JP2009033494A - 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単にペアリングを行うことができるようにする。
【解決手段】撮像装置10−1がペアリングを要求し、撮像装置10−2がペアリングの要求を受け付ける場合、撮像装置10−1のユーザと、撮像装置10−2のユーザは、それぞれシャッタボタン51−1とシャッタボタン51−2を長押し、撮像装置をペアリングモードに移行させる。撮像装置10−1のユーザがシャッタボタン51−1を再度押下すると、撮像装置10−1では、ペアリング要求処理が実行され、ストロボ61−1からストロボ光が光信号として出射されることになる。撮像装置10−2では、撮像装置10−1のストロボ61−1から出射されたストロボ光が受光され、ペアリング要求受付処理が実行される。ペアリングが完了すると無線通信が行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、簡単にペアリングを行うことができるようにする情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置と他の機器との間での無線通信のリンクを確立するための、いわゆるペアリング処理を簡単に行えるようにする技術として、例えば、他の機器の表示部に表示された画像を撮影することによるペアリング手法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、デジタルカメラ等において、フラッシュ光で信号を送る技術については、既に知られている。例えば、特許文献2では、ストロボ内蔵カメラにおける所定のフラッシュ発光パターンにより、スレーブフラッシュ装置が遠隔操作される技術が開示されている。
さらに、フラッシュ光信号の通信速度をあげても上記フラッシュ光信号を検出できるフラッシュ光受信装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−135930号公報 実開平04−67632号公報 特許第3338160
しかしながら、特許文献1の技術は、テレビビジョン受像機など大きな表示画面を有し、かつ通常固定された状態で用いられる機器には好適といえるが、近年、デジタルカメラなどの携帯可能な小型の機器同士のペアリングに用いる場合、利便性に欠ける。
すなわち、特許文献1のようなペアリングの方式により、携帯可能な小型の機器同士のペアリングを行う場合、撮影時に双方の機器同士の位置を、例えば、ユーザが機器を手にした状態で、調整する必要があり、撮影を行うのに手間がかかる。
また、特許文献1のように表示部に表示された画像を撮影させようとしても、デジタルカメラ等は、小型の機器であるため、表示画面の面積が小さく、撮影がしにくい。さらに、ペアリングされる双方の機器は、それぞれ別の個人の所有物である場合が多く、例えば、機器の表示画面にペアリングのための特定の画像を表示させたままでは、その機器で必要な他の操作が行えず、ユーザは認証操作が終わるまで何もせず待っていなければならないなど不便であった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単にペアリングを行うことができるようにするものである。
本発明の一側面は、他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段と、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成する光信号データ生成手段と、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得する特定情報取得手段と、前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する通信可否判定手段とを備える情報処理装置である。
前記画像データ生成手段は、ユーザによる所定の操作を受け付けた場合、生成した画像データを前記光信号データ生成手段に供給し、前記ユーザによる所定の操作を受け付けなかった場合、前記生成した画像データを、記録手段に出力して記録させるようにすることができる。
前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報を、ユーザに提示する提示手段をさらに備え、前記通信可否判定手段は、前記ユーザが前記提示手段に提示された情報に基づいて行う操作に基づいて前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定するようにすることができる。
前記特定情報取得手段は、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置から送信された暗証番号をさらに取得し、前記通信可否判定手段は、前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報および前記暗証番号に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定するようにすることができる。
光を出射する発光手段をさらに備え、ユーザによる所定の操作を受け付けた場合、前記発光手段は、所定の時間間隔で点滅することにより前記他の情報処理装置に、前記無線通信の開始を要求する光信号を送信するようにすることができる。
前記光信号には、自分を特定する情報、または暗証番号が含まれるようにすることができる。
自分が送信した前記光信号に基づいて、前記他の情報処理装置が送信した前記無線通信の信号を受信し、前記受信した無線通信の信号に基づいて、前記他の情報処理装置との無線通信を行うか否かを判定する別の通信可否判定手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の一側面は、他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段を備える情報処理装置の情報処理方法であって、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成し、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得し、前記取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定するステップを含む情報処理方法である。
本発明の一側面は、他の情報処理装置と無線通信をコンピュータに行わせるプログラムであって、コンピュータを、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段と、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成する光信号データ生成手段と、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得する特定情報取得手段と、前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する通信可否判定手段として機能させるプログラムである。
本発明の一側面においては、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データが生成され、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータが生成され、前記生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報が取得され、前記取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かが判定される。
本発明によれば、簡単にペアリングを行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段(例えば、図1のイメージセンサ37、および信号処理部38)と、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成する光信号データ生成手段(例えば、図4のステップS132の処理を実行する図1のマイクロプロセッサ33)と、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得する特定情報取得手段(例えば、図4のステップS134の処理を実行する図1のマイクロプロセッサ33)と、前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する通信可否判定手段(例えば、図4のステップS135の処理を実行する図1のマイクロプロセッサ33)とを備える。
この情報処理装置は、前記画像データ生成手段が、ユーザによる所定の操作(例えば、シャッタボタンの長押し)を受け付けた場合、生成した画像データを前記光信号データ生成手段に供給し、前記ユーザによる所定の操作を受け付けなかった場合、前記生成した画像データを、記録手段(例えば、図1の記録再生部39)に出力して記録させるようにすることができる。
この情報処理装置は、光を出射する発光手段(例えば、ストロボ61)をさらに備え、ユーザによる所定の操作(例えば、シャッタボタンの長押し)を受け付けた場合、前記発光手段は、所定の時間間隔で点滅することにより前記他の情報処理装置に、前記無線通信の開始を要求する光信号を送信するようにすることができる。
この情報処理装置は、自分が送信した前記光信号に基づいて、前記他の情報処理装置が送信した前記無線通信の信号を受信し、前記受信した無線通信の信号に基づいて、前記他の情報処理装置との無線通信を行うか否かを判定する別の通信可否判定手段(例えば、図7のステップS165の処理を実行する図1のマイクロプロセッサ33)をさらに備えるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段(例えば、図1のイメージセンサ37、および信号処理部38)を備える情報処理装置の情報処理方法において、所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成し(例えば、図4のステップS132の処理)、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得し(例えば、図4のステップS134の処理)、前記取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する(例えば、図4のステップS135の処理)ステップを含む。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置10の構成例を示すブロック図である。同図に示される撮像装置10は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
この例では、撮像装置10に、アンテナ31と無線通信部32が設けられている。無線通信部32は、例えば、IEEE802.11a、802.11b、および802.11gなどの無線LAN、またはBluetoothなどの無線LANにより、他の装置と通信を行う機能ブロックである。無線通信部32は、マイクロプロセッサ33の制御に基づいて、送信すべきデータを所定の変調方式で変調し、アンテナ31から信号を送出させ、また、アンテナ31を介して受信した信号を復調し、マイクロプロセッサ33にデータとして供給するようになされている。
発光制御部34は、マイクロプロセッサ33の制御に基づいて、所定のタイミングで、撮像装置10に設けられたストロボを発光させるようになされている。発光制御部は、撮像装置10が被写体の画像を撮影するとき、必要に応じてストロボを発光させるとともに、後述するペアリング処理における光信号を送信するとき、ストロボを予め設定された時間間隔で発光させる(点滅させる)。
マイクロホン35は、信号処理部38に接続され、予め設定された所定の操作音などの音声を出力する。
レンズ部36は、撮像装置10により撮像される画像の光を集光するレンズ、およびそのレンズにより集光される光の焦点位置などを調整するためにレンズを駆動させる駆動部分などを有する構成とされる。
イメージセンサ37は、例えば、レンズ部36を介して結像された光(像)を光電変換することにより、光をアナログの電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)センサなどにより構成され、受光した光に対応する電気信号を信号処理部38に出力する。なお、イメージセンサ37は、CCDセンサに限らず、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ、その他の画素を単位として画像の信号を生成する撮像素子により構成されるようにしてもよい。
信号処理部38は、イメージセンサ37から供給された電気信号の画像情報に対して、例えば、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つようにするとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って、利得を制御し、そして、A/D(Analog/Digital)変換を行って、デジタル信号とされた画像データを形成する。
マイクロプロセッサ33は、信号処理部38から供給される画像データを、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)またはJPEG2000などの所定の符号化方式で符号化し、記録再生部39に出力する。なお、マイクロプロセッサ33のその他の機能については後述する。
記録再生部39は、例えば、半導体メモリカードなどの所定の記録媒体を装着可能なドライブを有する構成とされ、マイクロプロセッサ33の制御に基づいて、データを記録媒体に記録し、また、記録媒体に記録されたデータを読み出してマイクロプロセッサ33に供給する処理を行う。
インタフェース部41は、後述するシャッタボタン、十字キー、ディスプレイなどを有する構成とされ、ユーザによる操作を受け付け、その操作に対応する所定のコマンドなどの信号を、マイクロプロセッサ33に出力する。また、インタフェース部41は、マイクロプロセッサから出力される表示データに対応する画像をディスプレイに表示させるようになされている。
また、マイクロプロセッサ33は、撮像装置10を構成する各部を制御する機能ブロックでもあり、例えば、予め記憶されたプログラムなどのソフトウェアを実行することで所定の処理を行うようになされている。マイクロプロセッサ33は、撮像装置10が、他の電子機器などとの間で、無線通信部32を介して無線通信を行うためのペアリングの処理を実行する。
撮像装置10は、例えば、別の撮像装置10と無線通信部32を介して無線通信を行うことが可能であるが、無線通信部32による無線通信自身には指向性が無いので、送信先として指定した機器以外の装置でも、データが受信可能であるため、撮像装置10は、別の撮像装置10と無線通信部32を介して無線通信を行うのに先立って、送信先として指定した撮像装置のみがデータを受信(または認識)できるように、互に認証しあうことが必要となる。このとき、通信を行う機器(撮像装置10)同士が互に認証しあう処理をペアリングと称する。
図2は、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間で行われるペアリングを説明する図である。
同図に示される撮像装置10−1および撮像装置10−2は、それぞれ図1を参照して上述したような内部構成を有しており、またそれぞれが、ストロボ61、シャッタボタン51、十字キー52、およびディスプレイ53を有している。なお、撮像装置10−1は、レンズ部36−1、ストロボ61−1、シャッタボタン51−1、十字キー52−1(図示せず)、およびディスプレイ53−1(図示せず)を有し、撮像装置10−2は、レンズ部36−2(図示せず)、ストロボ61−2(図示せず)、シャッタボタン51−2、十字キー52−2、およびディスプレイ53−2を有しており、特に区別する必要がない場合、単に、レンズ部36、ストロボ61、シャッタボタン51、十字キー52、およびディスプレイ53と称する。
すなわち、ペアリングされる撮像装置10−1と撮像装置10−2は、ストロボ61−1およびストロボ61−2、レンズ部36−1およびレンズ部36−2(図示せず)が互いに向き合うように配置され、それぞれ、ストロボ61が発光した光が、レンズ部36により受光されるようになされている。
ペアリングの処理を開始する場合、ユーザは、ペアリング処理の開始を指令する所定の操作を行う。ペアリング処理の開始を指令する所定の操作として、例えば、シャッタボタン51を、予め設定された時間以上押し続ける「長押し」の操作が行われる。
ペアリングの処理が指令された撮像装置10は、ペアリングモードに移行する。ペアリングモードは、例えば、通常の画像の撮影を行うモードとは異なるモードとされ、ペアリングモードにおいてレンズ部36を介して受光された光は、撮像装置10において画像として処理されず、光信号として処理されるようになされており、また、ペアリングモードにおいてストロボ61から発光する光は、画像の撮像を行うためのフラッシュ光ではなく、光信号となるように、例えば、所定のタイミングで点滅するようになされている。
一方、ペアリングモードとは異なるモードでは、レンズ部36を介して受光された光は、撮像装置10において画像として処理される。すなわち、ペアリングモードとは異なるモードでは、信号処理部38から供給された画像データは、例えば、マイクロプロセッサ33を介して記録再生部39に供給され、記録媒体などに記録されるようになされている。また、ペアリングモードとは異なるモードでは、ストロボ61から発光する光は、画像の撮像を行うためのフラッシュ光として出射されるようになされている。デジタルカメラなどとして構成される撮像装置10は、通常、ペアリングモードとは異なるモードに設定されている。
次に、図3のフローチャートを参照して、撮像装置10におけるペアリング処理について説明する。
ステップS101において、撮像装置10のマイクロプロセッサ33は、インタフェース部41から供給される信号などに基づいて、シャッタボタン51が長押しされたか否かを判定することで、ペアリング処理の開始の指令があったか否かを判定し、シャッタボタン51が長押しされたと判定されるまで待機する。
ステップS101において、シャッタボタン51が長押しされた場合、処理は、ステップS102に進む。これにより、撮像装置10は、ペアリングモードに移行したことになる。
ステップS102において、マイクロプロセッサ33は、信号処理部38から供給される画像データに基づいて、ストロボ光を受光したか否かを判定する。マイクロプロセッサ33は、例えば、信号処理部38から供給される画像データを構成する画素の輝度の合計値を算出し、算出された合計値が予め設定された閾値を超えている場合、ストロボ光を受光したと判定する。
ステップS102において、ストロボ光を受光したと判定された場合、処理は、ステップS105に進み、図4のフローチャートを参照して後述するペアリング受付処理が実行される。これにより、別の撮像装置10からのペアリングの要求が受け付けられることになる。
一方、ステップS102において、ストロボ光を受光しなかったと判定された場合、処理は、ステップS103に進み、マイクロプロセッサ33は、発光が指令されたか否かを判定する。発光の指令は、例えば、ユーザがシャッタボタン51を再度押下することで行われる。マイクロプロセッサ33は、インタフェース部41から供給される信号などに基づいて、シャッタボタン51が再度押下されたと判定された場合、ステップS107において、図7を参照して後述するペアリング要求処理を実行する。これにより、別の撮像装置10に対してペアリングの要求が行われることになる。
ステップS103において、発光が指令されなかったと判定された場合、ステップS104において、予め設定された所定の時間が経過したか否かの判定が行われ、まだ、所定の時間が経過していないと判定された場合、処理は、ステップS102に戻る。
例えば、図2において、撮像装置10−1のユーザが、撮像装置10−2のユーザと、画像データなどを交換したいと考えていたとする。この場合、撮像装置10−1がペアリングを要求し、撮像装置10−2がペアリングの要求を受け付けることになる。
撮像装置10−1がペアリングを要求し、撮像装置10−2がペアリングの要求を受け付ける場合、撮像装置10−1のユーザと、撮像装置10−2のユーザは、それぞれシャッタボタン51−1とシャッタボタン51−2を長押し、撮像装置10−1と、撮像装置10−2をペアリングモードに移行させる。
そして、撮像装置10−1のユーザがシャッタボタン51−1を再度押下し、発光を指令すると、撮像装置10−1では、ペアリング要求処理が実行され、このとき、ストロボ61−1からストロボ光が光信号として出射されることになる。
一方、撮像装置10−2では、撮像装置10−1のストロボ61−1から出射されたストロボ光が受光され、ペアリング要求受付処理が実行されることになる。
そして、撮像装置10−1と撮像装置10−2のペアリングが完了すると、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間で、アンテナ31と無線通信部32を介したIEEE802.11a、802.11b、および802.11g、またはBluetoothなどの無線通信が行われる。すなわち、最初に、ペアリングを要求する撮像装置10−1から、ペアリングの要求を受け付ける撮像装置10−2に光信号が送信され、その後、ペアリングされた撮像装置同士で、無線通信が行われることになる。
次に、図4のフローチャートを参照して、図3のステップS105のペアリング受付処理の詳細について説明する。いまの場合、撮像装置10−2によりペアリング受付処理が実行されるものとする。
ステップS131において、マイクロプロセッサ33は、受光したストロボ光に対応する信号を、データとして生成する。このとき、マイクロプロセッサ33は、例えば、信号処理部38から供給される画像データについて、画素の輝度の合計値を、1フレームずつ算出する。そして、画素の輝度の合計値が閾値を超えたか否かを表す情報を、各フレームに対応して時系列に並べることで、受光したストロボ光を光信号として認識する。そして、その光信号に基づいてデータを生成する。
ステップS132において、マイクロプロセッサ33は、ステップS131の処理で生成された光信号のデータを解析する。
撮像装置10(撮像装置10−1)は、ペアリングの要求を行う場合、例えば、図5に示されるようなデータに対応する光信号を、ストロボ61により発光するようになされている。
図5は、撮像装置10−1のストロボ61−1から発光された光信号に基づいて生成されたデータの例を示す図である。図5の例では、フレーム100に示されるデータが光信号に基づいて生成されており、フレーム100のフィールド101には、ヘッダの情報が格納され、フィールド102には、機器固有のIDに関する情報が格納され、フィールド103には、CRC(cyclic redundancy check)の情報が格納されている。
フィールド101のヘッダとして、例えば、フレーム100がペアリング要求のフレームであることを表す情報が格納される。フィールド102の機器固有のIDに関する情報として、例えば、ペアリングの要求を行う撮像装置10−1に固有のID、撮像装置10−1のユーザの名前、無線通信を行う場合の撮像装置10−1のアドレスなどの情報が格納される。フィールド103のCRCは、フィールド101とフィールド102のデータに基づいて算出されたチェック値が格納される。
このように、撮像装置10−1から光信号として送信された信号のデータに基づいて、撮像装置10−2は、ペアリングの要求を受け付ける。例えば、撮像装置10−2は、ヘッダやCRCの情報に基づいて、適正なペアリング要求の信号が受信されたか否かを判定することができ、また、機器固有のIDに関する情報に基づいて、受信したペアリング要求の信号が、ペアリングの相手として適切な機器から送信されたものであるか否かを判定することができる。
あるいはまた、撮像装置10−1がペアリングの要求を行う場合、図6に示されるようなデータに対応する光信号を、ストロボ61−1により発光するようにしてもよい。
図6は、撮像装置10−1のストロボ61−1から発光された光信号に基づいて生成されたデータの別の例を示す図である。図6の例では、フレーム150に示されるデータが光信号に基づいて生成されており、フレーム150のフィールド151およびフィールド152には、それぞれ図5のフィールド101およびフィールド102と同様の情報が格納される。
フィールド153には、暗証番号に関する情報が格納され、例えば、撮像装置10−1のユーザが入力した暗証番号などが格納される。そして、フィールド154には、フィーフィールド151乃至フィールド153のデータに基づいて算出されたCRCのチェック値が格納される。
このように、撮像装置10−1から光信号として送信された信号のデータに基づいて、撮像装置10−2は、ペアリングの要求を受け付ける。図6の場合、例えば、機器固有のIDに関する情報と、暗証番号に関する情報に基づいて、受信したペアリング要求の信号が、ペアリングの相手として適切な機器から送信されたものであるか否かを判定することができ、例えば、図5の場合と比較して、情報セキュリティの面でより安全なペアリングを行うことが可能となる。
図4に戻って、ステップS132の処理の後、ステップS133において、マイクロプロセッサ33は、ステップS132の解析結果に基づいて、ステップS131の処理で生成された信号のデータが、ペアリング要求であったか否かが判定される。このとき、例えば、図5または図6のフィールド101またはフィールド151に、ペアリング要求のフレームであることを表す情報が格納されているか否かがチェックされ、図5または図6のフィールド103またはフィールド154に、格納されたCRCのチェック値に基づいて受信したフレームのデータに誤りがないか否かがチェックされる。
そして、ペアリング要求のフレームであることを表す情報が格納されており、かつ受信したフレームのデータに誤りがない場合、ステップS133でペアリング要求であると判定され、処理は、ステップS134に進む。
ステップS134において、マイクロプロセッサ33は、ペアリング受付情報をディスプレイ53−2に表示する。このとき、例えば、図5のフィールド102または図6のフィールド152に格納された情報に基づいて、ペアリングの相手である撮像装置10−1を特定する情報(例えば、ID、所有者(ユーザ)の名前など)を表示させるデータがインタフェース部41に供給され、ディスプレイ53−2に、撮像装置10−1を特定する情報がペアリング受付情報として表示される。
ステップS135において、マイクロプロセッサ33は、ペアリングが許可されたか否かを判定する。例えば、ステップS134の処理でディスプレイ53−2に表示されたペアリング受付情報に基づいて、撮像装置10−2のユーザがペアリングの許可を指令した場合、ステップS135では、ペアリングが許可されたと判定され、処理は、ステップS136に進む。なお、ペアリングの許可の指令は、例えば、ユーザが、十字キー52−2を操作することなどにより行われ、その操作に対応する信号がマイクロプロセッサ33に供給される。
ステップS136において、マイクロプロセッサ33は、ペアリング要求機器に、無線信号を送信する。このとき、マイクロプロセッサ33は、図5のフィールド102または図6のフィールド152に格納された情報に基づいて、無線通信における撮像装置10−1のアドレスを特定し、そのアドレスを宛先として、例えば、IEEE802.11a、802.11b、および802.11g、またはBluetoothなどの無線通信のフレームを、無線通信部32とアンテナ31を介して送信する。
ここで送信される無線通信のフレームには、無線通信における撮像装置10−2のアドレス、撮像装置10−2の固有のID、撮像装置10−2のユーザの名前、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間での無線通信のリンクの確立要求などの情報が含まれている。
詳細は後述するが、ステップS136で送信されたフレームを受信した撮像装置10−1は、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間での無線通信のリンクを確立するか否かを判定し、無線通信のリンクを確立すると判定された場合、その旨を表す情報が無線通信のフレームとして撮像装置10−1から返信される。
ステップS137において、マイクロプロセッサ33は、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間での無線通信のリンクが確立されたか否かを判定し、無線通信のリンクが確立されたと判定された場合、ステップS138に進み、ペアリング完了フラグをONに設定する。なお、ペアリング完了フラグは、初期状態ではOFFに設定されているものとする。
一方、ステップS137において、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間での無線通信のリンクが確立されなかったと判定された場合、ステップS138の処理は、スキップされる。この場合、例えば、撮像装置10−1によりペアリングが許可されなかったことを表す情報がディスプレイ53−2に表示されるようにしてもよい。
また、ステップS135においてペアリングが許可されなかったと判定された場合、ステップS136乃至ステップS138の処理は、スキップされる。
さらに、ステップS133で、ペアリングの要求ではないと判定された場合、ステップS134乃至ステップS138の処理は、スキップされる。
このようにして、ペアリング受付処理が実行される。
次に、図7のフローチャートを参照して図3のステップS107のペアリング要求処理の詳細について説明する。いまの場合、撮像装置10−1によりペアリング要求処理が実行されるものとする。
ステップS161において、マイクロプロセッサ33は、ペアリング要求信号を生成する。このとき、例えば、図5のフレーム100または図6のフレーム150に対応する信号が生成される。
ステップS162において、マイクロプロセッサ33は、発光制御部34を制御して、ステップS161の処理で生成された信号を、光信号として送出するようにストロボ61−1を発光させる。この光信号が、撮像装置10−2により受光されることになる。
上述したように、撮像装置10−2では、例えば、信号処理部38から供給される画像データについて、画素の輝度の合計値を、1フレームずつ算出して、画素の輝度の合計値が閾値を超えたか否かを表す情報を、各フレームに対応して時系列に並べることで、受光したストロボ光を光信号として認識する。従って、例えば、撮像装置10−2における画像(この場合、動画像)の撮影が、30フレーム/秒のフレームレートで行われる場合、ストロボ61−1が30回/秒より速いレートで発光(点滅)すると、撮像装置10−2で正しく光信号を認識できなくなってしまう。
そこで、撮像装置10−1がペアリング要求を行う場合、撮像装置10−2のフレームレートより遅いレートで、ストロボ61−1を点滅させるようになされている。例えば、撮像装置10−2のフレームレートがNフレーム/秒である場合、撮像装置10−1のストロボ61−1の点滅レートは、M回/秒(M<N)となるようになされている。また、望ましくは、M<Nであって、NがMの整数倍となるように、Mの値が設定されるようにする。このようにすることで、光信号を適切に伝送することができる。
ステップS163において、マイクロプロセッサ33は、撮像装置10−2からの無線信号を受信したか否かを判定する。このとき、図4のステップS136で、撮像装置10−2が送信した無線信号を受信したか否かが判定され、無線信号を受信したと判定された場合、処理は、ステップS164に進む。
ステップS164において、マイクロプロセッサ33は、ディスプレイ53−1に相手機器情報を表示させる。このとき、マイクロプロセッサ33は、撮像装置10−2から送信されて受信した無線通信のフレームに基づいて、撮像装置10−2の固有のID、撮像装置10−2のユーザの名前などの情報を、ペアリングの相手である撮像装置10−1を特定する情報として表示させるデータがインタフェース部41に供給され、ディスプレイ53−1に、撮像装置10−2を特定する情報が相手機器情報として表示される。
ステップS165において、マイクロプロセッサ33は、ペアリングが許可されたか否かを判定する。例えば、ステップS164の処理でディスプレイ53−1に表示された相手機器情報に基づいて、撮像装置10−1のユーザがペアリングの許可を指令した場合、ステップS165では、ペアリングが許可されたと判定され、処理は、ステップS166に進む。なお、ペアリングの許可の指令は、例えば、ユーザが、十字キー52−1を操作することなどにより行われ、その操作に対応する信号がマイクロプロセッサ33に供給される。
ステップS166において、マイクロプロセッサ33は、ペアリングの相手機器である撮像装置10−2との間で無線通信のリンクを確立し、その旨を表す情報を撮像装置10−2に送信する。なお、撮像装置10−2の無線通信のアドレスは、ステップS163の処理で受信したと判定された無線通信のフレームに含まれる情報に基づいて特定され、例えば、IEEE802.11a、802.11b、および802.11g、またはBluetoothなどの無線通信のフレームが、無線通信部32とアンテナ31を介して送信される。
ステップS167において、マイクロプロセッサ33は、ペアリング完了フラグをONに設定する。
一方、ステップS165において、ペアリングが許可されなかったと判定された場合、ステップS166とステップS167の処理は、スキップされる。
また、ステップS163において、無線信号を受信しなかったと判定された場合、ステップS164乃至ステップS167の処理は、スキップされる。この場合、例えば、撮像装置10−2によりペアリングが許可されなかったことを表す情報がディスプレイ53−1に表示されるようにしてもよい。
このようにして、ペアリング要求処理が実行される。
図3に戻って、ステップS105の処理の後、ステップS106において、マイクロプロセッサ33は、ペアリングが完了したか否かを判定する。ペアリングが完了したか否かは、上述したペアリング完了フラグがONであるか否かに基づいて行われる。ステップS106において、ペアリングが完了していないと判定された場合、処理は、ステップS102に戻り、それ以後の処理が繰り返し実行される。
また、ステップS107の処理の後、ステップS108において、マイクロプロセッサ33は、ペアリングが完了したか否かを判定する。ペアリングが完了したか否かは、上述したペアリング完了フラグがONであるか否かに基づいて行われる。ステップS108において、ペアリングが完了していないと判定された場合、処理は、ステップS102に戻り、それ以後の処理が繰り返し実行される。
ステップS106、若しくはステップS108において、ペアリングが完了したと判定された場合、ペアリング処理は終了し、この後、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間で無線通信部32およびアンテナ31を介した無線通信が行われて、例えば、画像データの伝送などが必要に応じて行われることになる。
また、ステップS104において、所定の時間が経過したと判定された場合、ペアリング処理は終了される。この場合、ペアリングが完了していないので、撮像装置10−1と撮像装置10−2との間での無線通信部32およびアンテナ31を介した無線通信は行われない。
なお、ペアリング処理が終了すると、ペアリングモードが解除され、撮像装置10−1または撮像装置10−2は、これ以後、シャッタボタン51−1または51−2が押下された場合、通常通り画像を撮像する処理を実行することになる。
このようにしてペアリングが行われる。このようにすることで、ユーザは、例えば、ペアリングしたい相手機器のユーザと、互いに所有するデジタルカメラなどを向け合って、シャッタを押すだけで、自分の機器と相手機器とをペアリングさせることができる。従って、ペアリングのために必要となる操作は、ユーザにとって極めて分かりやすいものとなり、ユーザの利便性が向上する。
以上においては、撮像装置10−1から撮像装置10−2に対して、図5または図6に示されるフレームのデータが光信号として送信される例について説明したが、例えば、撮像装置10−1から撮像装置10−2に対して、図5または図6に示されるデータのうち、ヘッダの情報のみが光信号として送出されるようにしてもよい。このようにする場合、撮像装置10−1は、自分の無線通信のアドレスなどの情報も、ヘッダの情報に含めて光信号として送出するようにすればよい。なお、この場合、CRCが送信されないので、受信した光信号の誤りチェックは行われず、また、機器固有のIDに関する情報、暗証番号の情報なども送信されないので、図4のステップS134およびステップS135の処理、または図7のステップS164およびステップS165の処理は、省略されることになる。
また、以上においては、同じ撮像装置同士の間でペアリング処理が行われる例について説明したが、撮像装置10と、撮像装置10とは異なる形式の撮像装置との間でペアリングが行われるようにすることも、勿論可能である。
さらに、ペアリングされる機器は、撮像装置に限られるものではなく、光信号を生成するための発光部と、光信号を認識するための受光部を有する機器であって、無線通信機能を有する機器であれば、他の機器との間でもペアリングを行うことが可能である。
また、光信号を生成するための発光部と、光信号を認識するための受光部を有する機器が、例えば、図8に示されるようなパーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータにインストールされたソフトウェアにより、上述した一連の処理が実行されるようにしてもよい。
上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば図8に示されるような汎用のパーソナルコンピュータ700などに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
図8において、CPU(Central Processing Unit)701は、ROM(Read Only Memory)702に記憶されているプログラム、または記憶部708からRAM(Random Access Memory)703にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM703にはまた、CPU701が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU701、ROM702、およびRAM703は、バス704を介して相互に接続されている。このバス704にはまた、入出力インタフェース705も接続されている。
入出力インタフェース705には、キーボード、マウスなどよりなる入力部706、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部707、ハードディスクなどより構成される記憶部708、モデム、LANカードなどのネットワークインタフェースカードなどより構成される通信部709が接続されている。通信部709は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース705にはまた、必要に応じてドライブ710が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア711が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部708にインストールされる。
上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、インターネットなどのネットワークや、リムーバブルメディア711などからなる記録媒体からインストールされる。
なお、この記録媒体は、図8に示される、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア711により構成されるものだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに配信される、プログラムが記録されているROM702や、記憶部708に含まれるハードディスクなどで構成されるものも含む。
本明細書において上述した一連の処理を実行するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 図1の撮像装置のペアリングを説明する図である。 ペアリング処理の例を説明するフローチャートである。 ペアリング受付処理の例を説明するフローチャートである。 ペアリングにおける光信号の構成例を示す図である。 ペアリングにおける光信号の別の構成例を示す図である。 ペアリング要求処理の例を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 撮像装置, 31 アンテナ, 32 無線通信部, 33 マイクロプロセッサ, 34 発光制御部, 35 マイクロホン, 36 レンズ部, 37 イメージセンサ, 38 信号処理部, 39 記録再生部, 41 インタフェース部, 51 シャッタボタン, 52 十字キー, 53 ディスプレイ, 61 ストロボ

Claims (10)

  1. 他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、
    前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段と、
    所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成する光信号データ生成手段と、
    前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する通信可否判定手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記画像データ生成手段は、ユーザによる所定の操作を受け付けた場合、生成した画像データを前記光信号データ生成手段に供給し、
    前記ユーザによる所定の操作を受け付けなかった場合、前記生成した画像データを、記録手段に出力して記録させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報を、ユーザに提示する提示手段をさらに備え、
    前記通信可否判定手段は、前記ユーザが前記提示手段に提示された情報に基づいて行う操作に基づいて前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定情報取得手段は、前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置から送信された暗証番号をさらに取得し、
    前記通信可否判定手段は、前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報および前記暗証番号に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 光を出射する発光手段をさらに備え、
    ユーザによる所定の操作を受け付けた場合、前記発光手段は、所定の時間間隔で点滅することにより前記他の情報処理装置に、前記無線通信の開始を要求する光信号を送信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記光信号には、
    自分を特定する情報、または暗証番号が含まれる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 自分が送信した前記光信号に基づいて、前記他の情報処理装置が送信した前記無線通信の信号を受信し、前記受信した無線通信の信号に基づいて、前記他の情報処理装置との無線通信を行うか否かを判定する別の通信可否判定手段をさらに備える
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 他の情報処理装置と無線通信を行う情報処理装置であって、前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、
    所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成し、
    前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得し、
    前記取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定するステップ
    を含む情報処理方法。
  9. 他の情報処理装置と無線通信をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記他の情報処理装置を被写体として画像を撮影して画像データを生成する画像データ生成手段と、
    所定の時間内に、前記画像データ生成手段により生成された複数の画像データに基づいて、前記他の情報処理装置が送信した光信号のデータを生成する光信号データ生成手段と、
    前記光信号データ生成手段により生成された光信号のデータを解析して、前記他の情報処理装置を特定する情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記特定情報取得手段により取得された前記他の情報処理装置を特定する情報に基づいて、前記他の情報処理装置との間で前記無線通信を行うか否かを判定する通信可否判定手段として機能させる
    プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
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