JP2009029748A - ナガイモを用いた大腸ガン抑制剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】人体に投与するに当たり安全性が高く、且つ優れた生理活性効果を発揮できる有用作物を提供し、また、そのような有効成分を含む食品を提供する。
【解決手段】ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤。この大腸ガン抑制剤を含む食品。
【選択図】図1
【解決手段】ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤。この大腸ガン抑制剤を含む食品。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナガイモを用いた大腸ガン抑制剤およびこの大腸ガン抑制剤含む食品に関する。本発明の大腸ガン抑制剤は大腸ガンの発症を抑制し、大腸ガンを予防するのに有効である。
ナガイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属(英名でYam)に属している草本蔓性の多年草である。ヤマノイモ属の食用種はおよそ50種に達しており、一つの属でこれほど多くの種が食用に供されている属は他には無い。ヤマノイモ属の多くは熱帯を起源としているが、ナガイモは温帯地方を起源にしている珍しい種であり、東アジア圏で古くから食されている。我が国における主な生産地は北海道、東北および長野県などで、比較的冷涼な地域で栽培されている。特に北海道十勝産のナガイモは、近年台湾等へ輸出もされており、その品質の国際的な評価は高い。
ナガイモは、我が国においては、独特の食感や、良好な風味によって、生鮮野菜として、日常的に摂取されている。また中国や台湾において、薬効のある作物として珍重されている。ナガイモの食用に供される部分は塊茎部分であり、我が国においては、古来より滋養強壮、消化促進効果を有することが伝承的に言われている。また、ナガイモはデンプンが非加熱の状態でα化デンプンに近い性状をしていること、あるいは生状態で独特の食感(粘性)や風味を示すこと等により、主に生食として利用されている。一方、中国や台湾においてはナガイモの乾燥物ならびに加熱乾燥物が薬効のある作物として珍重され、漢方薬「サンヤク」として用いられており、その効能は滋養強壮ならびに止瀉(下痢を抑える)とされている。
ナガイモを含むヤマノイモ属の健康機能性に関する論文はあまり多くはないが、ホモシステイン血症モデルラットにおける食餌性ヤマノイモ属凍結乾燥粉末(D.alata:主に東南アジアで食用に供されているヤマノイモ属)の抗酸化作用(非特許文献1)、ヤマノイモ属の主要な貯蔵蛋白質(dioscorin)(非特許文献2)を用いた試験管内における抗酸化活性(非特許文献3)、アンギオテンシン変換酵素阻害活性(非特許文献4)、トリプシン阻害活性(非特許文献5)、および腸管の煽動運動活性化(非特許文献6)、などの種々の機能性が報告されている。
一方、近年我が国では大腸ガンを始めとする下部消化器ガンが増加傾向にあり、これは食物繊維摂取量の顕著な減少や動物性油脂の摂取量の増大など、いわゆる食の欧米化が原因の一つと考えられている。ゆえにそれを防ぐ食材ならびに食品の研究・開発が待たれている。
Chang, S. J.; Lee, Y. C.; Liu, S. Y.; Chang, T. W., Chinese yam (Dioscorea alata cv. Tainung No. 2) feeding exhibited antioxidative effects in hyperhomocysteinemia rats. J Agric Food Chem 2004, 52, (6), 1720-5. Shewry, P. R., Tuber storage proteins. Ann Bot (Lond) 2003, 91, (7), 755-69. Hou, W. C.; Lee, M. H.; Chen, H. J.; Liang, W. L.; Han, C. H.; Liu, Y. W.; Lin, Y. H., Antioxidant activities of dioscorin, the storage protein of yam (Dioscorea batatas Decne) tuber. J Agric Food Chem 2001, 49, (10), 4956-60. Hsu, F. L.; Lin, Y. H.; Lee, M. H.; Lin, C. L.; Hou, W. C., Both dioscorin, the tuber storage protein of yam (Dioscorea alata cv. Tainong No. 1), and its peptic hydrolysates exhibited angiotensin converting enzyme inhibitory activities. J Agric Food Chem 2002, 50, (21), 6109-13. Hou, W. C.; Liu, J. S.; Chen, H. J.; Chen, T. E.; Chang, C. F.; Lin, Y. H., Dioscorin, the major tuber storage protein of yam (Dioscorea batatas decne) with carbonic anhydrase and trypsin inhibitor activities. J Agric Food Chem 1999, 47, (5), 2168-72. Jeon, J. R.; Lee, J. S.; Lee, C. H.; Kim, J. Y.; Kim, S. D.; Nam, D. H., Effect of ethanol extract of dried Chinese yam (Dioscorea batatas) flour containing dioscin on gastrointestinal function in rat model. Arch Pharm Res 2006, 29, (5), 348-53.
Chang, S. J.; Lee, Y. C.; Liu, S. Y.; Chang, T. W., Chinese yam (Dioscorea alata cv. Tainung No. 2) feeding exhibited antioxidative effects in hyperhomocysteinemia rats. J Agric Food Chem 2004, 52, (6), 1720-5. Shewry, P. R., Tuber storage proteins. Ann Bot (Lond) 2003, 91, (7), 755-69. Hou, W. C.; Lee, M. H.; Chen, H. J.; Liang, W. L.; Han, C. H.; Liu, Y. W.; Lin, Y. H., Antioxidant activities of dioscorin, the storage protein of yam (Dioscorea batatas Decne) tuber. J Agric Food Chem 2001, 49, (10), 4956-60. Hsu, F. L.; Lin, Y. H.; Lee, M. H.; Lin, C. L.; Hou, W. C., Both dioscorin, the tuber storage protein of yam (Dioscorea alata cv. Tainong No. 1), and its peptic hydrolysates exhibited angiotensin converting enzyme inhibitory activities. J Agric Food Chem 2002, 50, (21), 6109-13. Hou, W. C.; Liu, J. S.; Chen, H. J.; Chen, T. E.; Chang, C. F.; Lin, Y. H., Dioscorin, the major tuber storage protein of yam (Dioscorea batatas decne) with carbonic anhydrase and trypsin inhibitor activities. J Agric Food Chem 1999, 47, (5), 2168-72. Jeon, J. R.; Lee, J. S.; Lee, C. H.; Kim, J. Y.; Kim, S. D.; Nam, D. H., Effect of ethanol extract of dried Chinese yam (Dioscorea batatas) flour containing dioscin on gastrointestinal function in rat model. Arch Pharm Res 2006, 29, (5), 348-53.
上記ように、ナガイモについてその健康機能性を評価する論文等は数件しかなく(主にin vitro系におけるラジカル消去活性効果)、機能性の解明はほとんど進んでいない。ましてや、大腸ガンの発症を抑制との関係について言及する論文はない。
一方、安全性が高く、大腸ガンの発症を抑制できる物質の提供も待たれている。
そこで本発明の目的は、人体に投与するに当たり安全性が高く、且つ優れた生理活性効果を発揮できる有用作物を提供し、また、そのような有効成分を含む食品を提供することである。より具体的には、本発明の目的は、安全性が高く、大腸ガンの発症を抑制できる物質の提供と、この物質を用いた食品の提供にある。
本発明者らは、ナガイモの生体機能性を発見すべく研究を重ねた結果、大腸ガン予防効果を見出した。具体的には、マウスを用いた化学発ガンモデル系を使用して、ナガイモの加熱および生乾燥粉末を食餌として投与した結果、大腸ガン発症の第1段階である大腸腺腫( 前ガン病変( A : A C F ))の発生が、無投与群(コントロール)と比較して有意に減少することを見出した。この結果から、ナガイモの乾燥粉末に大腸ガン発症予防効果が期待できる。
従って本発明は、ナガイモ粉末本体の大腸ガン予防剤といえる。本発明はまた、上記大腸ガン抑制剤を配合した食品にも向けられている。
上記課題を解決する本発明は、以下のとおりである。
[1]ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤。
[2]前記加熱乾燥粉末は、ナガイモをすりおろし処理し、90〜100℃で加熱処理し、乾燥して得られた粉末である[1]に記載の大腸ガン抑制剤。
[3]前記生凍結乾燥粉末は、ナガイモを断片化し、凍結乾燥して得られた粉末である[1]に記載の大腸ガン抑制剤。
[4]大腸ガン発症を抑制する効果を有する[1]〜[3]のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤。
[5][1]〜[4]のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤を含む食品。
[6]前記食品が飲料、菓子類、または加工食品原料である[5]に記載の食品。
[1]ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤。
[2]前記加熱乾燥粉末は、ナガイモをすりおろし処理し、90〜100℃で加熱処理し、乾燥して得られた粉末である[1]に記載の大腸ガン抑制剤。
[3]前記生凍結乾燥粉末は、ナガイモを断片化し、凍結乾燥して得られた粉末である[1]に記載の大腸ガン抑制剤。
[4]大腸ガン発症を抑制する効果を有する[1]〜[3]のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤。
[5][1]〜[4]のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤を含む食品。
[6]前記食品が飲料、菓子類、または加工食品原料である[5]に記載の食品。
本発明の大腸ガン抑制剤は、嗜好性も高くかつ人体にきわめて安全であり、大腸ガンの発症を予防するのに有用である。本発明の大腸ガン抑制剤は日常的に摂取することができる。また、本発明の大腸ガン抑制剤は、大腸ガンの治療中、又は大腸ガンの治療後に転移を予防するために使用することができる。本発明の大腸ガン抑制剤を配合した食品は、該大腸ガン抑制剤の有効成分を簡便に摂取するのに有利である。
本発明は、ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤に関する。
ナガイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属(英名でYam)に属している草本蔓性の多年草である。ヤマノイモ属の食用種はおよそ50種に達する。本発明で用いるナガイモは、成分的には大きな差はないため、どのナガイモを原料としてもよい。但し、北海道十勝産のナガイモは、他県産と比較して、栽培規模が大きくかつ、春と秋に収穫できるため、通年に渡り安定的に供給できる利点がある。
本発明の大腸ガン抑制剤に含有される加熱乾燥粉末は、例えば、ナガイモをすりおろし処理し、90〜100℃で加熱処理し、乾燥して得られた粉末であることができる。ナガイモのすりおろし処理は、ナガイモを洗浄し、表皮を剥離した後に行うことができる。すりおろし処理は、例えば、ミートチョッパーにてスクリュー刃により、例えば、厚さ3mmのサイズ以下に破砕することによって行うことができる。
すりおろし処理したナガイモは、次いで90〜100℃で加熱処理される。加熱処理は、好ましくは100℃に設定されたレトルト殺菌機を用いて、例えば、50〜100分程度行うことができる。
加熱処理したナガイモは、次いで、凍結乾燥して加熱乾燥粉末が得られる。凍結乾燥は、例えば、ナガイモを−30℃〜−35℃で予備凍結した後、真空凍結乾燥(品温50℃、棚温80℃、24時間)することで行うことができる。
凍結乾燥品は、塊になっている場合があるので、そのような場合には、凍結乾燥品を粉砕して粉末化することができる。
本発明の大腸ガン抑制剤に含有される生凍結乾燥粉末は、例えば、ナガイモを断片化し、凍結乾燥して得られた粉末であることができる。ナガイモの断片化は、ナガイモを洗浄し、表皮を剥離した後に行うことができる。ナガイモの断片化は、例えば、ミートチョッパーにてスクリュー刃により、例えば、厚さ3mmのサイズ以下に破砕することによって行うことができる。
断片化したナガイモは、次いで、凍結乾燥して生凍結乾燥粉末が得られる。凍結乾燥は、例えば、ナガイモを−30℃〜−35℃で予備凍結した後、真空凍結乾燥(品温50℃、棚温80℃、24時間)することで行うことができる。
凍結乾燥品は、塊になっているので、そのような場合には、凍結乾燥品を粉砕して粉末化することができる。
本発明の大腸ガン抑制剤は、大腸ガン発症を抑制する効果を有するものである。大腸ガン発症を抑制する効果は、例えば、一日当たり、体重1kg当たり、1〜100gの上記加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を、1回または数回に分けて摂取することで得られる。
本発明の大腸ガン抑制剤は、上記加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末のみなからなってもよいが、必要に応じて、以下の添加剤を共存させてもよい。添加剤の例としては、デンプン類、各種蛋白素材、食用界面活性剤、食用油脂類、各種ビタミン、ミネラル粉末等を挙げることができる。但し、これらに限定される意図ではない。
本発明は、上記本発明の大腸ガン抑制剤を含む食品に関する。
上記本発明の大腸ガン抑制剤を含む食品には、特に制限はないが、例えば、ナガイモ粉末を用いた飲料、菓子類その他加工食品原料等を挙げることができる。
上記本発明の大腸ガン抑制剤を含む食品には、特に制限はないが、例えば、ナガイモ粉末を用いた飲料、菓子類その他加工食品原料等を挙げることができる。
以下本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1
1.ナガイモの選択
北海道帯広市川西農協より購入したナガイモを用いた。
1.ナガイモの選択
北海道帯広市川西農協より購入したナガイモを用いた。
2.ナガイモの加工方法
生ナガイモ粉:ナガイモを洗浄の後、表皮を剥離、厚さ3mmにスライスした後、−30℃〜−35℃で予備凍結した後、真空凍結乾燥(品温50℃、棚温80℃、24時間)した。その後粉砕し、生ナガイモ粉を作製した。
生ナガイモ粉:ナガイモを洗浄の後、表皮を剥離、厚さ3mmにスライスした後、−30℃〜−35℃で予備凍結した後、真空凍結乾燥(品温50℃、棚温80℃、24時間)した。その後粉砕し、生ナガイモ粉を作製した。
加熱ナガイモ粉:ナガイモを洗浄の後、表皮を剥離し、すりおろした後、100℃、80minレトルト殺菌機で加熱(中心温度で95〜98℃、25min)した後、−30℃〜−35℃で予備凍結した後、真空凍結乾燥(品温50℃、棚温80℃、24時間)した。その後粉砕し、加熱ナガイモ粉を作製した。
3.In vivoにおける大腸腺腫の発症を抑制する効果の試験
(i)実験動物ならびに試験飼料
4週齢のBALB/c雄マウス((株)日本クレア)40匹を用い、コントロール群、群の4群に分け、各群10匹とした。
マウスは購入後、市販固形飼料で1週間飼育後、各群に応じてAIN-93G(American Institute of Nutrition, J. Nutr.)を基にした試験食で飼育した。なお、ナガイモ食についてはAIN-93Gのコーンスターチ部分をナガイモ粉末に置き換えた。置き換えに当たり、5訂食品成分表を参考に、炭水化物の量を統一した。なお食餌、飲水は各群とも自由摂取とした。各試験食の組成を下記表1に示す。
(i)実験動物ならびに試験飼料
4週齢のBALB/c雄マウス((株)日本クレア)40匹を用い、コントロール群、群の4群に分け、各群10匹とした。
マウスは購入後、市販固形飼料で1週間飼育後、各群に応じてAIN-93G(American Institute of Nutrition, J. Nutr.)を基にした試験食で飼育した。なお、ナガイモ食についてはAIN-93Gのコーンスターチ部分をナガイモ粉末に置き換えた。置き換えに当たり、5訂食品成分表を参考に、炭水化物の量を統一した。なお食餌、飲水は各群とも自由摂取とした。各試験食の組成を下記表1に示す。
2)ナガイモは試料成分であるコーンスターチと置換した(5訂食品成分表を参照して、デ ンプン含量を調整した)
(i)ACF測定法による評価
試験食投与1週間後よりDMH(1,2-dimethylhydrazine dihydrochloride、大腸ガン誘発物質)を30mg/kg body weightで週1回腹腔内投与した。8週間試験食で飼育した後、24時間絶食後、屠殺し、大腸を摘出した。
試験食投与1週間後よりDMH(1,2-dimethylhydrazine dihydrochloride、大腸ガン誘発物質)を30mg/kg body weightで週1回腹腔内投与した。8週間試験食で飼育した後、24時間絶食後、屠殺し、大腸を摘出した。
摘出した大腸の内容物を滅菌した生理食塩水で洗い出した後、大腸を切り開き、幅、長さを測定した。その後、4%ホルマリンで固定し、0.3%メチレンブルー染色し、顕微鏡下で大腸腺腫(Aberrant Crypt Foci:ACF)数を計測した。なお有意差の判定は、一元分散分析の後、Scheffeの多重比較検定により評価を行った。その結果を下記表2に示す。
ACF数は加熱および生ナガイモ粉末投与群でコントロール群に比べて、有意に減少した(図1)。なお、試験飼育期間中の体重変化に有意差はなかった。(図2)
作製例(ナガイモを用いた菓子(ナガイモ団子))
加熱ナガイモ粉末(未発明)、白玉粉、糖類(ショ糖など)を適宜添加し、よく混和した後、水を加え、粘性を持たせ団子様の性状にし、本発明のナガイモ末を用いた製品とする。
加熱ナガイモ粉末(未発明)、白玉粉、糖類(ショ糖など)を適宜添加し、よく混和した後、水を加え、粘性を持たせ団子様の性状にし、本発明のナガイモ末を用いた製品とする。
本発明は、食品産業の分野で有用である。
Claims (6)
- ナガイモの加熱乾燥粉末または生凍結乾燥粉末を有効成分として含有する大腸ガン抑制剤。
- 前記加熱乾燥粉末は、ナガイモをすりおろし処理し、90〜100℃で加熱処理し、乾燥して得られた粉末である請求項1に記載の大腸ガン抑制剤。
- 前記生凍結乾燥粉末は、ナガイモを断片化し、凍結乾燥して得られた粉末である請求項1に記載の大腸ガン抑制剤。
- 大腸ガン発症を抑制する効果を有する請求項1〜3のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の大腸ガン抑制剤を含む食品。
- 前記食品が飲料、菓子類、または加工食品原料である請求項5に記載の食品。
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JP2007196081A JP2009029748A (ja) | 2007-07-27 | 2007-07-27 | ナガイモを用いた大腸ガン抑制剤 |
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---|---|---|---|---|
KR101526061B1 (ko) * | 2013-09-03 | 2015-06-05 | 탁상훈 | 마를 주성분으로 함유하는 과립형 제제 및 그 제조 방법 |
KR101904609B1 (ko) * | 2016-10-24 | 2018-10-08 | 경상북도(관련부서:경상북도산림자원개발원) | 대장암 억제 효능을 가진 부채마 함유 조성물 |
WO2021066429A1 (ko) * | 2019-10-01 | 2021-04-08 | 경북대학교 산학협력단 | 마 유래 세포외 소포체 및 이의 용도 |
-
2007
- 2007-07-27 JP JP2007196081A patent/JP2009029748A/ja active Pending
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KR101526061B1 (ko) * | 2013-09-03 | 2015-06-05 | 탁상훈 | 마를 주성분으로 함유하는 과립형 제제 및 그 제조 방법 |
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