JP2009034790A - 複合カッタ - Google Patents

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憲史 楢橋
Shinpei Nakata
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達夫 横井
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Abstract

【課題】歯面の端面角部の尖鋭部を面取りするとともに、端面角部の近傍の盛り上がりを抑制し、且つ効率的な加工をする。
【解決手段】複合カッタ100は、被削歯車14の歯26の端面角部30、31を押圧して面取り加工をするフレージングカッタ部40a、40bと、被削歯車14の歯面28の切削をするシェービングカッタ部42とを有する。フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42は、重ね合わされて円盤形状を形成し、フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42は同軸状に配置されている。シェービングカッタ部42は円形であって、厚い幅の主部48と、該主部48より薄い副部50とを有する。フレージングカッタ部40a、40bは副部50の両側面に設けられる。複合カッタ100は被削歯車14に対して0でない軸交差角ψをもって噛合する。
【選択図】図4

Description

本発明は、被削歯車の歯の端面角部を押圧して面取り加工をするフレージングカッタ部と、被削歯車の歯面の切削をするシェービングカッタ部とを有する複合カッタに関する。
近時の自動車は高出力でありながらも静粛性及び耐久性が要求されており、動力伝達(例えば変速機)に用いられる歯車には動力を確実に伝達するとともに騒音を発生しないように一層高精度な歯面が望まれている。
このような高精度の歯車の加工としては、一般的にホブによる粗切削加工、面取り加工、シェービングカッタによる歯面の成形、熱処理による浸炭及び焼入れを行い、さらに精度を向上させるために研削やギアホーニング加工を行う。
このうち、ホブによる粗切削加工が終了した段階では、歯面の端面角部が尖っており、そのままでは熱処理により過度の浸炭がなされ、ガラス状に硬化(脆弱化)する懸念がある。このため、面取り加工を行い過度の浸炭防止及び歯車強度を向上させている。
面取り加工としては、被削歯車の歯面の端面角部を押しつぶすフレージングカッタが広汎に用いられている。フレージングカッタは、被削歯車に対して軸交差角なく噛合して歯車の角部を押しつぶす。フレージングカッタを用いた加工方法としては、例えば特許文献1及び特許文献2が挙げられる。特許文献1では、被削歯車に対してフレージングカッタを軸交差角0°として噛合させることが開示されている。特許文献2では、被削歯車に対してフレージングカッタを所定の軸交差角をもって噛合させることが開示されている。
特許文献3には、ばり取り輪と、歯腹の縁領域を加工する平滑化輪を含むスペーサが重ね合わされた工具が開示されている。
特許文献4には、面取用の刃を具えたシェービングカッタが開示されている。
特開昭54−15596号公報 特開昭61−284318号公報 特開2003−19621号公報 特開昭61−8221号公報
前記の通り、高出力、静粛性及び耐久性が要求される高精度な歯車の製作には、一般に粗切削加工、フレージングカッタによる面取り加工、シェービングカッタによる歯面の成形、熱処理、及び歯車研削やギアホーニング加工を行う。
フレージングカッタによる面取り加工では、歯面の端面角部を適切に面取りすることができるが、基本的には押しつぶす加工であることから余肉が横側に押し出されることになり、該余肉による盛り上がりが生じる。
このような盛り上がり部は、後の研削工程で研削して除去することも可能であるが、研削工程の前には熱処理を行っており、盛り上がり部は相当に硬くなっているので、研削工具に与える負荷が大きくしかも研削に時間がかかる。また、研削加工を行うことは生産効率等の観点からコスト高となり、省略できることが望ましい。
仮に、研削工程を省略するとその後のギアホーニング加工で砥石に対する負荷が極めて大きく、好ましくない。熱処理後であって被削歯車の硬度が高くなっており、しかも加工中にギアホーニングの砥石と被削歯車は同じ箇所が当接し、盛り上がり部に当接する箇所のみが極端に摩耗してしまうからである。
また、面取り加工の後に行われるシェービング加工では盛り上がり部の抑制効果もあるが、面取り加工よりも相当の時間を要し、いわゆるタクトタイムが長くなり、面取り加工が終了しても次のシェービング加工を行うまでに無駄な待ち時間が生じることがある。
一方、要求精度が比較的低く、熱処理を実施しない歯車についても、フレージングカッタの面取り加工をして発生する盛り上がり部について対策をせずにシェービング等の歯面仕上げを行えば、盛り上がり部が工具に対する負荷となり、工具寿命は必然的に短くなる。これにより、工具交換作業のために工作機械を停止させる回数や、メンテナンス及び点検の回数が増加するとともに、工具費用の増加が懸念される。
前記の特許文献4記載のシェービングカッタでは、歯頂部を歯幅方向に沿って面取りをすることはできるが、歯幅方向の端面の面取りはできない。また、被削歯車に対してシェービングカッタの位置をずらしながら加工をしなければならない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、歯面の端面角部を適切に面取りするとともに、端面角部の近傍の盛り上がりの発生を抑制し、且つ効率的な加工をすることのできる複合カッタを提供することを目的とする。
本発明に係る複合カッタは、以下の特徴を有する。
第1の特徴:フレージングカッタ部とシェービングカッタ部とを有し、前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部は、複数の加工歯を備える円弧部を有し、重ね合わされて円盤形状を形成し、前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部のそれぞれの円弧部は同軸状に配置されていることを特徴とする。
このような複合カッタによれば、フレージングカッタ部により歯面の端面角部の面取りをするとともに、端面角部の近傍の盛り上がりの発生を抑制することができる。また、面取り工程とシェービング工程を同時に行うことができ、その後の2回目のシェービング工程を省略し、又は時間を短くすることができる。ここで、円弧とは円を含む形状である。
第2の特徴:前記シェービングカッタ部は円形であって、主部と、前記主部より薄い副部とを有し、前記副部に前記フレージングカッタ部が重ね合わされて配置されていてることを特徴とする。
これにより、複合カッタが1周する間に、被削歯車は主部又は副部のいずれかにより常にシェービング加工がなされ、効率的である。また、主部は幅が厚く、被削歯車の歯面のほぼ全面をシェービング加工することができる。
第3の特徴:前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部との複合された合計歯数が前記被削歯車の歯数またはその倍数と異なる設定としてもよい。複数回転する間に、複合カッタの歯と被削歯車の歯は特定の組合わせ同士が当接するということが防止でき、被削歯車の各歯に対して複合カッタの異なる歯が順に当接して加工をする。したがって、偏りなく、バランスのよい加工が可能となる。
第4の特徴:主部の歯数を副部の歯数よりも多くしてもよい。一般に、シェービング加工は面取り加工よりも長時間を要することから、シェービングカッタ部の占める箇所をフレージングカッタ部の占める箇所よりも大きくして、バランスのよい加工が可能となる。
第5の特徴:前記フレージングカッタ部の歯と前記シェービングカッタ部との位相調整機構を有していると、フレージングカッタ部とシェービングカッタ部とを被削歯車に対してそれぞれ適切な向きに設定することができる。
第6の特徴:前記フレージングカッタ部の円弧部は、90°〜180°であると、シェービングカッタ部に対するバランスがよい。
第7の特徴:側面視で、前記フレージングカッタ部は、前記円弧部と、該円弧部の両端を結ぶ直線でカットされた輪郭形状であると、フレージングカッタ部の製作が容易である。
本発明に係る複合カッタによれば、フレージングカッタ部により歯面の端面角部の面取りをするとともに、端面角部の近傍の盛り上がりの発生を抑制することができる。また、面取り工程とシェービング工程を同時に行うことができ、その後の2回目のシェービング工程を省略し、又は時間を短くすることができる。
以下、本発明に係る複合カッタについて実施の形態を挙げ、添付の図1〜図16を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る複合カッタ100(図2参照)は、ホブによる粗歯切りの工程を終了した被削歯車の端面角部に対して面取り加工を行うとともに歯面のシェービング加工を行うものである。先ず、加工をする被削歯車14、使用する工具である複合カッタ100、及び該複合カッタ100による加工部12(図5参照)について説明する。被削歯車14は、例えば、車両用変速機の歯車である。複合カッタ100により加工をした歯車は高精度であり、静粛性及び耐久性に優れ、車両用変速機に好適である。
図1に示すように、被削歯車14は、例えばはすば歯車であり、複数の歯26を有する。被削歯車14は、粗歯切りした状態では、歯面28の左右の端面角部30、31尖鋭部33(図8A参照)が生じている。複合カッタ100ではこの尖鋭部33を面取りする。複合カッタ100で加工をする被削歯車14ははすば歯車に限られず、平歯車等であってもよい。
図2、図3、図4に示すように、複合カッタ100は、被削歯車14の端面角部30、31を押圧して面取り加工をする2つのフレージングカッタ部40a、40bと、被削歯車14の歯面28の切削をするシェービングカッタ部42とを有する。
シェービングカッタ部42の各加工歯44の歯面には、切削刃としての複数のセレーション46が設けられている。セレーション46は、歯幅方向に対して直角で、換言すれば歯底から歯先に向かう方向に延在している。後述するように、複合カッタ100は、被削歯車14に対して軸交差角ψをもって交差するように噛合して加工が行われる。これにより、加工歯44は被削歯車14の歯面28に対してやや横方向に擦れるように当接し、セレーション46が歯面28の切削をすることができる。この切削は、歯面28を整形するためのものであって、ホブ等による粗切削とは異なり、仕上げ切削に分類される。
シェービングカッタ部42は、厚い幅の主部48と、主部48より薄い副部50と、軸孔52と、軽量化のための複数の貫通孔54と、副部50に設けられた2つの固定ボルト孔56及び基準孔58とを有する。加工歯44は、シェービングカッタ部42の全周にわたって設けられており、主部48では厚く、副部50では薄い。
これにより、複合カッタ100が1周する間に、被削歯車14は主部48又は副部50のいずれかにより常にシェービング加工がなされ、効率的である。また、主部48は幅が厚く、被削歯車14の歯面28のほぼ全面をシェービング加工することができる。
なお、加工歯44は全周に設けられている必要はなく、例えば主部48だけに設けられていてもよい。この場合、副部50は加工歯44のないスペーサとしての機能を有することになる。
フレージングカッタ部40aは、複数の加工歯32aが設けられた円弧部60と、軸凹部62と、周方向に長い2つの長孔64と、径方向に長い基準長孔(位相調整機構)66と、中央凸部67aとを有する。軸凹部62は、側面視で軸孔52とともに軸J2(図5参照)を軸支する孔を形成する。中央凸部67aは低い半円筒形状であり、シェービングカッタ部42の対応する凹部67bと嵌合してフレージングカッタ部40aの芯出しがなされる。
円弧部60は、複合カッタ100の全体を基準として180°よりやや小さい。この円弧部の角度は90°〜180°であると、シェービングカッタ部42に対するバランスがよい。
側面視で、フレージングカッタ部40aは、円弧部60と、該円弧部60の両端S1及びS2を結ぶ直線L1でカットされた輪郭形状である。これにより、フレージングカッタ部40a、40bは、フレージングカッタを直線L1に沿ってカットする1工程で得られ、製作が容易である。
フレージングカッタ部40bは、フレージングカッタ部40aに対して加工歯32b以外は対象構造である。加工歯32bは、端面角部31の加工に適するように形成されている。
複合カッタ100では、副部50の両側面にフレージングカッタ部40a及び40bが重ね合わされている。これにより、加工歯32aと加工歯32bは、被削歯車14の厚みに応じて離間しており、複合カッタ100及び被削歯車14は噛合しながら回転し、フレージングカッタ部40aの加工歯32aが端面角部30に対して押圧して尖鋭部33を押しつぶして面取りする。フレージングカッタ部40bの加工歯32bは他方の端面角部31に対して押圧して尖鋭部33を押しつぶして面取りする。
ところで、従来、フレージングカッタは、被削歯車14に対して軸交差角ψをψ=0として噛合させているが、複合カッタ100のフレージングカッタ部40a、40bはシェービングカッタ部42に重ね合わせて配置されることから、該シェービングカッタ部42と同様に軸交差角ψが、ψ≠0、となってしまい、一見すると不都合であるとも思われる。しかしながら、フレージングカッタ部40a、40bをψ≠0の状態で被削歯車14に交差させることにより、盛り上がり部80(図14参照)の発生を適切に抑制することができるのである。このことについては後述する。
2つの長孔64は、前記の固定ボルト孔56に対応した位置に設けられており、固定ボルト70が挿通される。固定ボルト70は、フレージングカッタ部40a及び40bの長孔64と固定ボルト孔56を通り、反対側の面に突出し、ナット72により固定される。フレージングカッタ部40a及び40bは、長孔64の長さの範囲内で周方向に移動可能であって、相互の位置を調整可能である。
基準長孔66及び基準孔58には、調整ボルト(位相調整機構)74が挿通される。調整ボルト74はヘッド74aと、該ヘッド74aに対して同軸のロッド部74bと、該ロッド部74bの先に設けられた偏心部74cとを有する。偏心部74cには抜け止め部材74dが装着される。
ロッド部74bは基準孔58に挿通され、偏心部74cは基準長孔66に挿通される。つまり、調整ボルト74を回転させることにより偏心部74cが基準長孔66内で偏心して、フレージングカッタ部40aを周方向に微小量変位させることができる。このような位相調整機構によれば、位相の微調整が可能となり、フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42とを被削歯車14に対してそれぞれ適切な向きに設定することができる。この調整を行った後に、固定ボルト70を用いてフレージングカッタ部40a及び40bをシェービングカッタ部42に固定するとよい。
フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42は、重ね合わされて円盤形状を形成し、フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42のそれぞれの円弧部は同軸状に配置される。
このような複合カッタ100によれば、フレージングカッタ部40a、40bにより歯面の端面角部30、31の尖鋭部33を面取りするとともに、シェービングカッタ部42により端面角部30、31の近傍の盛り上がり部80(図14参照)の発生を抑制することができる。また、面取り工程とシェービング工程を同時に行うことができ、その後の2回目のシェービング工程を省略し、又は時間を短くすることができる。
複合カッタ100では、フレージングカッタ部40a、40bとシェービングカッタ部42との複合された合計歯数が被削歯車14の歯数またはその倍数と異なっている。これにより、被削歯車14が複数回転する間に、複合カッタ100の歯(つまり、加工歯44又は32a、32b)と被削歯車14の歯26は特定の組合わせ同士が当接するということが防止でき、被削歯車14の各歯に対して複合カッタ100の異なる歯が順に当接して加工をする。したがって、偏りなく、バランスのよい加工が可能となる。
また、フレージングカッタ部40a、40bのうちシェービングカッタ部42と複合されていない箇所の歯数(図2では96枚)は、シェービングカッタ部42の歯数(図2では47枚)よりも多くしてある。
主部48の歯数を副部50の歯数よりも多く設定してもよい。一般に、シェービング加工は面取り加工よりも長時間を要することから、シェービングカッタ部42の主部48の占める箇所をフレージングカッタ部40a、40bの占める箇所よりも大きくして、バランスのよい加工が可能となる。
次に、複合カッタ100を適用して被削歯車14の加工をする加工部12について説明する。
図5に示すように、加工部12は、被削歯車14を軸支するワーク支持部としての軸J1と、複合カッタ100と、該複合カッタ100を軸支するカッタ支持部としての軸J2とを有する。軸J2は図示しない駆動源により回転可能である。軸J1は、被削歯車14が複合カッタ100に噛合することにより連れ回りする。
軸J2は、軸J1に設けられた被削歯車14に対して複合カッタ100を噛合させるように該複合カッタ100を軸支している。軸J2は、複合カッタ100を被削歯車14に対して0でない軸交差角ψをもって噛合させ、且つフレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a、32bが被削歯車14の歯26の歯面28に干渉しない角度に設けられている(図6参照)。軸交差角ψは、被削歯車14の軸J1と複合カッタ100の軸J2とのなす角度である(図6参照)。
図5から明らかなように、複合カッタ100は単一の軸J2に設けられていることから、シェービングカッタ部42の軸J2と被削歯車14の軸J1との軸間距離は、フレージングカッタ部40a、40bの軸J2と被削歯車14の軸J1との軸間距離は等しくなっている。
図6に示すように、加工歯32a及び加工歯32bは、被削歯車14の厚みに応じて離間しており、複合カッタ100及び被削歯車14は噛合しながら回転し、フレージングカッタ部40aの加工歯32aが端面角部31に対して押圧して尖鋭部を押しつぶす。
図6は、被削歯車14の歯26と、フレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a、32bとの相対的な位置関係を示すものであり、被削歯車14とフレージングカッタ部40a、40bをそれぞれ周面に沿って展開した模式図である。図6から明らかなように、被削歯車14とフレージングカッタ部40a、40bとは軸交差角ψを有し、斜めに交わる。理解を容易にするため、図6、図12、図13では、複合カッタ100についてフレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a、32bのみを示し、シェービングカッタ部42を省略している。
一方、図7に示すように、従来技術に係る噛み合わせでは、軸交差角ψは存在していない。
次に、フレージングカッタ部40aの加工歯32aが端面角部31に対して押圧して尖鋭部33を押しつぶす作用について説明する。ここでは、理解を容易にするため、シェービングカッタ部42による切削作用については省略している。
被削歯車14は図6の右方向、つまり矢印A1の方向に回転し、複合カッタ100は角度ψだけ斜め方向、つまり矢印A2の方向に回転する。
図8Aに示すように、フレージングカッタ部40aの加工歯32aは、歯26の端面角部30の略頂部の箇所P1に最初に当接する。この時点の噛み合い初期では、加工歯32aは、歯26を基準とすると右斜めに傾斜しており、中心線Cよりも手前側が箇所P1に当接する。この時点では、端面角部30には尖鋭部33が存在する。図8A〜図8Cでは、理解を容易にするため、加工歯32aの歯面に中心線Cを付記している。この時点の噛み合いは、図6では矢印B1で示す噛み合いに相当する。
図8Bに示すように、噛み合いの中期では、フレージングカッタ部40aの加工歯32aは、歯26の略中間高さの箇所P2に当接している。噛み合い中期では、加工歯32aは、歯26に対して略平行であり、中心線Cが箇所P2に当接する。この時点では、箇所P2よりも上部は面取りがなされており尖鋭部33が面取りされているが、箇所P2よりも下側には尖鋭部33が残存している。この時点の噛み合いは、図6では矢印B2で示す噛み合いに相当する。
図8Cに示すように、噛み合いの終期では、フレージングカッタ部40aの加工歯32aは、歯26の略底部の箇所P3に当接する。噛み合い終期では、加工歯32aは、歯26を基準とすると左斜めに傾斜しており、中心線Cよりも奥が箇所P3に当接する。この時点では、端面角部30は全長にわたって面取りがなされており尖鋭部33が面取りされている。この時点の噛み合いは、図6では矢印B3で示す噛み合いに相当する。
図9に示すように、面取りがなされた端面角部30には細長いインボリュート面が形成され、尖鋭部33は面取りされている。ここで、加工歯32aの移動した軌跡は、矢印D1で示すように、斜めに向かう方向であり、横移動成分が含まれている。
端面角部30におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡をさらに詳細に図10A及び図10Bに示す。図10Aは、軸交差角ψが5°の場合であり、図10Bは、軸交差角ψが8°の場合である。符号Zは、被削歯車14とフレージングカッタ18との噛み合い円を示す。図10A及び図10Bから了解されるように、移動軌跡には横方向成分が相当に含まれており、該成分は軸交差角ψが5°の場合よりも8°の場合の方が大きい。このような横方向成分が大きいほど通常切削性がよい。
これに対して、従来技術に係る噛み合わせ(図6参照)では軸交差角ψが存在しない(つまり、ψ=0)であることから、加工歯32aの移動した軌跡は図9の矢印Eで示すように、横移動成分が含まれていない。
フレージングカッタ部40a、40bは軸交差角ψをもって被削歯車14に噛合することから、被削歯車14の端面角部30に対して押し潰して尖鋭部33を面取りするだけでなく、横移動成分の含まれる面同士の摺動が発生する。これにより、歯面28のうち面取り部に隣接する箇所82(図9及び図11参照)における余肉の盛り上がりの発生を防止し、又は抑制することができる。
また、フレージングカッタ18の加工歯32aの歯面は、端面角部30に対して押圧及び摺動することを目的としている。したがって、フレージングカッタ18の歯面は、角部のないインボリュート面であり製作が容易である。
なお、詳細な説明は省略するが、被削歯車14における反対側の端面角部31についても、フレージングカッタ部40a、40bの加工歯32bにより適切に尖鋭部33が面取りされるとともに、面取り部に隣接する箇所82(図11参照)における余肉の盛り上がりの発生を防止し、又は抑制することができる。この場合、加工歯32bの移動する軌跡は、図11の矢印D2で示すように、斜めに向かう方向であり、横移動成分が含まれており、端面角部30に対する加工と同様の作用が得られる。この移動の軌跡の詳細は、図10A及び図10Bに示す場合の各矢印の逆向きとなる。
ところで、従来技術に係る噛み合わせでは、一般に軸交差角ψは存在していない(図7参照)。この理由としては、前記の面取り部に隣接する箇所82(図9参照)に生ずる余肉の盛り上がりが見過ごされ、又はその解決手段として軸交差角ψを設けることが有効であることが想到されなかったことによる。
前記の特許文献2記載の装置では、軸交差角ψが設けられているが、セレーションにより端面角部30及び31の面取りをすることは実際上は容易ではない。
また、軸交差角ψを設けることは、フレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a及び32bが被削歯車14の歯26の歯面28に干渉することがあり(図7の仮想線参照)、その設定が困難であることも一因であると考えられる。
本発明者は、この軸交差角ψの適切な設定として、次の(1)式を見出した。
Figure 2009034790
ここで、上段式の左辺は被削歯車14のフレージングカッタ部40a、40bに対する干渉量であり、この上段式の左辺の示す値だけ加工歯32a、32bを薄く設定すれば干渉を回避することができる。右辺は加工歯32a、32bの歯先幅の余弦成分を示す。
また、(1)式において、図12に示すように、l1は面取り幅であり、l2はラップ量であり、BOGは歯車振れ角であり、SBGは噛み合い円上円弧歯厚である。DBGは、歯車噛み合い円上振れ角である。
図13に示すように、DBGは被削歯車14の歯車噛合円径であり、DKGは被削歯車14の歯先円径であり、DBCはフレージングカッタ部40a、40bの歯車噛合円径であり、DKCはフレージングカッタ部40a、40bの歯先円径である。Zgは被削歯車14の歯数であり、SKCはフレージングカッタ18の加工歯32a、32bの歯先幅である。αは余裕代である。
上記の(1)式を整理すると、次の(2)式が得られる。
Figure 2009034790
すなわち、前記軸交差角ψを(2)式で表される値にすることにより、フレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a、32bの被削歯車14に対する干渉をより確実に防止できる。
次に、このように構成される加工部12による加工の実験結果について説明する。なお、これらの実験では、特にフレージングカッタ部40a、40bの機能を確認するために簡略化し、シェービングカッタ部42のない状態で、フレージングカッタ部40a及び40bが180°全周に設けられている状態のフレージングカッタを用い、該フレージングカッタの軸交差角ψを変えながら実験をした。
図14は、軸交差角ψを従来技術のように、ψ=0として面取り加工をした端面角部30(右歯面)の拡大図である。該図14から了解されるように、面取り部の近傍の箇所(図8の箇所82参照)には余肉による盛り上がり部80が認められる。盛り上がり部の高さをH1とし、幅をH2とする。ψ=0について所定数の加工を行った右歯面及び左歯面に対する結果を表1及び表2における「ψ=0°」の欄に示す。計測にはコントレーサ等を用いた。
Figure 2009034790
Figure 2009034790
図15は、軸交差角ψを、ψ=5°として面取り加工をした端面角部30(右歯面)の拡大図である。該図15から了解されるように、盛り上がり部80の発生は相当に抑制されている。ψ=5°について所定数の加工を行った右歯面及び左歯面に対する結果を表1及び表2における「ψ=5°」の欄に示す。
図16は、軸交差角ψを、ψ=8°として面取り加工をした端面角部30(右歯面)の拡大図である。該図16から了解されるように、盛り上がり部80はほとんどなくなっている。ψ=8°について所定数の加工を行った右歯面及び左歯面に対する結果を表1及び表2における「ψ=8°」の欄に示す。なお、表1及び表2においてマイナス値は0と示した。
図17は、軸交差角ψを、ψ=5°として2000個の被削歯車14の面取り加工を行い、2000個目の被削歯車14の端面角部30(右歯面)の拡大図である。該図15と図17とを比較して了解されるように、盛り上がり部80は初期と2000個目でほとんど変化がない。また、2000個の加工を行った後、加工歯32a及び加工歯32bの形状を精密に測定したところ、初回加工時と比較して摩耗は認められなかった。
次に、このように構成される歯車加工装置における加工部12の軸交差角ψの値について行った解析結果について説明する。
図18に示すように、軸交差角ψを大きく設定すると加工歯32aは被削歯車14の歯26に干渉するので、後面端部に加工歯32aと略平行になる逃げ面300を設けることが行われている。このような逃げ面300を設けることによって、軸交差角ψを大きくすることができ、効率的な加工が可能になる。図18では、被削歯車14の歯26の干渉を考慮し、カッタ刃先幅Sに対して、干渉量S1及び隙間S2を考慮してカッタ残り幅S3を確保した加工歯32aの形状を示している。
ところで、カッタ残り幅S3は強度上の観点から0.4mm以上は確保することが好ましい。隙間S2は誤差等を考慮して0.5mm程度に設定することが好ましい。標準的条件下における軸交差角ψ、干渉量S1、カッタ刃先幅S、カッタ残り幅S3の関係を解析及び計算した結果を表3に示す。ここで、隙間S2は0.5mmとしている。
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表3から明らかなように、軸交差角ψが8°であるときには、カッタ残り幅S3が0.42mmであって強度が確保される。軸交差角ψが9°であるときには、カッタ残り幅S3が0.38mmとなって強度が不足するおそれがある。つまり、強度の観点からは、軸交差角ψがψ≦8°であることが望ましい。
軸交差角ψが4°であるときには、カッタ残り幅S3が0.54mmであって十分な強度を有すると考えられるが、加工効率が低下する。被削歯車14における面取り部の盛り上がりの発生を抑制させるためには、端面角部30におけるフレージングカッタ18の歯面32aの移動軌跡が横向きであるほど効果が高いと考えられている。
図19Aのシミュレーション結果に示すように、軸交差角ψがψ=4°であるときには、歯面32aの移動軌跡は、場所により相当に急な傾斜であり、横成分が少なく、盛り上がり部発生を抑制する効果が低い。
図19Bのシミュレーション結果に示すように、軸交差角ψがψ=5°であるときには、歯面32aの移動軌跡は、ある程度緩やかとなり、横成分がある程度存在し、盛り上がり部発生を抑制する効果がある。
図19Cのシミュレーション結果に示すように、軸交差角ψがψ=6°であるときには、歯面32aの移動軌跡は、かなり緩やかとなり、横成分が多く存在し、盛り上がり部発生を抑制する効果が高い。つまり、盛り上がり部発生を抑制する効果を得るためには、軸交差角ψがψ≧5°であることが望ましい。
結果として、加工歯32aの強度及び加工効果をそれぞれ満足するためには、軸交差角ψは、5°〜8°の範囲であるとよい。
上述したように、本実施の形態に係る複合カッタ100によれば、フレージングカッタ部40a、40bが被削歯車14に対して軸交差角ψをもって噛合することにより被削歯車14の歯面28の端面角部30、31の尖鋭部33を面取りするとともに、盛り上がり部80の発生を抑制することができる。仮に盛り上がり部80が発生する場合であっても、シェービングカッタ部42により該盛り上がり部80を切削して除去することができる。
また、フレージングカッタ部40a、40bの加工歯32a、32bを被削歯車14の歯面28に干渉しないようにして適切な面取り加工を行うことができる。
さらに、面取り工程とシェービング工程を同時に行うことができ、その後の2回目の単独のシェービング工程を省略し、又は時間を短くすることができ、効率的である。従来は単独のシェービング工程の時間が長く、これによってタクトタイムが長くなる傾向があったが、該単独のシェービング工程が省略され、又は時間を短くすることができ、タクトタイムの短縮化が図られる。また、従来、面取り工程は比較的短時間で済み、無駄な待ち時間が発生することがあったが、面取り工程にシェービング工程を一部又は全部を含ませることが可能となって、無駄な待ち時間が低減され、効率的な加工が可能となる。
複合カッタ100を用いた面取り加工により盛り上がり部80の発生を防止できることから、例えば歯研加工を省略しても相当に高精度な歯車が得られる。また、歯研加工を省略しても、ギアホーニング加工を行えばさらに高精度な歯車が得られる。この場合、被削歯車14には盛り上がり部80が実質的に存在しないことから、後工程の歯車加工(例えば、シェービング加工、歯研加工、ギアホーニング加工)の工具に対する影響を相当に抑制することができる。
本実施の形態に係る複合カッタ100により得られる歯車は、熱処理を行うことによって硬度が高くなり、高出力、静粛性及び耐久性が要求される高精度な車両用変速機に好適である。
一方、要求精度が比較的高くなく、熱処理を実施しない歯車についても、複合カッタ100による面取り加工では盛り上がり部がほとんど発生しないため、次に行うシェービング等の歯面仕上げにおいて、工具に対する負荷が小さく、工具寿命を延ばすことができる。これにより、工具交換作業のために工作機械を停止させる回数や、メンテナンス及び点検の回数を低減するとともに、工具費用を抑制することができる。
また、比較的要求精度が高くない歯車で、熱処理を実施し、その後に歯面仕上げを行わない場合であっても、複合カッタ100による加工が有効であることはもちろんである。
本発明に係る複合カッタは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
被削歯車の斜視図である。 本実施の形態に係る複合カッタの斜視図である。 本実施の形態に係る複合カッタの断面正面図である。 本実施の形態に係る複合カッタの分解斜視図である。 加工部の略式斜視図である。 被削歯車とフレージングカッタ部をそれぞれ周面に沿って展開した模式図である。 従来技術に係る噛み合わせ状態で、被削歯車とフレージングカッタをそれぞれ周面に沿って展開した模式図である。 図8Aは、噛み合い初期の噛み合い部の略式斜視図であり、図8Bは、噛み合い中期の噛み合い部の略式斜視図であり、図8Cは、噛み合い終期の噛み合い部の略式斜視図である。 加工後の右歯面の略式斜視図である。 図10Aは、軸交差角が5°の場合の端面角部におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡を示す図であり、図10Bは、軸交差角が8°の場合の端面角部におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡を示す図である。 加工後の左歯面の略式斜視図である。 被削歯車とフレージングカッタ部をそれぞれ周面に沿って一部を拡大して展開した模式図である。 フレージングカッタ部と被削歯車との噛み合い部の拡大側面図である。 軸交差角を0°として加工をした被削歯車の端面角部の拡大図である。 軸交差角を5°として加工をした被削歯車の端面角部の拡大図である。 軸交差角を8°として加工をした被削歯車の端面角部の拡大図である。 軸交差角を5°として、2000回の加工をした際の2000個目の被削歯車の端面角部の拡大図である。 フレージングカッタにおける歯と、軸交差角、カッタ歯先幅、干渉量、隙間及びカッタ残り幅の関係を示す模式図である。 図19Aは、軸交差角が4°の場合の端面角部におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡を示す図であり、図19Bは、軸交差角が5°の場合の端面角部におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡を示す図であり、図19Cは、軸交差角が6°の場合の端面角部におけるフレージングカッタの歯面の移動軌跡を示す図である。
符号の説明
12…加工部 14…被削歯車
26…歯 28…歯面
30、31…端面角部 32a、32b、44…加工歯
40a、40b…フレージングカッタ部 42…シェービングカッタ部
46…セレーション 48…主部
50…副部 58…基準孔
66…基準長孔(位相調整機構) 74…調整ボルト(位相調整機構)
80…盛り上がり部 100…複合カッタ
J1…軸 J2…軸
ψ…軸交差角

Claims (7)

  1. フレージングカッタ部とシェービングカッタ部とを有し、
    前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部は、複数の加工歯を備える円弧部を有し、重ね合わされて円盤形状を形成し、
    前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部のそれぞれの円弧部は同軸状に配置されていることを特徴とする複合カッタ。
  2. 請求項1記載の複合カッタにおいて、
    前記シェービングカッタ部は円形であって、主部と、前記主部より薄い副部とを有し、
    前記副部に前記フレージングカッタ部が重ね合わされて配置されていることを特徴とする複合カッタ。
  3. 請求項1又は2記載の複合カッタにおいて、
    前記フレージングカッタ部と前記シェービングカッタ部との複合された合計歯数が前記被削歯車の歯数と異なることを特徴とする複合カッタ。
  4. 請求項2〜3のいずれか1項に記載の複合カッタにおいて、
    主部の歯数が副部の歯数よりも多いことを特徴とする複合カッタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合カッタにおいて、
    前記フレージングカッタ部の歯と前記シェービングカッタ部との位相調整機構を有することを特徴とする複合カッタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合カッタにおいて、
    前記フレージングカッタ部の円弧部は、90°〜180°であることを特徴とする複合カッタ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の複合カッタにおいて、
    側面視で、前記フレージングカッタ部は、前記円弧部と、該円弧部の両端を結ぶ直線でカットされた輪郭形状であることを特徴とする複合カッタ。
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