JP2009030949A - 流体加熱要素を主に目的としたスパイラルインサート - Google Patents
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Abstract
【課題】スパイラルが加熱時に振動しはじめ、望ましくない可聴影響を発生させない。
【解決手段】たとえば、テフロン(登録商標)で作られる、オイルスペースヒータ等の流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサートであって、この背景は、U字形スパイラルの隔てられたパーツ間に配置されたインサートを使用することにある。このインサートがH字形の場合、スパイラルを受ける溝は、スパイラルの断面に対応する形状の窪みである。
【選択図】図1
【解決手段】たとえば、テフロン(登録商標)で作られる、オイルスペースヒータ等の流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサートであって、この背景は、U字形スパイラルの隔てられたパーツ間に配置されたインサートを使用することにある。このインサートがH字形の場合、スパイラルを受ける溝は、スパイラルの断面に対応する形状の窪みである。
【選択図】図1
Description
本発明は、オイルスペースヒータ等の流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサートに言及し、好ましくは、インサートはテフロン(登録商標)で作られる。
現在、電気加熱スパイラルを有する流体加熱要素には、種々の設計のスパイラルが設けられている。このスパイラルの設計が長いほど、または細い場合ほど変形を受けやすく、変形は、加熱要素の内壁へのもたれかかりに繋がり、または1つのスパイラルのいくつかの外表面が互いに接触することになり得る。他の場合では、スパイラルが加熱時に振動しはじめ、望ましくない可聴影響を発生させ得る。別の望ましくない影響としては、移動中のスパイラルの自由端部の振動が挙げられ、これはスパイラルまたはフランジの表面に見られる溶接箇所にダメージを与え得る。上記の望ましくないいかなる影響も発生しないようにするために、加熱要素の対向端部に、スパイラル自由端部を支持するリリーフブラケットが設けられる。しかし、このように考え出されたスパイラル自由端部のリリーフブラケットには、リリーフブラケットを製造してスパイラル本体に組み付ける際に発生するコスト増大が付随する。スパイラルの変形、すなわち湾曲をなくすオプションの設計は、加熱要素の両側に取り付けられた短めのスパイラルを使用することを含むが、これも等しくコストの増大を免れないにも関わらず、このような設計は偶発的な振動をなくすことができない。
本発明による設計は上記解決策の欠陥をなくし、新規設計の背景は、U字形スパイラルのパーツ間に配置された少なくとも1つのインサートを使用することに基づく。このスパイラルはH字形であるが、スパイラルを配置するための溝はスパイラルの断面に対応する形状を有して窪む。2つの基部間の距離は、加熱要素の内部開口に対応する。スパイラルと加熱要素壁との間の遊びは、スパイラルが加熱要素の内壁に接触せず、ひいては加熱要素およびスパイラルの外被にダメージを与えない直立要素のサイズにより提供される。各2つの隣接する直立部の間には、離間したスパイラル外表面が互いに接触するのを防ぐブリッジがあり、ギャップの幅はブリッジの厚さにより付与される。インサートは、非導電性材料で作られ、この材料の物理特性は温度変化による影響を受けないものである。スパイラルインサートの好ましい材料はテフロン(登録商標)である。
U字形スパイラルのパーツ間に、少なくとも1つのインサートが導入される。このインサートはH字形状を有するのに対して、インサートを配置するための溝1は、スパイラルの横断面に対応する形状を有して窪む。2つの各基部2の間の距離3は、加熱要素の内のり寸法に等しい。スパイラルと加熱要素の壁との間の遊びは、スパイラルが加熱要素の内壁に接触しないようにする役割を果たす直立部4のサイズにより提供される。2つの隣接する各直立部4の間には、スパイラルの離間した外表面が相互に接触しないようにするブリッジ5があり、ギャップの幅はブリッジの厚さにより提供される。インサートは非導電性材料で作られ、この材料の物理特性は温度変化による影響を受けないものである。スパイラルインサートに好ましい材料はテフロン(登録商標)である。
オイルスペースヒータ等の流体加熱要素との併用を主に目的とするスパイラルインサートは、たとえば、好ましくはテフロン(登録商標)で作られ、スパイラルが加熱要素エンクロージャに相互に接触せず、また、スパイラルの離間された外表面が互いに接触しないように、組み立てプロセス中にスパイラルの予め定められた位置に配置される。この設計では、スパイラル自体のスコーチまたはダメージによる加熱要素エンクロージャの破壊を防ぐことができる。さらに、インサートは、加熱中および冷却中にスパイラルの振動および不快なノイズの発生を防ぐ。さらなる利点は、顧客への搬送中に、スパイラルが望ましくない振動を受けず、ひいてはいかなる偶発的なダメージも受けないことである。
Claims (3)
- 流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサートであって、U字形のスパイラルのパーツ間に、少なくとも1つのインサートが導入され、このインサートはH字形であるのに対して、前記スパイラルを受ける溝(1)は前記スパイラルの断面に対応する形状を有して窪み、さらに、2つの各基部(2)の間の寸法(3)は前記加熱要素の内のり寸法に対応し、前記スパイラルと加熱要素壁との間隔は、前記スパイラルが前記加熱要素の内壁に接触しないようにする直立部(4)のサイズにより提供され、前記直立部(4)の間には、前記スパイラルの前記離間された外表面が互いに接触しないようにするブリッジ(5)があり、前記スパイラルの前記隔てられたパーツ間のギャップは前記ブリッジの厚さ(5)により提供されることを特徴とする流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサート。
- 温度変動に関して安定した物理特性を有する非導電性材料で作られることを特徴とする、請求項1に記載の流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサート。
- テフロン(登録商標)で作られることを特徴とする、請求項1および2に記載の流体加熱要素との併用に向けて主に設計されたスパイラルインサート。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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SK50009-2007A SK287840B6 (sk) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | Spiral insert particularly of fluid heating element |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007301074A Pending JP2009030949A (ja) | 2007-07-26 | 2007-11-20 | 流体加熱要素を主に目的としたスパイラルインサート |
Country Status (3)
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SK (1) | SK287840B6 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2218630A2 (en) | 2009-02-13 | 2010-08-18 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Riding work vehicle |
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2007
- 2007-07-26 SK SK50009-2007A patent/SK287840B6/sk not_active IP Right Cessation
- 2007-11-20 JP JP2007301074A patent/JP2009030949A/ja active Pending
-
2008
- 2008-01-17 SE SE0800109A patent/SE0800109L/xx not_active Application Discontinuation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2218630A2 (en) | 2009-02-13 | 2010-08-18 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Riding work vehicle |
Also Published As
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