JP2009030520A - 送風ファンおよび送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】共振に伴う異音の発生を抑制することができる送風ファンおよび送風機を提供する。
【解決手段】円筒形状のボス部(110)と、ボス部(110)の外周に放射状に設けられる複数のブレード(120)とを備える軸流式の送風ファンにおいて、ボス部(110)がブレード(120)を支持する強度であって複数のブレード(120)に対応するそれぞれのブレード支持剛性が、2種以上とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、送風ファンおよび送風機に関する。
従来の送風ファンとして、例えば特許文献1に開示された軸流式の送風機の送風ファンが知られている。
特開2005−106003号公報
近年、送風ファンの小型化・軽量化が求められており、送風ファンの厚さを薄くすることや軽い材質を用いることが行われているが、剛性が低下することで送風ファン作動時の振動や騒音が増加する傾向がある。
そこで、送風ファンのブレードを等ピッチに形成したり、シュラウドの導風部を全周略均一となるように設計したりして、流れを改善することで振動や騒音を低減する取り組みが行われている。しかし、電動機で発生するトルク変動の周波数が回転数に応じて変化し、ファンの共振周波数と一致した場合に特定の回転数で振動や騒音が増加する。
これは、送風ファンの回転駆動源である例えば電動モータに発生する振動が送風ファンのブレードに伝搬し、ブレードが特定の周波数(共振周波数)で共振してしまうためである。
特に、複数枚のブレードが全て共通の共振周波数を有する場合、電動機の回転数が徐々に上がって、オーバオール値(音圧レベル)も徐々に大きくなる際に、ある周波数においてオーバオール値が極端に増長してしまい、非常に耳障りであった。この点に着目すると、異音低減に関して更なる改善の余地が残されていた。
本発明は、上記問題に鑑み、共振に伴う異音の発生を抑制することができる送風ファンおよび送風機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、円筒形状のボス部(110)と、ボス部(110)の外周に放射状に設けられる複数のブレード(120)とを備える軸流式の送風ファンにおいて、ボス部(110)がブレード(120)を支持する強度であって複数のブレード(120)に対応するそれぞれのブレード支持剛性が、2種以上とされていることを特徴とする。
送風ファンの回転駆動源である例えば電動モータに発生する振動が送風ファンのブレード(120)に伝搬すると、ブレード(120)が特定の周波数(共振周波数)で共振して騒音を発生させる。特に、複数枚のブレード(120)が全て共通の共振周波数を有する場合、その周波数において音圧レベルが増長してしまい、非常に耳障りである。
本構成によれば、各ブレード(120)のブレード支持剛性が2種以上であって、すなわち、共振周波数も2種以上であるため、本送風ファンを送風機に適用した際に、ある特定の周波数で音圧レベルが増長することを回避して異音を低減することができる。
請求項2に記載の発明では、ボス部(110)の内側にはボス側リブ(113,115)が突出して周方向に配置形成されており、ボス側リブ(113,115)の、突出高さ、幅のうち少なくとも1つを周方向において不均一にすることでブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする。
本構成によれば、ボス側リブ(113,115)の突出高さや幅を周方向において不均一にすることで簡単にブレード支持剛性を2種以上とでき、好適な実施形態で異音を低減することができる。
請求項3に記載の発明では、ボス側リブ(113,115)は、ボス部(110)の内側に放射状に複数設けられている放射状リブ(115)であり、放射状リブ(115)が周方向に不等間隔に形成されることによってブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする。
本構成によれば、放射状リブ(115)の形成間隔を不等にすることで簡単にブレード支持剛性を2種以上とでき、好適な実施形態で異音を低減することができる。
請求項4に記載の発明では、ボス側リブ(113,115)は、ボス部(110)の内側に放射状に複数設けられている放射状リブ(115)であり、放射状リブ(115)は周方向に等間隔に形成されており、放射状リブ(115)がブレード(120)の数の整数倍ではない複数個設けられていることによってブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする。
本構成によれば、放射状リブ(115)の形成間隔を等間隔のまま、ブレード支持剛性を2種以上とできるため、放射状リブ(115)の不等間隔形成によるボス部における重量のアンバランスを生じることがない。また、放射状リブ(115)を等間隔に形成するため、製造が容易である。
請求項5に記載の発明では、ボス部(110)の円筒形状を構成する周側部(114)の高さ、幅のうち少なくとも1つが周方向において不均一に形成されていることによってブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする。
本構成によれば、周側部(114)の高さ、幅を不均一にすることで簡単にブレード支持剛性を2種以上とでき、好適な実施形態で異音を低減することができる。
請求項6に記載の発明では、送風流れに略対向するブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の負圧側面と、負圧側面の裏面に相当するブレードの正圧側面とのうち少なくともいずれかの面には、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が突出形成されており、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)は、ボス部(110)の中心から風上側端部までの距離(R11,R12,R13,R14,R15)が、ボス部(110)の中心から風下側端部までの距離(R12,R22,R23,R24,R25)より短く設定されているとともに、作動時の送風流れに沿うように滑らかに形成されており、複数のブレードにおける形成態様が異なることを特徴とする。
本構成によれば、ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)によって形成態様の異なるブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が形成されることによって、ブレード自体の剛性が異なる。すなわち、ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の共振周波数が異なるため、異音を低減することができる。なお、「形成態様」とは、リブ(121a,121b,121c,121d,121e)の有無や、ボス部(110)の中心から風上側端部までの距離(R11,R12,R13,R14,R15)、リブ(121a,121b,121c,121d,121e)の形状を示し、また、すべてのブレード(120a,120b,120c,120d,120e)における形成態様が必ずしも異なっている必要はない。
また、本構成によれば、ボス部(110)においてブレード支持剛性を異ならせたことにより生じる質量のアンバランスを、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)の形成によって調整することができる。
さらに、本構成によれば、ブレード表面における風流れを妨げることがない。
請求項7に記載の発明では、複数のブレード(120)に対応するそれぞれのブレード支持剛性が全て異なっていることを特徴とする。
本構成によれば、複数のブレード(120)に対応するブレード支持剛性が全て異なっており、すなわち、すべてのブレード(120)の共振周波数が異なることで、電動モータとの共振のタイミングを分散させることができる。よって、ある特定の周波数での音圧レベルの増長をさらに好適に抑制することができる。
請求項8に記載の発明では、複数のブレード(120)は、ボス部(110)の外周に等間隔に設けられていることを特徴とする。
本構成によれば、等間隔に設けられたブレード(120)によって、低騒音のファンであって、加えて、等間隔にすることによる均等な流れを形成して送風性能に優れたファンとすることができる。
請求項9に記載の発明では、円筒形状のボス部(110)と、ボス部(110)の外周に放射状に設けられる複数のブレード(120a,120b,120c,120d,120e)とを備える軸流式の送風ファンにおいて、送風流れに略対向するブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の負圧側面と、負圧側面の裏面に相当するブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の正圧側面とのうち少なくともいずれかの面には、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が突出形成されており、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)は、ボス部(110)の中心から風上側端部までの距離((R11,R12,R13,R14,R15)が、ボス部(110)の中心から風下側端部までの距離(R12,R22,R23,R24,R25)より短く設定されているとともに、作動時の送風流れに沿うように滑らかに形成されており、複数のブレードにおける形成態様が異なることを特徴とする。
本構成によれば、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が形成されることで、ブレード自体の剛性を異ならせている。すなわち、ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の共振周波数が異なるため、異音を低減することができる。
請求項10に記載の発明では、請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載の送風ファン(100A,100B,100C,100D,100E)と、送風ファン(100A,100B,100C,100D,100E)を回転駆動する電動モータ(300)と
を備えることを特徴とする。
本構成によれば、異音発生が低減された好適な送風機(10)として構成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した一実施形態における送風ファン(冷却ファン100A)を備える送風機10の概略構成を示す正面図である。
図1に示すように、送風機10は、送風ファンである冷却ファン100Aがシュラウド200内に配設されて、電動モータ300によって回転駆動されるいわゆる電動送風機である。
送風機10は、シュラウド200の四隅近傍に設けられた取付部250によって、自動車用ラジエータ(図示略)のエンジン側に固定され、ラジエータのコア部(図示略)に冷却用の空気を送風するものである。ここでは、車両のグリル側からエンジン側に向けて、すなわち、ラジエータのコア部から冷却ファン側に送風空気を吸引するいわゆる吸込み式の送風機としている。図1においては、紙面奥から手前側に送風される。
シュラウド200は、ガラス繊維を25〜30%程度含有するポリプロピレン材よりなり、上記したラジエータへの取付部250を含め、以下説明する各部位210〜240が射出成形により一体に形成されている。シュラウド200の外形形状は、ラジエータのコア部に対応する矩形状をなしており、その略中央には冷却ファン100Aを内包する環状のシュラウドリング部210が形成されている。このシュラウドリング部210は、冷却ファン100Aが後述する電動モータ300と共にシュラウド200に取り付けされた際に、冷却ファン100Aのリング部130(詳細後述)の径方向外側に位置するようになっている。
シュラウドリング部210とシュラウド200の矩形状外周部との間には、冷却ファン100Aの風上側に向けて拡がる導風部220が形成されている。
そして、シュラウドリング部210の中心には円形のモータ保持部230が形成されており、このモータ保持部230は、放射状に径方向外側へ延びてシュラウドリング部210に接続される複数のモータステー部240によって支持されている。
モータ保持部230には、電動モータ300が固定され、さらに、電動モータ300のシャフト(図示略)は、冷却ファン100Aのシャフト孔部112(詳細後述)に嵌入され、電動モータ300のシャフトと冷却ファン100Aとが固定されている。
なお、本実施形態の電動モータ300は、周知の直流フェライトモータであり、図示しないコントローラに接続されている。コントローラは、モータに流す電流のON−OFF時間の比率を変化させて平均電流値を可変するものであり、ラジエータの必要冷却能力に応じて、直結される冷却ファンの回転数を可変して送風量を調整する。
次に、冷却ファン100Aの構造について説明する。図2は、冷却ファン100Aを示す正面図であり、図3は、図2におけるIII−III部を示す断面図である。
冷却ファン100Aは、ガラス繊維を略20%含有するポリプロピレン材よりなる軸流ファンであり、図2に示すように、ボス部110、ブレード120、リング部130が射出成形により一体に形成されている。冷却ファン100A作動時の回転方向は、図2中に矢印で示す右方向としている。
ボス部110は、一方側(図2においては、紙面奥側)が閉塞された円筒形状をなしており、その軸心が回転作動時の回動軸となっている。ボス部110の外形は、円形状をなす閉塞された側の壁部111と、その壁部111の外周から突設される周側部114とで構成されている。壁部111の中心部には、電動モータ300のシャフトが嵌入されるシャフト孔部112が設けられている。
シャフト孔部112の外側には、シャフト孔部112よりも径大の円環状リブ113が突出形成されている。この円環状リブ113の径は、ボス部110の周側部114の径の約半分程度の大きさになっている。
さらに、この円環状リブ113の外周側には、円環状リブ113から径方向外側へ延びる放射状リブ115が、周方向において不等間隔に(例えば、P1<P2)複数(本実施形態では10個)配設されている。この放射状リブ115は、図3に示すように、ボス部110の壁部111から周側部114まで、ボス部110の内面に沿うように形成されている。
ボス部110の外周(周側部114の外側)には、周方向に複数(本実施形態では5枚)配設されて、それぞれが放射状に延びるブレード120が設けられている。ブレード120の外周縁部および内周縁部における各端部は、ボス部110の周方向において同一線上にはなく、回転方向側端部が他端部よりも風上に位置するように、ねじれた状態でボス部110に延設されている。
本実施形態では、冷却ファン100Aの外径は340mmの設定としている。なお、冷却ファン100Aの外径寸法については、車両への搭載性や必要とされる送風性能に応じて、250mm〜400mm程度の範囲で設定される。また、各リブ113,115の突出高さは1〜3mm程度の範囲で設定される。
そして、複数のブレード120の外周側には、複数のブレード120の外周側端部同士を接続する環状のリング部130が設けられている。
このように形成される送風機10においては、電動モータ300の作動によって、冷却ファン100Aが回転作動され、ラジエータのコア部に冷却用の空気を送風し、ラジエータにおける冷却水からの放熱を促進する。
ところで、上記構成の冷却ファン100Aでは、各ブレード120を支持するボス部110において、放射状リブ115が周方向において不等間隔(例えば、P1<P2)に形成されている。これにより、各ブレード120を支持する強度である各ブレード120に対応するブレード支持剛性が、ブレード120ごとに相違している。
ここで、図4は、回転数と、ブレード共振による騒音レベル(オーバオール値)との関係を説明する図であって、破線で示すグラフはブレード支持剛性が全て共通の場合(以下、従来例という。)であり、実線で示すグラフは本実施形態のようにブレード支持剛性がそれぞれ異なる場合を示している。図4に示されるように、従来例では特定の回転数(周波数)で騒音のレベルが一度に増長してしまうが、本実施形態では騒音のレベルが増長するタイミングが5つの周波数に分散され、そのレベルも従来例において一度に増長する場合のレベルよりも低くなる。
つまり、ブレード120は、図4に示すように、電動モータ300で発生するトルク変動の周波数が回転数に応じて変化し、ブレード120の共振周波数が一致した場合に、特定の回転数で振動して騒音を増大させる。これは、電動モータ300に発生する振動がブレード120に伝搬し、ブレード120が特定の周波数(共振周波数)で共振してしまうためである。
本実施形態においては、各ブレード120はそれぞれ特定の周波数で共振するものの、上記したように各ブレード120の支持剛性がブレード120ごとに相違しており、各ブレード120はそれぞれ独自の共振周波数を有している。すなわち、共振する周波数がブレード120ごとに異なっているため、図4に示すように、複数枚のブレード120が特定の周波数において一度に共振することがない。したがって、共振時における音圧レベルの増長を抑制することができ、異音を低減することができる。
また、本実施形態では、ブレード120にリブを設けるのではなく、ボス部110においてブレード支持剛性を異ならせているため、送風機10作動時において風流れが妨げられることもない。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態における冷却ファン100Bを示す正面図である。なお、本実施形態では、第1実施形態と共通する構成部材には第1実施形態と同様の符号を付しており、以下、第1実施形態との相違部分に着目して説明することとする。なお、以下の実施形態においても同様である。
図5に示すように、本実施形態では、ボス部110に形成される放射状リブ115が等間隔に形成されている点が上記第1実施形態とは異なる。本実施形態では、放射状リブ115が等間隔に12個(ブレードの数の整数倍ではない数)形成されている。ブレード120の数は、上記第1実施形態と同様に5枚である。
このように、放射状リブ115の形成個数を、ブレードの数の整数倍(例えば、本実施形態では10個、15個等)ではない数にすることにより、各ブレード120に対応するブレード支持剛性を不均一にすることができる。
この結果、上記第1実施形態と同様に異音低減の効果を奏することができる。また、放射状リブ115を等間隔に形成するため、冷却ファン100の製造が容易である。さらに、ボス部110において重量バランスがとれているため、重量のアンバランスによってボス部110が振動する虞も回避できる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態における冷却ファン100Cを示す正面図である。本実施形態では、ボス部110の構成については上記第2実施形態と略同様であって、等間隔に10個形成されている。
本実施形態では、ブレード(第1ブレード120aから右回りに順に、第2ブレード120b、第3ブレード120c、第4ブレード120d、第5ブレード120e)に、ブレード側リブ(第1ブレード120aに形成される第1リブ121a、第2ブレード120bに形成される第2リブ121b、第3ブレード120cに形成される第3リブ121c、第4ブレード120dに形成される第4リブ121d、第5ブレード120eに形成される第5リブ121e)が形成されている点が上記第2実施形態とは異なる。
ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eは、ブレード120a,120b,120c,120d,120eの負圧側(風上側面)となる面に形成されている。ここで、第1リブ121aは、ボス部110の中心cから風上側端部までの距離R11が、ボス部110の中心cから風下側端部までの距離R21より短く、正面視において風上側端部から風下側端部へ向けて径方向外側へ膨らんだ滑らかな曲線を描くように形成されている。
第2リブ〜第5リブ(121b,121c,121d,121e)についても同様であって、風上側端部までの距離R12,R13,R14,R15が風下側端部までの距離R22,R23,R24,R25より短くなっている。
そして、本実施形態では、距離R11<R12<R13<R14<R15、R21<R22<R23<R24<R25となっており、第1リブ121aが最も径方向内側に位置し、第2リブ121b、第3リブ121c、第4リブ121d、第5リブ121e、の順に徐々に径方向外側に位置するようになっている。すなわち、ブレード120a,120b,120c,120d,120eごとにリブ121a,121b,121c,121d,121eの形成位置が若干ずつ異なっている。
なお、各リブ121a,121b,121c,121d,121eの延設方向に直交する断面形状は略長方形状となっている。
本構成によれば、ブレード120a,120b,120c,120d,120e自体にそれぞれ位置をずらしてリブ121a,121b,121c,121d,121eが形成されていることで、各ブレード120a,120b,120c,120d,120eの剛性(ブレード剛性)がそれぞれ異なっている。
このため、各ブレード120a,120b,120c,120d,120eはそれぞれ独自の共振周波数を有しており、上記各実施形態と同様に、同一周波数で共振することがないため、共振時における音圧レベルを低減することができる。また、本実施形態におけるリブ121a,121b,121c,121d,121eは、風上側端部を風下側端部よりも径方向内側に位置するようにし(例えばR11<R21)、かつ、風上側端部から風下側端部へ向けて径方向外側へ膨らんだ滑らかな曲線を描くように形成されている。つまり、送風機10作動時の風流れに沿っているため、リブ形成によりその風流れが妨げられることがない。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態における冷却ファン100Dを示す正面図である。本実施形態では、ブレード120a,120b,120c,120d,120eにブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eが形成されている点は上記第3実施形態と同様であるが、ボス部110内の放射状リブ115の形成態様が異なっている。
放射状リブ115は、不等間隔に全部で15個形成されている。第1ブレード120aの基部に5個、第2ブレード120bの基部に4個、第3ブレード120cの基部に3個、第4ブレード120dの基部に2個、第5ブレード120eの基部に1個それぞれ形成されている。
ここで、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eが径方向外側にあるほど、そのリブ121a,121b,121c,121d,121eの重みによる影響(回転時のブレードの振動)は大きくなる。回転時、ブレード120a,120b,120c,120d,120eには遠心力が作用し、リブ121a,121b,121c,121d,121eの重量による遠心力は中心からの距離に比例するからである。本実施形態では、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eが径方向外側にあるブレード120a,120b,120c,120d,120eほど、その基部に形成される放射状リブ115の数が少なくなるようにしている。
このように、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121e形成による重量のアンバランスを放射状リブ115の数で調整することで、質量のアンバランスにより発生する振動・騒音を低減することができる。
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態における冷却ファン100Eを示す正面図である。本実施形態では、ボス部110の周側部114の板厚が不均一である点が上記各実施形態と異なっている。
本実施形態のボス部110の周側部114は、周側部114の内周側を形成する内周円の中心が外周側を形成する外周円の中心から偏心している。これによって、第1ブレード120aの基部における周側部114の厚みt1、第2ブレード120bの基部における周側部114の厚みt2、第3ブレード120cの基部における周側部114の厚みt3、第4ブレード120dの基部における周側部114の厚みt4、第5ブレード120eの基部における周側部114の厚みt5がそれぞれ異なっている。
また、最も大きな厚みt3に対応する第3ブレード120cに対向する位置であって、第1ブレード120aと第5ブレード120eとの間に位置するボス部110には、錘116が、外周円側から内側に突出するように設けられている。この錘116は、例えば、金属、あるいはボス部110と一体に形成される樹脂の肉部等で形成され、ボス部110における質量のアンバランスを解消する作用を有する。
本実施形態によれば、ボス部110の厚みt1,t2,t3,t4,t5を異ならせることで、各ブレード120a,120b,120c,120d,120eに対応するブレード支持剛性を不均一にすることができる。
この結果、上記各実施形態と同様に、異音低減の効果を奏することができる。また、ボス部110の厚みt1,t2,t3,t4,t5を異ならせたことによって生じるボス部110における質量のアンバランスは、ボス部110の所定部位に錘116を設けることによって解消されているため、質量のアンバランスにより発生するボス部110の振動を抑制することができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、放射状リブ115を不等間隔に形成することでブレード支持剛性を異ならせたが、放射状リブ115は等間隔に形成し、その突出高さもしくは厚みを変更することでブレード支持剛性を異ならせるようにしてもよい。
または、円環状リブ113の突出高さもしくは厚みを周方向に変更して実施してもよい。
さらに、放射状リブ115の不等間隔、放射状リブ115および円環状リブ113の突出高さ・厚みの組み合わせにより実施することも可能である。また、放射状リブ115および円環状リブ113の突出高さや厚みの度合いは適宜設計変更可能である。
上記第5実施形態では、ボス部110の周側部114の厚みt1,t2,t3,t4,t5を不均一にしてブレード支持剛性を異ならせたが、厚みは均一で、周側部114の高さを変更することでブレード支持剛性を異ならせるようにしてもよい。
上記第5実施形態において、ボス部110の質量のアンバランスを解消するため錘116を設けたが、ボス部110の厚みの相違の度合いが小さく質量のアンバランスによる振動の影響が小さいようであれば、錘116は設けない構成としてもよい。
逆に、上記第1実施形態および第4実施形態において、放射状リブ115を不等間隔に設けることでボス部110の重量のアンバランスの程度が大きいようであれば、ブレード支持剛性を考慮しつつ質量調整用の錘を設けるように構成してもよい。
上記第3、第4実施形態では、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eを、ブレード120a,120b,120c,120d,120eの負圧側(風上側面)となる面に形成したが、正圧側(風下側面)となる面に形成しても良いし、これら両面に形成しても良い。
また、上記実施形態では、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eの延設方向に直交する断面形状は略長方形状としたが、半円形状等その他の形状でも良い。
さらに、上記実施形態では、第1ブレード120aから第5ブレード120eの順に、距離R11<R12<R13<R14<R15、R21<R22<R23<R24<R25となるようにしたが、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121eの形成位置の変化は、この形態に限られない。また、ブレード側リブが形成されないブレードを採用しても良い。
上記各実施形態では、複数のブレード120a,120b,120c,120d,120eに対応するブレード支持剛性もしくは、ブレード側リブ121a,121b,121c,121d,121e形成によるブレード剛性を全て異ならせるようにしたが、少なくとも2種以上であればよく、必ずしも全てを異ならせる必要はない。
上記各実施形態において、放射状リブ115は、円環状リブ113の外周から設けられるように構成したが、円環状リブ113の内側から(シャフト孔部112の外周から)設ける構成としてもよい。この場合、作動時におけるボス部110の変形をより効果的に抑制することができる。
上記各実施形態では、リング部130が形成されるタイプの冷却ファン100A,100B,100C,100D,100Eとして実施したが、リング部130を有さない冷却ファンとして構成してもよい。
本発明の第1実施形態における冷却ファンを備える送風機の概略構成を示す正面図である。 本発明の第1実施形態における冷却ファンを示す正面図である。 図2におけるIII−III部を示す断面図である。 回転数と、ブレード共振による騒音レベルとの関係を説明する図である。 本発明の第2実施形態における冷却ファンを示す正面図である。 本発明の第3実施形態における冷却ファンを示す正面図である。 本発明の第4実施形態における冷却ファンを示す正面図である。 本発明の第5実施形態における冷却ファンを示す正面図である。
符号の説明
10 送風機
100 冷却ファン(送風ファン)
110 ボス部
113 円環状リブ(ボス側リブ、リブ)
114 周側部
115 放射状リブ(ボス側リブ、リブ)
120,120a,120b,120c,120d,120e ブレード
121a,121b,121c,121d,121e ブレード側リブ
300 電動モータ

Claims (10)

  1. 円筒形状のボス部(110)と、
    当該ボス部(110)の外周に放射状に設けられる複数のブレード(120)と
    を備える軸流式の送風ファンにおいて、
    前記ボス部(110)が前記ブレード(120)を支持する強度であって複数の前記ブレード(120)に対応するそれぞれのブレード支持剛性が、2種以上とされていることを特徴とする送風ファン。
  2. 前記ボス部(110)の内側にはボス側リブ(113,115)が突出して周方向に配置形成されており、
    当該ボス側リブ(113,115)の、突出高さ、幅のうち少なくとも1つを前記周方向において不均一にすることで前記ブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の送風ファン。
  3. 前記ボス側リブ(113,115)は、前記ボス部(110)の内側に放射状に複数設けられている放射状リブ(115)であり、
    当該放射状リブ(115)が前記周方向に不等間隔に形成されることによって前記ブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする請求項2に記載の送風ファン。
  4. 前記ボス側リブ(113,115)は、前記ボス部(110)の内側に放射状に複数設けられている放射状リブ(115)であり、
    当該放射状リブ(115)は前記周方向に等間隔に形成されており、当該放射状リブ(115)が前記ブレード(120)の数の整数倍ではない複数個設けられていることによって前記ブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする請求項2に記載の送風ファン。
  5. 前記ボス部(110)の円筒形状を構成する周側部(114)の高さ、幅のうち少なくとも1つが周方向において不均一に形成されていることによって前記ブレード支持剛性が2種以上とされていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の送風ファン。
  6. 送風流れに略対向する前記ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の負圧側面と、当該負圧側面の裏面に相当する前記ブレードの正圧側面とのうち少なくともいずれかの面には、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が突出形成されており、
    当該ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)は、前記ボス部(110)の中心から風上側端部までの距離(R11,R12,R13,R14,R15)が、前記ボス部(110)の中心から風下側端部までの距離(R12,R22,R23,R24,R25)より短く設定されているとともに、作動時の送風流れに沿うように滑らかに形成されており、複数の前記ブレードにおける形成態様が異なることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の送風ファン。
  7. 複数の前記ブレード(120)に対応するそれぞれの前記ブレード支持剛性が全て異なっていることを特徴とする請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の送風ファン。
  8. 複数の前記ブレード(120)は、前記ボス部(110)の外周に等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の送風ファン。
  9. 円筒形状のボス部(110)と、
    当該ボス部(110)の外周に放射状に設けられる複数のブレード(120a,120b,120c,120d,120e)と
    を備える軸流式の送風ファンにおいて、
    送風流れに略対向する前記ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の負圧側面と、当該負圧側面の裏面に相当する前記ブレード(120a,120b,120c,120d,120e)の正圧側面とのうち少なくともいずれかの面には、ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)が突出形成されており、
    当該ブレード側リブ(121a,121b,121c,121d,121e)は、前記ボス部(110)の中心から風上側端部までの距離((R11,R12,R13,R14,R15)が、前記ボス部(110)の中心から風下側端部までの距離(R12,R22,R23,R24,R25)より短く設定されているとともに、作動時の送風流れに沿うように滑らかに形成されており、複数の前記ブレードにおける形成態様が異なることを特徴とする送風ファン。
  10. 請求項1〜請求項9のうちいずれか一項に記載の送風ファン(100A,100B,100C,100D,100E)と、
    当該送風ファン(100A,100B,100C,100D,100E)を回転駆動する電動モータ(300)と
    を備えることを特徴とする送風機。
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