いドーナツ状のリング体として形成する非回転側移動体22を、高圧側Hに位置させる高圧非回転側移動体36と低圧側Lに位置させる低圧非回転側移動体37とに分割し、これらの移動体36、37を、弾性体35、具体的にはばねで互いを接続させる構成にする。
非回転側移動体22から分割された高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれは、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれの対峙面にカーボンまたはシリコン等で作製被着されるシール部23a、23bを備えるとともに、高圧非回転側体および低圧非回転側移動体37のそれぞれの外周側とケーシング17との隙間にOリング等の補助シール24a、24bを備える。
また、高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれは、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれとの間に隙間C、Cを形成して非接触タイプにしている。
さらに、また、高圧側カラー19および低圧側カラー20のそれぞれは、第1実施形態で述べたと同じ形状の溝を備え、ここを通過する作動流体からの静圧作用または回転に伴う動圧の作用により高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれに浮上力を発生させる。
この浮上力の発生に対し、弾性体35から高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれに与えられる押圧力でバランスできるように、弾性体35には適正なばね定数が選定されている。
このような構成を備えるシール装置14において、高圧側Hの作動流体が隙間C、Cを介して低圧側Lに向って流れるとき、静圧作用または動圧作用によって作動流体の圧力が高まり、高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれに浮上力を発生させる。
このとき、高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれは、弾性体35からの押圧力が加えられ、高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37のそれぞれは、摺動支持部21内を軸方向に向って移動してバランスし、隙間C、Cの範囲内の下、非接触状態を維持させる。
このように、本実施形態は、回転軸18に接続する高圧側カラー19および低圧側カラー20との間に組み込むシール装置14の非回転側移動体22を、高圧非回転側移動体36と低圧非回転側移動体37とに分割し、分割した高圧非回転側移動体36と低圧非回転側移動体37とを弾性体35で互いに接続させ、弾性体35の押圧力を利用して高圧非回転側移動体36および低圧非回転側移動体37を移動させ、高圧非回転側移動体36、弾性体35、低圧非回転側移動体37の合計距離Lsを可変するとともに、隙間C、Cの範囲の下で移動させるようにし、たとえ、高圧非回転側移動体36、低圧非回転側移動体37、あるいは高圧側カラー19、低圧側カラー20に製作上の加工誤差があっても、高圧側カラー19と低圧側カラー20との距離LrがLr>Lsの関係式を満たす構成にしたので、シール装置14の高低圧側カラー19、20に対する接触等を防止し、安定運転を行わせることができる。
図9は、本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第8実施形態を示す概念図である。
なお、第1実施形態と同一構成要素または対応する要素には、同一符号を付し、重複説明を省略する。
回転機械のうち、例えば、回転電機に軸結合する蒸気タービンにおいては、図8に示すように、回転部15の軸端でケーシング内とケーシング外とで大きな圧力差が発生するため多数段のシール装置14を備えることがある。
この多数段のシール装置14は、高圧側Hから低圧側Lに向って流れる作動流体の漏洩を防止するものであり、高圧側Hから低圧側Lに向って順に、回転軸18に接続された第1カラー(リング)25a、補助シール24a、24bを介装し、回転軸18の段差30と第1スペーサ31aとで挟設する第2カラー(リング)25b、補助シール24a、24bを介装し、第1スペーサ31aと第2スペーサ31bとで挟設する第3カラー(リング)25c、補助シール24aを介装し、第2スペーサ31bと回転軸18に設けたねじ部32に螺合させるナット33とで挟設する第4カラー(リング)25dを備えるとともに、第1カラー25aと第2カラー25bとの間、および第3カラー25cと第4カラー25dとの間に組み込まれ、ケーシング17との間に補助シール24を介装するドーナツ状のリング体として形成される非回転側移動体39a、39bを備えている。
このような構成を備えるシール装置14は、例えば、第1カラー25aと第2カラー25bとの間に組み込まれた非回転側移動体39aを回転軸18から取り外す場合、低圧側Lから高圧側Hに向って順に、ナット33、第4カラー25d、第2スペーサ31b、非回転側移動体39b、………を取り外さなければならず、作動者にとって大きな負担を強いる。
本実施形態は、この点を考慮し、分解、組立てを容易にしたものであり、図9および図10に示すように、第1カラー25a(第3カラー25c)と第2カラー25b(第4カラー25d)との間に組み込まれ、ケーシング17から半径方向の内径側に向って延長された摺動支持部21に摺動支持して収容される非回転側移動体39a(39b)を上半部40と下半部41とに水平継手面HLで2分割にし、水平継手面HLに補助シール42を介装してボルト34で固定させたものである。
このように、本実施形態は、非回転側移動体39a(39b)を水平継手面HLで上半部40と下半部41とに2分割し、ボルト34で固定させる構成にしたので、分解、組立てを容易に行うことができ、作業者の労力をより一層軽減させることができる。
本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第1実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第2実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第3実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第4実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第5実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第6実施形態を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第7実施形態を示す概念図。 例示としての蒸気タービンのグランド部を示す概念図。 本発明に係るシール装置およびそのシール装置を備えた回転機械の第8実施形態を示す概念図。 図9のD−D矢視方向から見た正面図。 従来のシール装置を示す概念図。 図11のA−A矢視方向から見た正面図。 図12のB−B矢視方向で切断した部分断面図。 カラーに溝を設けたことを示す概念図。 図14のC−C矢視方向で切断した部分断面図。
符号の説明
1 カラー
2 非回転側移動体
3 回転軸
4 ケーシング
5 弾性体
6 補助シール
7 溝
8 平坦部
9 傾斜部
10 支え部
11 シール部
14 シール装置
15 回転部
16 非回転部
17 ケーシング
18 回転軸
19 高圧側カラー
20 低圧側カラー
21 摺動支持部
22 非回転側移動体
22a、22b 片
23a、23b シール部
24 補助シール
24a、24b 補助シール
25 カラー
25a 第1カラー
25b 第2カラー
25c 第3カラー
25d 第4カラー
26 リング片
27 シール体
28 溶接部
29 調整部
30 段差
31 スペーサ
31a 第1スペーサ
31b 第2スペーサ
32 ねじ部
33 ナット
34 ボルト
35 弾性体
36 高圧非回転側移動体
37 低圧非回転側移動体
38 グランド部
39a、39b 非回転側移動体
40 上半部
41 下半部
42 補助シール

Claims (16)

  1. 回転軸に設けたカラーに組み込まれ、ケーシングに摺動支持させて収容する非回転側移動体を備え、前記回転軸が軸方向に向って移動するとき、前記非回転側移動体も作動流体の圧力によって並行に移動させ、前記非回転側移動体と前記カラーとを非接触状態に維持する構成にしたことを特徴とするシール装置。
  2. 回転軸に設けたカラーを包囲し、ケーシングに摺動支持させて収容し、前記カラーを跨いで形成される非回転側移動体とを備え、前記回転軸が軸方向に向って移動するとき、前記非回転側移動体も作動流体の圧力によって並行に移動させ、前記非回転側移動体と前記カラーとを非接触状態に維持する構成にしたことを特徴とするシール装置。
  3. 前記非回転側移動体は、ドーナツ形状のリング体であることを特徴とする請求項1記載のシール装置。
  4. 前記非回転側移動体は、前記カラーを跨ぐ2つの片を組み合せた断面コ字状に形成したことを特徴とする請求項2記載のシール装置。
  5. 前記ケーシングは、半径方向の内径側に向って延長され、前記非回転側移動体を摺動支持させて収容する摺動支持部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のシール装置。
  6. 前記摺動支持部は、前記ケーシングの周方向に沿って形成することを特徴とする請求項5記載のシール装置。
  7. 前記カラーは、高圧側に位置するカラーに離間配置し、低圧側に位置するカラーとを備えたことを特徴とする請求項1記載のシール装置。
  8. 前記カラーは、前記非回転側移動体との隙間を流出する作動流体の圧力を高める溝を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のシール装置。
  9. 前記非回転側移動体は、その外周側と前記ケーシングとの間に補助シールを備えたことを特徴とする請求項1または2記載のシール装置。
  10. 前記補助シールは、Oリング、リング片、ベローズ、板ばねのうち、いずれかであることを特徴とする請求項9記載のシール装置。
  11. 前記カラーは、高圧側に位置するカラーおよび低圧側に位置するカラーのうち、いずれかに、カラーの離間位置を調整する調整部を備え、この調整部は、離間位置を調整するカラーを挟設するスペーサと固定手段とを備えたことを特徴とする請求項6記載のシール装置。
  12. 前記非回転側移動体は、前記カラーを跨ぐ2つの片を組み合せた断面コ字状に形成する際、調整部を備え、この調整部は、2つの片に介装するスペーサと、このスペーサを2つの片に固定する固定手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載のシール装置。
  13. 前記非回転側移動体は、前記カラーに組み込む際、2つ以上にし、互いを弾性体で接続させる構成にしたことを特徴とする請求項1記載のシール装置。
  14. 前記弾性体は、ばねであることを特徴とする請求項13記載のシール装置。
  15. 前記非回転側移動体は、前記カラーに組み込む際、水平面で上半部と下半部とに2分割し、互いを固定手段で接続させる構成にしたことを特徴とする請求項1記載のシール装置。
  16. 請求項1〜15記載のもののうち、いずれか1項記載のシール装置を回転電機に組み込んだことを特徴とするそのシール装置を備えた回転機械。
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