JP2009031338A - 投射型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが投射型映像表示装置の設置場所まで歩み寄るという煩わしい行動を要することなく記憶メディアを交換可能な投射型映像表示装置を提供する。
【解決手段】投射型プロジェクタにおいて、リモコン受光部により移動ボタンの操作を示す赤外線信号を検出し、その検出結果に基づいて算出された受光方向へと投射型プロジェクタを方向転換させ、ユーザの視聴位置(リモコン装置のある位置)まで自動的に移動させるようにした。
【選択図】図5
【解決手段】投射型プロジェクタにおいて、リモコン受光部により移動ボタンの操作を示す赤外線信号を検出し、その検出結果に基づいて算出された受光方向へと投射型プロジェクタを方向転換させ、ユーザの視聴位置(リモコン装置のある位置)まで自動的に移動させるようにした。
【選択図】図5
Description
本発明は、投射型映像表示装置に関し、特に、DVD等の記憶メディアを再生し、再生映像を投射可能な投射型映像表示装置に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)等の記憶メディアを再生し、この再生映像をスクリーン等に投射する投射型映像表示装置が提供されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2,3には、移動のための走行部を有する投射型映像表示装置に関する技術が開示されている。
特開2005−99617号公報
特開2006−13597号公報
特開2005−313291号公報
また、特許文献2,3には、移動のための走行部を有する投射型映像表示装置に関する技術が開示されている。
ところで、投射型映像表示装置を利用するに際し、投射型映像表示装置は常にユーザの近傍に設置されるとは限らない。例えば、投射型映像表示装置を利用してホームシアタを構築する場合、投射型映像表示装置はリビング等の比較的広い空間で使用されるため、投射位置(投射型映像表示装置が設置される位置)がユーザの視聴位置と離れることが多々ある。そして、ユーザの視聴位置と投射位置が離れている場合、記憶メディアを交換する際には、ユーザは投射型映像表示装置まで歩み寄る必要がある。
また、上記特許文献1に記載の技術に、上記特許文献2,3に記載の技術を適用すると、投射型映像表示装置の設置位置を調整することは容易となる。しかしながら、記憶メディアを交換するためには、やはり投射型映像表示装置の設置位置まで歩み寄る必要がある。
このように、従来の投射型映像表示装置におけるメディア交換作業は利用者にとって煩わしいものとなっている。
このように、従来の投射型映像表示装置におけるメディア交換作業は利用者にとって煩わしいものとなっている。
本発明は、ユーザが投射型映像表示装置の設置位置まで歩み寄るという煩わしい行動を要することなく記憶メディアを交換可能な投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、投射型映像表示装置において、映像の付加された投射光を、投射レンズを介して出射する投射手段と、リモコン信号を感知する受信手段と、装置本体を自走させる走行手段と、前記受信手段により所定のリモコン信号が感知されることに伴い、前記所定のリモコン信号に基づいて、このリモコン信号の受信方向を特定するとともに、前記特定された方向に向かって装置本体が移動するように前記走行手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の投射型映像表示装置において、可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段を備え、前記投射手段は、前記再生手段から出力された映像の付加された投射光を出射することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の投射型映像表示装置において、前記受信手段は、リモコン信号としての赤外線信号を感知する複数の受光部で構成され、前記制御手段は、前記複数の受光部のそれぞれにおいて受光された赤外線信号の受光量を比較することにより、前記赤外線信号の受光方向を特定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の投射型映像表示装置において、前記制御手段は、前記受信手段が前記所定のリモコン信号を受信しているときにのみ装置本体を走行させるように前記走行手段を制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の投射型映像表示装置において、装置本体を移動させたときの走行に関する情報を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記受信手段により前記所定のリモコン信号が受信されたことに伴い、第1地点から第2地点まで装置本体を移動させたときの、走行に関する情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された走行に関する情報に基づいて前記走行手段を制御することにより、装置本体を前記第2地点から前記第1地点に移動させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の投射型映像表示装置において、前記投射手段により投射された投射映像を、撮影レンズを介して撮影する撮影手段を備え、前記制御手段は、装置本体を前記第1地点に移動させた後、前記撮影手段により取得された撮影画像に基づいて走行手段を制御することにより、装置本体の位置合わせを行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、投射型映像表示装置において、映像の付加された投射光を、投射レンズを介して出射する投射手段と、リモコン信号としての赤外線信号を感知する複数の受光部と、装置本体を自走させる走行手段と、可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段と、装置本体を移動させたときの走行に関する情報を記憶する記憶手段と、前記投射手段により投射された投射映像を、撮影レンズを介して撮影する撮影手段と、前記複数の受光部により所定の赤外線信号が感知されることに伴い、前記所定の赤外線信号に基づいて、この信号の受信方向を特定するとともに、前記特定された方向に向かって装置本体が移動するように前記走行手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の受光部のそれぞれにおいて受光された赤外線信号の受光量を比較することにより、前記赤外線信号の受光方向を特定し、前記受信手段が前記所定のリモコン信号を受信しているときにのみ装置本体を走行させるように前記走行手段を制御し、第1地点から第2地点まで装置本体を移動させたときの、走行に関する情報を前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された走行に関する情報に基づいて前記走行手段を制御することにより、装置本体を前記第2地点から前記第1地点に移動させ、前記撮影手段により取得された撮影画像に基づいて走行手段を制御することにより、装置本体の位置合わせを行うことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの視聴位置まで投射型映像表示装置を自動的に移動させることができるので、投射位置がユーザの視聴位置から離れている場合であっても、ユーザは視聴位置に居ながらにして記憶メディアを交換することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である投射型プロジェクタの外観斜視図である。また、図2は投射型プロジェクタ100の上面図、図3は投射型プロジェクタ100の底面図である。
図1〜3に示すように、本実施形態に係る投射型プロジェクタ100は、直方体状の本体ケース110の前面右側に、投射レンズ15と撮影レンズ21が配置されている。
この投射レンズ15は、後述するDMD等の光変調素子で形成された光像をスクリーン等の対象に投射するためのものであり、焦点位置(レンズ位置)を任意に変更できる。また、撮影レンズ21は、投射レンズ15により投射された投射映像を撮影するためのものであり、投射レンズ15同様に焦点位置(レンズ位置)を任意に変更できる。なお、本実施形態では、焦点深度(被写界深度)の十分に大きい撮影レンズを用いることで、容易に投射映像(スクリーン面)にピントが合うようにしている。
図1は、本発明の一実施形態である投射型プロジェクタの外観斜視図である。また、図2は投射型プロジェクタ100の上面図、図3は投射型プロジェクタ100の底面図である。
図1〜3に示すように、本実施形態に係る投射型プロジェクタ100は、直方体状の本体ケース110の前面右側に、投射レンズ15と撮影レンズ21が配置されている。
この投射レンズ15は、後述するDMD等の光変調素子で形成された光像をスクリーン等の対象に投射するためのものであり、焦点位置(レンズ位置)を任意に変更できる。また、撮影レンズ21は、投射レンズ15により投射された投射映像を撮影するためのものであり、投射レンズ15同様に焦点位置(レンズ位置)を任意に変更できる。なお、本実施形態では、焦点深度(被写界深度)の十分に大きい撮影レンズを用いることで、容易に投射映像(スクリーン面)にピントが合うようにしている。
本体ケース110の上面中央部110aはドーム状に形成されており、ドーム状凸部110aの側面4カ所には等間隔で赤外線センサ5a〜5dが配設されている。この赤外線センサ5a〜5dは、後述するリモコン装置8からの赤外線信号を受光する。
本体ケース110の前面視右側面にはDVD等の記憶メディアを装着するためのディスクトレイTが設けられている。
本体ケース110の前面視右側面にはDVD等の記憶メディアを装着するためのディスクトレイTが設けられている。
本体ケース110の底面には、投射型プロジェクタ100を自走させるための2個の駆動車輪32L、32Rが左右側辺に沿って配設されており、底面前部には、投射型プロジェクタ100の姿勢を保つための補助車輪33が配設されている。また、これらの駆動車輪32L、32Rは後述するモータ31により独立して動作可能に構成されている。例えば、駆動車輪32L、32Rを同じ方向に同じ回転速度で回転させることで投射型プロジェクタ100を前方又は後方に直進させることができ、駆動車輪32L,32Rを異なる回転速度で回転させる(極端にいえば一方だけを回転させる)ことで投射型プロジェクタ100を所望の方向に向けることができる。
投射型プロジェクタ100では、例えば、ディスクトレイTに装着されたDVD等の記憶メディアに記憶されている映像データが再生され、この再生映像の付加された投射光が投射レンズ15を介してスクリーンに出射される。
図4は、本実施形態に係る投射型プロジェクタ100の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施形態の投射型プロジェクタ100は、投射部1と、撮影部2と、走行部3と、映像入力部4と、リモコン受光部5と、制御部6と、記憶部7と、を備えて構成される。
図4に示すように、本実施形態の投射型プロジェクタ100は、投射部1と、撮影部2と、走行部3と、映像入力部4と、リモコン受光部5と、制御部6と、記憶部7と、を備えて構成される。
投射部1は、投射用信号処理部11と、光源ランプ12と、カラーホイール13と、DMD(Digital Micromirror Device)14と、投射レンズ15と、ズームレンズ16と、を備えて構成され、映像の付加された投射光を、投射レンズ15を介して出射する投射手段として機能する。
具体的には、投射用信号処理部11は、映像入力部4からの映像データに基づいて投射用の映像信号を生成する。光源ランプ12は、例えば、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプ、白熱灯、ハロゲンランプ等の光源ランプであり、より高輝度、高効率な光源ランプが望ましい。カラーホイール13は、光源ランプ12からの投射光を、R(赤)、G(緑)、B(青)の何れかの単色光に切り換える回転式の分割カラーフィルタである。カラーホイール13には、図示しない同期回路が接続されており、この同期回路によりカラーホイール13は回転制御される。
DMD14は、例えば、数十万〜数百万個のマイクロミラーが敷き詰められたIC(Integrated Circuit)を備えた略矩形状の光学デバイスであり、投射用信号処理部11で生成された映像信号に基づいて光をドット単位で反射して、映像の付加された投射光を生成する。投射レンズ15及びズームレンズ16は、DMD14によって変調された光(光学像)をスクリーンに拡大投影する。
すなわち、投射部1では、光源ランプ12から照射された光はカラーホイール13によりR、G、Bの何れかの単色光に切り換えられ、この単色光はDMD14により変調され、変調された光学像が投射レンズ15及びズームレンズ16によってスクリーンに拡大投影されることとなる。
撮影手段としての撮影部2は、撮影レンズ21と、イメージセンサ22と、撮影用信号処理部23と、を備えて構成され、投射部1により投射された投射映像を、撮影レンズ21を介して撮影する撮影手段として機能する。
具体的には、撮影レンズ21は、投射部1によりスクリーンに投射された投射映像を取り込む。イメージセンサ22は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子で構成され、撮影レンズ21により取り込まれた映像を撮像する。撮影用信号処理部23は、イメージセンサ22から出力されるアナログ映像信号をディジタル化し、映像データを生成する。すなわち、撮影部2では、撮影レンズ21を介して取り込まれた入射光に基づく映像が、イメージセンサ22により撮像され、撮影用信号処理部23によりデータ化されることとなる。
具体的には、撮影レンズ21は、投射部1によりスクリーンに投射された投射映像を取り込む。イメージセンサ22は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子で構成され、撮影レンズ21により取り込まれた映像を撮像する。撮影用信号処理部23は、イメージセンサ22から出力されるアナログ映像信号をディジタル化し、映像データを生成する。すなわち、撮影部2では、撮影レンズ21を介して取り込まれた入射光に基づく映像が、イメージセンサ22により撮像され、撮影用信号処理部23によりデータ化されることとなる。
走行部3は、モータ31と、2個の駆動車輪32と、を備えて構成され、投射型プロジェクタ100を自走させる走行手段として機能する。また、2個の駆動車輪32のそれぞれに対応してモータ31を設けることで、2個の駆動車輪32の動作をそれぞれ独立して制御できるようにしている。
具体的には、モータ31は制御部6からの自走制御指令(正/逆の回転方向及び回転数(回転速度))を受けて駆動車輪32に動力を供給する。駆動車輪32は、モータ31からの動力を受け、投射型プロジェクタ100を所定の方向に自走させる。
例えば、片方の駆動車輪32だけを動作させることで、他方の駆動車輪32を中心として回転させることができ、すなわち、その場で方向転換させることができる。また、2個の駆動車輪32の回転速度を調整することで、走行しながらあらゆる方向に方向転換させることができ、これにより所定の方向に投射型プロジェクタ100を自走させることができる。
具体的には、モータ31は制御部6からの自走制御指令(正/逆の回転方向及び回転数(回転速度))を受けて駆動車輪32に動力を供給する。駆動車輪32は、モータ31からの動力を受け、投射型プロジェクタ100を所定の方向に自走させる。
例えば、片方の駆動車輪32だけを動作させることで、他方の駆動車輪32を中心として回転させることができ、すなわち、その場で方向転換させることができる。また、2個の駆動車輪32の回転速度を調整することで、走行しながらあらゆる方向に方向転換させることができ、これにより所定の方向に投射型プロジェクタ100を自走させることができる。
映像入力部4は、ディスクドライブ41と、メディア再生部42と、を備えて構成され、記憶メディアに記憶されている映像データを再生する再生手段として機能する。
具体的には、ディスクドライブ41は、ディスクトレイTに装着された記憶メディアから映像データを読み出し、メディア再生部42は、ディスクドライブ41により読み出された映像データに所定の信号処理(例えば、伸長・復号化処理等)を施し、処理後の映像データを投射部1に出力する。
本実施形態では、映像入力部4は、記憶メディアとしてDVD等のディスク状記憶媒体に記憶された映像データを再生可能としているが、例えば、USBメモリやメモリカード等を含む可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生可能に構成してもよい。また、外部の再生装置により再生された映像データを入力可能な構成としてもよい。
具体的には、ディスクドライブ41は、ディスクトレイTに装着された記憶メディアから映像データを読み出し、メディア再生部42は、ディスクドライブ41により読み出された映像データに所定の信号処理(例えば、伸長・復号化処理等)を施し、処理後の映像データを投射部1に出力する。
本実施形態では、映像入力部4は、記憶メディアとしてDVD等のディスク状記憶媒体に記憶された映像データを再生可能としているが、例えば、USBメモリやメモリカード等を含む可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生可能に構成してもよい。また、外部の再生装置により再生された映像データを入力可能な構成としてもよい。
リモコン装置8は、投射型プロジェクタ100の動作を指示するための複数の操作ボタンを有し、ユーザが所定の操作ボタンを操作することに応じて、対応する動作を指示するリモコン信号を出射する。本実施形態では、赤外線信号をリモコン信号としている。
また、リモコン装置8は、投射型プロジェクタ100をユーザの視聴位置まで移動させるための移動ボタン、及び視聴位置に移動させた投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで移動させるための戻るボタンを備えている。
また、リモコン装置8は、投射型プロジェクタ100をユーザの視聴位置まで移動させるための移動ボタン、及び視聴位置に移動させた投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで移動させるための戻るボタンを備えている。
ユーザは、リモコン装置8の所定の操作ボタンを操作することにより、投射型プロジェクタ100に、再生映像の投射/停止等の所定の動作を実行させることができる。また、リモコン装置8の移動ボタンを操作することにより、ユーザの視聴位置(リモコン装置8のある位置)まで自動的に投射型プロジェクタ100を移動させたり、戻るボタンを操作することで投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで移動させたりすることができる。
リモコン受光部5は、ドーム状凸部110aの側面に等間隔で設けられた4個の赤外線センサ5a〜5dを備えて構成され、リモコン装置8から出射された赤外線信号を受信する受信手段として機能する。赤外線センサ5a〜5dを図1、図2に示す形態で配置することにより、赤外線信号の到来方向にかかわらず、何れかの赤外線センサ5a〜5dにより赤外線信号を感知することが可能となっている。
記憶部7は、例えば、半導体メモリ等で構成され、リモコン装置8の移動ボタンが操作されることに伴い、投射位置からユーザの視聴位置まで投射型プロジェクタ100を移動させたときの走行に関する情報(例えば、回転角度、移動量)、すなわち投射型プロジェクタ100の移動した軌跡を記憶する記憶手段として機能する。この記憶部7に記憶された走行に関する情報を利用することで、投射型プロジェクタ100を自動で元の場所(投射位置)に戻すことができる。
制御部6は、例えば、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、ROM(Read Only Memory)63等を備えて構成され、投射型プロジェクタ100の各部を制御する。
具体的には、CPU61は、ROM63に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM62に展開して実行することにより、投射型プロジェクタ100全体の制御を行う。
RAM62は、CPU61により実行された処理プログラム等を、RAM62内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM63は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM63には、例えば、映像入力部4から入力された映像データに基づく映像をスクリーンに投射させるための投射プログラム63A、投射映像のピントを調
整するためのピント調整プログラム63B、投射型プロジェクタ100を所定の位置まで自走させるための自走制御プログラム63C、等が格納されている。
RAM62は、CPU61により実行された処理プログラム等を、RAM62内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM63は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM63には、例えば、映像入力部4から入力された映像データに基づく映像をスクリーンに投射させるための投射プログラム63A、投射映像のピントを調
整するためのピント調整プログラム63B、投射型プロジェクタ100を所定の位置まで自走させるための自走制御プログラム63C、等が格納されている。
例えば、CPU61は、ROM63に格納されている自走制御プログラム63Cを実行し、リモコン受光部5により自走制御のための赤外線信号が受信されることに基づいて、赤外線信号の受光方向、すなわちユーザの視聴位置の方向を特定する。さらに、この特定した方向に投射型プロジェクタ100を自走させるように走行部3(モータ31)を制御する。
上述したように、本実施形態の投射型プロジェクタ100は、映像の付加された投射光を、投射レンズ15を介して出射する投射部1と、リモコン信号(赤外線信号)を感知するリモコン受光部5と、投射型プロジェクタ100を自走させる走行部3と、リモコン受光部5により所定のリモコン信号が感知されることに伴い、このリモコン信号の受信方向を特定するとともに、特定された方向に向かって投射型プロジェクタ100が移動するように走行部3を制御する制御部6と、を備える。
かかる構成により、ユーザはリモコン装置8の移動ボタンを操作するだけで、現在の投射位置からユーザの視聴位置まで投射型プロジェクタ100を自動的に移動させることができる。これにより、投射型プロジェクタ100がユーザの視聴位置から離れた場所に設置された場合であっても、ユーザは視聴位置に居ながらにして記憶メディアを交換することができる。
かかる構成により、ユーザはリモコン装置8の移動ボタンを操作するだけで、現在の投射位置からユーザの視聴位置まで投射型プロジェクタ100を自動的に移動させることができる。これにより、投射型プロジェクタ100がユーザの視聴位置から離れた場所に設置された場合であっても、ユーザは視聴位置に居ながらにして記憶メディアを交換することができる。
次に、ユーザがリモコン装置8の移動ボタン又は戻るボタンを操作することに基づいて実行される自走制御処理について具体的に説明する。
図5、図6は、投射型プロジェクタ100において実行される自走制御処理の一例について示したフローチャートである。この自走制御処理は、CPU61がROM63内の自走制御処理プログラム63Cを実行することにより実現される。
まず、図5において、ステップS11では、リモコン受光部5において赤外線信号を感知したか判定し、赤外線信号を感知した場合はステップS12に移行する。一方、ステップS11で、リモコン受光部5において赤外線信号を感知していないと判定した場合は、ステップS12以降の処理は開始されない。
ステップS12では、感知した赤外線信号が、ユーザがリモコン装置8の移動ボタンを押下することにより出射される自走制御のための赤外線信号であるか判定する。そして、移動ボタンの操作を示す赤外線信号であると判定した場合はステップS13に移行し、移動ボタンの操作を示す赤外線信号でないと判定した場合は図6のステップS21に移行する。
つまり、リモコン受光部5により移動ボタンの操作を示す赤外線信号を感知したことを契機としてステップS13以降の処理が実行される。
つまり、リモコン受光部5により移動ボタンの操作を示す赤外線信号を感知したことを契機としてステップS13以降の処理が実行される。
ステップS13では、リモコン受光部5が感知した赤外線信号の光量を赤外線センサ5a〜5dごとに検出する。赤外線信号の受光方向、すなわち、ユーザの視聴位置によって、赤外線センサ5a〜5dで検出される受光量は異なるものとなる。
ステップS14では、赤外線センサ5a〜5dのそれぞれが感知した受光量の検出結果に基づいて、受光方向を算出する。
赤外線センサ5a〜5dは、図2に示すように配置されているので、例えば、赤外線センサ5a、5bの受光量の比率が1:1(5c、5dは0又は微量)だった場合、角θ(=90°)を等分する角度(45°)が赤外線信号の受光方向となる。また、赤外線センサ5a、5bの受光量を比較して、赤外線センサ5aでの受光量が多い場合はA軸寄りから、赤外線センサ5bでの受光量が多い場合はB軸寄りから赤外線信号が照射されていることとなる。
例えば、各赤外線センサ5a〜5dにおける受光量の比率と、対応する赤外線信号の受光方向とを関連付けてROM63に格納しておくことにより、赤外線センサ5a〜5dにおける受光量の検出結果に基づいて赤外線信号の受光方向を容易に特定することができる。
赤外線センサ5a〜5dは、図2に示すように配置されているので、例えば、赤外線センサ5a、5bの受光量の比率が1:1(5c、5dは0又は微量)だった場合、角θ(=90°)を等分する角度(45°)が赤外線信号の受光方向となる。また、赤外線センサ5a、5bの受光量を比較して、赤外線センサ5aでの受光量が多い場合はA軸寄りから、赤外線センサ5bでの受光量が多い場合はB軸寄りから赤外線信号が照射されていることとなる。
例えば、各赤外線センサ5a〜5dにおける受光量の比率と、対応する赤外線信号の受光方向とを関連付けてROM63に格納しておくことにより、赤外線センサ5a〜5dにおける受光量の検出結果に基づいて赤外線信号の受光方向を容易に特定することができる。
ステップS15では、ステップS14により算出された受光方向へと投射型プロジェクタ100を走行させるべく走行部3(モータ31)を制御し、投射型プロジェクタ100を方向転換する。
例えば、2個の駆動車輪32のうちどちらか片方を軸として固定し(回転させない)、他方の駆動車輪32のみを回転させることで、一方の駆動車輪を中心に方向転換させることができる。
例えば、2個の駆動車輪32のうちどちらか片方を軸として固定し(回転させない)、他方の駆動車輪32のみを回転させることで、一方の駆動車輪を中心に方向転換させることができる。
ステップS16では、モータ31を同じ回転速度で同じ方向に駆動させることにより、駆動車輪32に同一の回転動作をさせ、ステップS15で方向転換された方向に向かって投射型プロジェクタ100を直線走行させる。
ステップS17では、リモコン受光部5がいまだ赤外線信号を感知しているか否かを判定し、感知している場合は受光方向への走行をつづける。つまり、ユーザがリモコン装置8の移動ボタンを押下しつづけ、リモコン受光部5で赤外線信号を受光している間は、投射型プロジェクタ100は絶えず走行をつづけることになる。
このように、本実施形態では、リモコン受光部5が所定のリモコン信号を受信しているときにのみ投射型プロジェクタ100を走行させるようにしているので、ユーザは所望の位置まで容易に投射型プロジェクタ100を移動させることができる。
このように、本実施形態では、リモコン受光部5が所定のリモコン信号を受信しているときにのみ投射型プロジェクタ100を走行させるようにしているので、ユーザは所望の位置まで容易に投射型プロジェクタ100を移動させることができる。
一方、ステップS17で、例えば、ユーザがリモコン装置8の移動ボタンの押下を開放し、リモコン受光部5において赤外線信号が感知されなくなった場合には、ステップS18に移行する。
ステップS18では、モータ31の駆動を停止させ、投射型プロジェクタ100の走行を停止させる。
ステップS18では、モータ31の駆動を停止させ、投射型プロジェクタ100の走行を停止させる。
ステップS19では、ステップS15において方向転換したときの回転角度(例えば、右45°等)、及びステップS17で赤外線信号が感知されなくなるまでに移動した移動量(例えば、モータ31の駆動量(駆動方向を含む))を走行に関する情報として記憶部7に記憶する。ここで記憶された走行に関する情報は、後に投射型プロジェクタ100が自動で元の投射位置に戻る際の処理に用いられる。
ユーザによりリモコン装置8の移動ボタンが押下された場合(ステップS12で”Y”)は、ステップS12〜S19による自走制御処理が行われることとなる。
一方、ステップS12で、感知した赤外線信号が、移動ボタンの操作を示す赤外線信号でないと判定した場合は、図6のステップS21に移行する。
一方、ステップS12で、感知した赤外線信号が、移動ボタンの操作を示す赤外線信号でないと判定した場合は、図6のステップS21に移行する。
図6において、ステップS21では、感知した赤外線信号が、ユーザがリモコン装置8の戻るボタンを押下することにより出射される自走制御のための赤外線信号であるか判定する。そして、戻るボタンの操作を示す赤外線信号であると判定した場合はステップS22に移行し、戻るボタンの操作を示す赤外線信号でないと判定した場合は図5のステップS11に移行する。
つまり、リモコン受光部5により戻るボタンの操作を示す赤外線信号を感知したことを契機としてステップS22以降の処理が実行される。
つまり、リモコン受光部5により戻るボタンの操作を示す赤外線信号を感知したことを契機としてステップS22以降の処理が実行される。
ステップS22では、記憶部7に走行に関する情報が記憶されているか判定する。そして、記憶部7に走行に関する情報が記憶されていると判定した場合はステップS23に移行し、記憶部7に走行に関する情報が記憶されていないと判定された場合は図5のステップS11に移行する。
つまり、記憶部7に走行に関する情報が記憶されていない場合は、図5のステップS19の処理が実行されていないこととなり、投射型プロジェクタ100はユーザの視聴位置まで移動していないと判断できるので、戻るボタンの操作は無効なものとして処理するようにしている。
つまり、記憶部7に走行に関する情報が記憶されていない場合は、図5のステップS19の処理が実行されていないこととなり、投射型プロジェクタ100はユーザの視聴位置まで移動していないと判断できるので、戻るボタンの操作は無効なものとして処理するようにしている。
ステップS23では、記憶部7に記憶されている走行に関する情報を読み出す。
ステップS24では、読み出された走行に関する情報に含まれる移動量(モータ31の駆動量)に基づいて、投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで直線走行させる。例えば、モータ31を前記駆動量分だけ逆方向に駆動させることで投射型プロジェクタ100を逆走させ、元の位置に戻すことができる。
この場合、投射型プロジェクタ100の停止位置は元の投射位置と決まっているので、戻るボタンを押しつづけることにより、赤外線信号を照射されつづけたとしても、元の位置まで走行した時点で走行は停止する。
ステップS24では、読み出された走行に関する情報に含まれる移動量(モータ31の駆動量)に基づいて、投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで直線走行させる。例えば、モータ31を前記駆動量分だけ逆方向に駆動させることで投射型プロジェクタ100を逆走させ、元の位置に戻すことができる。
この場合、投射型プロジェクタ100の停止位置は元の投射位置と決まっているので、戻るボタンを押しつづけることにより、赤外線信号を照射されつづけたとしても、元の位置まで走行した時点で走行は停止する。
次に、ステップS25では、走行に関する情報に含まれる回転角度(例えば、右45°等)に基づいて、投射型プロジェクタ100を方向転換する。例えば、図5のステップS15で右45°方向転換された場合は、左45°方向転換することとなる。
ステップS26では、走行部3を制御して、投射型プロジェクタ100の位置を調整することで位置合わせを行う。具体的には、この位置合わせ処理は、図7に示すフローチャートに従って実行される。
図7は、投射型プロジェクタ100の位置合わせ処理の一例について示したフローチャートである。また、図8は、投射部1によりマーク画像を有する映像をスクリーンに投射した状態の一例を示す説明図である。
図7において、ステップS31では、投射部1にマーク画像TMを含む映像を投射させる。マーク画像TMは、白い部分と黒い部分とが交互に配置された円形のマークである。このマーク画像TMの画像データ又はマーク画像TMを含む映像の画像データは、例えば、ROM63に予め格納されている。
次いで、図7のステップS32では、スクリーンに投射されたマーク画像TMを含む映像を、撮影レンズ21を介して取り込んで、取り込んだ映像をイメージセンサ22で撮像し、撮像した映像の中からマーク画像TMが表示された部分の抽出およびマーク画像TMの認識を行う。
ステップS33では、イメージセンサ22により撮像された映像データから、マーク画像TMのそれぞれについて、白部分(明るい部分)の面積と黒部分(暗い部分)の面積を算出し、これらの面積比を演算する。
ステップS34では、演算された面積比(白黒比率)がほぼ50:50になっているか否かを判定し、ほぼ50:50である場合には、投射型プロジェクタ100の投射位置が元の位置になっていると判断して、位置合わせ処理を終了する。
一方、ステップS34でマーク画像TMの白黒比率が50:50から所定量外れていると判定した場合は、走行部3を制御して、投射型プロジェクタ100の位置を所定量だけ変位させる(ステップS35)。そして、ステップS33〜S35の処理を繰り返すことで、投射型プロジェクタ100の投射位置を調整する。
この位置合わせ処理は、走行部3により投射型プロジェクタ100の投射位置をおおまかに合わせるための処理であり、投射映像のピントまで正確に合わせるためのものではない。すなわち、演算された面積比がちょうど50:50になるようにピントを調整することは困難であるため、面積比が所定の範囲内にある場合に投射位置は合っているとみなすようにしている。
このように、制御部6は、撮影部2により取得された撮影画像(マーク画像)に基づいて走行部3を制御することにより、投射型プロジェクタ100の位置合わせを行う。
投射型プロジェクタ100は、投射位置からユーザの視聴位置まで移動され、再度元の投射位置に戻るため、投射位置とユーザの視聴位置を往復する間にずれが生じることもあるが、ステップS26(図7のフローチャート)の位置合わせによりこのずれを解消することができる。
さらに、上記位置合わせ処理と同様に、投射したマーク画像を撮影し、撮影したマーク画像の解析結果に基づいて投射レンズ15及びズームレンズ16を変位させることで、ピント合わせ処理やズーム処理を行うようにしてもよい。
投射型プロジェクタ100は、投射位置からユーザの視聴位置まで移動され、再度元の投射位置に戻るため、投射位置とユーザの視聴位置を往復する間にずれが生じることもあるが、ステップS26(図7のフローチャート)の位置合わせによりこのずれを解消することができる。
さらに、上記位置合わせ処理と同様に、投射したマーク画像を撮影し、撮影したマーク画像の解析結果に基づいて投射レンズ15及びズームレンズ16を変位させることで、ピント合わせ処理やズーム処理を行うようにしてもよい。
図6に戻り、ステップS27では、記憶部7に記憶されている走行に関する情報をクリアする。これにより、リモコン装置8の戻るボタンが操作されたときに誤動作が生じるのを防止している。
投射型プロジェクタ100がユーザの視聴位置まで移動された後、ユーザによりリモコン装置8の戻るボタンが押下された場合(ステップS21,S22で”Y”)は、ステップS23〜S27による自走制御処理が行われることとなる。すなわち、記憶部7に記憶させた事前の走行に関する情報を利用することで、投射型プロジェクタを元の位置まで自動で戻すようにしている。
上述したように、本実施形態では、ユーザがリモコン装置8の移動ボタンを操作することに伴い、投射型プロジェクタ100はユーザの視聴位置(赤外線信号の受光方向)に向けて走行を開始する。そして、ユーザが移動ボタンの操作を開放することに伴い、投射型プロジェクタ100は停止する。
これにより、ユーザは、リモコン装置8の移動ボタンを操作するという極めて簡単な操作により、投射型プロジェクタ100を所望する位置(例えば、ユーザの手が届く位置)まで自動的に移動させることができる。
これにより、ユーザは、リモコン装置8の移動ボタンを操作するという極めて簡単な操作により、投射型プロジェクタ100を所望する位置(例えば、ユーザの手が届く位置)まで自動的に移動させることができる。
また、投射型プロジェクタ100をユーザの視聴位置まで移動させて記憶メディアを交換した後、ユーザがリモコン装置8の戻るボタンを操作することに伴い、投射型プロジェクタ100は元の投射位置に向けて走行を開始し、元の投射位置で停止する。
これにより、ユーザは、リモコン装置8の戻るボタンを操作するという極めて簡単な操作により、投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで自動的に移動させることができる。
また、投射したマーク画像を撮影し、この撮影画像を解析することにより位置合わせを行うので、投射型プロジェクタ100を元の投射位置に正確に戻すことができる。
これにより、ユーザは、リモコン装置8の戻るボタンを操作するという極めて簡単な操作により、投射型プロジェクタ100を元の投射位置まで自動的に移動させることができる。
また、投射したマーク画像を撮影し、この撮影画像を解析することにより位置合わせを行うので、投射型プロジェクタ100を元の投射位置に正確に戻すことができる。
したがって、本実施形態の投射型プロジェクタ100によれば、投射位置がユーザの視聴位置から離れている場合であっても、ユーザは視聴位置に居ながらにして記憶メディアを交換することができる。
以上、本発明に係る投射型映像表示装置について、実施の形態に基づいて具体的に説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。すなわち、本発明の技術的範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態では、リモコン信号として赤外線を使用した場合について例示したが、例えば、レーザーポインタのような指向性の高い光信号を使用しても良い。この場合、リモコン受光部の数を増やす(例えば、八方向)ことで、リモコン受光部における受光量を比較することなく、容易にリモコン信号の受信方向(利用者の視聴位置)を特定することができる。
また、その他種々の無線信号を用いることができる。
また、その他種々の無線信号を用いることができる。
また、赤外線センサ5a〜5dを配したリモコン受光部5をドーム状に設ける構成を例示したが、本体ケース110の四側面や上面の四隅に赤外線センサ5a〜5dを配した構成をとっても良い。
また、走行手段として2個の駆動車輪32L、32Rと補助車輪33を使用した場合について例示したが、例えば、キャタピラ(登録商標)のような無限軌道を使用しても良い。
また、上記実施形態では、方向転換と直線走行を別処理として扱っているが、同時に処理を行わせてもよい。すなわち、投射型プロジェクタ100を方向転換させながら走行させることも可能である。
また、上記実施形態では、方向転換と直線走行を別処理として扱っているが、同時に処理を行わせてもよい。すなわち、投射型プロジェクタ100を方向転換させながら走行させることも可能である。
1 投射部
11 投射用信号処理部
12 光源ランプ
13 カラーホイール
14 DMD
15 投射レンズ
16 ズームレンズ
2 撮影部
21 撮影レンズ
22 イメージセンサ
23 撮影用信号処理部
3 走行部
31 モータ
32 駆動車輪
4 映像入力部
41 ディスクドライブ
42 メディア再生部
5 リモコン受光部
6 制御部
61 CPU
62 RAM
63 ROM
7 記憶部
8 リモコン
100 投射型プロジェクタ
11 投射用信号処理部
12 光源ランプ
13 カラーホイール
14 DMD
15 投射レンズ
16 ズームレンズ
2 撮影部
21 撮影レンズ
22 イメージセンサ
23 撮影用信号処理部
3 走行部
31 モータ
32 駆動車輪
4 映像入力部
41 ディスクドライブ
42 メディア再生部
5 リモコン受光部
6 制御部
61 CPU
62 RAM
63 ROM
7 記憶部
8 リモコン
100 投射型プロジェクタ
Claims (7)
- 映像の付加された投射光を、投射レンズを介して出射する投射手段と、
リモコン信号を感知する受信手段と、
装置本体を自走させる走行手段と、
前記受信手段により所定のリモコン信号が感知されることに伴い、前記所定のリモコン信号に基づいて、このリモコン信号の受信方向を特定するとともに、前記特定された方向に向かって装置本体が移動するように前記走行手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。 - 可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段を備え、
前記投射手段は、前記再生手段から出力された映像の付加された投射光を出射することを特徴とする請求項1に記載の投射型映像表示装置。 - 前記受信手段は、リモコン信号としての赤外線信号を感知する複数の受光部で構成され、
前記制御手段は、前記複数の受光部のそれぞれにおいて受光された赤外線信号の受光量を比較することにより、前記赤外線信号の受信方向を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型映像表示装置。 - 前記制御手段は、前記受信手段が前記所定のリモコン信号を受信しているときにのみ装置本体を走行させるように前記走行手段を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の投射型映像表示装置。
- 装置本体を移動させたときの走行に関する情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記受信手段により前記所定のリモコン信号が受信されたことに伴い、第1地点から第2地点まで装置本体を移動させたときの、走行に関する情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段に記憶された走行に関する情報に基づいて前記走行手段を制御することにより、装置本体を前記第2地点から前記第1地点に移動させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の投射型映像表示装置。 - 前記投射手段により投射された投射映像を、撮影レンズを介して撮影する撮影手段を備え、
前記制御手段は、装置本体を前記第1地点に移動させた後、前記撮影手段により取得された撮影画像に基づいて走行手段を制御することにより、装置本体の位置合わせを行うことを特徴とする請求項5に記載の投射型映像表示装置。 - 映像の付加された投射光を、投射レンズを介して出射する投射手段と、
リモコン信号としての赤外線信号を感知する複数の受光部と、
装置本体を自走させる走行手段と、
可搬型記憶媒体に記憶されている映像データを再生する再生手段と、
装置本体を移動させたときの走行に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記投射手段により投射された投射映像を、撮影レンズを介して撮影する撮影手段と、
前記複数の受光部により所定の赤外線信号が感知されることに伴い、前記所定の赤外線信号に基づいて、この信号の受信方向を特定するとともに、前記特定された方向に向かって装置本体が移動するように前記走行手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記複数の受光部のそれぞれにおいて受光された赤外線信号の受光量を比較することにより、前記赤外線信号の受信方向を特定し、
前記複数の受光部のいずれかが前記所定のリモコン信号を受信しているときにのみ装置本体を走行させるように前記走行手段を制御し、
第1地点から第2地点まで装置本体を移動させたときの、走行に関する情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段に記憶された走行に関する情報に基づいて前記走行手段を制御することにより、装置本体を前記第2地点から前記第1地点に移動させ、
装置本体を前記第1地点に移動させた後、前記撮影手段により取得された撮影画像に基づいて走行手段を制御することにより、装置本体の位置合わせを行うことを特徴とする投射型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007192150A JP2009031338A (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 投射型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007192150A JP2009031338A (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 投射型映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009031338A true JP2009031338A (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=40401945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007192150A Pending JP2009031338A (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 投射型映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009031338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137450A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Canon Inc | 投写型表示装置 |
CN112118432A (zh) * | 2019-06-20 | 2020-12-22 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示装置、全息投影装置、系统、方法、设备及介质 |
-
2007
- 2007-07-24 JP JP2007192150A patent/JP2009031338A/ja active Pending
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