JP2009030731A - ショックアブソーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダ端部からピストンロッドが突出する部分をシールするシール部分に溜まる塵埃を低減可能なショックアブソーバ1を提供する。
【解決手段】バンパスプリング10の下端部2bを、グランドパッキン11を介して、シリンダ2の上端部2aに拘束させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車輪側と車体側との間に配置して、バンパスプリングで作動ストローク量を制限するショックアブソーバに関する。
バンパスプリングを備えたショックアブソーバとしては、例えば特許文献1に記載されるものがある。このショックアブソーバでは、シリンダから上方にピストンロッドが突出し、そのピストンロッドの上端部を、車体側取付け部材を介して車体に取り付ける。また、上記ピストンロッドの外周にバンパスプリングを配置している。そのバンパスプリングの上端部を、上記車体側取付け部に設けた保持金具に対し嵌合によって組み付ける。なお、ピストンロッドの上部位置に直接バンパスプリングを固定する場合もある。
そして、ショックアブソーバのストロークによって、シリンダの端部に設けられたグランドパッキン(アブソーバプレート)にバンパスプリングが接近して当接することで、当該バンパスプリングは圧縮して反力を発生する。これによって、ショックアブソーバの作動ストロークを弾性的に制限する。
特開2003−194135号公報
しかし、バンパスプリングが、ショックアブソーバのストロークと共に下降してシリンダに接近し、グランドパッキンに当接する際、グランドパッキン周辺等にある塵埃を、その直下に位置するシール側に移動させるおそれがある。このことは、シリンダ上端部とピストンロッドとの間をシールするシール部分に塵埃が溜まる原因となる。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、シリンダ端部からピストンロッドが突出する部分をシールするシール部分に溜まる塵埃を低減可能なショックアブソーバを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明のショックアブソーバは、バンパスプリングをシリンダ側に連結することを特徴とする。
本発明によれば、ショックアブソーバでストロークする際に、バンパスプリングが、シリンダ端部に向けて移動して当接することがない。この結果、そのようなバンパスプリングの移動に伴って生じる現象である、塵埃をシリンダ端部側に移動させることを回避することが出来る。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態についてのショックアブソーバを示す模式図である。
(構成)
ショックアブソーバ1の構成を説明する。図1及び図2に示すように、軸を上下に向けたシリンダ2内をピストン3で上下の室に区画する。そのピストン3にピストンロッド4の下端部が連結する。そのピストンロッド4は、上室内を上方に延在し、シリンダ2の上端部2aから上方に延びている。シリンダ2の上端部2aには、ピストンロッド4が貫通する貫通穴2cが開口している。また、その貫通穴2cとピストンロッド4外周面との間をシールするシール部材5を配置している。
また、シリンダ2の下端部2bには、ブッシュ等からなる下側取付けブラケット29を設けてある。その下側取付けブラケットを、不図示のアクスルやサスペンションリンク等のサスペンション部品に取り付ける。
上記ピストンロッド4の上端部2aにブッシュなどからなる上側取付けブラケット6を取り付け、その上側取付けブラケット6を車体7にボルト締結する。
ここで、ピストンロッド4の上端部2aにはバンパスプリングカップ8を取り付けている。そのバンパスプリングカップ8の外周側には、ダストカバー9の上端部が連結している。ダストカバー9は、突出したピストンロッド4及びシリンダ2上部の外周を覆う蛇腹状の部材であって、ダストカバー9の下端部をシリンダ2に固定している。
上記ピストンロッド4の外周に、バンパスプリング10を配置する。バンパスプリング10は、ピストンロッド4に沿った方向に軸を向けた、円筒状の弾性体である。
上記シリンダ2の上端部2aに、弾性体からなるグランドパッキン11を設けている。グランドパッキン11は、図2及び図3に示すように、パッキン本体12、下側張出部13、立上り部14、及び凸部15を備える。
パッキン本体12は、シリンダ2の上端面とバンパスプリング10の下端面との間に位置する。そのパッキン本体12は、円板状の部材であり、その中央部にピストンロッド4を遊挿可能な貫通穴12aを有する。そのパッキン本体12の外径は、シリンダ2の径よりも大きい。つまりパッキン本体12は、シリンダ2の上端部2aよりも横方向に張り出す張出部がある。
そのパッキン本体12の張出部全周から下方に向けて下側張出部13が張り出している。下側張出部13は、シリンダ2側面の輪郭に倣った形状、例えば断面円形の筒形状となっている。その下側張出部13の内径は、シリンダ2の外径よりも若干小さく設定してある。すなわち締代を設けておく。そして、その下側張出部13内にシリンダ2の上端部2aを相対的に圧入することで、グランドパッキン11をシリンダ2の上端部2aに拘束状態で取り付ける。
また、上記パッキン本体12の張出部全周から上方に向けて立上り部14が立ち上がっている。その立上り部14は筒形状となっていて、その内径は、上方に向かうにつれて徐々に小さくなっている。また、その円筒状の立上り部14の内径は、バンパスプリング10の外径よりも若干小さく設定してある。すなわち締代を設けておく。そして、その立上り部14内にバンパスプリング10の下端部2bを圧入することで、グランドパッキン11にバンパスプリング10を組み付ける。これによって、バンパスプリング10は、グランドパッキン11を介してシリンダ2に拘束されて、ピストンロッド4と共にストロークすることが無い。なお、立上り部14の内径面に複数の突起を設け、複数の突起をバンパスプリング10内に食い込ませても良い。
また、パッキン本体12における貫通穴12a周縁部全周から上方に立ち上がる凸部15を備える。その凸部15は、バンパスプリング10の内径よりも内側に配置していて、バンパスプリング10の内径面10a内の空間Sに突出している。その凸部15は円周方向に延在して円筒形状をしている。ただし、凸部15の外径面は、上方に向かうにつれて小径となるように設定されている。すなわち、凸部15は、上部では相対的にバンパスプリング10の内径面10aとの径方向隙間が大きい。
また本実施形態のパッキン本体12の上面12bは、グランドパッキン11をシリンダ2の上端部2aに取り付けた状態で、中心側(凸部15側)よりも外径側(立上り部14側)が低くなるようなテーパが付いた傾斜面としてある。そのパッキン本体12の上面12bには、凸部15位置から外周側に延びる排出溝16が形成してある。その排出溝16に連通して上記立上り部14の形成位置を貫通する排出穴17を有する。排出溝16は、外径側に向けて徐々に低くなっている。この排出溝16と排出穴17で塵埃及び水を排出するための第1排出経路18を構成する。ここで、平面図である図3(a)に示すように、排出溝16の進路の向きと排出穴17の向きとを変えることで、第1排出経路18の延在方向途中部分に、進路の向きを変更する方向変更部分を形成する。ここで、上記排出溝16と排出穴17とで構成する第1排出経路18は2以上あっても良い。
また、上記パッキン本体12の下面12cにも、貫通穴位置から外周側に延びる第2排出溝19が形成してある。さらに、下側張出部13の内径面に、上記第2排出溝19に連通する位置から下方に延びる第3排出溝20を設けている。この第2排出溝19と第3排出溝20が第2排出経路21を構成する。この第2排出経路21では、第2排出溝19と第3排出溝20とで進路が折れ曲がることで方向変更部分を形成している。
ここで、上記バンパスプリングカップ8の内周側は、バンパスプリング10の上端面と対向していて、その対向部分に弾性体からなるラバーシート22が被着している。
ここで、シリンダ2の上端部2aがバンパ側端部を構成する。グランドパッキン11が連結部材を構成する。パッキン本体12が連結部本体を構成する。立上り部14がバンパ拘束部を構成する。第1排出経路18及び第2排出経路21が連通路を構成する。下側張出部13が組付け部を構成する。バンパスプリングカップ8の内周側が移動規制部を構成する。ラバーシート22が弾性体を構成する。
(動作)
車輪のバウンド・リバウンドに応じてシリンダ2が上下に移動する。つまり、ピストン3が上下にストロークする。シリンダ2が上方の所定量だけ相対変位すると、図4の(a)→(b)→(c)のように、バンパスプリング10の上端部2aが、ラバーシート22を介してバンパスプリングカップ8に当接することで、バンパスプリング10が圧縮変形して縮まり反力を発生する。これによって、ショックアブソーバ1の作動ストロークを弾性的に制限する。
次に、上方からバンパスプリング10の内径面10a内の空間Sに塵埃や水が侵入した場合を想定する。
バンパスプリング10の内径面10a内の空間Sに侵入した水や塵埃は、バンパスプリング10の内径面10aに沿って下方に移動し、更に、グランドパッキン11の凸部15外径面に案内されて落下して、パッキン本体12の上面12bに移動する。パッキン本体12の上面12bに移動した塵埃や水は、適宜、第1排出経路18を構成する排出溝16および排出穴17を通じて外部空間に排出される。なお、パッキン本体12の上面12bに移動した塵埃や水は、凸部15によって貫通穴12a側に移動することを防止している。
また、グランドパッキン11の凸部15の外径面に移動しない塵埃や水は、凸部15の内径面とピストンロッド4との間を通じてシリンダ2の上端面に移動する。このシリンダ2の上端面側に移動した塵埃や水は、第2排出経路21を通じて外部空間に排出可能となっている。
ここで、図4(c)のように、バンパスプリング10が上下方向に圧縮することは、バンパスプリング10内の空気も圧縮されて内圧が高くなり、上記排出効果が高くなる。
(効果)
(1)バンパスプリング10を、グランドパッキン11を介してシリンダ2に連結する。これによって、バンパスプリング10は、ピストンロッド4と共に上下に移動することがなくなる。つまり、バンパスプリング10はシリンダ2と一体となって移動することから、バンパスプリング10がシリンダ2の上端部2aやグランドパッキン11を叩くことが無くなる。この結果、グランドパッキン11周囲の塵埃を、シリンダ2の上端部2aとピストンロッド4外周面をシールするシール部材5側に押し込むことを防止できる。シール部材5に塵埃が溜まり、ピストンロッド4のストロークに伴って塵埃がシール部分に入り込むと、シール効果の低下の一因となるおそれがある。
(2)また、バンパスプリング10がグランドパッキン11に所定の荷重をもって衝突することが無くなる。この結果、バンパスプリング10のグランドパッキン11への噛み込みがなくなり、バンパスプリング10の耐久性向上に繋がる。また、補強用樹脂リングを廃止して部品点数の削減を図ったり、グランドパッキン11の抜け予防策を廃止したりすることに繋がる。
(3)バンパスプリング10はシリンダ2と一体に移動して両者の間での相対移動がなくなる。このため、バンパスプリング10のピストンロッド4との干渉が発生し難くなる。干渉すると、こすれ音が発生する。
(4)バンパスプリング10は、シリンダ2の上端部2aつまりシール部材5を覆って上方に延在することで、塵埃や水が、シール部材5の位置に侵入し難くなる。
(5)グランドパッキン11の外周側に立上り部14を形成することで、バンパスプリング10をシリンダ2の上端部2aに拘束することが可能となる。このとき、立上り部14の内径を上方に向けて縮径させて、立上り部14がバンパスプリング10側面に食い込ませることで、バンパスプリング10が立上り部14から更に外れ難くなる。
(6)グランドパッキン11内周側に壁となる凸部15を設けている。これによって、バンパスプリング10内に侵入した塵埃や水は、第1排出経路18を有するパッキン上面12b側に誘導されやすくなる。つまり、塵埃や水は、シリンダ2とピストンロッド4とのシール部分へ達し難くなる。
(7)パッキン本体12の上面12bにテーパを形成している。このため、パッキン本体12に載った水や塵埃は外周側に移動し易くなり、第1排出経路18を通じて外部に排出され易くなる。
また、外周側が低いことは、逆に、外部からの塵埃や水の浸入を低減する役割も有する。
(8)またこのとき、第1排出経路18を設けることで、侵入した塵埃や水を排出し易くなる。特に、外部側に向けて低くなるように傾斜をつけることでより排出し易くなっている。
(9)シール部分側に塵埃や水が侵入したとしても、第2排出経路21によって排出可能となっている。
(10)また、第1排出経路18の延在方向途中部分に方向変更部分を設けている。これによって、外部から第1排出経路18を通じて塵埃や水の浸入を予防する。第2排出経路21についても、第3排出溝部20を下方に延ばすことで方向変更部分を設けて、外部から第1排出経路18を通じて塵埃や水の浸入を予防する。
(11)バンパスプリング10が当接する部分にラバーシート22を設けることで、バンパスプリング10が当接することによる衝撃を、弾性体であるラバーシート22で緩和してピストンロッド4の揺動を小さくする。
(変形例)
(1)上記構成では、下側張出部13を筒状に形成する場合を例示した。下側張出部13は、周方向に沿って所定間隔ごとに設けるようにしても良い。また、より確実に止めるために下側張出部13をシリンダ2側に押し付けるためのスナップリング等を設けても良い。
(2)同様に、立上り部14についても、筒形状に限定されず、周方向に沿って所定間隔ごとに設けるようにしても良い。また、より確実に止めるために立上り部14をバンパスプリング10側に押し付けるためのスナップリング等を設けても良い。
(3)また、上記説明では連結部材をグランドパッキン11で構成している。連結部材は、樹脂製でも金属製であっても良い。連結部材は、シリンダ2にバンパスプリング10を組み付けて拘束できるものであれば、上記のものに拘らない。
(4)第1排出経路18の進路の方向変更を横方向に進路変更するように構成する場合を例示した。これに併せて若しくはこれに替えて、例えば排出穴17の傾斜を排出溝16よりも急にして、方向変更部分を形成しても良い。なお、方向変更部分は複数箇所に設けても良い。
(5)また、上記実施形態では、少なくともパッキン本体12の部分に設ける連通路を、溝で構成する場合を例示したが、パッキン本体12部分の内部を通過する穴によって連通路を構成しても良い。要は、バンパスプリング10の内径面10aの空間Sと外部とを連通することが可能であれば良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記第1実施形態と同様な部品等について同一の符号を付して説明する。
(構成)
第2実施形態に基本構成は、図5に示すように、上記第1実施形態と同様である。ただし、バンパスプリング10のシリンダ2への取付け構造が異なる。
すなわち、第1実施形態では、パッキン本体12の外周側に立上り部14を設けているが、本実施形態では、図5のように、パッキン本体12の貫通穴12a側(内周側)に立上り部14を設けている。そして、立上り部14の外径面にバンパスプリング10の内径面10aを圧入させて組み付けて拘束する。
立上り部14は、筒状であっても良いし、周方向に沿って所定間隔を開けて設けても良い。
ここで、図5では、立上り部14の外径面に外径方向に突出する突起部14aを設け、その突起部14aをバンパスプリング10に食い込ませることで、より外れにくくしている。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
なお、例えば、上記立上り部14の外径面に上下に延びる第3の溝(不図示)を設け、第3の溝を第1排出路に連通する。
(効果)
(1)基本的な効果は、上記第1実施形態と同様である。
(2)バンパスプリング10を拘束する立上り部14を内周側に配置することで、当該バンパスプリング10を拘束するための立上り部14の厚さだけ突出する部分を省略することが可能となる。
(3)また、所定高さの立上り部14を内周側に配置することで、ピストンロッド4外周面との隙間が小さい部分が上下に長くなって、その分、塵埃が入り難くなる。
(変形例)
(1)上記立上り部14に替えて、図6のようにパッキン本体12の上面12bに突起部30を設けると共に、対向するバンパスプリング10の下端面に、上記突起部30を係止可能な凹部31を設けても良い。突起部30を凹部31に係止させることで、バンパスプリング10をグランドパッキン11に連結する。
上記突起部30は、周方向に沿って複数設けても良いし、周方向に沿って延びるように形成しても良い。
この場合には、バンパスプリング10の外径側及び内径側にバンパスプリング10を拘束する部分を設ける必要がない。最も、第1及び第2実施形態の立上り部14を適宜併用しても良い。
なお、図6では凸部15が省略されているが、凸部15があっても構わない。
また、拘束部として、パッキン本体12の上面12bに凹部を形成しバンパスプリング10の下端面に凹部に係止する突起部を設けても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記第1及び第2実施形態と同様な部品等について同一の符号を付して説明する。
(構成)
第3実施形態の基本構成は、上記第1実施形態と同様であるが、図7に示すように、グランドパッキン11を省略して、バンパスプリング10を直接シリンダ2に組み付ける点が異なる。
図7では、バンパスプリング10の本体10Aの下端部に、上記第1及び第2実施形態で例示したようなグランドパッキン形状の組付け部10Bを設けたものである。この組付け部10Bには、下方に延びる張出部10Baを有する。その張出部10Baは筒状となっていて、その張出部10Ba内にシリンダ2の上端部2aを圧入して組み付けて、バンパスプリング10をシリンダ2に拘束させる。
なお、上記組み付け部10Bに、第1及び第2実施形態で示したような、グランドパッキン11に形成した連通路を形成する。
その他の基本構成は、上記第1及び第2実施形態と同様である。
(効果)
(1)基本的な効果は、上記第1及び第2実施形態と同様である。
(2)本実施形態では、グランドパッキン11が不要となるので、その分、部品点数を削減することが可能となる。
本発明に基づく第1実施形態に係るショックアブソーバ1を示す図である。 本発明に基づく第1実施形態に係る部分拡大図である。 本発明に基づく第1実施形態に係るグランドパッキンを示す図である。 本発明に基づく第1実施形態に係る動作を示す図である。 本発明に基づく第2実施形態に係る構成を示す部分拡大図である。 本発明に基づく第2実施形態に係る構成の別例を示す部分拡大図である。 本発明に基づく第3実施形態に係る構成を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 ショックアブソーバ
2 シリンダ
4 ピストンロッド
5 シール部材
9 ダストカバー
10 バンパスプリング
10A 本体
10B 組付け部
11 グランドパッキン(連結部材)
12 パッキン本体(連結部本体)
13 下側張出部
14 立上り部(バンパ拘束部)
15 凸部
16 排出溝
17 排出穴
18 第1排出経路(連通路)
19 第2排出溝
20 第3排出溝
21 第2排出経路(連通路)
22 ラバーシート
30 突起部
31 凹部
S 空間

Claims (11)

  1. シリンダから突出するピストンロッド外周に筒状体からなるバンパスプリングを配置し、そのバンパスプリングでストローク量を制限するショックアブソーバであって、
    上記バンパスプリングを上記シリンダに連結したことを特徴とするショックアブソーバ。
  2. シリンダにおける上記バンパスプリング側のバンパ側端部に、バンパスプリングを連結するための連結部材を備え、
    上記連結部材は、上記パンパ側端部に固定されて当該バンパ側端部の端面とバンパスプリングとの間に介挿される連結部本体と、その連結部本体に設けられて上記バンパスプリングを拘束するバンパ拘束部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載したショックアブソーバ。
  3. 上記バンパ拘束部は、連結部本体からバンパスプリング側に立ち上がる立上り部を備え、その立上り部でバンパスプリングの側面を拘束することを特徴とする請求項2に記載したショックアブソーバ。
  4. 上記バンパ拘束部は、連結部本体におけるバンパスプリングの端面と対向する面に突起部若しくは凹部を形成すると共に上記バンパスプリングの端面に上記突起部若しくは凹部に係止する凹部若しくは突起部を設けることで構成することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載したショックアブソーバ。
  5. 上記連結部本体の内周側にはシリンダロッドを遊挿する貫通穴が開口し、その貫通穴周縁部からバンパスプリングの内径面内の空間に突出する凸部を備えることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載したショックアブソーバ。
  6. 上記連結部材に、バンパスプリングの内径面内の空間と外部空間とを連通する溝若しくは穴からなる1又は2以上の連通路を形成したことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載したショックアブソーバ。
  7. ピストンロッドがシリンダから上方に突出するショックアブソーバにおいて、
    上記連通路は、連結部本体のバンパスプリングと対向する面位置でバンパスプリング内径面内の空間に連通すると共に外部空間側に向かうにつれて徐々に低くなっていることを特徴とする請求項6に記載したショックアブソーバ。
  8. 上記連通路を、シリンダと対向する面に形成したことを特徴とする請求項6に記載したショックアブソーバ。
  9. 上記連通路の延在方向途中部分に、進路の向きを湾曲若しくは折れ曲がるように変更した方向変更部分を有することを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1項に記載したショックアブソーバ。
  10. 上記バンパスプリングに、シリンダ側に張り出して該シリンダの端部側面に当接する組付け部を設け、その組付け部によって、相対的にシリンダに対するバンパスプリングの移動を拘束することを特徴とする請求項1に記載したショックアブソーバ。
  11. ピストンロッドの先端部側に、バンパスプリングと対向して作動ストローク量を規制する移動規制部を設け、その移動規制部におけるバンパスプリングと対向する部分に弾性体を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載したショックアブソーバ。
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