JP2009033358A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】注目している特徴部分がフレームアウト〜フレームインしても連続性のあるフォーカス制御や露出制御を行うことができる撮影装置を提供する。
【解決手段】画像を撮影する撮影手段(フォーカスレンズ110、CCD113)と、撮影手段を制御する制御手段(CPU101)と、撮影された画像から特徴部分を検出する特徴検出部118とを備える。また、特徴部分が画像の範囲から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段(CPU101)と、撮影手段の動きを検出する動き検出部117とを備える。制御手段は、特徴部分の状態に応じて撮影手段を制御し、特徴部分が画像の範囲から外れた場合には、方向検出手段の検出結果と動き検出手段の検出結果とから、撮影手段の制御状態を保持するか否かを判別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラなどの撮影装置に関し、より具体的には、被写体を認識してカメラ制御を行う撮影装置に関する。
近年、撮影している画像から、顔などの注目すべき被写体を認識して、その部分にあったフォーカスや露出などのカメラ制御を行うスチルカメラや、監視用カメラなどが登場している。
特許文献1では、顔を検出して、それにあったフォーカスや露出を行い、静止画を撮影するスチルカメラについて記述されている。
また、特許文献2では、注目すべき被写体が追尾可能範囲から出た場合は追尾を停止して、所定時間経過後に初期位置へ復帰するまでの間、焦点制御状態を保持する監視カメラについて記述されている。
また、特許文献3では、注目すべき被写体が追尾可能範囲から出たら、出る直前の位置で被写体の出現を待機する監視カメラについて記述されている。
特開2004−320287号公報 特公平05−060713号公報 特開平08−009227号公報
しかしながら、撮影者が本体を指示して動画像を撮影するビデオカメラでは、注目すべき被写体を撮影可能範囲で捕捉し続けられず、被写体が撮影範囲から度々出てしまう(フレームアウトする)ケースがある。
撮影者が被写体を再び撮影範囲に入れる(フレームインする)と、フォーカスや露出が被写体のフレームアウト〜フレームインによって不要に変化してしまい、撮影している動画像の連続性が損なわれてしまう問題があった。
特許文献1に示したスチルカメラでは、静止画を撮影するため、被写体のフレームアウトによる画像の連続性に対して考慮する必要がなかった。
また、特許文献2及び3に示した監視カメラでは、カメラが固定位置で自動的にパン・チルトするため、被写体のフレームアウトが撮影者の操作によって起こることを考慮する必要はなかった。
本発明の目的は、注目している特徴部分がフレームアウト〜フレームインしても連続性のあるフォーカス制御や露出制御を行うことができる撮影装置を提供することにある。また、本発明の目的は、フレームアウトした特徴部分が同じ位置にフレームインした場合に速やかに特徴部分として再度認識することができる撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段を制御する制御手段と、撮影された前記画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段と、前記撮影手段の動きを検出する動き検出手段とを備え、前記制御手段は、前記特徴部分の状態に応じて前記撮影手段を制御し、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合には、前記方向検出手段の検出結果と前記動き検出手段の検出結果とから、前記撮影手段の制御状態を保持するか否かを判別することを特徴とする。
請求項6記載の撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影された前記画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段と、前記撮影手段の動きを検出する動き検出手段とを備え、前記特徴検出手段は、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合には、前記方向検出手段の検出結果と前記動き検出手段の検出結果とから、前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置を優先的に特徴部分の検出に使用するか否かを判別することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、注目している特徴部分がフレームアウト〜フレームインしても連続性のあるフォーカス制御や露出制御を行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、フレームアウトした特徴部分が同じ位置にフレームインした場合に速やかに特徴部分として再度認識することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮影装置としてのビデオカメラの構成図である。
初めに、ビデオカメラ100の構成について説明する。ビデオカメラ100は、図中の符号101〜105に示す制御系ブロックを備える。CPU101は、内部バス105により、RAM102、ROM103及びその他の各ブロックに接続され、ROM103に格納された制御プログラムを元に、各ブロックの制御を行う。
また、CPU101に接続された操作部104は、ユーザによる各種の操作レバーやボタンからの入力を受け付け、CPU101にその内容を伝える。CPU101は、ユーザの指示に応じて、各種処理を行うことができる。
また、ビデオカメラ100、は図中の符号110〜118に示すカメラ系ブロックを備える。フォーカスレンズ110を通過した光は、CCD(CCDイメージセンサ)113の撮像面上に結像し、撮像面の光学像が電気信号に変換される。
レンズドライバ112は、フォーカスレンズ110及び絞り111を駆動して、フォーカスと絞り量の調整を行う。AFE114は、指示されたシャッター速度に基づき、CCD113を制御して画像信号を読み出し、画像信号のサンプル・ホールドと増幅、デジタル信号への変換を行う。
カメラ画像処理部115は、AFE114から画像信号を読み出し、バッファメモリ116を用いて、色変換や解像度変換といった各種の画像信号処理を行う。また、カメラ画像処理部115は、画像信号を複数領域に分け、それらの領域のフォーカス及び露出の状態を評価する。
動き検出部117は、カメラ画像処理部115から読み出した画像信号と、バッファメモリ116から読み出した1フレーム前の画像信号から、画像を格子状に分割した複数箇所の動き検出を行う。特徴検出部118は、バッファメモリ115から読み出した画像信号から、画像に含まれる特徴部分の数とそれらの大きさ、位置を検出する。
また、ビデオカメラ100は、図中の符号120〜129に示すレコーダ系デバイスを備える。カメラ画像の記録時、CODEC120は、カメラ画像処理部115から読み出したカメラ画像を符号化してバッファメモリ121に書き出し、ディスクコントローラ122がその符号データをディスク123(DVDなどの記録媒体)に記録する。
逆に、記録画像の再生時には、ディスクコントローラ122はディスク123から読み出した符号データをバッファメモリ121に書き出し、CODEC120がそれを復号化する。
描画処理部124は、カメラ画像処理部115からカメラ画像、またはCODEC120から再生画像を読み出し、CPU101の指示に基づき描画した文字や図形などを画像信号に重畳して、バッファメモリ125に書き出す。
LCDコントローラ126は、バッファメモリ125より読み込んだ画像信号をLCD127に出力して表示させる。また、外部出力コントローラ128は、バッファメモリ125より読み込んだ画像信号を、外部端子129に接続ケーブル131を介して接続されている外部出力装置130へ出力して表示させる。
次に、静止している被写体を、撮影者がフレームアウトさせた場合のビデオカメラ100の動作について説明する。
図2は、図1におけるLCD127または外部出力装置130に出力されたビデオカメラ100のカメラ画像の例を示す図である。
図2において、矩形領域200は、ビデオカメラ100の撮影可能範囲及び出力するカメラ画像の表示範囲を示している。矩形領域200の周辺領域(図では斜線掛けしてある枠の部分)は説明の便宜上図示しているが、実際には撮影及び表示されない。
撮影範囲には人物201、自動車202、山などの背景203が写っている。特徴検出部118は、カメラ画像から人物201の顔部分を特徴として、その大きさ、位置を検出する。
CPU101は、特徴検出部118の検出結果を用いて、特徴部分に対するフォーカス、露出の評価結果をカメラ画像処理部115より得て、それを元にフォーカス制御と、露出(絞りとシャッター速度の)制御を行う。これにより、特徴部分に適したカメラ画像を撮影することができる。
また、CPU101は、特徴検出部118の検出結果から、描画処理部124を制御して検出枠210を描画し、カメラ画像に重畳して出力する。これにより、撮影者はカメラ画像のどの部分が特徴部分として用いられているかを容易に確認することができる。
図3は、図2の表示状態から、撮影者がビデオカメラ100を右に向け、人物201の顔部分を左にフレームアウトさせたときに、LCD127または外部出力装置130に出力されるカメラ画像の例を示す図である。
矩形領域300は、新たな撮影可能範囲及び表示範囲であって、人物201に代わり自動車202がフレームインしている。この後、撮影者がすぐに人物201の顔をフレームインさせるか、フレームインさせないかによって、CPU101が行うフォーカス制御と露出制御の内容は異なる。
即ち、人物201の顔をフレームインさせる場合には、フレームアウトする直前に行っていたフォーカス制御と露出制御を保持することで、カメラ画像の変動を抑えることが望ましい。
一方、人物201の顔をフレームインさせない場合には、自動車202や背景203など新たな被写体に積極的にフォーカス制御や露出制御を合わせていくことが望ましい。また、すぐに人物201の顔をフレームインさせる場合、速やかに特徴部分として再び検出することで、フレームアウト〜フレームインしても連続性のあるフォーカス制御や露出制御を行うことが望ましい。
そこで、特徴部分がフレームアウトした場合、CPU101は以下に示すような方法で、撮影者がどちらの行動をとるか推定することで、適切なカメラ制御を行う。また、フレームインさせると推定した場合には、速やかに特徴部分が検出できるよう特徴検出部118を制御する。
尚、この推定を行うため、CPU101は、少なくとも1〜2フレーム前の特徴検出部118の検出結果を常に保持しており、特徴部分がどちらの方向に動いているか判別することができる。また、CPU101は、動き検出部117の検出した複数箇所の動き量から、背景の速度を求めることができ、少なくとも1フレーム前の背景の速度を保持することで、背景の加速度も求めることができる。
図4は、撮影者が静止している人物201の顔(特徴部分)を図2から図3に示したようにフレームアウトさせた後、すぐにフレームインさせた場合の、特徴部分の位置y、背景の速度v、背景の加速度a(いずれも水平方向)の変化を示すグラフである。
まず、画面左端を0、画面右端をwとしたとき、特徴部分の位置yは二次関数的に変化しており、時刻t1のカメラ画像(図2)においては、フレーム内に収まっているが、時刻toでフレームアウトしている。
時刻t2のカメラ画像(図3)でも特徴部分はフレームアウトしたままであるが、その後の時刻tiでフレームインして、時刻t3では図2と同じ位置に戻っている。背景の速度vは一次関数的に変化しており、時刻t1で左方向に最大、時刻t2で0、t3で右方向に最大に移動している。
背景の加速度aは一定で、常に右方向へと加速している。このグラフは一例であるが、撮影者が誤って特徴部分をフレームアウトさせた場合、再びフレームインさせようという意志が働くため、フレームアウトした方向と逆方向の加速度をビデオカメラ100に与えることが多い。
そこで、CPU101は、特徴部分がフレームアウトした時刻toにおいて、フレームアウトした方向と、背景の加速度aが逆方向であった場合、フォーカス制御と露出制御を一定時間保持する。再び時刻tiにおいて特徴部分がフレームインすることで、再び特徴部分に合わせたフォーカス制御と露出制御を行う。
但し、一定時間経過しても特徴部分がフレームインしない場合には、代わりに撮影範囲内の別の特徴部分(例えば、自動車202)や背景203に合わせたフォーカス制御と露出制御を行う。つまり、特徴部分に対するフォーカス制御と露出制御を解除する。
また、撮影者が特徴部分を再びフレームインさせる場合、フレームアウトした位置に特徴部分がフレームインすることが多い。そこで、CPU101は、時刻toにおいて、特徴部分がフレームアウトした方向と、背景の加速度aが逆方向であった場合、一定時間の間、特徴部分がフレームアウトする直前の位置を優先的に特徴検出部118が検出するよう制御する。
具体的には、特徴検出部118が特徴を検出する際に用いる閾値を、上記位置周辺に対して下げることで優先度を高める。これにより、時刻tiで人物201の顔がフレームインした際に、速やかに特徴部分として認識することができる。但し、一定時間経過しても特徴部分が上記位置にフレームインしない場合には、検出の優先度をクリアして元に戻す。
一方、図5は、撮影者が静止している人物201の顔(特徴部分)を図2から図3に示したようにフレームアウトさせた後、フレームインさせない場合の、特徴部分の位置y、背景の速度v、背景の加速度a(いずれも水平方向)の変化を示すグラフである。
特徴部分の位置yは、時刻t1のカメラ画像(図2)においてはフレーム内に収まっているが、時刻toでフレームアウトしている。時刻t2のカメラ画像(図3)でもフレームアウトしたままであって、時刻t3に至るまでフレームアウトしたままである。
この間、背景の速度vは図のように変化しており、背景の加速度aは時刻toにおいて右方向に加速している。CPU101は、特徴部分がフレームアウトした時刻toにおいて、フレームアウトした方向と、背景の加速度aが同方向であった場合、撮影者が故意に特徴部分をフレームアウトさせたものと推定して、フォーカス制御と露出制御を保持しない。
代わりに、撮影範囲内の別の特徴部分(例えば、自動車202)や背景203に合わせたフォーカス制御と露出制御を行う。また、CPU101は、時刻toにおいて、フレームアウトした方向と、背景の加速度aが同方向であった場合、特徴検出部118の検出の優先度は変更しない。
次に、ほぼ一定の速度で動いている被写体を、撮影者が補足しきれずフレームアウトさせた場合のビデオカメラ100の動作について説明する。
図6は、図1におけるLCD127または外部出力装置130に出力されたビデオカメラ100のカメラ画像の例を示す図である。
矩形領域600は、ビデオカメラ100の撮影可能範囲及び出力するカメラ画像の表示範囲を示している。矩形領域600の周辺領域は実際には撮影及び表示されない。撮影範囲には自動車602や背景が写っている。
特徴検出部118は、カメラ画像から自動車602を特徴として、その大きさ、位置を検出する。CPU101は、特徴検出部118の検出結果を用いて、フォーカス制御と、露出制御を行う。また、特徴検出部118の検出結果から、検出枠601を描画し、カメラ画像に重畳して出力する。
図7は、図6の表示状態から撮影者がビデオカメラ100を右に向け、自動車602の動きを補足するようにパンニングしたときに、LCD127または外部出力装置130に出力されるカメラ画像の例を示す図である。
矩形領域700は、新たな撮影可能範囲及び表示範囲であって、図6に比べて背景が左にスクロールしている。
図8は、図7の表示状態から撮影者がビデオカメラ100を右に向け、自動車602の動きを補足するようにパンニングさせたが、補足しきれずフレームアウトさせたときに、LCD127または外部出力装置130に出力されるカメラ画像の例を示す図である。
矩形領域800は、新たな撮影可能範囲及び表示範囲であって、図7に比べて背景が左にスクロールしている。
図9は、図8の表示状態から撮影者がビデオカメラ100を右に向け、フレームアウトした自動車202を補足するようにパンニングさせ、フレームインさせたときに、LCD127または外部出力装置130に出力されるカメラ画像の例を示す図である。
矩形領域900は、新たな撮影可能範囲及び表示範囲であって、フレームインした自動車602の検出枠901が描画して重畳され、図8に比べて背景が左にスクロールしている。
図10は、撮影者がほぼ一定速度で動いている自動車602を図6から図8に示したようにフレームアウトさせた後、すぐにフレームインさせた場合の、特徴部分の位置y、背景の速度v、背景の加速度a(いずれも水平方向)の変化を示すグラフである。
まず、画面左端を0、画面右端をwとしたとき、特徴部分(自動車602)の位置yは時刻t1〜t2のカメラ画像(図6、図7)においてはフレーム内に収まっているが、時刻toでフレームアウトしている。
時刻t3のカメラ画像(図8)ではフレームアウトしたままであるが、その後の時刻tiでフレームインして、時刻t4でもフレーム内に収まっている。この間、背景の速度vは図のように変化しており、背景の加速度aは時刻toにおいて左方向に加速している。
CPU101は、特徴部分がフレームアウトした時刻toにおいて、フレームアウトした方向と、背景の加速度が逆方向であった場合、フォーカス制御と露出制御を一定時間保持する。再び時刻tiにおいて特徴部分がフレームインすることで、再び特徴部分に合わせたフォーカス制御と露出制御を行う。
また、CPU101は、時刻toにおいて、特徴部分がフレームアウトした方向と、背景の加速度が逆方向であった場合、一定時間、特徴部分がフレームアウトする直前の位置を優先的に特徴検出部118が検出するよう制御する。これにより、時刻tiで自動車602がフレームインした際に、速やかに特徴部分として認識することができる。
上記の実施の形態において、フォーカスレンズ110、絞り111、CCD113は撮影手段を構成する。そして、CPU101は、撮影手段を制御する制御手段として機能する。また、CPU101は、特徴検出部(特徴検出手段)118で検出された画像の特徴部分が画像の範囲(撮影可能範囲)から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段として機能する。
そして、CPU101は、特徴部分の状態に応じて撮影手段を制御し、特徴部分が画像の範囲から外れた場合には、方向検出手段の検出結果と動き検出部(動き検出手段)117の検出結果とから、撮影手段の制御状態を保持するか否かを判別する。
また、特徴検出部118は、特徴部分が画像の範囲から外れた場合には、方向検出手段の検出結果と動き検出部117の検出結果とから、画像の範囲から外れる直前の特徴部分の位置を優先的に特徴部分の検出に使用するか否かを判別する。
本発明の実施の形態に係る撮影装置としてのビデオカメラの構成図である。 特徴部分がフレーム内で検出されている画像を示す図である。 図2の画像の表示後に特徴部分がフレームアウトした画像を示す図である。 特徴部分がフレームアウト後、フレームインする場合の、図2、図3の特徴部分の位置と、背景の速度・加速度を示す図である。 特徴部分がフレームアウト後、フレームインしない場合の、図2、図3の特徴部分の位置と、背景の速度・加速度を示す図である。 動いている特徴部分がフレーム内で検出されている画像を示す図である。 図6の画像の表示後に撮影者が特徴部分を捕捉し続けている画像を示す図である。 図7の画像の表示後に撮影者が特徴部分を捕捉できずフレームアウトした画像を示す図である。 図8の画像の表示後に撮影者が特徴部分を再び捕捉しフレームインした画像を示す図である。 図6〜図9の特徴部分の位置と、背景の速度・加速度を示す図である。
符号の説明
100 ビデオカメラ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 操作部
105 内部バス
110 フォーカスレンズ
111 絞り
112 レンズドライバ
113 CCD
114 AFE
115 カメラ画像処理部
116 バッファメモリ
117 動き検出部
118 特徴検出部
120 CODEC
121 バッファメモリ
122 ディスクコントローラ
123 ディスク
124 描画処理部
125 バッファメモリ
126 LCDコントローラ
127 LCD
128 外部出力コントローラ
129 外部端子
130 外部出力装置
131 接続ケーブル

Claims (9)

  1. 画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段を制御する制御手段と、
    撮影された前記画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、
    前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段と、
    前記撮影手段の動きを検出する動き検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記特徴部分の状態に応じて前記撮影手段を制御し、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合には、前記方向検出手段の検出結果と前記動き検出手段の検出結果とから、前記撮影手段の制御状態を保持するか否かを判別することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮影手段の焦点及び露出を制御することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記方向検出手段は、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置と、外れる直前の1フレーム前の前記特徴部分の位置とから外れた方向を検出することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、前記動き検出手段の検出結果から加速度の方向を求め、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れたときに、求めた前記加速度の方向が前記方向検出手段の検出結果と逆方向である場合に、前記撮影手段の制御状態を保持することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 前記制御手段は、前記撮影手段の制御状態を保持する場合に、一定時間を経過しても前記特徴検出手段により特徴部分が検出されない場合には、制御状態の保持を解除することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 画像を撮影する撮影手段と、
    撮影された前記画像から特徴部分を検出する特徴検出手段と、
    前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合に外れた方向を検出する方向検出手段と、
    前記撮影手段の動きを検出する動き検出手段とを備え、
    前記特徴検出手段は、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れた場合には、前記方向検出手段の検出結果と前記動き検出手段の検出結果とから、前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置を優先的に特徴部分の検出に使用するか否かを判別することを特徴とする撮影装置。
  7. 前記方向検出手段は、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置と外れる直前の1フレーム前の前記特徴部分の位置とから、外れた方向を検出することを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
  8. 前記特徴検出手段は、前記動き検出手段の検出結果から加速度の方向を求め、前記特徴部分が前記画像の範囲から外れたときに、求めた前記加速度の方向が前記方向検出手段の検出結果と逆方向である場合に、前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置を優先的に特徴部分の検出に使用することとを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
  9. 前記特徴検出手段は、前記画像の範囲から外れる直前の前記特徴部分の位置を優先的に特徴部分の検出に使用する場合に、一定時間を経過しても前記位置から特徴部分が検出されない場合には、前記位置を優先的に使用する状態を解除することを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
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