JP2009031844A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器であるドライブを接続する制御装置が、ドライブとドライブ番号とを一意に認識することで、ドライブへのアクセスを容易にする。
【解決手段】ミシン100に備えられた制御装置10において、アプリケーションプログラムを記憶する記憶部61と固有のID情報62とを備える外部記憶手段60と、外部記憶手段60を接続するためのUSB端子11と、USB端子11に外部記憶手段60が接続されたことを検出するUSBコントローラ12と、外部記憶手段60に自動的にドライブ番号を付与するドライブ番号付与手段51と、外部記憶手段60を前記ドライブ番号により指定してアクセスするアクセス制御手段52と、ID情報62と前記ドライブ番号とをグループ化して記憶する管理情報記憶処理部53と、ID情報62が、管理情報記憶処理部53に記憶されているか判別する判別手段54とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、スロットによって接続された複数のドライブのアクセスを制御する制御装置に関するものである。
外部機器を接続するスロットとしてUSB規格のスロットを例に説明すると、当該USB規格のスロット(以後、USB端子と表記する)を介して接続されたドライブとのアクセスを制御する方法として、取り外し可能なメディアを挿入する複数のカードスロットのうち、アクセスする1つのスロットを人為的に入力設定することが可能な方法が記載されている(特許文献1)。
また、接続されたUSB機器からUSB装置固有のプロダクトID及びベンダIDを取得してドライバソフトを取得する方法が記載されている(特許文献2)。
特開2004−272457号公報 特開2002−163225号公報
ところで、USB機器は、プラグアンドプレイにより電源が投入された状態での挿抜が可能である。そして、複数のUSB機器を接続可能とする制御装置においては、これら接続されたUSB機器がメモリー素子等の外部記憶デバイスである場合には、接続された順番でドライブの番号(ドライブ番号)の割り振りを行う。従って、同一の外部記憶デバイス(外部記憶手段)であっても、接続する順番を変えて再接続を行うと、それに伴いドライブに割り振られるドライブ番号が変わってしまう。
さらに、上述のように電源が投入された状態において接続された順番でドライブ番号が割り振られた外部記憶デバイスは、制御装置の電源遮断後の再投入時には、制御装置内で予め決められた順番でドライブ番号の割り振りが行われ、外部記憶デバイスは、制御装置の電源遮断前後で接続されたままであるにもかかわらず異なったドライブ番号が割り振られてしまう。
そして、ドライブに対するアクセス制御は、ドライブ番号を指定することで行われるため、上述のようにドライブに割り振られるドライブ番号が変わると、ドライブ番号によるアクセス制御を行う際に、ドライブ番号が変わる前と後とでは違うドライブにアクセスしてしまう。このため、オペレータが想定したドライブに対して正しくアクセスを行うためにはドライブ番号が変わった後、アクセスの際にドライブ番号を指定し直さなければならず、煩雑になるといった問題があった。
さらに、制御装置とドライブとの間で行われるプログラムの転送中に、何らかの理由により電源が切れた場合に、電源を投入し直した後に制御装置が自動的に転送作業を再開しようとしても、ドライブ番号が変わっているために、所定のプログラムにアクセスできないといった問題があった。
また、複数のスロットを有するUSBハブ及びカードリーダーの場合には、その機器内で割り振られる一連のドライブ番号の順番が決まっているが、電源が投入された状態でこれらUSBハブ及びカードリーダーが接続され、その後電源が再投入された場合には、その機器内でのドライブの順番は変わらないものの、一連のドライブ番号自体は、やはり変わってしまうという問題があった。
これらの問題は、上記各従来技術を用いても解消できなかった。
本発明は、制御装置が、ドライブとドライブ番号とを一意に認識することで、ドライブへのアクセスを容易にすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、プログラムと固有のID情報とを記憶する外部記憶手段を接続するために設けられた複数のスロットと、少なくとも一つのスロットに外部記憶手段が接続されたことを検出する接続検出手段と、前記接続が検出された外部記憶手段に、自動的にドライブ番号を付与するドライブ番号付与手段と、前記接続が検出された外部記憶手段を前記ドライブ番号により指定してアクセスするアクセス制御手段と、を備える制御装置において、前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報と前記ドライブ番号付与手段により付与されたドライブ番号とを関連付けて記憶する不揮発性の管理情報記憶手段と、前記接続検出手段により前記スロットへの外部記憶手段の接続が検出された際に、前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報が、前記管理情報記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段とを備え、前記ドライブ番号付与手段は、前記判別手段により、前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報が前記管理情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記管理情報記憶手段に当該外部記憶手段の固有のID情報と関連付けて記憶されたドライブ番号を前記外部記憶手段に再付与すると共に、前記接続が検出された外部記憶手段固有のID情報が、前記管理情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合には、未だ他の外部記憶手段のドライブ番号として付与されていない新たなドライブ番号を前記接続が検出された外部記憶手段固有のドライブ番号として付与することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の制御装置において、前記スロットがUSB規格のスロットであり、
前記ID情報は、前記外部記憶手段または前記外部記憶手段を前記スロットに接続するための接続インターフェイスのベンダID、当該外部記憶手段または当該接続インターフェイスのプロダクトIDであり、
前記アクセス制御手段は、前記外部記憶手段に対して、USB規格に準じたアクセスを行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の制御装置において、前記外部記憶手段または前記接続インターフェイスに設けられたロジカルユニットナンバーを含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置において、前記接続検出手段は、前記外部記憶手段の接続を当該制御装置の電源投入時、または当該制御装置の電源投入後の前記スロットへの外部機器の接続時に、前記外部記憶手段の接続を検出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置において、前記アクセス制御手段は、前記外部記憶手段へのアクセスをドライブ番号の先頭から順番に行い、アクセス可能であって最もドライブ番号が若い前記外部記憶手段に記憶されたプログラムに対して優先的にアクセスすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置において、起動時に実行されるブートローダーと当該ブートローダーの実行後に実行されるアプリケーションプログラムとを記憶する記憶装置と、
前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムとを実行する処理装置とを備え、
前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムとは、前記処理装置を前記ドライブ番号付与手段と前記アクセス制御手段と前記判別手段として機能させる処理を含むと共に、前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムのいずれも、前記各処理の実行に際して、前記管理情報記憶手段を共有して参照させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置において、前記制御装置はミシンの制御装置であり、
前記外部記憶手段は前記ミシンの制御に必要な情報を前記ミシンの制御装置に対して授受する外部記憶手段であることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、前記制御装置の電源投入中における前記外部機器の接続の順番や、当該制御機器の電源の再投入に関わらず、外部機器ごとに固有のドライブ番号が割り振られる。このため、特定の外部機器にアクセスする際にドライブ番号を指定し直す必要がなくなり、操作性が向上する。
また、前記制御装置と前記外部機器との間で行われるプログラムの転送中に、何らかの理由により電源が切れた場合にも、電源の再投入後も電源が切れる前のドライブ番号が固定されているために、当該制御装置は自動的に所定のプログラムに再度アクセスを開始することができ、利便性が向上する。また、ドライブ選択エラーを防止し、信頼性を向上させる。
請求項2記載の発明によれば、USB規格のスロットを用い、USB規格に準じたアクセスを行うことで、専用の前記スロット及び前記外部機器を開発する必要がなくなり、前記スロット及び前記外部機器を導入するコストを下げることができる。
また、市場にて広範に扱われる各種のUSB対応外部機器をそのまま利用できることから、前記外部機器の入手性が向上する。
さらに、前記ID情報として外部機器が備えるベンダID、プロダクトIDを利用することから、専用のID情報を付加する必要がなくなり、ID情報を導入するコストを下げることができる。
請求項3記載の発明によれば、前記ID情報として外部機器が備えるベンダID、プロダクトID及びロジカルユニットナンバーを利用することから、前記ID情報を備えない外部機器を前記接続インターフェイスを介してUSB規格のスロットに接続した場合においても、前記接続インターフェイスが保有するベンダID、プロダクトIDを利用することから、前記ID情報を備えない外部機器でも利用することができ、利便性がより一層向上する。
さらに、前記接続インターフェイスが複数の外部機器を接続可能な場合において、前記接続インターフェイスに接続された複数の外部機器に、外部機器ごとに異なるロジカルユニットナンバーを割り振るため、複数の前記ID情報を備えない外部機器を接続インターフェイスに接続した場合においても、外部機器ごとに固有のID情報を設けることができ、さらに利便性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、前記制御装置への電源投入時、または電源投入後の前記スロットへの前記外部機器の接続時に前記外部機器の接続を検出することで、過去に固有のドライブ番号が割り振られた外部機器と、新たにドライブ番号が割り振られる新しい外部機器とが混在した状態で電源を投入した場合において、ドライブ番号が入れ替わることがないと共に、新しいドライブに対して固有のドライブ番号が割り振られることで、ドライブへのアクセスにおける利便性が向上する。
また、制御装置が複数のスロットを備える場合において、特定の外部機器を接続するスロットを別のスロットに変更した場合においても、ドライブ番号が入れ替わることがないことから、ドライブへのアクセスにおける利便性が向上する。
請求項5記載の発明によれば、ドライブ番号の先頭から順に、アクセス可能な外部記憶装置が記憶するプログラムに対して優先的にアクセスを行うので、複数の外部記憶装置が接続された場合において、優先的にアクセスされる外部記憶装置を容易に特定することができ、利便性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、前記ブートローター及びアプリケーションプログラムのいずれが実行される場合でも、前記管理情報記憶手段内のドライブ管理情報が参照されることによって、ブートローダーあるいはアプリケーションプログラムのいずれか一方の実行時に利用されたことのある外部記憶装置に付与されたドライブ番号を記憶した前記ドライブ管理情報を、他方でも利用することができるので、利便性が向上する。
請求項7記載の発明によれば、ミシンの制御装置において、外部記憶装置を用いることから、ミシンで利用される各種プログラムの書き換えにおける利便性が向上する。
また、ミシンによる作業では一般的でない、前記外部機器に割り当てられた前記ドライブ番号の選択といった煩雑な作業を簡略化することができ、ミシンによる作業の効率化を図ることができる。
(制御装置を搭載したミシン)
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態たる制御装置10を搭載したミシン100を示すブロック図である。制御装置10は、制御装置10が備えるインターフェイスであり、外部機器を接続する「スロット」としてのUSB端子11を介して、複数のUSB端子16a、16bを備えることで複数の外部機器を制御装置10に接続可能とするUSBハブ16と接続されている。
また、USBハブ16が備える複数のUSB端子16a、16bにはそれぞれ、各種のプログラム及びデータを書き換え可能に記憶するUSBメモリ20と、各種のプログラム及びデータを書き換え可能に記憶する各種メモリカードとしてのコンパクトフラッシュ(登録商標、以後CFと記載)41、スマートメディア(登録商標、以後SMと記載)42及びSDメモリカード(登録商標、以後SDと記載)43をそれぞれ挿入可能なCFスロット31、SMスロット32、SDスロット33を備えるカードリーダー30と、が接続されている。
また、制御装置10は、ミシン100に備えられた図示しない主軸を回転させる動力となるミシンモータ1と、主軸の回転数を検出するエンコーダ2と、図示しない縫製物を保持し、ミシン100の設置面にほぼ水平な方向に縫製物を移動させる布移動装置3と、と接続されている。
布移動装置3は、上述の縫製物の移動のため、ミシン100の設置面にほぼ水平な特定の一方向(X軸方向とする)に動作させるX軸モータ3aと、X軸方向に直交し、ミシン100の設置面にほぼ水平な方向であるY軸方向に動作させるY軸モータ3bと、X軸方向及びY軸方向の各モータ3a、3bについて定められた所定の原点を検出する原点センサ3c、3dと、を備える。
また、制御装置10は、ミシン100及び制御装置10の各種情報を表示すると共に、オペレータによって各種の入力作業が行われるインターフェイスとなる入力表示装置5と接続されている。
(USBメモリ)
USBメモリ20は、ミシン100の各種動作及び縫製作業を制御するプログラムであるアプリケーションプログラム及び縫製データなどを書き換え可能に記憶する記憶部21と、USBメモリ20に書き換え不可能に記憶され、USBメモリ20の「固有のID情報」として機能するベンダID22及びプロダクトID23を記憶する記憶部と、を備えることで「外部記憶手段」として機能する。
(カードリーダー及び各種メモリカード)
各種メモリカードとしてのCF41、SM42及びSD43はそれぞれ、アプリケーションプログラム及び縫製データなどを記憶する記憶部を備える。
また、CF41、SM42及びSD43はそれぞれ異なる規格に基づいた、専用のスロットであるCFスロット31、SMスロット32、SDスロット33によってカードリーダー30に挿入されることで、カードリーダー30及びUSBハブ16を介して制御装置10のUSB端子11に接続される。
なお、CF41、SM42及びSD43は固有のID情報を備えない。
カードリーダー30は、カードリーダーに挿入された各種メモリカードの「固有のID情報」として機能する書き換え不能なベンダID34と、プロダクトID35と、を備える。また、各種メモリカードを挿入するCFスロット31、SMスロット32、SDスロット33にはそれぞれ「固有のID情報」として機能する書き換え不能なロジカルユニットナンバー(以後LUNと記載)31a、31b、31cを備える。
(各種ID情報)
ここで、各種ID情報について説明する。
ベンダIDは、当該ベンダIDを備えるUSB規格の外部機器を製造した企業、団体、あるいは個人等の事業者によって個別に付与されるID情報である。つまり、異なる事業者によって製造された当該外部機器はそれぞれ異なるベンダIDを備え、同一の事業者によって製造された複数の当該外部機器は同一のベンダIDを備える。なお、ベンダIDは16ビットのID番号である。
プロダクトIDは、上記同一の事業者によって製造された複数の当該外部機器について、それぞれの当該外部機器に個別に付与されるID情報である。つまり、同一の事業者によって製造された複数の当該外部機器は、ベンダIDは同一であるが、プロダクトIDは異なる。なお、プロダクトIDは16ビットのID番号である。
つまり、USBメモリ20とカードリーダー30とを製造した事業者が同一の場合はベンダID22とベンダID34は同一であるが、プロダクトID23とプロダクトID35は異なる。また、事業者が異なる場合はベンダID22とベンダID34は異なる。
なお、ベンダID22とベンダID34が異なる場合、プロダクトIDは同一である場合と異なる場合とがある。いずれの場合もベンダID22とベンダID34が異なることによって、USBメモリ20とカードリーダー30とが備える個別のID情報は異なるID情報となる。
LUNは、通常は一つの外部機器を接続する一つのインターフェイス(例えばUSB端子)に対し、当該一つのインターフェイスとは異なる規格のインターフェイス(例えばCFスロット31、SMスロット32及びSDスロット33)を介して複数の外部機器を接続することが可能な接続インターフェイス(例えばカードリーダー30)を介して複数の外部機器を接続する場合において、制御装置が複数の外部機器をそれぞれ識別するために付与される固有の数値である。LUNは、一つの接続インターフェイスが備える複数のスロット(例えばCFスロット31、SMスロット32及びSDスロット33)について、それぞれ異なる数値が付与される。LUNの数値は一般的に1から開始する順列の整数値であり、本実施例においてはCFスロットに1、SMスロットに2、SDスロットに3の値がそれぞれのLUNとして付与されている。
つまり、カードリーダー30に挿入され、カードリーダー30を介してUSB端子16bに接続された各種メモリカードとしてのCF41、SM42及びSD43は、カードリーダー30が備えるベンダID34及びプロダクトID35と、CF41、SM42及びSD43がそれぞれ挿入されるカードリーダー30のCFスロット31、SMスロット32、SDスロット33が個別に備えるLUN31a、31b、31cとによって、それぞれが共通のベンダID34及びプロダクトID35を備えると共に、異なるLUNを備えることで固有のID情報を備える「外部記憶手段」として機能する。
なお、本実施例ではカードリーダー30が備える各種メモリカードを挿入するスロットはそれぞれ異なる種類のメモリカードであるが、同一の種類のメモリカードを複数挿入できる場合であっても、スロットごとに異なるLUNが付与される。
また、USBメモリ20のように一つのUSB端子に対して一つの外部機器を接続する外部機器はLUNを備えない。
(USBハブ)
USBハブ16は、複数のUSB端子16a、16bを備え、複数のUSB規格の外部機器(例えばUSBメモリ20やカードリーダー30等)を接続することが可能である。
また、USBハブ16は、一つのUSB端子11に接続されることで、一つのUSB端子11にUSBハブ16を介して複数のUSB規格の外部機器を接続することが可能である。
なお、本実施例における制御装置10及びUSBハブ16が備えるUSB端子の数は、実施例に示した数に限定されないことは言うまでもない。例えば制御装置10が複数のUSB端子を備えていてもよく、USBハブが三つ以上のUSB端子を備えていてもよい。
また、複数備えられたUSB端子のうち、外部機器が接続されていないUSB端子があってもよい。
さらに、USBハブ16に備えられたUSB端子16a、16bに、複数のUSB端子を備えた別のUSBハブを接続することで、さらにUSB端子を増設することも可能である。
また、実施例ではUSBメモリ20及びカードリーダー30はUSBハブ16を介してUSB端子11に接続されているが、USBメモリあるいはカードリーダー30を直接USB端子11に接続してもよい。
上述の場合において、増設可能なUSB端子の数及び接続可能なUSBハブの数については、USB規格に定められた所定の制限に従う。
(制御装置)
制御装置10は、上述のUSB規格の外部機器を接続するUSB端子11と、USB端子11に接続された外部機器を検出すると共に、当該外部機器が備える固有のID情報を取得するUSBコントローラ12と、制御装置10が行う各種の処理を行う処理装置50と、ミシンの縫製作業においてミシンモータ1の駆動を制御するミシンモータ駆動回路17と、ミシンの縫製作業において布移動装置3の駆動を制御する布移動装置駆動回路18と、を備える。
処理装置50は、制御装置が行う各種の処理を行うための各種プログラム及びデータを呼び出して実行し、処理するCPU13と、CPU13が行う各種の処理において一時的なパラメータを格納するRAM14と、CPU13によって呼び出される各種プログラム及びデータを書き換え可能に記憶するEPROM15と、によって構成されている。
(USBコントローラ)
図2は制御装置10とその制御に関連する構成を含む機能ブロック図である。
USBコントローラ12は、USB端子11に外部記憶手段60が接続されると、当該外部機器が接続されたことを検出する。上述の検出は、ミシン100の電源投入時に既に接続されている外部機器について、当該外部機器が接続されていることを検出すると共に、電源投入後に接続された外部機器の接続時に接続を検出する「接続検出手段」として機能する。なお、図2では他の外部機器の図示は省略する。
また、USBコントローラ12は、ID情報検出部12aを備える。ID情報検出部12aは、USBコントローラ12が接続を検出した外部記憶手段60が備える固有のID情報62としてのベンダID、プロダクトID及びLUNを取得する。
取得した当該固有のID情報は、CPU13へ出力される。
なお、上述の外部記憶手段60は、例えばUSBメモリ20や、CF41、SM42、SD43といった各種メモリカードのいずれか一つあるいは複数を挿入したカードリーダー30が相当し、外部記憶手段60が備える記憶部61は、USBメモリ20が備える記憶部21や、各種メモリカードが備える記憶部が相当する。
また、外部記憶手段60としてUSBメモリ20が接続された場合は、ID情報検出部12aは、USBメモリ20が備えるベンダID22及びプロダクトID23を固有のID情報62として取得し、各種メモリカードを挿入したカードリーダー30が接続された場合は、カードリーダー30が備えるベンダID34、プロダクトID35及び各種メモリカードが挿入されたスロットが備えるLUN31a、32a、33aを各種メモリカードごとに取得することで固有のID情報62とする。このとき、USBメモリ20にはLUNが存在しないが、その場合はLUNの値として0を取得したものとみなし、出力する。
(処理装置)
処理装置50は、USBコントローラ12によって接続が検出された外部記憶手段60に、自動的にドライブ番号を付与するドライブ番号付与手段51と、外部記憶手段60の固有のID情報62とドライブ番号付与手段51により付与された当該ドライブ番号とを関連付けて記憶する管理情報記憶処理部53と、外部記憶手段60の接続が検出された際に、外部記憶手段60の固有のID情報62が、管理情報記憶処理部53に記憶されているか否かを判別する判別手段54と、外部記憶手段60が備える記憶部61に対して、外部記憶手段60に付与された当該ドライブ番号により外部記憶手段60を指定してアクセスするアクセス制御手段52と、ミシン100の起動時に実行されるブートローダー55と、ブートローダー55の実行後に実行されるアプリケーションプログラム56と、を備える。
処理装置50は、実際にはCPU13がEPROM15に記憶された各種のプログラム及びデータを呼び出し、USBコントローラ12、ミシンモータ駆動回路17、布移動装置駆動回路18及び入力表示装置5等による入力に基づき、各種の処理を行う。上述の処理において発生する一時的なパラメータはRAM14に格納され、必要に応じて呼び出される。
(ドライブ番号付与手段)
ドライブ番号付与手段51は、USBコントローラ12によって接続が検出された外部記憶手段60に対して、自動的にドライブ番号を付与する。ここで、「ドライブ番号を付与する」とは外部記憶手段60をそのドライブ番号と認識する、という意味である。ドライブ番号付与手段51によって外部記憶手段60に付与されるドライブ番号は、0から始まる順次増加の整数値である。つまり最初に接続された外部記憶手段には0番のドライブ番号が付与され、次に接続された別の外部記憶手段には1番のドライブ番号が付与される。なお、このドライブ番号は、例えば、主電源のオンオフによるアプリケーションの初期化処理等が行われても次に付番すべき番号は維持され、既に付番されたドライブ番号が再付番されることがないようになっている。
なお、ドライブ番号付与手段は、CPU13によってEPROM15のドライブ番号付与プログラム記憶部15aに記憶されたドライブ番号付与プログラムが実行されることで機能する。
また、ドライブ番号付与手段によって付与されるドライブ番号が決定する詳細な仕組みについては後述する。
(管理情報記憶処理部)
管理情報記憶処理部53は、過去に接続されたことのある外部記憶手段60について、USBコントローラ12のID情報検出部12aにより検出された外部記憶手段60の固有のID情報62と、ドライブ番号付与手段51により付与されたドライブ番号とを関連付け、当該ドライブ番号を付与された外部記憶手段の管理情報として記憶する。実際にはCPU13が、ID情報検出部12aからCPU13に入力された外部記憶手段60の固有のID情報62としてのベンダID、プロダクトID及びLUNと、ドライブ番号付与手段51によって当該外部記憶手段に付与されたドライブ番号とをグループ化し、当該ドライブ番号の管理情報として、「管理情報記憶手段」としてのEPROM15の管理情報記憶部15cに記憶することで機能する。
図3は、管理情報記憶処理部53に記憶された管理情報のデータ構造図である。ドライブ番号0番の管理情報は、0番のドライブ番号と0番を過去に付与された外部記憶手段60の固有のID情報62とによって構成され、新たな別の外部記憶手段が接続されるたびにドライブ番号が順次増加した管理情報が、当該ドライブ番号を付与された外部記憶手段のID情報とグループ化して記憶される。なお、図3にはドライブ番号が1番の管理情報までしか記載されていないが、2番以降のドライブ番号の管理情報についても同様であることは言うまでもない。
(判別手段)
判別手段54は、USBコントローラ12によって接続が検出された外部記憶手段60について、外部記憶手段60が備える固有のID情報62が、管理情報記憶処理部53に記憶されているドライブ番号別の管理情報のいずれかに記憶された、当該ドライブ番号が付与された外部記憶手段のID情報と一致するかどうかを判別する。
実際には、USBコントローラ12のID情報検出部12aが、接続された外部記憶手段60のID情報62としてのベンダID、プロダクトID及びLUNを検出し、CPU13に出力すると、CPU13は当該ID情報62をRAM14に一時的に格納すると共に、EPROM15の判別プログラム記憶部15dに記憶された判別プログラムを実行する。この判別プログラムを実行することでCPU13が判別手段54として機能する。
判別プログラムが実行されると、管理情報をドライブ番号順に呼び出すためのカウンタであるドライブ情報カウンタMが初期値0でRAM14に格納される。
判別プログラムは、ドライブ番号がM番の管理情報が管理情報記憶処理部53に記憶されているかどうか判別する。ドライブ番号がM番の管理情報がない場合はドライブ番号付与手段を呼び出してM番のドライブ番号を当該外部記憶手段60に付与すると共に、M番のドライブ番号と当該ID情報62としてのベンダID、プロダクトID及びLUNとをグループ化してM番のドライブ番号の管理情報として管理情報記憶処理部53に記憶する。
ドライブ番号がM番の管理情報がある場合は、M番の管理情報に記憶されたID情報としてのベンダID、プロダクトID及びLUNと当該ID情報のベンダID、プロダクトID及びLUNとを比較する。ベンダID、プロダクトID及びLUNの全てが一致した場合、当該外部記憶手段60は過去にM番のドライブ番号を付与された外部記憶手段であると判別され、ドライブ番号付与手段51を呼び出して当該外部記憶手段60にM番のドライブ番号を付与する。ベンダID、プロダクトID及びLUNのいずれか一つでも一致しなかった場合、当該外部記憶手段60はM番のドライブ番号が付与された外部記憶手段ではないと判別される。その後、判別プログラムはドライブ情報カウンタMの値に1を加算し、再びドライブ番号Mの管理情報が管理情報記憶処理部53に記憶されているかどうか判別する処理に戻る。当該処理は、当該外部記憶手段60にドライブ番号が付与されるまで行われる。
(アクセス制御手段)
アクセス制御手段52は、ドライブ番号付与手段51によってドライブ番号が付与された外部記憶手段60に対して、当該ドライブ番号によって外部記憶手段60を指定し、外部記憶手段60が備える記憶部61に記憶されたアプリケーションプログラムにアクセスする。
また、アプリケーションプログラムを記憶する外部記憶手段が複数接続されている場合は、接続されている外部記憶手段の中で最も若いドライブ番号を付与されている外部記憶手段を指定する。
なお、アクセス制御手段52は、CPU13によってEPROM15のアクセス情報記憶部15bに記憶されたアクセス制御プログラムが実行されることで機能する。
アクセス制御プログラムが実行されると、アクセスする外部記憶手段を指定する処理を行うためのカウンタである検索ドライブ番号カウンタNがRAM14に初期値0で設定される。その後、アクセス制御プログラムはN番のドライブ番号の管理情報が管理情報記憶処理部53に記憶されているかどうか判別する。記憶されていない場合は所定のエラーコードを入力表示装置に表示し、処理を終了する。
N番のドライブ番号の管理情報が記憶されている場合、アクセス制御プログラムはN番のドライブ番号を付与された外部記憶手段(以後Nドライブと記載)が接続されているかどうか判別する。Nドライブが接続されている場合、アクセス制御プログラムはNドライブを指定し、Nドライブの記憶部に記憶されたアプリケーションプログラムにアクセスする。Nドライブが接続されていない場合、アクセス制御プログラムは検索ドライブ番号カウンタNの値に1を加算し、N番のドライブ番号の管理情報が管理情報記憶処理部53に記憶されているかどうか判別する処理に戻る。
上述の処理は、Nドライブを指定し、Nドライブの記憶部に記憶されたアプリケーションプログラムにアクセスするか、所定のエラーコードを入力表示装置に表示し、処理を終了するかのいずれかが行われるまで続く。
(ブートローダー)
ブートローダー55は、ミシン100の電源投入時に実行され、制御装置10の各部に備えられた一時記憶のための領域を初期化する。
当該初期化は、CPU13やRAM14が備えるレジスタ及びキャッシュメモリに残留する可能性のあるパラメータをクリアすることである。仮に初期化が行われなかった場合、前回の電源断前に行われた処理によってレジスタ及びキャッシュメモリに生じた電位がパラメータとしてレジスタ及びキャッシュメモリに残留することがあり、当該残留したパラメータが電源再投入後に行われる処理の際に誤ったパラメータとして参照されることで悪影響を及ぼす可能性が発生する。初期化を行うことで上述の不正な処理が起こる可能性をなくし、以後の処理を正しく行うことができる。
また、ブートローダー55は、アプリケーションプログラム56が機能するかどうか判別する。具体的には、CPU13がEPROM15のアプリケーションプログラム記憶部15fにアプリケーションプログラムが存在するかどうか判別する。
上述の判別でアプリケーションプログラムがアプケーションプログラム記憶部15fに存在した場合、ブートローダー55は終了する。アプリケーションプログラムが一つも存在しなかった場合、ブートローダーは新たなアプリケーションプログラムを外部記憶手段から取得するための一連の処理を行う。具体的には、ブートローダー55は少なくとも一つ以上の外部記憶手段が接続されているかどうかを、USBコントローラ12のID情報検出部12aが検出した当該外部記憶手段のID情報がCPU13に入力されるかどうかで判別する。外部記憶手段が一つも接続されていない場合は、図4に示すようにオペレータに対して外部記憶手段を接続するよう促す画面表示内容を入力表示装置5へ出力する。外部記憶手段の接続が検出され、当該外部記憶手段のID情報がCPU13に入力されると、ブートローダー55は当該ID情報と管理情報記憶手段に記憶された管理情報とに基づき、当該外部記憶手段にドライブ番号を付与する。当該外部記憶手段にドライブ番号が付与されると、ブートローダー55は当該外部記憶手段の記憶部に記憶された新たなアプリケーションプログラムを指定し、取得する。取得した新たなアプリケーションプログラムはEPROM15のアプリケーションプログラム記憶部15fに記憶される。
なお、上述のブートローダー55による外部記憶手段へのドライブ番号付与は、ブートローダー55が判別手段54を呼び出し、判別手段54の処理結果に基づきドライブ番号付与手段51がドライブ番号を付与することで実現している。また、上述のブートローダー55による新たなアプリケーションプログラムの指定は、ブートローダー55がアクセス制御手段52を呼び出し、処理させることで実現している。
つまり、ブートローダー55は、アプリケーションプログラムがアプリケーションプログラム記憶部15fに存在しなかった場合、アプリケーションプログラムを記憶した外部記憶手段からアプリケーションプログラムを取得するため、当該外部記憶手段にドライブ番号を付与する。その際に、上述の処理装置に備えられた判別手段54により、当該外部記憶装置のID情報と管理情報記憶処理部53に記憶された管理情報のID情報とを比較し、その処理結果に基づきドライブ番号付与手段51によって当該外部記憶手段にドライブ番号を付与し、アクセス制御手段52によって当該外部記憶手段に付与されたドライブ番号を指定して、アプリケーションプログラムを取得する。
なお、ブートローダー55は、CPU13によってEPROM15のブートローダー記憶部15eに記憶されたブートローダーが呼び出され、実行されることで機能する。
(アプリケーションプログラム)
アプリケーションプログラム56は、ミシン100による縫製作業に関わる各部の初期動作(例えば、針位置や布移動装置の位置を所定の初期位置にする等)を行うと共に、ミシン100による縫製作業を制御する。
アプリケーションプログラム56は、CPU13によってEPROM15のアプリケーションプログラム記憶部15fに記憶されたアプリケーションプログラムが呼び出され、実行されることによって機能し、オペレータによるペダル4の操作がペダルセンサ4aにより検出されると、ミシンモータ駆動回路17を介してミシンモータ1を駆動させるための電力を供給し、ミシンモータ1を駆動させることでミシンの図示しない主軸を回転させ、周知の縫製作業を行う。エンコーダ2は主軸の回転速度を検出し、アプリケーションプログラム56にフィードバックすることで、ミシンモータ駆動回路17を介してミシンモータ1の回転速度を調整する。
また、入力表示装置5を介してオペレータから入力された縫製動作命令及びアプリケーションプログラム記憶部に設けられた縫製動作制御部から呼び出された縫製動作制御プログラムに従い、図示しない針及び布移動装置3を駆動させると共に、必要に応じてアプリケーションプログラム記憶部に設けられた縫製データ記憶部から縫製データを呼び出す。
さらに、入力表示装置5を介してオペレータから入力された縫製データ生成命令の際にアプリケーションプログラム記憶部に設けられた縫製データ生成部から縫製データ生成プログラムを呼び出し、オペレータによって生成された各種の縫製データを縫製データ記憶部に記憶する。
つまり、本実施例のミシン100は電子サイクルミシンに相当する。
また、アプリケーションプログラム56は、アプリケーションプログラム56の動作中に接続された外部記憶手段に対してドライブ番号を付与する。この際、USBコントローラ12によって外部記憶手段の接続が検出され、ID情報検出部12aによって検出された当該外部記憶手段のID情報がCPU13に入力されると、アプリケーションプログラム56は当該ID情報と管理情報記憶手段に記憶された管理情報とに基づき、当該外部記憶手段にドライブ番号を付与する。
また、オペレータによるアプリケーションプログラムの書き換え命令が入力表示装置5を介して入力された場合、当該外部記憶手段に記憶された新たなアプリケーションプログラムを取得する。この際、アプリケーションプログラム56は当該外部記憶手段の記憶部に記憶された新たなアプリケーションプログラムを指定する。その後、制御装置10は再起動し、ブートローダー55による初期化が行われた後に当該外部記憶手段に再度ドライブ番号が付与され、再起動前に行われたアクセス制御手段52による指定に基づき、新たなアプリケーションプログラムを取得し、アプリケーションプログラム記憶部15fに記憶する。
なお、上述のブートローダー55による外部記憶手段へのドライブ番号付与は、アプリケーションプログラム56が判別手段54を呼び出し、判別手段54の処理結果に基づきドライブ番号付与手段51がドライブ番号を付与することで実現している。また、上述のアプリケーションプログラム56による新たなアプリケーションプログラムの指定は、ブートローダー55がアクセス制御手段52を呼び出し、処理させることで実現している。
つまり、アプリケーションプログラム56は、アプリケーションプログラム56の動作中に接続された外部記憶手段について、当該外部記憶手段にドライブ番号を付与する。その際に、上述の処理装置に備えられた判別手段54により、当該外部記憶装置のID情報と管理情報記憶処理部53に記憶された管理情報のID情報とを比較し、その処理結果に基づきドライブ番号付与手段51によって当該外部記憶手段にドライブ番号を付与する。
また、オペレータによるアプリケーションプログラムの書き換え命令がなされた場合、アクセス制御手段52によって当該外部記憶手段に付与されたドライブ番号を指定する。
(フローの説明)
次に、制御装置10に外部記憶手段が接続された際にCPU13により実行されるドライブ番号が付与される処理及びアプリケーション書き換え処理について、図5のフローに基づいて説明する。
ミシン100の電源が投入されると、制御装置10はブートローダー55が初期化を行う(ステップS1)。その後、ブートローダー55はアプリケーションプログラム56がアプケーションプログラム記憶部15fに存在するかどうか判別する(ステップS2)。
アプリケーションプログラム56が存在しない場合は、外部記憶手段60としてのUSB機器が接続されているか判別する(ステップS3)。接続されていない場合は図4のように外部記憶手段60としてのUSB機器を接続するよう促す画面を入力表示装置5へ表示する(ステップS4)。外部記憶手段60としてのUSB機器が接続されている、あるいは接続された場合、ブートローダー55は外部記憶手段60の固有のID情報62と、管理情報記憶処理部53が記憶する管理情報とに基づき当該USB機器にドライブ番号を付与する処理であるUSB機器認識処理(ステップS5)を行う。なお、USB機器認識処理のサブフローについては後述する。その後、ブートローダー55は当該USB機器に記憶された新しいアプリケーションプログラムを指定する処理である書き換えファイル指定処理(ステップS6)を行う。なお、書き換えファイル指定処理のサブフローについては後述する。その後、ブートローダー55はステップS6において指定されたUSB機器に記憶された新しいアプリケーションプログラムを取得し、EPROM15のアプリケーションプログラム記憶部15fに記憶するアプリケーションプログラム書き換え処理(ステップS15)を行い、処理は終了する。
また、ステップS2においてアプリケーションプログラム56が存在した場合は、アプリケーションプログラム56が起動する(ステップS7)。その後、外部記憶手段60としてのUSB機器が接続された場合(ステップS8)、アプリケーションプログラム56はステップS5と同様のUSB機器認識処理(ステップS9)を行う。その後、オペレータよりアプリケーションプログラム書き換えの命令がなされた場合(ステップS10)、アプリケーションプログラム56はステップS6と同様の書き換えファイル指定処理(ステップS11)を行う。その後、制御装置10は再起動し(ステップS12)、ブートローダー55が初期化を行い(ステップS13)、ブートローダー55はステップS5及びステップS9と同様のUSB機器認識処理(ステップS14)を行い、上述のアプリケーションプログラムの書き換え処理(ステップS15)を行い、処理は終了する。
(USB機器認識処理)
次に、上述のステップS5,S9,S14におけるUSB機器認識処理のサブフローについて、図6のフローに基づいて説明する。
外部記憶手段60としてのUSB機器が接続されると、ID情報検出部12aが当該USB機器のID情報を取得する(ステップS21)。その後、判別手段54がドライブ情報カウンタMを初期値0で設定し(ステップS22)、ドライブ番号がM番の管理情報が管理情報記憶処理部53に記憶されているかどうか判別する(ステップS23)。ドライブ番号がM番の管理情報がない場合、判別手段54はドライブ番号付与手段51を呼び出して当該USB機器にM番のドライブ番号を付与すると共に、M番のドライブ番号と当該USB機器のID情報とによってM番のドライブ番号の管理情報を管理情報記憶処理部53に記憶し(ステップS24)、処理を終了する。
ドライブ番号がM番の管理情報がある場合、判別手段54は当該USB機器のID情報とドライブ番号がM番の管理情報のID情報とが一致するかどうかを判別し(ステップS25)、一致した場合はM番のドライブ番号を当該USB機器に再付与し(ステップS26)、処理を終了する。一致しない場合はMに1を加算し(ステップS27)、ステップS23へ戻る。
(書き換えファイル指定処理)
次に、上述のステップS6,S11における書き換えファイル指定処理のサブフローについて、図7のフローに基づいて説明する。
アクセス制御手段52が、検索ドライブ番号カウンタNを初期値0で設定し(ステップS31)、N番のドライブ番号の管理情報が管理情報記憶処理部53にあるかどうか判別する(ステップS32)。N番のドライブ番号の管理情報がない場合、アクセス制御手段52は所定のエラー表示を行い(ステップS33)、処理を終了する。
N番のドライブ番号の管理情報がある場合、アクセス制御手段52はNドライブが接続されているかどうか判別する(ステップS34)。Nドライブが接続されている場合、アクセス制御手段52はNドライブを指定し(ステップS35)、処理を終了する。Nドライブが接続されていない場合、アクセス制御手段はNに1を加算し(ステップS36)、ステップS32へ戻る。
(作用効果)
本実施例によれば、ミシン100の電源投入中におけるUSBメモリ20及びカードリーダー30を介した各種メモリカードといった外部機器の接続の順番や、ミシン100の電源の再投入に関わらず、外部機器ごとに固有のドライブ番号が割り振られる。このため、特定の外部機器にアクセスする際にドライブ番号を指定し直す必要がなくなり、操作性が向上する。
また、制御装置10と外部機器との間で行われるアプリケーションプログラムの転送中に、何らかの理由により電源が切れた場合にも、電源の再投入後も電源が切れる前のドライブ番号が固定されているために、制御装置10は自動的にアクセス制御手段52が指定した外部機器が記憶するアプリケーションプログラムに再度アクセスを開始することができ、利便性が向上する。また、ドライブ選択エラーを防止し、信頼性を向上させる。
また、本実施例ではUSB端子を用い、USB規格に準じたアクセスを行うことで、専用のスロット及び外部機器を開発する必要がなくなり、スロット及び外部機器を導入するコストを下げることができる。
また、市場にて広範に扱われる各種のUSB対応外部機器をそのまま利用できることから、外部機器の入手性が向上する。
さらに、ID情報として外部機器が備えるベンダID、プロダクトIDを利用することから、専用のID情報を付加する必要がなくなり、ID情報を導入するコストを下げることができる。
さらに、ID情報としてLUNも利用することから、各種メモリカードのようにID情報を備えない外部機器をカードリーダー30を介してUSB端子に接続した場合においても、カードリーダー30が備えるベンダID、プロダクトIDを利用することから、各種メモリカードも利用することができ、利便性がより一層向上する。
さらに、カードリーダー30が複数の各種メモリカードを接続する場合において、カードリーダー30の各種メモリカードを挿入するスロットごとに異なるLUNを割り振るため、複数の各種メモリカードをカードリーダー30に挿入した場合においても、各種メモリカードごとに固有のID情報を設けることができ、さらに利便性が向上する。
さらに、ミシン100への電源投入時、または電源投入後のUSB端子への外部機器の接続時に外部機器の接続を検出することで、管理情報記憶処理部53にID情報が記憶された外部機器と、管理情報記憶処理部53にID情報が記憶されていない新しい外部機器とが混在した状態で電源を投入した場合において、ドライブ番号が入れ替わることがないと共に、新しいドライブに対して固有のドライブ番号が割り振られることで、外部機器へのアクセスにおける利便性が向上する。
また、制御装置10が複数のUSB端子を備える場合において、特定の外部機器を接続するスロットを別のスロットに変更した場合においても、ドライブ番号が入れ替わることがないことから、外部機器へのアクセスにおける利便性が向上する。
さらに、アクセス制御手段52は、ドライブ番号の先頭から順に、アクセス可能な外部記憶手段の記憶部が記憶するアプリケーションプログラムに対して優先的にアクセスを行うので、複数の外部記憶手段が接続された場合において、優先的にアクセスされる外部記憶手段を容易に特定することができ、利便性が向上する。
さらに、ブートローター55及びアプリケーションプログラム56のいずれが実行される場合でも、管理情報記憶処理部53の管理情報が参照されることによって、ブートローダー55あるいはアプリケーションプログラム56のいずれか一方の実行時に利用されたことのある外部記憶手段に付与されたドライブ番号および当該外部記憶手段のID情報を記憶した管理情報を、他方でも利用することができるので、利便性が向上する。
さらに、制御装置10を備えたミシン100において、USBメモリ20等の外部記憶手段60を用いることから、ミシン100で利用されるアプリケーションプログラムの書き換えにおける利便性が向上する。
また、ミシンによる作業では一般的でない、アプリケーションファイルを記憶した外部記憶手段のドライブ番号指定におけるドライブ番号の選択といった煩雑な作業を簡略化することができ、ミシンによる作業の効率化を図ることができる。
(その他)
本実施例における外部記憶手段は、USBメモリ20やカードリーダー30を介して接続される各種メモリカードの他にも、アプリケーションプログラムを記憶可能な媒体であれば何でもよい。例えばハードディスクや、アプリケーションプログラムを記録したCD−ROMを読み取るCD−ROMドライブであってもよい。
また、各種メモリカードは、CF、SM、SD以外であってもよい。例えばメモリースティックでもよい。
また、本実施例における処理装置50の処理はソフトウェアで実現しているが、専用部品やアナログ回路でもよい。
また、本実施例においてはブートローダー55及びアプリケーションプログラム56が外部記憶手段にドライブ番号を付与する処理を行う場合は判別手段54を呼び出し、判別手段54の処理結果に基づきドライブ番号付与手段51がドライブ番号を付与することで処理し、新たなアプリケーションプログラムを取得する外部記憶手段を指定する場合はアクセス制御手段52を呼び出すことで処理を行っているが、ブートローダー55及びアプリケーションプログラム56が判別手段54、ドライブ番号付与手段51及びアクセス制御手段52に相当する機能を持つことによって、ブートローダー55及びアプリケーションプログラム56が判別手段54、ドライブ番号付与手段51及びアクセス制御手段52を呼び出して利用することなく上述の処理を行えるようにしてもよい。
また、本実施例においては、外部記憶手段に記憶されている情報がミシンのアプリケーションプログラムである場合について説明しているが、外部記憶手段に記憶されている情報としては、アプリケーションプログラムに限定されず、ミシンの縫製データや設定データなど、各種データでもよい。
また、本実施例におけるミシンは電子サイクルミシンを想定しているが、スロットを介して制御装置に外部記憶手段を接続し、プログラムを取得するミシンであれば、ミシンの種別は問わない。
また、本実施例においては、ミシンの制御装置に本発明を適用した場合を例に説明しているが、外部記憶手段を接続可能な制御装置であれば、ミシンの制御装置に限らず適用可能である。
また、本実施例におけるドライブ番号は0から始まる順列の整数値であるが、外部記憶手段ごとに判別がつけばよく、例えばアルファベットでもよい。
本発明の実施形態たる制御装置10を搭載したミシン100を示すブロック図である。 制御装置10とその制御に関連する構成を含む機能ブロック図である。 管理情報記憶処理部53に記憶された管理情報のデータ構造図である。 オペレータに対して外部記憶手段を接続するよう促す画面表示を行った入力表示装置5を示す図である。 制御装置10に外部記憶手段が接続された際にドライブ番号が付与される処理及びアプリケーション書き換え処理について示すフロー図である。 USB機器にドライブ番号が付与される処理について示すサブフロー図である。 アプリケーションファイルを記憶したUSB機器を指定する書き換えファイル指定処理を示すサブフロー図である。
符号の説明
11、16a、16b USB端子
12 USBコントローラ
13 CPU
14 RAM
15 EPROM
16 USBハブ
20 USBメモリ
30 カードリーダー
41 コンパクトフラッシュ(CF)
42 スマートメディア(SM)
43 SDメモリカード(SD)

Claims (7)

  1. プログラムと固有のID情報とを記憶する外部記憶手段を接続するために設けられた複数のスロットと、
    少なくとも一つのスロットに外部記憶手段が接続されたことを検出する接続検出手段と、
    前記接続が検出された外部記憶手段に、自動的にドライブ番号を付与するドライブ番号付与手段と、
    前記接続が検出された外部記憶手段を前記ドライブ番号により指定してアクセスするアクセス制御手段と、を備える制御装置において、
    前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報と前記ドライブ番号付与手段により付与されたドライブ番号とを関連付けて記憶する不揮発性の管理情報記憶手段と、
    前記接続検出手段により前記スロットへの外部記憶手段の接続が検出された際に、前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報が、前記管理情報記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段とを備え、
    前記ドライブ番号付与手段は、
    前記判別手段により、前記接続が検出された外部記憶手段の固有のID情報が前記管理情報記憶手段に記憶されていると判定された場合には、前記管理情報記憶手段に当該外部記憶手段の固有のID情報と関連付けて記憶されたドライブ番号を前記外部記憶手段に再付与すると共に、前記接続が検出された外部記憶手段固有のID情報が、前記管理情報記憶手段に記憶されていないと判別された場合には、未だ他の外部記憶手段のドライブ番号として付与されていない新たなドライブ番号を前記接続が検出された外部記憶手段固有のドライブ番号として付与することを特徴とする制御装置。
  2. 前記スロットがUSB規格のスロットであり、
    前記ID情報は、前記外部記憶手段または前記外部記憶手段を前記スロットに接続するための接続インターフェイスのベンダID、当該外部記憶手段または当該接続インターフェイスのプロダクトIDであり、
    前記アクセス制御手段は、前記外部記憶手段に対して、USB規格に準じたアクセスを行うことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記ID情報は、前記外部記憶手段または前記接続インターフェイスに設けられたロジカルユニットナンバーを含むことを特徴とする請求項2記載の制御装置。
  4. 前記接続検出手段は、前記外部記憶手段の接続を当該制御装置の電源投入時、または当該制御装置の電源投入後の前記スロットへの前記外部記憶手段の接続時に、前記外部記憶手段の接続を検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記アクセス制御手段は、前記外部記憶手段へのアクセスをドライブ番号の先頭から順番に行い、アクセス可能であって最もドライブ番号が若い前記外部記憶手段に記憶されたプログラムに対して優先的にアクセスすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 起動時に実行されるブートローダーと当該ブートローダーの実行後に実行されるアプリケーションプログラムとを記憶する記憶装置と、
    前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムとを実行する処理装置とを備え、
    前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムとは、前記処理装置を前記ドライブ番号付与手段と前記アクセス制御手段と前記判別手段として機能させる処理を含むと共に、前記ブートローダーと前記アプリケーションプログラムのいずれも、前記各処理の実行に際して、前記管理情報記憶手段を共有して参照させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御装置はミシンの制御装置であり、
    前記外部記憶手段は前記ミシンの制御に必要な情報を前記ミシンの制御装置に対して授受する外部記憶手段であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
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